JPH0448265Y2 - - Google Patents

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JPH0448265Y2
JPH0448265Y2 JP5395287U JP5395287U JPH0448265Y2 JP H0448265 Y2 JPH0448265 Y2 JP H0448265Y2 JP 5395287 U JP5395287 U JP 5395287U JP 5395287 U JP5395287 U JP 5395287U JP H0448265 Y2 JPH0448265 Y2 JP H0448265Y2
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adhesive
cylindrical body
floor surface
roller
axial direction
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JP5395287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ビニタイル等の床材を接着するため
に床面に粘性の高い接着剤を塗布する作業等に活
用出来る接着剤塗布装置に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、ビニタイル等の床材を接着する場合、先
端縁に10mm程度の間隔で切り込みを入れた専用の
ヘラで例えば高粘度の酢酸ビニール系接着剤を、
複数枚の床材を接着し得る領域に延ばし、当該接
着剤を盛り上がつた線状に塗布していた。このよ
うに接着剤を全面に塗布しないで線状に盛り上げ
て塗布するのは、接着剤の表面積を出来る限り小
さくして自然乾燥を遅らせることにより、接着剤
を床面上に配つてから床材を張り付ける迄の時間
を長くとれる、換言すれば一度に接着剤を塗布出
来る面積を大きくし得ることと、塗布した接着剤
の上に載せられた床材を、線状に盛り上がつてい
る接着剤を押し潰すように押さえ付けながら容易
に移動させて位置決めし得るからである。
然しながら上記の専用ヘラを使用する従来の作
業方法は、接着剤を容器から床面上へ適量とつて
これを当該ヘラで引き延ばす作業を、腰を落とし
て屈んだ姿勢で行わなければならないので、作業
能率が悪く、しかも重労働となつていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決する
のに役立つ接着剤塗布装置を提案するものであつ
て、その特徴は、軸心の回りで自転可能に支承さ
れた円筒体、この円筒体の周面を被塗布面から浮
かすための軸心方向複数個の大径車輪部、及び前
記円筒体の内部に接着剤を供給する管路を備え、
前記円筒体の周面には内部に供給された接着剤を
吐出する小孔を適当な配列で形成した点にある。
(考案の作用) 上記のような本考案の塗布装置によれば、周知
の塗料圧送型ローラー塗装器を取り扱う場合と同
様に、ポンプ又は加圧タンクを利用して接着剤を
前記管路より円筒体内に供給しながら当該円筒体
を被塗布面、例えば床面上で転動させることによ
り、前記円筒体の接着剤吐出小孔から吐出する接
着剤が床面上に塗布されるのであるが、当該接着
剤吐出小孔を有する円筒体周面は前記大径車輪部
の存在により床面上から一定距離、例えば2〜3
mm離れた位置に保たれているので、前記接着剤吐
出小孔から吐出する接着剤を円筒体周面で床面上
に押し広げることがなく、当該小孔の配列状態の
まま吐出接着剤を床面上に転写することが出来る
のである。
従つて、例えば円筒体の軸方向一定間隔置きの
位置で周方向に小間隔置きに前記接着剤吐出小孔
を形成するときは、従来の専用ヘラを使用した場
合と殆ど同様に複数条の盛り上がつた線状に接着
剤を塗布することが出来る。又、前記接着剤吐出
小孔を円筒体の軸方向及び周方向の何れにも適当
に広げて分散配置するときは、接着剤を盛り上が
つた点状に塗布することが出来る。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明すると、第1図に於いて、1は接着剤供
給用管路を兼用するハンドル2と塗布ローラー3
とから成る本考案の塗布装置であり、4はタンク
5から高粘度の接着剤6を前記塗布装置1にホー
ス7を介して圧送するポンプである。このように
ポンプ4を利用して接着剤6を直接圧送する代わ
りに、加圧ポンプ8によつて加圧される加圧タン
ク9を利用しても良い。
前記塗布装置1のハンドル2の一端には開閉弁
10を備えたグリツプ11が設けられ、他端は第
2図にも示すように前記グリツプ11に対して直
角T形に折曲され、ローラー支承部12を構成し
ている。このローラー支承部12には軸方向複数
箇所に接着剤流出孔13が設けられ、前記塗布ロ
ーラー3のコアー部14が前記ローラー支承部1
2に回転のみ可能に支承されている。前記塗布ロ
ーラー3は、前記コアー部14と、当該コアー部
14に対して前記ハンドル2のある側とは反対側
から軸方向抜き差し自在に外嵌する円筒体15と
から構成されている。前記コアー部14のハンド
ル2側の端部には、前記円筒体15より大径で小
巾の車輪部16が同心状に設けられ、コアー部1
4の他端には、前記車輪部16と同一径の車輪部
17を有するキヤツプ18が着脱自在に螺嵌され
ている。
前記塗布ローラー3のコアー部14には軸方向
適当間隔置きに放射状の連通路19が形成されて
おり、前記円筒体15の周面には、軸方向適当間
隔置きの位置で周方向に小間隔置きに多数の接着
剤吐出小孔20が設けられている。
上記のように構成された接着剤塗布装置1に第
