JPH0447935B2 - - Google Patents
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- JPH0447935B2 JPH0447935B2 JP60028155A JP2815585A JPH0447935B2 JP H0447935 B2 JPH0447935 B2 JP H0447935B2 JP 60028155 A JP60028155 A JP 60028155A JP 2815585 A JP2815585 A JP 2815585A JP H0447935 B2 JPH0447935 B2 JP H0447935B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/04—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H33/16—Impedances connected with contacts
- H01H33/165—Details concerning the impedances
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C1/00—Details
- H01C1/02—Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure
- H01C1/034—Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure the housing or enclosure being formed as coating or mould without outer sheath
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C1/00—Details
- H01C1/14—Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
- H01C1/148—Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors the terminals embracing or surrounding the resistive element
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は密閉形ガス絶縁高圧開閉装置用断路器
に関する。
に関する。
円筒形の接触子と、接触子又は電界電極の内部
に配置された可動な一つの絶縁筒と、長軸線上に
設けられそれぞれ接触子の一つに電気的に結合さ
れたないしは結合されうるほぼ同一の大きさの可
動な二つの抵抗体とを備え、前記接触子が電界電
極として構成されるか又は電界電極によつて囲ま
れ、開閉時に接触子が動いている間は前記絶縁筒
が接触子間の極間ギヤツプを実質的に橋絡し、前
記抵抗体は熱伝導の良いセラミツク製支持体を備
え、抵抗体の外形寸法が絶縁筒の内径より小さ
く、抵抗体が閉成運動の開始に当つて極間ギヤツ
プ中に挿入され、絶縁筒により極間ギヤツプが少
なくともほとんど橋絡された後対向する接触子が
相互に又は電界電極に接触する前に極間ギヤツプ
を橋絡するような密閉形ガス絶縁高圧開閉装置用
断路器は本出願人により提案されている。この断
路器に組み込まれたかかる低抗体により高周波の
共振が避けられる。
に配置された可動な一つの絶縁筒と、長軸線上に
設けられそれぞれ接触子の一つに電気的に結合さ
れたないしは結合されうるほぼ同一の大きさの可
動な二つの抵抗体とを備え、前記接触子が電界電
極として構成されるか又は電界電極によつて囲ま
れ、開閉時に接触子が動いている間は前記絶縁筒
が接触子間の極間ギヤツプを実質的に橋絡し、前
記抵抗体は熱伝導の良いセラミツク製支持体を備
え、抵抗体の外形寸法が絶縁筒の内径より小さ
く、抵抗体が閉成運動の開始に当つて極間ギヤツ
プ中に挿入され、絶縁筒により極間ギヤツプが少
なくともほとんど橋絡された後対向する接触子が
相互に又は電界電極に接触する前に極間ギヤツプ
を橋絡するような密閉形ガス絶縁高圧開閉装置用
断路器は本出願人により提案されている。この断
路器に組み込まれたかかる低抗体により高周波の
共振が避けられる。
断路器の閉路の際には先行放電アークが発生
し、このアークが広帯域の高周波振動を誘起す
る。密閉形高圧開閉装置においては、この広帯域
の高周波振動の二、三の周波数が密閉形高圧開閉
装置の寸法から決まる固有振動数と共振すること
