JPH0447922Y2 - - Google Patents
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- JPH0447922Y2 JPH0447922Y2 JP1989114426U JP11442689U JPH0447922Y2 JP H0447922 Y2 JPH0447922 Y2 JP H0447922Y2 JP 1989114426 U JP1989114426 U JP 1989114426U JP 11442689 U JP11442689 U JP 11442689U JP H0447922 Y2 JPH0447922 Y2 JP H0447922Y2
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、テレビジヨン受像機のフオーカス電
圧調整回路等に用いるのに好適な高電圧用分圧回
路ユニツトに関するものである。
圧調整回路等に用いるのに好適な高電圧用分圧回
路ユニツトに関するものである。
[従来の技術]
テレビジヨン受像機のフオーカス電圧調整回路
のように、高電圧を分圧する分圧回路を必要とす
る場合には、分圧回路を構成するブリーダ抵抗を
絶縁樹脂製の外装即ちケースで覆つて耐圧性を向
上させた分圧回路ユニツトが用いられる。第1図
は従来用いられているテレビジヨン受像機のフオ
ーカス電圧及びスクリーン電圧調整回路を示した
もので、同図においてW1及びW2はフライバツ
クトランスFTの2次側に設けられた低圧巻線及
び高圧巻線、D1〜D3は両巻線に直列に接続さ
れたダイオード、Bはブラウン管である。低圧巻
線W1の一端は接地され、その他端はダイオード
D1のアノードに接続されている。ダイオードD
1のカソードはダイオードD2のアノードに接続
され、ダイオードD2のカソードに高圧巻線W2
の一端が接続されている。高圧巻線W2の他端は
ダイオードD3のアノードに接続され、ダイオー
ドD3のカソードはブラウン管Bのアノードaに
接続されている。FPは通称フオーカスパツクと
呼ばれる高電圧用分圧回路ユニツトで、このユニ
ツトは、ブリーダ抵抗としての固定抵抗R1〜R
3及び可変抵抗VR1,VR2とコンデンサC1
と固定抵抗R4とからなつている。更に詳細に述
べると、固定抵抗(トツプブリーダ抵抗)R1の
一端はユニツトの非接地側入力端子tiに接続さ
れ、他端は可変抵抗VR1の一端に接続されてい
る。可変抵抗VR1の他端は固定抵抗R2を通し
て可変抵抗VR2の一端に接続され、可変抵抗
VR2の他端は固定抵抗R3を通してユニツトの
接地端子teに接続されている。コンデンサC1の
一端は入力端子tiに、また他端は接地端子teにそ
れぞれ接続されている。可変抵抗VR1の中間端
子は固定抵抗R4を通して第1の出力端子t01に
接続され、可変抵抗VR2の中間端子は第2の出
力端子t02に接続されている。固定抵抗R1〜R
4及び可変抵抗VR1,VR2の抵抗体はセラミ
ツクからなる絶縁基板上に設けられ、該基板が絶
縁性の合成樹脂からなる一端開口状のケース内に
収納されている。そしてこのケースの開口部には
絶縁性樹脂が充填されている。上記基板上に設け
られた可変抵抗器VR1及びVR2用の抵抗体に
接触しつつ摺動する摺動子を保持した回転体が設
けられ、該回転体と基板上の抵抗体とにより可変
抵抗器VR1及びVR2が構成される。そしてこ
のユニツトの入力端子tiはフライバツクトランス
FTのダイオードD1,D2の接続点に接続され、
第1の出力端子T01はブラウン管Bのフオーカス
電極fに、第2の出力端子t02はスクリーン電極
Sにそれぞれ接続されている。また接地端子teは
接地されている。第1図の回路においてA点の電
圧(アノード電圧)は通常24〜27KVであり、B
点の電圧(フオーカス電圧)はアノード電圧の28
〜32%である。またC点の電圧(ユニツトへの入
力電圧)は8〜10KVである。上記第1図の回路
では、フライバツクトランスFTの出力側に低圧
巻線W1を設けてユニツトFPの入力電圧を取出
すため、アノード電圧の変動に対しフオーカス電
圧の追従性が悪く、フオーカス電圧に変動が生じ
易いという問題があり、フオーカス電圧を常にア
ノード電圧の28〜32%に保つことは困難であつ
た。そこで最近第2図に示すようにフライバツク
トランスFTの出力側に高圧巻線Wのみを設けて、
この高圧巻線Wの出力電圧をダイオードD3を通
して直接分圧回路ユニツトFPに入力するように
し、分圧回路ユニツトFPの固定抵抗R1に直列
に固定抵抗Rxを追加して所定のフオーカス電圧
及びスクリーン電圧を得るようにした回路も用い
られるようになつた。
