JPH0445763A - 即席食品とその製造方法 - Google Patents
即席食品とその製造方法Info
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- JPH0445763A JPH0445763A JP2153079A JP15307990A JPH0445763A JP H0445763 A JPH0445763 A JP H0445763A JP 2153079 A JP2153079 A JP 2153079A JP 15307990 A JP15307990 A JP 15307990A JP H0445763 A JPH0445763 A JP H0445763A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、即席食品とその製造方法、詳しくは、加熱可
能な容器に生状食品と、ゼリー状に凝固する汁液とを収
容した即席食品と、その製造方法に関する。
能な容器に生状食品と、ゼリー状に凝固する汁液とを収
容した即席食品と、その製造方法に関する。
(従 来 技 術)
従来、この種の即席食品として、たとえば−般に市販さ
れている即席麺がある。
れている即席麺がある。
即ち、該即席麺は、アルミ箔で形成された容器に、麺と
具類とを収容し、別包の液状又は粉末の調味料を添付し
て供給する如くなされている。
具類とを収容し、別包の液状又は粉末の調味料を添付し
て供給する如くなされている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、前記した従来の即席麺は、需要者が喫食に際
して其の都度前記調味料の別包を解包して使用しなけれ
ばならない煩雑な手間を要する不便さがあった。
して其の都度前記調味料の別包を解包して使用しなけれ
ばならない煩雑な手間を要する不便さがあった。
しかして、前記不便さを解決するには、最初から調理さ
れた汁液を食品と共に容器内に混入して供給すれば良い
のであるが、前記汁液を混入させた即席食品を移動さす
とき、前記汁液の液面が波動して該汁液が容器外へ溢れ
るので、流通輸送の面で極めて困難であり、そこで、前
記汁液を混入した前記容器を完全密閉することも考えら
れるが、斯くする場合、前記汁液の容器外への溢出は防
止できるもの\、前記容器を密閉するためフストが高く
なるばかりか、輸送途上の動揺で、前記容器内の麺類等
が前記汁液中を遊動して散乱状態となり、需要者の食欲
官能を奢るしく減するので、何れにしても前記両者共々
に実用性に乏しい問題があった。
れた汁液を食品と共に容器内に混入して供給すれば良い
のであるが、前記汁液を混入させた即席食品を移動さす
とき、前記汁液の液面が波動して該汁液が容器外へ溢れ
るので、流通輸送の面で極めて困難であり、そこで、前
記汁液を混入した前記容器を完全密閉することも考えら
れるが、斯くする場合、前記汁液の容器外への溢出は防
止できるもの\、前記容器を密閉するためフストが高く
なるばかりか、輸送途上の動揺で、前記容器内の麺類等
が前記汁液中を遊動して散乱状態となり、需要者の食欲
官能を奢るしく減するので、何れにしても前記両者共々
に実用性に乏しい問題があった。
本発明は前記問題点に鑑みて発明したもので、其の目的
は、従来の如く調味料を別に設ける必要はなく、シかも
、容器を完全密閉することも必要なくそれでいて汁液の
浴出を防止できて、流通輸送を容易にでき、更に、輸送
時に動揺しても前記容器内の生状食品が収容時の状態を
維持でき、しかも、喫食に際しては加熱するだけで、簡
単に、即、食用することができる至極便利な即席食品を
製造して提供するものである。
は、従来の如く調味料を別に設ける必要はなく、シかも
、容器を完全密閉することも必要なくそれでいて汁液の
浴出を防止できて、流通輸送を容易にでき、更に、輸送
時に動揺しても前記容器内の生状食品が収容時の状態を
維持でき、しかも、喫食に際しては加熱するだけで、簡
単に、即、食用することができる至極便利な即席食品を
製造して提供するものである。
(課題を解決するための手段)
前記目的達成のため本発明の即席食品は、加熱可能な容
器(1)に、生状食品(A)とゼIJ−状に凝固する汁
液(9)とを、該汁液(9)により、前記生状食品(A
)を固めて収容していることを特徴するものである。