がある。そのときには振動の反射により密閉形開
閉装置の中に定常波が発生し、その局部的なピー
ク電流において耐フラツシオーバ強度が場合によ
つては低下し、そこで密閉用の金属カプセルへの
フラツシオーバが生じることがある。高周波振動
の伝ぱが低導電性高透磁率のコーテイングにより
防止されうることが既に知られており（西ドイツ
国特許出願公開第2406160号及び同第3216275号明
細書）、これに対し本出願人の提案（西ドイツ国
特許出願公開第3331819号明細書）では断路器の
内に抵抗体が設けられている。それゆえに先行放
電アークは異なる電位を有する両抵抗体の間での
み発生するようになり抵抗体の減衰作用によつて
高周波振動の発生を防止することができる。さら
に、先行放電アークは極間ギヤツプをほとんど覆
う絶縁筒により遮へいされているので、先行放電
アークはカプセルに転移することができず、従つ
て地絡は生じない。抵抗体は先行放電アークの作
用に、従つてそれによる加熱にさらされるので、
抵抗体は熱伝導の良いセラミツク製支持体を備え
ている。
し、このアークが広帯域の高周波振動を誘起す
る。密閉形高圧開閉装置においては、この広帯域
の高周波振動の二、三の周波数が密閉形高圧開閉
装置の寸法から決まる固有振動数と共振すること
がある。そのときには振動の反射により密閉形開
閉装置の中に定常波が発生し、その局部的なピー
ク電流において耐フラツシオーバ強度が場合によ
つては低下し、そこで密閉用の金属カプセルへの
フラツシオーバが生じることがある。高周波振動
の伝ぱが低導電性高透磁率のコーテイングにより
防止されうることが既に知られており（西ドイツ
国特許出願公開第2406160号及び同第3216275号明
細書）、これに対し本出願人の提案（西ドイツ国
特許出願公開第3331819号明細書）では断路器の
内に抵抗体が設けられている。それゆえに先行放
電アークは異なる電位を有する両抵抗体の間での
み発生するようになり抵抗体の減衰作用によつて
高周波振動の発生を防止することができる。さら
に、先行放電アークは極間ギヤツプをほとんど覆
う絶縁筒により遮へいされているので、先行放電
アークはカプセルに転移することができず、従つ
て地絡は生じない。抵抗体は先行放電アークの作
用に、従つてそれによる加熱にさらされるので、
抵抗体は熱伝導の良いセラミツク製支持体を備え
ている。
本発明が解決しようとする問題点は、上述の従
来技術をさらに改良して、断路器に設けられた抵
抗体を小さな容積で必要な抵抗値と高い耐電圧強
度と高い耐熱性とを有するように構成することに
ある。
来技術をさらに改良して、断路器に設けられた抵
抗体を小さな容積で必要な抵抗値と高い耐電圧強
度と高い耐熱性とを有するように構成することに
ある。
上述の問題点は本発明によれば、各抵抗体を複
数のエレメントから集成し、このエレメントが相
互に間隔を置いて両端面の二つの金属接触円板の
間に配置されるようにし、各エレメントを抵抗材
料から成る焼き付けられた帯を支持するセラミツ
クの板により構成し、この帯を板のそれぞれ接触
円板に向う相対する縁で終端させ、さらに接触円
板に外側から接触できるように抵抗体を硬化され
た注型樹脂の中に鋳込むようにすることにより解
決される。
数のエレメントから集成し、このエレメントが相
互に間隔を置いて両端面の二つの金属接触円板の
間に配置されるようにし、各エレメントを抵抗材
料から成る焼き付けられた帯を支持するセラミツ
クの板により構成し、この帯を板のそれぞれ接触
円板に向う相対する縁で終端させ、さらに接触円
板に外側から接触できるように抵抗体を硬化され
た注型樹脂の中に鋳込むようにすることにより解
決される。
狭い空間にもかかわらず、相互に間隔を置いて
配置された抵抗コーテイングが焼き付けた平行な
複数の板から成る抵抗体を用いることにより、抵
抗値を主として後置接続された送電線キヤパシタ
ンスにより決まる希望の大きさである500ないし
5000オームに適合させることが可能となるばかり
でなく、複数の冷却面を得ることができる。それ
によつて、閉路に際して先行放電アークにより衝
撃的に発生した熱がセラミツク製支持体及び注型
樹脂を介して抵抗体の外表面から速やかに放散さ
れる。従つて抵抗体は高い耐熱性を有する。表面
は電気的接触を必要とする金属面のところまで注
型樹脂により覆われており、硬化した注型樹脂は
フツ化水素酸に耐えるので、絶縁ガス特にSF6の
生じうる化学的な分解生成物に対する高い耐性が
与えられる。
配置された抵抗コーテイングが焼き付けた平行な
複数の板から成る抵抗体を用いることにより、抵
