JP2000141166A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JP2000141166A
JP2000141166A JP10318194A JP31819498A JP2000141166A JP 2000141166 A JP2000141166 A JP 2000141166A JP 10318194 A JP10318194 A JP 10318194A JP 31819498 A JP31819498 A JP 31819498A JP 2000141166 A JP2000141166 A JP 2000141166A
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潤一郎 間山
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忠信 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイボルト21、22を用いずに、各装置を
連結できるようにする。 【解決手段】 複数の装置を連接するために、その通路
ブロックBを金属製にし、ケーシングCを合成樹脂製に
してなり、金属製の通路ブロックBに形成した突片2
5、26を、ジョイナー30で連結するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークなどが着
座面に正確に着座しているかどうかを検出するための位
置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12および図13に示した従来の装置
は、ワーク1の着座面2に対して検出ノズル3からエア
ーを吹き出して、ワーク1と着座面2との間の圧力降下
を検出するものである。すなわち、図12の回路図に示
すように、供給口4からエアーを供給すると、そのエア
ーは、オリフィスR1、R2を経由して、比較側通路5と
検出側通路6とに分流する。また、上記比較側通路5と
検出側通路6とのそれぞれはダイヤフラム室7に連通し
ている。そして、このダイヤフラム室7に設けたダイヤ
フラム8は、両通路5、6の圧力が等しければ、図示の
中立位置を保つ。しかし、検出側通路6の圧力の方が高
くなると、ダイヤフラム8が図面上側に押し上げられ
る。このようにダイヤフラム8が押し上げられると、近
接スイッチ9が動作して図示していないランプを点灯さ
せる。
【0003】さらに、比較側通路5の比較ノズル10側
には、それに対向して調整ダイヤル11を設けている。
この調整ダイヤル11は偏心していて、その回転位置に
応じて比較ノズル10との間の間隔を調整できるように
している。したがって、その間隔を狭くすればするほ
ど、エアーがその間隔を通過するときの圧力が大きくな
る。これに対して、検出側通路6の検出ノズル3側は、
ワーク1と着座面2との間にエアーを吹き出すようにし
ている。したがって、もし着座面2に対してワーク1が
傾いていたりすると、それら両者の間のすき間が大きく
なる。反対に、着座面2に対してワーク1がぴったりと
正確に着座していれば、そのすき間が小さくなる。そし
て、それらのすき間が小さければ小さいほど、エアーが
そこを通過するときの圧力が大きくなる。
【0004】したがって、調整ダイヤル11で比較ノズ
ル10側の圧力を所定の値に設定しておけば、検出ノズ
ル3側の圧力が、その設定値を超えたとき、ダイヤフラ
ム8が押し上げられて近接スイッチ9が動作し、ランプ
が点灯することになる。このようにランプが点灯した時
点で、着座面2に対してワーク1が正確に着座されたも
のとみなすことができる。なお、着座面2に対して、ワ
ーク1が正確に着座しているかどうかの精度を上げるた
めには、比較ノズル10側の圧力を大きくすればよいこ
とになる。また、図中符号13はモニタ圧力計で、検出
側通路6の圧力を検出するようにしている。
【0005】上記図12の一点鎖線で示した部分が位置
検出装置に当たるもので、それら各部品は、図13に示
すように、一体的に組み込まれている。すなわち、通路
ブロック14にケーシング15を固定するとともに、通
路ブロック14には、それを貫通する供給口4を形成し
ている。供給口4をこのように貫通させたのは、この種
の装置を複数連接する場合を想定したものである。つま
り、図示していない1台のコンプレッサーからの圧縮エ
アーを、複数の装置に供給するとき、各装置を並べて、
