JPH09275639A - 二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法 - Google Patents

二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法

Info

Publication number
JPH09275639A
JPH09275639A JP8079890A JP7989096A JPH09275639A JP H09275639 A JPH09275639 A JP H09275639A JP 8079890 A JP8079890 A JP 8079890A JP 7989096 A JP7989096 A JP 7989096A JP H09275639 A JPH09275639 A JP H09275639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
secondary battery
voltage
switch
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8079890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3726339B2 (ja
Inventor
Koji Matsuura
康治 松浦
Koichi Yahagi
宏一 矢作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP07989096A priority Critical patent/JP3726339B2/ja
Publication of JPH09275639A publication Critical patent/JPH09275639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3726339B2 publication Critical patent/JP3726339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池12から充電器10に対する逆流を防止
する。 【解決手段】 二次電池12を充電するための充電電圧Vr
egによってコンデンサ70が蓄電され、制御回路54は、レ
ギュレータ56から供給される電圧Vcc により駆動され
る。二次電池12が端子108 に接続されると、二次電池12
の端子電圧に応じて制御回路54の充電スイッチ(SW)端子
に充電制御信号が出力され、FET50 およびFET62 のソー
ス−ドレイン間が導通状態に制御される。ここで、たと
えば電源プラグ16がコンセントから離脱されて、コンデ
ンサ70の電圧が充電電圧Vregよりも早く低下し、それに
応じてオフ状態となるトランジスタ72のコレクタ電圧が
DS端子に印加されると、充電電圧Vregが低下することが
制御回路54にて認識される。するとFET50 およびFET62
の導通状態が遮断状態に制御され、二次電池12から充電
装置10への電流の逆流が阻止され、二次電池12の放電が
防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充放電可能な二次
電池を充電する二次電池の充電装置およびその制御回路
ならびに充電処理方法に係り、たとえば、交流電源から
充電用の直流電源に変換して二次電池を充電する二次電
池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子スチルカメラ、ビデオカメラ
およびパーソナルコンピュータなどの装置は携帯可能に
小型化され、その装置を駆動する電源として一次電池や
二次電池が使用される。このような携帯型の装置は、商
用電源が確保できない場所にて使用できるように、ま
た、電源ケーブルを用いて商用電源に接続すると使い勝
手が悪いために、たとえば、ニッケルカドミウム(Ni-C
d) 電池、ニッケル水素電池およびリチウムイオン電池
などの繰り返し充電放電可能な二次電池によって駆動さ
れる。このような携帯機器では、これら電池によって長
時間駆動することができるように機器側の省電力化が図
られている。また、二次電池を充電する充電器も小型化
され、携帯機器とともに携行される。
【0003】一方、二次電池は、その電池の特性および
その取り扱い方に合致する専用の充電器に装着されて充
電され、この充電器は、装着された二次電池に対したと
えば商用電源を電圧変換および整流して充電を開始し、
電池が所定の容量に達したことを検出すると充電を終了
する充電制御を行なう。
【0004】最近、二次電池の性能が向上され、たとえ
ばリチウムイオン電池は、充電容量が大きい上に自己放
電が他の二次電池と較べて非常に少なく、一旦充電され
た電池容量を長時間保持することができる。このためリ
チウムイオン電池の性能を充分引き出すために、充電終
止電圧の限度いっぱいまで充電可能なように、たとえ小
型であっても精度のよい充電器が構成されることが望ま
れている。しかし、リチウムイオン電池には過充電は禁
物であり、さらに、充電器および電池の性能差等のマー
ジンをとって充電器を構成する必要があるので、このよ
うな二次電池を100 パーセント近く満充電させるための
研究開発が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
充電器は、たとえば、充電電圧が二次電池に対し供給さ
れている充電中に、その電圧が二次電池の端子電圧より
も低下すると、充電が進まないだけではなく、充電を行
なうスイッチを介して二次電池側から充電回路側へと電
流が逆流してしまうという問題があった。これは、たと
えば充電中に商用電源の電圧が低下したり、充電器自体
が故障した場合などに発生する。また、充電中に、商用
電源を供給するコンセントから充電器自体および電源コ
ードが離脱されて、電源供給が得られなくなった場合も
同様に二次電池が放電してしまうという問題があった。
【0006】このような場合、充電器によって充電され
た電池容量が無駄になってしまい、たとえ二次電池が満
充電となっていたとしても、電池容量が低下してしまっ
て、その電池は機器を所望する時間駆動することができ
なくなる。また、この状態が長時間継続されると二次電
池が過放電となって、その特性および寿命に著しい劣化
が生じてしまうという問題があった。
【0007】また、様々な二次電池に対する適切な充電
電圧、電流および充電時間などの特性が、その電池の種
類によって大きく異なるために、個別に対応した充電回
路構成がとられ、汎用性のある充電回路を構成すること
が困難であった。このため、充電装置やこの充電回路を
制御する制御回路が複雑なものとなってコストアップと
なり、また、その複雑さに応じて充電器自体の信頼性が
低下するという問題が発生している。
【0008】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、二次電池から充電器に対する逆流を防止する二次電
池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、充放電可能な二次電池を充電する二次電
池の充電装置において、この装置は、二次電池を充電す
