JPH0445583A - 相転移型メモリ素子およびその製造方法 - Google Patents

相転移型メモリ素子およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0445583A
JPH0445583A JP2152676A JP15267690A JPH0445583A JP H0445583 A JPH0445583 A JP H0445583A JP 2152676 A JP2152676 A JP 2152676A JP 15267690 A JP15267690 A JP 15267690A JP H0445583 A JPH0445583 A JP H0445583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor layer
insulating film
hole
memory element
phase change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2152676A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2152676A priority Critical patent/JPH0445583A/ja
Publication of JPH0445583A publication Critical patent/JPH0445583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カルコゲナイド系半導体を用いた相転移型メ
モリ素子およびその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、不揮発性メモリ素子として、カルコゲナイド系半
導体を用いた相転移型のメモリ素子が開発されている。
この相転移型メモリ素子は、基本的には一対の電極間に
カルコゲナイド系の半導体層を介在させたもので、この
相転移型メモリ素子としては、従来、第4図に示すよう
な構造のものが知られている。
この相転移型メモリ素子の構造を説明すると、図中1は
ガラス板等からなる絶縁性基板であり、二の基板1上に
は下部電極2とそのライン部2aが形成され、さらにこ
の基板1上には、前記下部電極2およびライン部2aを
覆う層間絶縁膜3が形成されている。この絶縁膜3には
、下部電極2の一部を露出させる開口4が形成されてお
り、この開口4は一般に直径5μm〜10μmの大きさ
に形成されている。そして、カルコゲナイド系の半導体
層5は、前記絶縁膜3の開口4内からその周囲の絶縁膜
上面にわたって形成されており、開口4内の部分の下面
において前記下部電極2の上面に接している。また、前
記絶縁膜3の上には前記半導体層5を覆って上部電極6
が形成されており、前記半導体層5の上面はこの上部電
極6に接している。なお、6aは上部電極6のライン部
である。
この相転移型メモリ素子は、カルコゲナイド系半導体の
アモルファス状態から結晶状態および結晶状態からアモ
ルファス状態への相転移を利用してオン状態とオフ状態
とに書換えられるもので、例えば半導体層5の層厚を0
.3μmとした相転移型メモリ素子は、パルス幅30μ
sec〜200μsec 、 波高5V〜IOVのセッ
トパルスの印加によりオン状態となり、パルス幅0.3
μSeC。
電流値100mAのリセットパルスの印加によりオフ状
態に戻される。すなわち、下部電極2と上部電極6との
間に前記セットパルスを印加すると、この電極2,6間
の半導体層5中に生じるフィラメント状の電流パスAを
流れる電流によりジュール熱が発生して半導体層5の電
流パスA部分がアモルファス状態から結晶状態に相転移
し、電流パスAの抵抗値が低くなってメモリ素子がオン
状態となる。なお、第4図では半導体層5中に生ずる電
流パスAを半導体層5の中央部に図示しているが、この
電流パスAは、半導体層5の最も電流が流れやすい箇所
に形成される。また、カルコゲナイド系半導体は、結晶
化した後は印加電圧を下げてジュール熱をなくしてもア
モルファス状態には戻らず、したがってメモリ素子のオ
ン状態はそのまま保持される。また、電極2.6間に前
記リセットパルスを印加すると、半導体層5の電流パス
A部分が一旦溶融した後その熱を周囲の半導体層5に奪
われて急冷され、この電流バスA部分が結晶状態からア
モルファス状態に戻って電流ノくスAの抵抗値が高くな
り、メモリ素子がオフ状態となる。また、読出しは、電
極2,6の一方に読比しパルスを印加し、メモリ素子の
オン、オフ状態に応じて変化する他方の電極の出力を読
取ることで行なわれる。
ところで、この相転移型メモリ素子においては、その半
導体層5中に生ずるフィラメント状の電流パスAの直径
φは2μm〜3μm程度であり、半導体層5のアモルフ
ァス状態と結晶状態との相転移は電流バスA部分に発生
するだけであるが、半導体層5の相転移領域(電流パス
Aが形成される部分)を除く部分がその全域にわたって
アモルファス状態であれば、半導体層5の相転移領域以
外の部分は常に高抵抗であるから、半導体層5の面積が
どのような大きさであっても、メモリ素子の特性にはほ
とんど差がない。このため従来の相転移型メモリ素子で
は、電極2,6間を絶縁する層間絶縁膜3に直径5μm
〜10μmの大きさの開口4を設けてこの部分全体に半
導体層5を形成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の相転移型メモリ素子は、その
半導体層5中に生ずる電流パスAの直径φが2μm〜3
μm程度であり、この電流パスA部分の半導体が結晶状