それらの供給口4を一直線状に連続させておけば、各装
置を接続するための配管が不要になる。ただし、いちば
ん端に位置する装置の一方の開口は、塞がなければなら
ないこと当然である。
【0006】さらに、上記通路ブロック14には、上記
供給口4に連通する比較側通路5および検出側通路6を
形成し、その比較側通路5にはオリフィスR1を設けて
いる。なお、検出側通路6にもオリフィスR2があるこ
と前記の通りであるが、この図13では、オリフィスR
2が現れない。また、上記ケーシング15を通路ブロッ
ク14に固定することによって、それら両者が相まって
ダイヤフラム室7を形成する。そして、このダイヤフラ
ム室7にはダイヤフラム8を設けるとともに、その一方
の室を比較側通路5に連通させ、他方の室を検出側通路
6に連通させている。上記のようにしたダイヤフラム室
7の上には近接スイッチ9を設け、ダイヤフラム8の動
きによって、オンオフするようにしている。
【0007】上記図13に示した装置の動作は、図12
で示した回路図の場合と全く同様なので、その詳細を省
略する。ただ、この装置は、例えば、1つのワークであ
っても、複数箇所の着座状況を検出して、X、Y方向な
どの傾きを検出することがある。また、複数のワークの
着座状況をいっぺんに検出することもある。このような
ときに、複数の装置を連接して使う。そして、複数の装
置を連接するときには、図13に示すように、互いにと
なり合う装置との間に、シール部材16および17を介
在させる。つまり、通路ブロック14の一方の側面にお
ける供給口4の周囲と、ケーシング15の一方の側面に
おけるリード線取り出し口18の周囲のそれぞれに、シ
ール部材16、17をはめ込むための凹部19、20を
形成している。ただし、通路ブロック14の他方の側面
とケーシング15の他方の側面には、上記のような凹部
を形成していない。
【0008】したがって、複数の装置を連接するときに
は、凹部を形成した面と、凹部を形成しない面とを突き
合わせて、それらの間でシール部材16、17を挟みつ
けるようにする。そのために、シール部材16、17の
厚さL1は、前記凹部19、20の深さよりも、厚くし
てその締め代を確保している。このように締め代を確保
し、それを圧縮するために、通路ブロック14側とケー
シング15とのそれぞれを、タイボルト21、22で締
め付けるようにしている。なお、シール部材16はエア
ーの漏れを防止するためのものであり、シール部材17
は、ケーシング15内に水などが入らないようにするた
めである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、通路ブロック14とケーシング15とをタ
イボルト21、22で締め付けるようにしているので、
通路ブロック14側の締め付け力と、ケーシング15側
の締め付け力とをほぼ同じにしなければならない。その
ために、通路ブロック14とケーシング15とを同一の
材質で構成しなければならないという制約があった。も
し、両者の材質が異なって、それらの強度に差が出る
と、弱い材質の方のタイボルトの締め付け力を弱くせざ
るを得ない。しかし、タイボルトによる締め付け力に差
が出ると、その弱い方のシール部材のシール性が劣って
しまうという問題があった。
【0010】また、ケーシング15側は、その形状が複
雑なので、合成樹脂製とすることが、製造コストの上か
らも有利になる。そこで、通路ブロック14側も合成樹
脂製していたのが現状である。しかしながら、通路ブロ
ック14側には、いろいろなコネクターなどを接続する
ためのネジを切るが、その材質が合成樹脂のために、こ
のネジが簡単に壊れてしまうという問題もあった。この
発明の目的は、タイボルトを用いずに複数の装置を連接
できるとともに、通路ブロックを金属製にして、ケーシ
ングを合成樹脂製にできる装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、通路ブロッ
クとケーシングとを一体的に組み付けるとともに、上記
通路ブロックには供給口を貫通させ、この供給口から導
入した圧縮エアーを導く比較側通路と検出側通路とを形
成し、検出側通路に検出ノズルを設け、この検出ノズル
は、ワークと着座面との間のすき間に圧縮エアーを供給
する関係にする一方、ケーシングには比較側通路から流
出するエアーの流量を制御する流量制御部を設け、か
つ、上記通路ブロックとケーシングとが相まってダイヤ
フラム室を形成する構成にしてなり、このダイヤフラム
室に比較側通路の圧力と検出側通路の圧力とを導き、そ
