JPH0447151B2 - - Google Patents

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JPH0447151B2
JPH0447151B2 JP59136406A JP13640684A JPH0447151B2 JP H0447151 B2 JPH0447151 B2 JP H0447151B2 JP 59136406 A JP59136406 A JP 59136406A JP 13640684 A JP13640684 A JP 13640684A JP H0447151 B2 JPH0447151 B2 JP H0447151B2
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piston
die
swash plate
rod
ball
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Waaren Robaatsu Richaado
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Zexel Corp
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Publication of JPH0447151B2 publication Critical patent/JPH0447151B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/12Casting in, on, or around objects which form part of the product for making objects, e.g. hinges, with parts which are movable relatively to one another
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P2700/00Indexing scheme relating to the articles being treated, e.g. manufactured, repaired, assembled, connected or other operations covered in the subgroups
    • B23P2700/11Joints, e.g. ball joints, universal joints
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
    • Y10T29/49256Piston making with assembly or composite article making
    • Y10T29/49261Piston making with assembly or composite article making by composite casting or molding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はダイカスト方法により揺動板または回
転斜板組立て体を製造する方法に係るものであ
る。
(従来の技術) 従来技術としては金属、セラミツクおよびプラ
スチツクをボールとソケツトとの組立て体を含む
種々の部品に鋳造する技術がある。これら鋳造物
は2つの要素部品から成ることが多く、例えば、
ボールの周囲にソケツト部材を、ソケツトがボー
ルを保持し且つそれを中心に可動となるように鋳
造した鋳造物である。しかしながら、多部分のボ
ールとソケツトとの組立て体においてそのような
ソケツトの相対的位置を決めるのにダイス型イン
サートを使用することは周知でない。
(発明が解決しようとする問題点) ボール状端部付き杆のまわりに融解した石英
(セラミツク)を鋳造することが米国特許第
1680705号に記載されている。バイメタルピスト
ン装置が米国特許第2076971号に記載され、この
特許ではアルミニウムのヘツドが鉄または鋼の予
備鋳造された本体とリストピンとのまわりに鋳造
される。しかしながら、これら特許のいづれもま
た組み合わせた技術も球状端部を設けた杆の両端
に回転斜板とピストンとの組立て体を鋳造して杆
に相対的運動を与えることは示してない。
