JPH0445509A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JPH0445509A
JPH0445509A JP15492790A JP15492790A JPH0445509A JP H0445509 A JPH0445509 A JP H0445509A JP 15492790 A JP15492790 A JP 15492790A JP 15492790 A JP15492790 A JP 15492790A JP H0445509 A JPH0445509 A JP H0445509A
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JP
Japan
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electrode
width
area
electrodes
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP15492790A
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English (en)
Inventor
Norio Suzuki
規夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0445509A publication Critical patent/JPH0445509A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明はコンデンサに関し、詳しく言えば電極の位置
ずれに伴う静電容量のばらつきを小さく抑える高精度の
コンデンサの電極構造に関する。
(ロ)従来の技術 ]ンデンサの静電容量Cは、電極の重なり面積をS、電
極間の間隔をd、電極間の誘電率をεとすると、 C−ε・S/d で表される。従って、電極の位置ずれによる面積Sのば
らつきは、直ちに静電容量Cに反映することになる。
コンデンサの電極位置ずれを起こさせる要因としては種
々のものが考えられる。例えば、電極を形成した誘電体
シートを多数積層してなる積層コンデンサにおいては、
積層の際に適用される積層機の機械的精度が大きな要因
となる。
従来、このような電極の位置ずれによる静電容量のばら
つきを小さく抑えるコンデンサとしては、特開昭56−
71919号公報記載のものが知られている。このコン
デンサは、第4図(a)に示すような形状の電極11.
12を、誘電体13を挾んで重ね合わせたものである。
電極11.12は、矩形状であり主要な重なり面積S、
を生しさせている。電極11.12には、それぞれ電極
取出部11d、12dが連設される。電極取出部lid
、12dの幅は、電極11.12の幅Wの%に設定され
る。さらに、一方の電極と他方の電極の取出部、すなわ
ち12とlid及び11と12dには、それぞれ重なり
面積Sb、Scを生じている。
この従来のコンデンサでは、第4図(b)に示すように
、電極取出方向Xに電極の位置ずれが生じても、面積S
3の減少分と、面積S5、Scの増加分とが等しくなり
、結局実質的な重なり面積S。
+sb +3cは変化しない。図示しないが、 X方向
に逆の位置ずれが生した場合でも、面積S。
の増加分と、面積S1、Scの減少分とは等しくなり、
やはり実質的な重なり面積3.+Sb+Scは変化しな
い。いずれにせよ、電極の位置ずれによる、静電容量の
ばらつきを小さく抑えることができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記積層コンデンサの製造に通用される積層機は、機械
的精度がすべての方向について均一であるわけではなく
、電極取出方向の機械的精度が高いもの、逆に電極取出
方向の機械的精度の低いものと様々である。
上記従来のコンデンサは、第4図(1))に示すように
、電極取出方向Xに機械的精度の低い積層機の場合には
有効であるものの、電極取出方向Xに直交する方向Yに
、機械的精度の低い積層機の場合には、第4図(C)に
示すように、面積S、の減少分はもはや補填されず、静
電容量のばらつきを抑えることはできない。
この発明は、上記に鑑みなされたものであり、いずれの
方向に電極の位置ずれがあっても、静電容量のばらつき
を抑え得るコンデンサの提供を目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明のコンデンサの構成を一実施例に対応する第1
図を用いて説明すると、矩形状の第1の電極1と第2の
電極2とを備え、第2の電極2の幅は、第1の電極1の
幅Wより位置ずれ余裕幅ΔWだけ大きくされ、これら第
1の電極1と第2の電極2とを誘電体3を介して重ねる
と共に、第1の電極l及び第一2の電極2には、幅が第
1の電極1の幅Wの半分の電極取出部1a、2aがそれ
ぞれ連設され、第1の電極1の電極取出部1aと第2の
電極2の電極取出部2aとは反対方向に一位置し、第1
の電極1の電極取出部1aと第2の電極2間、及び第2
の電極2の電極取出部2aと第1の電極1間に、それぞ
れ重なり面積St、Stを生じさせてなるものである。
(ホ)作用 この発明のコンデンサの作用を、やはり第1図を用いて
説明する。
第1図(b)は、電極取出方向Xに、ΔX電極1.2の
位置ずれがあった場合を示している。電極1.2間の玉
要な車なり面積S0は、WΔX減少することになるが、
その分面積S、 、S2は、それぞれzWΔXずつ増加
することになり、実質的な重なり面積S (−3゜+S
、+S、)は、位置ずれのない第1図(a)の場合と同
しである。図示しないが、電極取出方向Xの逆方向につ
いて位置すれがあった場合にも、面積S0の増加分と、
面積S1、S2の減少分が等しくなり、実質的な重なり
面積Sは変化しない。
第1図(C)は、電極取出方向Xと直交する方向Yに、
電極の位置ずれΔYがあった場合を示している。ΔYが
ΔWの範囲内であるならば、面積30は変化することは
ない。もちろん、面積S、 、S。
も変化しないから、実質的な重なり面積Sも変化しない
