JPH0448055Y2 - - Google Patents

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JPH0448055Y2
JPH0448055Y2 JP13734586U JP13734586U JPH0448055Y2 JP H0448055 Y2 JPH0448055 Y2 JP H0448055Y2 JP 13734586 U JP13734586 U JP 13734586U JP 13734586 U JP13734586 U JP 13734586U JP H0448055 Y2 JPH0448055 Y2 JP H0448055Y2
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【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、符号化復号化装置に関する。
[従来技術] 一般に、画像情報は情報量が非常に大きいの
で、そのままの状態で画像情報を伝送するとその
伝送に非常に長い時間を要し、また、そのままの
状態で画像情報を蓄積すると非常に大きな記憶容
量を占有する。
一方、画像情報は冗長度が非常に大きいため、
この冗長性を利用して符号化圧縮することで、情
報量を格段に低減(1/10程度)することができ
る。
そこで、一旦符号化圧縮した状態で画像情報を
伝送あるいは蓄積することによつて、伝送効率や
蓄積効率を向上している。また、その状態で画像
情報を受信した装置および蓄積した画像情報を再
生した装置は、元の画像情報に復号化伸張してい
る。
例えば、CCITT(国際電信電話諮問委員会)の
勧告T.30に規定されているグループ3フアクシ
ミリ装置では、標準の1次元符号化方式として
MH符号化方式が採用され、2次元符号化方式と
してMR符号化方式が採用されている。なお、一
般に、画像の2次元的な特徴を符号化する2次元
符号化方式の方が、画像の1次元的な特徴を符号
化する1次元符号化方式に較べて符号化効率が大
きい。
このような画像情報の符号化処理および復号化
処理は、従来、例えば第3図に示す装置によつて
実現されていた。なお、この第3図に示した装置
は、符号化復号化機能を実現する部分のみを抽出
したものであり、さらに大きなシステムの一部を
なすものである。
同図において、CPU(中央処理装置)1は、こ
のシステム全体を制御するためのものであり、そ
の処理プログラムはROM(リード・オンリ・メ
モリ)2に記憶されており、その作業領域は
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3にワー
クエリアWMとして設定されている。また、シス
テムバス4は、このシステムバスを構成する各要
素間で、アドレス、データおよび制御情報等の各
種のデータをやりとりするためのものである。
符号化復号化手段(以下DCRという)5は、
画像データをページ単位に符号データに符号圧縮
するとともに符号データを画像データに復号伸張
するものであり、その動作モードは、1次元符号
化モードおよび2次元符号化モード等の複数のう
ちいずれか1つを設定することが可能である。こ
のDCR5が処理する符号データおよび画像デー
タは、それぞれ符号バスライン5aおよび画像バ
スライン5bを介してやりとりされる。
また、このDCR5には、2次元符号化モード
で動作するときに参照ラインのデータを1ライン
分記憶するための参照ラインメモリ6が付設され
ており、DCR5とこの参照ラインメモリ6との
データのやりとりは参照ラインバス5cを介して
なされる。
ダイレクト・メモリ・アクセス制御部(以下
DMACという)7は、RAM3に設定されている
画像データ領域PMおよび符号データ領域CMと
DCR5の間のデータのやりとりをCPU1を介さ
ずに直接実行させるためのものであり、DCR5
の符号バスライン5aと画像バスライン5bのお
のおのにダイレクト・メモリ・アクセス・チヤネ
ル(以下DMAチヤネルという)を1つ設定して
いる。したがつて、1つのDCR5につき2つの