のように、高電圧を分圧する分圧回路を必要とす
る場合には、分圧回路を構成するブリーダ抵抗を
絶縁樹脂製の外装即ちケースで覆つて耐圧性を向
上させた分圧回路ユニツトが用いられる。第1図
は従来用いられているテレビジヨン受像機のフオ
ーカス電圧及びスクリーン電圧調整回路を示した
もので、同図においてW1及びW2はフライバツ
クトランスFTの2次側に設けられた低圧巻線及
び高圧巻線、D1〜D3は両巻線に直列に接続さ
れたダイオード、Bはブラウン管である。低圧巻
線W1の一端は接地され、その他端はダイオード
D1のアノードに接続されている。ダイオードD
1のカソードはダイオードD2のアノードに接続
され、ダイオードD2のカソードに高圧巻線W2
の一端が接続されている。高圧巻線W2の他端は
ダイオードD3のアノードに接続され、ダイオー
ドD3のカソードはブラウン管Bのアノードaに
接続されている。FPは通称フオーカスパツクと
呼ばれる高電圧用分圧回路ユニツトで、このユニ
ツトは、ブリーダ抵抗としての固定抵抗R1〜R
3及び可変抵抗VR1,VR2とコンデンサC1
と固定抵抗R4とからなつている。更に詳細に述
べると、固定抵抗(トツプブリーダ抵抗)R1の
一端はユニツトの非接地側入力端子tiに接続さ
れ、他端は可変抵抗VR1の一端に接続されてい
る。可変抵抗VR1の他端は固定抵抗R2を通し
て可変抵抗VR2の一端に接続され、可変抵抗
VR2の他端は固定抵抗R3を通してユニツトの
接地端子teに接続されている。コンデンサC1の
一端は入力端子tiに、また他端は接地端子teにそ
れぞれ接続されている。可変抵抗VR1の中間端
子は固定抵抗R4を通して第1の出力端子t01に
接続され、可変抵抗VR2の中間端子は第2の出
力端子t02に接続されている。固定抵抗R1〜R
4及び可変抵抗VR1,VR2の抵抗体はセラミ
ツクからなる絶縁基板上に設けられ、該基板が絶
縁性の合成樹脂からなる一端開口状のケース内に
収納されている。そしてこのケースの開口部には
絶縁性樹脂が充填されている。上記基板上に設け
られた可変抵抗器VR1及びVR2用の抵抗体に
接触しつつ摺動する摺動子を保持した回転体が設
けられ、該回転体と基板上の抵抗体とにより可変
抵抗器VR1及びVR2が構成される。そしてこ
のユニツトの入力端子tiはフライバツクトランス
FTのダイオードD1,D2の接続点に接続され、
第1の出力端子T01はブラウン管Bのフオーカス
電極fに、第2の出力端子t02はスクリーン電極
Sにそれぞれ接続されている。また接地端子teは
接地されている。第1図の回路においてA点の電
圧(アノード電圧)は通常24〜27KVであり、B
点の電圧(フオーカス電圧)はアノード電圧の28
〜32%である。またC点の電圧(ユニツトへの入
力電圧)は8〜10KVである。上記第1図の回路
では、フライバツクトランスFTの出力側に低圧
巻線W1を設けてユニツトFPの入力電圧を取出
すため、アノード電圧の変動に対しフオーカス電
圧の追従性が悪く、フオーカス電圧に変動が生じ
易いという問題があり、フオーカス電圧を常にア
ノード電圧の28〜32%に保つことは困難であつ
た。そこで最近第2図に示すようにフライバツク
トランスFTの出力側に高圧巻線Wのみを設けて、
この高圧巻線Wの出力電圧をダイオードD3を通
して直接分圧回路ユニツトFPに入力するように
し、分圧回路ユニツトFPの固定抵抗R1に直列
に固定抵抗Rxを追加して所定のフオーカス電圧
及びスクリーン電圧を得るようにした回路も用い
られるようになつた。
[考案が解決しようとする課題]
このような構成によれば、アノード電圧の変動
に対するフオーカス電圧の追従性を良好にするこ
とができるが、この場合は抵抗RxとR1の両端
にアノード電圧の70%近くの高電圧が加わること
になるため抵抗Rx及びR1からの発熱が大きく
なり、この部分の発熱が他の部分に悪影響を及ぼ
すという新たな問題が生じた。特に第2図に示す
ように分圧回路にコンデンサC1が設けられてい
る場合、固定抵抗Rx及びR1の発熱がコンデン
サC1に悪影響を与えてその耐電圧を低下させる
問題が生じる。小形化を図つた従来の高電圧用分
圧回路ユニツトでは、固定抵抗の発熱の問題から
コンデンサC1をケース内に設けることができ
ず、ブリーダ抵抗のユニツトとコンデンサのユニ
ツトとの2つのユニツトにより分圧回路ユニツト
を構成していた。従来の分圧回路ユニツトでもコ
ンデンサC1をケース内に収納しているものもあ
るが、固定抵抗からの発熱を考慮する必要がある
ためにユニツトを小形化することができなかつ
た。
に対するフオーカス電圧の追従性を良好にするこ
とができるが、この場合は抵抗RxとR1の両端
にアノード電圧の70%近くの高電圧が加わること