態とアモルファス状態とに相転移するため、この相転移
領域の体積が大きく、したがって、半導体層5の相転移
領域を結晶状態からアモルファス状態に戻してメモリ素
子をオン状態からオフ状態に書換えるリセットパルスと
して大きな電流パルス(半導体層5の層厚が0. 3μ
mの場合で100mA)を必要とするという問題をもっ
ていた。
また、前記従来の相転移型メモリ素子は、半導体層5の
相転移領域を除く部分がその全域にわたってアモルファ
ス状態となっていることが必要であるため、その製造時
のプロセス温度に制約があるという問題ももっていた。
これは、相転移型メモリ素子の製造過程においてプロセ
ス温度がカルコゲナイド半導体の結晶化温度(アモルフ
ァス状態から結晶状態に相転移する温度)Tcを越え、
しかもその後に徐冷されると、半導体層5がその全体に
わたって結晶化してしまうためである。なお、半導体層
5が結晶化しても、これを溶融して急冷すれば半導体層
5をアモルファス状態に戻すことができるが、面積の大
きな半導体層5の全体をアモルファス状態に戻すには大
きな電流パルス(例えば半導体層5の幅が10μm1層
厚がQ、3μmの場合は、数100mA)を電極2゜6
間に印加しなければならないため、電極2,6間を絶縁
している絶縁膜3に絶縁破壊を発生させるおそれがある
。このため、従来の相転移型メモリ素子は、前記結晶化
温度Tcを越えないようなプロセス温度で製造されてい
るが、カルコゲナイド半導体の結晶化温度Tcは、この
半導体の組成にもよるが50℃〜200℃であるため、
この温度以下にプロセス温度を抑えるには製造プロセス
の自由度が大きく制約され、したがって、例えば同じ基
板1上に相転移型メモリ素子をマトリックス状に配列形
成するとともにその駆動回路を構成する薄膜トランジス
タを形成する場合に、前記薄膜トランジスタの製造プロ
セスも温度上の制約を受けてしまう。
さらに、前記従来の相転移型メモリ素子は、半導体層5
の面積が大きいため、メモリの素子面積を小さくして集
積度を上げることができないという問題ももっていた。
本発明はこのような実情にかんがみてなされたものであ
って、その目的とするところは、カルコゲナイド系半導
体を結晶状態からアモルファス状態にしてメモリ素子を
オン状態からオフ状態に書換えるリセットパルスの電流
値を小さくすることができるとともに、製造時のプロセ
ス温度の制約もなくして製造プロセスの自由度を広げる
ことができ、しかも素子面積も小さくして集積度を上げ
ることができる相転移型メモリ素子を提供するとともに
、あわせてその製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の相転移型メモリ素子は、絶縁性基板上に形成さ
れた下部電極と、この下部電極を覆って前記基板上に形
成された層間絶縁膜と、この絶縁膜に前記下部電極の一
部に対応させて設けられた貫通孔と、前記絶縁膜上に一
部を前記貫通孔内に充填して形成されるとともに前記絶
縁膜上の部分カ結晶化されたカルコゲナイド系半導体層
と、この半導体層の上に形成された上部電極とからなり
、かつ前記貫通孔の直径を1.5μm−0,1μmの範
囲にしたことを特徴とするものである。
また、本発明の相転移型メモリ素子の製造方法は、絶縁
性基板上に下部電極とこの下部電極を覆う層間絶縁膜を
形成するとともにこの絶縁膜に前記下部電極の一部に対
応させて直径1.5μm〜0.1μmの貫通孔を形成す
る工程と、前記絶縁膜上にカルコゲナイド系半導体層を
堆積させてこの半導体層の一部を前記貫通孔内に充填さ
せるとともに、この後前記半導体層をその融点以上の温
度に加熱して結晶化させる工程と、前記半導体層の上に
上部電極を形成する工程とからなることを特徴とするも
のである。
〔作用〕
すなわち、本発明の相転移型メモリ素子は、下部電極と
上部電極との間を絶縁する層間絶縁膜に、従来の相転移
型メモリ素子においてその半導体層に形成される電流バ
スの直径(2μm〜3μm)より小さな直径(1,5μ
m〜0.1μm)の貫通孔を設け、前記絶縁膜上に形成
したカルコゲナイド系半導体層の一部を前記貫通孔内に
充填するとともに、この半導体層のうち絶縁膜上の部分
を結晶化させることによって、前記半導体層の貫通孔内
の部分を、結晶状態とアモルファス状態とに相転移する
相転移領域としたものであり、この相転移型メモリ素子
によれば、前記半導体層の相転移領域の直径が貫通孔の
直径に相当する小さな径であるため、カルコゲナイド系
半導体を結晶状態からアモルファス状態にしてメモリ素
子をオン状態からオフ状態に書換えるリセットパルスの
電流値を小さくすることができる。なお、本発明におい
て前記貫通孔の直径を1.5μm〜0.1μmの範囲と
しているのは、貫通孔の直径を1.5μmより大きくす
ると、半導体層の貫通孔内に充填された相転移領域の直
径が大きくなってリセットパルスの電流値をあまり小さ
くすることができなくなり、また貫通孔の直径を0.1
μmより小さくすると、前記相転移領域の直径が小さく
なりすぎて安定した相転移が得られなくなるためである
。また、この相転移型メモリ素子では、半導体層の貫通
孔内に充填された相転移領域の直径が従来の相転移型メ
モリ素子においてその半導体層に形成される電流パスの
直径より小さいため、相転移領域の全域が電流バスとな
ってこの相転移領域全体がアモルファス状態と結晶状態
とに相転移するから、半導体層の相転移領域の初期状態
は結晶状態でもアモルファス状態でもよ<、シたがって
、その製造過程でプロセス温度が半導体の結晶化温度を
越えても構わないから、製造時のプロセス温度の制約も
なくして製造プロセスの自由度を広げることができる。
