JPS6115626A - 樹木の栽培育成工法 - Google Patents
樹木の栽培育成工法Info
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- JPS6115626A JPS6115626A JP59137461A JP13746184A JPS6115626A JP S6115626 A JPS6115626 A JP S6115626A JP 59137461 A JP59137461 A JP 59137461A JP 13746184 A JP13746184 A JP 13746184A JP S6115626 A JPS6115626 A JP S6115626A
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- film
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- trees
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- Pending
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目前」
(産業上の利用分野)
この発明は、樹木の移植時或いは樹木管理上等において
生じる幹の疵、剪定切手口および掘り起こした根等から
水分、養分の蒸散、放出され渇水状態を起こす他腐れ、
死化層形成などから樹木が弱ったり病害、虫害にあった
りすることから樹木を保護しながら栽培、育成するため
フィルム状の皮膜を形成する高分子エマルジョン物質を
塗布処理することによる接着性物質の利用分野を有する
ものである。
生じる幹の疵、剪定切手口および掘り起こした根等から
水分、養分の蒸散、放出され渇水状態を起こす他腐れ、
死化層形成などから樹木が弱ったり病害、虫害にあった
りすることから樹木を保護しながら栽培、育成するため
フィルム状の皮膜を形成する高分子エマルジョン物質を
塗布処理することによる接着性物質の利用分野を有する
ものである。
この発明でいう高分子エマルジ、ンとは天然または合成
の高分子物質の粒子が水中に安定に分散された水性分数
体を指し通常ラテックス又はエマルジョン呼称されるも
のは全て包含する。さらにまた、これらの高分子エマル
ジョンを主成分とする他の添加成分との組成物もまた高
分子エマルジョンの範囲に含まれる。なお、高分子エマ
ルジョン物質を具体的に示せば、構成物質としては、天
然ゴム、ビニルエステル:プ賞ピオン酸ビニル。
の高分子物質の粒子が水中に安定に分散された水性分数
体を指し通常ラテックス又はエマルジョン呼称されるも
のは全て包含する。さらにまた、これらの高分子エマル
ジョンを主成分とする他の添加成分との組成物もまた高
分子エマルジョンの範囲に含まれる。なお、高分子エマ
ルジョン物質を具体的に示せば、構成物質としては、天
然ゴム、ビニルエステル:プ賞ピオン酸ビニル。
酪酸ビニル、ステアリン酸ビニル、高級第3級ビニルエ
ステル(Viola)、塩化ビニル、臭化ビニル、酢酸
ビニルなど、 不飽和カルボン酸エステル:メタクリル酸メチル。
ステル(Viola)、塩化ビニル、臭化ビニル、酢酸
ビニルなど、 不飽和カルボン酸エステル:メタクリル酸メチル。
メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル
、マレイン酸ブチル、マレイン酸オクチル、フマル酸ブ
チル、7マル酸オクチル、メタクリル酸グリシジル、ア
クリル酸グリシジル。
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル
、マレイン酸ブチル、マレイン酸オクチル、フマル酸ブ
チル、7マル酸オクチル、メタクリル酸グリシジル、ア
クリル酸グリシジル。
メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸とドロキシ
エチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル。
エチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル。
アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジメチル
アミノエチル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、エチ
レングリコールジメタクリル酸エステル、エチレングリ
コールジアタリル酸エステル。
アミノエチル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、エチ
レングリコールジメタクリル酸エステル、エチレングリ
コールジアタリル酸エステル。
ポリエチレングリコールジメタクリル酸エステル。
ポリエチレングリフールジアクリル酸エステルな不飽和
カルボン酸アミド:アクリルアミド、メタクリルアミド
、メチ四−ルアクリルアミド、ブトキシメチロールアク
リルアミドなど、 不飽和ニトリル:アクリロニトリルなど、不飽和カルボ
ン酸ニアクリル酸、メタクリル酸。
カルボン酸アミド:アクリルアミド、メタクリルアミド
、メチ四−ルアクリルアミド、ブトキシメチロールアク
リルアミドなど、 不飽和ニトリル:アクリロニトリルなど、不飽和カルボ
ン酸ニアクリル酸、メタクリル酸。
マレイン酸、7マル酸、イタコン酸、マレイン酸酸性エ
ステル、フマル酸酸性エステル、イタコン酸酸性エステ
ルなど、 アリル化合物:酢酸アリル、アリルグリシジルエーテル
、メタクリル酸アリル、アクリル酸アリル。
ステル、フマル酸酸性エステル、イタコン酸酸性エステ
ルなど、 アリル化合物:酢酸アリル、アリルグリシジルエーテル
、メタクリル酸アリル、アクリル酸アリル。
イタフン酸ジアリルなど1
含窒素化合物:ビニルビリジン、ビニルイミダゾールな
ど、 不a和スルホン酸:ビニルスルホン酸、スチレンスルホ
ン酸など、 炭化水素:エチレン、プロピレン、ヘキセン、オクテン
、スチレン、ビニルトルエン、ブタジェンなど、 の単独重合体もしくは複数混合による共重合体のそれぞ
れ単一よりなる高分子工Vルジ、ン物質或いは二つ以上
混・合よりなる高分子エマルジョン物質のことであり、
さらに、これらを具体的にあげると別表筒1の通りであ
る。
ど、 不a和スルホン酸:ビニルスルホン酸、スチレンスルホ
ン酸など、 炭化水素:エチレン、プロピレン、ヘキセン、オクテン
、スチレン、ビニルトルエン、ブタジェンなど、 の単独重合体もしくは複数混合による共重合体のそれぞ
れ単一よりなる高分子工Vルジ、ン物質或いは二つ以上
混・合よりなる高分子エマルジョン物質のことであり、
さらに、これらを具体的にあげると別表筒1の通りであ
る。
別表。第1. 高分子エチレンいン物質の具体例(従
来の技術) 樹木は土壌から水分、養分を吸収し生育している。特に
水分は樹木にとって大切で水分が保持できない程切りつ
げなすと細胞活動が弱まるとともに切口からばい菌が侵
入し腐ってしまうことが多い。剪定した樹木を移植する
場合、その剪定切小口から水分が速かに抜ける他、樹木
を土壌より取り出し土壌を除去して移植すると移動中水
分不足が発生し経口によって根付きが悪くなる。これは
a胞活動によって根より水分等を吸収し幹を通り芽や葉
から蒸散させているため根元より水分子I)吸収がない
と渇水状態となり根元細胞が死化し土壌にもどしても発
根しないためこのような現象が発生する。また、根付土
壌から離すと根からも水分。
来の技術) 樹木は土壌から水分、養分を吸収し生育している。特に
水分は樹木にとって大切で水分が保持できない程切りつ
げなすと細胞活動が弱まるとともに切口からばい菌が侵
入し腐ってしまうことが多い。剪定した樹木を移植する
場合、その剪定切小口から水分が速かに抜ける他、樹木
を土壌より取り出し土壌を除去して移植すると移動中水
分不足が発生し経口によって根付きが悪くなる。これは