る第1の直流出力を生成する第1の直流電源に接続さ
れ、第1の直流出力を入力する入力手段と、入力手段に
入力される第1の直流出力を導通または遮断させて、第
1の直流電源の出力を出力または出力断とする第1のス
イッチ手段と、第1のスイッチ手段の出力に二次電池を
着脱可能に接続する接続手段と、第1の直流電源に接続
され、第1の直流出力の電圧が低下することを検出する
検出手段と、第1のスイッチ手段の導通および遮断を制
御して二次電池に対する充電を制御する制御手段とを有
し、制御手段は、検出手段にて検出される第1の直流出
力の低下を認識する認識手段を含み、この第1の直流出
力の低下を認識すると第1のスイッチ手段が導通状態の
充電中であっても、第1のスイッチ手段を遮断状態に制
御し、接続手段にて接続されている二次電池と入力手段
の第1の直流出力とを遮断することを特徴とする。
【0010】この場合、第1の直流電源は、交流電源を
整流する第1の整流手段と、この整流された出力を平滑
する第1の蓄電手段とを含み、第1の蓄電手段の両端の
電圧を二次電池を充電するための充電電圧の第1の直流
出力とし、検出手段は、交流電源を整流する第2の整流
手段と、第2の整流手段の出力を平滑する第2の蓄電手
段と、第2の蓄電手段の電位に応じてオン/オフする第
2のスイッチ手段とを含み、認識手段は、第2のスイッ
チ手段のオン/オフに応じて第1の直流出力の低下を認
識するとよい。
【0011】この場合さらに、交流電源の電圧が低下す
ると、第2の蓄電手段の電圧が第1の蓄電手段の電圧よ
りも早く低下するように、第2の蓄電手段の静電容量が
第1の蓄電手段の静電容量よりも小さいとよい。
【0012】また、この装置は、第1の直流出力から、
制御手段を駆動する第2の直流出力を生成する第2の直
流電源を含むとよい。
【0013】また、制御手段は、第1の直流出力の電圧
を測定する第1の測定手段と、二次電池の端子電圧を測
定する第2の測定手段とを含み、第1および第2の測定
手段による測定結果に従って、二次電池に対する充電制
御としてスイッチ手段を制御するとよい。
【0014】また、この装置は、第1の直流電源の第1
の直流出力を停止させる出力停止手段を含み、制御手段
は、二次電池の端子電圧が所定の値よりも低いことが第
2の測定手段にて測定されると、出力停止手段を制御し
て、第1の直流電源の第1の直流出力を停止させるとよ
い。
【0015】また、第1のスイッチ手段は、二次電池に
対する充電経路をオン/オフする充電スイッチと、この
充電経路とは逆方向に流れる二次電池の放電を防止する
放電防止スイッチとを含むとよい。
【0016】また、制御手段は、第1の直流出力の電圧
の低下を認識すると、第1のスイッチ手段を遮断状態に
制御するとよい。
【0017】また、制御手段は、二次電池の端子電圧を
測定する際、第1のスイッチ手段を遮断状態に制御する
とよい。
【0018】また、第1のスイッチ手段は半導体スイッ
チであるとよい。
【0019】また、この装置は、二次電池が接続手段に
装着されたことを検出する電池検出手段を含み、制御手
段は、この装着された二次電池に対し充電処理開始する
とよい。
【0020】この場合、二次電池は、この装置への装着
に応じてオン/オフする装着検出スイッチを有し、制御
回路は、装着検出スイッチの状態に応じて二次電池のこ
の装置への装着を検出するとよい。
【0021】また、制御手段は、二次電池の端子電圧が
充電電圧を超えているか否かを判定する判定手段を含
み、二次電池が接続手段に装着されて端子電圧が充電電
圧を超えている場合には、第1のスイッチ手段を遮断状
態に維持するとよい。
【0022】また、制御手段は、第1のスイッチ手段の
導通状態を所定の時間継続させて二次電池を充電するた
めの時間監視手段を含み、時間監視手段にて監視中の所
定の時間内に、第1の直流出力の低下を認識すると第1
のスイッチ手段を遮断状態に制御するとよい。
【0023】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、充放電可能な二次電池を充電する充電装置を制御す
る制御回路において、この制御回路は、二次電池を充電
する充電経路を導通および遮断する第1のスイッチ手段
を制御するスイッチ制御手段と、二次電池への充電電圧
が低下することを検出する電圧低下検出手段と、電圧低
下手段にて充電電圧の低下が検出されると、第1のスイ
ッチ手段を遮断状態に制御する逆流防止手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0024】この場合、制御回路は、二次電池を充電す
る充電電圧を測定するための第1の測定入力手段と、二
次電池の端子電圧を測定するための第2の測定入力手段
とを含み、スイッチ制御手段は、第1および第2の測定
入力手段の入力電圧に応じて、第1のスイッチ手段を導
通または遮断状態に制御するとよい。
【0025】この場合、制御回路は、第1および第2の
測定入力手段にそれぞれ現われる充電電圧および端子電
圧をディジタル値に変換する変換手段を含み、スイッチ
制御手段はディジタル値に変換された電圧値を比較し
て、この比較結果に応じて第1のスイッチ手段を導通ま
たは遮断状態に制御するとよい。
【0026】また、制御回路は、二次電池の端子電圧が
充電電圧を超えているか否かを判定する判定手段を含
み、二次電池の端子電圧が充電電圧を超えていると、ス
イッチ制御手段は、充電スイッチを遮断状態に維持する
とよい。
【0027】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、充放電可能な二次電池を充電する充電処理方法にお
いて、この方法は、二次電池を充電するスイッチを遮断
状態から導通状態にして、二次電池に対する充電を開始
する第1の工程と、二次電池を充電中に充電電圧の低下
を監視する第2の工程と、第2の工程における監視結果
に応じて、充電電圧が低下することを認識する第3の工
程と、第3の工程にて充電電圧の低下が認識されると、
スイッチを遮断させる第4の工程とを含むことを特徴と
する。
【0028】この場合、方法は、第1の工程に先立っ
て、充電電圧が、二次電池を充電する充電圧の範囲内か
否かを判定する工程を含み、充電電圧が範囲外と判定さ
れると、スイッチの遮断状態を維持させるとよい。
【0029】また、この方法は、第1の工程に先立っ
て、二次電池の端子電圧が、二次電池を充電することが
できる範囲内であるか否かを判定する工程を含み、端子
電圧が範囲外と判定されると、スイッチの遮断状態を維
持させるとよい。
【0030】また、この方法は、第1の工程に先立っ
て、二次電池の端子電圧が充電電圧を超えているか否か
を判定する工程を含み、端子電圧が充電電圧を超えてい
る場合には、スイッチを遮断させるとよい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる充電装置およびその制御方法の実施例を詳細に説明
する。
【0032】図1を参照すると同図には、本発明が適用
された充電器が示されている。この充電器10は、二次電
池12を充電する充電電圧が低下した場合であっても、充
電器10に装着された二次電池12に充電されているエネル
ギーが充電器10の内部にて消費されることを防止するこ
とのできる充電装置である。この充電器10は、主に、交
流電源から充電用の直流電源を作成するブロック10a
