JPH0447543A - 光メモリ素子用基板の製造方法 - Google Patents

光メモリ素子用基板の製造方法

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JPH0447543A
JPH0447543A JP15954490A JP15954490A JPH0447543A JP H0447543 A JPH0447543 A JP H0447543A JP 15954490 A JP15954490 A JP 15954490A JP 15954490 A JP15954490 A JP 15954490A JP H0447543 A JPH0447543 A JP H0447543A
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JP
Japan
Prior art keywords
photoresist
laser beam
substrate
exposure
photosensitive area
Prior art date
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Pending
Application number
JP15954490A
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English (en)
Inventor
Junji Hirokane
順司 広兼
Michinobu Sangi
三技 理伸
Tetsuya Inui
哲也 乾
Kenji Ota
賢司 太田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光メモリ素子用基板の製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
光メモリ素子として、読出し専用型、追加記録可能型、
及び書き換え可能型のものがあり、特に、情報の書き換
えが可能な光メモリ素子としての光磁気ディスクの開発
が近年活発に進められている。
このような光磁気ディスク用の原盤を作製する際には、
例えば第5図ないし第7図に示すように、幅1.0〜1
.2μm、深さ40〜90nmの案内溝6・・・が1.
6μmピッチで基板表面にスパイラル状に形成され、ま
た、これら案内溝6・・・とは別に、幅0.4〜0.7
μm、深さ40〜90nmのプリフォーマットビット7
・・・が形成される。
これらの溝6・7は、基板の表面にポジ型のフオドレジ
ストを塗布し、ベーキング後、レーザ光により所定のパ
ターンに従った露光を行い、現像して感光部を除去する
工程を経て作製されている。そして、上記のように幅の
異なる案内溝6とプリフォーマットピット7とを形成す
るためには、従来、上記の露光の工程において、第5図
に示すように、0.5〜0.6μmの径に絞られた二本
のArレーザビーム8・9を並べて、幅1.0〜1.2
μmの広い幅の案内溝6に対応する領域を露光する一方
、プリフォーマットビット7に対応する領域は、一方の
A、rレーザビーム8を消光すると共に、他方のArレ
ーザビーム9を中央に移動して、0.4〜0.7μmの
幅の領域を露光するという操作が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の製造方法においては二本のレ
ーザ光源が必要であり、これに伴って光学系や駆動系、
制御系等がそれぞれに必要となって構成が複雑になり、
また、そのために、例えば保守管理が煩雑になるという
問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光メモリ素子用基板の製造方法は、上記課題を
解決するために、集光レンズを通して集光したレーザ光
を基板上のポジ型フォトレジストに順次照射して感光部
を形成し、その後、現像液による現像処理を施し上記感
光部を除去することによって、フォトレジストに溝を形
成する光メモリ素子用基板の製造方法であって、上記フ
ォトレジストへのレーザ光の照射前に現像処理を行い、
その後、上記集光レンズによるレーザ光の集光点近傍の
第1露光位置に上記フォトレジストを位置させてレーザ
光を照射することによって第1感光部を形成する一方、
上記集光点から光軸方向に離れた第2露光位置に上記フ
ォトレジストを位置させると共に強度を増加したレーザ
光を照射することにより、上記第1感光部よりも幅の広
い第2感光部を形成することを特徴としている。
〔作 用〕
上記の製造方法によれば、−本のレーザ光源を設けるこ
とで、幅の異なる二種類の溝を形成することができる。
すなわち、レーザ光の集光点から離れた第2n光位置で
のフォトレジスト上の露光領域は、集光点近傍の第1露
光位置よりも広く、この位置において、フォトレジスト
の感光レベルを超えるレーザ強度が上記露光領域にわた
って得られるようにすることで、第1露光位置における
第1感光部よりも幅の広い第2感光部が形成される。そ
して、この場合に、フォトレジストの露光を行う前の現
像処理(以下、前現像という)を行っておくと、上記の
ように集光点位置から離れた位置で広い面積にわたる露
光を行う場合に、前現像を行わない場合と比較して、フ
ォトレジスト表面から基板へと至る溝の壁面の傾斜度合
が小さな断面形状の溝の形成を行うことができる。この
ため、隣接する溝との間の残留レジスト厚を低下させる
ような影響が少なく、例えば従来の1.6μmピッチ程
度の高密度ピッチでの案内溝の形成が可能である。この
ように、上記の製造方法によれば一本のレーザ光源を設