a胞活動によって根より水分等を吸収し幹を通り芽や葉
から蒸散させているため根元より水分子I)吸収がない
と渇水状態となり根元細胞が死化し土壌にもどしても発
根しないためこのような現象が発生する。また、根付土
壌から離すと根からも水分。
養分を放出するため上、下蒸散のため急速な渇水状態と
なり特に根切りM整をする場合はこの現象が発生する。
なり特に根切りM整をする場合はこの現象が発生する。
従来からこれらの対策として根についている土壌の部分
を落とさないようにわらなわなどで根の回りを巻くいわ
ゆる根巻きを施こし、また−切口や疵には防腐剤などを
塗るなどの工法を栽培方法の中にとり入れて来たが樹木
の移植時或いは樹木の管理上等において樹木゛を枯らさ
ず安心できる工法はなかったといっても過言ではない。
を落とさないようにわらなわなどで根の回りを巻くいわ
ゆる根巻きを施こし、また−切口や疵には防腐剤などを
塗るなどの工法を栽培方法の中にとり入れて来たが樹木
の移植時或いは樹木の管理上等において樹木゛を枯らさ
ず安心できる工法はなかったといっても過言ではない。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、樹木の掘り起こした根や幹の疵、剪定切小
口などから水分、養分の蒸散、放出を抑制し移植後や管
理後その発育性、根付性1発芽性などを向上させるに最
も効果のあるしかも省力化した手段で実施できる工法か
らなる樹木の栽培育成法に関するものである。
口などから水分、養分の蒸散、放出を抑制し移植後や管
理後その発育性、根付性1発芽性などを向上させるに最
も効果のあるしかも省力化した手段で実施できる工法か
らなる樹木の栽培育成法に関するものである。
また、樹木の切手ロ、根などから生ずる腐れ。
死化層形成、病害、瓜害から樹木を保護して樹木の活発
な活動ができる基礎作りをしながら栽培育成する工法に
関するものである。
な活動ができる基礎作りをしながら栽培育成する工法に
関するものである。
「発明の構成」
(問題点解決9ための手段)
この発明は、上記の目的と二−ヅにかんがみて重合性ビ
ニル単量体を単独或いは複数を水中において界面活性剤
或いは保護コロイド等を介して乳化重合して得られた最
低造膜温度40℃以下の高分子エマルジョン物質を処理
剤として樹木の掘り起こした根或いはその根元の附着土
壌を含めたもの、さらに、幹の疵や切手口などに浸漬、
スプレー塗布、へら塗り、はけ塗りなどの塗布方法によ
って塗布処理し樹木の発育性、根付性2発芽性などを向
上させる栽培育成工法である。
ニル単量体を単独或いは複数を水中において界面活性剤
或いは保護コロイド等を介して乳化重合して得られた最
低造膜温度40℃以下の高分子エマルジョン物質を処理
剤として樹木の掘り起こした根或いはその根元の附着土
壌を含めたもの、さらに、幹の疵や切手口などに浸漬、
スプレー塗布、へら塗り、はけ塗りなどの塗布方法によ
って塗布処理し樹木の発育性、根付性2発芽性などを向
上させる栽培育成工法である。
この発明の高分子エマルジョンには通常10〜70重量
%の高分子物質固形分が含まれる。さらに、必要に応じ
てカルボキシメチルセルローズ。
%の高分子物質固形分が含まれる。さらに、必要に応じ
てカルボキシメチルセルローズ。
メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸塩、カゼイン、ゼラチン、デンプン。
ル酸塩、カゼイン、ゼラチン、デンプン。
アラビアゴム等の増粘剤或いは分散剤、殺菌剤。
発芽促進剤、充填剤、ワ、クスエマルジ、ン、可塑剤等
を添加してもよい。処理用高分子エマルジョンの最低造
膜温度(以下M、F、Tと称す)は40℃以下であるこ
とが必要である。これが40℃を越える場合は常温にお
いて皮膜形成が困難となり、たとえ皮膜が形成されたと
しても皮膜表面に亀裂が発生し発明の目的とする水分の
蒸散抑制効果のある皮膜形成を得ることがrMNとなる
。
を添加してもよい。処理用高分子エマルジョンの最低造
膜温度(以下M、F、Tと称す)は40℃以下であるこ