閉じたダイス型を利用してチヤツクに端部スト
ツパを鋳造する方法が米国特許第2464050号に記
載されている。チヤツクストリンガを位置決め手
段を使用せずに単にダイス型内に入れそのような
チヤツクストリンガのまわりに鋳造を行う。皮下
注射組立て体用のダイス型インサートが米国特許
第2743517号に示してあるが、そのような鋳造物
は固定の部材であり屈折、ねじれ、回転または運
動する必要はない。米国特許第3384949号には回
転平面に垂直な軸線を中心として回転できる多部
品の最終製品を鋳造する方法が記載されている。
しかしながら、これら特許を総合したものも個々
のものもそれぞれの端部にボールおよびソケツト
が鋳造されている双頭杆は示してない。
米国特許第2076971号及び第3535986号の如き
種々の文献にはピストンとリストピンとを鋳造す
ることが示してあり、後者ではピストンのスカー
トの直径を制御するためダイス型インサートを利
用する。ボールとソケツトを鋳造したピストンが
米国特許第3763535に示してあるが、この特許に
はピストンと接続杆との組立て体しか示してな
い。ボール状端部または可動の手段を設けた杆の
製造のためにこのようにダイス型インサートを使
用することがまた米国特許第3786543号に更に示
してあり、この特許では樹脂フイルムで被覆した
球状要素をダイス型に入れインサートに圧接して
固定する。ダイス型を閉じた後、接続杆をその球
状要素のまわりに鋳造しダイス型を取除いた後、
球状要素は接続杆内で自由に回転できる。米国特
許第3786543号の回転要素はそれが内部に鋳造さ
れるレールのまわりを自由にピボツト運動できな
い。更にまた、米国特許第3763535号では鋳造金
属はボールとピストンソケツトとの間に所要の間
隙を形成する圧力にある必要がある。
1回の作業で複雑なすなわち多部品組立て体を
鋳造することが米国特許第4062395号に示してあ
るが、この特許には複雑なダイス型と1つのダイ
ス型内に完成した部品とを示してない。多部品鋳
造物が米国特許第4270255号にも記載され、この
特許では2つの個別の部品を端部がボールで互い
にかみ合せできる杆または管のまわりに鋳造す
る。この特許では、ピストンを一方の杆または管
のボール状端部のまわりに鋳造し回転斜板は他方
の杆または管のボール状端部のまわりに鋳造す
る。各部品は個々に機械加工する。これら杆およ
び管手段を次に合わせそのような回転斜板とピス
トンとの間の最終距離をかみ合う杆を溶接して決
める。
この鋳造組合わせおよび仕上げ加工技術の進展
と開発とはダイス型内の部品の位置と重要な最終
寸法への重要な仕上げ加工と鋳造との問題を指摘
している。
ボールとソケツトとの組立て体は機械の構成要
素を軸線方向、回転および軌道運動させるために
広く使用されている。そのような機械の構成要素
としてはポンプやコンプレツサにおけるピスト
ン、駆動板およびクランク軸、プレスおよびポン
チ用の作動トグル、コンベアシステムにおける接
続杆および組立て体がある。これら構成要素は本
願明細書に記載されているような回転斜板とピス
トンとの組立て体に使用するのに適している。
この組立て体においては、回転斜板の傾斜回転
運動によりピストンに軸線方向運動が伝達され
る。もしこの組立て体を流体モータに使用する
と、ピストンが往復運動するとそのような回転斜
板を駆動する。
そのような回転斜板組立て体を製造するには他
の方法がある。そのような方法の一例が米国特許
第4270255号に示してあり、この特許では、斜板
をピストン杆とボールとのまわりに鋳造しピスト
ンをボールと中空の杆部分のまわりに鋳造する。
次いで、2つの杆部分を互いに接合して完成した
組立て体を形成し最終の寸法長さとなる位置で溶
接される。これら組立て体は各々鋳造および機械
加工を個別に施す必要がありこれら組立て体は正
確に位置決めして溶接する必要がある。
反復して加えられる重い負荷に耐えられ得る丈
夫な組立体やボールとソケツトとの間の運動すな
わち遊びを制御してすなわち最小限にした精度の
高い組立て体を製造するにはボールがソケツトに
順応する度合を最大限にする必要がある。機械加
工し組み立てた部品におけるこの順応度はソケツ
トの材料を大きく変形させることを必要とし、時
間を消費し高価な手順と機器とを必要とする。最
適な「はめあい」を得る場合にもまたソケツトの
材料を大きな程度変形させる必要がありこのこと
は必要により軟かく弱い材料を使用する必要があ