と、主に、充電器10に着脱可能に接続される二次電池12
を充電する充電制御を行なうブロック10b とを含み、ブ
ロック10a の詳細構成は図2に示されている。なお、以
下の説明において本発明に直接関係のない部分は、図示
およびその説明を省略し、また、信号の参照符号はその
現われる接続線の参照番号で表わす。
【0033】まず、図2に示すようにブロック10a は、
たとえばAC 100ボルトの電源コンセントに接続される電
源プラグ16が接続線200 を介してブリッジ18に接続され
ている。本実施例では電源プラグ16は充電器10本体が収
容される筐体に一体となって形成されている。ブリッジ
18は、入力200 に入力される交流電源を整流して出力20
2 に出力する全波整流回路である。ブリッジ18の正極側
の出力202aは、コンデンサ20の一方の端子に、負極(グ
ランド)側の出力202bはコンデンサ20の他方の端子に、
それぞれ接続されている。コンデンサ20はブリッジ18の
出力を平滑する電解コンデンサである。
【0034】接続線202aはさらに、トランス22の第一の
巻線P1の一方に接続され、その他方は接続線204 を介し
てFET24 のドレインに接続されている。また、トランス
22の第二の巻線P2の一方は接続線206 を介してダイオー
ド26のアノードに接続され、そのカソード側は接続線20
8 を介して既知のパルス幅変調(PWM) 回路28の電源端子
VDD に接続されるとともに、コンデンサ30を介してグラ
ンド202bに接続されている。また、第二の巻線P2の他方
とFET24 のソースとPWM 回路28のグランド端子とは、そ
れぞれ接続線202bに接続されている。
【0035】FET24 は、ゲートをオン・オフすることに
より巻線P1への直流供給をオン/オフし、トランス22の
二次側の第三の巻線P3に高周波の矩形波を生成させるス
イッチである。その制御はPWM 回路28にて行なわれ、PW
M 回路28は、端子F/B に入力されるフォトカプラ38のフ
ォトトランジスタのコレクタ電流に応じて発振制御電圧
に変換し、FET24 のゲート電圧をハイまたはロー状態に
制御する発振制御信号を生成する。PWM 回路28は、生成
した発振制御信号をFET24 のゲートに供給し、FET24 は
発振制御信号をそのゲートに受けて、ドレイン−ソース
間を任意のパルス幅の期間オンまたはオフする。このパ
ルス幅に応じてトランス22の二次側に発生する電圧が決
定される。このようにブロック10a には、交流電源から
生成した直流から所望する電圧の直流出力を得るDC-DC
コンバータ回路が構成されている。
【0036】トランス22の第三の巻線P3の一方は接続線
209 を介してダイオード32のアノード側とブロック10b
とに接続されている。ダイオード32のカソード側の接続
線210 と第三の巻線P3の他方の接続線212 とは、これら
2線間の電圧を平滑する大容量のコンデンサ34に接続さ
れるとともにブロック10b に接続されている。本実施例
におけるダイオード32は、複数が並列接続されたショッ
トキーバリアダイオードが有利に適用され、このダイオ
ード32は充電器10を駆動するための電流と二次電池12を
充電するための電流とを含む大電流に耐えるように、低
VF(順方向電圧)の素子で分流できる構造をとる。ま
た、接続線210 と接続線212 との間には、二次電池12を
充電するための充電電圧Vregが生成される。
【0037】さらに接続線210 と212 とはそれぞれエラ
ーアンプ36に接続され、エラーアンプのエラー出力214
および216 はフォトカプラ38の発光ダイオードに接続さ
れている。エラーアンプ36は、入力210 と212 との電位
差を所望の充電電圧に制御する。この電位差が所定の値
以下となった際は、PWM 回路28の電源入力VDD が低下す
るために発振制御動作は間欠的になる。したがって接続
線210 と212 とが短絡状態となってその電位差が大きく
低下した場合には、電源入力端子VDD は、PWM回路28の
起動開始電圧となり、間欠発振動作を持続し、出力は過
電流制限される。この結果、トランス22に二次側への電
源出力が停止状態となる。
【0038】図1に戻って、ブロック10a にて生成され
た直流の充電電圧Vregが供給されるブロック10b は、こ
の充電電圧Vregを充電器10の充電端子に接続される二次
電池12に供給して充電するとともに、充電電圧Vregが低
下した場合であっても、この二次電池12が放電しないよ
うに制御するブロックである。このブロック10b は、二
次電池12からの逆流電流を遮断する逆流防止スイッチ機
能を有するFET50 と、FET50 のドレインとソースとを接
続し、逆流電流を防止するとともに充電電流を順方向の
二次電池12側に流すダイオード52と、二次電池12に対す
る充電を制御する制御回路54と、制御回路54を駆動する
電源を生成するレギュレータ56とがそれぞれ直流電源の
正極側の接続線210 に接続されている。
【0039】FET50 は、充電電圧Vregをそのドレイン21
0 に受けて、ゲートの電位に応じてドレイン210 および
ソース102 間を導通または遮断するスイッチである。こ
のFET50 は、充電電圧Vregの値が二次電池の開放時の端
子電圧Vbatの値よりも低い場合に遮断され、ソース102
からドレイン210 への逆流電流を阻止し、二次電池12の
放電を防止する半導体スイッチである。充電時にはFET5
0 はオン状態に制御される。また、FET50 のドレイン−
ソース間には、ダイオード52のアノード側が接続され、
充電時にはこのダイオード52に充電電流が流れる。
【0040】また、FET50 のゲートは、抵抗R1を介して
トランジスタ60のコレクタに接続され、このコレクタと
抵抗R1との接続点100 はプルアップ抵抗R2を介してFET5
0 のソース102 に接続されている。トランジスタ60は、
制御回路54の充電スイッチ端子から供給される充電制御
信号のハイまたはロー状態に応じてコレクタ−エミッタ
間をオンまたはオフすることによりFET50 のゲート電位
を制御するスイッチである。FET50 に充電電圧Vregが印
加されるドレインは、制御回路54のAD1 端子に接続さ
れ、AD1 端子は充電電圧Vregの値を測定するための入力
端子である。
【0041】FET50 のソース102 はさらに、FET62 のソ
ースと、ダイオード64のアノード側とに接続されてい
る。FET62 は、そのソース102 およびドレイン104 間を
ゲートの電位に応じて導通または遮断し、そのソース10
2 側に現われる充電電圧Vregを二次電池12側に供給する
充電制御用の半導体スイッチである。本実施例における
FET50 とFET62 は、有利にはpチャネル・エンハンスメ
ント型の電界効果トランジスタが適用され、そのゲート
電圧がしきい値電圧よりも低下するとドレイン−ソース
間が遮断から導通、つまりオフ状態からオン状態となる
スイッチである。逆にゲート電圧がしきい値電圧を超え
ると、FET50 および62はオン状態からオフ状態となる。
【0042】FET62 のゲートは、抵抗R3を介してトラン
ジスタ66のコレクタに接続され、このコレクタと抵抗R3
との接続点106 はプルアップ抵抗R4を介してFET62 のソ
