JPH0446029Y2 - - Google Patents

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JPH0446029Y2
JPH0446029Y2 JP16479987U JP16479987U JPH0446029Y2 JP H0446029 Y2 JPH0446029 Y2 JP H0446029Y2 JP 16479987 U JP16479987 U JP 16479987U JP 16479987 U JP16479987 U JP 16479987U JP H0446029 Y2 JPH0446029 Y2 JP H0446029Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建屋の壁に入出庫口を開口し、この
入出庫口に対面して建屋内に車両乗入室を形成し
た駐車設備に関する。
(従来の技術) 従来、第4図に示すように、建屋1内において
多数の車両搭載用ケージ2を連鎖状に吊持し、こ
れらのケージ2群を垂直方向に循環移動して車両
の格納を行い、建屋1の地上部外壁1aに開口し
た入出庫口3(尚、3aは開閉扉)に対面して設
定した建屋1内の車両乗入室4においてケージ2
の車台2aに対する車両の乗り入れ乗り出しを行
う所謂「垂直循環式駐車設備」が知られている。
通常、この垂直循環式駐車設備の場合、車両運転
者は、入庫に際しては車両を運転して入出庫口3
より車両乗入室4に入り、ケージ2に乗り込み、
運転者は車両から降りて入出庫口3より退出す
る。また出庫に際しては運転者は入出庫口3より
車両乗入室4に入つてケージ2の車台2aに搭載
の車両に乗り込み、車両を運転して入出庫口3よ
り退出するものである。
一般的に、前述垂直循環式駐車設備では、例え
ば独立鉄塔形の場合、建屋1は支柱、梁、補強材
等の支持構造物1bにより鉄塔を構成し、該鉄塔
を外面から覆うように外壁1aが取付けられてい
る。そして車両乗入室4には運転操作盤(図示せ
ず)部分を外壁1a開口より入出庫口3外部に露
出させた制御盤5、また車両乗入室4側面には配
電盤6および分電盤7、並びに螢光灯8等の電気
機器が前記支持構造物1bに支持されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前述車両乗入室4は、内部から周囲を見渡す
と、外壁1a内面、支持構造物1b、および種々
の電気機器が露出してまる見えとなつている。従
つて、車両乗入室4に立入つた車両運転者の目に
は、車両乗入室4は薄暗く殺風景な倉庫や工場と
して映り、運転者に大きな不安感や恐怖心を抱か
せるものであつた。また運転者の中には好奇心か
ら各種電気機器に触れて種々の不都合を生じるこ
とがある。さらに、車両乗入室4には車両運転者
1人とは限らず、子供・女性・老人等同乗者も立
入ることがあり、車両乗入室4は単に心理的悪感
情だけでなく重大な事故の危険性が潜んでいる。
(問題点の解決手段) 本考案による駐車設備の車両乗入室は、建屋の
壁に入出庫口を開口し、該入出庫口に対面して建
屋内に車両乗入室を形成した駐車設備において、
建屋の骨組を構成する支持構造物に制御盤、配電
盤、分電盤等の電気機器を支持し、支持構造物の
外側に外壁を取付け、前記電気機器を覆うように
内側に化粧パネルを内装したことを特徴とする。
(実施例) 以下、第1〜3図を参照しながら本考案の一実
施例につき詳述する。
10は独立鉄塔形の建屋で、支柱、梁、補強材
等の鉄骨支持構造物10aにより鉄塔を構成する
とともに該鉄塔を外面から覆うように外壁11を
鉄骨支持構造物10aに取付け、全体に上方に細
長い箱形に形成してある。そして前記建屋10の
地上部正面外壁11を開口して入出庫口12を形
成し、該入出庫口12は開閉扉12aにより封鎖
可能とし、建屋10内部には下部乗入形の垂直循
環式駐車装置13を設置し、入出庫口12に対面
する建屋10内地上部空間を車両乗入室14とし
て形成してある。
前記垂直循環式駐車装置13は、上方および下
方に前後2個宛配置した上部スプロケツトおよび
下部スプロケツト(いずれも図示せず)により前
後2本の無端鎖(図示せず)を張設し、上部スプ
ロケツトに連係した駆動源(図示せず)により垂
直方向に循環するごとくしてある。そして前記無
端鎖には等間隔に複数の吊下部材15を取着し、
各々前後に対応する吊下部材15,15間にケー
ジ16を連鎖状に吊持している。前記各ケージ1
6は左右2条の凹状車輪進入路16a1を形成した
前後方向に細長い水平状の車両W搭載用車台16
aと、該車台16aの前後端左・右側面に左・右
脚下端を固定し上方に向かうに従い互いに前後に
離反するように傾斜させた門形の前・後ケージ枠
16bと、両ケージ枠16b,16bの上部中央
部間に前後方向水平に貫通支持し前・後突出端部
を前記前後に対応する吊下部材15,15の先端
部に枢着した懸吊軸16cとから成る。
17は車両乗入室14の地上床で、前記ケージ
16が循環移動する際車台16aが干渉しないよ
うに矩形の浅いピツト17aを掘設し、入出庫口
12に対面する車両乗入室14の中央にケージ1
6が停止した際該ケージ16の車台16aがピツ
ト17aに嵌入し、車輪進入路16a1が地上床1
7と面一になるようにしてある。18は前記ケー
ジ16の車台16aに搭載の車両に対する運転者
の乗降の便宜のために、第1図左側ピツト17a
部分に左右方向スライド可能に設けた乗降用デツ
キである。この乗降用デツキ18は右ハンドル車
が前進運転により入出庫口12から車台16a上
に乗り込むことを想定しており、左ハンドル車用
