JPH0446263A - 車両用自動変速機 - Google Patents

車両用自動変速機

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JPH0446263A
JPH0446263A JP14863090A JP14863090A JPH0446263A JP H0446263 A JPH0446263 A JP H0446263A JP 14863090 A JP14863090 A JP 14863090A JP 14863090 A JP14863090 A JP 14863090A JP H0446263 A JPH0446263 A JP H0446263A
Authority
JP
Japan
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shift
valve
manual
gear
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP14863090A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Moroto
脩三 諸戸
Takeshi Inuzuka
武 犬塚
Koji Kobayashi
康二 小林
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Hiroshige Fukatsu
深津 裕成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0446263A publication Critical patent/JPH0446263A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用自動変速機、特にマニュアル操作によ
るシフト惑を持つことができる車両用自動変速機に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、車両用自動変速機においては、運転者の意志によ
り各レンジを選択することで自動的に変速が行われるよ
うになっている。この運転者の意志によるレンジの選択
はシフトレバ−を移動することによって行われ、「■」
字状に配列されたシフト位置を選択できるようにしであ
るが、手動では変速段を自由に選択することができずシ
フト感に欠ける。
そこで、運転者が望む変速段を選択して変速機を該変速
段に固定することができる車両用自動変速機(特開昭6
0−8912号公報参照)、またrl。
字状に配列されたシフト位置に加えて、マニュアルシフ
トと同様のいわゆる「H」字状に配列されたシフト位置
を選択することができるようにした車両用自動変速機が
従供されている(特開昭61−157855号公報参照
)。
ところが、上記構成の車両用自動変速機において4$r
HJ字状に配列されたシフト位置を選択することができ
るが、rH,字状に配列されたシフト位置を選択してシ
フトケーブルが切り離され電気的に制御される場合には
信転性が低下する。
そこで、例えば第11図に示すようにrHj字状に配列
されたシフト位置にシフトレバ−を移動させると、それ
に連動してマニュアルバルブのスプール弁が作動して各
シフト位置に対応するボートから走行レンジ圧を発生す
ることができるようにしたものが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の車両用自動変速機においては
、シフトレバ−401を例えばガイドプレート402に
形成された溝404〜410からなるガイド溝403に
沿って移動させると、シフトレバ−401を1速〜5速
の各変速段の溝405〜409間で移動させる際に、車
両の前進走行状態においてエンジントルクを歯車変速装
置に伝達するダイレクトクラッチに供給される油圧、す
なわちDレンジ圧が発生する時と遮断される時が断続す
ることがある。
そして、Dレンジ圧が発生すると4速のトランスミッシ
ョンにおいては、C,クラッチが、5速のトランスミ・
ンションにおいては、C+ クラッチ又はC。クラッチ
が係合され、これらクラッチがNレンジにおいては解放
されるため、油圧の断続と共にクラッチの係脱が発生し
て変速ショックが生じてしまう。
本発明は、上記従来の車両用自動変速機の問題点を解決
して、rH」パターンのある前進用のシフトポジション
から他の前進用のシフトポジションにシフトする際に、
ダイレクトクラッチの油圧サーボへの油圧の供給が断続
して変速ショックを生ずることがない車両用自動変速機
を徒供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明は、エンジントルクを入力する歯車
変速装置を有する車両用自動変速機において、手動によ
り操作されるシフトレバ−と、複数の平行線と該平行線
を連結する連結線で構成されるパターン上を上記シフト
レバ−が移動するように規制する規制手段と、弁体を有
し、該弁体の切換えによって選択的に油路を切り換え、
車両の走行状態に対応して自動的に各変速段を選択可能
とするレンジ圧を発生する第1の前進状態、手動により
各変速段を選択可能とするレンジ圧を発生する第2の前
進状態、中立状態及び後進状態を実現する第1、第2の
マニュアルバルブと、ライン圧を第1のマニュアルバル
ブのみを介してダイレクトクラッチ供給圧として供給す
る直接油路と、ライン圧を第1、第2のマニュアルバル
ブを介してダイレクトクラッチ供給圧として供給する迂
回油路と、上記平行線方向にシフトレバ−を移動するこ
とにより第2のマニュアルバルブを切り換え、上記連結
線方向にシフトレバ−を移動することにより第1のマニ
ュアルバルブを切り換えるマニュアルバルブ切換動作発
生手段とを有している。
そして、上記複数の平行線の一つの上に少なくとも第1
の前進状態及び中立状態のシフトポジションが、他の平
行線上に第2の前進状態のシフトポジションが形成され
る。
また、上記第1、第2のマニュアルバルブは、上記第1