ース102 に接続されている。トランジスタ66は、制御回
路54の充電スイッチ端子110から供給される充電制御信
号のハイまたはロー状態に応じてコレクタ−エミッタ間
をオンまたはオフすることによりFET62 のゲート電位を
制御するスイッチである。FET62 のドレイン104 は、二
次電池12の正極側端子が接触接続される出力端子108aに
接続されるとともに、二次電池12の電池端子電圧の値を
測定する制御回路54のAD2 端子に接続されている。
【0043】これらトランジスタ60および66のゲートは
それぞれ抵抗R5を介してグランド212 に接続されるとと
もにそれぞれ抵抗R6を介した接続線110 によって制御回
路54の充電スイッチ(SW)端子に接続されている。また、
トランジスタ60および66のエミッタはそれぞれグランド
212 に接続されている。充電スイッチ端子がハイレベル
となると、トランジスタ60および66がオン状態となって
FET50 および62のゲートがローレベルとなり、FET50 お
よび62のドレイン−ソース間が遮断(オフ)される。逆
に、充電スイッチ端子がローレベルになると、トランジ
スタ60および66がオフ状態となり、FET50 および62のゲ
ートがハイレベルとなってドレイン−ソース間が導通
(オン)状態となる。また、接続線212 は、二次電池12
の負極側端子が接触接続される出力端子108bに接続さ
れ、FET50 および62のドレイン−ソース間が導通される
と、出力端子108aと出力端子108bとの間に充電電圧Vreg
が生起される。また、二次電池12がこれら端子108 に接
続された状態にてFET50 および62がオフ状態となると出
力端子108 には二次電池12の開放端子間電圧の電池端子
電圧Vbatが現われる。さらに充電器10は電池検出端子11
2 を有し、この端子112は、二次電池12が充電器10に装
着されたことを検出するバッテリスイッチ(BSW)端子に
接続されている。
【0044】ここで充電出力端子108 および電池検出端
子112 に接続される二次電池12について説明すると、本
実施例における二次電池12は、たとえば図3に示すよう
に、2組の電池を直列に接続した蓄電池300 と、2つの
蓄電池300 の両端に接続され、この電池300 に対する過
充電および短絡を保護する保護回路302 と、充電器10へ
の着脱を検出するスイッチ304 と、その二次電池12の着
脱に応動して蓄電池300 の正極側と端子306 との接続を
閉開する短絡保護スイッチ308 とを含む。
【0045】本実施例における蓄電池300 は、直列接続
されたリチウムイオン電池にて構成され、これら両端の
電極には、たとえば満充電にて8.2Vの直流電圧が生成さ
れる。この直流電圧は、保護回路302 およびスイッチ30
8 を通して、端子306 および310 に接続される負荷側の
接続機器に印加される。短絡保護スイッチ308 は、負荷
となる側の接続機器および充電器10への着脱を検出する
スイッチ304 のオン/オフに連動してその接続を閉開す
る。スイッチ304 は、充電器10に形成される突起などの
部材309 によって二次電池12が充電器10に装着される際
に押圧されて、その装着を検出しオン状態となる。な
お、スイッチ304 は、たとえば磁気や光などによってオ
ン/オフするスイッチにて構成されてもよい。その場
合、充電器10にはスイッチ304 に応じた装着通知部材30
9 が配置される。また、本実施例では、充電器10と二次
電池12とが接続される係合部は、この二次電池12とは異
なる規格および特性の他の電池が装着されないように、
その形状が定められている。これにより、この充電器10
に対応しない電池の接続を防止する。
【0046】さらに、スイッチ304 のオン/オフ状態は
端子310 および312 を介して充電器10にて検出される。
つまり二次電池12が充電器10に対し装着されるとスイッ
チ304 が閉ループを形成し、これが制御回路54の電池検
出端子(BSW) にて検出される。このような構成により、
二次電池12が接続機器および充電器12に装着されていな
いときに、端子306 には電池出力が現われず、端子306
が短絡されることによる蓄電池300 の過放電等が防止さ
れる。また、充電器10に二次電池12が装着されるとスイ
ッチ304 がオンとなり、これに連動して端子306 と蓄電
池300 とが接続され蓄電池300 に対する充電を行なうこ
とができる。なお、本実施例における蓄電池300 はリチ
ウムイオン二次電池をその一例として示したが、本発明
はこれに限定されず、蓄電池300 はたとえば、ニッケル
カドミウム(Ni-Cd) 電池やニッケル水素(Ni-H)電池など
の他の二次電池でもよい。
【0047】図1に戻って、接続線210 および212 はそ
れぞれ、充電電圧Vregから制御回路54を駆動するための
電圧Vcc を生成するレギュレータ56に接続され、このレ
ギュレータ56は、たとえば5Vの安定化直流電源を生成す
る3端子レギュレータである。レギュレータ56の出力11
4 は制御回路54のVcc 端子に接続され、さらにこの出力
114 は充電異常表示をするための発光ダイオード(LED)
68のアノードに接続されて、そのカソードは接続線116
を介して制御回路54のLED 端子に接続されている。
【0048】ブロック10a に続くブロック10b の接続線
209 は、トランス22の巻線P3に生成される矩形波の交流
成分を整流するダイオード58のアノードに接続され、そ
のカソードは、接続線118 およびコンデンサ70を介して
グランド212 に接続されるとともに、抵抗R7を介してト
ランジスタ72のベースに接続されている。このトランジ
スタ72のコレクタは抵抗R8を介してレギュレータ56の出
力114 に接続されるとともに、接続線120 を介して制御
回路54のDS端子に接続されている。また、このトランジ
スタ72のベース−エミッタ間は抵抗R9にて接続され、そ
のエミッタはグランド212 に接続されている。DS端子
は、トランジスタ72のベース電圧の高低に応じてオン/
オフされることにより、充電電圧Vregによって蓄電され
るコンデンサ70の電圧が低下したことを検出する検出端
子である。さらに本実施例では、コンデンサ70の静電容
量は、コンデンサ34(図2)におけるそれよりも小さい
ものが適用される。したがって、トランス22の二次側に
おける矩形波電圧が低下した場合には、コンデンサ34の
両端の電圧よりもコンデンサ70の両端の電圧が早く低下
するので、その充電電圧Vregが低下することをいち早く
検出することができる。
【0049】また、ダイオード58のカソード側の接続線
118 は、トランジスタ74のコレクタに接続され、トラン
ジスタ74は、そのベースに接続された抵抗R10 と接続線
122を介して制御回路54のDS_CNT端子に接続されてい
る。また、トランジスタ74のベース−エミッタ間は抵抗
R11 にて接続され、そのエミッタ側はグランド212 に接
続されている。さらにグランド212 は制御回路54のGND
端子に接続されている。トランジスタ74は、DS_CNT端子
122 のハイ状態またはロー状態に応じて、コレクタ−エ
ミッタ間を導通または遮断するスイッチであり、この端
子122 がハイ状態となると導通されて、ダイオード58の