になるため抵抗Rx及びR1からの発熱が大きく
なり、この部分の発熱が他の部分に悪影響を及ぼ
すという新たな問題が生じた。特に第2図に示す
ように分圧回路にコンデンサC1が設けられてい
る場合、固定抵抗Rx及びR1の発熱がコンデン
サC1に悪影響を与えてその耐電圧を低下させる
問題が生じる。小形化を図つた従来の高電圧用分
圧回路ユニツトでは、固定抵抗の発熱の問題から
コンデンサC1をケース内に設けることができ
ず、ブリーダ抵抗のユニツトとコンデンサのユニ
ツトとの2つのユニツトにより分圧回路ユニツト
を構成していた。従来の分圧回路ユニツトでもコ
ンデンサC1をケース内に収納しているものもあ
るが、固定抵抗からの発熱を考慮する必要がある
ためにユニツトを小形化することができなかつ
た。
なおコンデンサをケース内に収納した従来のユ
ニツトで、ユニツトの小形化を図つたものでは、
ケースに設けたコンデンサ収納部の形状寸法をコ
ンデンサの形状に合せている。そのためケースの
輪郭はコンデンサ収納部が突出した形状になつて
いるものが多い。ケースの輪郭形状に比較的大き
な凹凸が形成されると、ケースに歪が生じやすく
なる。これはケースの開口部に充填される絶縁性
樹脂の膨張・収縮率と、樹脂製ケースの膨張・収
縮率と、絶縁製基板の膨張・収縮率と、ユニツト
とフライバツクトランスとの間にある注型絶縁性
樹脂の膨張・収縮率等の相違からケースに応力が
発生し、この応力が機械的に弱い部分に集中して
ケースが歪むものと考えられる。ケースの輪郭に
比較的大きな凹凸があると、ケースに機械的に弱
い部分が生じやすく、どうしてもケースは歪みや
すくなる。ケースに発生する歪が大きくなると、
可変抵抗の操作軸が回り難くなつたり、最悪の場
合にはケースにクラツクが発生するおそれがあ
る。
ニツトで、ユニツトの小形化を図つたものでは、
ケースに設けたコンデンサ収納部の形状寸法をコ
ンデンサの形状に合せている。そのためケースの
輪郭はコンデンサ収納部が突出した形状になつて
いるものが多い。ケースの輪郭形状に比較的大き
な凹凸が形成されると、ケースに歪が生じやすく
なる。これはケースの開口部に充填される絶縁性
樹脂の膨張・収縮率と、樹脂製ケースの膨張・収
縮率と、絶縁製基板の膨張・収縮率と、ユニツト
とフライバツクトランスとの間にある注型絶縁性
樹脂の膨張・収縮率等の相違からケースに応力が
発生し、この応力が機械的に弱い部分に集中して
ケースが歪むものと考えられる。ケースの輪郭に
比較的大きな凹凸があると、ケースに機械的に弱
い部分が生じやすく、どうしてもケースは歪みや
すくなる。ケースに発生する歪が大きくなると、
可変抵抗の操作軸が回り難くなつたり、最悪の場
合にはケースにクラツクが発生するおそれがあ
る。
本考案の目的は、発熱を2つの基板に分散させ
るとともに熱放散を良好にしてユニツトの温度上
昇を抑制することができ、またコンデンサをケー
ス内に一緒に収納した場合でもユニツトを小形化
することができて、しかもケースに歪が発生し難
い高電圧用分圧回路ユニツトを提供することにあ
る。
るとともに熱放散を良好にしてユニツトの温度上
昇を抑制することができ、またコンデンサをケー
ス内に一緒に収納した場合でもユニツトを小形化
することができて、しかもケースに歪が発生し難
い高電圧用分圧回路ユニツトを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段]
本考案は、固定抵抗と可変抵抗とを含んで分圧
回路を構成する複数のブリーダ抵抗を備えた絶縁
基板と分圧回路に並列接続されるコンデンサとが
絶縁樹脂製のケース内に収納され、該ケースの開
口部に絶縁性樹脂が充填されてなる高電圧用分圧
回路ユニツトを対象とする。そして本考案におい
ては、複数のブリーダ抵抗の高電圧側に配置され
る固定抵抗を第1の絶縁基板に設け、可変抵抗を
含むその他の抵抗を第2の絶縁基板に設ける。ケ
ースは、第1の絶縁基板を収納する第1の基板収
納部と、第2の絶縁基板を収納する第2の基板収
納部とコンデンサを収納するコンデンサ収納部と
が相互に重ならないようにして一体に配置された
一端開口状の形状を有している。そして第1の基
板収納部及び第2の基板収納部を隣接して配置
し、第1の絶縁基板をその板面が第1の基板収納
部の幅方向とほぼ直交する状態で第1の基板収納
部に収納する。またコンデンサ収納部を第2の基
板収納部に隣接するかまたは第1及び第2の基板
収納部の双方に隣接するように配置する。更に第
1の基板収納部、第2の基板収納部及びコンデン
サ収納部を、ケースの輪郭が矩形状になるように
それぞれ構成する。
回路を構成する複数のブリーダ抵抗を備えた絶縁
