JPH044669B2 - - Google Patents

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JPH044669B2
JPH044669B2 JP60133757A JP13375785A JPH044669B2 JP H044669 B2 JPH044669 B2 JP H044669B2 JP 60133757 A JP60133757 A JP 60133757A JP 13375785 A JP13375785 A JP 13375785A JP H044669 B2 JPH044669 B2 JP H044669B2
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pulley
shaft
cassette
loading
clutch
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録再生装置、特にフロントロ
ーデイング駆動機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の磁気記録再生装置が第7図、第
8図に示されている。図において、1はデツキベ
ース、2はフロントローデイング天板、3,4は
フロントローデイング側板、5はカセツトaを収
納してカセツトaとともに移動する内函、6はフ
ロントローデイング駆動用モータ、7はデツキベ
ース1上の機構(図示せず)を駆動するローデイ
ングモータ、8はシヤフト、9はウオームギア、
10はウオームギア9と噛み合うウオームホイー
ル、11はウオームホイール10と同軸に取り付
けられてウオームホイール10と一体的に回転す
る平歯車、12は平歯車11と噛み合う平歯車、
13は平歯車12と噛み合う平歯車、14はネジ
リバネ、15は平歯車13と同軸に取り付けられ
てネジリバネ14を介して平歯車13によつて駆
動されかつ長孔15aを有するアーム、16は連
結軸、17は平歯車で、平歯車12とともに連結
軸16の両端に固定されている。18は平歯車1
7と噛み合う平歯車、19はアーム15と同じも
ので平歯車18によつて駆動されかつ長孔19a
を有するアーム、20は側板3,4に設けられた
案内溝、21は内函5に設けられて案内溝20と
アーム15,19の各長孔15a,19aとに挿
入されるピン、22はデツキベース1上の機構に
連結される歯車減速機構で、ローデイングモータ
7により調車23,24およびベルト25を介し
て駆動される。
このような構成のもとで、カセツトaを挿入口
よりデツキベース1上に装着する場合、フロント
ローデイング駆動用モータ6の回転運動をシヤフ
ト8からウオームギア9、ウオームホイール1
0、平歯車11,12と減速させながら伝えてア
ーム15を回転させ、ピン21を案内溝20に沿
つて移動させて内函5を駆動する。同時に平歯車
12、連結軸16、平歯車17,18を介してア
ーム19も回転され、内函5を両側から平行に移
動させる。しかして、カセツトaが、デツキベー
ス1の所定位置に装着されたことを検知してフロ
ントローデイング駆動用モータ6を停止するとカ
セツトaの装着が完了する。次に、カセツトaを
デツキベース1上の所定位置より取り出すときに
はフロントローデイング駆動用モータ6を逆転さ
せて歯車機構を介してアーム15,19を逆方向
に回転させると、内函5が挿入口方向に駆動され
る。そしてカセツトaの取り出し位置を検知して
フロントローデイング駆動用モータ6を停止させ
るとカセツトaの取り出しが完了する。
上記の操作とは別に、デツキベース1上の機構
は歯車減速機構22を介してローデイングモータ
7により駆動されることになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の磁気記録再生装置では、フ
ロントローデイングの駆動とデツキベース上の機
構の駆動とがタイミング的に重複することがな
く、両者の駆動を1個のモータで駆動可能である
にも係わらず、それぞれ専用のモータ6,7を用
いているので、2個のモータ6,7が必要とな
り、高価になるという問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、デツキベース上の機構を駆動する
ローデイングモータを用いてフロントローデイン
グの駆動も行なえて安価になると共に、専用モー
タを有するフロントローデイング機構と同等の機
能を備えてカセツトの挿入・排出動作中の事故に
対応できる信頼性の高い磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る磁気記録再生装置は、挿入口よ
り挿入したカセツトをデツキベース上の所定位置
に装着するフロントローデイング機構と、このフ
ロントローデイング機構のフロントローデイング
側板に回転自在に取りつけられたシヤフトと、こ
のシヤフトに回転自在に挿入されたプーリと、こ
のプーリに対向しかつ前記シヤフトの軸方向にス
ライド可能に設けられて前記プーリの回転力を前
記シヤフトに対して係脱させるクラツチと、前記
デツキベース上に設けられたローデイングモータ