DMAチヤネルが使用される。
以上の構成で、例えばDCR5によつて画像を
符号化処理するとき、まず、CPU1はRAM3の
画像データ領域PMに符号化する画像データを蓄
積する。なお、このときにRAM3に蓄積する画
像データは、1ページ分の画像の全部でもよいし
その一部でもよい。
次に、DCR5に動作モード(例えば2次元符
号化モード)をセツトし、DMAC7によつて
DCR5の画像バスライン5bをRAM3に接続し
た状態で、RAM3の画像データ領域PMをDCR
5にアクセスさせて符号化するラインの画像デー
タをRAM3の画像データ領域PMから読み出さ
せて符号圧縮させる。そして、DMAC7により
DCR5の符号バスライン5aをRAM3に接続し
た状態で、DCR5の処理結果をRAM3の符号デ
ータ領域CMに順次蓄積させる。
以上の処理を1ページ分の画像データについて
順次繰り返し実行し、1ページ分の画像データを
符号圧縮する。
ところで、画像データの処理単位は、画像デー
タが平面的な構造をもつために一般にページ単位
であり、上述した従来装置でも、符号化処理およ
び復号化処理の処理単位はページ単位になつてい
る。
このように、符号化処理および復号化処理の処
理単位がページ単位であると、例えばフアクシミ
リ装置で画情報を受信してその受信画像を記録出
力しながら送信原稿を読み取つてメモリに蓄積す
るような並行動作を実現しようとしたとき、受信
した画情報を元の画像に復号化する処理と読み取
つた送信原稿の画像を符号化する処理をそれぞれ
実行する符号化復号化装置を備える必要がある。
このようにして複数個の符号化復号化装置を設
けた場合、上述のようにおのおのの符号化復号化
装置に対して符号バスラインと画像バスラインの
2つにそれぞれDMAチヤネルを割り当てる必要
があり、その結果、並行動作している複数の符号
化処理および復号化処理に対してDMAチヤネル
が2つずつ使用されるので、CPUがシステムバ
スを使用できる時間率が低下し、システム全体の
動作効率が低下するという不都合を生じていた。
また、DMACのチヤネル数も増大する必要があ
り、コストが高くなるという不都合も生じてい
た。
[目的] 本考案は、かかる従来技術の不都合を解消する
ためになされたものであり、複数の符号化処理お
よび復号化処理を容易に並行動作できる符号化復
号化装置を提供することを目的としている。
[構成] 本考案は、この目的を達成するために、ライン
単位に画像データを符号データに符号圧縮すると
ともに符号データを画像データに復号伸張する符
号化復号化手段と、符号データおよび画像データ
を処理単位別に複数組記憶するデータ記憶手段
と、符号化復号化手段の内部状態を処理単位別に
複数組記憶する内部状態記憶手段と、符号化復号
化手段が参照する参照ラインデータを処理単位別
に複数組記憶する参照ラインデータ記憶手段と、
符号化復号化手段が使用するデータ記憶手段の記
憶領域と参照ラインデータ記憶手段の記憶領域を
おのおのの処理単位毎で切り換えるとともにその
切り換え前に実行している第1の処理単位に対応
した符号化復号化手段の内部状態を内部状態記憶
手段に退避したのちに切り換え後に実行する第2
の処理単位に対応した符号化復号化手段の内部状
態を内部状態記憶手段から符号化復号化手段に復
帰する制御手段を備えている。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施
例を詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例にかかる装置を示
している。なお、この第1図は、第3図と同様に
符号化復号化機能を実現する部分のみを抽出した
ものであり、第3図と同一部分および相当する部
分には、同一符号を付してその説明を省略する。
同図において、符号化復号化装置(以下DCR
という)15は、画像データをライン単位に符号
データに符号圧縮するとともに符号データを画像
データに復号伸張するものであり、その動作モー
ドは、1次元符号化モードおよび2次元符号化モ
ード等の複数のうちいずえか1つを設定すること