基板と分圧回路に並列接続されるコンデンサとが
絶縁樹脂製のケース内に収納され、該ケースの開
口部に絶縁性樹脂が充填されてなる高電圧用分圧
回路ユニツトを対象とする。そして本考案におい
ては、複数のブリーダ抵抗の高電圧側に配置され
る固定抵抗を第1の絶縁基板に設け、可変抵抗を
含むその他の抵抗を第2の絶縁基板に設ける。ケ
ースは、第1の絶縁基板を収納する第1の基板収
納部と、第2の絶縁基板を収納する第2の基板収
納部とコンデンサを収納するコンデンサ収納部と
が相互に重ならないようにして一体に配置された
一端開口状の形状を有している。そして第1の基
板収納部及び第2の基板収納部を隣接して配置
し、第1の絶縁基板をその板面が第1の基板収納
部の幅方向とほぼ直交する状態で第1の基板収納
部に収納する。またコンデンサ収納部を第2の基
板収納部に隣接するかまたは第1及び第2の基板
収納部の双方に隣接するように配置する。更に第
1の基板収納部、第2の基板収納部及びコンデン
サ収納部を、ケースの輪郭が矩形状になるように
それぞれ構成する。
[作用]
コンデンサを一体のケースに収納する場合に
は、ブリーダ抵抗からの発熱の影響をできる限り
抑える必要がある。分圧回路を構成する複数のブ
リーダ抵抗を高電圧側に配置される固定抵抗とそ
の他の抵抗とに分けて2個の絶縁基板に分けて設
ければ、発熱が特定の部分に集中するのを防ぐこ
とができる。そして最も発熱量の大きな高電圧側
に配置される固定抵抗からコンデンサを離せば、
発熱量の大きい抵抗からのコンデンサへの熱的影
響を有効に抑制できる。そこで本考案では、第1
の基板収納部と、第2の基板収納部とコンデンサ
収納部とが相互に重ならないようにして一体に配
置された一端開口状のケースを用いた上で、第1
の基板収納部及び第2の基板収納部を隣接して配
置し、コンデンサ収納部を第2の基板収納部に隣
接するかまたは第1及び第2の基板収納部の双方
に隣接するように配置する。コンデンサ収納部を
第1の基板収納部に全く隣接させずに第2の基板
収納部に隣接させれば、発熱量の大きな固定抵抗
を含む第1の絶縁基板からのコンデンサへの熱的
影響を確実に防止できる。またコンデンサ収納部
を第1及び第2の基板収納部の双方に隣接するよ
うに配置する場合でも、本考案のように第1の絶
縁基板をその板面が第1の基板収納部の幅方向と
ほぼ直交するように第1の基板収納部内に配置す
ると、第1の基板収納部とコンデンサ収納部とが
隣接する割合が小さくなるため発熱量の大きな固
定抵抗を含む第1の絶縁基板からのコンデンサへ
の熱的影響を抑制できる。また本考案において
は、第1の絶縁基板をその板面が第1の基板収納
部の幅方向とほぼ直交するように第1の基板収納
部内に配置しているため、ユニツトの小形化を図
ることができる。また本考案においては、第1の
基板収納部、第2の基板収納部及びコンデンサ収
納部をケースの輪郭が矩形状になるように配置し
て、ケースの輪郭に比較的大きな凹凸が形成され
ないようにしているので、ケースに歪が発生し難
くなつている。
は、ブリーダ抵抗からの発熱の影響をできる限り
抑える必要がある。分圧回路を構成する複数のブ
リーダ抵抗を高電圧側に配置される固定抵抗とそ
の他の抵抗とに分けて2個の絶縁基板に分けて設
ければ、発熱が特定の部分に集中するのを防ぐこ
とができる。そして最も発熱量の大きな高電圧側
に配置される固定抵抗からコンデンサを離せば、
発熱量の大きい抵抗からのコンデンサへの熱的影
響を有効に抑制できる。そこで本考案では、第1
の基板収納部と、第2の基板収納部とコンデンサ
収納部とが相互に重ならないようにして一体に配
置された一端開口状のケースを用いた上で、第1
の基板収納部及び第2の基板収納部を隣接して配
置し、コンデンサ収納部を第2の基板収納部に隣
接するかまたは第1及び第2の基板収納部の双方
に隣接するように配置する。コンデンサ収納部を
第1の基板収納部に全く隣接させずに第2の基板
収納部に隣接させれば、発熱量の大きな固定抵抗
を含む第1の絶縁基板からのコンデンサへの熱的
影響を確実に防止できる。またコンデンサ収納部
を第1及び第2の基板収納部の双方に隣接するよ
うに配置する場合でも、本考案のように第1の絶
縁基板をその板面が第1の基板収納部の幅方向と
ほぼ直交するように第1の基板収納部内に配置す
ると、第1の基板収納部とコンデンサ収納部とが
隣接する割合が小さくなるため発熱量の大きな固
定抵抗を含む第1の絶縁基板からのコンデンサへ
の熱的影響を抑制できる。また本考案において
は、第1の絶縁基板をその板面が第1の基板収納
部の幅方向とほぼ直交するように第1の基板収納
部内に配置しているため、ユニツトの小形化を図
ることができる。また本考案においては、第1の
