JPH0447773Y2 - - Google Patents
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- JPH0447773Y2 JPH0447773Y2 JP8056586U JP8056586U JPH0447773Y2 JP H0447773 Y2 JPH0447773 Y2 JP H0447773Y2 JP 8056586 U JP8056586 U JP 8056586U JP 8056586 U JP8056586 U JP 8056586U JP H0447773 Y2 JPH0447773 Y2 JP H0447773Y2
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- jack
- circuit board
- plug
- static electricity
- earphone
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Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案電子機器を以下の項目に従つて説明す
る。
る。
A 産業上の利用分野
B 考案の概要
C 従来技術
D 考案が解決しようとする問題点
E 問題点を解決するための手段
F 実施例
a テープレコーダの外観[第1図、第2図]
b カセツト装着部、リール台[第1図、第2
図] c 回路基板[第2図乃至第4図] c−1 パターン形成面側の構成[第3図] c−2 マウント面側の構成[第2図、第4
図] c−2−a ジヤツク、ジヤツク保持金具 c−2−b その他の部材 c−3 ジヤツク保持金具による静電気の放
電作用等 d その他の構成[第3図] G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な電子機器に関する。詳しくは、
IC等の半導体が装着された回路基板と外部入出
力用のプラグが着脱自在に挿入されるジヤツクと
該ジヤツクを保持するジヤツク保持金具とを備え
た電子機器、例えば、テープレコーダ、ラジオ受
信機、電子計算機その他各種の電子機器に関する
ものであり、前記ジヤツク保持金具を改良するこ
とにより、電子機器を使用する者が帯びる静電気
がジヤツクとプラグとの間で放電されることによ
つて回路基板に装着された半導体等が破壊される
のを略確実に防止することができるようにした新
規な電子機器を提供しようとするものである。
図] c 回路基板[第2図乃至第4図] c−1 パターン形成面側の構成[第3図] c−2 マウント面側の構成[第2図、第4
図] c−2−a ジヤツク、ジヤツク保持金具 c−2−b その他の部材 c−3 ジヤツク保持金具による静電気の放
電作用等 d その他の構成[第3図] G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な電子機器に関する。詳しくは、
IC等の半導体が装着された回路基板と外部入出
力用のプラグが着脱自在に挿入されるジヤツクと
該ジヤツクを保持するジヤツク保持金具とを備え
た電子機器、例えば、テープレコーダ、ラジオ受
信機、電子計算機その他各種の電子機器に関する
ものであり、前記ジヤツク保持金具を改良するこ
とにより、電子機器を使用する者が帯びる静電気
がジヤツクとプラグとの間で放電されることによ
つて回路基板に装着された半導体等が破壊される
のを略確実に防止することができるようにした新
規な電子機器を提供しようとするものである。
(B 考案の概要)
本考案電子機器は、IC等の半導体が装着され
た回路基板と外部入出力用のプラグが着脱自在に
挿入されるジヤツクと該ジヤツクを保持するジヤ
ツク保持金具とを備えた電子機器において、上記
ジヤツク保持金具の一部をジヤツクに挿入されて
来るプラグとの間で静電気の放電が可能な位置に
配置することにより、電子機器を使用する者が帯
びる静電気がジヤツクとプラグとの間で放電され
ることによつて回路基板に装着された半導体等が
破壊されるのを略確実に防止することができるよ
うにしたものである。
た回路基板と外部入出力用のプラグが着脱自在に
挿入されるジヤツクと該ジヤツクを保持するジヤ
ツク保持金具とを備えた電子機器において、上記
ジヤツク保持金具の一部をジヤツクに挿入されて
来るプラグとの間で静電気の放電が可能な位置に
配置することにより、電子機器を使用する者が帯
びる静電気がジヤツクとプラグとの間で放電され
ることによつて回路基板に装着された半導体等が
破壊されるのを略確実に防止することができるよ
うにしたものである。
(C 従来技術)
今日、電子機器には多種多様なものがあるが、
これら電子機器の多くは、当該電子機器が有する
回路と外部機器やモニター部材等が有する回路と
を必要に応じて接続し、あるいは外部電源と接続
するための1乃至複数のジヤツク、即ち、接続コ
ードに設けられたプラグが着脱自在に挿入される
プラグ差込み用の端子部を備えている。
これら電子機器の多くは、当該電子機器が有する
回路と外部機器やモニター部材等が有する回路と
を必要に応じて接続し、あるいは外部電源と接続
するための1乃至複数のジヤツク、即ち、接続コ
ードに設けられたプラグが着脱自在に挿入される
プラグ差込み用の端子部を備えている。
例えば、テープレコーダ等は、通常、イヤホン
ジヤツクもしくはヘツドホンジヤツク等のモニタ
ー用ジヤツクやマイクロホンジヤツク、外部電源
入力用のジヤツク、外部機器に対する信号出力用
のジヤツクなど幾つかのジヤツクを備えている。
ジヤツクもしくはヘツドホンジヤツク等のモニタ
ー用ジヤツクやマイクロホンジヤツク、外部電源
入力用のジヤツク、外部機器に対する信号出力用
のジヤツクなど幾つかのジヤツクを備えている。
ところで、近時、電子機器の回路はIC等の半
導体を主要要素として構成されることが多い。
導体を主要要素として構成されることが多い。
そこで、ジヤツクにプラグが差込まれるとき
に、プラグを持つ者が静電気を帯びていると、多
くの場合、その静電気がプラグとジヤツクとの間
で放電されその電荷が回路基板上の回路パターン
