JPH0448201B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0448201B2
JPH0448201B2 JP18995184A JP18995184A JPH0448201B2 JP H0448201 B2 JPH0448201 B2 JP H0448201B2 JP 18995184 A JP18995184 A JP 18995184A JP 18995184 A JP18995184 A JP 18995184A JP H0448201 B2 JPH0448201 B2 JP H0448201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
refractive index
group
aberration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18995184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6167814A (ja
Inventor
Michio Cho
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP18995184A priority Critical patent/JPS6167814A/ja
Publication of JPS6167814A publication Critical patent/JPS6167814A/ja
Publication of JPH0448201B2 publication Critical patent/JPH0448201B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンズ全長の短い広角レンズに関す
る。 〔従来の技術〕 近年カメラの小型化に伴つて、レンズ全長(レ
ンズの第1面の頂点より焦点面まで)の短いレン
ズが望まれている。レンズ全長を短くするために
はレンズの焦点距離を短くし、かつ望遠比(レン
ズ全長を焦点距離で除した量)を小さくすること
が必要である。一般に、望遠比を小さくするため
にはレンズの前群に正の屈折力を、後群に負の屈
折力を配したいわゆる望遠タイプにレンズ系を構
成することが必要であるが、このようなタイプに
おいては望遠比を小さくするに従い、また画角を
大きくするに従い歪曲収差、非点収差、コマ収
差、倍率の色収差等が、特に望遠比が小さくFナ
ンバーが小さい場合には、さらに球面収差が悪化
する傾向がある。 従来の上記屈折力配置の広角レンズの例として
は、特開昭57−116313号公報によつて提案された
Fナンバー2.8画角59.0°、望遠比が1.0であるもの
や、特開昭58−85410号公報によつて提案された
Fナンバー5.6、画角61.4°、望遠比0.84のもの等
が知られている。 上記従来の技術においては、前者のようにFナ
ンバーの小さいものは望遠比が大きく、また後者
のように望遠比の小さいものはFナンバーが大き
いという問題があつた。 〔本発明の目的〕 本発明は従来の小型の広角レンズの上記問題に
鑑みてなされたものであつてFナンバー及び望遠
比の両方が小さく、かつ各種の収差が良好に補正
された全長の短い広角写真レンズを提供すること
を目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するため以下の構成を
有する。すなわち、物体側から順に、物体に凸面
を向けた正メニスカスの第1レンズ群、物体に曲
率の強い面を向けた正のパワーを持つ第2レンズ
群、負のパワーを持つ第3レンズ群、正のパワー
を持つ第4レンズ群、物体に凹面を向けた第5レ
ンズ群からなり、上記第2レンズ群及び第5レン
ズ群のそれぞれは少なくとも1面が非球面で構成
されており、 前記第4レンズ群は、貼り合わせ面を持つレン
ズ群であり、前記第4レンズ群を構成するレンズ
のうち凸レンズの屈折率をN4+、アツベ数をν4+
同凹レンズの屈折率をN4-、アツベ数をν4-とす
るとき、 N4+<N4- ν4+<ν4- なる条件を満足し、 前記第1レンズ群の屈折率をN1、前記第2レ
ンズ群の屈折率をN2、前記第3レンズ群の屈折
率をN3、とするとき、 N1<1.6 N2<1.6 N3>1.75 なる条件を満足することを特徴として構成され
る。 このようなタイプのレンズでは、一般に、望遠
比を小さくするために正のパワーを持つ前群と負
のパワーを持つ後群とを光軸上に離して配置し、
かつ各々の群のパワーの絶対値を大きくする必要
がある。しかし、単純に各々の群のパワーの絶対
値を大きくして望遠比を小さくしようとすれば、
ペツツバール和が負になり、さらにその絶対値が
大きくなつてしまい広角化に適さなくなる。そこ
で凸レンズの屈折率を低くかつ、凹レンズの屈折
率を高くしてペツツバール和の絶対値を小さく、
望むべくは正の値とすることが必要となつてく
る。 しかし、これによつて球面収差が補正不足とな
り、またコマ収差が生じるという問題がある。ま
た、正のパワーを持つ前群内においてレンズの厚
さ及び間隔を小さくして前群内での主点間隔を小
さくすることも全長を短くするためには有効であ
るが、この手段によつても球面収差が補正不足と
なり、コマ収差を生じる。 本発明においては、望遠比を短くするために前
群に正のパワーを、後群に負のパワーを配置し、
ペツツバール和の絶対値を小さくするために前群
内の凸レンズに低屈折率の材料を、凹レンズに高
屈折率の材料を用いている。また、前群内の主点
間隔を小さくするために第3レンズ群と第4レン
ズ群との間隔を小さくしている。さらに、上記手
段によつて生じる球面収差及びコマ収差を第2群
レンズを非球面化することによつて良好に補正し
ている。 また、本発明においては、前記第4レンズ群は
貼り合わせ面を持つレンズ群であり、前記第4レ
ンズ群を構成するレンズのうち凸レンズの屈折率
をN4+、アツベ数をν4+、同凹レンズの屈折率を
N4-、アツベ数をν4-とするとき N4+<N4-……(1) ν4+<ν4-……(2) なる条件を満足するように構成される。 前述のように前群内の凸レンズにはペツツバー
ル和を補正するため屈折率の低い材質を用いるこ
とが望ましい。しかし、強い凹レンズである後群
の作用で発生する著しい倍率の色収差を補正する
ために第1群ないし第3群レンズにおいて補正過
剰の軸上色収差が発生するので、第4群レンズに
はアツベ数の低い材質を用いる必要がある。しか
しながら低屈折率で高分散のガラスは非常に限ら
れているため、第4群レンズは貼り合わせ面を持