しかも、この相転移型メモリ素子では、半導体層の相転
移領域の直径が小さいため、素子面積も小さくして集積
度を上げることができる。
また、本発明の相転移型メモリ素子の製造方法によれば
、層間絶縁膜に下部電極の一部に対応させて直径1.5
μm〜0.1μmの貫通孔を形成し、この絶縁膜上およ
びその貫通孔内にカルコゲナイド系の半導体層を堆積さ
せてこの半導体層の一部を前記貫通孔内に充填させた後
に、この半導体層をその融点以上の温度に加熱して結晶
化させているから、絶縁膜上に一部を貫通孔内に充填し
て半導体層を形成するとともに、この半導体層の絶縁膜
上の部分を結晶化させた前記相転移型メモリ素子を製造
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの実施例の相転移型メモリ素子の断面図であ
り、ガラス板等からなる絶縁性基板11の上には下部電
極12およびそのライン部12aが形成され、さらにこ
の基板11上には、前記下部電極12およびライン部1
2aを覆う層間絶縁膜13が0.1em−0,5μmの
厚さに形成されている。この層間絶縁膜13は、下部電
極12に対応する部分に直径が2μm〜5μm程度−の
円形開口14を形成した基板はぼ全面を覆う第1の絶縁
膜13aと、この第1の絶縁膜13aの開口14内に第
1の絶縁膜13aと同じ膜厚に形成された第2の絶縁膜
13bとからなっており、前記第2の絶縁膜13bの中
央には、直径aが1,5μm〜0.1μmのほぼ円形な
貫通孔15が形成されている。そして、前記層間絶縁膜
13の上には、カルコゲナイド系半導体層16が形成さ
れており、この半導体層16の一部は前記貫通孔15内
に密に充填されて、その下端面において前記下部電極1
2に接している。また、この半導体層16のうち、絶縁
膜13上の部分は、貫通孔15上の部分を含む全域にわ
たって結晶化されており、この結晶化領域161の上面
は平坦面とされ、その層厚は、貫通孔15の周囲におい
て3μm〜0.2μmとなっている。また前記半導体層
16の貫通孔15内に充填された部分は、結晶状態とア
モルファス状態との相転移する相転移領域16bとされ
ており、この相転移領域16bの半導体の初期状態は、
結晶状態またはアモルファス状態となっている。なお、
カルコゲナイド系半導体としては、例えばGe−Te、
In、−3e。
Sb −Ge−Te等の各種組成の半導体があり、この
実施例でもこれら半導体を用いて前記半導体層15を形
成している。また、前記半導体層16の上(結晶化領域
16aの上)には、上部電極17とそのライン部17a
が形成されており、半導体層16の結晶化領域16aは
、上部電極17およびそのライン部17aと同一パター
ンに形成されている。
第2図は前記相転移型メモリ素子の製造工程図であり、
この相転移型メモリ素子は次のようにして製造される。
まず、第2図(a)に示すように、基板11上にCr等
の金属膜を堆積し、この金属膜をフォトリングラフィ法
によりパターニングして下部電極12とそのライン部1
2aを形成する。
次に、第2図(b)に示すように、前記基板11上にそ
の全面にわたってSiNまたは8102等の第1の絶縁
膜13aを0.1μm〜0.5μmの厚さに堆積させる
次に、第2図(c)に示すように、前記第1の絶縁膜1
3aの下部電極12と対応する部分に、フォトリングラ
フィ法によって直径すが2μm〜5μm程度の円形開口
14を形成する。
次に、第2図(d)に示すように、第1の絶縁膜13a
の上とその開口14の壁面およびこの開口14内に露出
した下部電極12の上に第2の絶縁膜13bを堆積させ
る。なお、この第2の絶縁膜13bの材質は任意でよい
が、例えば、第1の絶縁膜13aと同じ絶縁材料(Si
 NまたはS i O2等)とする。この第2の絶縁膜
13bの堆積厚さは、前記開口14の中心部に、カルコ
ゲナイド系半導体を充填する貫通孔15の直径aに相当
する径の縦穴部15′を残す厚さに制御する。
また、この第2の絶縁膜13bの堆積はCVD法によっ
て行なう。このCVD法による被膜の堆積では、原料ガ
スが被膜堆積面の表面で化学反応し、膜となって成長す
るため、第2の絶縁膜13bは、第1の絶縁膜13aの
上面および下部電極12の上面にも、また開口14の壁
面にも、これらの面に対して垂直な方向にそれぞれ均一
な膜厚dに堆積する。
次に、第2図(e)に示すように、前記第2の絶縁膜1
3bを、基板11面に対して垂直な方向にエツチングが
進行するエツチング条件で第1の絶縁膜13aおよび下
部電極12の上面を露出させるまでエツチングバックす
る。この第2の絶縁膜13bのエツチングバックは、R
IE法またはスパッタエツチング法等の異方性エツチン
グで行なう。このように第2の絶縁膜13bを異方性エ
ツチングによってエツチングバックすると、第2の絶縁
膜13bのうち、第1の絶縁膜13gの上面に堆積した
部分と、前記縦穴部15′の底部分がエツチング除去さ
れ、最終的に、開口14の壁面に堆積した絶縁膜13b
だけが残るとともに、前記縦穴部15′が下部電極12
に達する貫通孔15となる。なお、前記貫通孔4の直径
aは、a−b−2xdであり、例えば第1の絶縁膜13
aにフォトリソグラフィ法で形成した開口14−の直径
すを3μmとし、この開口14の壁面に残す第2の絶縁
膜13bの膜厚dを1.45μmとすると、貫通孔4の
直径aは、a−3−2x1.45μm−0,1μmとな
る。
このようにして、第1の絶縁膜13aと貫通孔15を有
する第2の絶縁膜13bとからなる層間絶縁1113を
形成した後は、第2図(f)に示すように、前記層間絶
縁膜13上およびその貫通孔15内にカルコゲナイド系
半導体層16をCVD法等により堆積させ、前記貫通孔