の前進状態及び上記第2の前進状態においては、上記直
接油路と迂回油路の少なくとも一方を連通し、上記第1
、第2の前進状態間の移行中においては上記直接油路と
迂回油路の両方を連通ずる。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のようにエンジントルクを入力す
る歯車変速装置を有する車両用自動変速機において、手
動により操作されるシフトレバ−と、複数の平行線と該
平行線を連結する連結線で構成されるパターン上を上記
シフトレバ−が移動するように規制する規制手段と、弁
体を有し、該弁体の切換えによって選択的に油路を切り
換え、車両の走行V、態に対応して自動的に各変速段を
選択可能とするレンジ圧を発生する第1の前進状態、手
動により各変速段を選択可能とするレンジ圧を発生する
第2の前進状態、中立状態及び後進状態を実現する第1
、第2のマニュアルバルブと、ライン圧を第1のマニュ
アルバルブのみを介してダイレクトクラッチ供給圧とし
て供給する直接油路と、ライン圧を第1、第2のマニュ
アルバルブを介してダイレクトクラッチ供給圧として供
給する迂回油路と、上記平行線方向にシフトレバ−を移
動することにより第2のマニュアルバルブを切り換え、
上記連結線方向にシフトレバ−を移動することにより第
1のマニュアルバルブを切り換えるマニュアルバルブ切
換動作発注手段とを有している。
そして、上記複数の平行線の一つの上に少なくとも第1
の前進状態及び中立状態のシフトポジションが、他の平
行線上に第2の前進状態のシフトポジションが形成され
、また、上記第1、第2のマニュアルバルブは、上記第
1の前進状態及び上記第2の前進状態においては、上記
直接油路と迂回油路の少なくとも一方を連通し、上記第
1、第2の前進状態間の移行中においては上記直接油路
と迂回油路の両方を連通ずる。
したがって、上記第1、第2の前進状態だけでなく、再
前進状態間の移行中においても、上記歯車変速装置にエ
ンジントルクを伝達する前進走行用のダイレクトクラッ
チに供給するDレンジ圧を常時出力するものにしである
ので、Dレンジ圧の発生する弁体が変化することに伴い
変速ションクが生ずることがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第2図は本発明の車両用自動変速機の機構図である。
図において、5速の自動変速機21は、トルクコンバー
タ部22、主変速機構部を構成する4速自動変速機構部
23及び副変速機構部を構成する[J/D(アンダドラ
イブ)機構部25からなっている。
上記トルクコンバータ部22は、トルクコンバータ26
及びロックアツプクラッチ27を有しており、エンジン
クランク軸28の回転を、油流を介して又はロックアラ
フリラッチ27による機械的結合により入力軸29に連
結する。
4速自動変速機構部23はシングルプラネタリギヤユニ
ット30及びデュアルプラネタリギヤユニット31を備
え、かつこれら両プラネタリギヤユニット30.31の
キャリアCR及びサンギアSが一体に連結されている。
さらに、入力軸29が、第1のクラッチC1を介してシ
ングルプラネタリギヤユニット30のリングギヤR1に
連結されるとともに第2のクラッチCtを介してサンギ
ヤSに連結されている。
上記サンギヤSは第1のブレーキB1により直接制動さ
れるとともに、第1のワンウェイクラッチF1を介して
第2のブレーキB、により一方向の回転を規制され、ま
たデュアルプラネタリギヤユニット3IのリングギヤR
2が、第3のクラッチC0を介してデュアルプラネタリ
ギヤユニット31のリングギヤR2に連結しており、ま
たリングギアR,とリングギアR2間に、クラッチ保合
時にはリングギアR3の回転がリングギアR2間下にな
らないように規制する第3のワンウェイクランチF0が
介在している。そして、キャリアCRが該4速自動変速
機構部23の出力部材となるカウンタドライブギヤ32
に連結している。
一方、アンダードライブ機構部25はシングルプラネタ
リギヤユニット33からなり、そのリングギヤR8が上
記カウンタドライブギヤ32に常時噛合するカウンタド
リブンギヤ35に連結し、かつキャリアCR3が出力ピ
ニオン36に連結している。
さらに、サンギヤS、が第4のワンウェイクラッチF、
により一方向の回転を規制されるとともに第4のブレー
キB4により制動され、かつ第4のクラッチC5を介し
てキャリアCR3を連結している。
そして、出力ビニオン36はディファレンシャル装置3
7を介して左右フロントアクスル39r、39j2に連
結されている。
次に、上記車両用自動変速機に採用されるシフトレバ−
について説明する。
第1図は本発明の車両用自動変速機のシフトレバ−の斜
視図である。
図において、101は運転者の意志によって走行レンジ
と変速段を切り換えるためのソフトレバーである。10
2は該シフトレバ−103の動きを邸方向及び横方向に
規制するガイド手段としてのガイドプレートであり、該
ガイドブレー目02には、ガイド溝103が形成され、
シフトレバ−101は該ガイド溝103に沿って移動す
ることができる。上記ガイド溝103は、複数の平行す
る平行線と、それらに垂直の方向に延びて連結する連結
線とで構成され、少なくともrH,字状部分を有するパ
ターンを形成している。
上記ガイド溝103は、横方向の溝104の上方に3個
の縦方向の溝105.106.107が、下方には2個
の溝108.109を有している。すなわち、「H」字
状部分の中央から上方に溝106が分岐して立ち上がり
分岐部分を形成しており、上記「1(」字状部分と分岐
部分によってパターンが形成されている。
そして、シフトレバ−101によって選択される走行レ
ンジ及び変速段のうち、溝105にはl速度速段が、溝
106にはN、 R及びPレンジが、溝107には3速
度速段が、溝104には自動変速のDレンジが、溝10
8には2速度速段が、溝109には4速度速段がそれぞ
れ割り当てられる。
なお、本発明のガイド′手段はガイドプレート]02に
限定されるものではなく、シフトレバ−101が一定パ
ターンに従って動くように規制するものであれば、例え