抗値を主として後置接続された送電線キヤパシタ
ンスにより決まる希望の大きさである500ないし
5000オームに適合させることが可能となるばかり
でなく、複数の冷却面を得ることができる。それ
によつて、閉路に際して先行放電アークにより衝
撃的に発生した熱がセラミツク製支持体及び注型
樹脂を介して抵抗体の外表面から速やかに放散さ
れる。従つて抵抗体は高い耐熱性を有する。表面
は電気的接触を必要とする金属面のところまで注
型樹脂により覆われており、硬化した注型樹脂は
フツ化水素酸に耐えるので、絶縁ガス特にSF6の
生じうる化学的な分解生成物に対する高い耐性が
与えられる。
抵抗材料から成る帯は板の片面上だけにも又は
板の両面上にも設けることができる。小さい平面
上にできる限り長い抵抗を設けるように、帯を曲
りくねつた形状又はジグザグ状に形成することが
推奨される。板の両面上に帯を配置するときに
は、両面の帯を同一形状に形成し、かつ帯の板の
側縁での終端位置で前面の帯と後面の帯とを相互
に結合するのが合理的である。それにより板の上
で両面の帯の並列接続をすませてしまうことがで
きる。
板の両面上にも設けることができる。小さい平面
上にできる限り長い抵抗を設けるように、帯を曲
りくねつた形状又はジグザグ状に形成することが
推奨される。板の両面上に帯を配置するときに
は、両面の帯を同一形状に形成し、かつ帯の板の
側縁での終端位置で前面の帯と後面の帯とを相互
に結合するのが合理的である。それにより板の上
で両面の帯の並列接続をすませてしまうことがで
きる。
つぎに本発明を図面に示す実施例につき詳細に
説明する。
説明する。
第１図は断路器の縦断面図、第２図は抵抗体の
一部破断斜視図、第３図は抵抗体を構成する板の
平面図である。
一部破断斜視図、第３図は抵抗体を構成する板の
平面図である。
加圧ガス例えばSF6により絶縁された密閉形高
圧開閉装置は断路器１を内蔵し、この断路器は金
属性の接地されたカプセル２の内部に置かれてい
る。第１図においては断路器は先行放電アーク３
が発生している閉路中の状態を示す。断路器１は
同軸線上に相対向する円筒形の電界電極４及び５
を有し、断路器の開路位置では両電極間に矢によ
つて示した開放された極間ギヤツプ６が存在す
る。右側の電界電極５の内部には円筒接触子の形
をした可動接触子７が配置され、この接触子は滑
り接触片８を介して電界電極５と導電結合され、
従つてこの電極と同電位にある。
圧開閉装置は断路器１を内蔵し、この断路器は金
属性の接地されたカプセル２の内部に置かれてい
る。第１図においては断路器は先行放電アーク３
が発生している閉路中の状態を示す。断路器１は
同軸線上に相対向する円筒形の電界電極４及び５
を有し、断路器の開路位置では両電極間に矢によ
つて示した開放された極間ギヤツプ６が存在す
る。右側の電界電極５の内部には円筒接触子の形
をした可動接触子７が配置され、この接触子は滑
り接触片８を介して電界電極５と導電結合され、
従つてこの電極と同電位にある。
固定された左側の電界電極４の内部には可動な
絶縁筒９が設けられ、この絶縁筒９の外径は電界
電極４の孔の縁１０の直径より小さい。さらに電
界電極４，５の長軸線上には導電性の可動な二つ
の棒１１，１１が設けられ、この棒は極間ギヤツ
プ６側の端に円筒形の二つの抵抗体１２を支持し
ている。電界電極４，５と抵抗体１２付き棒１１
との間はそれぞれ導電結合されているので、抵抗
体１２もまた電界電極４，５の電位を有する。断
路器１の開路位置においては、抵抗体１２も絶縁
筒９も可動接触子７も電界電極４，５の内部にあ
り、従つてそれらは極間ギヤツプ６の中には突出
していない。従つて極間ギヤツプ６における電界
は電界電極４，５の形で決まり、その内部にある
前記部分によつて乱されることはない。
絶縁筒９が設けられ、この絶縁筒９の外径は電界
電極４の孔の縁１０の直径より小さい。さらに電
界電極４，５の長軸線上には導電性の可動な二つ
の棒１１，１１が設けられ、この棒は極間ギヤツ
プ６側の端に円筒形の二つの抵抗体１２を支持し
ている。電界電極４，５と抵抗体１２付き棒１１
との間はそれぞれ導電結合されているので、抵抗
体１２もまた電界電極４，５の電位を有する。断
路器１の開路位置においては、抵抗体１２も絶縁
筒９も可動接触子７も電界電極４，５の内部にあ
り、従つてそれらは極間ギヤツプ６の中には突出
していない。従つて極間ギヤツプ６における電界
は電界電極４，５の形で決まり、その内部にある
前記部分によつて乱されることはない。
閉路動作が開始されると、まず図示されていな
い操作器に補助されて絶縁筒９だけが電界電極４