れら圧力の相対差に応じて、近接スイッチが動作する構
成にした位置検出装置を前提にするものである。
【0012】上記の装置を前提にしつつ、第1の発明
は、通路ブロックを金属製にし、ケーシングを合成樹脂
製にする一方、通路ブロックには、供給口が開口する側
面両側に、その側面に沿って延長する突片を形成し、互
いにとなり合う通路ブロックの突片同士を、ジョイナー
を使って連結した点に特徴を有する。第2の発明は、通
路ブロックの側面両側に位置する突片を連結するための
一対のジョイナー同士をボルトで連結した点に特徴を有
する。第3の発明は、流量制御部を備えたバルブブロッ
クを、ケーシングに設けた収納部に着脱自在にした点に
特徴を有する。第4の発明は、通路ブロックの供給口の
周囲に圧縮エアーの漏れを防止するシール部材を設ける
一方、ケーシングのリード線取り出し口の周囲にも水の
侵入を防止するシール部材を設け、このリード線取り出
し口の周囲に設けるシール部材の周囲に環状凹溝を形成
した点に特徴を有する。第5の発明は、流量制御部が調
整ダイヤルと比較ノズルとからなり、ケーシングに設け
た比較ノズルを収納する収納部を圧力検出孔と兼用にし
た点に特徴を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図6に示した第1実施例
は、そのダイキャストからなる通路ブロックBに、合成
樹脂製のケーシングCを一体的に組み付けたものであ
る。そして、上記通路ブロックBは、それを貫通する供
給口4と、オリフィスR1、R2と、比較側通路5と、検
出側通路6とを有すること従来と同様である。また、ケ
ーシングCは、通路ブロックBと相まって、ダイヤフラ
ム室7を形成し、しかも、このダイヤフラム室に比較側
通路5の圧力と検出側通路6の圧力を導入することも、
従来と同様である。要するに、図12の回路図で示した
作動原理は、従来と同じになるようにしている。
【0014】そして、上記通路ブロックBは、その供給
口4が開口する側面23、24であって、当該装置の連
接方向に直交する方向の両側に、上記側面23、24と
同一レベルの突片25、26を形成している。これら突
片25、26は、図1および図2に示すように、その内
側をテーパ面25a、26aとしている。また、上記一
方の側面23側における供給口4の開口部分には、シー
ル部材27をはめるための凹部28を形成している。た
だし、他方の側面24側には、この凹部28は形成して
いない。
【0015】上記のようにした通路ブロックBを連接す
るためには、一方のブロックBの側面23と、他方のブ
ロックBの側面24とを、図2に示すように対向させる
とともに、それらの突片25、26をぴったりと合わせ
る。このように突片23、24をぴったりと合わせた状
態で、これら両突片25、26にジョイナー29、30
をかぶせる。このジョイナー29、30は、図2からも
明らかなように、その内側にテーパ溝31、32を形成
し、このテーパ溝31、32に、ぴったりと合わせた上
記突片25、26をはめるようにしている。ただし、こ
のテーパ溝のテーパ角は、突片25、26のテーパ面2
5a、26aのテーパ角よりも小さくしている。
【0016】このようにしたジョイナー29、30は、
図1に示すように、2本のボルト33でしっかりと締め
付けるが、ボルト33を締め付けて、それらジョイナー
29、30が互いに近づく方向の力を受けると、相対的
には、突片25、26がジョイナー29、30のテーパ
溝31、32内に強く押し込まれることになる。このよ
うにジョイナー29、30がボルト33で締め付けられ
れば、通路ブロックBの側面23と24との接合力がよ
り強くなる。なぜなら、テーパ溝31、32のテーパ角
を、突片25、26のテーパ面25a、26aのテーパ
角よりも小さくしているからである。このようにして通
路ブロックBの側面23、24が突き合わされれば、一
方の側面23に備えたシール部材27が、その締め代分
だけ押しつぶされて、供給口4の開口部分をシールする
ことになる。
【0017】一方、上記ケーシングCは、ケース本体3
4とカバー35とからなる。そして、カバー35には、
バルブブロックVBを着脱可能に収納する収納部36を形
成している(図3および図4参照)。この収納部36
は、その先端を細くして、接続部37とするとともに、
この接続部37には、比較側通路5に連通するポート3
8を形成している。なお、図中符号39は、ダイヤフラ
ム室7に連通するポートである。通路である。さらに、