15内に前記半導体層16を充填する。なお、この場合
、前記貫通孔15のアスペクト比、すなわち孔高(層間
絶縁膜13の膜厚)hと孔径aとの比(h/a)が1程
度以上であると、貫通孔15内に堆積する半導体層16
が貫通孔15内に完全に充填されずに、この半導体層・
16中に第2図(f)に示すような空孔Sができること
がある。ただし、貫通孔15のアスペクト比(h/a)
が1以下であれば、貫通孔15内に半導体を完全に充填
させることができる。
次に、第2図(g)に示すように、堆積させた半導体層
16をその融点以上の温度に加熱(リフロー)して、貫
通孔15内に半導体を完全に充填するととも絶縁膜13
上の半導体層16の上面を平坦面にし、次いで半導体層
16を徐冷して、この半導体層16をその全体にわたっ
て結晶化させる。すなわち、半導体層16をその融点以
上の温度に加熱すると、半導体層16が流動状態となっ
て絶縁膜13上の半導体が貫通孔15に流入するから、
半導体層16の堆積時における貫通孔15内への半導体
の充填が第2図(f)に示したように不完全であっても
、貫通孔15内に半導体を完全に充填して、貫通孔15
内に緻密な膜質の半導体層16を形成することができる
し、また半導体層16をその融点以上の温度に加熱した
後に徐冷すると、この半導体層16が結晶状態となる。
次に、第2図(h)に示すように、前記半導体層16の
結晶化領域16aの上にC「等の金属膜Mを堆積させる
次に、この金属膜Mをフォトリソグラフィ法によりバタ
ーニングして、下部電極17とそのライン部17aを形
成し、次いで前記半導体層16の結晶化領域16aを下
部電極17およびそのライン部17aの形状にパターニ
ングして、相転移型メモリ素子を完成する。
なお、このようにして製造された相転移型メモリ素子は
、その半導体層16の相転移領域16b(貫通孔15内
の半導体層)が結晶状態となっているが、製造後に下部
電極12と上部電極17との間に後述するリセットパル
スを印加すれば、前記相転移領域16bを結晶状態から
アモルファス状態に相転移させることができるから、前
記相転移領域16bの初期状態は、結晶状態にもアモル
ファス状態にも設定することができる。
すなわち、この実施例の相転移型メモリ素子は、下部電
極12と上部電極17との間を絶縁する層間絶縁膜13
に、従来の相転移型メモリ素子においてその半導体層に
形成される電流バスの直径(2μm〜3μm)より小さ
な直径(1,5μm〜0.1μm)の貫通孔15を設け
、前記絶縁膜13上に形成したカルコゲナイド系半導体
層16の一部を前記貫通孔15内に充填するとともに、
この半導体層16の絶縁膜13上の部分を結晶化させる
ことによって、前記半導体層16の貫通孔15内の部分
を、結晶状態とアモルファス状態とに相転移する相転移
領域16bとしたものであり、半導体層16の相転移領
域16bの初期状態がアモルファス状態である相転移型
メモリ素子は、例えばパルス幅30 、czsec 〜
200 usec 、波高5V〜IOVのセットパルス
(従来の相転移型メモリ素子のセットパルス)の印加に
より半導体層16の相転移領域16bが結晶化してオン
状態となり、パルス幅0.3μsec、電流値56.3
mA〜0.25mAのリセットパルスの印加により前記
相転移領域16bがアモルファス状態に戻ってオフ状態
になる。また、半導体層16の相転移領域16bの初期
状態が結晶状態である相転移型メモリ素子は、前記リセ
ットパルスの印加により相転移領域16bがアモルファ
ス化してオフ状態になり、前記リセットパルスの印加に
より一相転移領域16bがアモルファス状態に戻ってオ
フ状態になる。
前記半導体層16のうち貫通孔15内の部分(相転移領
域16b)だけが結晶状態とアモルファス状態とに相転
、移する理由を説明すると、この相転移型メモリ素子に
おいても、半導体層16中に生ずる電流バスは、貫通孔
15内の相転移領域16bと、絶縁膜13上の結晶化領
域16aのうちの貫通孔13上の部分に形成されるが、
絶縁膜上の結晶化領域16aに形成される電流バスは従
来の相転移型メモリ素子と同様な直径φ(φ−2μm〜
3μm)に形成されるのに対し、貫通孔13内の相転移
領域16bに形成される電流バスは、貫通孔の直径a 
(1,5am−0,1μm)以上にはならないため、前
記電流バスを流れる電流の密度が相転移領域16bにお
いて高くなる。
そして、下部電極12と上部電極17との間に半導体層
16を結晶状態からアモルファス状態に相転移させるた
めのリセットパルスを印加したときに半導体層16中に
生ずるジュール熱は、前記電流バスのうち、電流密度が
高い部分に発生するため、貫通孔15内の相転移領域1
6bその全域がジュール熱により溶融するが、この相転
移領域16bの上の結晶化領域16aは、相転移領域1
6bとの境界付近が溶融するだけで、それより上の大部
分の領域は溶融しない。したがって、前記リセットパル
スの印加により溶融し、この後周囲の絶縁膜13に熱を
奪われて急冷してアモルファス化するのは、貫通孔15
内の相転移領域16bだけであり、その上の結晶化領域
16aは結晶状態を維持する。なお、この場合、リセッ
トパルスの電流値が高すぎると、電流バスの径が大きい
結晶化領域16aにもこれを溶融させるジュール熱が発
生して結晶化領域16aもアモルファス化するおそれが
あるが、リセットパルスの電流値をある程度の値以下に
抑えれば、結晶化領域16aをアモルファス化させてし
まうことはない。
なお、前記相転移領域16bをアモルファス状態から結
晶状態に相転移させるためのセ・ソトノくルスを印加し
たときは、このセットパルスのパルス幅が例えばパルス
幅30μSee〜200μ5eCs波高が5V〜10v