とが必要である。これが40℃を越える場合は常温にお
いて皮膜形成が困難となり、たとえ皮膜が形成されたと
しても皮膜表面に亀裂が発生し発明の目的とする水分の
蒸散抑制効果のある皮膜形成を得ることがrMNとなる
。
M、F、T、が−10℃以下の場合は実際の作業環境に
おいては要求されることがないためここでは一10℃か
ら40℃の範囲が適切な範囲とされるO (作用) この発明において塗布処理する高分子エマルジョンから
なる形成皮膜は水分膨潤性、緩透湿性。
おいては要求されることがないためここでは一10℃か
ら40℃の範囲が適切な範囲とされるO (作用) この発明において塗布処理する高分子エマルジョンから
なる形成皮膜は水分膨潤性、緩透湿性。
適度な付着力、適度な皮膜強伸度を必要とされ高分子エ
マルジョンを単独或いは複合によってこれらの必要条件
に合った形成皮膜を得ることが可能となったことは以下
実施例においてもその効果を説明する通りである。
マルジョンを単独或いは複合によってこれらの必要条件
に合った形成皮膜を得ることが可能となったことは以下
実施例においてもその効果を説明する通りである。
本発明の処理方法は、樹木の移植時、土壌から掘り起こ
し固着土壌の表面に処理剤を塗布し皮膜形成させる他、
土壌を落としてむき出しの根全体を処理剤によって塗布
処理し皮膜形成させてもよい。また、樹木管理上表皮に
付けた疵や剪定切小口なども同様に皮膜形成させて水分
、養分の蒸散。
し固着土壌の表面に処理剤を塗布し皮膜形成させる他、
土壌を落としてむき出しの根全体を処理剤によって塗布
処理し皮膜形成させてもよい。また、樹木管理上表皮に
付けた疵や剪定切小口なども同様に皮膜形成させて水分
、養分の蒸散。
放出を止めることができるとともに形成皮膜の呼吸性に
よって樹木の表皮のような役割もさせることが出来る。
よって樹木の表皮のような役割もさせることが出来る。
限全体を高分子エマルジョンで処理し皮膜形成させるこ
とは樹木全体の水分移動を極度に抑制しながら一定期間
水分、養分の保持が可能となる。また、剪定部分の処理
も併用することによって未処理の場合と比べて長時間土
壊がら離しても水分、養分の保持ができる。また、根付
土壌から離すと水分、養分を放出するため高分子エマル
ジョン皮膜形成をすればこれを止めるシール効果がある
。第1図(イ)は樹木Wの掘り起こした根Rと根元の附
着土壌Sを含めて高分子エマルジョン塗布膜Fを形成さ
せた状態を示しく口)図は従来方法のわらとなわNまた
は植生シート等を巻付は処理し水分散布したものを示す
。
とは樹木全体の水分移動を極度に抑制しながら一定期間
水分、養分の保持が可能となる。また、剪定部分の処理
も併用することによって未処理の場合と比べて長時間土
壊がら離しても水分、養分の保持ができる。また、根付
土壌から離すと水分、養分を放出するため高分子エマル
ジョン皮膜形成をすればこれを止めるシール効果がある
。第1図(イ)は樹木Wの掘り起こした根Rと根元の附
着土壌Sを含めて高分子エマルジョン塗布膜Fを形成さ
せた状態を示しく口)図は従来方法のわらとなわNまた
は植生シート等を巻付は処理し水分散布したものを示す
。
高分子エマルジョンをスプレー或いは浸漬等によって塗
布し乾燥し皮膜形成させるので従来方法より作業が簡単
になり、場合によっては薄紙を上から貼り付は高分子エ
マルジョンが他に付着しないようにして保護漠を形成さ
せる方法もとってよい。高分子エマルジョン皮膜は土壌
中に埋めれば土壌中の水分で膨潤し根の成長に極度な妨
げとはならなし゛ことが明らかになっており土壌中で形
成皮膜を突き破り根が成長していることが確認されてい
る。このようにして移植作業中の樹木の保護ができると
共に移植後の発育根付きもよくなるのである。
布し乾燥し皮膜形成させるので従来方法より作業が簡単
になり、場合によっては薄紙を上から貼り付は高分子エ
マルジョンが他に付着しないようにして保護漠を形成さ
せる方法もとってよい。高分子エマルジョン皮膜は土壌
中に埋めれば土壌中の水分で膨潤し根の成長に極度な妨
