JPH0448058Y2 - - Google Patents

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JPH0448058Y2
JPH0448058Y2 JP4449587U JP4449587U JPH0448058Y2 JP H0448058 Y2 JPH0448058 Y2 JP H0448058Y2 JP 4449587 U JP4449587 U JP 4449587U JP 4449587 U JP4449587 U JP 4449587U JP H0448058 Y2 JPH0448058 Y2 JP H0448058Y2
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voltage
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brightness
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ブラウン管(以下CRTという)表
示器上に輝度を異ならせた複数の映像を映し出す
場合の映像全体の輝度調整を行う回路の改良に関
する。
(従来の技術) 輝度調整の方法としては、CRTへ入力する輝
度電圧(Y信号という)を変化させる方法と、
CRTへ入力する映像電圧を変化させる方法があ
るが、前者の方法ではY信号を変化させると
CRT基板内の赤色(R)、緑色(G)、青色(B)
用のそれぞれの増幅器の利得が揃いにくくなり白
色バランスが崩れ易くなるという問題があるの
で、後者の映像電圧を変化させる方法がよく用い
られる。
第3図は、従来の、映像電圧を変化させて輝度
を調整する回路である。第3図は1色についての
回路であるが3色について同様の回路を有する。
1〜4は映像信号入力点であり、この例では4
種の映像信号が入力されることを示している。
5は輝度調整電圧力入力点、6〜17は抵抗
器、18は定電位点、19は輝度調整を受けた合
成映像信号の出力点である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、第3図の回路には次のような欠
点がある。即ち、輝度調整電圧を変化させて輝度
を下げていつた場合、輝度に差をつけてある4種
の映像が輝度差を保ちつつ輝度が低下するのでは
なく、輝度の低かつた映像が消えてしまうという
問題である。
その理由を第4図を用いて説明する。
第4図は、横軸が映像信号入力点1〜4におけ
る映像信号入力レベルであり、縦軸が出力点19
における映像信号出力レベルである。実線20は
輝度調整電圧を標準値に設定した場合の入出力特
性であり、点線21および点線22は、輝度調整
電圧を調整して輝度を順次下げていつた場合の入
出力特性を示す。実線24は、CRT上で映像が
現われるための最小電圧値を示すものでスレツシ
ヨルド電圧と呼ばれている。従つて、入出力特性
20では入力レベルがaより小さい映像信号の映
像はCRT上に現われず、入出力特性21では入
力レベルがbより小さい映像信号の映像はCRT
上に現われず、同様に、入出力特性22では入力
レベルがcより小さい映像信号の映像はCRT上
に現われない。即ち、CRT上の映像全体の輝度
を下げると入力レベルの低い部分の映像は全く現
われなくなつてしまう。
しかし、或は入力レベル、例えば第4図のa以
下の映像信号の映像がCRT上に現われないのは
やむを得ないとしても、輝度を下げたことによつ
て、入力レベルbや同cまでの映像信号の映像ま
で全く現われなくなつてしまうというのはCRT
表示器を用いるうえで不都合である。輝度は下が
つても映像は現われていることが要望される。
輝度を下げていつた場合の特性が、例えば、第
4図の1点鎖線23或は同25のような特性であ
れば、輝度は下がつても映像は現われている。
このような入出力特性の回路は、従来の回路で
もオペアンプを用いることにより実現可能である
が、それには高周波特性の優れたオペアンプを1
原色に1個ずつ計3個用いる必要があり高価なも
のとなるという問題があつた。
本考案の目的は、従来の輝度調整回路を基本と
して、これに単純安価な回路を付加することによ
り、CRT上の全体輝度を下げた場合、輝度を異
にする複数種の映像のうち低輝度であつた映像が
消えてしまうということのない輝度調整回路を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために次の手
段構成を有する。即ち、本考案の輝度調整回路
は、n(自然数)個の映像信号入力点を有し、一
定電位点と第1の映像信号入力点との間が抵抗分
圧されており、該分圧点(第1の分圧点)と第2
の映像信号入力点との間が抵抗分圧されており、
該分圧点(第2の分圧点)と第3の映像信号入力
点との間が抵抗分圧されており、順次これを繰り
返し、第(n−1)の分圧点と第nの映像信号入
力点との間が抵抗分圧された第nの分圧点が合成
された映像信号の出力点であり、前記n個の各映
像信号入力点はそれぞれ所定の抵抗器を介して同
一の輝度調整電圧入力点に接続され、前記出力点
はダイオードと抵抗器を介して直流電圧入力点へ
接続されていることを特徴とする輝度調整回路で
ある。
(作用) 上記の手段構成においては、出力点がダイオー
ドと抵抗器を介して直流電圧入力点へ接続されて
いる。今、出力点の電圧レベルが高くなると
CRTの輝度が上がるものとし、この場合ダイオ
ードの負極が出力点側になるように接続されてい
るものとする。
出力点の電圧が、直流電圧入力点へ印加されて
いる直流電圧よりも高い場合には、ダイオードに
かかる電圧は逆極性電圧となりダイオードは非導
通状態となるので出力点にはダイオードや抵抗器
が接続されていないのと等価であり、出力点のレ
ベルは映像信号の入力レベルと輝度調整電圧とに
よつて定まる値となる。
これに対して、輝度調整電圧を変化させて出力
点の電圧レベルが、直流電圧入力点の電圧より低
くなり始めるとダイオードに側方向の電圧がかか
ることになりダイオードは導通状態になる。この
ため直流電圧入力点の電圧が抵抗器を介して出力
点に印加されることになる。そしてこの抵抗器の