このカバー35には、ランプ透視孔40を形成し、ケー
ス本体34内に設けたランプ41の光を、カバー35の
外から確認できるようにしている。また、ケース本体3
4内には、上記カバー35の接続部37を挿入するため
の挿入孔42を形成し、カバー35をケース本体34に
取り付けたとき、この挿入孔42に接続部37が挿入さ
れるようにしている。
【0018】上記バルブブロックVBは、図4に示すよう
に、偏心した調整ダイヤル11と筒状の調整部材43と
からなる。そして、調整部材43は比較ノズル10と一
体化するとともに、バルブブロックVBに螺合している。
したがって、この調整部材43を回すことによって、比
較ノズル10と調整ダイヤル11との対向間隔を調整で
きることになる。しかも、この調整部材43には環状溝
44を形成するとともに、この環状溝44を連通孔45
を介して比較ノズル10に連通するようにしている。そ
して、このバルブロックVBを、図5に示すように、カバ
ー35の収納部36に納めることによって、調整部材4
3が接続部37内に組み込まれる。このように調整部材
43が組み込まれれば、上記環状溝44が連通孔45を
介して比較ノズル10と連通することになる。
【0019】上記のようにカバー35にバルブブロック
VBを挿入してから、その接続部37を、ケース本体34
の挿入孔42に挿入すれば、比較ノズル10は、連通孔
45→環状溝44→ポート38を介して比較側通路5に
連通する。そして、図3に示すように、接続部37の先
端は、調整部材43の位置を調整した後に、プラグ46
でふさぐ。しかし、このようにプラグ46でふさがず
に、その部分に圧力計を接続することができる。このよ
うにすれば、ケース本体34の挿入孔42を圧力検出ポ
ートとしても使用できる。
【0020】また、ケース本体34の側面、すなわち通
路ブロックBの側面23、24と同一側面47、48に
は、リード線取り出し口49を形成している。そして、
このリード線取り出し口49のうち、一方の取り出し
口、すなわち通路ブロックBのシール部材27を装着し
たと同じ側面のリード線取り出し口49には、その周囲
にシール部材51を装着するための凹部52を形成して
いる。
【0021】そして、このシール部材51は、図6に示
すように、その中央にV字状の環状凹溝53を形成して
いる。このようにシール部材51に環状凹溝53を形成
したのは、このシール部材51に、図6に示す矢印方向
の圧縮力が作用したとき、環状凹溝53がその圧縮力を
吸収して、大きく変形しないようにするためである。も
し、このシール部材51が大きく変形すると、隣接する
ケーシングCの間隔がまちまちになってしまう。そし
て、その間隔が、通路ブロックB側の間隔と異なってし
まうと、極端な言い方をすれば、連接した各装置が、扇
型に広がってしまうことになる。しかし、上記のように
シール部材51に環状凹溝53を形成しておけば、その
変形分を吸収できるので、上記のように連接した各装置
が扇型に広がったりしなくなる。なお、図1中、符号5
4は端子ボックスで、各装置の近接スイッチ9などの電
気部品のリード線を、リード線引き出し口49から引き
出すとともに、それらをこの端子ボックス54にまとめ
るようにしたものである。
【0022】次に、これら装置を連結する過程を説明す
る。先ず、通路ブロックBと流量制御部を組み込んだケ
ーシングCとを一体化しておく。そして、各装置を並べ
るとともに、所定の凹部28、52にシール部材27、
51をセットしておく。このようにしてから、各通路ブ
ロックBの側面23と24とを突き合わせて、それらの
突片25、26をジョイナー29、30で連結する。
【0023】上記のようにジョイナー29、30で連結
することによって、通路ブロックBおよびケーシングC
のそれぞれが、シール部材27、51を圧縮しながら、
強く引き寄せられる。しかも、通路ブロックBが金属製
なので、その強度が十分に維持されている。そのため
に、この通路ブロックBの突片25、26をかなり強く
締め付けても、それが破壊するおそれはいっさいない。
したがって、その締め付け力だけでも連結状態を十分に
保て、従来のように、タイボルトを必要としない。しか
も、ケーシングC側のシール部材51には、前記したよ
うに、V字状の環状凹溝53を形成しているので、突片
25、26の部分だけを締め付けても、各装置が扇型に
開いてしまうこともない。
【0024】図7および図8に示した第2実施例は、バ
ルブブロックVBに固定オリフィス55を設け、この固定