基板収納部、第2の基板収納部及びコンデンサ収
納部をケースの輪郭が矩形状になるように配置し
て、ケースの輪郭に比較的大きな凹凸が形成され
ないようにしているので、ケースに歪が発生し難
くなつている。
[実施例]
以下図示の実施例により本考案の高電圧用分圧
回路ユニツトを詳細に説明する。
回路ユニツトを詳細に説明する。
第3図は、本考案の一実施例の概略構成を示す
平面図を示している。同図において1は絶縁樹脂
製のケースであり、このケースは裏面側の一端が
開口した一端開口状の形状を有している。2は複
数のブリーダ抵抗のうち電圧負担が最も大きい固
定抵抗Rxが設けられた図示しない第1の絶縁基
板が収納される第1の基板収納部であり、3はそ
の他のブリーダ抵抗が設けれた図示しない第2の
絶縁基板が収納される第2の基板収納部であり、
4はコンデンサC1が収納されるコンデンサ収納
部である。第1の絶縁基板は、その板面が第1の
基板収納部2の幅方向とほぼ直交する状態で第1
の絶縁基板収納部2に収納されている。第1の基
板収納部2と第2の基板収納部3との間には空隙
部g1が形成され、この空隙部g1内には第1の
基板収納部2と第2の基板収納部3とを連結する
2つの連結部Xが設けられている。これらの連結
部Xはケース1を補強するものである。コンデン
サ収納部4は、第2の基板収納部3に隣接して第
1の基板収納部2とは反対側に設けられている。
VR1及びVR2は、第2図に示した可変抵抗VR
1及びVR2である。
平面図を示している。同図において1は絶縁樹脂
製のケースであり、このケースは裏面側の一端が
開口した一端開口状の形状を有している。2は複
数のブリーダ抵抗のうち電圧負担が最も大きい固
定抵抗Rxが設けられた図示しない第1の絶縁基
板が収納される第1の基板収納部であり、3はそ
の他のブリーダ抵抗が設けれた図示しない第2の
絶縁基板が収納される第2の基板収納部であり、
4はコンデンサC1が収納されるコンデンサ収納
部である。第1の絶縁基板は、その板面が第1の
基板収納部2の幅方向とほぼ直交する状態で第1
の絶縁基板収納部2に収納されている。第1の基
板収納部2と第2の基板収納部3との間には空隙
部g1が形成され、この空隙部g1内には第1の
基板収納部2と第2の基板収納部3とを連結する
2つの連結部Xが設けられている。これらの連結
部Xはケース1を補強するものである。コンデン
サ収納部4は、第2の基板収納部3に隣接して第
1の基板収納部2とは反対側に設けられている。
VR1及びVR2は、第2図に示した可変抵抗VR
1及びVR2である。
本実施例のように構成すると、最も発熱量の大
きい第1の基板収納部2からコンデンサ収納部4
を最も離すことができ、ブリーダ抵抗からの熱的
影響を最も小さくすることができる。また図示の
通り、第1の基板収納部2、第2の基板収納部3
及びコンデンサ収納部4は、ケース1の輪郭が矩
形状になるように構成されて配置されている。
きい第1の基板収納部2からコンデンサ収納部4
を最も離すことができ、ブリーダ抵抗からの熱的
影響を最も小さくすることができる。また図示の
通り、第1の基板収納部2、第2の基板収納部3
及びコンデンサ収納部4は、ケース1の輪郭が矩
形状になるように構成されて配置されている。
第4図は本考案の他の実施例を示しており、本
実施例では第3の実施例とは異なつてコンデンサ
収納部4を第1の基板収納部2及び第2の基板収
納部3の長手方向の端部側に配置している。コン
デンサ収納部4と第1の基板収納部2との間には
間隙部g2が設けられている。本実施例のように
構成しても、各収納部は独立して設けられてお
り、また第1の基板収納部2の長手方向端部の幅
寸法は小さいため、第1の基板収納部2からコン
デンサ収納部4への熱伝達は抑制される。本実施
例においても、第3図の実施例と同様に、第1の
基板収納部2、第2の基板収納部3及びコンデン
サ収納部4は、ケース1の輪郭が矩形状になるよ
うに構成されて配置されている。
実施例では第3の実施例とは異なつてコンデンサ
収納部4を第1の基板収納部2及び第2の基板収
納部3の長手方向の端部側に配置している。コン
デンサ収納部4と第1の基板収納部2との間には
間隙部g2が設けられている。本実施例のように
構成しても、各収納部は独立して設けられてお
り、また第1の基板収納部2の長手方向端部の幅
寸法は小さいため、第1の基板収納部2からコン
デンサ収納部4への熱伝達は抑制される。本実施
例においても、第3図の実施例と同様に、第1の
基板収納部2、第2の基板収納部3及びコンデン
サ収納部4は、ケース1の輪郭が矩形状になるよ
うに構成されて配置されている。
なお第3図及び第4図の実施例では、第1の基