に飛び込み、そこから前記半導体に加えられるこ
とになる。そして、この場合、その放電される静
電気の容量が大きいと、IC等に所謂絶縁破壊が
生じることになり、それによつて、当該IC内部
の回路が短絡されることになる。
に、プラグを持つ者が静電気を帯びていると、多
くの場合、その静電気がプラグとジヤツクとの間
で放電されその電荷が回路基板上の回路パターン
に飛び込み、そこから前記半導体に加えられるこ
とになる。そして、この場合、その放電される静
電気の容量が大きいと、IC等に所謂絶縁破壊が
生じることになり、それによつて、当該IC内部
の回路が短絡されることになる。
そこで、従来から、このような静電気の放電に
より回路の破壊を防止するために、例えば、電子
機器の筐体の内面のジヤツクに近接する位置にシ
ールド紙を貼着すると共に該シールド紙を回路基
板のアース回路に接続し、それによつて、プラグ
側の静電気がシールド紙に放電され上記アース回
路に落とされるようにする等の対策が講じられて
いる。
より回路の破壊を防止するために、例えば、電子
機器の筐体の内面のジヤツクに近接する位置にシ
ールド紙を貼着すると共に該シールド紙を回路基
板のアース回路に接続し、それによつて、プラグ
側の静電気がシールド紙に放電され上記アース回
路に落とされるようにする等の対策が講じられて
いる。
(D 考案が解決しようとする問題点)
ところが、プラグ側の静電気をアース回路に落
とすためにこのような手段を用いると、シールド
紙や該シールド紙と回路基板とを接続するための
特別な部材が必要となるのでその分当該電子機器
の部品点数が多くなると共に製造工数が増加し、
コストも高くなる等の問題があり、また、このよ
うな手段によるとプラグ側の静電気をシールド紙
に放電させることの確実性に欠けるという問題も
ある。
とすためにこのような手段を用いると、シールド
紙や該シールド紙と回路基板とを接続するための
特別な部材が必要となるのでその分当該電子機器
の部品点数が多くなると共に製造工数が増加し、
コストも高くなる等の問題があり、また、このよ
うな手段によるとプラグ側の静電気をシールド紙
に放電させることの確実性に欠けるという問題も
ある。
(E 問題点を解決するための手段)
本考案電子機器は、上記した問題点を解決する
ために、ジヤツク保持金具を回路基板上に設けら
れたアース回路に接続すると共に、ジヤツク保持
金具の一部をジヤツクに挿入されて来るプラグと
の間で静電気の放電が可能な位置に配置したもの
である。
ために、ジヤツク保持金具を回路基板上に設けら
れたアース回路に接続すると共に、ジヤツク保持
金具の一部をジヤツクに挿入されて来るプラグと
の間で静電気の放電が可能な位置に配置したもの
である。
従つて、本考案によれば、プラグを持つ者が帯
びている静電気はそのプラグをジヤツクに挿入し
ようとして当該ジヤツクに近づけることによつて
プラグとジヤツク保持金具との間で放電され回路
基板上のアース回路に落とされることになるの
で、上記静電気の電荷が回路基板に装着された半
導体等に加えられることを有効に防止することが
できる。
びている静電気はそのプラグをジヤツクに挿入し
ようとして当該ジヤツクに近づけることによつて
プラグとジヤツク保持金具との間で放電され回路
基板上のアース回路に落とされることになるの
で、上記静電気の電荷が回路基板に装着された半
導体等に加えられることを有効に防止することが
できる。
(F 実施例)
以下に、本考案電子機器の詳細を添付図面に示
した実施例に従つて説明する。
した実施例に従つて説明する。
尚、図面に示した実施例は本考案をテープレコ
ーダに適用したものである。
ーダに適用したものである。
(a テープレコーダの外観)[第1図、第2図]
1は比較的小型のテープレコーダである。
2はテープレコーダ1の外筐であり、該外筐2
は下面が開口された上側筐体部3と上面が開口さ
れた下側筐体部4とが上記各開口部が互いに突き
合わせ状に接合されるように一体的に結合される
ことによつて略箱形を成し、また、上側筐体部3
の天板の大部分は後述するカセツト装着部を開閉
するための蓋体5によつて構成されており、該蓋
体3の大部分は透明板により形成されている。
は下面が開口された上側筐体部3と上面が開口さ
れた下側筐体部4とが上記各開口部が互いに突き
合わせ状に接合されるように一体的に結合される
ことによつて略箱形を成し、また、上側筐体部3
の天板の大部分は後述するカセツト装着部を開閉
するための蓋体5によつて構成されており、該蓋
体3の大部分は透明板により形成されている。
6及び6′は上側筐体部3の右側(第1図にお
ける右斜め下方へ向かう方向を右側とし、左斜め
上方へ向かう方向を左側とする。また、同図にお
ける右斜め上方へ向かう方向を前側とし、左斜め
下方へ向かう方向を後側とする。以下の説明にお
いて向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)の側板7の下端縁の前端寄りの部分に互い
に前後方向に稍離間して形成された略半円状の切
欠であり、また、下側筐体部4の右側面8の上端
縁のうち上記切欠6,6′と各別に対応する位置
にも略半円状を成す切欠9,9′が形成されてお
り、これら切欠6,6′と9,9′は上側、下側両
筐体部3,4が結合されることによつて互いに突
き合わされ、それにより、外筐2の右側面2aに
円形のジヤツク配置孔10,10′が形成される。
ける右斜め下方へ向かう方向を右側とし、左斜め
上方へ向かう方向を左側とする。また、同図にお
ける右斜め上方へ向かう方向を前側とし、左斜め
下方へ向かう方向を後側とする。以下の説明にお
いて向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)の側板7の下端縁の前端寄りの部分に互い
に前後方向に稍離間して形成された略半円状の切
欠であり、また、下側筐体部4の右側面8の上端
縁のうち上記切欠6,6′と各別に対応する位置
にも略半円状を成す切欠9,9′が形成されてお
り、これら切欠6,6′と9,9′は上側、下側両
筐体部3,4が結合されることによつて互いに突
き合わされ、それにより、外筐2の右側面2aに