りその結果組立て体を弱くする割れまたは応力を
生じることになる。
ボールをソケツトに順応させるため孔の壁を変
形させる大きな圧力は成形中の圧潰に耐える高い
強度の材料の使用を必要とする。この強度用件は
恐らくは所望の特性と経済性とを犠牲にしてボー
ルの材料の選択を制限する。
前記した問題のほかに。ソケツトを成形するに
は高い圧力を必要とするがこの高い圧力をかけて
もソケツトを確実にボールの球状面に十分順応さ
せることにはならない。不完全な成形の結果とし
てまた変形した材料がしわになつたり曲がつたり
するので、かけた負荷がボールの球状表面にわた
り均一に分布されない。ボールとソケツトの使用
中、この不均一な負荷分布により負荷が集中する
ことになり過負荷と破損とを生じる。負荷が集中
するとまた接触点に過度の摩耗が生じソケツトの
相対運動量を増しそれにより負荷のかかり方を更
に複雑にし尚早に破損することになる。
ボールとソケツトとを組み立てる前記した方法
のいづれも組立て体を正確な寸法に保持するのが
容易でない。多くの用途では、2つまたはそれ以
上の数のボールソケツト継手を接続して一体の機
械的構成要素を形成する。そのような機械または
装置の最終的寸法決めは機械加工で行う必要があ
る。
多くのボールとソケツトとの機械的成形方法に
おいて、ボールまたは構成要素にスペーサ材また
は被覆を使用しても自由な運動を確実に生じさせ
るだけならばボールとソケツトとの間に所定のま
またはある量の相対的運動が生じるようにする。
スペーサは溶解、加熱または機械的手段により取
り除く必要がある。
ボールとソケツトとの組立て体を形成する他の
方法としてはボールがソケツトから外れるのを防
止するためワイヤ、杆またはピンを使用する方法
がある。ボールとソケツトとを形成する別の方法
では2つの別々の部分に球状の孔を機械加工し次
いでボールを封入した後にこれら部分を接続す
る。最終的接続はフアスナ、ばね、ろう付け等で
行う。
ボールとソケツトとの継手を製造する好ましい
方法は液体、超プラスチツク、粉末金属、重合体
化合物を成形、好ましくはアルミニウムの如き溶
融金属をダイカストすることによりソケツトの製
造中にボールとその付属物とを差し込む技術を含
む。
可変容量形のポンプ、コンプレツサまたは流体
モータのピストンは接続杆により駆動板に取り付
けられる。ピストンと駆動板とが共に運動するに
はボールとソケツトとの接合部が可撓性を有して
いる必要がある。組立て体は回転斜板に取り付け
た複数個のピストンを含むことができる。これら
ピストンはヘツドの表面を所望の全体寸法に機械
加工しまた外周をリング溝にならわせた形状にす
る必要がある。他方回転斜板は底部と内面とを所
望の輪郭と平坦さとに機械加工する必要がある。
ピストンと回転斜板とを最終的に組み合わせるに
は最終長さを0.001ないし0.002インチの公差で組
み合わせる必要がある。従つて個々の部分を機械
加工するのとは違いそのような最終組立て体を機
械加工する手段を提供することが望ましい。更に
また、重要な経済的対策として接続杆上のボール
部材のまわりにピストンと回転斜板とを鋳造する
ことが望ましい。
上述した問題を解決し且つ上述した要請に応え
るために本発明の方法が発明されたものであり、
本発明の目的は回転斜板とピストンとの組立て体
をダイス型内の部品の位置を精度良く保つように
鋳造し次いでこの組立て体を所要の高さならびに
平行、角度方向および直径方向の表面要件を満た
すように精度良く最終的に仕上げできる経済的な
回転斜板とピストンとの組立て体の製造方法を提
供することである。
上記目的を達成するために第1の発明は、 球状端部を有する複数の亜鈴状接続杆を作り、 (b) 各割りインサートが前記各杆の前記球状端部
の1つに当接するように前記各杆の各端部に割
りインサートを位置決めし、 (c) ピストン内空所、回転斜板側の相補形ソケツ
ト、中心のプラグ部材および位置決め用くさび
状固定部材を画成する回転斜板およびピストン
成形用ダイス型を用意し、 (d) 前記ダイス型のピストン内空所と前記相補形
ソケツト内に前記杆の球状端部を位置決めし、 (e) 回転斜板とピストンとを前記球状端部のまわ
りに鋳造することを特徴とする また、第2の発明は、 (a) 各々が球状端部を有し、且つ各々が所定の全
長の中心の杆部分と長さ方向軸線とを有し球状
端部で終る複数の亜鈴状接続杆を作り、 (b) 各々が鋳造したピストンの高さを決めるため
位置決め用溝を画成した1対の割りインサート