けることで、幅の異なる溝の形成が可能であるので、構
成が簡素化され、また、保守管理も容易となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。
初めに、第3図(a)〜(ロ)を参照しつつ、光メモリ
素子用原盤の基板の製造工程を順に説明する。
同図(a)は、ガラス等からなる基板1を洗浄する洗浄
工程後の基板1の断面模式図であり、この洗浄工程を経
た後、ポジ型のフォトレジスト荊(例えば、シブレイ社
製AZ−1400)をシンナー等の溶剤で希釈して作製
されたフォトレジスト2が、スピンコード法等で上記基
板1の表面に均一に塗布される(同図[有]))、次い
で、フォトレジスト2中の溶剤を揮発させるだめの加熱
、いわゆるベーキングが行われ(同図(C)))、そし
てこの段階で、スピン現像装置等により現像処理が施さ
れると共に、現像液を洗い流すための純水リンスが行わ
れ、さらに、スピン乾燥機等による乾燥が行われる(同
図(d)、以下、この処理工程を前現像処理工程という
)。
上記の前現像処理工程後、水分を完全に除去するための
ベーキングが行われ(同図(e))、そして、集光され
たArレーザビームをフォトレジスト2に照射すること
によって、フォトレジスト2の露光、いわゆるレーザカ
ッティングが行われる(同図(f))。このレーザカッ
ティング工程については、後で詳述する。
次いで、スピン現像装置で、露光されたフォトレジスト
2の現像が行われることによって露光時の感光部3の除
去が行われ、その後、純粋リンスによって除去された感
光部3の領域のフォトレジスト剤と現像液とが洗い流さ
れた後、スピン乾燥が行われる(何回(勅)。次いで、
再度のベーキングによって水分の除去が行われ、これに
より、光メモリ素子用原盤の基板1に、所定のフォトレ
ジストパターンが形成される(同図(社))。
次に、上記のレーザカッティング工程の詳細について、
第1図(a) 〜(C)、及び第2図(a) 〜(C)
に基づいて説明する。
この工程においては、基板1に塗布されているフォトレ
ジスト2に対し、前記案内溝6とプリフォーマットビッ
ト7とにそれぞれ対応する幅の感光領域を形成するため
に、第1図(a)と第2図(a)とにそれぞれ示す操作
を使い分けて、露光が行われる。図示しないArレーザ
等のレーザ光源からのレーザ光は、コリメートレンズを
通して平行光線となされた後、第1図(a)及び第2図
(a)のように、集光レンズ4を通してフォトレジスト
2の表面(以下、フォトレジスト面2aという)に照射
される。そして、プリフォーマットビット7に対応する
幅の狭い第1感光部を形成する場合には、第1図(a)
のように、集光レンズ4を通して集光されるレーザ光の
集光点(上記のように集光レンズ4への入射光が平行光
線の場合には、集光レンズ4の焦点)f上の位置(以下
、第1露光位置という)に、フォトレジスト面2aが位
置するように調整して露光が行われる。
上記第1露光位置では、レーザ光が最も絞られた状態(
ビーム径は0.5〜0.6μm)にあり、第1図山)の
ように、この位置では、立ち上がりの鋭いガウス分布で
示される強度分布のレーザ光がフォトレジスト面2aに
照射される。このように、充分に絞られた狭い面積にレ
ーザ光が集中することがら、前記プリフォーマットビッ
ト7に対応する第1感光部の形成は、レーザパワーを2
mW程度以下に設定して行われる。
こうして、第1露光位置での露光で形成された第1感光
部が、その後の現像処理にて除去されることによって、
第1図(C)に示すように、はぼ矩形断面形状のプリフ
ォーマットビット7が形成される。
一方、前記案内溝6に対応する幅の広い第2感光部を形
成する場合には、第2図(a)のように、集光レンズ4
の位置が、前記から光軸方向、図の場合には上方の位置
に変更される。これにより、フォトレジスト面2aを、
集光レンズ4による集光点fから所定の距離、例えば0
.5〜1.OAIm程度離れた第2n光位置に位置させ
、この第2露光位置での露光が行われる。
上記第2露光位置、すなわち、デフォーカス位置でのレ
ーザ光の強度は、第2図(b)に示すように、なだらか
に広がる分布となっている。そこで、レーザパワーを例
えば6mW程度以上にして、上記のように広い面積にわ
たってフォトレジスト2の感光レベルを超えるレーザ強
度とすることで、このときの感光部の面積は、フォトレ
ジスト面2aにおいては、前記第1露光位置での感光部
よりも大きくなる。
しかしながら、前記の前現像処理を行わずに上記のよう
な第2露光位置での露光を行い、現像して感光部を除去
して形成される溝の断面形状は、第2図(C)において
破線で示すように、前記したレーザ光のなだらかなビー
ム強度分布に従って、フォトレジスト面2aから基板l
へと至る壁面に傾きを生じたものとなる。この破線のよ
うな断面形状の溝が、例えば1.6μmピッチでスパイ
ラル状に形成されるような場合には、隣接する溝間に残
るべきフォトレジストの厚さまでが大きく減少してしま
い、溝パターンの形成は困難となる。
一方、上記の前現像処理を行った後に、第2露光位置で
の露光を行った場合、第2図(C)において実線で示す
ように、はぼ矩形状の断面形状の案内溝6を形成するこ
とができる。
第3図は、デフォーカス位置での露光が行われるときの
前現像処理の有無に対する実験データの一例であり、第
2図(a)に示すように、集光点fからの第2露光位置
までの距離、すなわちデフォーカス量dと、溝幅との関
係を示している。ここで、溝幅は、第2図(C)に示す
ように、基板1の表面における溝幅を測定し、前現像処