円形のジヤツク配置孔10,10′が形成される。
11は上側筐体部3の後面板12の右寄りの位
置に形成された挿通孔であり、該挿通孔11は外
部電源接続用のプラグを後述する電源ジヤツク7
に挿入するための挿通孔である。
置に形成された挿通孔であり、該挿通孔11は外
部電源接続用のプラグを後述する電源ジヤツク7
に挿入するための挿通孔である。
13は外筐2の右側面2aの後端寄りの部分に
形成されたダイヤル配置孔であり、該ダイヤル配
置孔13に音量調整ダイヤル14の一部が該孔1
3を通して外部に僅かに突出するように位置され
ている。
形成されたダイヤル配置孔であり、該ダイヤル配
置孔13に音量調整ダイヤル14の一部が該孔1
3を通して外部に僅かに突出するように位置され
ている。
尚、図示を省略してあるが、外筐2の前面には
テープに対する各種の動作を行なわせるための各
種の操作ボタン等が配置され、また、底面にはス
ピーカ用の放音孔等が形成されている。
テープに対する各種の動作を行なわせるための各
種の操作ボタン等が配置され、また、底面にはス
ピーカ用の放音孔等が形成されている。
(b カセツト装着部、リール台)[第1図、第
2図] 15は筐体2の上端部に設けられたカセツト装
着部であり、該カセツト装着部15は上側筐体部
3内の上面寄りの位置に設けられた化粧板16及
び該化粧板16に下側から重なるように設けられ
るメカシヤーシ17(第1図にその一部のみを示
してある。)から成る底板部と上側筐体部3の前
後及び左右の壁部とにより上面が開口された比較
的浅い凹部状に形成され、その上面に開口された
部分が前記蓋体5によつて開閉されるようになつ
ている。
2図] 15は筐体2の上端部に設けられたカセツト装
着部であり、該カセツト装着部15は上側筐体部
3内の上面寄りの位置に設けられた化粧板16及
び該化粧板16に下側から重なるように設けられ
るメカシヤーシ17(第1図にその一部のみを示
してある。)から成る底板部と上側筐体部3の前
後及び左右の壁部とにより上面が開口された比較
的浅い凹部状に形成され、その上面に開口された
部分が前記蓋体5によつて開閉されるようになつ
ている。
そして、化粧板16には互いに左右方向に離間
して位置する円形の孔18,18′が形成される
と共に、リール台19,19′(図面ではその1
7のうち上記孔18,18′の略中心部と対応す
る位置から上方へ向けて突出するように設けられ
ている。
して位置する円形の孔18,18′が形成される
と共に、リール台19,19′(図面ではその1
7のうち上記孔18,18′の略中心部と対応す
る位置から上方へ向けて突出するように設けられ
ている。
尚、図示を省略してあるが、カセツト装着部1
5の前端部には録再用の磁気ヘツドや消去ヘツ
ド、ピンチローラ、キヤブスタン等のテープ走行
手段及び記録再生手段が設けられている。
5の前端部には録再用の磁気ヘツドや消去ヘツ
ド、ピンチローラ、キヤブスタン等のテープ走行
手段及び記録再生手段が設けられている。
(c 回路基板)[第2図乃至第4図]
20は回路基板である。
該回路基板20はその左右方向における長さが
外筐2の左右方向における長さと略等しい長さを
有し、かつ、その前後方向における長さが外筐2
の前後方向における長さより稍短い長さを有し、
前端寄りの一部に比較的大きな切欠部20aが形
成されてはいるが全体として見た形状が略長方形
を成す板状に形成されると共に、その上面が所謂
マウント面21になつており、また、その下面が
所謂パターン形成面20になつている。
外筐2の左右方向における長さと略等しい長さを
有し、かつ、その前後方向における長さが外筐2
の前後方向における長さより稍短い長さを有し、
前端寄りの一部に比較的大きな切欠部20aが形
成されてはいるが全体として見た形状が略長方形
を成す板状に形成されると共に、その上面が所謂
マウント面21になつており、また、その下面が
所謂パターン形成面20になつている。
また、回路基板20の左右方向における中央部
から稍左側へ寄つた位置と上記中央部と右端の間
の中間の位置に挿通孔23,23′が形成される
と共に、左端縁と上記2つの挿通孔23,23′
の左側のもの23との間に略鍵穴状の孔24が形
成されている。尚、挿通孔23,23′は前記リ
ール台19,19′の下部を挿通するための挿通
孔であり、また、鍵穴状の孔24は図示しないス
ピーカのマグネツト部を配置するための孔であ
る。
から稍左側へ寄つた位置と上記中央部と右端の間
の中間の位置に挿通孔23,23′が形成される
と共に、左端縁と上記2つの挿通孔23,23′
の左側のもの23との間に略鍵穴状の孔24が形
成されている。尚、挿通孔23,23′は前記リ
ール台19,19′の下部を挿通するための挿通
孔であり、また、鍵穴状の孔24は図示しないス
ピーカのマグネツト部を配置するための孔であ
る。
そして、回路基板20は、第3図を見て良く解
るように、その前側縁が上側筐体部3の前面板2
5に近接して位置される状態でその所定の部分が
上側筐体部3に設けられた図示しない取付突部に
ねじ止めされることにより、上側筐体3に取着さ
れる。
るように、その前側縁が上側筐体部3の前面板2
5に近接して位置される状態でその所定の部分が
上側筐体部3に設けられた図示しない取付突部に
ねじ止めされることにより、上側筐体3に取着さ
れる。
尚、前記したように、回路基板20はその左右
方向における長さが外筐2の左右方向における長
さと略等しくされているので、その左右両端縁は
上側筐体部3の左側板26と右側板7にそれぞれ
近接して位置されることになり、また、回路基板
20は上側筐体部3の下面、即ち、開口面を塞ぐ
ように位置される。
方向における長さが外筐2の左右方向における長
さと略等しくされているので、その左右両端縁は
上側筐体部3の左側板26と右側板7にそれぞれ
近接して位置されることになり、また、回路基板
20は上側筐体部3の下面、即ち、開口面を塞ぐ
ように位置される。
(c−1 パターン形成面側の構成)[第3図]
27は回路基板20のパターン形成面22に形
成されたアース導体(図面では回路基板20の外
周部に位置されるものの一部のみを示してある。)
である。
成されたアース導体(図面では回路基板20の外