板収納部2、第2の基板収納部3及びコンデンサ
収納部4内にもエポキシ等の絶縁樹脂が充填され
て硬化されている。この絶縁樹脂により図示しな
い第1及び第2の絶縁基板並びにコンデンサは各
収納部内の所定位置に固定されている。第1の基
板収納部2及びコンデンサ収納部4内には、フラ
イバツクトランスに取付けられる際にフライバツ
クトランス側の樹脂が充填されることもある。
板収納部2、第2の基板収納部3及びコンデンサ
収納部4内にもエポキシ等の絶縁樹脂が充填され
て硬化されている。この絶縁樹脂により図示しな
い第1及び第2の絶縁基板並びにコンデンサは各
収納部内の所定位置に固定されている。第1の基
板収納部2及びコンデンサ収納部4内には、フラ
イバツクトランスに取付けられる際にフライバツ
クトランス側の樹脂が充填されることもある。
上記のように、ブリーダ抵抗のうち負担する電
圧が高い固定抵抗Rxの抵抗体と他の抵抗体とを
それぞれ別個の絶縁基板に設けて、両抵抗体を形
成した絶縁基板を独立した収納部に収納すると、
固定抵抗Rxから発生した熱を分散して放散させ
ることができる。また空隙部g1及びg2を設け
ると、固定抵抗Rxの発熱の影響がコンデンサC
1に及ぶのを更に防ぐことができる。従来のユニ
ツトでは、固定抵抗Rxの抵抗体及び他の抵抗体
を共通の絶縁基板に設けていたため、温度上昇を
抑制するために大形の絶縁基板を用いる必要があ
り、そのためにユニツトの高さが高くなるのを避
けられなかつたが、上記のようにブリーダ抵抗を
構成する固定抵抗のうちの少なくとも一部の固定
抵抗Rxと他のブリーダ抵抗とを別個の絶縁基板
に設けて両基板からの放熱を良好にする構造にす
ると、各基板の寸法の小形化を図つてユニツトの
高さの縮小を図ることができる。
圧が高い固定抵抗Rxの抵抗体と他の抵抗体とを
それぞれ別個の絶縁基板に設けて、両抵抗体を形
成した絶縁基板を独立した収納部に収納すると、
固定抵抗Rxから発生した熱を分散して放散させ
ることができる。また空隙部g1及びg2を設け
ると、固定抵抗Rxの発熱の影響がコンデンサC
1に及ぶのを更に防ぐことができる。従来のユニ
ツトでは、固定抵抗Rxの抵抗体及び他の抵抗体
を共通の絶縁基板に設けていたため、温度上昇を
抑制するために大形の絶縁基板を用いる必要があ
り、そのためにユニツトの高さが高くなるのを避
けられなかつたが、上記のようにブリーダ抵抗を
構成する固定抵抗のうちの少なくとも一部の固定
抵抗Rxと他のブリーダ抵抗とを別個の絶縁基板
に設けて両基板からの放熱を良好にする構造にす
ると、各基板の寸法の小形化を図つてユニツトの
高さの縮小を図ることができる。
第2図に示したように分圧回路ユニツトにコン
デンサC1が設けられる場合、このコンデンサの
温度を上昇させると耐電圧が低下する。一般には
コンデンサの温度を85℃以下に抑える必要があ
る。従来のユニツトでは小形化を図ろうとすると
ブリーダ抵抗からの発熱によりユニツトの温度が
大幅に上昇するため、コンデンサをユニツトの主
要部に一体にパツクすることができなかつたが、
本考案においては上記のようにユニツトの温度上
昇を低く抑えることができるので、第3図及び第
4図に示したような構成でコンデンサをユニツト
に一体にパツクすることができる。
デンサC1が設けられる場合、このコンデンサの
温度を上昇させると耐電圧が低下する。一般には
コンデンサの温度を85℃以下に抑える必要があ
る。従来のユニツトでは小形化を図ろうとすると
ブリーダ抵抗からの発熱によりユニツトの温度が
大幅に上昇するため、コンデンサをユニツトの主
要部に一体にパツクすることができなかつたが、
本考案においては上記のようにユニツトの温度上
昇を低く抑えることができるので、第3図及び第
4図に示したような構成でコンデンサをユニツト
に一体にパツクすることができる。
上記の説明では、ブリーダ抵抗に2つの可変抵
抗VR1,VR2が含まれている分圧回路を例に
とつたが、可変抵抗の数は任意であり、第5図A
のように固定抵抗R1,R2(固定抵抗の数は任
意)と1個の可変抵抗VRとにより分圧回路を構
成する場合にも本考案を適用できる。
抗VR1,VR2が含まれている分圧回路を例に
とつたが、可変抵抗の数は任意であり、第5図A
のように固定抵抗R1,R2(固定抵抗の数は任
意)と1個の可変抵抗VRとにより分圧回路を構
成する場合にも本考案を適用できる。
また第5図Bに示すように固定抵抗R1〜R3
と可変抵抗VRとにより分圧回路を構成して固定
抵抗R1,R2の接続点より端子を引出すように
したユニツトや、同図Cに示すように固定抵抗R
1〜R2のみをユニツト化して可変抵抗VRは外
部から接続するようにしたものにも本考案を適用