げとはならなし゛ことが明らかになっており土壌中で形
成皮膜を突き破り根が成長していることが確認されてい
る。このようにして移植作業中の樹木の保護ができると
共に移植後の発育根付きもよくなるのである。
(実施例)
この発明の実施例を以下、高分子エマルジョン物質から
なる各種の処理剤を使用しその効果を追及し確認した事
例をあげて説明する。
なる各種の処理剤を使用しその効果を追及し確認した事
例をあげて説明する。
第1実施例
アクリA/酸エステルー酢酸ビニル系共重合エマルジョ
ン(マル力ボンドTo−600九件化学製、濃度40%
M、P、T、O℃粘度1200001)8 )を水沈、
樫、紅葉の剪定、移植する時に切小口にへらで塗布し土
壌から掘り起こした根元の附着土壌の表面に切小口塗布
成分に水20%を混入希釈したものをスプレーにて均一
に塗布しトイレットペーパーを巻き伺けて移植3い備を
した。同時に従来法のわらなわによる根元土壌の固定を
し剪定小口はそのま\のものを比較として皐備した。こ
れらを各5本用意して一週間地上に放置後側の土壌への
移植を行ない一年経過の状況を観察した。その結果は別
表@2の通りである。
ン(マル力ボンドTo−600九件化学製、濃度40%
M、P、T、O℃粘度1200001)8 )を水沈、
樫、紅葉の剪定、移植する時に切小口にへらで塗布し土
壌から掘り起こした根元の附着土壌の表面に切小口塗布
成分に水20%を混入希釈したものをスプレーにて均一
に塗布しトイレットペーパーを巻き伺けて移植3い備を
した。同時に従来法のわらなわによる根元土壌の固定を
し剪定小口はそのま\のものを比較として皐備した。こ
れらを各5本用意して一週間地上に放置後側の土壌への
移植を行ない一年経過の状況を観察した。その結果は別
表@2の通りである。
別表、第2゜
第2実施何
酢酸ビニル−エチレン系共重合体エマルジョン(マルカ
ざンドD1m−55九伴化学製、濃度45%M、F、
T、2℃粘度1000ops)を貝塚の移植時、土壌か
ら掘り起こした時点に根元付着土壌表面に浸漬法により
塗布し皮膜形成させたものと、植生シーFにより包んだ
ものとを各10本用意し地上において3日、30日それ
ぞれ放置し再び土壌に移植して状態を観察した(移植作
業は9〜lO月に実施)0結果は別表第3の通りである
。
ざンドD1m−55九伴化学製、濃度45%M、F、
T、2℃粘度1000ops)を貝塚の移植時、土壌か
ら掘り起こした時点に根元付着土壌表面に浸漬法により
塗布し皮膜形成させたものと、植生シーFにより包んだ
ものとを各10本用意し地上において3日、30日それ
ぞれ放置し再び土壌に移植して状態を観察した(移植作
業は9〜lO月に実施)0結果は別表第3の通りである
。
別表、第3
第3実施例
酢酸ビニル−アクリル酸エステル、1Jl=重合体エマ
ルジ、ン(マル力ポンドT−1101丸伴化学製、濃度
45%1シ。F、T、O℃粘度3000cps)を貝塚
移植時、土壌から掘り起こし根元の土壌を落とし根の部
分を浸漬法により処理し表面に皮膜形成させたものを未
処理のもの各3本について地上で5日間放置後再び土壌
へ移植し1年間の状況を観察した結果、未処理のものは
すべて根付けせず、処理したものは根付けし一年後は新
芽発生した。
ルジ、ン(マル力ポンドT−1101丸伴化学製、濃度
45%1シ。F、T、O℃粘度3000cps)を貝塚
移植時、土壌から掘り起こし根元の土壌を落とし根の部
分を浸漬法により処理し表面に皮膜形成させたものを未
処理のもの各3本について地上で5日間放置後再び土壌
へ移植し1年間の状況を観察した結果、未処理のものは
すべて根付けせず、処理したものは根付けし一年後は新
芽発生した。
第4実施例
酢酸ビニル−アクリル酸エステル系共重合体エマルジ、
ン(マル力ボンド’l−1101丸伴化学製、濃度45
%M、 IF、T、O℃粘度3000cps)を椿の移
植時、土壌から掘り起こした時点に根元の付着土壌表面
に浸漬法により塗布し皮膜形成させたものと、植生シー
トにより包んだものとを各10本地上において1日、1