1図に示すように接着剤圧送手段を接続し、高粘
度接着剤6をホース7からハンドル2を経由させ
てローラー支承部12に圧送すると、当該ローラ
ー支承部12の接着剤流出孔13から流出する接
着剤は、当該ローラー支承部12とコアー部14
との間に形成される流路21からの前記連通路1
9を経由して前記コアー部14と円筒体15との
間に形成されている流路22に流入し、前記接着
剤吐出小孔20から吐出することになる。
従つて、前記円筒体15の軸方向両端に位置す
る大径車輪部16,17を第2図及び第3図に示
すように床面23に当接させた状態で、ハンドル
2を介して塗布ローラー3を当該床面23上で一
方向に転動(回転移動)させると、前記接着剤吐
出小孔20から吐出する高粘度の接着剤6は、円
筒体15と大径車輪16,17との半径差によつ
て床面23と円筒体15との間に生じている2〜
3mm程度の隙間の存在により、円筒体15の周面
によつて押し広げられることなく各小孔20より
押し出されたままの形態で床面23上に転写され
る。
円筒体15の周方向に隣接する各小孔20から
吐出する接着剤6は互いに一体化して連続するの
で、接着剤6は、塗布ローラー3の転動に伴つ
て、一定の間隔で並列する複数本の盛り上がつた
線状に床面23上に塗布されることになる。この
ような方法で、第4図に示すように複数枚の床材
24を接着し得る領域に接着材6を塗布したなら
ば、後は従来と同様の方法で床材24を張り付け
てゆけば良い。
尚、上記実施例では線状に接着剤6を塗布し得
るように構成したが、第5図の展開図に示すよう
に円筒体15に、その軸方向及び周方向の何れに
も吐出する接着剤が連続一体化しない程度に適当
間隔隔てて前記接着剤吐出小孔20を形成してお
けば、床面上に接着剤を盛り上がつた点状に塗布
することも出来る。
床面23に床材24を接着する場合には上記の
ように床面23に接着剤6を塗布すれば良いが、
例えば天井材を天井面に接着するような場合には
天井材側に接着剤6を塗布することも出来る。
又、床面23に接着剤を塗布するときは、前記ハ
ンドル2を長くして作業者が立つた姿勢で塗布作
業を行えるようにすることも出来る。更に、一定
水平経路上をコンベヤで搬送される天井材等に前
記塗布ローラー3を当接転動させるように構成す
ることも出来る。
塗布ローラー3の構造、即ち円筒体15の内部
構造は、従来周知の各種の塗料圧送形塗装用ロー
ラーの構造を利用することが出来、上記実施例の
構造に限定されない。大径車輪部16,17は円
筒体15に固着することも出来るし、その位置も
円筒体15の軸方向両端に限定されない。例えば
円筒体15の周面を軸方向複数区画に分割するよ
うに大径車輪部を当該円筒体15の周面上に突設
することも出来る。
(考案の効果) 以上のように本考案の接着材塗布装置によれ
ば、塗装用ローラーで塗装する場合と同様に、極
めて簡単容易に能率良く高粘度の接着剤を床面上
等に塗布することが出来る。しかも接着剤は従来
の専用のヘラを使用して塗布した場合と同様に線
状に盛り上げて塗布することが出来るので、床材
等の張り付け作業を支障なく行うことが出来る。
又、場合によつては点状に接着剤を盛り上げて塗
布することも可能であるから、接着剤の節約にも
役立つばかりでなく、接着剤の塗布模様が床材の
表面に経年変化として現れる場合でも、線状に比
べてその模様が目立ち難くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は配管図と組み合わせた本考案塗布装置
の正面図、第2図は使用状態での要部の一部縦断
正面図、第3図は同要部の縦断側面図、第4図は
床材を張り付ける作業状態を示す斜視図、第5図
は円筒体の変形例を示す展開図である。 1……塗布装置、2……接着剤供給用管路を兼
用するハンドル、3……塗布ローラー、4……接
着剤圧送用ポンプ、8……タンク加圧ポンプ、1
2……ローラー支承部、13……接着剤流出孔、
14……コアー部、15……円筒体、16,17
……大径車輪部、19……連通路、20……接着
剤吐出小孔、21,22……流路、23……床
面、24……床材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸心の回りで自転可能に支承された円筒体、こ
    の円筒体の周面を被塗布面から浮かすための軸心
    方向複数個の大径車輪部、及び前記円筒体の内部
    に接着剤を供給する管路を備え、前記円筒体の周
    面には内部に供給された接着剤を吐出する小孔を
    適当な配列で形成して成る接着剤塗布装置。
JP5395287U 1987-04-09 1987-04-09 Expired JPH0448265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5395287U JPH0448265Y2 (ja) 1987-04-09 1987-04-09

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JP5395287U JPH0448265Y2 (ja) 1987-04-09 1987-04-09

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Publication Number Publication Date
JPS63174254U JPS63174254U (ja) 1988-11-11
JPH0448265Y2 true JPH0448265Y2 (ja) 1992-11-13

Family

ID=30880488

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