アノードとコンデンサ70の正極側をグランド212 に接続
する。これにより充電電圧Vregが低下し、二次電池12に
対する充電が急速に停止される。
【0050】制御回路54は、二次電池12に対する充電を
制御する処理装置である。この制御回路54は、充電処理
手順およびエラー処理手順や、充電電圧および電池端子
電圧の基準値などの、プログラム、データおよびパラメ
ータが記憶されるROM,RAM 等のメモリと、処理手順に従
って充電器10の各部を制御する中央演算処理ユニット
と、入出力ユニットとを含み、有利には1チップの集積
回路(IC)にて構成される。とくに入出力ユニットは、接
続線210 および104 を介してそれぞれ端子AD1 および端
子AD2 に印加される電圧をディジタル値に変換するアナ
ログ・ディジタル変換回路を含み、制御回路54は、ディ
ジタル値に変換された電圧値を測定して認識する。また
この制御回路54は、レギュレータ56から出力供給される
直流電源Vcc によって駆動される。
【0051】詳細には制御回路54は、二次電池12に与え
る充電電圧Vregを断続させるための充電制御信号を充電
スイッチ端子に出力して、FET50 およびFET62 のオン/
オフを制御する。また、制御回路54は、FET50 および62
をオン状態にする際、所定の時間を計測するためのタイ
マを起動して充電サイクル中の時間監視を行なう。この
所定の時間が経過すると制御回路54は、充電電圧Vbatと
電池端子電圧Vregとの値の大小を比較し、この比較結果
に応じて、充電処理の継続または終了を決定する。
【0052】さらに制御回路54は、電池検出端子(BSW)
の状態によって二次電池12内のスイッチ304 のオン状態
を判別し、二次電池12が充電器10本体に装着または取り
外されたことを検出する。二次電池12が充電器10に装着
されたことを検出すると制御回路54は、端子AD1 に現わ
れる充電電圧Vregと、端子AD2 に現われる電池端子電圧
Vbatとをそれぞれ測定する。制御回路54は、電池端子電
圧Vbatを測定する際、FET50 および62のソース−ゲート
間が遮断(オフ)状態となるように、充電スイッチ端子
110 の電圧をローレベルに制御する。さらに、制御回路
54は、充電電圧Vregが二次電池12を充電することが可能
な充電電圧の範囲内であるか否かを判定する機能と、二
次電池12の電池端子電圧Vbatが充電可能な範囲内の電圧
であるか否かを判定する機能とを有する。制御回路54は
これら電圧Vregおよび電圧Vbatの電圧範囲の判定処理を
その電圧値に応じて、最大でN回(Nは自然数)繰り返
し、二次電池12の装着時および充電サイクル中に、二次
電池12の充電器10本体からの脱落や接続端子108 におけ
るチャタリングによる誤作動を防止する。
【0053】また、制御回路54は、トランジスタ72のオ
ン/オフ状態の変化をDS端子に現われる電圧の変化によ
って検出し、この検出結果によって充電電圧Vregの低下
を認識する。制御回路54は充電電圧Vregが低下すること
を認識すると、FET50 および62をオフ状態に制御するた
めに充電スイッチ端子をローレベルに制御する。また、
制御回路54は、FET50 および62をオフさせて二次電池12
の電池端子電圧Vbatを測定し、二次電池12が満充電に対
応する電圧であるかどうかを判定する。同様にして制御
回路54は、この電池端子電圧Vbatが充電サイクル中に所
定の値よりも大きく低下し最低電圧以下となった場合に
は、トランジスタ74をオンさせて充電電圧Vregの出力を
停止させる機能を有する。
【0054】以上のような構成で、本実施例における充
電器10の動作を図4および図5を参照して説明する。ま
ず、ブロック10a にて電源プラグ16が電源コンセントに
接続されると、交流電源がブリッジ18にて整流されてコ
ンデンサ20に蓄電されるとともに、トランス22の巻線P1
に供給される。巻線P2に励起される電圧によってPWM回
路28が起動され、FET24 がオン/オフされることによっ
てトランス22の巻線P3の両端にはそのオン・オフ時間に
応じた電圧の矩形波が生成される。この交流はダイオー
ド32にて整流されてコンデンサ34に蓄電される。それと
ともにコンデンサ34の両端の接続線210 および212 間の
電圧は充電電圧Vregとしてブロック10bに供給される。
また、巻線P3に現われる矩形波の交流成分は、接続線20
9 を介して接続されたダイオード58にて整流される。制
御回路54はレギュレータ56の出力により駆動され、さら
に、コンデンサ34および70にはそれぞれの静電容量に応
じた電荷が蓄電される。
【0055】この初期状態ではトランジスタ72はオン状
態となって制御回路54のDS端子にはローレベルの電圧が
印加される。また、DS_CNT端子はローレベルとなってト
ランジスタ74はオフされている。さらに、充電スイッチ
端子110 はローレベルとなってトランジスタ60および66
はオフ状態となり、この結果、FET50 および62はオフ状
態である。したがって、電源投入後の初期状態では、端
子108 に充電電圧Vregが出力されていない。
【0056】この状態において、端子108a,bおよび端子
112 に、二次電池12の端子306,310および312 がそれぞ
れ接続され、二次電池12のスイッチ304 および308 がオ
ンとなると、もしくはオンとなっていると、まず、二次
電池12が充電器10に装着されたこと、もしくは装着され
ていることが、BSW 端子がロー状態によって制御回路54
にて検出される(ステップ400 )。次いで、ステップ40
2 に進み、接続線104を介してAD2 端子に印加される二
次電池12の端子電圧Vbatが測定され、この電圧Vbatが、
この二次電池12を充電することができる充電可能電圧
(たとえば5.4V〜8.2V)の範囲内であるか否かが判定さ
れる。このとき、この範囲外であればステップ404 に進
んで判定回数Nに1が加算され、この判定回数Nが所定
の設定回数N回となったかどうかがステップ406 にて判
定される。判定回数Nが設定回数N未満であればステッ
プ402 に戻り、判定回数が設定回数Nと等しければステ
ップ408 に進む。
【0057】ステップ408 では、FET50 および62がオフ
状態とするために、充電スイッチ端子がハイレベル状態
となる。この場合、FET50 および62はノーマリーオフ型
であるので、ドレイン−ソース間は電源投入前からオフ
状態となっている。
【0058】ステップ402 にて電池端子電圧Vbatが充電
可能な範囲内となっていることが判定されたステップ41
0 にて、充電電圧Vregが充電可能な電圧となっているか
否かがAD1 端子に印加される充電電圧Vregが測定されて
判定される。このとき充電電圧Vregが範囲外であればス
テップ404 に進み、判定回数Nに1が加算され、充電可
能な電圧の範囲内であればステップ412 に進む。
【0059】ステップ412 では、充電電圧Vregの値と電
池電圧Vbatの値とが比較され、充電電圧Vregが電池電圧
Vbatよりも高いか、もしくは等しい場合にステップ414
に進み、充電電圧Vregが電池電圧Vbatより低い場合には
ステップ408 に進む。
【0060】ステップ414 では、制御回路54の充電スイ
ッチ端子がローレベルからハイレベルとなってトランジ