オリフィス55で流量制御部を構成するようにしたもの
である。ただし、この第2実施例においては、バルブブ
ロックVBの先端にパイプ部56を設け、このパイプ部5
6を接続部37に挿入するようにしている。その他の構
成は、上記第1実施例と同様である。このようにした第
2実施例では、比較側通路5の圧力が一定になって、そ
れを調整できないという欠点があるが、使用状況によっ
ては、その調整が不要な場合がある。調整が不要な場合
に、この第2実施例のように、固定オリフィスを用いる
ことによって、コストを大幅にダウンさせることができ
る。
【0025】なお、このバルブブロックVBの形状は、第
1実施例と全く同じであり、しかも、このバルブブロッ
クVBを納めるカバー35の収納部36の形状も第1実施
例と同じにしている。したがって、第1実施例と第2実
施例とでは、そのバルブブロックVBを取り替えるだけ
で、ダイヤル式にしたり、固定オリフィス式にしたりで
きることになる。
【0026】図9〜図11に示した第3実施例は、その
流量制御部としてニードル弁57を用いたものである。
すなわち、バルブブロックVBの組み付け孔58に回転筒
59を挿入するとともに、この回転筒59の内部にネジ
部59aを形成している。そして、この回転筒59に対
向するようにしてシート部材60を圧入している。この
シート部材60は、図11に示すように、二股状にして
なり、その端部に制御孔60aを形成している。
【0027】上記のようにした回転筒59には、ニード
ル61を支持するための支持部62を螺合している。こ
の支持部62は、その側面に平坦部62aを形成し、こ
の平坦部62aが上記シート部材60の二股内に挟まれ
て、その回転を阻止されるようにしている。このように
支持部62が回転を阻止されているので、回転筒59を
回転させると、支持部62が軸方向に移動し、ニードル
61の相対位置で決まる制御孔60aの開度が制御され
る。なお、図中符号63は、回転筒59を回転させるた
めのダイヤル、64はバルブブロックVBの先端に設けた
パイプ部、50はストッパーである。
【0028】上記のようにニードル弁57を納めたバル
ブブロックVBを、ケーシングCのカバー35に形成した
収納部36に納めることによって、ニードル弁57を主
要素にする流量制御部をケーシングCに組み込むことが
できる。このようにして組み込んだ流量制御部によっ
て、比較側通路5の圧力を制御できること、第1実施例
と全く同様である。すなわち、上記制御孔60aが、ポ
ート38を介して比較側通路5に連通するとともに、ポ
ート39を介してダイヤフラム室7にも連通する。ま
た、この第3実施例においても、ケーシングCの構成を
第1、2実施例と同様にしているので、ダイヤル式、固
定オリフィス式あるいはニードル式など、その流量制御
部の構成を必要に応じて、自由に選択することができ
る。
【0029】
【発明の効果】第1の発明によれば、通路ブロックを金
属製にするとともに、これら通路ブロックをジョイナー
で連結するようにしたので、従来のようなタイボルトが
不要になる。また、通路ブロックを金属製にして、ケー
シングを合成樹脂製にするというように、両者の材質を
異にして、全体の強度を上げることもできる。第2の発
明によれば、一対のジョイナー同士をボルトで止めるよ
うにしたので、通路ブロック同士をより強固に連結でき
る。第3の発明によれば、ケーシングの収納部に、流量
制御部を組み込んだバルブブロックを着脱自在にしてい
るので、その流量制御部を、ダイヤル式、固定オリフィ
ス式あるいはニードル弁式など、自由に選択することが
できる。したがって、その用途あるいは使用目的にに応
じて、流量制御部を適切に選択できる。第4の発明によ
れば、ケーシングのリード線取り出し口をシールするシ
ール部材に環状凹溝を形成したので、このシール部材に
圧縮力が作用したとき、環状凹溝がその圧縮力を吸収し
て、大きく変形するのを阻止する。したがって、互いに
隣接するケーシング間を強く締め付けたとしても、それ
らが扇型に開いてしまうことがない。第5の発明によれ
ば、ノズルを収納する収納部を圧力検出孔と兼用にした
ので、圧力検出孔を特別に形成しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の複数の位置検出装置と端子ボック
スとを連接する状況を示した分解斜視図である。
【図2】第1実施例の通路ブロック同士を連結する構成
を示した部分拡大断面図である。
【図3】第1実施例のケーシングの断面図である。