であるため、相転移領域16bだけでなくその上の結晶
化領域16aも溶融することがあるが、半導体のアモル
ファス状態から結晶状態への相転移は溶融後徐冷するこ
とで行なわれるから、結晶化領域16aが溶融したとし
ても、この結晶化領域16aはその後の徐冷により再び
結晶状態になるだけである。
なお、前記半導体層16の結晶化領域16aは、上部電
極17のライン部17aの下にもこれと同一パターンに
形成されているが、この結晶化領域16aは結晶化され
た低抵抗の層であるため、前記ライン部17aの一部と
見なせるし、また、結晶化領域16aが低抵抗であって
も、電流のほとんどは、さらに抵抗値の小さい金属から
なるライン部17aを流れるから、ライン部17aの下
の結晶化領域16aがアモルファス状態に相転移するこ
とはない。
そして、この相転移型メモリ素子によれば、前記半導体
層16の結晶状態とアモルファス状態とに相転移する領
域が、貫通孔15内の相転移領域16bだけであり・、
この相転移領域16bの直径は貫通孔15の直径aに相
当する小さな径であるため、カルコゲナイド系半導体を
結晶状態からアモルファス状態にしてメモリ素子をオン
状態からオフ状態に書換えるリセットパルスの電流値を
小さくすることができる。
すなわち、下記の表は、半導体層16の相転移領域16
bの厚さ(貫通孔15の孔高)を0. 3μmにした場
合の、相転移領域16bの直径と、この相転移領域16
bを結晶状態からアモルファス状態に相転移させるのに
必要なリセットパルスこの表のように、半導体層16の
相転移領域16bの直径が従来の相転移型メモリ素子に
おいてその半導体層に形成される電流パスの直径と同程
度(2μm)である場合は、相転移領域16bを結晶状
態からアモルファス状態に相転移さ−せるのに必要なリ
セットパルスの電流値は100mAと従来の相転移型メ
モリ素子とほぼ同じであるが、相転移領域16bの直径
を1.5μmにすると、前記リセットパルスの電流値は
56.3mAと、従来の相転移型メモリ素子のほぼ1/
2程度ですみ、さらに相転移領域16bの直径を小さく
すると、リセットパルスの電流値もさらに小さくてすむ
なお、この実施例において、前記貫通孔15の直径aを
1.5μm〜0.1μmの範囲としているのは、貫通孔
15の直径aを1,5μmより大きくすると、半導体層
16の相転移領域16bの直径が大きくなってリセット
パルスの電流値をあまり小さくすることができなくなり
、また貫通孔15の直径を0.1μmより小さくすると
、前記相転移領域16bの直径が小さくなりすぎて安定
した相転移が得られなくなるためである。
また、この相転移型メモリ素子では、この相転移型メモ
リ素子では、半導体層16の貫通孔15内に充填された
相転移領域16bの直径が従来の相転移型メモリ素子に
おいてその半導体層に形成される電流パスの直径より小
さいため、相転移領域16bの全域が電流パスとなって
この相転移領域全体がアモルファス状態と結晶状態とに
相転移するから、半導体層16の相転移領域16bの初
期状態は結晶状態でもアモルファス状態でもよく、した
がって、その製造過程でプロセス温度が半導体の結晶化
温度を越えても構わないから、製造時のプロセス温度の
制約もなくして製造プロセスの自由度を広げることがで
きる。したがって、例えば同じ基板11上に相転移型メ
モリ素子をマトリックス状に配列形成するとともにその
駆動回路を構成する薄膜トランジスタを形成する場合で
も、前記薄膜トランジスタの製造プロセスに温度上の制
約を受けることはない。
しかも、この相転移型メモリ素子では、半導体層16の
相転移領域16bの直径が小さいため、素子面積も小さ
くして集積度を上げることができる。
また、前記実施例の相転移型メモリ素子の製造方法では
、層間絶縁膜13に下部電極12の一部に対応させて直
径1.5μm〜0.1μmの貫通孔14を形成し、この
絶縁膜13上およびその、貫通孔15内にカルコゲナイ
ド系の半導体層16を堆積させた後に、この半導体層1
6をその融点以上の温度に加熱して結晶化させているか
ら、絶縁膜13上に一部を貫通孔15内に充填して半導
体層16を形成するとともに、この半導体層16の絶縁
膜13上の部分を結晶化させた前記相転移型メモリ素子
を製造することができる。
しかも、この実施例の製造方法では、層間絶縁膜13に
設ける貫通孔15を、まず第1の絶縁膜1B&を形成し
てこの第1の絶縁膜13aに開口14を形成し、この開
口14の壁面に第2の絶縁膜13−bを堆積させる方法
で形成しているため、前記第2の絶縁膜13bの堆積厚
さを制御することで、直径aが1.5μm〜0.1μm
の非常に小さな貫通孔15を形成することができる。
また、前記実施例の製造方法では、前記絶縁膜13上お
よびその貫通孔14内にカルコゲナイド系の半導体層1
6を堆積させた後、この半導体層16をその融点以上の
温度に加熱して結晶化させているため、半導体層16の
堆積時における貫通孔15内への半導体の充填が不完全
であっても、半導体層16の結晶化時に絶縁膜13上の
半導体を貫通孔15に流入させて貫通孔15内に半導体
を完全に充填し、貫通孔15内に緻密な膜質の半導体層
16を形成することができる。
なお、前記実施例では、層間絶縁膜13に設ける貫通孔
15を、第1の絶縁膜13aに形成した開口14の壁面
に第2の絶縁膜13bを堆積させる方法で形成している
が、この貫通孔15はフォトリソグラフィ法によって形
成してもよく、現在のフォトリソグラフィ技術でも、1
μmより僅かに小さい孔径までの貫通孔の形成は可能で
ある。
第3図は貫通孔15をフォトリソグラフィ法によって形
成した相転移型メモリ素子の実施例を示しており、この
実施例は、層間絶縁膜13を単一の絶縁膜とし、この絶