できる。
と可変抵抗VRとにより分圧回路を構成して固定
抵抗R1,R2の接続点より端子を引出すように
したユニツトや、同図Cに示すように固定抵抗R
1〜R2のみをユニツト化して可変抵抗VRは外
部から接続するようにしたものにも本考案を適用
できる。
上記第3図の実施例では、第2図のトツプブリ
ーブ抵抗Rxのみを他のブリーダ抵抗と分けて第
1の絶縁基板に設けるようにしたが、一般には電
圧負担の最も大きい固定抵抗を第1の絶縁基板に
設けるようにすればよい。例えば第2図に示した
例では抵抗RxとR1とを第1の絶縁基板に設け
るようにしてもよい。また第5図Aに示した例で
は抵抗R1を、同図Bに示した例では抵抗R1ま
たはR1,R2の両法をそれぞれ第1の絶縁基板
に設けることができる。更に、第5図Cの例では
抵抗R1またはR1,R2の双方を第1の絶縁基
板に設け、抵抗R3を第2の絶縁基板に設けるこ
とができる。
ーブ抵抗Rxのみを他のブリーダ抵抗と分けて第
1の絶縁基板に設けるようにしたが、一般には電
圧負担の最も大きい固定抵抗を第1の絶縁基板に
設けるようにすればよい。例えば第2図に示した
例では抵抗RxとR1とを第1の絶縁基板に設け
るようにしてもよい。また第5図Aに示した例で
は抵抗R1を、同図Bに示した例では抵抗R1ま
たはR1,R2の両法をそれぞれ第1の絶縁基板
に設けることができる。更に、第5図Cの例では
抵抗R1またはR1,R2の双方を第1の絶縁基
板に設け、抵抗R3を第2の絶縁基板に設けるこ
とができる。
[考案の効果]
本考案によれば、第1の基板収納部と、第2の
基板収納部とコンデンサ収納部とが相互に重なら
ないようにして一体に配置された一端開口状のケ
ースを用いているので、各収納部間の熱的影響を
少なくできる利点がある。その上コンデンサ収納
部を発熱量の大きな固定抵抗を含む第1の基板を
収納する第1の基板収納部に全く隣接させずに第
2の基板収納部に隣接させれば、第1の絶縁基板
からのコンデンサへの熱的影響を確実に防止でき
る。またコンデンサ収納部を第1及び第2の基板
収納部の双方に隣接するように配置する場合で
も、本考案のように第1の絶縁基板をその板面が
第1の絶縁基板収納部の幅方向とほぼ直交するよ
うに第1の基板収納部内に配置すると、第1の基
板収納部とコンデンサ収納部とが隣接する割合が
小さくなるため発熱量の大きな固定抵抗を含む第
1の基板からのコンデンサへの熱的影響を抑制で
きる。また本考案においては、第1の絶縁基板を
その板面が第1の基板収納部の幅方向とほぼ直交
するように第1の基板収納部内に配置しているた
め、ユニツトの小形化を図ることができる利点が
ある。また本考案においては、第1の基板収納
部、第2の基板収納部及びコンデンサ収納部をケ
ースの輪郭が矩形状になるように配置して、ケー
スの輪郭に比較的大きな凹凸が形成されないよう
にしているので、ケースが大きく歪んで可変抵抗
の操作軸が回り難くなつたり、ケースにクラツク
が発生するおそれがないという利点がある。
基板収納部とコンデンサ収納部とが相互に重なら
ないようにして一体に配置された一端開口状のケ
ースを用いているので、各収納部間の熱的影響を
少なくできる利点がある。その上コンデンサ収納
部を発熱量の大きな固定抵抗を含む第1の基板を
収納する第1の基板収納部に全く隣接させずに第
2の基板収納部に隣接させれば、第1の絶縁基板
からのコンデンサへの熱的影響を確実に防止でき
る。またコンデンサ収納部を第1及び第2の基板
収納部の双方に隣接するように配置する場合で
も、本考案のように第1の絶縁基板をその板面が
第1の絶縁基板収納部の幅方向とほぼ直交するよ
うに第1の基板収納部内に配置すると、第1の基
板収納部とコンデンサ収納部とが隣接する割合が
小さくなるため発熱量の大きな固定抵抗を含む第
1の基板からのコンデンサへの熱的影響を抑制で
きる。また本考案においては、第1の絶縁基板を
その板面が第1の基板収納部の幅方向とほぼ直交
するように第1の基板収納部内に配置しているた
め、ユニツトの小形化を図ることができる利点が
ある。また本考案においては、第1の基板収納
部、第2の基板収納部及びコンデンサ収納部をケ
ースの輪郭が矩形状になるように配置して、ケー
スの輪郭に比較的大きな凹凸が形成されないよう
にしているので、ケースが大きく歪んで可変抵抗
の操作軸が回り難くなつたり、ケースにクラツク
が発生するおそれがないという利点がある。
第1図及び第2図はそれぞれテレビジヨンのフ
オーカス回路の異なる例を示す接続図、第3図及
び第4図はそれぞれ本考案の実施例の各収納部の
配置例を示す正面図、第5図A乃至Cはそれぞれ
本考案を適用できる分圧回路の異なる例を示す接