ため、合成レンズとして等価屈折率、及び等価ア
ツベ数を低くすることが効果的である。 条件式(1)は、ベツツバール和を補正するための
もので、この範囲をはずれるとペツツバール和を
補正する効果がなくなり、レンズ全体としてペツ
ツバール和の絶対値を小さくおさえることが困難
となる。 条件式(2)は軸上色収差と倍率の色収差のバラン
スを取るためのものであり、この範囲をはずれる
と、倍率の色収差または軸上色収差のいずれか、
あるいは両方がオーバーとなる。 さらに本発明においては、前記第1群の屈折率
をN1、前記第2群の屈折率をN2、前記第3群の
屈折率をN3とするとき、 N1<1.6……(3) N2<1.6……(4) N3<1.75……(5) なる条件を満足するように構成される。 条件式(3)、(4)、(5)はペツツバール和を有効に補
正するためのものであり、この範囲をはずれると
ペツツバール和の補正が困難となる。 〔実施例〕 以下に示す実施例において非球面は光軸方向に
Z軸を取り、光の進行方向を正とし、レンズ頂点
とZ軸との交点を原点にとり、光軸からの高さを
H、近軸曲率半径をRとするとき Z=H2/R/1+√1−(K+1)(H2/R)+AH4+B
H6 +CH5+DH10……(6) によつて表わされる光軸に対して回転対称な面
である。 また、下記数値表において、1は物体側から数
えた第1番目の面、Rは曲率半径(*のついた面
は非球面であり、Rは近軸曲率半径)、Dはレン
ズの厚さ又は間隔、Ndはd線の屈折率、νはア
ツベ数、fは焦点距離、FはFナンバー、2ωは
画角、K、A、B、C、Dは上記式(6)の各係数を
示す。
【表】
〔発明の効果〕
本発明は上述したような構成を有し、第2レン
ズ群の少なくとも一面の非球面化によりレンズ全
長を短かくしたことによるペツツバール和、球面
収差及びコマ収差を補正するとともに、第2レン
ズ群の周縁の厚さを確保し、さらに第5レンズ群
の少なくとも一面を非球面化して全体の収差補正
を実現して、Fナンバー及びテレ比の両方が小さ
くかつレンズ全長の短い写真レンズを提供するこ
とができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の構成図、第2図は第1実
施例の収差図、第3図は第2実施例の構成図、第
4図は第2実施例の収差図である。 R1ないしR11……第1レンズ面ないし第11レン
ズ面、D1ないしD10……レンズの厚さ又は間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 物体側から順に、物体に凸面を向けた正メニ
    スカスの第1レンズ群、物体に曲率の強い面を向
    けた正のパワーを持つ第2レンズ群、負のパワー
    を持つ第3レンズ群、正のパワーを持つ第4レン
    ズ群、物体に凹面を向けた第5レンズ群からな
    り、上記第2レンズ群及び第5レンズ群のそれぞ
    れはすくなくとも1面が非球面で構成されてお
    り、 前記第4レンズ群は、貼り合わせ面を持つレン
    ズ群であり、前記第4レンズ群を構成するレンズ
    のうち凸レンズの屈折率をN4+、アツベ数をν4+
    同凹レンズの屈折率をN4-、アツベ数をν4-とす
    るとき、 N4+<N4- ν4+<ν4- なる条件を満足し、 前記第1レンズ群の屈折率をN1、前記第2レ
    ンズ群の屈折率をN2、前記第3レンズ群の屈折
    率をN3、とするとき、 N1<1.6 N2<1.6 N3>1.75 なる条件を満足することを特徴とするレンズ全長
    の短い広角写真レンズ。
JP18995184A 1984-09-11 1984-09-11 レンズ全長の短い広角写真レンズ Granted JPS6167814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18995184A JPS6167814A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 レンズ全長の短い広角写真レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18995184A JPS6167814A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 レンズ全長の短い広角写真レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6167814A JPS6167814A (ja) 1986-04-08
JPH0448201B2 true JPH0448201B2 (ja) 1992-08-06

Family

ID=16249924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18995184A Granted JPS6167814A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 レンズ全長の短い広角写真レンズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118554A1 (ja) 2010-03-26 2011-09-29 コニカミノルタオプト株式会社 撮像レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
EP2708929A3 (en) 2012-09-14 2014-10-01 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd Imaging lens
JP6425238B2 (ja) * 2014-07-02 2018-11-21 カンタツ株式会社 撮像レンズ
TWI541539B (zh) 2014-12-30 2016-07-11 大立光電股份有限公司 成像光學鏡片組、取像裝置及電子裝置
TWI531815B (zh) 2014-12-30 2016-05-01 大立光電股份有限公司 攝像光學鏡片組、取像裝置及電子裝置
TWI574040B (zh) 2016-04-15 2017-03-11 大立光電股份有限公司 光學成像系統組、取像裝置及電子裝置

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JPS6167814A (ja) 1986-04-08

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