理を行って得られた溝の溝幅をWpd、前現像処理を行
わずに得られた溝の溝幅をWnとしている。なお、ここ
で、露光に使用したArレーザビームパワーは8mWで
ある。
前現像処理を行っていない場合、溝幅Wnは、集光点f
からずれるにつれて狭くなっており、デフォーカス状態
で、幅の広い溝を形成することは困難である。一方、前
現像処理を行った場合、集光点fからずれるにつれて、
溝幅Wpdは広くなり、幅の広い溝を形成することがで
きる。
以上のように、前現像処理を行うと共に、檗光レンズ4
の集光点fに合わせた第1露光位置にて、プリフォーマ
ットピット7に対応する幅の狭い第1感光部を形成する
一方、所定のデフォーカス量dを与えるべく集光レンズ
4の位置を変更した第2露光位置にて、案内溝6に対応
する幅の広い第2感光部を形成することができる。この
ように、上記の方法によれば、−本のArレーザビーム
で幅の異なる二種類の溝の形成が可能であるので構成が
簡素化され、また、保守管理が容易となる。
なお、上記実施例においては、光メモリ素子用原盤の基
板を例に挙げて説明したが、その他、例えば光メモリ素
子用フォトマスクの基板等においても、本発明を適用す
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の光メモリ素子用基板の製造方法は、以上のよう
に、フォトレジストへのレーザ光の照射前に現像処理を
行い、その後、集光レンズにょるレーザ光の集光点近傍
の第1露光位置に上記フォトレジストを位置させてレー
ザ光を照射することによって第1感光部を形成する一方
、上記集光点から光軸方向に離れた第2露光位置に上記
フォトレジストを位置させると共に強度を増加したレー
ザ光を照射することにより、上記第1感光部よりも幅の
広い第2感光部を形成するものである。
これにより、幅の異なる二種類の溝を、−本のレーザビ
ームで形成することが可能となるので、光学系等が簡素
化され、保守管理も容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図(a)は第1露光位置での露光状態を示す模式図
である。 第1図(b)は上記第1露光位置でのレーザ光の強度分
布を示す模式図である。 第1図(C)は上記第1n光位置での露光の結果得られ
る溝形状を示す概略縦断面図である。 第2図(a)は第2露光位置での露光状態を示す模式図
である。 第2図(b)は上記第2露光位置でのレーザ光の強度分
布を示す模式図である。 第2図(C)は上記第2露光位置での露光の結果得られ
る溝形状を示す概略縦断面図である。 第3図(a)〜(社)はそれぞれ光メモリ素子用原盤の
基板の製造工程を示す概略縦断面図である。 第4図はレーザ光の集光点からの露光位置の距離と溝幅
との関係を示すグラフである。 第5図ないし第7図は従来例を示すものである。 第5図は溝形成方法を示す光メモリ素子用原盤の基板の
平面図である。 第6図は第5図におけるVl−VI線矢視断面図である
。 第7図は第5図における■−■線矢視断面図である。 1は基板、2はフォトレジスト、3は感光部、4は集光
レンズ、6は案内溝、7はプリフォーマットピット、f
は集光点、dはデフォーカス量である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、集光レンズを通して集光したレーザ光を基板上のポ
    ジ型フォトレジストに順次照射して感光部を形成し、そ
    の後、現像液による現像処理を施し上記感光部を除去す
    ることによって、フォトレジストに溝を形成する光メモ
    リ素子用基板の製造方法において、 上記フォトレジストへのレーザ光の照射前に現像処理を
    行い、その後、上記集光レンズによるレーザ光の集光点
    近傍の第1露光位置に上記フォトレジストを位置させて
    レーザ光を照射することによって第1感光部を形成する
    一方、上記集光点から光軸方向に離れた第2露光位置に
    上記フォトレジストを位置させると共に強度を増加した
    レーザ光を照射することにより、上記第1感光部よりも
    幅の広い第2感光部を形成することを特徴とする光メモ
    リ素子用基板の製造方法。
JP15954490A 1990-06-15 1990-06-15 光メモリ素子用基板の製造方法 Pending JPH0447543A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887652B2 (en) * 1997-08-05 2005-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High density optical disk, apparatus for reproducing optical disk and method for producing optical disk master

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887652B2 (en) * 1997-08-05 2005-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High density optical disk, apparatus for reproducing optical disk and method for producing optical disk master

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