続図である。 1……ケース、2……第1の基板収納部、3…
…第2の基板収納部、4……コンデンサ収納部、
Rx,R1〜R3……固定抵抗、VR1,VR2…
…可変抵抗、g,g1,g2……空隙部。
オーカス回路の異なる例を示す接続図、第3図及
び第4図はそれぞれ本考案の実施例の各収納部の
配置例を示す正面図、第5図A乃至Cはそれぞれ
本考案を適用できる分圧回路の異なる例を示す接
続図である。 1……ケース、2……第1の基板収納部、3…
…第2の基板収納部、4……コンデンサ収納部、
Rx,R1〜R3……固定抵抗、VR1,VR2…
…可変抵抗、g,g1,g2……空隙部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定抵抗と可変抵抗とを含んで分圧回路を構成
する複数のブリーダ抵抗を備えた絶縁基板と前記
分圧回路に並列接続されるコンデンサとが絶縁樹
脂製のケース内に収納され、該ケースの開口部に
絶縁性樹脂が充填されてなる高電圧用分圧回路ユ
ニツトにおいて、 前記複数のブリーダ抵抗の高電圧側に配置され
る固定抵抗は第1の絶縁基板に設けられ、可変抵
抗を含むその他の抵抗は第2の絶縁基板に設けら
れ、 前記ケースは前記第1の絶縁基板を収納する第
1の基板収納部と、前記第2の絶縁基板を収納す
る第2の基板収納部と前記コンデンサを収納する
コンデンサ収納部とが相互に重ならないようにし
て一体に配置された一端開口状の形状を有してお
り、 前記第1の基板収納部及び前記第2の基板収納
部は隣接して配置され、前記第1の絶縁基板はそ
の板面を第1の基板収納部の幅方向とほぼ直交さ
せた状態で前記第1の基板収納部に収納され、 また前記コンデンサ収納部は前記第2の基板収
納部に隣接するかまたは前記第1及び第2の基板
収納部の双方に隣接するように配置され、 更に前記第1の基板収納部、前記第2の基板収
納部及び前記コンデンサ収納部は前記ケースの輪
郭が矩形状になるようにそれぞれ構成されている
ことを特徴とする高電圧用分圧回路ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989114426U JPH0447922Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989114426U JPH0447922Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263504U JPH0263504U (ja) | 1990-05-11 |
JPH0447922Y2 true JPH0447922Y2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=31355165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989114426U Expired JPH0447922Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0447922Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750174A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-24 | Hokuriku Denki Kogyo Kk | Variable voltage divider for high voltage dividing |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615163U (ja) * | 1979-07-10 | 1981-02-09 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1989114426U patent/JPH0447922Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750174A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-24 | Hokuriku Denki Kogyo Kk | Variable voltage divider for high voltage dividing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0263504U (ja) | 1990-05-11 |
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