が可能である。このDCR15が処理する符号デ
ータおよび画像データは、それぞれ符号バスライ
ン15aおよび画像バスライン15bを介してや
りとりされる。
また、このDCR15には、2次元符号化モー
ドで動作するときに参照ラインのデータをnライ
ン分おのおののライン単位に記憶するための参照
ラインメモリ16が付設されており、DCR15
とこの参照ラインメモリ16の1つのラインメモ
リRM1〜RMnとのデータのやりとりは参照ラ
インバス15cを介してなされ、使用するライン
メモリRM1〜RMnの指定は、参照ラインアド
レスバス15dによつてなされる。
CPU(中央処理装置)1のワークエリアWMが
設定されているRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)13には、さらに、n個の符号化処理およ
び復号化処理にかかる画像データおよび符号デー
タをそれぞれ記憶する画像データ領域PM1〜
PMnおよび符号データ領域CM1〜CMnと、n
個の符号化処理および復号化処理を並列に実行す
るためにおのおのの処理単位(すなわち符号化処
理または復号化処理)の実行を継続するために必
要なDCR15の内部状態を退避しておくための
内部状態領域ST1〜STnが設定されている。
このDCR15の内部状態としては、DCR15
の内部に設けられている複数のレジスタの値、符
号化方式および符号化復号化を区別するための動
作モードデータ、および、1ライン当りの画素数
等がある。また、DCR15の動作を継続できる
ようにするには、CPU1がDCR15の処理を監
視するために必要なデータおよびその処理におけ
るデータの入出力装置情報等を退避しておく必要
があり、これらのデータはRAM13のワークエ
リアWMに退避される。
監視データは、例えば符号化処理においては、
画像データ領域PM1〜PMnのどのラインまで処
理を終了したのか記憶しておくためのラインポイ
ンタや、符号データ領域CM1〜CMnのどこまで
データを蓄積したのかを記憶しておくためのデー
タポインタ等である。
また、その処理におけるデータの入出力装置情
報とは、例えば符号化処理においては、当該符号
化処理で処理対象となつている画像データを発生
している装置(例えばスキヤナ)の識別情報、お
よび、当該符号化処理の結果得られた符号データ
の出力先の装置(例えばプロツタ)の識別情報等
である。
以上の構成で、例えばDCR15によつて画像
を符号化処理するとき、まず、CPU1はRAM1
3の画像データ領域PM1〜PMnのうちそのとき
に使用していない1つをその符号化処理に割り当
て、その割り当てた画像データ領域PM1〜PMn
に図示しない画像データ発生装置(例えばスキヤ
ナ)から出力された画像データを蓄積する。な
お、このときにRAM13に蓄積する画像データ
は、1ページ分の画像の全部でもよいしその一部
でもよい。
次に、DCR15に動作モード(例えば2次元
符号化モード)をセツトし、DMAC(ダイレク
ト・メモリ・アクセス制御部)7によつてDCR
15の画像バスライン15bをRAM13に接続
し、その符号化処理に割り当てられているRAM
13の画像データ領域PM1〜PMnをDCR15
にアクセスさせて符号化するラインの画像データ
を当該画像データ領域PM1〜PMnから読み出さ
せて符号圧縮させる。
そして、DMAC7によつてDCR15の符号バ
スライン15aをRAM13に接続した状態で、
DCR15の処理結果を、割り当てられている画
像データ領域PM1〜PMnに対応したRAM13
の符号データ領域CM1〜CMnに順次蓄積させ
る。なお、このとき、参照ラインメモリ16のラ
インメモリRM1〜RMnは、割り当てられてい
る画像データ領域PM1〜PMnに対応したものが
使用される。
以上の処理を1ページ分の画像データについて
順次繰り返し実行し、1ページ分の画像データを
符号圧縮する。
また、DCR15によつて符号データを画像デ
ータに復号化処理するとき、まず、CPU1は
RAM13の符号データ領域CM1〜CMnのうち
