JPH0445407Y2 - - Google Patents

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JPH0445407Y2
JPH0445407Y2 JP8077386U JP8077386U JPH0445407Y2 JP H0445407 Y2 JPH0445407 Y2 JP H0445407Y2 JP 8077386 U JP8077386 U JP 8077386U JP 8077386 U JP8077386 U JP 8077386U JP H0445407 Y2 JPH0445407 Y2 JP H0445407Y2
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rechargeable battery
contact
charging
detection
voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は充電池の充電装置に係り、充電々流を
充電池に供給するための接点部と、該充電池の端
子電圧を検出するための接点部とを、互いに独立
させて別個に設けたものである。
(考案の背景) 携帯式音声再生装置などの小型電気機器の電源
部として、近年充電池が次第に多用されるように
なつてきた。この種充電池の充電装置は、一般に
小型軽量化のために発振用トランジスタのような
スイツチング素子を組み込んだインバータから成
つており、充電部から充電池へ充電々流を供給し
ながら該充電池の端子電圧を検出し、端子電圧が
所定値に達すると、充電部の駆動を停止するよう
になつている。ところでこの種従来の充電装置
は、充電池へ充電々流を供給するための接点部
と、充電池の端子電圧を検出するための接点部は
同一の接点部を共用するよう接続されていたが、
この種接点部はばね力により充電池の電極に接触
するものであるため、充電池との間には約
200mΩもしくはそれ以上の大きな接触抵抗が生
じ、このため特に急速充電のように大電流を流し
て充電する場合、電圧の検出値に充電々流と接触
抵抗とによる電圧を含んだものとなつて、大きな
誤差を生じて充電が終了していないのに充電部の
駆動が停止して充電不足となりやすい問題点があ
つた。
(考案の目的) 本考案は、接点部の接触抵抗による充電池の端
子電圧の検出誤差をできるだけ小さくして該端子
電圧を正確に検出し、充電不足を防止できる充電
装置を提供することを目的とする。
(考案の概要) 本考案は、商用電源を降圧するインバータ3か
ら成る充電部Aと、該充電部Aの出力コイルN3
に接続された充電池Eと、該充電池Eの端子電圧
を検出して上記充電池Eへの充電量を制御する検
出部Bとを備え、上記充電池Eの電極Ea,Ebに
ばね力により接触する上記充電部Aの接点a1,
a2と上記検出部Bの接点部b1,b2とを、互
いに独立させて別個に設けたものである。このよ
うに構成することにより、接点部の接触抵抗によ
る検出誤差を極力抑えて、充電池の端子電圧をよ
り正確に検出し、充電池が正しく満充電されたと
きに、充電部の駆動を停止させて充電池の充電不
足を生じないようにしたものである。
(実施例) 次に図面を参照しながら本考案の実施例の説明
を行う。
第1図は充電池の充電回路を示すものであつ
て、この充電回路は、商用電源を降圧して充電池
Eに充電々流を供給する充電部Aと、充電池Eの
端子電圧を検出して充電池Eへの充電量を制御す
る検出部Bから成つている。1は電源プラグであ
り、また保護用コンデンサC1、保護用抵抗R
1,R2によりフイルター作用を持たせ、ブリツ
ジ整流器2、雑音除去用フイルターC2を介して
インバータ3が接続されている。このインバータ
3は、発振用トランジスタTr1、バイアス用抵
抗体R3、一次コイルN1、帰還コイルN2等か
らなつており、電源プラグ1を電源に接続する
と、トランジスタTr1が導通してインバータ3
は発振し、上記コイルN1,N2と同一コアに巻
回された出力コイルN3の誘導電流IAにより、
これに接続されたニツケルカドニウム電池のよう
な充電池Eが充電される。7はフユーズ、D1,
D2はトランジスタTr1の異常発振を防止する
ための電圧規制用ダイオード、C3は起動用コン
デンサ、D3は該コンデンサC3の放電ループ用
ダイオード、C4,R4は保護用のコンデンサお
よび抵抗体、D6は整流用ダイオード、C5は平
滑用コンデンサである。
A1はコンパレータもしくはオペアンプであ
り、その一方の入力部は平滑用コンデンサC6を
介して上記充電池Eの正極に、また他方の入力部
はダイオードD4,D5、可変抵抗器R5から成
る第1の基準電圧部5に接続されている。A2は
第2のコンパレータもしくはオペアンプであつ
て、その一方の入力部は抵抗体R6から成る第2
の基準電圧部6に、また他方の入力部は上記第1
のコンパレータA1の出力部に接続されている。
ZDは定電圧用ツエナーダイオード、C9は平滑
用コンデンサ、N4はコンパレータA1,A2の
駆動用コイルである。
8は充電部Aと検出部Bを接続するホトカプラ
ーであつて、発光素子8aと受光素子8bから成
り、コンパレータA2の出力がLの状態で発光素
子8aは発光して受光素子8bは導通し、受光素
子8bに接続されたトランジスタTr2は導通し
て上記トランジスタTr1も導通してコレクタ電
流Iaが流れ、インバータ3は発振して充電池Eは
充電される。またコンパレータA2の出力がLか
らHに変ると、発光素子8aは消灯してトランジ
スタTr2はカツトオフ状態となり、以後トラン
ジスタTr1のコレクタ電流Ibは大きな抵抗体R
7を通してわずかに流れるようになつてインバー
タ3は発振が弱められ、充電池Eへの充電電流は
減衰されて補充電状態となる。C7は電源投入時
のスタート用コンデンサ、R8は検出電圧のヒス
テリシス用抵抗体、C8,R9は検出精度アツプ
用コンデンサと抵抗体で検出部の電源フイルター
を構成している。
第2図a〜cは充電池Eとその装着部を示すも
のであつて、11はケース、12,13は基板で