縁膜13にフォトリソグラフィ法によって貫通孔15を
形成したもので−ある。
〔発明の効果〕
本発明の相転移型メモリ素子は、下部電極と上部電極と
の間を絶縁する層間絶縁膜に、従来の相転移型メモリ素
子においてその半導体層に形成される電流パスの直径(
2μm〜3μm)より小さな直径(1,5μm−0,1
μm)の貫通孔を設け、前記絶縁膜上に形成したカルコ
ゲナイド系半導体層の一部を前記貫通孔内に充填すると
ともに、この半導体層のうち絶縁膜上の部分を結晶化さ
せることによって、前記半導体層の貫通孔内の部分を、
結晶状態とアモルファス状態とに相転移する相転移領域
としたものであるから、カルコゲナイド系半導体を結晶
状態からアモルファス状態にしてメモリ素子をオン状態
からオフ状態に書換えるリセットパルスの電流値を小さ
くすることができる。また、半導体層の貫通孔内に充填
された相転移領域の直径が従来の相転移型メモリ素子に
おいてその半導体層に形成される電流パスの直径より小
さいため、相転移領域の全域が電流パスとなってこの相
転移領域全体がアモルファス状態と結晶状態とに相転移
するから、半導体層の相転移領域の初期状態は結晶状態
でもアモルファス状態でもよ<、シたがって、その製造
過程でプロセス温度が半導体の結晶化温度を越えても構
わないから、製造時のプロセス温度の制約もなくして製
造プロセスの自由度を広げることができる。しかも、こ
の相転移型メモリ素子では、半導体層の相転移領域の直
径が小さいため、素子面積も小さくして集積度を上げる
ことができる。
また、本発明の相転移型メモリ素子の製造方法によれば
、層間絶縁膜に下部電極の一部に対応させて直径1.5
μm〜0.1μmの貫通孔を形成し、この絶縁膜上およ
びその貫通孔内にカルコゲナイド系の半導体層を堆積さ
せてこの半導体層の一部を前記貫通孔内に充填させた後
に、この半導体層をその融点以上の温度に加熱して結晶
化させているから、絶縁膜上に一部を貫通孔内に充填し
て半導体層を形成するとともに、この半導体層の絶縁膜
上の部分を結晶化させた前記相転移型メモリ素子を製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す相転移型
メモリ素子の断面図およびその製造工程図、第3図は本
発明の他の実施例を示す相転移型メモリ素子の断面図、
第4図は従来の相転移型メモリ素子の断面図である。 11・・・基板、12・・・下部電極、13・・・層間
絶縁膜、13a・・・第1の絶縁膜、13b・・・第2
の絶縁膜、14・・・開口、15・・・貫通孔、16・
・・カルコゲナイド系半導体層、16g・・・結晶化領
域、16b・・・相転移領域、17・・・上部電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性基板上に形成された下部電極と、この下部
    電極を覆って前記基板上に形成された層間絶縁膜と、こ
    の絶縁膜に前記下部電極の一部に対応させて設けられた
    貫通孔と、前記絶縁膜上に一部を前記貫通孔内に充填し
    て形成されるとともに前記絶縁膜上の部分が結晶化され
    たカルコゲナイド系半導体層と、この半導体層の上に形
    成された上部電極とからなり、かつ前記貫通孔の直径を
    1.5μm〜0.1μmの範囲にしたことを特徴とする
    相転移型メモリ素子。
  2. (2)絶縁性基板上に下部電極とこの下部電極を覆う層
    間絶縁膜を形成するとともにこの絶縁膜に前記下部電極
    の一部に対応させて直径1.5μm〜0.1μmの貫通
    孔を形成する工程と、前記絶縁膜上にカルコゲナイド系
    半導体層を堆積させてこの半導体層の一部を前記貫通孔
    内に充填させるとともに、この後前記半導体層をその融
    点以上の温度に加熱して結晶化させる工程と、前記半導
    体層の上に上部電極を形成する工程とからなることを特
    徴とする相転移型メモリ素子の製造方法。
JP2152676A 1990-06-13 1990-06-13 相転移型メモリ素子およびその製造方法 Pending JPH0445583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152676A JPH0445583A (ja) 1990-06-13 1990-06-13 相転移型メモリ素子およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152676A JPH0445583A (ja) 1990-06-13 1990-06-13 相転移型メモリ素子およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0445583A true JPH0445583A (ja) 1992-02-14

Family

ID=15545675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2152676A Pending JPH0445583A (ja) 1990-06-13 1990-06-13 相転移型メモリ素子およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0445583A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003050872A1 (en) * 2001-12-12 2003-06-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nonvolatile memory