スタ60および66がオン状態に制御される。この結果、FE
T50とFET62 のそれぞれのゲート電位はローレベルとな
って、FET50 とFET62 のそれぞれのドレイン−ソース間
が導通され、充電電圧Vregが二次電池12の端子108 に印
加される。さらに制御回路54にてタイマが起動されて所
定の時間が計測される。
【0061】次いで、ステップ416 に進み、制御回路54
のAD1 端子に印加されている充電電圧Vregが、所定の値
よりも低下したか否かが判定され、充電電圧Vregが大き
く低下している場合には、電池端子108 間が短絡状態か
またはそれに近い可能性があるのでステップ408 に進ん
でFET50 および62がオフに制御される。これとともにLE
D68 が点灯され、充電異常を表わす可視表示が行なわれ
る。また、ステップ416 にて充電電圧の大幅な低下がな
い場合にはステップ418 に進み、このステップ418 で
は、電池端子電圧Vbatが最低電圧以下であるか否かが判
定される。この判定の際、FET50 および62はその導通状
態が一旦オフ状態に制御され、そのとき、端子電圧Vba
t、つまり接続線104 と接続線212 との電位差が最低電
圧以下である場合には420 に進む。
【0062】ステップ420 では、制御回路54のDS端子が
ハイレベルとなってトランジスタ74がオンとなり、接続
線118 がグランド212 に接続され、コンデンサ70および
34に蓄電されている電荷がグランド212 に流れる。それ
とともに接続線210 の電圧が低下してこれが巻線P2の電
圧を低下させる。この電圧低下によりPWM 回路28の電源
電圧が低下し、PWM 回路28の発振制御信号の出力が間欠
発振状態となる。この結果、トランス22の矩形波出力が
間欠的になり、最終的には充電電圧Vregが零ボルトとな
る(ステップ422 )。ステップ420 の場合もステップ40
8 と同様にしてFET50 およびFET62 がオフに制御され
る。
【0063】ステップ418 にて、電池端子電圧Vbatが最
低電圧ではない場合には、図5に示すステップ500 に進
み、ステップ414 にてタイマ計測が開始されてから一定
時間が経過したか否かが制御回路54にて判定される。こ
の場合、一定時間を経過している場合にはステップ502
に進んで、充電電圧Vregが電池端子電圧Vbatと等しい値
であるか否かが判定される。この判定の際、FET50 およ
び62はその導通状態が一旦オフ状態に制御される。これ
ら電圧が等しい場合にはステップ504 に進み、等しくな
い場合にはステップ402 に戻る。等しいと判定するには
充電電圧Vregに対して±0.5%(本実施例では8.2Vに対し
て41mV)程度の精度が電池端子電圧Vbatに要求されるよ
うにしてもよい。
【0064】ステップ500 にて一定時間が経過されてい
ない場合には、ステップ506 に進み、充電電圧Vregの値
と電池電圧Vbatの値とが比較され、充電電圧Vregが電池
電圧Vbatよりも高いか、もしくは等しい場合にステップ
508 に進み、充電電圧Vregが電池電圧Vbatより低い場合
にはステップ402 に戻る。次いでステップ508 に進む
と、ステップ502 と同様にして、充電電圧Vregが電池端
子電圧Vbatと等しい値であるか否かが判定される。この
判定の際、FET50 および62はその導通状態が一旦オフ状
態に制御される。これら電圧が等しい場合にはステップ
500 に戻り、等しくない場合にはステップ416 に戻る。
等しいと判定するには充電電圧Vregに対して±0.5%(本
実施例では8.2Vに対して41mV)程度の精度が電池端子電
圧Vbatに要求されるようにしてもよい。
【0065】ステップ504 では、制御回路54の充電スイ
ッチ端子がローレベルとなって、FET50 および62がオフ
状態に制御され、この二次電池12に対する充電が終了す
る。次いでステップ510 に進み、一連の充電処理が終了
したか否かが、たとえば二次電池12が充電器10から取り
外されることによって判定され、充電が完了したことが
検出されるとこの充電処理は終了する。
【0066】以上のようにして、二次電池12に対する充
電処理が完了または強制終了する。とくに本実施例で
は、充電電圧Vregの値が低下したことを、FET50 および
62が導通状態の充電サイクル中(ステップ416 )にて検
出し、このとき二次電池12が放電することが防止され
る。たとえば、その充電中に電源プラグ16が電源コンセ
ントから抜けて、充電電圧Vregが低下した場合でも、FE
T50 がその直後に強制的にオフされるので、充電器10の
たとえばコンデンサ34や線間容量、さらにはレギュレー
タ56に対し二次電池12が放電されることが防止できる。
このとき、コンデンサ34に残存する電荷によって、レギ
ュレータ56が制御回路54の動作可能電圧を出力している
間は制御回路54が駆動される。
【0067】コンデンサ70は、コンデンサ34よりもその
静電容量が小さいので、交流電源の電圧が低下もしくは
停止した際に、コンデンサ70の両端の電圧が、充電電圧
Vregよりも早く低下する。このため、充電電圧Vregが低
下することがその電圧低下よりも先に検出され、FET50
および62をオフ状態に制御する逆流防止処理を充電電圧
Vregが電池端子電圧Vbatより低くなる前に行なうことが
できる。この結果、一旦、二次電池12に充電されたエネ
ルギが充電器10に逆流して減少することが防止される。
【0068】また、レギュレータ56の出力電圧が制御回
路54の動作可能電圧よりも低下した場合には制御回路54
の動作が停止される。しかしFET50 および62はノーマリ
ーオフ型であるのでオフ状態となる。したがってコンデ
ンサ34の電圧がさらに低下した場合であっても二次電池
12から充電器10に対して電流は流れず、二次電池12の充
電エネルギの浪費が防止される。
【0069】このような制御回路54は、その処理プログ
ラムを二次電池12の種類に応じて用意することで、多種
多様の二次電池に対し、この制御回路を適用させること
ができる。この結果、汎用性があって、信頼性が高い充
電制御回路を提供することができる。たとえば、二次電
池の端子電圧が充電可能な電圧の範囲内かどうかを判定
するための基準電圧や、充電電圧の基準値を示すデータ
を制御回路のメモリに格納しておくことで、たとえば、
端子電圧の異なる二次電池に対する充電装置を構成する
ことができる。
【0070】以上説明したように、上記実施例では、充
電制御用および放電防止用のスイッチ(FET50および62)
がオン状態となっている充電サイクル中に、充電電圧の
低下または停止を即座に検出して二次電池12の放電が進
むことを防止し、またこのような構成を簡便な回路にて
実現することができる。また、これらスイッチのオン/
オフを制御回路54におけるプログラムなどの処理手順に
よって行なうことができ、種々の二次電池に対する充電
特性に応じた充電処理手順を制御回路に組み込むことに
よって充電器を構成することができるので、汎用性およ
び信頼性の高い充電装置が構成される。さらに上記実施
例では、充電器10と二次電池12とが装着される係合部
は、充電器10の充電特性に応じた二次電池のみが装着さ
れるように構成されているので、対応していない電池が