ばデイテント機構のようなものでもよい。
上記ガイド溝103の場合、シフト位置全体の配列がH
字状のパターンに収められシンプルであり、マニュアル
トランスミッションと同じ配列となるため、マニュアル
シフト感覚を味わいつつレンジ又は変速段を選択するこ
とができる。したがって、シフトレバ−の誤操作をする
心配がなく、走行を円滑化することができる。
また、各シフト位置は運転者の意志によって自由に、か
つ直接選択できるので、シフトに要する時間を短縮する
ことができるだけでなく、他のレンジ又は変速段を経由
することによるシフトショックを無くすことができる。
さらに、溝104にDレンジが割り当てられているため
、溝105.107.108.109間でソフト位置を
変更する場合に、シフトレバ−101が溝104を通過
してもDレンジ圧が継続して発生させられるため、C,
クラッチ、C0クラッチの保合状態が維持されることに
なり、シフトノヨソクを発生することがない。
上記構成の「H」パターンは、r HJ字状部分の中央
に上に立ち上がる分岐部分が形成されている。この中央
の分岐部分には、上からPレンジ、Rレンジ、Nレンジ
が順番に配列されていて、溝104の中央がDレンジと
なっているため、従来のいわゆる「I」パターンがその
まま配設されていることになる。したがって、ワンモー
ションでDレンジからNレンジに移行することができる
だけでなく、誤操作を防止することができる。
そして、このr1jパターンを中心としてシフトレバ−
101を左方に移動させると1速シフト位置と2速シフ
ト位置を、右方に移動させると3速シフト位置と4速シ
フト位置を選択することができる。この場合、シフトレ
バ−101を溝104の中央から左方にガイドプレート
102上を移動させると、溝105.108の分岐点の
壁に突き当たる。その後、シフトレバ−101を上方又
は下方に移動させることによって1速シフト位置又は2
速シフト位置を選択することができる。
また、同様にシフトレバ−101を右方移動させると、
溝107.109の分岐点の壁に突き当たる。その後シ
フトレバ−101を上方又は下方に移動させることによ
って3速シフト位置又は4速シフト位置を選択すること
ができる。
このように、各シフト位置を選択する際に、シフトレバ
−101を一旦ガイドブレー日02の壁部分に突き当て
、その後各シフト位1に移動させることができるため、
誤操作をなくすことができる。
また、後述するように、シフトレバ−101を移動させ
ると油圧回路のマニュアルバルブが操作され、各種のレ
ンジ圧が発生するようになっているが、このマニュアル
バルブのスプール弁を節度感を持たせて各位置に位置決
めするためにデイテント及びそれに係止されるデイテン
トスプリングが設けられている。そして、上記ガイドプ
レート102上の溝104の中央部分は、このデイテン
トスプリングに加わる荷重が最少となるように設計され
、中立位置とされる。
すなわち、該中立位置からシフトレバ−101を移動す
る場合には、上記デイテントスプリングの付勢力に抗し
て移動することになる。
上述したように、1速から4速までの各シフト位置を選
択するに当たり、上記中立位置が溝104の中央に設け
られているため、各シフト位置までのシフトレバ−10
1の移動距離が均等になり、またデイテントスプリング
のスプリング荷重も均等になるため、いずれのシフト位
置に移動させる時も操作感が同じになる。
さらに、上記1速〜4速のマニュアル変速で走行してい
て、自動変速に移行する場合、又は自動変速で走行して
いてマニュアル変速に移行する場合にワンモーションで
直接移行することができるため、操作性が良好になる。
ここで、上記第1、第2のパターンによってシフトレバ
−101を操作した時、ガイドプレート102によって
規制されたシフトレバ−101の動きに従動して後述す
るマニュアルバルブを切り換える動きを発生するために
、マニュアルバルブ切換動作発生手段が設けられる。
続いて2マニュアルパルプ式のマニュアルバルブ切換動
作発生手段を有する車両用自動変速機について説明する
本実施例においては、マニュアルバルブ切換動作発生手
段が、シフトレバ−の動きに対応して2つの独立した直
線運動を形成するリンク機構からなっている。
そのため、従来のマニュアルトランスミンションにおい
て使用されるリンク機構が利用される。
第3図は2マニュアルバルブ式におけるマニュアルバル
ブ切換動作発生手段及びマニュアルバルブ間の連結機構
図、第3図(A)は連結機構全体図、第3図(B)はセ
レクト側機構図、第3図(C)はセレクト側のデイテン
ト平面図、第3図(D)はシフト側機構図、第3図(E
)はシフト側のデイテント平面図、第4図はマニュアル
バルブ切換動作発生手段の要部拡大図、第4図(A)は
同組立状態図、第4図(B)は同分解斜視図、第4図(
C)はスイッチポンクス配設図、第4図(D)はロック
機構の平面図、第4図(E)は第4図(D)のA−A断
面図である。
図において、251は2マニュアルバルブ式のマニュア
ルバルブ切換動作発生手段において2つの独立した直線
運動を形成するリンク機構であり、該直線運動はリンケ
ージ252a、 252bを介してセレクト側すなわち
第1のマニュアルバルブ253及びシフト側すなわち第
2のマニュアルバルブ254に連結される。
そして、各リンケージ252a、 252bの動きは、
コントロールレバー24]a、 241bに伝達されて
それを揺動させ、バー242a、 242bを介してデ
イテント243a、 243bを揺動させる。該デイテ
ント243a、 243bは、それぞれマニュアルバル
ブ253.254に接続されていて、揺動運動によりス
プールを移動させる。
上記デイテン)243a、 243b以外の箇所におい
て発生する摩擦は少なく、またシフトレバ−101の各
シフト位置において均一であるので、デイテント243
a、 243bの形状を変えることにより、シフト時の
手応えを自由に設定することができる。
上記デイテント243a、 243bは、第3図(C)
 、 (E)に示すように、マニュアルパルプ253.