周部に位置されるものの一部のみを示してある。)
である。
28及び28′はパターン形成面22に装着さ
れたICであり、該IC28及び28′のうちの1つ
28は前記挿通孔23と孔24との間の部分に設
けられ、もう1つのIC28′は前端寄りの位置に
設けられている。
れたICであり、該IC28及び28′のうちの1つ
28は前記挿通孔23と孔24との間の部分に設
けられ、もう1つのIC28′は前端寄りの位置に
設けられている。
そして、図示を省略してあるが、パターン形成
面22には回路を構成する導体が多数形成されて
おり、前記IC28,28′やパターン形成面22
に装着されたその他の図示しない電子部品及びマ
ウント面に装着された後述する電子部品やジヤツ
クのリード部はこれら導体の所定の部分に接続さ
れている。
面22には回路を構成する導体が多数形成されて
おり、前記IC28,28′やパターン形成面22
に装着されたその他の図示しない電子部品及びマ
ウント面に装着された後述する電子部品やジヤツ
クのリード部はこれら導体の所定の部分に接続さ
れている。
(c−2 マウント面側の構成)[第2図、第4
図] (c−2−a ジヤツク、ジヤツク保持金具) 29は外部マイクロホンのプラグが着脱自在に
挿入されるマイクロホンジヤツク、30はイヤホ
ンのプラグが着脱自在に挿入されるイヤホンジヤ
ツクであり、これらマイクロホンジヤツク及びイ
ヤホンジヤツクは略円筒状に形成されると共にそ
の略リング状を成す先端部29a,30aを残し
てその大部分が比較的薄い略箱型を成すモールド
ケース31,31′に略埋込状に支持されている。
尚、モールドケース31,31′の右端部31a,
31′aはマイクロホンジヤツク29及びイヤホ
ンジヤツク30の先端部29a及び30aと略同
じ大きさを有する略リング状に形成されており、
マイクロホンジヤツク29及びイヤホンジヤツク
30の先端部29a,30aは上記右端部31
a,31′aに連続するように位置されている。
図] (c−2−a ジヤツク、ジヤツク保持金具) 29は外部マイクロホンのプラグが着脱自在に
挿入されるマイクロホンジヤツク、30はイヤホ
ンのプラグが着脱自在に挿入されるイヤホンジヤ
ツクであり、これらマイクロホンジヤツク及びイ
ヤホンジヤツクは略円筒状に形成されると共にそ
の略リング状を成す先端部29a,30aを残し
てその大部分が比較的薄い略箱型を成すモールド
ケース31,31′に略埋込状に支持されている。
尚、モールドケース31,31′の右端部31a,
31′aはマイクロホンジヤツク29及びイヤホ
ンジヤツク30の先端部29a及び30aと略同
じ大きさを有する略リング状に形成されており、
マイクロホンジヤツク29及びイヤホンジヤツク
30の先端部29a,30aは上記右端部31
a,31′aに連続するように位置されている。
また、モールドケース31,31′には図示し
ない複数の端子が設けられており、該端子の上部
がモールドケース31,31′内においてマイク
ロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30の所
定の電極と接続されると共にその下部がモールド
ケース31,31′の下面から下方へ向けて突出
するように位置されている。
ない複数の端子が設けられており、該端子の上部
がモールドケース31,31′内においてマイク
ロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30の所
定の電極と接続されると共にその下部がモールド
ケース31,31′の下面から下方へ向けて突出
するように位置されている。
そして、モールドケース31,31′は回路基
板20のマウント面21の右端部の前端部に互い
に前後方向に稍離間して配置され、かつ、これら
の右端部31a,31′aが回路基板20の右側
縁から右側へはみ出して位置される状態で、図示
しない端子の下端部が回路基板20に形成された
端子挿通孔に挿通されると共に回路基板20のパ
ターン形成面22側において所定の導体と半田付
けされており、それにより、回路基板20に固定
されると共にマイクロホンジヤツク29及びイヤ
ホンジヤツク30が所定の回路と接続される。
板20のマウント面21の右端部の前端部に互い
に前後方向に稍離間して配置され、かつ、これら
の右端部31a,31′aが回路基板20の右側
縁から右側へはみ出して位置される状態で、図示
しない端子の下端部が回路基板20に形成された
端子挿通孔に挿通されると共に回路基板20のパ
ターン形成面22側において所定の導体と半田付
けされており、それにより、回路基板20に固定
されると共にマイクロホンジヤツク29及びイヤ
ホンジヤツク30が所定の回路と接続される。
32は板金材料により形成されたジヤツク保持
金具であり、該ジヤツク保持金具32は前記マイ
クロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30が
支持されたモールドケース31,31′の回路基
板20に対する固定状態を補強するための部材で
ある。
金具であり、該ジヤツク保持金具32は前記マイ
クロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30が
支持されたモールドケース31,31′の回路基
板20に対する固定状態を補強するための部材で
ある。
ジヤツク保持金具32の主部は前方から見て略
逆L字形を成すように形成され、その逆L字形の
水平部を成す上片33は前後方向における長さが
2つ並んだ状態におけるモールドケース31と3
1′の前後両端の間の距離と略同じ長さを有し、
かつ、その左右方向における長さがモールドケー
ス31,31′の左右方向における長さより稍短
い長さを有する略長方形の板状に形成されると共
に、その逆L字形の垂直部を成す下片34はモー
ルドケース31,31′の厚み方向の大きさより
稍大きい長さを有している。そして、上片33の
右端寄りの部分の前部と後部には右側を向いて開
口する四角形の切欠35,35′が形成され、ま
た、下片34にはその上端が上記切欠35,3
5′と各別に連続され、かつ、前記モールドケー