そのときに使用していない1つをその復号化処理
に割り当て、その割り当てた符号データ領域CM
1〜CMnに図示しない符号データ発生装置(例
えばデータ通信部)から出力された符号データを
蓄積する。このときにRAM13に蓄積する符号
データは、1ページ分の画像の全部でもよいしそ
の一部でもよい。
次に、DCR15に動作モード(例えば2次元
復号化モード)をセツトし、DMAC7によつて
DCR15の符号バスライン15aをRAM13に
接続し、その復号化処理に割り当てられている
RAM13の符号データ領域CM1〜CMnをDCR
15にアクセスさせて復号化するラインの符号デ
ータを当該符号データ領域CM1〜CMnから読み
出させて復号伸張させる。なお、このとき、参照
ラインメモリ16のラインメモリRM1〜RMn
は、割り当てられている符号データ領域CM1〜
CMnに対応したものが使用される。
そして、DMAC7によつてDCR15の画像バ
スライン15bをRAM13に接続した状態で、
DCR15の処理結果を、割り当てられている符
号データ領域CM1〜CMnに対応したRAM13
の画像データ領域PM1〜PMnに順次蓄積させ
る。
以上の処理を1ページ分の符号データについて
順次繰り返し実行し、1ページ分の符号データを
復号伸張する。
次に、符号化処理(以下プロセス1という)を
実行しているときに、復号化処理(以下プロセス
2という)を実行すること、すなわち、2つのプ
ロセスを並行して処理することを考える。
この場合、プロセス1の符号化処理とプロセス
2の復号化処理とが、1ライン毎に交互に実行さ
れる。
すなわち、CPU1は、まず、プロセス1につ
いてDCR15の動作モード等を設定して動作さ
せ、符号化処理を実行させる。プロセス1の符号
化処理を1ライン分終了すると、その時点での
DCR15の内部状態をRAM13の内部状態領域
ST1〜STnのうちプロセツ番号に対応したもの
(この場合は内部状態領域ST1)に退避させると
ともに、その時点でのプロセス1の実行状態の監
視データおよびデータの入出力装置情報等を
RAM13のワークエリアWMでプロセス1に割
り当てられている領域に退避し、そして、プロセ
ス2についてDCR15の動作モード等を設定し
て動作させ、復号化処理を実行させる。
プロセス2の復号化処理を1ライン分終了する
と、その時点でのDCR15の内部状態をRAM1
3の内部状態領域ST1〜STnのうちプロセス番
号に対応したもの(この場合は内部状態領域ST
2)に退避させるとともに、その時点でのプロセ
ス2の実行状態の監視データおよびデータの入出
力装置情報等をRAM13のワークエリアWMで
プロセス2に割り当てられている領域に退避す
る。
そして、CPU1は、プロセス1を中断した時
点の状態に戻すために、RAM13の内部状態領
域ST1のデータをDCR15に復帰させるととも
にプロセス1の監視データおよびデータの入出力
装置情報等を復帰し、次のラインについて符号化
処理を実行する。
これ以降は、順次プロセス1とプロセス2が1
ライン毎に実行され、結果的に、2つのプロセス
が並行して処理される。なお、いずれかのプロセ
スが早く終了したときには、その時点から他方の
プロセスが連続して実行される。
また、3つ以上のプロセスを並行して処理する
場合も、上述と同様な処理がなされる。この実施
例では、最大n個のプロセスを並行して処理でき
る。
このようにして、本実施例では、1つのDCR
15を用いて2つ以上のプロセスを並行して処理
できるので、符号化処理および復号化処理の並行
する数にかかわらず使用するDMA(ダイレレク
ト・メモリ・アクセス)チヤネルの個数は2つで
あり、CPU1の時間率を低下させることがなく、
システム全体の効率を高くすることができる。
第2図は、本考案の他の実施例にかかるフアク
シミリ装置を示している。なお、同図において、
第1図と同一部分および相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
同図において、CPU1はこのフアクシミリ装
置の全体を制御するものであり、操作表示部20