あり、基板13上に板状の充電池Eが着脱自在に
装着されている。1は上記電源プラグであつて、
ピン14を中心に回転させることにより、ケース
11から突没させることができる。15はコンデ
ンサ、16はインバータ用トランス、17は発振
用トランジスタである。a1,a2は上記充電部
A側の接点部、b1,b2は上記検出部B側の接
点部であつて、これらの接点部a1〜b2は導電
性を有するばね材から成り、充電池Eの正極Ea
と負極Ebにそのばね力により接触している。接
点部a1は正極Eaの上面Pに接触し、接点部b
1,b1は二つに分岐してその側壁面Qにこれを
挾持するようにして接触している。18,18は
合成樹脂などの絶縁材から成る充電池Eの位置決
め部材であつて、特に正極Eaの位置決めをなす
とともに、接点部a1と接点部b1の接触を防止
する。Ra,Raは接点部a1,b1と接点部a
2,b2を接続する抵抗部であつて、その抵抗値
は接点部a1,a2,b1,b2側の接触抵抗値
よりも大きく、コンパレータA1の入力抵抗つま
り検出部Bの入力インピーダンスよりも十分小さ
く設定している。こうすることにより、検出部B
側の接点部b1,b2が正常に充電池Eと接触し
ている場合は、抵抗Raの方が大きいため、この
抵抗Raの影響は殆どうけることがなく信号は伝
えられる。なおこの抵抗部としては、ダイオード
のような抵抗体を用いてもよい。
本装置は上記のような構成より成り、電源プラ
グ1を電源に接続すると、インバータ3は発振し
て出力コイルN3に誘導電流を生じ、接点部a
1,a2を通して充電池Eは充電される。このと
きコンパレータA1の出力はH、コンパレータA
2の出力はLであつて、この状態で発光素子8a
は点灯して受光素子8bは導通しており、トラン
ジスタTr2にベース電流が流れて導通し、トラ
ンジスタTr1は導通発振状態を保持する。充電
池Eの充電が進んでその端子電圧が基準電圧部5
の電圧よりも大きくなると、コンパレータA1の
出力はHからLに変り、またコンパレータA2の
出力はLからHに変る。すると受光素子8aは消
灯して受光素子8bは駆動を停止し、トランジス
タTr2の発振状態が減衰し充電池Eの充電電流
は抑制される。
ここで、各接点部a1〜b2と充電池Eの電極
Ea,Ebの間には、それぞれ約200mΩもしくはそ
れ以上の大きな接触抵抗が存するものであり、か
つ出力コイルN3の誘導電流すなわち充電々流
IAはかなり大きい。しかしながら検出部B側の
コンパレータA1の入力インピーダンスは通常極
めて大であつて、検出部B側へ流れる電流IBは
きわめて小さいから接触抵抗による電圧発生の影
響を受けず、充電池Eの端子電圧を正確に検出す
ることができる。
ところで充電池Eの装着状態が悪く、充電側の
接点部a1,a2は充電池Eに接触しているが、
検出側の接点部b1,b2の接触状態が悪いとき
は、充電池Eの充電が完了しても端子電圧はコン
パレータA1により検出されず充電池Eは急速に
過充電されることとなる。しかしながら本装置は
抵抗部Ra,Raにより充電部A側の接点部a1,
a2と検出部B側の接点部b1,b2は接続され
ているので、これらの抵抗部Ra,Raにより検出
された電圧によりコンパレータA1の出力は直ち
にHからLへ変り、充電池Eの充電は停止され
る。このように抵抗部Ra,Raを接続することに
より、充電部Aの駆動を直ちに停止させて充電池
Eの過充電を防止することができる。なお接点部
a1,a2が接触不良のときは充電されないか
ら、これは安全側のトラブルである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、充電池Eの電極
Ea,Ebに接触する充電部Aの接点部a1,a2
と検出部Bの接点部b1,b2を、互いに独立さ
せて別個に設けて成るので、接点部a1〜b2と
電極Ea,Ebの間の接触抵抗による端子電圧の検
出誤差を極力抑えて該端子電圧を正確に検出し、
端子電圧の検出誤差による充電池Eの充電不足を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は充電回路図、第2図a,b,cは充電池の平
面図、断面図、底面図である。 A……充電部、B……検出部、E……充電池、
Ea,Eb……電極、N3……出力コイル、Ra……
抵抗部、Tr1……発振用トランジスタ、a1,
a2,b1,b2……接点部、3……インバー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 商用電源を降圧するインバータ3から成る充電
    部Aと、該充電部Aの出力コイルN3に接続され
    た充電池Eと、該充電池Eの端子電圧を検出して
    上記充電池Eへの充電量を制御する検出部Bとを
    備え、上記充電池Eの電極Ea,Ebにばね力によ
    り接触する上記充電部Aの接点a1,a2と上記
    検出部Bの接点部b1,b2とを、互いに独立さ
    せて別個に設けたことを特徴とする充電池の充電
    装置。
JP8077386U 1986-05-28 1986-05-28 Expired JPH0445407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8077386U JPH0445407Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JP8077386U JPH0445407Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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Publication Number Publication Date
JPS62191335U JPS62191335U (ja) 1987-12-05
JPH0445407Y2 true JPH0445407Y2 (ja) 1992-10-26

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