と、このローデイングモータの駆動軸に設けられ
た二段プーリと、この二段プーリの一段目に掛け
られて前記プーリを駆動する第1のベルトと、前
記二段プーリの二段目に掛けられて前記デツキベ
ース上の機構を駆動する第2のベルトと、前記ロ
ーデイングモータによつて駆動されるカムと、こ
のカムに従動するカムフオロワーと、このカムフ
オロワーの動きによつて前記クラツチを係脱させ
るレバーを備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、カセツトの装着、取り出
し時にはクラツチを係合させてローデイングモー
タによりシヤフトを介してフロントローデイング
機構を駆動し、またカセツトの装着後にはクラツ
チを離脱させてローデイングモータの回転をシヤ
フトに伝えずデツキベース上の機構のみを駆動す
るので、デツキベース上の機構を駆動するローデ
イングモータによりフロントローデイングの駆動
も行なえる。
〔発明の実施例〕
第1図〜第6図はこの発明の一実施例を示すも
のであり、1〜4,7〜15,20〜22,2
4,25は上記従来装置と全く同一のものであ
る。26はローデイングモータ7の駆動軸に圧入
された二段プーリ、27はシヤフト8に対して自
由に回転できるように挿入されかつ側面に爪27
aを有するプーリ、28はプーリ27と二段プー
リ26の一段目26aとの間に掛けられたベル
ト、29はシヤフト8と共に回転しかつ軸方向に
スライド可能な爪形クラツチ、30は歯車減速機
構、22を介してローデイングモータ7によつて
駆動される溝カム、31はデツキベース1上に回
転自在に取り付けられたカムフオロワー、32は
カムフオロワー31に設けられて溝カム30のカ
ム溝30aに挿入されるピン、33はクラツチ2
9の溝部29aに嵌合しかつカムフオロワー31
の揺動に従動してクラツチ29をスライドさせる
レバー、34は一端をフロントローデイング側板
3にかつ他端をレバー33にそれぞれ掛けられて
クラツチ29を離脱方向に常時付勢するバネであ
る。なお、二段プーリ26の二段目26aにはベ
ルト25が掛けられている。
以上のような構成のもとで、カセツトaを挿入
口よりデツキベース1上に装着する場合、フロン
トローデイングおよびクラツチ29は第1図〜第
4図に示す状態にある。すなわち、溝カム30に
従動するカムフオロワー31の先端のピン32が
カム溝30aの外周側に位置し、カムフオロワー
31の他端がレバー33を押し、クラツチ29が
係合状態にある。そしてローデイングモータ7
が、正転を始めると、ベルト28、プーリ27、
クラツチ29を介してシヤフト8が回転し、ウオ
ームギア9から平歯車減速系を通してアーム15
が回転する。このアーム15はピン21を案内溝
20に沿わせて駆動し、カセツトaを収納した内
函をデツキベース1上の装着位置へと移動させ
る。これと同時に、カム30はローデイングモー
タ7により駆動されて第4図中時計方向に回転
し、カセツトaが、装着位置まで来たときカムフ
オロワー31のピン32がカム溝30aの内周側
へと移動し、カムフオロワー31が第4図中反時
計方向へ揺動し、レバー33がバネ34の付勢力
によつてクラツチ29を離脱させる。クラツチ2
9とプーリ27との爪の噛み合いがはずれクラツ
チ29が離脱した後ローデイングモータ7が停止
し、カセツトaの装着が完了する。この状態を第
5図、第6図に示す。次に、ローデイングモータ
7がデツキベース1上の機構を駆動する場合、溝
カム30が第5図、第6図の状態からさらに時計
方向へと回転するが、カムフオロワー31が停留
するカム溝30aに沿つて動かず同時にレバー3
3も動かないのでクラツチ29が離脱状態を維持
する。したがつてローデイングモータ7が回転し
てもプーリ27が、空転するのみでフロントロー
デイングには駆動力は伝達されず、デツキベース
1上の機構のみが駆動される。
しかして、カセツトaを取り出す場合、第5
図、第6図の状態からローデイングモータ7が逆
転され、カム30が、反時計方向へと回転し、ピ
ン32がカム溝30aの外周側へと移動し、カム
フオロワー31は時計方向へ揺動し、レバー33
がクラツチ29を係合させる。クラツチ29が、
係合すると、ローデイングモータ7の逆転駆動力
がクラツチ29を介してシヤフト8に伝達され、
アーム15がピン21を案内溝20に沿つて駆動
し、内函を挿入口へと移動させる。そして取出し
位置に内函が到達するとローデイングモータ7が
停止し、カセツトaの取り出しが完了する。
以上のようにクラツチ29を溝カム30によつ
て係脱させることによつて、ローデイングモータ
7の駆動力をフロントローデイング機構へと切り
換えると、カセツトaの挿入、排出動作はローデ
イングモータ7を正・逆回転させることで行うこ
とができるので、クラツチ29が係合状態にあれ
ば、フロントローデイング機構用の専用モータを
用いた場合と同等の機能を有することができる。
したがつて、例えばカセツト挿入動作中に、カセ
ツトaがひつかかつて挿入動作を行えなくなつた
場合は、図示しないカセツトひつかかり検出手段
によつてカセツトaのひつかかりを検出し、ロー
デイングモータ7の回転方向を逆転させること
で、カセツトaを排出することができるし、また