は各種の操作キーと操作のガイダンス情報等を表
示するための表示自由度の大きい表示器等からな
り、オペレータがこのフアクシミリ装置を操作す
るためのものである。また、スキヤナ21は送信
原稿の画像を所定の解像度で読み取るものであ
り、プロツタ22は受信画像を所定の解像度で記
録出力するものである。
通信制御部(以下CCUという)23は所定の
フアクシミリ伝送制御手順を実行して相手局と画
像伝送を実行するものであり、モデム24はアナ
ログ回線網である公衆電話回線等を伝送回線とし
て用いることができるようにデジタルデータを変
復調するものであり、網制御装置(いかNCUと
いう)25はフアクシミリ装置を公衆電話回線網
に接続するためのものである。なお、このNCU
25は自動発着信機能を備えている。
また、操作表示部20、スキヤナ21、プロツ
タ22、および、CCU23も、システムバス4
を介してデータのやりとりがなされている。
この場合、符号化処理および復号化処理のプロ
セスを2つ並行して実行でき、したがつて、
RAM13にはそれぞれ2つ分の画像データ領域
PM1,PM2、符号データ領域CM1,CM2お
よび内部状態領域ST1,ST2が設定され、参照
ラインメモリ16には2つ分のラインメモリRM
1,RM2が備わつている。
以上の構成で、このフアクシミリ装置が受信動
作中にオペレータが送信操作を実行した場合を考
える。
まず、送信装置から発呼されて所定の伝送前手
順が実行され、画情報が伝送されてくると、
CPU1はDMAC7によつてCCU23をRAM1
3に接続し、受信画情報をRAM13の符号デー
タ領域CM1に蓄積する。
その蓄積と並行して、CPU1はそのときに設
定された符号化方式の復号モードにDCR15の
プロセス1の動作モードを設定し、上述と同様に
して、符号データ領域CM1に蓄積されている受
信画情報をDCR15によつて復号伸張させて
RAM13の画像データ領域PM1に一旦蓄積し、
その画像データ領域PM1に蓄積した画信号を順
次プロツタ22に転送して受信画像を記録出力さ
せる。なお、RAM13からプロツタ22へのデ
ータ転送は、DMAC7によるダイレクト・メモ
リ・アクセスによつて高速に実現される。
このようにして、画情報が受信されてプロツタ
22から受信画像が記録出力されているときに、
オペレータがスキヤナ21に送信原稿をセツトし
た状態で、操作表示部20から所定の送信操作を
入力したとき、CPU1は、上述した受信動作と
並行して、スキヤナ21に送信原稿の画像を読み
取らせるとともに、DMAC7によつてスキヤナ
21をRAM13に接続し、読み取つた画像を
RAM13の画像データ領域PM2に一旦蓄積す
る。
そして、その蓄積と並行して、CPU1は所定
の符号化方式の符号モードにDCR15のプロセ
ス2の動作モードを設定し、上述と同様にして、
画像データ領域PM2に蓄積されている画像を
DCR15によつて符号圧縮させてRAM13の符
号データ領域CM2に蓄積させる。
したがつて、スキヤナ21によつて読み取られ
た画像は、DCR15によつて符号圧縮された状
態でRAM13の符号データ領域CM2に蓄積さ
れる。そして、受信動作を終了すると、CPU1
は、そのときにオペレータから指定された宛先を
発呼するとともに、RAM13の符号データ領域
CM2に蓄積された画情報を伝送する。
また、そのさいに設定された符号化方式が符号
データ領域CM2に蓄積するときの符号化方式と
異なつているときには、次のようにして、画情報
の符号化方式を変換する。
すなわち、符号データ領域CM2に蓄積されて
いる画情報をDCR15のプロセス1で元の画像
(画信号)に復号伸張してRAM13の画像デー
タ領域PM2に一旦蓄積し、DCR15のプロセス
2にそのときに設定された符号化方式を設定して
画像データ領域PM2に蓄積した画信号を符号圧
縮してその結果をRAM13の符号データ領域
CM1に蓄積し、その符号データ領域CM1に蓄
積した画情報を順次CCU23に転送して宛先に
伝送する。なお、RAM13からCCU23への画
情報の転送は、DMAC7によるダイレクト・メ