を、各々が前記球状端部の1つに当接するよう
に、前記接続杆上に該接続杆を包囲して装着
し、 (c) 前記割りインサートを前記球状端部に圧接し
て固定するために、ピストン内空所、回転斜板
側の相補形ソケツト、中心のプラグ部材および
位置決め用くさび状固定部材を画成する回転斜
板およびピストン板成形用ダイス型を用意し、 (d) 前記ダイス型のピストン内空所と相補形ソケ
ツト内に前記杆の球状端部を位置決めし、 (e) 前記割りインサートを前記球状端部に圧接し
て保持するように前記固定部材を固定し、 (f) 回転斜板と複数のピストンとを前記球状端部
のまわりに鋳造することを特徴とする。
(実施例) 図面、特に第1図を参照すると、接続杆10を
取り付けたピストン30と回転斜板40との組立
て体50が示してある。接続杆10は所定長さの
中心杆部分11と長さ方向軸線19と杆部分11
の端部に位置決めしてある予備成形された球状端
部ボール12,13とを含んでいて杆部分11は
第1図の例では亜鈴状として示してある。杆部分
11のまわりには割りダイス型インサート14,
15が装着されている。ダイス型インサート1
4,15は保持および位置決め用溝18を画成し
ている。溝18内には保持リング20が位置され
本体17を有する割りダイス型インサート14,
15を杆部分11上に保持している。第1図には
またダイス型手段の形式の固定部材16も示して
あり、この部材はインサート14,15間に位置
しインサート14,15をボール状端部12,1
3にそれぞれ圧接して固定するくさび状を示して
ある。ダイス型インサート14,15は間に傾斜
した肩部26を形成する第1の直径部分22と第
2の直径部分22とを有する本体を含んでいる。
第1の直径部分22より小さく第2の直径部分2
4はボール状端部12,13に接触してピストン
30と回転斜板40用とに環状の間隙28を画成
している(第4図)。
くさび状部材16によりダイス型インサート1
4,15をボール状端部12,13にそれぞれ固
定した杆10を第2図に示す如くダイカスト型ま
たはその他の形式の鋳造型内に位置決めする。ピ
ストン30がボール状端部12のまわりに鋳造さ
れて示してある。ピストン30は頂部32、クラ
ウン33およびランド34を形成している。これ
らランド34はシリンダ内での安定性を付与する
が第5図に示した如きピストンスカート36を有
する従来技術のピストンよりもピストンの重量を
減少する。第5図はピストンスカート36の鋳造
を可能にする側壁間隙を与える割りダイス型イン
サートを含んでいる。
ピストン30と回転斜板40とに対する仕上げ
機械加工を鋳造後に行う。これら作業はピストン
30のリング溝38(第4図)、頂部32、クラ
ウン33および外周の機械加工を含む。同様に、
内周面42、底部44および頂部46を画成する
回転斜板40をこの鋳造したままの位置で機械加
工する。この鋳造したままの組立て体はダイス型
から取り出した後所定の公差寸法に機械加工でき
るような寸法の形状にしてある。
回転斜板とピストンとの組立て体50用の形状
にしたダイス型51が第2図に示してあり、この
図においてダツシユ線52で示した5角形状はそ
のようなダイス型51の中心プラグ部材である。
このプラグ部材は5個のピストン鋳造物の内面
と、斜板の上部内面とを画成し割りダイス型イン
サートの位置決めを助ける。くさび状固定部材1
6はそのようなプラグ部材の一体の部品で良い。
第2図において、図示した構造体はピストンと杆
の位置として5つの位置54を有する。この5つ
の位置の形状は例示のためであつて限定すもので
はない。この形状において、そのようなダイス型
の分離線56は当業界で知られるように鋳造ダイ
ス型をそれに沿つて取り出す部分を示す。回転斜
板40の内周面42は鋳造したままの構造体にお
いてプラグ部材52により画成されこの内周面は
第2図に符号42で示してある。鋳造後に、プラ
グ部材52とダイス型51とを分離線56に沿つ
て開き鋳造したままの組立て体50を取り出す。
この鋳造したままの形状において、複数の杆部分
10と複数のピストン30と1つの回転斜板40
とがボール状端部が回転斜板40とピストン30
とにより画成されたソケツト内にある完成した組
立て体50を構成する。
以上、完成した回転斜板とピストンとの組立て
体50を説明しその製造方法を概略説明した。以
下にその製造方法を詳細に説明する。
(1) ボール状端部12,13を正しい最終長さの
