JPH0445920Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445920Y2 JPH0445920Y2 JP1909388U JP1909388U JPH0445920Y2 JP H0445920 Y2 JPH0445920 Y2 JP H0445920Y2 JP 1909388 U JP1909388 U JP 1909388U JP 1909388 U JP1909388 U JP 1909388U JP H0445920 Y2 JPH0445920 Y2 JP H0445920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- combing
- container
- paint
- inner bottom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000003973 paint Substances 0.000 description 22
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は刷毛状の塗布具、例えば、塗装用の
刷毛、絵画用の筆、その他、各産業分野で使用す
る筆類などを、使用後に保存する為の容器に関す
る。
刷毛、絵画用の筆、その他、各産業分野で使用す
る筆類などを、使用後に保存する為の容器に関す
る。
〈従来の技術〉
従来、使用後の刷毛類はシンナーなどの溶剤で
洗つた後に、布などで拭き取り、そのまま大気中
で保存するのが一般的である。
洗つた後に、布などで拭き取り、そのまま大気中
で保存するのが一般的である。
〈考案が解決しようとする課題〉
ところが、前記従来の方式では、刷毛の結束芯
部にまで浸透している塗料を充分に洗い出すこと
ができず、芯部にはかなりの塗料が残存したまま
で放置されることになり、この残存塗料が保存中
に固結して、刷毛の芯部が固まつてしまう。この
結果、次回使用時には、刷毛への塗料の含みが悪
くなり、塗装時には塗料が延びず、また、刷毛か
らの塗料の零れが多くなるなど、刷毛としての機
能が大幅に低下する欠点があつた。
部にまで浸透している塗料を充分に洗い出すこと
ができず、芯部にはかなりの塗料が残存したまま
で放置されることになり、この残存塗料が保存中
に固結して、刷毛の芯部が固まつてしまう。この
結果、次回使用時には、刷毛への塗料の含みが悪
くなり、塗装時には塗料が延びず、また、刷毛か
らの塗料の零れが多くなるなど、刷毛としての機
能が大幅に低下する欠点があつた。
本考案はこのような点を解消して、使用後の刷
毛に付着している塗料をその芯部までほぼ完全に
洗い出すことができ、且つ、次回使用時まで刷毛
を適正状態に保存できる容器を提供せんとするも
のである。
毛に付着している塗料をその芯部までほぼ完全に
洗い出すことができ、且つ、次回使用時まで刷毛
を適正状態に保存できる容器を提供せんとするも
のである。
〈課題を解決するための手段〉
本考案の保存容器の技術的手段は、上蓋を有す
る密閉可能な容器本体と、この容器本体内の底か
らやや上方に設けられた有孔体製の中底と、この
中底の上方に設けられた梳き針部とからなり、前
記梳き針部は回転自在に支持された複数個の胴に
多数の梳き針が放射状に突設され、かつ、この胴
が互いに隣接対向するように設けられていること
にある。
る密閉可能な容器本体と、この容器本体内の底か
らやや上方に設けられた有孔体製の中底と、この
中底の上方に設けられた梳き針部とからなり、前
記梳き針部は回転自在に支持された複数個の胴に
多数の梳き針が放射状に突設され、かつ、この胴
が互いに隣接対向するように設けられていること
にある。
また、前記梳き針を有する胴の回転方向は、略
水平方向、傾斜方向、あるいは略垂直方向に回転
するように自由に設定可能である。
水平方向、傾斜方向、あるいは略垂直方向に回転
するように自由に設定可能である。
更に、梳き針部の上方に柄部用洗い具を設け
て、塗布具の柄部に付着している塗料などを簡単
に洗い落とせるようにすることも可能である。
て、塗布具の柄部に付着している塗料などを簡単
に洗い落とせるようにすることも可能である。
〈作用〉
本考案の保存容器には、内部に水、シンナーな
どの溶剤を入れておく。この溶剤の量は梳き針が
完全に浸るようにする。容器本体は上蓋を被せる
ことによつて密閉できるので、溶剤が蒸発するこ
とはない。使用済みの塗布具はその刷毛部を下に
して容器内に入れる。刷毛部を溶剤に浸して、残
留付着している塗料を洗い流す。この際、刷毛部
を梳き針で梳き洗いするようにすれば、刷毛部の
芯部まで効果的に洗うことができる。また、梳き
針は回転自在な胴に突設されているので、塗布具
の刷毛部を胴の回転を利用して両側の梳き針の間
に咬み込ませ、この状態で刷毛の方向に移動させ
ることにより、刷毛部内に付着している塗料を梳