モリ・アクセスによつて高速に実現される。
ところで、上述した実施例では、DCRの符号
バスラインと画像バスラインをシステムバスに接
続して、システムに設けられた大容量のメモリの
一部を符号データ領域および画像データ領域とし
て使用しているが、符号バスラインと画像バスラ
インのおのおのに符号データ領域および画像デー
タ領域をなすローカルなメモリを接続することも
できる。
また、DCRの内部状態を退避するための内部
状態領域をシステムに設けられた大容量のメモリ
の一部に設定しているが、この内部状態領域は、
符号データ領域および画像データ領域をなすロー
カルなメモリ、あるいは、参照ラインメモリの一
部に設定することができる。
また、本考案は、上述したようなフアクシミリ
装置以外のシステムにも使用できる。例えば、ホ
スト装置に複数のワークステーシヨンが接続され
たシステムで、ホスト装置に画像処理機能を付加
し、その画像処理機能を他のワークステーシヨン
が使用するときなどにも本考案は有効である。
[効果] 以上説明したように、本考案によれば、ライン
単位に画像データを符号データに符号圧縮すると
ともに符号データを画像データに復号伸張する符
号化復号化手段と、符号データおよび画像データ
を処理単位別に複数組記憶するデータ記憶手段
と、符号化復号化手段の内部状態を処理単位別に
複数組記憶する内部状態記憶手段と、符号化復号
化手段が参照する参照ラインデータを処理単位別
に複数組記憶する参照ラインデータ記憶手段と、
符号化復号化手段が使用するデータ記憶手段の記
憶領域と参照ラインデータ記憶手段の記憶領域を
おのおのの処理単位毎で切り換えるとともにその
切り換え前に実行している第1の処理単位に対応
した符号化復号化手段の内部状態を内部状態記憶
手段に退避したのちに切り換え後に実行する第2
の処理単位に対応した符号化復号化手段の内部状
態を内部状態記憶手段から符号化復号化手段に復
帰する制御手段を備えているので、複数の符号化
処理および復号化処理を容易に並行動作できると
いう効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる符号化復号
化装置を示したブロツク図、第2図は本考案の他
の実施例にかかるフアクシミリ装置を示したブロ
ツク図、第3図は従来例を示したブロツク図であ
る。 1……CPU(中央処理装置)、2……ROM(リ
ード・オン・メモリ)、7……DMAC(ダイレク
ト・メモリ・アクセス制御部)、13……RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)、15……DCR
(符号化復号化装置)、16……参照ラインメモ
リ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ライン単位に画像データを符号データに符号圧
    縮するとともに符号データを画像データに復号伸
    張する符号化復号化手段と、符号データおよび画
    像データを処理単位別に複数組記憶するデータ記
    憶手段と、上記符号化復号化手段の内部状態を処
    理単位別に複数組記憶する内部状態記憶手段と、
    上記符号化復号化手段が参照する参照ラインデー
    タを処理単位別に複数組記憶する参照ラインデー
    タ記憶手段と、上記符号化復号化手段が使用する
    上記データ記憶手段の記憶領域と上記参照ライン
    データ記憶手段の記憶領域をおのおのの処理単位
    毎で切り換えるとともにその切り換え前に実行し
    ている第1の処理単位に対応した上記符号化復号
    化手段の内部状態を上記内部状態記憶手段に退避
    したのちに、切り換え後に実行すべき第2の処理
    単位に対応した上記符号化復号化手段の内部状態
    を上記内部状態記憶手段から上記符号化復号化手
    段に復帰する制御手段を備え、複数の符号化処理
    および符号化処理を並行して実行すること特徴と
    する符号化復号化装置。
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