器(1)に、生状食品(A)とゼIJ−状に凝固する汁
液(9)とを、該汁液(9)により、前記生状食品(A
)を固めて収容していることを特徴するものである。
又、以上の即席食品を製造する方法としては、加熱可能
な容器(1)に、凝固材を配合し、加熱処理した液状の
汁液(8)を収容して該汁液を糊状に半凝固させた後、
生状食品(A)を収容し、然る後前記汁液(8)をゼリ
ー状に凝固させて、前記生状食品(A)を固めるように
したことを特徴とするものである。
な容器(1)に、凝固材を配合し、加熱処理した液状の
汁液(8)を収容して該汁液を糊状に半凝固させた後、
生状食品(A)を収容し、然る後前記汁液(8)をゼリ
ー状に凝固させて、前記生状食品(A)を固めるように
したことを特徴とするものである。
(作 用 )
汁液(9)と生状食品(A)とを前記容器(1)内にゼ
リー状に凝固する汁液(9)により、前記生状食品(A
)と共に固めて収容していることで、輸送途中などにお
いて前記汁液(9)が容器(1)外へ浴出したり、前記
生状食品(A)が前記容器(1)内で散乱することもな
く、収容したときの状態を維持できると共に、喫食に際
しては、加熱容器のま\直接加熱するだけで簡単に、即
、食用することができるのである。
リー状に凝固する汁液(9)により、前記生状食品(A
)と共に固めて収容していることで、輸送途中などにお
いて前記汁液(9)が容器(1)外へ浴出したり、前記
生状食品(A)が前記容器(1)内で散乱することもな
く、収容したときの状態を維持できると共に、喫食に際
しては、加熱容器のま\直接加熱するだけで簡単に、即
、食用することができるのである。
また、製造に際しては前記容器(1)に凝固材を配合し
、加熱処理した液状の汁液(9)を収容して、該汁液(
9)を糊状に半凝固させた後に、生状食品(A)を収容
することで、該生状食品(A)が加熱されてその品質を
低下させることなく、該食品(A)を、前記容器(1)
内の汁液(8)に一部又は大半が混入する状態で収容す
ることができると共に、前記汁液(9)をゼリー 状に
凝固させることで前記生状食品(A)を定位置に固める
ことができ、前記容器(1)内において安定して収容さ
せられるのである。
、加熱処理した液状の汁液(9)を収容して、該汁液(
9)を糊状に半凝固させた後に、生状食品(A)を収容
することで、該生状食品(A)が加熱されてその品質を
低下させることなく、該食品(A)を、前記容器(1)
内の汁液(8)に一部又は大半が混入する状態で収容す
ることができると共に、前記汁液(9)をゼリー 状に
凝固させることで前記生状食品(A)を定位置に固める
ことができ、前記容器(1)内において安定して収容さ
せられるのである。
従って、前記容器(1)が動揺しても、前記汁液(9)
が温圧することもなく、シかも、前記汁液(9)と共に
収容されている生状食品(A)を−緒に固めているので
、前記生状食品(A)の収容された状態をダそのま\維
持させることができるし、また、食味を向上することが
できるのである。
が温圧することもなく、シかも、前記汁液(9)と共に
収容されている生状食品(A)を−緒に固めているので
、前記生状食品(A)の収容された状態をダそのま\維
持させることができるし、また、食味を向上することが
できるのである。
(実 施 例 )
本発明の即席食品とその製造方法を図面の実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明の実施例として即席麺に応用した例を示
しており、加熱可能な容器(1)は、例えば焼炉での加
熱を可能とした主としてアルミ箔から成り、両端に握手
を設け、中央部に下方へ凹入した深さをもつ概略鋼状に
形成されており、この容器(1)の上面には、例えば、
無色透明な樹脂の薄材で形成され、喫食時速収容食品を
閉蓋する蓋(2)を被覆させである。
しており、加熱可能な容器(1)は、例えば焼炉での加
熱を可能とした主としてアルミ箔から成り、両端に握手
を設け、中央部に下方へ凹入した深さをもつ概略鋼状に
形成されており、この容器(1)の上面には、例えば、
無色透明な樹脂の薄材で形成され、喫食時速収容食品を
閉蓋する蓋(2)を被覆させである。
そして、前記容器(1)内には、麺類(4)及び、例え
ば薄揚げ(5)、蒲鉾(6)、野菜(7)等の異類と薬