き洗いできる。塗布具の柄部に付着している塗料
も洗い具によつて洗い落とすことができる。洗い
終えた塗布具はそのまま容器に収容した状態で保
存する。溶剤中に溶け出た塗料は中底を通つて容
器の底に沈澱する。
どの溶剤を入れておく。この溶剤の量は梳き針が
完全に浸るようにする。容器本体は上蓋を被せる
ことによつて密閉できるので、溶剤が蒸発するこ
とはない。使用済みの塗布具はその刷毛部を下に
して容器内に入れる。刷毛部を溶剤に浸して、残
留付着している塗料を洗い流す。この際、刷毛部
を梳き針で梳き洗いするようにすれば、刷毛部の
芯部まで効果的に洗うことができる。また、梳き
針は回転自在な胴に突設されているので、塗布具
の刷毛部を胴の回転を利用して両側の梳き針の間
に咬み込ませ、この状態で刷毛の方向に移動させ
ることにより、刷毛部内に付着している塗料を梳
き洗いできる。塗布具の柄部に付着している塗料
も洗い具によつて洗い落とすことができる。洗い
終えた塗布具はそのまま容器に収容した状態で保
存する。溶剤中に溶け出た塗料は中底を通つて容
器の底に沈澱する。
〈実施例〉
本考案の刷毛状塗布具の保存容器の実施例を図
面について説明する。1は耐溶剤性のプラスチツ
ク、例えばポリプロピレンなどで作られた容器本
体であり、塗布具を収容できるような縦長形状
で、上部開口はポリエチレン製などの上蓋2によ
つて密閉できるようになつている。容器本体1の
底3の上方には間隔を開けて中底4が取付けられ
ている。この中底4は網板や多孔板製である。中
底4の上方位置には梳き針部5が設けられてい
る。梳き針部5の構造は、容器本体1の壁面から
突出するように設けられた支持舌片6に胴7が回
転自在に取付けられ、この胴7には多数の梳き針
8が放射状に突設されてなる。また梳き針部5は
2個1組の回転梳き針が互いに隣接対向するよう
に設けられている。なお、この梳き針部5の回転
方向は、図示例のように水平方向に回転するよう
に設けても、また、傾斜方向に、あるいは垂直方
向に設けてもよく、塗布具の形状に合わせて、最
も梳き洗いし易い向きに設ければよい。また、梳
き針部5は1組ではなく、複数組とすることがで
き、この際、針の太さや長さ、あるいは、回転の
向きなどを互いに異ならせておくことも可能であ
る。この容器には水、シンナーなどの溶剤を入れ
ておくが、この溶剤の量は梳き針部5が完全に液
中に浸るようにすることが必要である。
面について説明する。1は耐溶剤性のプラスチツ
ク、例えばポリプロピレンなどで作られた容器本
体であり、塗布具を収容できるような縦長形状
で、上部開口はポリエチレン製などの上蓋2によ
つて密閉できるようになつている。容器本体1の
底3の上方には間隔を開けて中底4が取付けられ
ている。この中底4は網板や多孔板製である。中
底4の上方位置には梳き針部5が設けられてい
る。梳き針部5の構造は、容器本体1の壁面から
突出するように設けられた支持舌片6に胴7が回
転自在に取付けられ、この胴7には多数の梳き針
8が放射状に突設されてなる。また梳き針部5は
2個1組の回転梳き針が互いに隣接対向するよう
に設けられている。なお、この梳き針部5の回転
方向は、図示例のように水平方向に回転するよう
に設けても、また、傾斜方向に、あるいは垂直方
向に設けてもよく、塗布具の形状に合わせて、最
も梳き洗いし易い向きに設ければよい。また、梳
き針部5は1組ではなく、複数組とすることがで
き、この際、針の太さや長さ、あるいは、回転の
向きなどを互いに異ならせておくことも可能であ
る。この容器には水、シンナーなどの溶剤を入れ
ておくが、この溶剤の量は梳き針部5が完全に液
中に浸るようにすることが必要である。
第4図に示されているのは、塗布具の柄部に付
着している塗料などを落とすための洗い具9を付
設したものであり、この洗い具9は梳き針部5の
上方に設けられる。10はブラシ、11は横桟に
布や発泡プラスチツクなどを巻き付けたもの、1
2は掻き落し歯である。このような洗い具を用い
て、柄の部分に付着している塗料などを洗い落と
すことができる。
着している塗料などを落とすための洗い具9を付
設したものであり、この洗い具9は梳き針部5の
上方に設けられる。10はブラシ、11は横桟に
布や発泡プラスチツクなどを巻き付けたもの、1
2は掻き落し歯である。このような洗い具を用い
て、柄の部分に付着している塗料などを洗い落と
すことができる。
次に前記保存容器の使用法について説明する。
塗装作業を終えた塗布具は、そのまま、或は簡単
に付着塗料を拭い取つた後に容器1内に入れ、刷
毛部を溶剤中に浸し、濯ぎ洗いをすると共に、梳
き針部5の間に刷毛部を押し込み、刷毛方向に梳
くことによつて、刷毛の芯部に残存付着している
塗料を洗い出すようにする。この梳き洗いの際に
は梳き針の先端が刷毛の芯部まで達するので、こ
れに伴つて、溶剤が刷毛の芯部まで浸み込み、芯
部に残留している塗料も効率よく洗い出すことが
できる。また、塗布具の柄にも塗料などが付着し