充電器10に装着されることが防止できる。
【0071】
【発明の効果】このように本発明によれば、二次電池を
充電する第1の直流出力の電圧の低下を検出手段にて検
出し、これが認識手段にて認識されると、第1のスイッ
チ手段が遮断状態に制御され、この結果、二次電池の逆
流が阻止され、充電されたエネルギが充電装置内で消費
することが防止される。また、第1の直流出力の電圧低
下が検出手段にて検出されるので、逆流防止処理を迅速
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された充電装置の二次電池が接続
される側の詳細構成を示す回路構成図である。
【図2】図1に示したブロック10a の詳細構成を示す回
路構成図である。
【図3】図1に示した二次電池の内部構成の一例を示す
図である。
【図4】図1に示した充電装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図5】図1に示した充電装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 充電装置 12 二次電池 34,70 コンデンサ 50,62 FET 54 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/10 H02J 7/10 B H

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充放電可能な二次電池を充電する二次電
    池の充電装置において、該装置は、 前記二次電池を充電する第1の直流出力を生成する第1
    の直流電源に接続され、前記第1の直流出力を入力する
    入力手段と、 該入力手段に入力される前記第1の直流出力を導通また
    は遮断させて、該第1の直流電源の出力を出力または出
    力断とする第1のスイッチ手段と、 該第1のスイッチ手段の出力に前記二次電池を着脱可能
    に接続する接続手段と、 前記第1の直流電源に接続され、前記第1の直流出力の
    電圧が低下することを検出する検出手段と、 前記第1のスイッチ手段の導通および遮断を制御して前
    記二次電池に対する充電を制御する制御手段とを有し、
    該制御手段は、前記検出手段にて検出される第1の直流
    出力の低下を認識する認識手段を含み、該第1の直流出
    力の低下を認識すると前記第1のスイッチ手段が導通状
    態の充電中であっても、該第1のスイッチ手段を遮断状
    態に制御し、前記接続手段にて接続されている前記二次
    電池と前記入力手段の第1の直流出力とを遮断すること
    を特徴とする二次電池の充電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、前記第1の直流電源は、交流電源を整流する第
    1の整流手段と、該整流された出力を平滑する第1の蓄
    電手段とを含み、該第1の蓄電手段の両端の電圧を前記
    二次電池を充電するための充電電圧の第1の直流出力と
    し、 前記検出手段は、前記交流電源を整流する第2の整流手
    段と、該第2の整流手段の出力を平滑する第2の蓄電手
    段と、該第2の蓄電手段の電位に応じてオン/オフする
    第2のスイッチ手段とを含み、 前記認識手段は、前記第2のスイッチ手段のオン/オフ
    に応じて前記第1の直流出力の低下を認識することを特
    徴とする二次電池の充電装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、前記交流電源の電圧が低下すると、前記第2の
    蓄電手段の電圧が前記第1の蓄電池の電圧よりも早く低
    下するように、前記第2の蓄電手段の静電容量が前記第
    1の蓄電池の静電容量よりも小さいことを特徴とする二
    次電池の充電装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、該装置は、前記第1の直流出力から、前記制御
    手段を駆動する第2の直流出力を生成する第2の直流電
    源を含むことを特徴とする二次電池の充電装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、前記制御手段は、前記第1の直流出力の電圧を
    測定する第1の測定手段と、前記二次電池の端子電圧を
    測定する第2の測定手段とを含み、前記第1および第2
    の測定手段による測定結果に従って、前記二次電池に対
    する充電制御として前記スイッチ手段を制御することを
    特徴とする二次電池の充電装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、該装置は、前記第1の直流電源の第1の直流出
    力を停止させる出力停止手段を含み、 前記制御手段は、前記二次電池の端子電圧が所定の値よ
    りも低いことが前記第2の測定手段にて測定されると、
    前記出力停止手段を制御して、前記第1の直流電源の第
    1の直流出力を停止させることを特徴とする二次電池の
    充電装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、前記第1のスイッチ手段は、前記二次電池に対
    する充電経路をオン/オフする充電スイッチと、該充電
    経路とは逆方向に流れる前記二次電池の放電を防止する
    放電防止スイッチとを含むことを特徴とする二次電池の
    充電装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、前記制御手段は、前記第1の直流出力の電圧の
    低下を認識すると、前記第1のスイッチ手段を遮断状態
    に制御することを特徴とする二次電池の充電装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の二次電池の充電装置に
    おいて、前記制御手段は、前記二次電池の端子電圧を測
    定する際、前記第1のスイッチ手段を遮断状態に制御す
    ることを特徴とする二次電池の充電装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の二次電池の充電装置
    において、前記第1のスイッチ手段は半導体スイッチで
    あることを特徴とする二次電池の充電装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の二次電池の充電装置
    において、該装置は、前記二次電池が前記接続手段に装
    着されたことを検出する電池検出手段を含み、前記制御
    手段は、該装着された二次電池に対し充電処理開始する
    ことを特徴とする二次電池の充電装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の二次電池の充電装
    置において、前記二次電池は、該装置への装着に応じて
    オン/オフする装着検出スイッチを有し、前記制御回路
    は、前記装着検出スイッチの状態に応じて前記二次電池
    の該装置への装着を検出することを特徴とする二次電池