杆すなわち管部分10に接合する。そのように
して形成された組立て体を離型材で被覆し加熱
し(約300〜400°F)て被覆物に含まれた揮発分
を蒸発させ、ボールを予熱しボールに用いられ
た溶接または他の接合方法により生じた応力を
取除く。
(2) ダイス型インサート14,15を杆部分11
のまわりに置きボール状端部12,13にそれ
ぞれ圧接して位置決めする。被覆し予熱したボ
ールとステムとの組立て体を米国特許第
3763535号に記載したようなダイカスト機の空
所に入れる。ダイス型をダイス型の中心のプラ
グ部材52に相対的に位置決めしくさび状固定
部材16でインサート14,15を所定位置に
固定する。型を閉じ従来技術のダイカスト方法
によりピストン30と回転斜板40との鋳造物
を作る。ピストン鋳造物はヘツドおよびクラウ
ンと、前述のランドまたは第5図に示した如き
ピストンスカートとを有している。
(3) 回転斜板とピストンとの組立て体すなわち鋳
造物を取付け具(図示せず)に入れ、この取付
け具は構成要素を、この組立て体の全長を所要
寸法内に決めるように組立て体を最終的に機械
加工できる位置に保持する。
この完成した構造体は次いで何回か仕上げ機械
加工を行うことができる。組立て体50はその一
般的用途には所要数の杆およびピストン部分で構
成できるが、通常は1つの回転斜板と協働する少
くとも3組のピストンおよび杆で構成する。
本発明を限定するものでないが本発明の方法の
範囲を例示するため上述した材料と方法の特有の
変形例として、組立て体はいくつかの異なる方法
で製造できる。ボールの材料と製造方法とは現在
入手できるか実施されている種類のものを使用で
き、また特定の用途に必要な特定の物理的特性を
有する任意の特殊の種類のものを使用できる。こ
れら特定の特性には強度、耐摩耗性および腐食性
または磁気的特性が含まれる。更に、材料は硬鋼
または軟鋼、鋳鉄、銅基またはアルミニウム基合
金を使用でき、または非金属のボールも特性また
は経済性のため所望により使用できる。1つまた
は2つ以上のボ−ルを半田付け、ろう付け、抵抗
溶接または融接、接着剤またはねじの如き機械的
手段により接続杆部分またはその付属物に接合で
きる。それにより一体のボ−ルおよびステムユニ
ツトが製造されこの鋳造技術に使用できる。
接続杆またはその付属物はこの組立て体に必要
な特性または経済性もしくはその両方を実現する
ため任意の材料または方法で作ることができる。
一例として、杆とボ−ル端部とは冷間圧造、スエ
ージ、機械加工、鋳造または材料作形に使用する
ため知られている他の任意の方法で作ることがで
きる。接続杆は中実の杆もしくは棒、または管で
作ることができる。製造方法に関係なく接続杆と
ボ−ルとの組立て体はピストン30と回転斜板40の
鋳造を可能にする最終寸法にする必要がある。鋳
造後この組立て体をその最終寸法に仕上げ機械加
工できるに十分な材料がある。
ソケツトに成形する以前にボール部分に施する
被覆の材料および厚さは特性と経済性とに必要で
あるかまたはボールおよびソケツトの製造に選択
した方法または材料に適合し得る種々の材料およ
び厚さを用いることができる。一例として玉軸受
に使用する如き焼入れした鋼球を低炭素鋼の管に
抵抗溶接し次いで微細に粉砕した黒鉛をアルコー
ル懸濁液に浸漬するかまたはそれをスプレイする
かして被覆できる。アルコールの全量を蒸発させ
るに十分な時間400°Fで乾燥すると、ボールとス
テムとの組立て体を加熱して溶接部の応力を取除
き、次いで、ボールを黒鉛のフイルムすなわち残
留物で被覆する。モリブデンジスルフイドまたは
その他の固型潤滑材のフイルムを付着するため
水、アルコールその他の懸濁媒体に入れた同様な
懸濁物質も使用できる。被覆はポリエチレンまた
はポリブタジエンの如き重合体に浸漬するかまた
はそれをスプレイすることにより施すことがで
き、これら重合体は液体金属またはその他の高温
源に接触すると大量の蒸気を発生することなく炭
化しボールトソケツトとの間に分離フイルムを形
成して自由に動けるようにする。
上述した被覆材はボールとソケツトとの間に干
渉フイルムを形成することによりボールとソケツ
トの材料が粘着するのを防止する。干渉フイルム
の厚さは所要の確実なすなわち特定の間隙を形成
するため製法または反覆被覆により制御できる。
理想的には、被覆材はまた黒鉛または炭化重合体
被覆を使用する系統における潤滑材または初期の
耐久(wear−in)成分としても作用する。被覆
