JPH044821A - 植栽木被覆材の施工方法 - Google Patents

植栽木被覆材の施工方法

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JPH044821A
JPH044821A JP10708190A JP10708190A JPH044821A JP H044821 A JPH044821 A JP H044821A JP 10708190 A JP10708190 A JP 10708190A JP 10708190 A JP10708190 A JP 10708190A JP H044821 A JPH044821 A JP H044821A
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谷口 美津男
Nobumitsu Mitsunaga
演允 光永
Tadashi Shibata
正 柴田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植栽木を保護する技術に係り、特に植栽木周
囲の地面に被覆材を敷設するための植栽木被覆材の施工
方法に関する。
〔従来の技術〕
植栽木の植え込み時において、植栽木の乾燥防止および
雑草類の生育防止を図るために、従来より植栽木の周囲
に被覆材が敷設されている。この種の被覆材としては、
一般に米松、ベニア板、コモ、ダンボールおよび麻布等
が用いられていた。
〔発明が解決しようとする1)8) しかし、上記被覆材の多くは気密性が高いものであるこ
とから、地面に敷設されたときは通水が妨げられる現象
が生じる。すなわち、これらの被覆材は雨水の浸透を遮
断すると共に、地中からの蒸発水をも遮断するものであ
り、植栽木の周囲の通水を低下させて、植栽木を枯らし
てしまうといった難点があった。
また、米松やベニア板は平板状であることから、凹凸の
ある地表面に敷かれると、凹部との間に隙間が生じるう
え、被覆材相互の間にも小間隙が生し易い。このため、
前記間隙から雑草が生え出て、雑草押えとしての被覆材
の効果が低いものであった。
さらに、米松の場合は通常製材時の廃材を利用している
が、この種の廃材は他に利用価値もあり、被覆材として
用いるには高価なものとなっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、被覆材を
簡便な方法で植栽木の周囲に敷設して、乾燥防止および
雑草の侵入防止を図り、植栽木を保護し得る植栽木被覆
材の施工方法を捷供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は樹皮もしくは材木
を最大径50w以下に破断した被覆材を、植栽木の周囲
に10mmないし100日程度の厚さで敷設し、この敷
設と同時または敷設後に液状の接着剤を散布して、前記
被覆材を固化させることを特徴としている。
〔作用〕
この発明においては、植栽木の周囲に被覆材を敷設する
に際し、まず樹皮もしくは材木が最大径50m以下に破
断されて、チップ状の被覆材が形成される。
つぎに、この被覆材の敷設と同時または敷設後に接着剤
が、植栽木周囲の地表面に10ないし100日程度の厚
さで散布される。
そして、接着剤が固化するに伴って、植栽木周囲の地表
面に沿って通水性および通気性に優れた被覆材層が形成
されるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は植栽木被覆材の施工方法の説明図である。この
実施例に係る植栽木被覆材の施工方法においては、被覆
材1を散布する被覆材散布機6および接着剤2を散布す
るエマルジョンポンプ7等が用いられ、植栽木3の埋設
された地表面4に被覆材1と接着剤2とを散布して、被
覆材層5を形成する構成となっている。
前記被覆材散布機6としては、たとえば原綿や混綿等の
ロックウールを散布する市販の乾式または半乾式岩綿吹
付機が採用される。この岩綿吹付816は、本例では4
P(三相) 1.5KWの電動機、吐出能力が最大12
Kg/alinのポンプ6aおよび被覆材投入用のホッ
パ6b等を台車8上に配設してなり、ポンプ6aに連結
されたホース9の先端部に装着された被覆材用ノズル1
0から被覆材1を放散するようになっている。
また、前記エマルジョンポンプ7は、揚水ポンプやギヤ
ポンプが用いられる。本例ではモーター体型でバンクプ
ルアウト構造となっており、前記台車8上に固定されて
いて、ホース1)の先端部に装着された接着剤用ノズル
12から後述の接着剤2を約3〜10Kg/cm”程度
の圧力で散布可能となっている。
なお、前記被覆材用ノズル10は、筒状部に挿通孔を設
けており、この挿通孔に前記接着剤用ノズル12が挿通
されて、両ノズル10.12の先端が同一方向に向けら
れ、被覆材1と接着剤2とを混合しつつ同時に散布可能
な構成となっている。
そして、前記被覆材lとしては、広葉樹、針葉樹等の廃
材や端切れおよび樹皮等が用いられ、破断機により最大
径(もっとも大きい部分のさしわたし)30〜50鶴の
大きさに破断されてチップ状に形成される。なお、ノコ
くず等も被覆材lとして使用することができる。
また、前記接着剤2は液状であり、エマルジョン(白濁
液)が用いられるが、具体的には酢ビ系、エチレン酢ビ
系、アクリル系、アスファルト系やポリビニールアルコ
ール(PVA)、スチレン・ブタジェン・ラバー(SV
R)といった合成もしくは天然ゴムのエマルジョンが使
用される。そして、このエマルジョンは、2〜50倍の
範囲で薄められて散布されるが、上記被覆材を接着する
ための1回の使用量としては、3〜51程度である。
次に、被覆材の散布作業について説明する。まず、植栽
される比較的高木の植栽木周囲に被覆材および接着剤を
同時散布する場合について、第1図ないし第3図を参照