味(8)とから成る生状食品(A)とゼリー状に凝固し
た汁液(9)とを、該汁液(9)により、前記生状食品
(A)を−緒に固めて収容し、即席麺を構成したもので
ある。
ば薄揚げ(5)、蒲鉾(6)、野菜(7)等の異類と薬
味(8)とから成る生状食品(A)とゼリー状に凝固し
た汁液(9)とを、該汁液(9)により、前記生状食品
(A)を−緒に固めて収容し、即席麺を構成したもので
ある。
しかして、以上の近く構成した即席麺の作用について説
明する。
明する。
この即席麺は、加熱可能な容器(1)に、麺類(4)と
貝類薬味(5)(8)(7)(8)等を、ゼラチン等の
凝固材を配合してゼリー状に凝固するようにした汁液(
9)と共に収容し、前記汁液(9)のゼリー状の凝固で
前記麺類(4)や、異類、薬味(5)(E3)(7)(
8)等が−緒に固められていることから、例えば、流通
経路における輸送途上で、前記容器(1)が動揺するこ
とがあっても、前記汁液(9)が流動したり、前記容器
(1)外へ溢出するのを確実に防止でき、しかも、前記
麺類(4)や異類、薬味(5)(8)(7)(8)等が
収容された状態をそのま\維持させることができるので
あり、更に、前記汁液(9)がゼリー状に凝固していて
前記容器(1)外へ溢出することがないので、該容器(
1)の蓋(2)を完全密閉にする必要もないのである。
貝類薬味(5)(8)(7)(8)等を、ゼラチン等の
凝固材を配合してゼリー状に凝固するようにした汁液(
9)と共に収容し、前記汁液(9)のゼリー状の凝固で
前記麺類(4)や、異類、薬味(5)(E3)(7)(
8)等が−緒に固められていることから、例えば、流通
経路における輸送途上で、前記容器(1)が動揺するこ
とがあっても、前記汁液(9)が流動したり、前記容器
(1)外へ溢出するのを確実に防止でき、しかも、前記
麺類(4)や異類、薬味(5)(8)(7)(8)等が
収容された状態をそのま\維持させることができるので
あり、更に、前記汁液(9)がゼリー状に凝固していて
前記容器(1)外へ溢出することがないので、該容器(
1)の蓋(2)を完全密閉にする必要もないのである。
又、喫食に際しては何ら調味する必要がなく、前記容器
(1)を直接加熱するだけで、簡単に、即食用すること
ができるのである。
(1)を直接加熱するだけで、簡単に、即食用すること
ができるのである。
次に以上の如く構成された即席食品の製造方法について
説明する。
説明する。
先ず、前記容器(1)に、凝固材を配合し、加熱処理し
た液状の汁液(9)を収容し、該汁液(9)を糊状に半
凝固させるのである。
た液状の汁液(9)を収容し、該汁液(9)を糊状に半
凝固させるのである。
具体的には、先ず、水又はだし汁に調味材料を計量して
釜等で汁液を加熱調理する。しかる後、80℃前後まで
自然冷却した時、主としてゼラチンから成る凝固材を、
例えば水3.21に対し50?の割合で混入し、約10
分開栓撹拌し、前記ゼラチンを完全に溶解させてから前
記加熱可能な容器(1)に所定量収容する。そして、そ
の状態で20℃前後位まで放置するか、又は冷却器を用
いて強制的に冷却し、汁液(9)を糊状に半凝固させる
のである。
釜等で汁液を加熱調理する。しかる後、80℃前後まで
自然冷却した時、主としてゼラチンから成る凝固材を、
例えば水3.21に対し50?の割合で混入し、約10
分開栓撹拌し、前記ゼラチンを完全に溶解させてから前
記加熱可能な容器(1)に所定量収容する。そして、そ
の状態で20℃前後位まで放置するか、又は冷却器を用
いて強制的に冷却し、汁液(9)を糊状に半凝固させる
のである。
そして、前記容器(1)内の前記汁液(9)が糊状に半
凝固した状態のとき、該汁液(9)の上方から前記生状
食品(A)、即ち、前記麺類(4)及び異類、薬味(5
)(6)(7)(8)等から成る生状食品(A)を投入
するのである。
凝固した状態のとき、該汁液(9)の上方から前記生状
食品(A)、即ち、前記麺類(4)及び異類、薬味(5
)(6)(7)(8)等から成る生状食品(A)を投入
するのである。
このとき、前記麺類(4)を先に投入するのであって、
糊状で、未だ流動性が残っている前記汁液(9)への投
入で、前記麺類(4)の一部又は大部分が汁液(9)を
押し退けて沈下し、前記汁液(9)内に収容されると共
に、前記異類や薬味は、押し退けられた汁液(9)に接