254の各レンジ圧を発生する位置に対応する箇所に凹
部が形成されており、これにデイテントスプリング24
4a。
244bが係止されることにより、所定の箇所でスプー
ルを固定することができる。
なお、245a、 245bはニュートラルスタートス
イッチ、246はパーキングロッドである。
一方、上記シフトレバ−101の下端には、第4図に示
すように相互に直角方向に延びる第1、第2の作動部材
255.256が形成されており、シフトレバ−101
を矢印X (横)方向に揺動させると第1の作動部材2
55が上下に揺動する。
一方、「<3字型のベルクランク257が支点258を
中心として揺動自在に支持されており、その−端259
に上記第1の作動部材255の先端が係合されている。
そして、第1の作動部材255が上下に揺動するのに伴
い、ベルクランク257の他端260を前後に往復動さ
せる。
また、上記シフトレバ−101を矢印Y(縦)方向に揺
動させると第2の作動部材256は前後に往復動する。
このようにして、シフトレバ−101を横方向、縦方向
に移動させることにより、第1、第2の作動部材255
.256を独立に往復動させることができる。上記シフ
トレバ−101のシフト位置は第1図に示すパターンを
とる。
なお、102aはシフトレバ−101の動きを規制して
案内するガイドプレート、102bは第2の作動部材2
56の動きを規制するプレートである。261 は上記
第2の作動部材256の下に配設されるスイッチボック
スである。該スイッチボックス265は、シフトレバ−
101の動きによって各シフト位置を検出し、自動変速
とマニュアル変速の切り替えを検出する。
第4図CD>及び第4図(E)によりシフトレバ−10
10ロツク機構について説明する。
256tは第2の作動部材256の端部である。シフト
レバ−101がセレクト方向に移動して第2の作動部材
256の端部256tが図の左右に移動すると、ロック
プレート262がそれに追随して左右に移動する。該ロ
ックプレート262は上面に規制部材262aを有して
いて、一部に切欠部262aが形成されている。
上記ロックプレート262の規制部材262aの下には
、上方が開放され断面「33字状のシフトブロック26
3 、 、263□、2633がそれぞれ独立に摺動自
在に配設されている。該シフトブロック263+ 、2
63z、 2633は、シフトレバ−101がシフト方
向に移動すると、それに追随して上記ロックプレート2
62の切欠部262aに対向するシフトブロック263
1,263!、263、のみが図の上下方向に移動する
リンケージ252bは、P、R,N、Dレンジ間でシフ
トするシフトブロック263□に接続されている。
上記構成のロック機構において、シフトレバ−101を
P、R,N、Dレンジ間で動かしている時には、リンケ
ージ252bに接続されたシフトプロ。
り2632をシフトレバ−101が移動させることによ
って油圧の切換えが行われる。この時、他のシフトブロ
ック263□263.は、ロンクツ“レート262によ
ってロックされている。
次に、シフトレバ−101が他のシフトブロックを選択
すると、リンケージ252bに接続されたシフトブロッ
ク263□はロックプレート262によってロックされ
、リンケージ252bの動きを拘束する。この時、シフ
トレバ−101をシフト側に倒しても、リンケージ25
2bとは独立したシフトブロック263゜2633が摺
動するため、油圧の切換えは行われない。
また、シフトレバ−101をシフト側に倒した状態では
、隣接するシフトブロックによりセレクト側には移動さ
せることはできない。さらに、セレクトが中途半端に行
われた場合には、シフトレバ−101は2個のシフトブ
ロックを押すことになる2のマニュアルバルブ254を
介してDレンジ圧として供給され、第2のマニュアルバ
ルブ254 、油路269、第1のマニュアルバルブ2
53 、油路268を介してDレンジ圧として供給され
、第2のマニュアルバルブ254 、m路269 、第
1のマニュアルバルブ253、油路268 、第2のマ
ニュアルバルブ254 、油IW270 、第1のマニ
ュアルバルブ253ヲ介してSレンジ圧として供給され
る。
Dレンジシフト位置においては、ライン圧P。
が第2のマニュアルバルブ254を介してDレンジ圧と
して供給される。
Nレンジ、Nレンジ及びPレンジのシフト位置において
は、ライン圧P、の供給はない。
3速シフト位置においては、ライン圧Ptが第2のマニ
ュアルバルブ254、油路269、第1のマニュアルバ
ルブ253を介してDレンジ圧として供給され、第2の
マニュアルバルブ254、油路269、第1のマニュア
ルバルブ253、油路268、油路271、第2のマニ
ュアルバルブ254を介してSレンジ圧として供給され
る。
D2シフト位置においては、ライン圧PLが第2のマニ
ュアルバルブ254を介してDレンジ圧として供給され