4日それぞれ放置し再び土壌に移植して状態を観察した
結果は別表筒4の通り、なお移植作業は5〜6月にかけ
て実施した。
ン(マル力ボンド’l−1101丸伴化学製、濃度45
%M、 IF、T、O℃粘度3000cps)を椿の移
植時、土壌から掘り起こした時点に根元の付着土壌表面
に浸漬法により塗布し皮膜形成させたものと、植生シー
トにより包んだものとを各10本地上において1日、1
4日それぞれ放置し再び土壌に移植して状態を観察した
結果は別表筒4の通り、なお移植作業は5〜6月にかけ
て実施した。
別表、第4
第6実施例
楠の移植において自然体に近い状態で移植するのに剪定
切手口および根元の付着土壌表面をスチレンブタジェン
系共重合ラテックス(住友ノガタ、り製5li−307
)とポリビニルアルコール(F’VAす217 クラ
レ製)の5%溶液を1対lに混合したものを塗布し皮膜
形成させ未処理のものと同時に3日間地上移動放置し移
植した後状況を観察したところ、処理したものの根付き
2発芽性は未処理のものに比べ半年程度速く、発芽後の
発育は移植前のペースを崩さず順調に推移していると判
断された。また、発芽は切手口面からの発芽が認められ
未処理のものは切手口から3α程度下方から発芽してい
ることを確認した。
切手口および根元の付着土壌表面をスチレンブタジェン
系共重合ラテックス(住友ノガタ、り製5li−307
)とポリビニルアルコール(F’VAす217 クラ
レ製)の5%溶液を1対lに混合したものを塗布し皮膜
形成させ未処理のものと同時に3日間地上移動放置し移
植した後状況を観察したところ、処理したものの根付き
2発芽性は未処理のものに比べ半年程度速く、発芽後の
発育は移植前のペースを崩さず順調に推移していると判
断された。また、発芽は切手口面からの発芽が認められ
未処理のものは切手口から3α程度下方から発芽してい
ることを確認した。
第6実施例
槙の移植において、剪定小口及び根元附着土壌の表面を
ポリ酢酸ビニル系エマルジ、ン(マルカボンドナ210
免停化学製、濃度40%M、 ’P、 T。
ポリ酢酸ビニル系エマルジ、ン(マルカボンドナ210
免停化学製、濃度40%M、 ’P、 T。
2℃粘度3o e o o a p s) で切手口
は原液、根附着土壌表面は20%水希釈品によりそれぞ
れ塗布し皮膜形成後、輸送移植を試みた結果、根付きが
早く発芽も順調で移植後3ケ月頃から活発な細胞活動の
ためか顕著に発育を確認できた。
は原液、根附着土壌表面は20%水希釈品によりそれぞ
れ塗布し皮膜形成後、輸送移植を試みた結果、根付きが
早く発芽も順調で移植後3ケ月頃から活発な細胞活動の
ためか顕著に発育を確認できた。
第7実施例
天然ゴムラテックスをシナヒイラギの植木の移植時、剪
定小口及び幹の表皮に疵を付は部分的にはがした箇所に
塗布したものと未処理のもの各5本を用意して移植後の
状況観察を行なった。この場合、根の部分は根切り調整
して土壌をつけたままわらなわにより包んで水をしめら
せて移動し植付を実施した。1年経過後、未処理のもの
は根付せず枯れたもの1本、根付はしたが発芽が非常に
おそいもの残り4本、さらに、その日2本の表皮流口は
死化層が発生し部分的腐れが認められた。
定小口及び幹の表皮に疵を付は部分的にはがした箇所に
塗布したものと未処理のもの各5本を用意して移植後の
状況観察を行なった。この場合、根の部分は根切り調整
して土壌をつけたままわらなわにより包んで水をしめら
せて移動し植付を実施した。1年経過後、未処理のもの
は根付せず枯れたもの1本、根付はしたが発芽が非常に
おそいもの残り4本、さらに、その日2本の表皮流口は
死化層が発生し部分的腐れが認められた。
処理したものは、5本共に根付し、順調に発芽し、表皮
流口も無疵の幹と比較しても見劣りしない状態を維持し
発育に影響なく推移し発芽は切手口面から出ていること
が確認された。
流口も無疵の幹と比較しても見劣りしない状態を維持し
発育に影響なく推移し発芽は切手口面から出ていること
が確認された。
「発明の効果」