ス31,31′の右端部31a,31′aの外径と
略同じ大きさの曲率を有する略半円形の切欠3
6,36′が形成されている。
逆L字形を成すように形成され、その逆L字形の
水平部を成す上片33は前後方向における長さが
2つ並んだ状態におけるモールドケース31と3
1′の前後両端の間の距離と略同じ長さを有し、
かつ、その左右方向における長さがモールドケー
ス31,31′の左右方向における長さより稍短
い長さを有する略長方形の板状に形成されると共
に、その逆L字形の垂直部を成す下片34はモー
ルドケース31,31′の厚み方向の大きさより
稍大きい長さを有している。そして、上片33の
右端寄りの部分の前部と後部には右側を向いて開
口する四角形の切欠35,35′が形成され、ま
た、下片34にはその上端が上記切欠35,3
5′と各別に連続され、かつ、前記モールドケー
ス31,31′の右端部31a,31′aの外径と
略同じ大きさの曲率を有する略半円形の切欠3
6,36′が形成されている。
37は下片34の上端のうち上記半円形の切欠
36と36′の間の部分から上方へ突出するよう
に形成された筐体側固定片であり、該筐体側固定
片37は上片33の一部を切り起すようにして形
成されると共に螺孔38が形成されている。
36と36′の間の部分から上方へ突出するよう
に形成された筐体側固定片であり、該筐体側固定
片37は上片33の一部を切り起すようにして形
成されると共に螺孔38が形成されている。
39はその上端が上片33の左端縁の略中央部
と連続され、かつ、前方から見て略L字形に形成
された基板側固定片であり、該基板側固定片39
の水平部に螺孔40(第4図参照)が形成されて
いる。
と連続され、かつ、前方から見て略L字形に形成
された基板側固定片であり、該基板側固定片39
の水平部に螺孔40(第4図参照)が形成されて
いる。
41,41′は下片34の前記半円形の切欠3
6,36′の切欠縁の後端部を右側へ向けて切り
起すようにして形成された放電用突起であり、該
放電用突起41,41′の右側への突出量はモー
ルドケース31,31′の右端部31,31′の突
出量より稍少なくされている。
6,36′の切欠縁の後端部を右側へ向けて切り
起すようにして形成された放電用突起であり、該
放電用突起41,41′の右側への突出量はモー
ルドケース31,31′の右端部31,31′の突
出量より稍少なくされている。
尚、回路基板20のうちモールドケース31及
び31′の各左端部の間の位置と対応する位置に
小さなねじ挿通孔42(第4図参照)が形成され
ており、該ねじ挿通孔42はパターン形成面22
側においては前記アース導体27が形成された部
分に開口されている。
び31′の各左端部の間の位置と対応する位置に
小さなねじ挿通孔42(第4図参照)が形成され
ており、該ねじ挿通孔42はパターン形成面22
側においては前記アース導体27が形成された部
分に開口されている。
そして、このように構成されたジヤツク保持金
具32は、第2図を見て良く解るように、その上
片33がモールドケース31,31′の上面間に
股がるように載置され、かつ、その下片34がこ
れに形成された半円形の切欠36,36′がモー
ルドケース31,31′のリング状を成す右端部
31a,31′aの略下半部に下方から係合する
状態でモールドケース31,31′の右端面に接
するように位置されることによつて、モールドケ
ース31,31′に対する上方及び右方への動き
の押えが利くように配置されると共に、その基板
側固定片39の螺孔40に回路基板20に形成さ
れた前記ねじ挿通孔42をパターン形成面22側
から挿通されるねじ43(第3図及び第4図参
照)が螺合される。
具32は、第2図を見て良く解るように、その上
片33がモールドケース31,31′の上面間に
股がるように載置され、かつ、その下片34がこ
れに形成された半円形の切欠36,36′がモー
ルドケース31,31′のリング状を成す右端部
31a,31′aの略下半部に下方から係合する
状態でモールドケース31,31′の右端面に接
するように位置されることによつて、モールドケ
ース31,31′に対する上方及び右方への動き
の押えが利くように配置されると共に、その基板
側固定片39の螺孔40に回路基板20に形成さ
れた前記ねじ挿通孔42をパターン形成面22側
から挿通されるねじ43(第3図及び第4図参
照)が螺合される。
これによつて、ジヤツク保持金具32が回路基
板20に固定され、かつ、その基板側固定片39
及びねじ43を介して回路基板20のパターン形
成面22に形成されたアース導体27と接続され
ると共に、第2図を見て良く解るように、ジヤツ
ク保持金具32に形成された放電用突起41がマ
イクロホンジヤツク29の先端部29aに、ま
た、放電用突起41′がイヤホンジヤツク30の
先端部30aに左側から近接して位置されること
になる。
板20に固定され、かつ、その基板側固定片39
及びねじ43を介して回路基板20のパターン形
成面22に形成されたアース導体27と接続され
ると共に、第2図を見て良く解るように、ジヤツ
ク保持金具32に形成された放電用突起41がマ
イクロホンジヤツク29の先端部29aに、ま
た、放電用突起41′がイヤホンジヤツク30の
先端部30aに左側から近接して位置されること
になる。
更に回路基板20が上側筐体部3に前記したよ
うに取着されると、第3図等を見て良く解るよう
に、マイクロホンジヤツク29の先端部29aと
イヤホンジヤツク30の先端部30aの各上部は
上側筐体部3の右側板7に形成された前記半円形
の切欠6,6′に各別に位置され、従つて、上側、
下側筐体部3,4が結合されると、マイクロホン
ジヤツク29の先端部29a及びイヤホンジヤツ
ク30の先端部30aは、第1図を見て良く解る
ように、外筐2の前記ジヤツク配置孔10,1
0′に各別に位置されることになる。
うに取着されると、第3図等を見て良く解るよう
に、マイクロホンジヤツク29の先端部29aと
イヤホンジヤツク30の先端部30aの各上部は
上側筐体部3の右側板7に形成された前記半円形
の切欠6,6′に各別に位置され、従つて、上側、
下側筐体部3,4が結合されると、マイクロホン
ジヤツク29の先端部29a及びイヤホンジヤツ