【図4】第1実施例のバルブブロックと流量制御部とを
組み込んだ状態の断面図である。
【図5】第1実施例のケーシングのカバーに、流量制御
部を備えたバルブブロックを組み込んだ状態の断面図で
ある。
【図6】第1実施例のシール部材の断面図である。
【図7】第2実施例のバルブブロックと流量制御部とを
組み込んだ状態の断面図である。
【図8】第2実施例のケーシングのカバーに、流量制御
部を備えたバルブブロックを組み込んだ状態の断面図で
ある。
【図9】第3実施例のケーシングのカバーに、流量制御
部を備えたバルブブロックを組み込んだ状態の断面図で
ある。
【図10】第3実施例のケーシングのカバーに、流量制
御部を備えたバルブブロックを組み込んだ状態の断面図
である。
【図11】第3実施例のシート部材の拡大斜視図であ
る。
【図12】従来の位置検出装置の回路図である。
【図13】従来の位置検出装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 着座面 3 検出ノズル 4 供給口 5 比較側通路 6 検出側通路 7 ダイヤフラム室 9 近接スイッチ 10 比較ノズル 11 調整ダイヤル B 通路ブロック C ケーシング 25、26 突片 29、30 ジョイナー 33 ボルト VB バルブブロック 36 収納部 49 リード線取り出し口 51 シール部材 53 環状凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 浩 神奈川県川崎市高津区新作4−10−36 日 本空圧システム株式会社内 (72)発明者 間山 潤一郎 神奈川県川崎市高津区新作4−10−36 日 本空圧システム株式会社内 (72)発明者 近藤 忠信 神奈川県川崎市高津区新作4−10−36 日 本空圧システム株式会社内 Fターム(参考) 3C029 EE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路ブロックとケーシングとを一体的に
    組み付けるとともに、上記通路ブロックには供給口を貫
    通させ、この供給口から導入した圧縮エアーを導く比較
    側通路と検出側通路とを形成し、検出側通路に検出ノズ
    ルを設け、この検出ノズルは、ワークと着座面との間の
    すき間に圧縮エアーを供給する関係にする一方、ケーシ
    ングには比較側通路から流出するエアーの流量を制御す
    る流量制御部を設け、かつ、上記通路ブロックとケーシ
    ングとが相まってダイヤフラム室を形成する構成にして
    なり、このダイヤフラム室に比較側通路の圧力と検出側
    通路の圧力とを導き、それら圧力の相対差に応じて、近
    接スイッチが動作する構成にした位置検出装置におい
    て、通路ブロックを金属製にし、ケーシングを合成樹脂
    製にする一方、通路ブロックには、供給口が開口する側
    面両側に、その側面に沿って延長する突片を形成し、互
    いに隣接する通路ブロックの突片同士を、ジョイナーを
    使って連結したことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 通路ブロックの側面両側に位置する突片
    を連結するための一対のジョイナー同士をボルトで連結
    した請求項1記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 流量制御部を備えたバルブブロックを、
    ケーシングに設けた収納部に着脱自在にした請求項1ま
    たは2記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 通路ブロックの供給口の周囲に圧縮エア
    ーの漏れを防止するシール部材を設ける一方、ケーシン
    グのリード線取り出し口の周囲にも水の侵入を防止する
    シール部材を設け、このリード線取り出し口の周囲に設
    けるシール部材の周囲に環状凹溝を形成した請求項1〜
    3のいずれか1に記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 流量制御部が調整ダイヤルと比較ノズル
    とからなり、ケーシングに設けたノズルを収納する収納
    部を圧力検出孔と兼用にした請求項1〜4のいずれか1
    に記載の位置検出装置。
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