触することになる。尚、前記麺類(4)の一部及び異類
や薬味が前記汁液(9)と接触しない場合も生ずるが積
極的に接触させる必要はない。
糊状で、未だ流動性が残っている前記汁液(9)への投
入で、前記麺類(4)の一部又は大部分が汁液(9)を
押し退けて沈下し、前記汁液(9)内に収容されると共
に、前記異類や薬味は、押し退けられた汁液(9)に接
触することになる。尚、前記麺類(4)の一部及び異類
や薬味が前記汁液(9)と接触しない場合も生ずるが積
極的に接触させる必要はない。
しかして、以上の如く生状食品(A)を収容した状態で
例えば冷蔵庫等の冷却器により、10℃程度の温度で4
〜5時間程度冷却するの−である。この冷却により前記
汁液(9)が、該汁液(9)に配合された凝固材の作用
で凝固してゼリー状となり、前記汁液(8)により前記
生状食品(A)が固められ、前記容器(1)内において
安定して収容できるのである。
例えば冷蔵庫等の冷却器により、10℃程度の温度で4
〜5時間程度冷却するの−である。この冷却により前記
汁液(9)が、該汁液(9)に配合された凝固材の作用
で凝固してゼリー状となり、前記汁液(8)により前記
生状食品(A)が固められ、前記容器(1)内において
安定して収容できるのである。
従って、前記容器(1)が動揺しても、前記汁液(9)
が流動したり、溢出することがなくなると共に、該汁液
(9)の凝固により前記麺類(4)や、異類、薬味(5
)(6)(7)(8)等をも一緒に固めるので、それら
を収容した状態を維持させることができるのである。
が流動したり、溢出することがなくなると共に、該汁液
(9)の凝固により前記麺類(4)や、異類、薬味(5
)(6)(7)(8)等をも一緒に固めるので、それら
を収容した状態を維持させることができるのである。
尚、本実施例では、凝固材としてゼラチンを用いたが、
該ゼラチンの替わりに寒天等を凝固材として用いても良
い。
該ゼラチンの替わりに寒天等を凝固材として用いても良
い。
次に、前記製造方法の作用について説明する。前記即席
麺の製造行程において、水、だし汁に調味材料を加えて
加熱調理した汁液にゼラチン等の凝固材を配合している
ので、所望の硬さに凝固させて生状食品(A)を固めら
れるし、特に、前記汁# (9)を20℃前後まで冷却
して該汁液(9)が糊状に半凝固した状態のときに、前
記麺類(4)、異類、薬味(5)(6)(7)(8)の
生状食品(4)を収容するので、該生状食品(A)が加
熱されてその品質を低下させることもなり、シかも前記
汁液(9)が未だ流動状態にあるので、該汁液(9)内
に投入する前記生状食品(A)が沈下し易く、該食品(
A)の一部、又は大半を前記汁@(9)に混入する状態
で収容することができると共に、このように前記汁液(
8)と前記生状食品(A)を収容した容器(1)を冷却
し、前記汁液(9)が該汁液(9)に配合した凝固材の
作用でゼリー状に凝固させているから、前記汁液(9)
が前記容器(1)の動揺に対して流動したり、該容器(
1)外へ溢出するのを確実に防止できるのであり、しか
も、前記容器(1)に収容されている前記麺類(4)、
貝類、薬味(5)(6)(7)(8)も、前記汁液(9
)の凝固により、該汁液(9)と共に固められて、前記
容器(1)内に散乱して見苦しい状態となることなく、
収容したときの状態をそのま\安定維持させることがで
きるのである。
麺の製造行程において、水、だし汁に調味材料を加えて
加熱調理した汁液にゼラチン等の凝固材を配合している
ので、所望の硬さに凝固させて生状食品(A)を固めら
れるし、特に、前記汁# (9)を20℃前後まで冷却
して該汁液(9)が糊状に半凝固した状態のときに、前
記麺類(4)、異類、薬味(5)(6)(7)(8)の
生状食品(4)を収容するので、該生状食品(A)が加
熱されてその品質を低下させることもなり、シかも前記
汁液(9)が未だ流動状態にあるので、該汁液(9)内
に投入する前記生状食品(A)が沈下し易く、該食品(
A)の一部、又は大半を前記汁@(9)に混入する状態
で収容することができると共に、このように前記汁液(
8)と前記生状食品(A)を収容した容器(1)を冷却
し、前記汁液(9)が該汁液(9)に配合した凝固材の
作用でゼリー状に凝固させているから、前記汁液(9)
が前記容器(1)の動揺に対して流動したり、該容器(