、第2のマニュアルバルブ254 、油路269、第1
のマニュアルバルブ253を介してDレンジ圧として供
給される。
4速シフト位置においては、ライン圧PLが第2のマニ
ュアルバルブ254を介してDレンジ圧として供給され
、第2のマニュアルバルブ254 、m路269、第1
のマニュアルバルブ253を介してDレンジ圧として供
給される。
すなわち、Dレンジ圧はD1シフト位置、Dレンジシフ
ト位置、Dtシフト位置、4速シフト位置において、S
レンジ圧は2速シフト位置、3速シフト位置において、
Lレンジ圧はI速シフト位置において得られる。
このように、上記平行線方向にシフトレバ−101を移
動させる場合には第2のマニュアルバルブ254のみが
、連結線方向に移動させる場合には第1のマニュアルバ
ルブ253のみが各スプール弁265、266を移動さ
せる。そして、Nシフト位置(中立状態)においては、
第1のマニュアルバルブ253からDレンジ圧が発生し
ないようになっているので、Dレンジシフト位置(第1
の前進状態)においても第1のマニュアルバルブ253
からはDレンジ圧が発生しない。そこで、Dレンジシフ
ト位置においては、第2のマニュアルバルブ254がら
前進用のDレンジ圧が発生するようになっているつ他の
前進用のシフト位置く第2の前進状態〕においては、い
ずれも第2のマニュアルバルブ254カらDレンジ圧が
発生する。
第8図は各レンジ及び変速段におけるマニュアルバルブ
の接続状態図である。
図ニオいで、「中間油路」は第】のマニュアルバルブ2
53と第2のマニュアルバルブ254間を接続する油8
268.269を言う。
Dl シフト位置、2速シフト位置、D2シフト位置、
4速シフト位置において第1のマニュアルバルブ253
と第2のマニュアルパルプ2540両方からDレンジ圧
が供給されることが分がる。
上記構成のマニュアルバルブ切換動作発生手段においで
は、第1、第2のマニュアルバルブ253254を使用
して各レンジ圧を発生させている。
つのマニュアルバルブの場合、例えばNレンジ又はDレ
ンジがらLレンジζこシフトすると、マニュアルバルブ
においては必ずSレンジを経由してスプール位置が変わ
るため、即座にLレンジ圧を発生させることはできない
。一方、本実施例においては二つのマニュアルバルブ2
53.254の組み合わせにより各レンジ圧を発生させ
るため、即座にシフトさせることができる。
しかも、D、シフト位置及びD2シフト位置においては
常にDレンジ圧が発生しているため、1速位置、2速位
置、3速位置、4速位1間でシフトレバ−101を移動
する際にDレンジ圧が遮断することがなく、シフトショ
ンクの発生を防止することができる。
次に本発明の車両用自動変速機を制御するための油圧回
路について説明する。
第9図は2マニユアルバルブ弐のマニュアルバルブ切換
動作発生手段を採用した車両用自動変速機の油圧回路を
示す図である。
油圧回路40において、C0,C1,Ct、 Cxは第
2図で説明した各クラッチ用油圧サーボ、B+、BzB
s、Baは各ブレーキ用油圧サーボである。253は第
1のマニュアルバルブ、254は第2のマニュアルバル
ブ、265.266は上記第1、第2のマニュアルバル
ブ253.254内を摺動することによって各レンジ圧
を発生するスプール、11は1−2シフトバルブ、13
は2−3シフトバルブ、12は3−4シフトバルブ、1
6は4−5シフトパルプである。
また、Slは1−2及び3−4シフトバルブ11゜12
を制御する第1のソレノイドバルブ、S2は2−3シフ
トバルブ13を制御する第2のソレノイドバルブ、S3
は4−5シフトバルブエ6を制御する第3のソレノイド
バルブである。
さらに、60はロックアツプコントロールバルブ、54
ハ!亥ロックアッブコントロールバルフ゛60をデユー
ティ比制御する第4のソレノイドバルブであり、61は
該ソレノイドバルブS4によるデユーティ比制御を安定
させるロックアツプモジュレータバルブである。
また、63はプライマリレギュレータバルブ、65はセ
カンダリレギュレータバルブ、69はローモジュレータ
バルブである。70はター子、71はター子バイパスバ
ルブ、72はリニアソレノイドからなり油圧を自由に制
御することが可能なスロットルバルブ、73はソレノイ
ドモジュレータバルブ、74はB、シーケンスバルブで
ある。そして、75はアキュムレータコントロールバル
ブ、26はトルクコンバータ、27はロックアツプクラ
ッチ、Pは油圧ポンプである。
上記第2のブレーキ用油圧サーボBi、第3のクラッチ
用油圧サーボCo、第4のクラッチ用油圧サーボC1及
び第1のブレーキ用油圧サーボB1には、それぞれ調圧
バルブ76a、 76b、 76c、 76d及びアキ
ュムレータ77a、 77b、 77c、 77dが配
設され、第1のクラッチ用油圧サーボC1及び第2のク
ラッチ用油圧サーボC2にはアキュムレータ77e、 