この発明は、上記の構成からなる栽培工法を実施例にお
いて効果を確認したように樹木の栽培育成において次の
利点がある。
いて効果を確認したように樹木の栽培育成において次の
利点がある。
(1) 樹木に付けられた疵口、剪定切小口などをは
じめ土壌から掘り起こされた根やその附着土壌もろとも
皮膜を形成させて水分、養分の蒸散放出を防止し発芽性
、根付性9発育性を向上させることが出来る。
じめ土壌から掘り起こされた根やその附着土壌もろとも
皮膜を形成させて水分、養分の蒸散放出を防止し発芽性
、根付性9発育性を向上させることが出来る。
(2)樹木の活動の活発な4〜6月の時季においてもま
た、時季を嫌う樹木に対しても移植ができること。
た、時季を嫌う樹木に対しても移植ができること。
(3)樹木の流口などから腐れ、死化層形成などにより
樹木が弱わり病害、虫害にあったりすることから樹木を
守り栽培育成することができること。
樹木が弱わり病害、虫害にあったりすることから樹木を
守り栽培育成することができること。
(4)処理剤はスプレー塗布、浸漬その他簡便な方法に
よって皮膜形成できるのでこの工法による省力化の利点
も大きいこと。
よって皮膜形成できるのでこの工法による省力化の利点
も大きいこと。
(5) 形成皮膜は土壌中の水分で膨潤するので土壌
中に埋めた場合根の成長の妨げとはならず根が皮膜を突
き破り成長できるので移植後の根付2発育が
中に埋めた場合根の成長の妨げとはならず根が皮膜を突
き破り成長できるので移植後の根付2発育が
第1図は樹木の移植時附着土壌を含む根元の皮膜形成説
明図である。
明図である。
Claims (1)
- 樹木に付けられた疵口、切小口をはじめ土壌から掘り起
こされた根或いはその根元の附着土壌を含めて、浸漬、
スプレー塗布、へら塗り、はけ塗りなどの塗布方法によ
り天然ゴム、ビニルエステル類、不飽和カルボン酸エス
テル類、不飽和カルボン酸アミド類、不飽和ニトリル類
、不飽和スルホン酸類、炭化水素類の単独重合体もしく
は複数混合による共重合体のそれぞれ単一よりなる高分
子エマルジョン物質或いは二つ以上混合よりなる高分子
エマルジョン物質からなる最低造膜温度40℃を越えな
い処理剤を塗布処理して皮膜形成させることを特徴とす
る樹木の栽培育成工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59137461A JPS6115626A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 樹木の栽培育成工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP59137461A JPS6115626A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 樹木の栽培育成工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115626A true JPS6115626A (ja) | 1986-01-23 |
Family
ID=15199145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59137461A Pending JPS6115626A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 樹木の栽培育成工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115626A (ja) |
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- 1984-07-03 JP JP59137461A patent/JPS6115626A/ja active Pending
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