1)外へ溢出するのを確実に防止できるのであり、しか
も、前記容器(1)に収容されている前記麺類(4)、
貝類、薬味(5)(6)(7)(8)も、前記汁液(9
)の凝固により、該汁液(9)と共に固められて、前記
容器(1)内に散乱して見苦しい状態となることなく、
収容したときの状態をそのま\安定維持させることがで
きるのである。
又、前記汁液(9)が糊状のときに、前記麺類(4)等
を収容していることで、該麺類(4)等に前記汁液(9
)の成分が一部浸透することになるから、それだけ食味
を向上できるし、また、前記汁液(9)は、加熱処理に
よる液状のものを、冷却により凝固させているのである
から、喫食に際して加熱するとき、該加熱で容易に溶解
してもとの液状に戻すことができるのである。
を収容していることで、該麺類(4)等に前記汁液(9
)の成分が一部浸透することになるから、それだけ食味
を向上できるし、また、前記汁液(9)は、加熱処理に
よる液状のものを、冷却により凝固させているのである
から、喫食に際して加熱するとき、該加熱で容易に溶解
してもとの液状に戻すことができるのである。
尚、本発明では、即席食品の一例として前記即席麺につ
いて説明したが、他に即席の味噌トヒ、粕汁、又は、汁
粉、膳ざい等に応用してもよく、本発明の要旨を逸脱せ
ざる範囲において特に応用する即席食品を限定するもの
ではない。
いて説明したが、他に即席の味噌トヒ、粕汁、又は、汁
粉、膳ざい等に応用してもよく、本発明の要旨を逸脱せ
ざる範囲において特に応用する即席食品を限定するもの
ではない。
又、生状食品(A)とは、生麺類や、揚げ又は、蒲鉾等
の加工食品や、麺類の具に用いるねぎ等の生野菜のこと
で、半乾燥状の加工食品も含むものである。
の加工食品や、麺類の具に用いるねぎ等の生野菜のこと
で、半乾燥状の加工食品も含むものである。
又、以上の実施例では加熱可能な容器としてアルミ箔の
容器を用いたが、電子レンジを利用して加熱するものに
は例えば、発泡スチロールの容器を用いるのである。
容器を用いたが、電子レンジを利用して加熱するものに
は例えば、発泡スチロールの容器を用いるのである。
(発明の効果)
本発明の即席食品は、加熱可能な容器(1)に、生状食
品(A)とゼリー状に凝固する汁液(9)とを、該汁液
(9)により、前記生状食品(A)を固めて収容してい
ることにより、流通経路の輸送途上において動揺するこ
とがあっても、前記汁液(9)が流動したり、容器(1
)外へ溢出するのを確実に防止できるので、前記流通経
路の輸送が安心して容易に行えると共に、前記生状食品
(A)が前記容器(1)内に散乱して見苦しい状態とな
って需要者の食欲官能を減することもなり、シかも、前
記汁液(9)が前記容器(1)外へ溢出することがない
ので、該容器(1)の蓋(2)を完全密閉にする必要が
ないので、容器(1)と蓋(2)とのコストを高揚する
こともなり、シかも、従来の如く別包の調味料がないか
ら、喫食に際しては、手間をかけることなく前記容器(
1)をそのま\直接加熱することで簡単に、即、食用す
ることができるものである。
品(A)とゼリー状に凝固する汁液(9)とを、該汁液
(9)により、前記生状食品(A)を固めて収容してい
ることにより、流通経路の輸送途上において動揺するこ
とがあっても、前記汁液(9)が流動したり、容器(1
)外へ溢出するのを確実に防止できるので、前記流通経
路の輸送が安心して容易に行えると共に、前記生状食品
(A)が前記容器(1)内に散乱して見苦しい状態とな
って需要者の食欲官能を減することもなり、シかも、前
記汁液(9)が前記容器(1)外へ溢出することがない
ので、該容器(1)の蓋(2)を完全密閉にする必要が
ないので、容器(1)と蓋(2)とのコストを高揚する
こともなり、シかも、従来の如く別包の調味料がないか
ら、喫食に際しては、手間をかけることなく前記容器(
1)をそのま\直接加熱することで簡単に、即、食用す
ることができるものである。
又、前記即席食品は、加熱可能な容器(1)に、凝固材
を配合し、加熱処理した液状の/1液(8)を収容して
、該汁液を糊状に半凝固させた後、生状食品(A)を収
容し、然る後前記汁液(9)をゼリー状に凝固させて、
前記生状食品(A)を固めるようにした、特に、前記容
器(1)に収容した汁液(9)を糊状に半凝固させた状
態で前記生状食品(A)を収容するので、該生状食品(