77fが配設されている。なお、第4のブレーキ用油圧
サーボB4にはケース設置型のアキュムレータ80が連
通されている。
なお、第9図において、油路に介在している「=」字状
の記号は、セパレータプレートによって油路が遮断され
ることを示すものであり、これにより4速自動変速機用
のバルブボディとしても兼用できるようになっている。
続いて、上記2マニュアルバルブ式のマニュアルバルブ
切換動作発生手段を採用した車両用自動変速機の動作に
ついて説明する。
上記構成の5速自動変速機21は、マニュアルバルブ2
53.254により選択された各レンジにより、油圧回
路40の第1〜第4のソレノイドS1.S2.53S4
が第10図に示す作動表のように作動して、各クラッチ
00〜C1、各ブレーキB、〜B4及び各ワンウェイク
ラッチF0〜F、が所定の動作をして、各走行レンジP
、R,D、S、Lにおける各変速段1速〜5速が得られ
る。
すなわち、運転者がシフトレバ−101を操作してパタ
ーンの溝104に位置させると、Dレンジが選択される
Dレンジにおける1速状態(1st)は第1のソレノイ
ドバルブSlがオフで供給状態にあり、かつ第2のソレ
ノイドバルブS2がオンでドレーン状態にあり、そして
第3のソレノイドバルブS3がオフでドレーン状態にあ
る。したがって、1−2シフトバルブ11及び3−4シ
フトバルブ12が上半位置にあり、かつ2−3シフトバ
ルブ13及び4−5シフトバルブ16が下半位置にある
この状態では、第2のマニュアルバルブ254のボー)
Dからのライン圧が油路Da、Db及び4−5シフトバ
ルブ16の油路Dcそして油路Ddを介して第1のクラ
ッチ用油圧サーボC3に供給され、またライン圧油路L
aのライン圧P、が2−3シフトバルブ13のポート及
び油路Lbを介して第4のブレーキ用油圧サーボB4に
供給される。これにより、自動変速機21は第1のクラ
ッチC1が接続するとともに第4のブレーキB4が作動
する。
この時、入力軸29の回転は、第1のクラッチCを介し
てシングルプラネタリギヤユニット30のリングギヤR
+ に伝達され、かつこの状態では、デュアルブラネタ
リギャユニッ[・31のリングギヤR2は第2のワンウ
ェイクラッチF2により回転が阻止されているので、サ
ンギヤSを逆方向に空転させながら共通キャリヤCRが
正方向ム二大幅減速回転され、該回転がカウンタドライ
ブギヤ32からU/D機構部25のカウンタドリブンギ
ヤ35に伝達される。そして、iU/DIR構部25は
第4のブレーキB4及び第4のワンウェイクラッチF、
が作動して、自動変速機21全体で、4速自動変速機構
部23の1速及びU/D@構部25が共に作動して1速
が得られる。
また、Dレンジにおける2速状態(2nd)は、1速状
態から、第1のソレノイドバルブS1がオンしてドレー
ン状態にする。すると、1−2シフトバルブ11及び3
−4シフトバルブ12が下半位置に切り換えられ、第2
のマニュアルバルブ254のボートDからのライン圧が
油路De、 Df、 Dgを介して第2のブレーキ用油
圧サーボB2に供給される。したがって、この状態では
、第1のクラッチC1の接続に加えて第2のブレーキB
tが作動する。
また、該第2のブレーキB2が作動するのに伴い、油路
Dhを介してB1シーケンスバルブ74が上半位置にな
り、油路Dgと油路Djが連通する。そして、油路Dk
、油路Dffi、油路Dnを介して第1のブレーキ用油
圧サーボB、が作動する。
したがって、サンギヤSが第2のブレーキB2に基づく
第1のワンウェイクラッチF、の作動及び第1のブレー
キB、により回転が阻止され、したがって入力軸29か
らのりングギャR1の回転は、デュアルプラネタリギヤ
ユニット3工のリングギヤR2を正方向に空転させなが
らキャリアCRを正方向に減速回転し、該回転がカウン
タドリブンギヤ32からU/D機構部25のカウンタド
リブンギヤ35に伝達される。そして、4速自動変速機
構部23の2速とU/D機構部25が共に作動し、て変
速18!21は2速が得られる。
また、Dレンジにおける3速状態(3rd)は、2速状
態から第2のソレノイドバルブS2がオフして供給状態
に切り換わる。すると、2−3シフトバルブ13が上半
位置に切り換わり、ライン圧油路Laのライン圧が油路
Lcを介して1−2シフトバルブ11の左側制御油室に
作用するとともに、ライン圧油路Laのライン圧が2−
3シフトバルブ13及び油路Ldを介して第4のクラッ
チ用油圧サーボC3に供給され、かつ第4のブレーキ用
油圧サーボB4は2−3シフトバルブ13のドレーンボ
ートを介してドレーンされる。これにより、4速自動変
速機機構部23は2速状態のままで、第4のブレーキB
4が解放されるとともに第4のクラッチC1が係合し、
U/D機構部25が直結状態になる。したがって、自動
変速機構23の2速とU/D機構部25の直結とが組み