カセツト挿入動作中に、カセツト排出ボタン(図
示しない)が押された場合でも、排出ボタンを押
されたことを検知して、即ローデイングモータ7
の回転方向を逆転することで、カセツトaを排出
することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、デツキベース
上の機構を駆動するローデイングモータを用いて
フロントローデイングの駆動も行なえるので、モ
ータが1個となり安価になると共に、専用モータ
を有するフロントローデイング機構と同等の機能
を備えてカセツトの挿入・排出動作中の事故に対
応できる高い信頼性が得られると効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側面側斜視
図、第2図は背面側斜視図、第3図は第1図の側
面図、第4図は第3図の部分平面図、第5図はカ
セツトの装着状態を示す側面図、第6図は第5図
の部分平面図、第7図は従来装置を示す正面側斜
視図、第8図は側面側斜視図である。 図中1はデツキベース、3,4はフロントロー
デイング側板、7はローデイングモータ、8はシ
ヤフト、22は歯車減速機構、26は二段プー
リ、26aは二段プーリの一段目、26bは二段
プーリの二段目、27はプーリ、28はベルト、
29はクラツチ、30は溝カム、31はカムフロ
ワー、33はレバーである。なお、各図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 挿入口より挿入したカセツトをデツキベース
    上の所定位置に装着するフロントローデイング機
    構、このフロントローデイング機構のフロントロ
    ーデイング側板に回転自在に取りつけられたシヤ
    フト、このシヤフトに回転自在に挿入されたプー
    リ、このプーリに対向しかつ前記シヤフトの軸方
    向にスライド可能に設けられて前記プーリの回転
    力を前記シヤフトに対して係脱させるクラツチ、
    前記デツキベース上に設けられたローデイングモ
    ータ、このローデイングモータの駆動軸に設けら
    れた二段プーリ、この二段プーリの一段目に掛け
    られて前記プーリを駆動する第1のベルト、前記
    二段プーリの二段目に掛けられて前記デツキベー
    ス上の機構を駆動する第2のベルト、前記ローデ
    イングモータによつて駆動されるカム、このカム
    に従動するカムフオロワー、およびこのカムフオ
    ロワーの動きによつて前記クラツチを係脱させる
    レバーを備え、カセツトの装着、取り出し時には
    前記クラツチを係合させて前記ローデイングモー
    タにより前記シヤフトを介して前記フロントロー
    デイング機構を駆動し、またカセツトの装着後に
    は前記クラツチを離脱させて前記ローデイングモ
    ータの回転を前記シヤフトに伝えず前記デツキベ
    ース上の機構のみを駆動するようにしたことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
JP60133757A 1985-06-17 1985-06-17 磁気記録再生装置 Granted JPS61289572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60133757A JPS61289572A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60133757A JPS61289572A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61289572A JPS61289572A (ja) 1986-12-19
JPH044669B2 true JPH044669B2 (ja) 1992-01-29

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ID=15112233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60133757A Granted JPS61289572A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 磁気記録再生装置

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048512Y2 (ja) * 1985-07-05 1992-03-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897155A (ja) * 1981-12-03 1983-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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JPS61289572A (ja) 1986-12-19

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