から出て極間ギヤツプ６の内に移動し、対向する
電界電極５に対して矢印によつて示した間隔１３
を有する最終位置に到達する。この間隔１３は絶
縁筒９の表面上に沿面放電が発生しえないような
大きさに選定されている。
い操作器に補助されて絶縁筒９だけが電界電極４
から出て極間ギヤツプ６の内に移動し、対向する
電界電極５に対して矢印によつて示した間隔１３
を有する最終位置に到達する。この間隔１３は絶
縁筒９の表面上に沿面放電が発生しえないような
大きさに選定されている。
その後に、駆動された棒１１によつて両抵抗体
１２が両側から対称的に極間ギヤツプ６の中に挿
入される。それによつて棒の端面間には極間ギヤ
ツプ６の中央部にその時々に残留極間ギヤツプ１
４が残つている。この残留極間ギヤツプ１４が十
分に小さくなると、両抵抗体１２の間に先行放電
アーク３が発生する。先行放電アーク３は絶縁筒
９により遮へいされているので、金属製のカプセ
ル２に転移することはできない。抵抗体１２によ
り与えられる対称減衰により、先行放電アーク３
の点弧ないし再点弧の際の高周波振動の発生が防
止され又はそれが強く減衰される。
１２が両側から対称的に極間ギヤツプ６の中に挿
入される。それによつて棒の端面間には極間ギヤ
ツプ６の中央部にその時々に残留極間ギヤツプ１
４が残つている。この残留極間ギヤツプ１４が十
分に小さくなると、両抵抗体１２の間に先行放電
アーク３が発生する。先行放電アーク３は絶縁筒
９により遮へいされているので、金属製のカプセ
ル２に転移することはできない。抵抗体１２によ
り与えられる対称減衰により、先行放電アーク３
の点弧ないし再点弧の際の高周波振動の発生が防
止され又はそれが強く減衰される。
閉路動作が進行して両抵抗体１２の端面がその
金属製の接触円板１５で接触した後に、可動接触
子７が電界電極４に接触し、さらに絶縁等９が引
き戻される。従つて断路器１の閉路位置では電流
は電界電極４から可動接触子７を経て電界電極５
へ流れるので、電流損失熱は妨げられることなく
外へ放散できる。断路器１の開路の際には個々の
部分の運動は逆の順序で進行するので、繰り返し
再点弧する遮断アークもまた低速で相対運動する
抵抗体１２の間で発生する。
金属製の接触円板１５で接触した後に、可動接触
子７が電界電極４に接触し、さらに絶縁等９が引
き戻される。従つて断路器１の閉路位置では電流
は電界電極４から可動接触子７を経て電界電極５
へ流れるので、電流損失熱は妨げられることなく
外へ放散できる。断路器１の開路の際には個々の
部分の運動は逆の順序で進行するので、繰り返し
再点弧する遮断アークもまた低速で相対運動する
抵抗体１２の間で発生する。
抵抗体１２の構造を第２図及び第３図に示す。
各抵抗体１２は複数のエレメント１６から集成さ
れる。各エレメント１６は熱伝導のよいセラミツ
ク例えばAl2O3の方形の板１７から成り、その両
面上にペースト状の抵抗材料から成る帯が焼き付
けられている。焼き付けられた帯１８はジグザグ
状に板の一縁１９から対向する縁２０に走る。帯
１８は板１７の両表面上を同一形に走るので、帯
は縁１９，２０に到達した場合で金属接触部２１
によりそれぞれ相互に結合され、従つてそれぞれ
並列に接続されている。帯１８の始端と終端にお
いては、より大きい面積の別の金属接触部２２が
設けられ、この接触部はそれぞれ板１７の端縁２
３に達している。
各抵抗体１２は複数のエレメント１６から集成さ
れる。各エレメント１６は熱伝導のよいセラミツ
ク例えばAl2O3の方形の板１７から成り、その両
面上にペースト状の抵抗材料から成る帯が焼き付
けられている。焼き付けられた帯１８はジグザグ
状に板の一縁１９から対向する縁２０に走る。帯
１８は板１７の両表面上を同一形に走るので、帯
は縁１９，２０に到達した場合で金属接触部２１
によりそれぞれ相互に結合され、従つてそれぞれ
並列に接続されている。帯１８の始端と終端にお
いては、より大きい面積の別の金属接触部２２が
設けられ、この接触部はそれぞれ板１７の端縁２
３に達している。
複数のエレメント１６は、端面の銅から成る二
つの接触円板２４の間に相互に間隔を置いて並べ
て配置されている。接触円板２４はこのためにそ
の片面上に平行に走るスリツト２５を備えてお
り、このスリツトに板１７の端縁２３が係合する
ので、帯１８の端の金属接触部２２と接触円板２
４の間の電気的接触が得られる。また従つてすべ
てのエレメント１６は電気的に並列に接続されて
いる。そして抵抗体全体は硬化された注型樹脂２
６例えばエポキシ樹脂中に抵抗体が円筒を形成す
るように鋳込まれる。その際棒１１と抵抗体１２