あるいは同乗者の乗降の便宜を図つて右側ピツト
17a部分にも同様の乗降用デツキを設けてもよ
い。
19は入出庫口12の側方において運転操作盤
(図示せず)部分を外壁11開口より外部に露出
させて支持構造物10aに据付けた制御盤であ
る。20,21は左方側部の支持構造物10aに
据付けた配電盤と分電盤である。22は前記外壁
11、支持構造物10a、並びに制御盤19、配
電盤20、分電盤21およびこれら電気機器に付
属するケーブル類を覆うように入出庫口12を除
き車両乗入室14の内面となるごとく支持構造物
に取着した化粧パネルで該化粧パネル22の上縁
は地上床17から適宜高さ位置、好ましくは入出
庫口12より高位置でしかも1つのケージ16が
入出庫口12に対面した所定位置に停止した際
左・右上方に位置する2つのケージ16の車台1
6aより若干高位置まで延びており、この状態で
車両乗入室14に入つた人が周囲を見渡しても外
壁11や支持構造物10a等が視野に入らないよ
うに配慮する。
そして前記化粧パネル22は、前記制御盤19
および配電盤20、分電盤21に対応する部分を
開口して点検パネル22a,22bを着脱可能
(ビス止めまたはヒンジ開閉可能)に取付け、常
時は該点検パネル22a,22bは化粧パネル2
2の一部分を形成して封鎖し、保守点検時のみ開
けられるようにしてある。
前記化粧パネル22および点検パネル22a,
22bは、明るい色彩(好ましくはクリーム色系
統)とし、高さ方向中央部において水平方向に意
匠的配慮から帯状のストライプパターン22c
(例えばグリーン、オレンジ、ブルー等)を形成
し、このストライプパターン22c部分に適宜間
隔をもつて照明器具23(例えば螢光灯)を組込
み、車両乗入室14全体が明るい室内を形成する
ようにする。勿論、人が出入りするときは、左・
右上方に吊下がる各ケージ16の車台16a下面
16a2は、車両乗入室14の天井を形成すること
になるため、該車台16aの上面は勿論下面も化
粧パネル22と調和のとれた配色としてある。
24a,24bは左・右化粧パネル22,22
の下方部に左右対向して組込んだ光電装置の投光
器と受光器で、第1図には1組のみ図示してある
が、複数組設け、車台16a上の車両や車両乗入
室14に在室する人および車両の存在を検知する
ものである。
尚、前述実施例では垂直循環式駐車装置13の
車両乗入室14として説明したが、他の機械式駐
車装置、例えば水平循環式・多層循環式・エレベ
ータ式等の駐車装置における車両乗入室にも適用
可能である。また、駐車設備は独立鉄塔形に限ら
ず、ビル組込形の駐車設備における車両乗入室に
も適用できる。
(考案の効果) 本考案の駐車設備の車両乗入室によるときは、
建屋の骨組を構成する支持構造物に制御盤、配電
盤、分電盤等の電気機器を支持し、支持構造物の
外側に外壁を取付け、前記電気機器を覆うように
内側に化粧パネルを内装したため、入出庫に際
し、車両運転者や同乗者が車両乗入室に入つたと
き、外壁、支持構造物、電気機器類(照明器具は
別)は内装の化粧パネルによつて遮られ、照明器
具により明るく照明された美麗な内装化粧パネル
が目に映り、駐車設備の内部に入つたという意識
よりむしろ部屋感覚が得られ、従来のように恐怖
心を抱くことがなく、安心して入出庫を行うこと
ができる。また、車両乗入室に入つた人は、電気
機器類に故意または誤つて触れて事故を起こす危
険性が無くなる等、簡単且つ美麗な化粧パネルの
内装により、意匠的効果による利用者の精神衛生
ばかりでなく安全面でも大きな効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1乃至3図はいずれも本考案の一実施例を示
すもので、第1図は駐車設備の車両乗入室内部に
おいて入出庫口に向つてみた斜視図、第2図は第
1図の〜矢視拡大断面図、第3図は点検パネ
ル22bを除去した状態での第2図における〜
矢視図である。第4図は従来の車両乗入室内部
の様子を示す第1図相当の斜視図である。 図中、10は建屋、10aは鉄骨支持構造物、
11は外壁、12は入出庫口、13は下部乗入形
垂直循環式駐車装置、14は車両乗入室、16は
ケージ、19は制御盤、20は配電盤、21は分
電盤、22は化粧パネル、22a,22bは点検
パネルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建屋の壁に入出庫口を開口し、該入出庫口に対
    面して建屋内に車両乗入室を形成した駐車設備に
    おいて、建屋の骨組を構成する支持構造物に制御
    盤、配電盤、分電盤等の電気機器を支持し、支持
    構造物の外側に外壁を取付け、前記電気機器を覆
    うように内側に化粧パネルを取着したことを特徴
    とする、駐車設備の車両乗入室。
JP16479987U 1987-10-27 1987-10-27 Expired JPH0446029Y2 (ja)

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JP16479987U JPH0446029Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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Publication Number Publication Date
JPH0168472U JPH0168472U (ja) 1989-05-02
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