しつつ説明する。
本実施例においては、第2図に示すように、予め掘削さ
れた植栽穴4aに植栽木3の根部分3aおよび肥料を埋
設し、植栽木3周囲を土で覆っておく。
そして、前記チップ状被覆材1の所要量を被覆材散布機
6のホッパ6bに投入しておくと共に、接着剤2をエマ
ルジョンポンプ7に備えられたタンクに貯留しておく。
さらに、被覆材用ノズル100筒内に接着剤用ノズル1
2を挿入しておいて、準備作業を完了する。
つぎに、作業ji13が植栽木3周囲にノズル1012
を向けておいて、被覆材散布機6およびエマルジョンポ
ンプ7を起動し、散布作業を開始する。
この作業時においては、被覆材1が地表面4から5〜1
0cmの厚さとなるように、かつ均一に散布されるよう
に注意する。なお、被覆材1がノズル10から噴射され
るとき、第3図に示す如くこのノズル10内では被覆材
1に接着剤2が混合される状態となるので、チップ状の
被覆材1は粘性が与えられ、飛散することなく地表面4
に散布される。このとき、被覆材1は粘性を有している
ので地表面4に付着し易いが、植栽木3が高木なのでこ
の植栽木3の枝葉等に付着するといった不具合はない。
このようにして散布が終了すると、植栽木3の周囲に被
覆材1の層5が形成される。そして、接着剤2が凝固す
るに伴って被覆材1が結合され、地表面4の被覆材層5
が固化される。また、この固化後においては、千ノブ状
の被覆材1間に小間隙が生しることとなるため、通気性
および通水性のよい被覆材1)i5が形成される。従っ
て、雨水を浸透させて植栽木3の根部分3aに水分を補
給できると共に、地中に滞留する水が被覆材層5を介し
て蒸発し易い環境となる。
つぎに、低木の植栽木周囲に被覆材を散布し、この後接
着剤を散布する場合について、第4図および第5図を参
照しつつ説明する。
この場合も準備作業は上記高木の例と同一であるが、こ
の作業では被覆材用ノズル10と接着剤用ノズル12と
は各個別に使用、される。
すなわち、第4図に示すように、予め掘削された植栽穴
4aに低い植栽木3′の根部分3aおよび肥料を埋設し
、植栽木3゛周囲を土で覆っておく。
そして、散布準備の完了後、まず被覆材用ノズル10を
植栽木3゛の周囲に向け、被覆材1を散布する。この場
合も被覆材1が地表面4に均質に散布されるように注意
する。そして、散布が終了すると、第5図に示す如く被
覆材層5の上に接着剤2を散布する。この散布作業にお
いては、液状の接着剤2が粘性を有しているので、接着
剤用ノズル12を被覆材層5に近づけて、植栽木3′の
枝葉3b部分に付着しないように注意する。また、接着
剤を被覆材層5の表面にかけるようになるので、過度に
散布しないように留意する。これにより、雨水を浸透さ
せて植栽木3°の根部分3aに水分を補給できると共に
、地中の水分が蒸発し易い被覆材層5が形成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、樹皮もしくは材木を破断
して被覆材を形成し、この被覆材を植栽木の周囲に敷設
して、この敷設と同時または敷設後に液状の接着剤を散
布することにより、被覆材を固化させるようになってい
るので、植栽木の周囲には最大径50m以下のチップ状
の被覆材が10簡ないし100W程度の厚さで敷設され
る。従って、植栽木の周囲には、雨水が浸透可能でかつ
地中の水分が蕉発し易い通水性に優れた被覆材層が形成
されるから、水分の過多によって根腐れが生じたりする
問題がなくなる。
また、前記被覆材層は、チ・7プ状の被覆材を固化した
ものであり、地面の凹凸形状に合わせて植栽木の根元ま
で敷きつめることが可能となり、地面と被覆材層との間
に間隙が生しることなく、しかも地面の露出部分を抑制
することができる。
そして、接着剤を被覆材と同時に散布するのは、植栽木
が中高木の場合に適し、被覆材を飛散させることなく効
率よく敷設できる。また接着剤を被覆材の敷設後に散布
するのは、植栽木が低木の例に適し、枝葉に接着剤を付
着させることなく被覆材を敷設できるから、植栽木の美
観を保つことができる。
さらに、被覆材として樹皮を使用した場合、敷設後は樹
皮中の油脂骨で雑草の発芽育成を抑制可能となる。又、
木材の廃材等も利用できるから、敷設後の腐食により肥
料となって土壌の改良に役立つ等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例を示し、第1図は
植栽木被覆材の施工方法の説明図、第2図および第3図
は中高木の植栽木に被覆材を敷設する作業の工程図、第
4図および第5図は低い植栽木に被覆材を敷設する作業
の工程図である。 1・・・被覆材、 2・・・接着剤、 ・・・植栽木、 第2図 5・・・被覆材層、10・・・被覆材用ノズル、12・
・・接着剤用ノズル。 出 願 人 日本植生株式会社 代 理 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹皮もしくは材木を最大径50mm以下に破断し
    た被覆材を、植栽木の周囲に10mmないし100mm
    程度の厚さで敷設し、この敷設と同時または敷設後に液
    状の接着剤を散布して、前記被覆材を固化させることを
    特徴とする植栽木被覆材の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0889097A (ja) * 1994-09-26 1996-04-09 Yamatoya:Kk 難燃性マルチング材
JP2002530124A (ja) * 1998-12-03 2002-09-17 アントワーヌ フアン ルネ グランドカバー及びグランドカバーの製造方法及び装置

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