A)を、品質低下させることなく前記容器(1)内の前
記汁液(9)に一部又は大半が混入する状態で収容する
ことができると共に、前記汁液(9)をゼリー状に凝固
させることで、前記生状食品(A)を定位置に固めるこ
とができ、前記容器(1)内において安定して収容させ
られるし、また、その食品を向上させることができるの
である。
を配合し、加熱処理した液状の/1液(8)を収容して
、該汁液を糊状に半凝固させた後、生状食品(A)を収
容し、然る後前記汁液(9)をゼリー状に凝固させて、
前記生状食品(A)を固めるようにした、特に、前記容
器(1)に収容した汁液(9)を糊状に半凝固させた状
態で前記生状食品(A)を収容するので、該生状食品(
A)を、品質低下させることなく前記容器(1)内の前
記汁液(9)に一部又は大半が混入する状態で収容する
ことができると共に、前記汁液(9)をゼリー状に凝固
させることで、前記生状食品(A)を定位置に固めるこ
とができ、前記容器(1)内において安定して収容させ
られるし、また、その食品を向上させることができるの
である。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は同断
面図である。 (1)・・・・容器 (9)・・・・汁液 (A)・・・・生状食品
面図である。 (1)・・・・容器 (9)・・・・汁液 (A)・・・・生状食品
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)加熱可能な容器(1)に、生状食品(A)とゼリー
状に凝固する汁液(9)とを、該汁液(9)により、前
記生状食品(A)を固めて収容していることを特徴とす
る即席食品。 2)加熱可能な容器(1)に、凝固材を配合し、加熱処
理した液状の汁液(9)を収容して、該汁液を糊状に半
凝固させた後、生状食品(A)を収容し、然る後前記汁
液(9)をゼリー状に凝固させて、前記生状食品(A)
を固めるようにしたことを特徴とする即席食品の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2153079A JPH0445763A (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 即席食品とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2153079A JPH0445763A (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 即席食品とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445763A true JPH0445763A (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=15554520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2153079A Pending JPH0445763A (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 即席食品とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445763A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH034758A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-10 | Nakata Shokuhin:Kk | 即席麺 |
-
1990
- 1990-06-12 JP JP2153079A patent/JPH0445763A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH034758A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-10 | Nakata Shokuhin:Kk | 即席麺 |
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