KR100448908B1 (ko) * 2002-09-03 2004-09-16 삼성전자주식회사 상전이 기억 소자 구조 및 그 제조 방법
JP2004266167A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Sharp Corp 不揮発性記憶素子、不揮発性記憶回路、不揮発性記憶カードおよび記録再生装置
JP2004311015A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Samsung Electronics Co Ltd 低電流高速相変化メモリ素子及びその駆動方法
JP2005522045A (ja) * 2002-04-04 2005-07-21 株式会社東芝 相変化メモリ装置
US7023014B2 (en) 2002-07-11 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile memory and fabrication method thereof
KR100653701B1 (ko) * 2004-08-20 2006-12-04 삼성전자주식회사 반도체 소자의 작은 비아 구조체 형성방법 및 이를 사용한상변화 기억 소자의 제조방법
JP2007103906A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Hynix Semiconductor Inc 相変化記憶素子及びその製造方法
JP2007512691A (ja) * 2003-11-28 2007-05-17 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト 半導体集積メモリーおよび半導体集積メモリーの製造方法
JP2009010337A (ja) * 2007-04-26 2009-01-15 Qimonda Ag スペーサ材料層を有する集積回路
US7498064B2 (en) 2004-08-02 2009-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Laser reflowing of phase changeable memory element to close a void therein
KR101480292B1 (ko) * 2008-03-17 2015-01-12 삼성전자주식회사 상변화막을 포함하는 반도체 소자의 형성 방법

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6844564B2 (en) 2001-12-12 2005-01-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile memory
US7291857B2 (en) 2001-12-12 2007-11-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile memory
WO2003050872A1 (en) * 2001-12-12 2003-06-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nonvolatile memory
JP2005522045A (ja) * 2002-04-04 2005-07-21 株式会社東芝 相変化メモリ装置
US8384059B2 (en) 2002-04-04 2013-02-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Phase-change memory device
US8269207B2 (en) 2002-04-04 2012-09-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory device having variable resistance memory cells disposed at crosspoint of wirings
US7989789B2 (en) 2002-04-04 2011-08-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Phase-change memory device that stores information in a non-volatile manner by changing states of a memory material
JP4660095B2 (ja) * 2002-04-04 2011-03-30 株式会社東芝 相変化メモリ装置
US7023014B2 (en) 2002-07-11 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile memory and fabrication method thereof
KR100448908B1 (ko) * 2002-09-03 2004-09-16 삼성전자주식회사 상전이 기억 소자 구조 및 그 제조 방법
JP2004266167A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Sharp Corp 不揮発性記憶素子、不揮発性記憶回路、不揮発性記憶カードおよび記録再生装置
JP2004311015A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Samsung Electronics Co Ltd 低電流高速相変化メモリ素子及びその駆動方法