ク30の先端部30aは、第1図を見て良く解る
ように、外筐2の前記ジヤツク配置孔10,1
0′に各別に位置されることになる。
また、回路基板20が上側筐体部3に取着され
ると、その筐体側固定片37に形成された螺孔3
8が上側筐体部3の右側板7に形成されたねじ挿
通孔44と対向して位置され、上記螺孔38に上
記ねじ挿通孔44を挿通されるねじ45(第1図
参照)が螺合され、これによつてジヤツク保持金
具32が上側筐体部3にも固定されることにな
る。
ると、その筐体側固定片37に形成された螺孔3
8が上側筐体部3の右側板7に形成されたねじ挿
通孔44と対向して位置され、上記螺孔38に上
記ねじ挿通孔44を挿通されるねじ45(第1図
参照)が螺合され、これによつてジヤツク保持金
具32が上側筐体部3にも固定されることにな
る。
(c−2−b その他の部材)
46は回路基板20のうち上側筐体部3に形成
された前記挿通孔11と対応する位置に装着され
た電源ジヤツクであり、この電源ジヤツク46に
外部電源接続用コードのテープレコーダ1側のプ
ラグが上記挿通孔11を通して着脱自在に挿入さ
れる。
された前記挿通孔11と対応する位置に装着され
た電源ジヤツクであり、この電源ジヤツク46に
外部電源接続用コードのテープレコーダ1側のプ
ラグが上記挿通孔11を通して着脱自在に挿入さ
れる。
47は発光ダイオード等の発光素子から成りテ
ープレコーダ1が動作中であることを発光表示す
るインジケータであり、その先端面が外筐2の右
側面2aに形成された小さな孔内に位置される。
ープレコーダ1が動作中であることを発光表示す
るインジケータであり、その先端面が外筐2の右
側面2aに形成された小さな孔内に位置される。
48,48,……はトランジスタ、コイル等の
各種の電子部品であり、これら電子部品48,4
8,……はマウント面21の左端部にまとまつて
装着されている。
各種の電子部品であり、これら電子部品48,4
8,……はマウント面21の左端部にまとまつて
装着されている。
(c−3 ジヤツク保持金具による静電気の放電
作用等) 49はイヤホンコード(第1図にその一部のみ
を示してある。)であり、その一端部が絶縁材料
から成る軸状の把持部50に支持されると共に、
該把持部50から前記イヤホンジヤツク30に着
脱自在に挿入されるプラグピン51が突設されて
おり、また、イヤホンコード49の他端部に図示
しないイヤホンが設けられている。
作用等) 49はイヤホンコード(第1図にその一部のみ
を示してある。)であり、その一端部が絶縁材料
から成る軸状の把持部50に支持されると共に、
該把持部50から前記イヤホンジヤツク30に着
脱自在に挿入されるプラグピン51が突設されて
おり、また、イヤホンコード49の他端部に図示
しないイヤホンが設けられている。
そこで、イヤホンを使用するときは、イヤホン
コード49のプラグピン51をイヤホンジヤツク
30に挿入することになり、プラグピン51のイ
ヤホンジヤツク30への挿入はその把持部50を
指先で掴んだ状態で行なわれる。そして、プラグ
ピン51を挿入しようとする者が静電気を帯びて
いる場合、その静電気はプラグピン51がイヤホ
ンジヤツク30に挿入される直前に前記ジヤツク
保持金具32を介して回路基板20のアース導体
27に落されることになる。即ち、プラグピン5
1の先端部がイヤホンジヤツク30の先端部30
aに近接されて来ると、前記静電気はプラグピン
51とジヤツク保持金具32に形成された前記放
電用突起41,41′のうちイヤホンジヤツク3
0の先端部に近接して位置される方のもの41′
との間で放電されると共にジヤツク保持金具32
の下片34−上片33−基板側固定片39−ねじ
43をこの順序で流れてアース導体27に落され
ることになる。
コード49のプラグピン51をイヤホンジヤツク
30に挿入することになり、プラグピン51のイ
ヤホンジヤツク30への挿入はその把持部50を
指先で掴んだ状態で行なわれる。そして、プラグ
ピン51を挿入しようとする者が静電気を帯びて
いる場合、その静電気はプラグピン51がイヤホ
ンジヤツク30に挿入される直前に前記ジヤツク
保持金具32を介して回路基板20のアース導体
27に落されることになる。即ち、プラグピン5
1の先端部がイヤホンジヤツク30の先端部30
aに近接されて来ると、前記静電気はプラグピン
51とジヤツク保持金具32に形成された前記放
電用突起41,41′のうちイヤホンジヤツク3
0の先端部に近接して位置される方のもの41′
との間で放電されると共にジヤツク保持金具32
の下片34−上片33−基板側固定片39−ねじ
43をこの順序で流れてアース導体27に落され
ることになる。
尚、図示を省略してあるが、マイクロホンジヤ
ツク29に着脱自在に挿入される外部マイクロホ
ン接続用のプラグもイヤホンコード49の把持部
50及びプラグピン51と略同じ構造を有してお
り、外部マイクロホン接続用のプラグのプラグピ
ンがマイクロホンジヤツク29に近接されて来る
と、上記プラグを持つ者が帯びている静電気は当
該プラグピンとジヤツク保持金具32の放電用突
起41との間で放電されると共に回路基板20の
アース導体27に落されることになる。
ツク29に着脱自在に挿入される外部マイクロホ
ン接続用のプラグもイヤホンコード49の把持部
50及びプラグピン51と略同じ構造を有してお
り、外部マイクロホン接続用のプラグのプラグピ
ンがマイクロホンジヤツク29に近接されて来る
と、上記プラグを持つ者が帯びている静電気は当
該プラグピンとジヤツク保持金具32の放電用突
起41との間で放電されると共に回路基板20の
アース導体27に落されることになる。
しかして、イヤホンや外部マイクロホンを使用
する者が帯びている静電気は、そのプラグピンが
当該ジヤツクに挿入される直前にジヤツク保持金
具32を介して回路基板20のアース導体27に
落されるので、その静電気が当該ジヤツクに対し
て放電されることはなく、従つて、静電気の電荷
がジヤツクを介して前記IC28,28′等に加え
られることはない。また、プラグピン51等はマ
イクロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30
