JPH0446834Y2 - - Google Patents

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JPH0446834Y2
JPH0446834Y2 JP1986132521U JP13252186U JPH0446834Y2 JP H0446834 Y2 JPH0446834 Y2 JP H0446834Y2 JP 1986132521 U JP1986132521 U JP 1986132521U JP 13252186 U JP13252186 U JP 13252186U JP H0446834 Y2 JPH0446834 Y2 JP H0446834Y2
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JP
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center
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metal powder
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JP1986132521U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金属粉末等の流体を2本の通路に分配
する装置に関する。
(従来の技術) 金属粉末を分配供給する装置として特開昭60−
241958号に開示するものが知られている。
特開昭60−241958号は、ホツパ内に貯溜せしめ
金属粉末を振動装置を介して分配装置内に供給
し、この分配装置内にて金属粉末を2本の導入管
に分配し、異なる方向からカムの再溶融部分に供
給するようにしたものである。
そして上記の分配装置の構造は金属粉末の通路
を中間においてY字状に2方向に分岐している。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のように分配装置を用いることで1つの供
給源から複数の箇所へ流体を効率よく分配できる
のであるが、均等に分配するのは困難である。
つまり、流体の通路を等角度で2方向に分岐す
れば理論上は等量づつ分配されるはずであるが、
実際には製作誤差があり、且つ管路抵抗の差や分
配装置の傾き等種々の要因によつて現実には均等
分配は行えない。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、分配装置を
2つのブロツクとこれらブロツク間に回転自在に
保持される中間体とで構成し、1つのブロツクに
は流体の供給通路を、他のブロツクには分岐され
た分配通路に流体を供給する分配室を、中間体に
は一端が前記供給通路に他端が分配通路に開口す
る中間通路を形成し、更に中間体の回転中心と分
配室の中心とを一致せしめるとともに、中間通路
の分配室への開口の中心を分配室の中心から偏心
せしめるようにした。
(作用) 中間体を上下のブロツクに対して相対的に回転
させると、分配室の中心に対して中間体に形成し
た中間通路の開口中心が偏心しているので、各分
配通路に対する中間通路の開口割合が変化し、各
分配通路に分配される流体量も変化する。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係る分配装置を適用した金属
粉末の供給装置の全体構成を示す断面図であり、
図においては分配装置よりも下流側の部分を拡大
して分り易く示している。
ケース1内にはホツパ2が設置され、このホツ
パ2内に貯溜された金属粉末3は計量装置4及び
モータにて回転するターンテーブル5を介して超
音波振動装置6の受部材7に供給される。超音波
振動装置6には本考案に係る分配装置8が連結さ
れ、この分配装置8にて分配された金属粉末3は
導入管9,9を介してプラズマトーチ10の先端
部まで送り込まれ、プラズマアークにて再溶融せ
しめられているカム11の再溶融部12に供給さ
れる。
分配装置8の構造は第2図及び第2図のA−A
線断面図である第3図に示すように、超音波振動
装置6に連結するジヨイントブロツク13と、導
入管9,9が連結するジヨイントブロツク14と
の間に中間体15を回転自在に保持している。即
ち、ジヨイントブロツク13,14には円弧状を
なす長孔16,17を形成し、長孔16には上方
からボルト18を通してこのボルト18を中間体
15に螺着し、長孔17には下方からボルト19
を通してこのボルト19を中間体に螺着すること
で中間体15をブロツク13,14間で保持し、
且つ中間体15が約160°の範囲で往復回転可能と
なるようにしている。
また、ジヨイントブロツク13には金属粉末の
供給通路20が穿設され、ジヨイントブロツク1
4には前記導入管9,9が接続される分岐された
分配通路21a,21b及びこれら分配通路21
a,21bの一部をなすとともに分配通路21
a,21bに金属粉末を供給する分配室22が形
成され、この分配室22を中心点を通る分岐線l
にて左右の小分配室22a,22bに分割されて
いる。更に中間体15は回転中心軸Sが分配室2
2の中心O1と一致しており、且つ上下方向に中
間通路23が貫通して形成されている。この中間
通路23の上端開口24は前記供給通路20に一
致し、下端開口25は分配室22に臨んでいる。
そして下端開口25の中心O2は分配室22の中
心O1に対して偏心している。
以上において、第2図及び第3図に示す状態か
ら中間体15を時計方向に80°回転せしめると、
第4図に示すように、中間通路22の下端開口2
5の小分配室22a,22bに対する開口比率は
等しくなる。そして、製作誤差、管路抵抗等の均
等分配を阻害する要因が全くない場合には、この
状態で金属粉末3は各分配通路21a,21bに
均等に分配される。
また何らかの要因で分配通路21bに金属粉末
3が多量に分配される場合には中間体15を反時
計方向に回転し、第2図に示すように中間通路2
3の下端開口25の小分配室22aに対する開口
比率を大きくする。分配通路21aに金属粉末3
が多量に分配される場合にはこの逆の操作をな
す。
以上のように中間体15を適当量回転せしめる
ことで、分配通路21a,21bへの金属粉末の
供給量を等しくでき、結果として、カム11の再
溶融部12への均等供給が行える。
尚、実施例にあつては流体として金属粉末を例
にとつて説明したが、本考案に係る分配装置は金
属粉末以外の流体の分配にも適用できるものであ
る。
(考案の効果) 以上に説明したように本考案に係る分配装置に
よれば、分配通路の製作誤差、管路抵抗或いは分
配装置の傾き等に何ら影響されることなく流体を
均等に分配することができ、また均等に分配する
場合のみならず、意識的に一方の通路に流体を多
量に供給することができるので、流体の分配コン
トロールが容易且つ正確に行える。また装置自体
もコンパクトで構造上故障が生じにくい等多くの
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る分配装置を適用した金属
粉末供給装置の全体構成図、第2図は分配装置の
縦断面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第
4図は分配装置の作用を説明した断面図である。 尚、図面中、3は流体としての供給粉末、8は
分配装置、13,14はブロツク、15は中間
体、20は供給通路、21a,21bは分配通
路、22は分配室、23は中間通路、24,25
は中間通路の開口、O1は分配室の中心、O2は中
間通路の開口の中心、Sは中間体の回転中心軸で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の供給通路を形成したブロツクと、2本の
    分配通路に流体を供給する分配室を形成したブロ
    ツクとの間で中間体を回転自在に保持し、この中
    間体の回転中心は前記分配室の中心と一致するよ
    うにし、また中間体には一端が前記供給通路に開
    口し他端が前記分配室に開口する中間通路を形成
    し、この中間通路の分配室への開口の中心は分配
    室の中心に対し偏心していることを特徴とする流
    体分配装置。
JP1986132521U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0446834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132521U JPH0446834Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132521U JPH0446834Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6339449U JPS6339449U (ja) 1988-03-14
JPH0446834Y2 true JPH0446834Y2 (ja) 1992-11-05

Family

ID=31031985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986132521U Expired JPH0446834Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JPS6339449U (ja) 1988-03-14

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