JP4659753B2 (ja) * 2003-11-28 2011-03-30 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト 半導体集積メモリーおよび半導体集積メモリーの製造方法
JP2007512691A (ja) * 2003-11-28 2007-05-17 インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト 半導体集積メモリーおよび半導体集積メモリーの製造方法
US7498064B2 (en) 2004-08-02 2009-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Laser reflowing of phase changeable memory element to close a void therein
US7575776B2 (en) 2004-08-02 2009-08-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Reflowing of a phase changeable memory element to close voids therein
KR100653701B1 (ko) * 2004-08-20 2006-12-04 삼성전자주식회사 반도체 소자의 작은 비아 구조체 형성방법 및 이를 사용한상변화 기억 소자의 제조방법
JP2007103906A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Hynix Semiconductor Inc 相変化記憶素子及びその製造方法
JP2009010337A (ja) * 2007-04-26 2009-01-15 Qimonda Ag スペーサ材料層を有する集積回路
KR101480292B1 (ko) * 2008-03-17 2015-01-12 삼성전자주식회사 상변화막을 포함하는 반도체 소자의 형성 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7214632B2 (en) Using selective deposition to form phase-change memory cells
US6586761B2 (en) Phase change material memory device
US9876166B2 (en) Phase change memory cell and manufacturing method thereof using minitrenches
US6284643B1 (en) Electrical and thermal contact for use in semiconductor devices
US7372166B2 (en) Sublithographic contact structure, phase change memory cell with optimized heater shape, and manufacturing method thereof
KR101009512B1 (ko) 상 변화 전류 밀도 제어 구조
US20050121659A1 (en) Non-volatile memory and the fabrication method thereof
JPH0445583A (ja) 相転移型メモリ素子およびその製造方法
US20050001284A1 (en) Self-aligned process for manufacturing a phase change memory cell and phase change memory cell thereby manufactured
JP2006229238A (ja) 相変化メモリ素子及びその製造方法
JP2879749B2 (ja) 相転移型メモリ素子およびその製造方法
JPH0445584A (ja) 相転移型メモリ素子およびその製造方法
US5128732A (en) Stacked semiconductor device
US20050184282A1 (en) Phase change memory cell and method of its manufacture
JPH1065174A (ja) 薄膜トランジスタおよびその製造方法
KR20050111469A (ko) 상변환기억 소자의 형성방법
WO2023104550A1 (en) Global heater for phase change memory
KR100895797B1 (ko) 상변화 소자 및 그 제조 방법
JP2007073855A (ja) 半導体薄膜の製造方法、電子デバイスの製造方法及び液晶表示デバイスの製造方法
TWI835235B (zh) 相變化記憶體之全域加熱器
US3956042A (en) Selective etchants for thin film devices
JP3325629B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100647062B1 (ko) 금속 덴드라이트를 이용하여 상변화 재료층과의 접촉면적을감소시킨 상변화 메모리 소자 및 그 제조방법
JP2003309068A (ja) 半導体膜の形成方法および半導体膜、並びに半導体装置の製造方法および半導体装置
JPH0223654A (ja) 半導体装置