との間に電気的結合を形成するために、接触円板
２４の外面はそれぞれ露出される。
つの接触円板２４の間に相互に間隔を置いて並べ
て配置されている。接触円板２４はこのためにそ
の片面上に平行に走るスリツト２５を備えてお
り、このスリツトに板１７の端縁２３が係合する
ので、帯１８の端の金属接触部２２と接触円板２
４の間の電気的接触が得られる。また従つてすべ
てのエレメント１６は電気的に並列に接続されて
いる。そして抵抗体全体は硬化された注型樹脂２
６例えばエポキシ樹脂中に抵抗体が円筒を形成す
るように鋳込まれる。その際棒１１と抵抗体１２
との間に電気的結合を形成するために、接触円板
２４の外面はそれぞれ露出される。
このように構成された抵抗体１２のために、端
部の幅が約50mmで長さが100mmの板１７を選ぶと、
例えば単位面積当り300オームの抵抗ペーストを
使用し帯を第３図に示すようにジグザグ状に配置
して両面上の帯を並列に接続すると、各エレメン
トの抵抗値7.5kΩが得られる。そしてエレメント
１６の数を適切に選ぶことにより希望の抵抗値が
選定される。
部の幅が約50mmで長さが100mmの板１７を選ぶと、
例えば単位面積当り300オームの抵抗ペーストを
使用し帯を第３図に示すようにジグザグ状に配置
して両面上の帯を並列に接続すると、各エレメン
トの抵抗値7.5kΩが得られる。そしてエレメント
１６の数を適切に選ぶことにより希望の抵抗値が
選定される。
本発明によれば、狭い空間内にもかかわらず、
相互に間隔を置いて配置され抵抗コーテイングが
焼き付けられた平行な複数の板から成る抵抗体を
用いることにより、抵抗値を主として後置接続さ
れた送電線キヤパシタンスにより決まる希望の大
きさである500ないし5000オームに適合させるこ
とが可能となるばかりでなく、複数の冷却面をも
得ることができる。それによつて閉路に際して先
行放電アークにより衝撃的に発生した熱がセラミ
ツク製支持体及び注型樹脂を介して抵抗体の外表
面から速やかに放散される。従つて抵抗体は高い
耐熱性を有する。表面は電気的接触を必要とする
金属面のところまで注型樹脂により覆われてお
り、硬化した注型樹脂はフツ化水素酸に耐えるの
で、絶縁ガス特にSF6の生じうる化学的な分解生
成物に対する高い耐性が得られる。
相互に間隔を置いて配置され抵抗コーテイングが
焼き付けられた平行な複数の板から成る抵抗体を
用いることにより、抵抗値を主として後置接続さ
れた送電線キヤパシタンスにより決まる希望の大
きさである500ないし5000オームに適合させるこ
とが可能となるばかりでなく、複数の冷却面をも
得ることができる。それによつて閉路に際して先
行放電アークにより衝撃的に発生した熱がセラミ
ツク製支持体及び注型樹脂を介して抵抗体の外表
面から速やかに放散される。従つて抵抗体は高い
耐熱性を有する。表面は電気的接触を必要とする
金属面のところまで注型樹脂により覆われてお
り、硬化した注型樹脂はフツ化水素酸に耐えるの
で、絶縁ガス特にSF6の生じうる化学的な分解生
成物に対する高い耐性が得られる。
第１図は本発明にもとづく断路器の実施例の縦
断面図、第２図は第１図に示す断路器に用いられ
ている抵抗体の一部破断した斜視図、第３図は２
図に示す抵抗体を構成する板の平面図である。 １……断路器、２……カプセル、４，５……電
界電極、６……極間ギヤツプ、７……接触子、９
……絶縁筒、１２……低抗体、１６……エレメン
ト、１７……セラミツクの板、１８……帯、１
９，２０……側縁、２１，２２……金属接触部、
２３……縁、２４……接触円板、２５……スリツ
ト、２６……注型樹脂。
断面図、第２図は第１図に示す断路器に用いられ
ている抵抗体の一部破断した斜視図、第３図は２
図に示す抵抗体を構成する板の平面図である。 １……断路器、２……カプセル、４，５……電
界電極、６……極間ギヤツプ、７……接触子、９
……絶縁筒、１２……低抗体、１６……エレメン
ト、１７……セラミツクの板、１８……帯、１
９，２０……側縁、２１，２２……金属接触部、
２３……縁、２４……接触円板、２５……スリツ
ト、２６……注型樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 円筒形の接触子と、接触子又は電界電極の内
部に配置された可動な一つの絶縁筒と、長軸線上
に設けられそれぞれ接触子の一つに電気的に結合
されたないしは結合されうるほぼ同一の大きさの
可動な二つの抵抗体とを備え、前記接触子が電界
電極として構成されるか又は電界電極によつて囲
まれ、開閉時に接触子が動いている間は前記絶縁
筒が接触子間の極間ギヤツプを実質的に橋絡し、