ているので、これは洗い具9を用いて、洗い落と
す。このようにして洗浄を終えた塗布具はそのま
ま容器内に収容して保存する。また、この保存中
にも刷毛に残留付着している塗料は溶かし出され
る。以上のようにして溶かし出された塗料は中底
を通過して、容器本体1の底3に沈澱する。
塗装作業を終えた塗布具は、そのまま、或は簡単
に付着塗料を拭い取つた後に容器1内に入れ、刷
毛部を溶剤中に浸し、濯ぎ洗いをすると共に、梳
き針部5の間に刷毛部を押し込み、刷毛方向に梳
くことによつて、刷毛の芯部に残存付着している
塗料を洗い出すようにする。この梳き洗いの際に
は梳き針の先端が刷毛の芯部まで達するので、こ
れに伴つて、溶剤が刷毛の芯部まで浸み込み、芯
部に残留している塗料も効率よく洗い出すことが
できる。また、塗布具の柄にも塗料などが付着し
ているので、これは洗い具9を用いて、洗い落と
す。このようにして洗浄を終えた塗布具はそのま
ま容器内に収容して保存する。また、この保存中
にも刷毛に残留付着している塗料は溶かし出され
る。以上のようにして溶かし出された塗料は中底
を通過して、容器本体1の底3に沈澱する。
〈考案の効果〉
本考案の保存容器では、塗装作業終了後の塗布
具を容器内に入れ、刷毛部に残留付着した塗料
を、その芯部まできれいに洗い出すことができ、
且つ、刷毛部を溶剤に浸したままで保存でき、再
使用時には刷毛の機能低下がない。
具を容器内に入れ、刷毛部に残留付着した塗料
を、その芯部まできれいに洗い出すことができ、
且つ、刷毛部を溶剤に浸したままで保存でき、再
使用時には刷毛の機能低下がない。
また、梳き針の上方に洗い具を設けたもので
は、塗布具の柄の部分に付着している塗料をも洗
い落とすことができる。
は、塗布具の柄の部分に付着している塗料をも洗
い落とすことができる。
図面は本考案の保存容器の実施例を示し、第1
図は縦断正面図、第2図はA−A拡大断面図、第
3図はB−B拡大断面図、第4図は洗い具を設け
た他の実施例の縦断正面図、第5図はC−C拡大
断面図である。 1……容器本体、2……上蓋、3……底、4…
…中底、5……梳き針部、6……支持 舌片、7
……胴、8……梳き針、9……洗い具。
図は縦断正面図、第2図はA−A拡大断面図、第
3図はB−B拡大断面図、第4図は洗い具を設け
た他の実施例の縦断正面図、第5図はC−C拡大
断面図である。 1……容器本体、2……上蓋、3……底、4…
…中底、5……梳き針部、6……支持 舌片、7
……胴、8……梳き針、9……洗い具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上蓋を有する密閉可能な容器本体と、この容
器本体内の底からやや上方に設けられた有孔体
製の中底と、この中底の上方に設けられた梳き
針部とからなり、前記梳き針部は回転自在に支
持された複数個の胴に多数の梳き針が放射状に
突設され、かつ、この胴が互いに隣接対向する
ように設けられている刷毛状塗布具の保存容
器。 2 胴の回転方向が、略水平方向、あるいは傾斜
方向、または略垂直方向に回転するように設定
されている請求項1記載の刷毛状塗布具の保存
容器。 3 上蓋を有する密閉可能な容器本体と、この容
器本体内の底からやや上方に設けられた有孔体
製の中底と、この中底の上方に設けられた梳き
針部と、この梳き針部の上方に設けられた柄部
用洗い具とからなる刷毛状塗布具の保存容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1909388U JPH0445920Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1909388U JPH0445920Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123000U JPH01123000U (ja) | 1989-08-21 |
JPH0445920Y2 true JPH0445920Y2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=31234298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1909388U Expired JPH0445920Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445920Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP1909388U patent/JPH0445920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01123000U (ja) | 1989-08-21 |
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