合わさって変速機21全体で3速が得られる。
また、Dレンジにおける4速状態(4th)は、3速状
態から第1のソレノイドバルブS1がオフして供給状態
に切り換わる。すると、3−4シフトバルブ12の右側
制御油室にライン圧が作用し、該バルブ12を上半位置
に切換える。なお、1−2シフトバルブ11の左側制御
油室にライン圧が作用するが、既に左側制御油室にもラ
イン圧が作用しているので、スプリングの付勢力と組み
合わされ、その結果液2−3シフトバルブ13は下半位
置に拘束される。
したがって、Dレンジ圧が油路De、油路op及び油路
Dqを経由して第4のクラッチ用油圧サーボC0に供給
される。これにより、第1のクラッチC及び第4のクラ
ッチC3の接続、並びに第2のブレーキB2の作動に加
えて第3クランチC0が接続する。
この時、入力軸29の回転は第1のクラッチCを介して
シングルプラネタリギャユニソト30のリングギヤR1
に伝達されると同時に第3のクラッチC0を介してデュ
アルプラネタリギヤユニット31のリングギアR2に伝
達される。したがって、両ブラネタリギャユニッ)30
.31の各要素は一体となって回転し、キャリヤCRか
らカウンタドライブギヤ32に入力軸29と同速回転が
伝達される。そして、該カウンタドライブギヤ32の回
転はU/D$!構部25の直結状態と組み合わさって、
出力ピニオン36から入力軸29と同回転数の4速の出
力が得られる。
さらに、Dレンジにおける5速状態(5th)は、4速
状態から第3のソレノイドS3がオンして供給状態に切
り換わる。すると、4−5シフトバルブ16は上半位置
に切り換わり、第1のクラッチ用油圧サーボC5がドレ
ーンボートを介してドレーンされるとともに、第2のマ
ニュアルバルブ254のボー)Dのライン圧が油路叶及
び油路Onを介して第1のブレーキ用油圧サーボB1に
供給され、第1のブレーキB、が作動する。
この時、入力軸29の回転は第3のクラッチC0を介し
てデュアルプラネタリギヤユニット31のリングギヤR
2に伝達され、かつこの状態ではサンギヤSが停止され
ているので、シングルプラネタリギヤユニット30のリ
ングギヤR1を増速空転させながらキャリヤCRは高速
回転し、該高速回転が0/Dとしてカウンタドライブギ
ヤ32に伝達される。そして、該○/D回転は直結状態
にあるU/D機構部25と共に作動して変速1121全
体で5速が得られる。
上記シフトレバ−101を溝109に位置させると、走
行レンジは4速が選択される。この時、Dレンジの4速
状態と同様に、第1のクラッチCI、第3のクラッチC
0、第4のクラッチC3及び第2のブレーキB2が係合
されて4速が実現される。
また、上記シフトレバ−101を溝】07に位置させる
と、走行レンジは3速が選択される。この時、Dレンジ
圧に加えてSレンジ圧が発生する。そして、Dレンジの
3速状態と同様に、第1のクラッチCI、第4のクラッ
チコ及び第1のブレーキB1及び第2のブレーキB、が
係合されて3速が実現される。しかし、第1のマニュア
ルバルブ253のSボートからの油圧が油IIrj2 
aを介して3−4シフトバルブ12の左側制御油室に供
給され、該3〜4シフトバルブ12を下半位置に固定す
るため、4速にシフトするのを防止する。
また、上記シフトレバ−101を溝108に位置させる
と、走行レンジは2速が選択される。そして、各ソレノ
イドバルブのオンオフ状態はDレンジの2速と同様とな
り、第1のクラッチC5、第1のブレーキB1及び第2
のブレーキB2がそれぞれ係合されて2速が実現される
上記シフトレバ−101を溝105に位置させると、走
行レンジは1速が選択される。この時、Dレンジ圧に加
えてSレンジ圧及びLレンジ圧が発生する。そして、各
ソレノイドバルブのオン、オフ状態はDレンジの1速と
同様になり、第1のクラッチC3及び第3のブレーキB
、がそれぞれ係合されて1速が実現される。Lレンジ圧
が発生した場合、第1のマニュアルバルブ253のLボ
ートからの油圧が油路1b、lcを介して2−3シフト
バルブ13の左側制御油室に供給され、該2−3シフト
バルブ13を下半位置に固定して3速にシフトするのを
防止する。
また、溝106内において、Nレンジ及びPレンジにお
いては、第1、第2のマニュアルバルブ253、254
からの油圧の供給はない。そして、第1のソレノイドバ
ルブS1がオフで供給状態に、第2のソレノイドバルブ
S2がオンでドレーン状態に、第3のソレノイドバルブ
S3がオフでドレーン状態になる。したがって、1−2
シフトバルブ11及び3−4シフトバルブ12が上半位
置、2−3シフトバルブ13及び4−5シフトバルブ1
6が下半位置になり、油路Laからのライン圧が油路L
bを介して第4のブレーキ用油圧サーボB4に供給され
る。
また、上記NレンジからRレンジに切り換える際、車輌
が停止しているか又は微速の場合、第2のクラッチC2