材は材料、成形方法、使用条件等を含む組立て体
の種類に応じて選択する。そのような選択の別の
一例として、鉄製のソケツトの鋳造物に入れた時
鋼鉄ボールは分解して継手において耐久材として
作用するケイ酸ナトリウムで被覆する。更に、ア
ルミニウム粉末の圧粉体から成るソケツト内で成
形された鋼球は分離と初期の耐久のためリン酸塩
転化被覆で被覆できる。
被覆されたボールの予熱程度は成形方法自体に
おける被覆のいくつかの要因により決まる。一例
として、被覆内の揮発性バインダとビヒクルとは
成形中型内に大量のガスが発生するのを防止する
ため取除く必要がある。
本発明の鋳造方法の説明において、前記したイ
ンサート14、15を保持する手段はクリツプ、
ばねまたはワイヤで良い。しかしながら、そのよ
うな保持手段は、必要により接着剤、磁気部品ま
たはその他の手段でも良い。
前記したソケツトを成形し回転斜板およびピス
トンヘツドを鋳造する成形方法は特にダイカスト
方法を使用することに関連して説明した。しかし
ながら、ピストンと回転斜板すなわち駆動板を形
成するこの例においてそのようなダイカスト方法
を使用すことはピストンと回転斜板とに必要な生
産量(経済性)と材料の種類とに基づいて選択し
た。これら2つの部品はアルミニウム合金380番
で作れる。ダイカスト方法に適合し得且つ部品の
所要の化学的および機械的特性にも適合し得る他
の任意のアルミニウム基合金も使用できる。もし
経済性と特性要件とが許容または要求するならば
マグネシウムおよび亜鉛基合金も使用できる。以
上の考慮に基いて、砂型の如き任意の金属製造方
法を使用できるが、これらは好ましい実施例とし
て経済的とは思われない。
ソケツトは必ずしもボールの全周を封じ込める
ような構造に限定されるものではなく1または2
以上の方向に一層大なる距離運動できるように部
分的にスロツトを設けることもできる。
本発明のソケツトの製造は金属に限定される必
要はなく、また液体金属の鋳造に限定される必要
はない。前記したボール端部は金属粉圧粉体内に
封入し所要の特性を実現するため金属粉圧粉体を
処理する当業者に知られた方法で加工できる。ソ
ケツトは鋳造分野に精通した者に周知の手順によ
り重合体を成形または鋳造することにより製造で
きる。
ソケツトの構造または機能は前記例に示したピ
ストンと駆動リングとに特に限定されるものでな
く任意な所要の形状で良い。そのような形状はイ
ンサート14,15の傾斜した肩部26の形状に
より左右される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ピスト
ンと回転斜板と一体に鋳造し、且つ鋳造したまま
の組立て体、すなわち、ピストンと回転斜板を一
緒に機械加工することにより最終寸法、すなわ
ち、回転斜板とピストンクラウンとの間の高さを
あらかじめ決めることができると共に表面と孔と
の間の関係を即座に決めることができる。このよ
うに一体の組立て体を最終的機械加工するので、
表面を微細に機械加工する必要がなくまた角度方
向および平行な表面関係を精度良く決めることが
出来ると共に、そのような一体の作業関係は機械
加工位置が複数ある場合よりもより容易に得るこ
とができ、精度良く且つ経済的な製造を行うこと
ができる。
本発明を特定の実施例について説明したが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものでなくこ
れら実施例が例示にすぎないものである。前記特
許請求の範囲は先行技術の許容範囲と同じくらい
広い範囲に解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜板とピストンが装着されているボー
ル状端部を有する杆と杆のまわりに位置決めした
ダイス型インサートとを示す断面図、第2図は第
1図の2−2線矢視図であつて、分離線を破線で
示したダイス型の斜板と中心のプラグ部材とを示
す上面図、第3図は垂直のランドの一部分を断面
で示した第1図の斜板と杆との組立て体を示す上
面図、第4図は機械加工される位置で示した第1
図の斜板とピストンとの組立て体を示し、第5図
は鋳造用ダイス型インサートを取り付けた従来技
術のピストンとピストンスカートとを示す図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 球状端部12,13を有する複数の亜鈴
    状接続杆10を作り、 (b) 各割りインサート14,15が前記各杆の前