抵抗値が、出力点の出力抵抗値より充分に小さけ
れば出力点の直流電圧レベルは、直流電圧入力点
の電圧から抵抗器とダイオードの電圧降下分だけ
低い値となる。ここで、ダイオードの電圧降下は
殆ど一定で値も小さく、抵抗器の電圧降下は変化
はあつてもやはり値は小さいので、出力点の直流
電圧レベルは直流電圧入力点のレベルより電圧降
下分だけ低いほぼ一定の値ということになる。
従つて、直流電圧入力点へCRTのスレツシヨ
ルド電圧より前記電圧降下分だけ高い電圧を印加
しておくと合成出力点の直流電圧レベルは、輝度
調整電圧を変化させても常にスレツシヨルド電圧
以上で変化することになり、輝度を下げるよう調
整した場合、全体の輝度が下がつても、輝度の低
い方の映像がCRT上から消えてしまうというこ
とはなくなる。
出力点の電圧が下がるとCRTの輝度が上がる
回路構成となつている場合にはダイオードの正極
が出力点側になるように接続され、出力点の直流
レベルがスレツシヨルド電圧より上がらないよう
にすることにより輝度の低い方の映像がCRT上
から消えないようにすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案の輝度調整回路の実施例の構
成図である。図中、直流電圧入力点26、ダイオ
ード27および抵抗器28を付加した以外は第3
図の構成と全く同様である。
本実施例は出力点19の電圧が高くなると
CRTの輝度が上がる場合の例である。
直流電圧入力点にはCRTのスレツシヨルド電
圧より、抵抗器28、ダイオード27の電圧降下
分だけ高い直流電圧が印加される。
抵抗器28の抵抗値は、ダイオード27を外し
た状態の出力点19の出力抵抗より充分小さく選
ばれている。
第2図は本実施例の入出力特性図であり、第4
図に対応する図である。実線29は輝度調整電圧
を標準値に設定した場合の入出力特性であり、1
点鎖線30および同31は輝度調整電圧を調整し
て輝度を順次下げていつた場合の入出力特性であ
る。また、抵抗器28の抵抗値を変えることによ
り点線32で示すようなLog的な特性も得ること
ができる。第2図から明らかなように、本考案の
輝度調整回路では、入出力特性の変化がCRTの
スレツシヨルド電圧以上の所で行われるため全体
の輝度を低くしていつても輝度の低い映像が消え
るということはない。
また、本考案の輝度調整回路では入力レベルが
0で丁度スレツシヨルド電圧の出力レベルになる
ようになつているので、従来の輝度調整回路のよ
うに、輝度調整電圧を標準値に設定しても入力レ
ベルが一定値(第4図のa)より低い映像信号の
映像がCRT上に現われないという範囲はなくな
つている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の輝度調整回路は
従来の輝度調整回路の出力点に抵抗器とダイオー
ドを介して直流電圧を印加することにより、輝度
調整電圧を輝度が低くなるように調整していつて
もCRTのスレツシヨルド電圧より輝度を低下さ
せる方向に変化しないので、全体の輝度を下げて
行つても、輝度の低かつた映像が消えてしまうと
いうことがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の輝度調整回路の実施例の構成
を示す図、第2図は第1図の実施例における入出
力特性図、第3図は従来の輝度調整回路の構成例
を示す図、第4図は第3図の構成における入出力
特性図である。 1〜4……映像信号入力点、5……輝度調整電
圧入力点、6〜17……抵抗器、18……定電位
点、19……出力点、20……輝度調整電圧を標
準値に設定した場合の入出力特性、21,22…
…輝度調整電圧により輝度を下げていつた場合の
入出力特性、23,25……望まれる入出力特
性、24……スレツシヨルド電圧レベル、26…
…直流電圧入力点、27……ダイオード、28…
…抵抗器、29……輝度調整電圧を標準値に設定
した場合の入出力特性、30,31……輝度調整
電圧を調整して輝度を順次下げていつた場合の入
出力特性、32……抵抗器28の異なつた値に対
する入出力特性の例。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. n(自然数)個の映像信号入力点を有し、一定
    電位点と第1の映像信号入力点との間が抵抗分圧
    されており、該分圧点(第1の分圧点)と第2の
    映像信号入力点との間が抵抗分圧されており、該
    分圧点(第2の分圧点)と第3の映像信号入力点
    との間が抵抗分圧されており、順次これを繰り返
    し、第(n−1)の分圧点と第nの映像信号入力
    点との間が抵抗分圧された第nの分圧点が合成さ
    れた映像信号の出力点であり、前記n個の各映像
    信号入力点はそれぞれ所定の抵抗器を介して同一
    の輝度調整電圧入力点に接続され、前記出力点は
    ダイオードと抵抗器を介して直流電圧入力点へ接
    続されていることを特徴とする輝度調整回路。
JP4449587U 1987-03-26 1987-03-26 Expired JPH0448058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4449587U JPH0448058Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4449587U JPH0448058Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63152374U JPS63152374U (ja) 1988-10-06
JPH0448058Y2 true JPH0448058Y2 (ja) 1992-11-12

Family

ID=30862362

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JP4449587U Expired JPH0448058Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

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