を接続し、かつ第3のブレーキB3を作動する。すると
、入力軸29の回転は第2のクラッチC2を介してサン
ギヤSに伝達される。しかし、この状態ではデュアルプ
ラネタリギヤユニット31のリングギヤR2が第3ブレ
ーキB、の作動により固定されているので、シングルプ
ラネタリギヤユニット30のリングギヤR1を逆回転さ
せながらキャリヤCRも逆回転し、該キャリヤCRの逆
回転がカウンタドライブギヤ32がらU/D機構部25
に伝達される。
また、NレンジからRレンジに切り換える際、車輌が所
定速度以上で走行している場合、第1のソレノイドバル
ブS1をオンして1−2シフトバルブII及び3−4シ
フトパルプ12ヲ切り換え、第3のブレーキB、を解放
する。これにより、走行時にRレンジに入ることが防止
される。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用自動変速機のシフトレバ−の斜
視図、第2図は本発明の車両用自動変速機の機構図、第
3図は2マニュアルバルブ式におけるマニュアルバルブ
切換動作発生手段及びマニュアルバルブ間の連結機構図
、第3図(A)は連結機構全体図、第3図(B)はセレ
クト側機構図、第3図(C)はセレクト側のデイテント
平面図、第3図(D)はシフト側機構図、第3図(E)
はシフト側のデイテント平面図、第4図はマニュアルバ
ルブ切換動作発生手段の要部拡大図、第4図(A)は同
組立状態図、第4図(B)は同分解斜視図、第4図(C
)はスイッチボックス配設図、第4図(D)はロック機
構の平面図、第4図(E)は第4図(D)のAA断面図
、第5図は2マニュアルパルプ式のマニュアルバルブ切
換動作発生手段のシフト位置を示す図、第6図は第1の
マニュアルバルブ及び第2のマニュアルバルブの油圧回
路の接続図、第7図は各レンジ及び変速段におけるマニ
ュアルバルブ状態図、第8図は各レンジ及び変速段番こ
おけるマニュアルバルブの接続状態図、第9図は2マニ
ュアルバルブ式のマニュアルバルブ切換動作発生手段を
採用した車両用自動変速機の油圧回路を示す図、第10
図は本発明の車両用自動変速機の作動表を示す図、第1
1図は従来の2マニュアルバルブ式のマニュアルバルブ
切換動作発生手段を有する車両用自動変速機のパターン
を示す図である。 40・・・油圧回路、101,401・・・シフトレバ
−1102゜402・・・ガイドプレート、106・・
・溝(分岐部分)、251 ・・・リンク機構、252
a、252b −リンケージ、253・・・第1のマニ
ュアルバルブ、254・・・第2のマニュアルパルプ、
265,266・・・スプール弁。 第 図 3q1! jvと 第 6図 第 図 A−A#1面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジントルクを入力する歯車変速装置を有する
    車両用自動変速機において、手動により操作されるシフ
    トレバーと、複数の平行線と該平行線を連結する連結線
    で構成されるパターン上を前記シフトレバーが移動する
    ように規制する規制手段と、弁体を有し、該弁体の切換
    えによって選択的に油路を切り換え、車両の走行状態に
    対応して自動的に各変速段を選択可能とするレンジ圧を
    発生する第1の前進状態、手動により各変速段を選択可
    能とするレンジ圧を発生する第2の前進状態、中立状態
    及び後進状態を実現する第1、第2のマニュアルバルブ
    と、ライン圧を第1のマニュアルバルブのみを介してダ
    イレクトクラッチ供給圧として供給する直接油路と、ラ
    イン圧を第1、第2のマニュアルバルブを介してダイレ
    クトクラッチ供給圧として供給する迂回油路と、前記平
    行線方向にシフトレバーを移動することにより第2のマ
    ニュアルバルブを切り換え、前記連結線方向にシフトレ
    バーを移動することにより第1のマニュアルバルブを切
    り換えるマニュアルバルブ切換動作発生手段とを有し、
    前記複数の平行線の一つの上に少なくとも第1の前進状
    態及び中立状態のシフトポジションが、他の平行線上に
    第2の前進状態のシフトポジションが形成され、前記第
    1、第2のマニュアルバルブは、前記第1の前進状態及
    び前記第2の前進状態においては、前記直接油路と迂回
    油路の少なくとも一方を連通し、前記第1、第2の前進
    状態間の移行中においては、前記直接油路と迂回油路の
    両方を連通するものであることを特徴とする車両用自動
    変速機。
  2. (2)前記第1、第2のマニュアルバルブは、中立状態
    において前記直接油路と迂回油路のいずれも連通しない
    ものである前記請求項1記載の車両用自動変速機。
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