前記抵抗体が熱伝導の良いセラミツク製支持体を
備え、抵抗体の外形寸法が絶縁筒の内径より小さ
く、抵抗体が閉路動作の開始に当つて極間ギヤツ
プ中に挿入され、絶縁筒により極間ギヤツプが少
なくともほとんど橋絡された後対向する接触子が
相互に又は電界電極に接触する前に極間ギヤツプ
を橋絡する密閉形ガス絶縁高圧開閉装置におい
て、各抵抗体１２が複数のエレメント１６から集
成され、このエレメント１６が相互に間隔を置い
て両端面の二つの金属製接触円板２４の間に配置
され、各エレメント１６が抵抗材料から成る焼き
付けられた帯１８を支持するセラミツクの板１７
から成り、この帯が板１７のそれぞれ接触円板２
４に向う相対する縁２３で終端し、接触円板２４
に外側から接触可能に抵抗体１２が硬化された注
型樹脂中に鋳込まれたことを特徴とする密閉形ガ
ス絶縁高圧開閉装置用断路器。 ２ 帯１８が板１７の上をジグザグ形に走るよう
に配置されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の断路器。 ３ 帯１８が板１７の両者に設けられ、両帯がほ
ぼ同一形に形成され、帯１８の板の側縁１９，２
０における終端位置において表面の帯と裏面の帯
とが相互に導電結合されていることを特徴とする
特許請求の範囲第２項記載の断路器。 ４ 接触円板２４がその片面に板を挿着するため
のスリツト２５を備えることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の断路器。 ５ 接触円板２４が銅から成ることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の断路器。 ６ 抵抗体１２が円筒を形成することを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の断路器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19843405850 DE3405850A1 (de) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | Trennschalter fuer metallgekapselte, druckgasisolierte hochspannungsschaltanlagen |
| DE3405850.8 | 1984-02-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60189123A JPS60189123A (ja) | 1985-09-26 |
| JPH0447935B2 true JPH0447935B2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60028155A Granted JPS60189123A (ja) | 1984-02-16 | 1985-02-15 | 密閉形ガス絶縁高圧開閉装置用断路器 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4623767A (ja) |
| EP (1) | EP0152718B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60189123A (ja) |
| BR (1) | BR8500678A (ja) |
| CA (1) | CA1260046A (ja) |
| DE (2) | DE3405850A1 (ja) |
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-
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-
1985
- 1985-02-11 US US06/700,540 patent/US4623767A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-02-13 SU SU853856894A patent/SU1327805A3/ru active
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- 1985-02-15 JP JP60028155A patent/JPS60189123A/ja active Granted
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