に略ぴつたり挿入されるようになつているので、
プラグピン51等がマイクロホンジヤツク29、
イヤホンジヤツク30から引き抜かれるときマイ
クロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30に
プラグピン51等が引き抜かれて行く方向、即
ち、右方への引張力が加えられることになるが、
これらマイクロホンジヤツク29、イヤホンジヤ
ツク30が埋込状に支持されたモールドケース3
1,31′の右側面にはジヤツク保持金具32の
下片34が右側から接触する状態で位置されてい
るため、モールドケース31,31′の右方への
動きは上記下片34によつて押えられることにな
る。従つて、マイクロホンジヤツク29、イヤホ
ンジヤツク30に右方への引張力が加えられても
モールドケース31,31′の図示しない端子の
回路基板20に形成された導体への半田付け部が
破壊されるようなことはない。
する者が帯びている静電気は、そのプラグピンが
当該ジヤツクに挿入される直前にジヤツク保持金
具32を介して回路基板20のアース導体27に
落されるので、その静電気が当該ジヤツクに対し
て放電されることはなく、従つて、静電気の電荷
がジヤツクを介して前記IC28,28′等に加え
られることはない。また、プラグピン51等はマ
イクロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30
に略ぴつたり挿入されるようになつているので、
プラグピン51等がマイクロホンジヤツク29、
イヤホンジヤツク30から引き抜かれるときマイ
クロホンジヤツク29、イヤホンジヤツク30に
プラグピン51等が引き抜かれて行く方向、即
ち、右方への引張力が加えられることになるが、
これらマイクロホンジヤツク29、イヤホンジヤ
ツク30が埋込状に支持されたモールドケース3
1,31′の右側面にはジヤツク保持金具32の
下片34が右側から接触する状態で位置されてい
るため、モールドケース31,31′の右方への
動きは上記下片34によつて押えられることにな
る。従つて、マイクロホンジヤツク29、イヤホ
ンジヤツク30に右方への引張力が加えられても
モールドケース31,31′の図示しない端子の
回路基板20に形成された導体への半田付け部が
破壊されるようなことはない。
(d その他の構成)[第3図]
52は上側筐体部3の前記化粧板16の左端寄
りの位置から下方へ向けて突設された略円筒状を
成すスピーカ支持部であり、該スピーカ支持部5
2の下端部は回路基板20が上側筐体部3に取着
されることによつて回路基板20に形成された前
記鍵穴状の孔24内に位置されるようになる。
りの位置から下方へ向けて突設された略円筒状を
成すスピーカ支持部であり、該スピーカ支持部5
2の下端部は回路基板20が上側筐体部3に取着
されることによつて回路基板20に形成された前
記鍵穴状の孔24内に位置されるようになる。
53は板ばね材料により形成された弾発部材で
あり、該弾発部材53はスピーカ接触部53aと
トグル部53bとから成り、そのスピーカ接触部
53aの略中央部が上側筐体部3の前記スピーカ
支持部52の奥に支持されている。そして、下側
筐体部4の内面に支持された図示しないスピーカ
のマグネツト部は前記スピーカ支持部52に内嵌
されるように位置され、かつ、その先端面に前記
弾発部材53のスピーカ接触部53aが弾接さ
れ、それによつて所謂「ビビリ」の発生が防止さ
れるようになつている。
あり、該弾発部材53はスピーカ接触部53aと
トグル部53bとから成り、そのスピーカ接触部
53aの略中央部が上側筐体部3の前記スピーカ
支持部52の奥に支持されている。そして、下側
筐体部4の内面に支持された図示しないスピーカ
のマグネツト部は前記スピーカ支持部52に内嵌
されるように位置され、かつ、その先端面に前記
弾発部材53のスピーカ接触部53aが弾接さ
れ、それによつて所謂「ビビリ」の発生が防止さ
れるようになつている。
54は前記筐体5の下面から下方へ向けて突出
するように形成された脚片であり、該脚片54は
その後端部が上側筐体部3に回動自在に支持され
ると共に、その下端部に形成された被押圧部54
aが弾発部材53の前記トグル部53bと弾接さ
れており、それによつて、筐体5に、その上側筐
体部4に対してある傾き角度となる位置を境とし
て前記カセツト装着部15を閉じる方向への回動
力とカセツト装着部15を開く方向への回動力が
加えられるようになつている。
するように形成された脚片であり、該脚片54は
その後端部が上側筐体部3に回動自在に支持され
ると共に、その下端部に形成された被押圧部54
aが弾発部材53の前記トグル部53bと弾接さ
れており、それによつて、筐体5に、その上側筐
体部4に対してある傾き角度となる位置を境とし
て前記カセツト装着部15を閉じる方向への回動
力とカセツト装着部15を開く方向への回動力が
加えられるようになつている。
55は電池収納部56の左端部に配置されたマ
イナス側接触端子であり、該接触端子55の一端
は回路基板20に形成されたアース導体27に接
続されている。
イナス側接触端子であり、該接触端子55の一端
は回路基板20に形成されたアース導体27に接
続されている。
(G 考案の効果)
以上に記載したところから明らかなように、本
考案電子機器は、IC等の半導体が装着された回
路基板と外部入出力用のプラグが着脱自在に挿入
されるジヤツクと該ジヤツクを保持するジヤツク
保持金具とを備えた電子機器において、ジヤツク
保持金具を回路基板上に設けられたアース回路に
接続すると共に、ジヤツク保持金具に形成された
突起とジヤツクに挿入されて来るプラグとの間で
静電気の放電が可能な位置にジヤツク保持金具を
配置したことを特徴とする。
考案電子機器は、IC等の半導体が装着された回
路基板と外部入出力用のプラグが着脱自在に挿入
されるジヤツクと該ジヤツクを保持するジヤツク
保持金具とを備えた電子機器において、ジヤツク
保持金具を回路基板上に設けられたアース回路に
接続すると共に、ジヤツク保持金具に形成された
突起とジヤツクに挿入されて来るプラグとの間で