    記球状端部の1つに当接するように前記各杆の
    各端部に割りインサート14,15を位置決め
    し、 (c) ピストン内空所、回転斜板側の相補形ソケツ
    ト、中心のプラグ部材52および位置決め用く
    さび状固定部材16を画成する回転斜板および
    ピストン成形用ダイス型51を用意し、 (d) 前記ダイス型51のピストン内空所と前記相
    補形ソケツト内に前記杆の球状端部12,13
    を位置決めし、 (e) 回転斜板とピストンとを前記球状端部のまわ
    りに鋳造することを特徴とする回転斜板とピス
    トンとの組立て体を製造する方法。 2 回転斜板とピストンとの組立て体を所定の寸
    法に機械加工する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 (a) 各々が球状端部12,13を有し、且つ
    各々が所定の全長の中心の杆部分11と長さ方
    向軸線19とを有し球状端部12,13で終る
    複数の亜鈴状接続杆10を作り、 (b) 各々が鋳造したピストンの高さを決めるため
    位置決め用溝18を画成した1対の割りインサ
    ート14,15を、各々が前記球状端部12,
    13の1つに当接するように、前記接続杆上に
    該接続杆を包囲して装着し、 (c) 前記割りインサート14,15を前記球状端
    部12,13に圧接して固定するために、ピス
    トン内空所、回転斜板側の相補形ソケツト、中
    心のプラグ部材52および位置決め用くさび状
    固定部材16を画成する回転斜板およびピスト
    ン板成形用ダイス型51を用意し、 (d) 前記ダイス型51のピストン内空所と相補形
    ソケツト内に前記杆の球状端部12,13を位
    置決めし、 (e) 前記割りインサートを前記球状端部に圧接し
    て保持するように前記固定部材16を固定し、 (f) 回転斜板と複数のピストンとを前記球状端部
    のまわりに鋳造することを特徴とする回転斜板
    とピストンとの組立て体を製造する方法。
JP59136406A 1983-06-30 1984-06-30 回転斜板とピストンとの組立て体の製造方法 Granted JPS6035184A (ja)

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US06/509,700 US4548254A (en) 1983-06-30 1983-06-30 Method of manufacturing a die-cast wobble plate assembly
US509700 1983-06-30

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JPS6035184A JPS6035184A (ja) 1985-02-22
JPH0447151B2 true JPH0447151B2 (ja) 1992-08-03

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EP (1) EP0130703B1 (ja)
JP (1) JPS6035184A (ja)
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BR (1) BR8403102A (ja)
CA (1) CA1228222A (ja)
DE (1) DE3464712D1 (ja)
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DE3464712D1 (en) 1987-08-20
BR8403102A (pt) 1985-06-04
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AU2910384A (en) 1985-01-03
EP0130703B1 (en) 1987-07-15
EP0130703A1 (en) 1985-01-09
MX162093A (es) 1991-03-26
CA1228222A (en) 1987-10-20
AU560991B2 (en) 1987-04-30

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