さらに、図示しないがX方向、X方向に同時に位置ずれ
ΔX、ΔYが生しても、平行な位置ずれである限り、実
質的な重なり面積Sの変化が防止される。従って、いず
れの方向に電極の位置ずれが生しても、静電容量のばら
つきを小さく抑えることが可能となる。
(へ)実施例 この発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて以下
に説明する。
この実施例は積層コンデンサに本発明を適用したもので
あり、第2回は、実施例コンデンサの縦断面図、第3図
は、同コンデンサの積層状態を説明する図である。この
コンデンサは、それぞれ電極1.2を形成したセラミッ
クシート3a、3bを交互に積層したものである(第3
図参照)、電極1.2は、白金、パラジウムまたはこれ
らの合金よりなる貴金属ペーストをスクリーン印刷して
形成される矩形状のものである。電極1.2には、それ
ぞれ電極取出部1a、2aが連設されており、互いに逆
方向に取り出される。
セラミックシー)3a、3bは、図示しない積層機より
積層され、加熱圧着した後、例えば1300°C程度の
温度で焼成される。セラミンクシート3a、3bは一体
となり、誘電体セラミック3を構成する(第2図参照)
。誘電体セラミック3の側面には、それぞれ電極取出部
1a、・・・ 1a及び2a、・・・、2aと導通ずる
取出電極4.5が形成される。
第1図(a)は、電極1.20重なり状態を説明する図
である。を極1.2は、共に矩形状であり、電極1の幅
はW、電極2の幅は、このWに位置すれ余裕幅ΔW、Δ
Wを加えたものとなっている。
電極1.2間には、主要な重なり面積30が生じている
電極取出部1a、2aの幅は、’Awに設定される。電
極取出部1aは、電極2とΔlの範囲にわたり重なり、
重なり面積Slを生じている。また、電極取出部2aは
、電極1とΔlの範囲にわたり重なり、重なり面積S2
を生じさせている。前記S0にこのS、 、S、を加え
た面積(So +s。
+S2)が実質的な重なり面積Sとなる。なお、電極の
長さ及び幅Wの値は、誘電体3の誘電率等を考慮して定
められる。
第1図(b)は、電極取出方向XにΔXの位置ずれが生
じた場合を示している。この位置ずれΔXにより、面積
S0はWΔXだけ減少することになる。
一方、面積S、、S、は、それぞれ′/2WΔX増加す
る。従って、面積S。の減少分(WΔX)と、面積S、
 、S、の増加分(2X +AWΔX)が相殺され、実
質的な重なり面積Sは変化せず、#!電電量量ばらつき
が抑えられる。電極取出方向Xの逆方向のずれの場合も
同様である。
第1図(C)は、−電極取出方向Xに直交する方向Yに
、位置ずれΔYが生じた場合を示している。ΔYがΔW
の範囲内に収まる限り、面積50は変化せず、面積S、
 、S、の面積も変化しないか−ら、静電容量のばらつ
きは抑えられる。
さらに、図示しないが、X方向、X方向の位置ずれが同
時におきても、平行な位置ずれである限り、実質的な重
なり面積Sは変化せず、静電容量のばらつきを抑えるこ
とが可能となる。
なお、誘電体はセラミックに限定されるものではなく、
マイカやガラス等適宜変更可能である。
(ト)発明の詳細 な説明したように、この発明のコンデンサは、矩形状の
第1の電極と第2の電極とを備え、第2の電極の幅は、
第1の電極の幅より位置ずれ余裕幅だけ大きくされ、こ
れら第1の電極と第2の電極を誘電体を介して重ねると
共に、第1の電極及び第2の電極には、幅が第1の電極
幅の半分の電極取出部がそれぞれ連設され、第1の電極
の電極取出部と第2の電極の電極取出部とは反対方向に
位置し、第1の電極の電極取出部と第2の電極間、及び
第2の電極の電極取出部と第1の電極間に、それぞれ重
なり面積を生じさせてなるものであるから、いずれの方
向に電極の位置ずれが生じても、静電容量のばらつきを
小さく抑えることができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、第1図(b)及び第1図(C)ハ、ツレ
ツレこの発明の一実施例に係るコンデンサの電極の重な
り状態を説明する図、第2閲は、同コンデンサの縦断面
図、第3Vは、同コンデンサの積層状態を説明する図、
第4図(a)、第4図(b)及び第4閲(C)は、それ
ぞれ従来のコンデンサを説明する図である。 1:第1の電極、   2:第2の電極、1a・2a:
電極取出部、 3:誘電体セラミック、 W:電極幅、ΔW:位置ずれ余裕幅。 第 図 (a) 1a2a:電樺駅出1p 第 図(C) 第 図 第 図 ハ 第 図 (a) 第 図 (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)矩形状の第1の電極と第2の電極とを備え、第2
    の電極の幅は、第1の電極の幅より位置ずれ余裕幅だけ
    大きくされ、これら第1の電極と第2の電極を誘電体を
    介して重ねると共に、第1の電極及び第2の電極には、
    幅が第1の電極幅の半分の電極取出部がそれぞれ連設さ
    れ、第1の電極の電極取出部と第2の電極の電極取出部
    とは反対方向に位置し、第1の電極の電極取出部と第2
    の電極間、及び第2の電極の電極取出部と第1の電極間
    に、それぞれ重なり面積を生じさせてなるコンデンサ。
JP15492790A 1990-06-12 1990-06-12 コンデンサ Pending JPH0445509A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140177128A1 (en) * 2012-12-20 2014-06-26 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer ceramic electronic component

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JPS6141224U (ja) * 1984-07-23 1986-03-15 エヌオーケー株式会社 遮光板

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