静電気の放電が可能な位置にジヤツク保持金具を
配置したことを特徴とする。
即ち、本考案によれば、プラグを持つ者が帯び
ている静電気はそのプラグをジヤツクに挿入しよ
うとして当該ジヤツクに近づけることによつてプ
ラグとジヤツク保持金具との間で放電され回路基
板のアース回路に落とされることになるので、上
記静電気の電荷が回路基板に装着された半導体等
に加えられることはない。
ている静電気はそのプラグをジヤツクに挿入しよ
うとして当該ジヤツクに近づけることによつてプ
ラグとジヤツク保持金具との間で放電され回路基
板のアース回路に落とされることになるので、上
記静電気の電荷が回路基板に装着された半導体等
に加えられることはない。
従つて、回路基板に装着されたIC等の半導体
が前記静電気によつて破壊されるのを略確実に防
止することができる。
が前記静電気によつて破壊されるのを略確実に防
止することができる。
しかも、ジヤツク保持金具はこの種の電子機器
に略必要的に設けられる部材であり、本考案はこ
のような必要的な部材を利用したものであるか
ら、静電気が放電されることによつて生ずる半導
体等の破壊を特別な部材を設けることなく防止す
ることができる。
に略必要的に設けられる部材であり、本考案はこ
のような必要的な部材を利用したものであるか
ら、静電気が放電されることによつて生ずる半導
体等の破壊を特別な部材を設けることなく防止す
ることができる。
尚、前記した実施例においては、ジヤツク保持
金具の一部をジヤツクの先端部と離間して位置さ
れるように配置したものを示したが、場合によつ
ては、ジヤツクの先端部と接触する状態で配置す
ることも考えられる。
金具の一部をジヤツクの先端部と離間して位置さ
れるように配置したものを示したが、場合によつ
ては、ジヤツクの先端部と接触する状態で配置す
ることも考えられる。
また、前記した実施例においては、本考案をテ
ープレコーダに適用したものを示したが、本考案
はこのような適用例に限られることはなく、IC
等の半導体が装着された回路基板と外部入出力用
のプラグが着脱自在に挿入されるジヤツクと該ジ
ヤツクを保持するジヤツク保持金具とを備えた各
種の電子機器に適用することができ、更に、ジヤ
ツクの種類についても、実施例に示したイヤホン
ジヤツクやマイクロホンジヤツクに限られること
はなく、外部電源入力用のプラグ等が挿入される
ジヤツクや信号入出力用のプラグが挿入されるジ
ヤツク等各種のジヤツクについて適用することが
できる。
ープレコーダに適用したものを示したが、本考案
はこのような適用例に限られることはなく、IC
等の半導体が装着された回路基板と外部入出力用
のプラグが着脱自在に挿入されるジヤツクと該ジ
ヤツクを保持するジヤツク保持金具とを備えた各
種の電子機器に適用することができ、更に、ジヤ
ツクの種類についても、実施例に示したイヤホン
ジヤツクやマイクロホンジヤツクに限られること
はなく、外部電源入力用のプラグ等が挿入される
ジヤツクや信号入出力用のプラグが挿入されるジ
ヤツク等各種のジヤツクについて適用することが
できる。
図面は本考案電子機器をテープレコーダに適用
した実施の一例を示すものであり、第1図は全体
の斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は内部を
示す底面図、第4図は要部の拡大分解斜視図であ
る。 符号の説明、1……電子機器、20……回路基
板、27……アース回路、28,28′……IC、
29,30……ジヤツク、32……ジヤツク保持
金具、41,41′……(ジヤツク保持金具の)
突起、51……プラグ。
した実施の一例を示すものであり、第1図は全体
の斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は内部を
示す底面図、第4図は要部の拡大分解斜視図であ
る。 符号の説明、1……電子機器、20……回路基
板、27……アース回路、28,28′……IC、
29,30……ジヤツク、32……ジヤツク保持
金具、41,41′……(ジヤツク保持金具の)
突起、51……プラグ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 IC等の半導体が装着された回路基板と外部入
出力用のプラグが着脱自在に挿入されるジヤツク
と該ジヤツクを保持するジヤツク保持金具とを備
えた電子機器において、 ジヤツク保持金具を回路基板上に設けられたア
ース回路に接続すると共に、 ジヤツク保持金具に形成された突起とジヤツク
に挿入されて来るプラグとの間で静電気の放電が
可能な位置にジヤツク保持金具を配置した ことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056586U JPH0447773Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056586U JPH0447773Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195229U JPS62195229U (ja) | 1987-12-11 |
JPH0447773Y2 true JPH0447773Y2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=30931482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8056586U Expired JPH0447773Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0447773Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-28 JP JP8056586U patent/JPH0447773Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62195229U (ja) | 1987-12-11 |
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