    の充電装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の二次電池の充電装
    置において、前記制御手段は、前記二次電池の端子電圧
    が前記充電電圧を超えているか否かを判定する判定手段
    を含み、前記二次電池が前記接続手段に装着されて前記
    端子電圧が前記充電電圧を超えている場合には、前記第
    1のスイッチ手段を遮断状態に維持することを特徴とす
    る二次電池の充電装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の二次電池の充電装置
    において、前記制御手段は、前記第1のスイッチ手段の
    導通状態を所定の時間継続させて前記二次電池を充電す
    るための時間監視手段を含み、該時間監視手段にて監視
    中の前記所定の時間内に、前記第1の直流出力の低下を
    認識すると前記第1のスイッチ手段を遮断状態に制御す
    ることを特徴とする二次電池の充電装置。
  15. 【請求項15】 充放電可能な二次電池を充電する充電
    装置を制御する制御回路において、該制御回路は、 前記二次電池を充電する充電経路を導通および遮断する
    第1のスイッチ手段を制御するスイッチ制御手段と、 前記二次電池への充電電圧が低下することを検出する電
    圧低下検出手段と、 前記電圧低下手段にて前記充電電圧の低下が検出される
    と、前記第1のスイッチ手段を遮断状態に制御する逆流
    防止手段とを含むことを特徴とする制御回路。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の制御回路におい
    て、該制御回路は、 前記二次電池を充電する充電電圧を測定するための第1
    の測定入力手段と、 前記二次電池の端子電圧を測定するための第2の測定入
    力手段とを含み、 前記スイッチ制御手段は、前記第1および第2の測定入
    力手段の入力電圧に応じて、前記第1のスイッチ手段を
    導通または遮断状態に制御することを特徴とする制御回
    路。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の制御回路におい
    て、該制御回路は、前記第1および第2の測定入力手段
    にそれぞれ現われる前記充電電圧および前記端子電圧を
    ディジタル値に変換する変換手段を含み、 前記スイッチ制御手段はディジタル値に変換された電圧
    値を比較して、該比較結果に応じて前記第1のスイッチ
    手段を導通または遮断状態に制御することを特徴とする
    制御回路。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の制御回路におい
    て、該制御回路は、前記二次電池の端子電圧が前記充電
    電圧を超えているか否かを判定する判定手段を含み、前
    記二次電池の端子電圧が前記充電電圧を超えていると、
    前記スイッチ制御手段は、前記充電スイッチを遮断状態
    に維持することを特徴とする制御回路。
  19. 【請求項19】 充放電可能な二次電池を充電する充電
    処理方法において、該方法は、 前記二次電池を充電するスイッチを遮断状態から導通状
    態にして、該二次電池に対する充電を開始する第1の工
    程と、 前記二次電池を充電中に前記充電電圧の低下を監視する
    第2の工程と、 該第2の工程における監視結果に応じて、前記充電電圧
    が低下することを認識する第3の工程と、 該第3の工程にて前記充電電圧の低下が認識されると、
    前記スイッチを遮断させる第4の工程とを含むことを特
    徴とする充電処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の充電処理方法にお
    いて、該方法は、 前記第1の工程に先立って、前記充電電圧が、前記二次
    電池を充電する充電圧の範囲内か否かを判定する工程を
    含み、前記充電電圧が範囲外と判定されると、前記スイ
    ッチの遮断状態を維持させることを特徴とする充電処理
    方法。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の充電処理方法にお
    いて、該方法は、前記第1の工程に先立って、前記二次
    電池の端子電圧が、該二次電池を充電することができる
    範囲内であるか否かを判定する工程を含み、前記端子電
    圧が範囲外と判定されると、前記スイッチの遮断状態を
    維持させることを特徴とする充電処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載の充電処理方法にお
    いて、該方法は、前記第1の工程に先立って、前記二次
    電池の端子電圧が前記充電電圧を超えているか否かを判
    定する工程を含み、前記端子電圧が前記充電電圧を超え
    ている場合には、前記スイッチを遮断させることを特徴
    とする充電処理方法。
JP07989096A 1996-04-02 1996-04-02 二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法 Expired - Fee Related JP3726339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07989096A JP3726339B2 (ja) 1996-04-02 1996-04-02 二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07989096A JP3726339B2 (ja) 1996-04-02 1996-04-02 二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09275639A true JPH09275639A (ja) 1997-10-21
JP3726339B2 JP3726339B2 (ja) 2005-12-14

Family

ID=13702868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07989096A Expired - Fee Related JP3726339B2 (ja) 1996-04-02 1996-04-02 二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3726339B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10243567A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Fuji Photo Film Co Ltd 二次電池の充電装置および充電方法
JP2014110668A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Canon Inc 電子機器、充電制御方法及びプログラム
JP2017209003A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 車両バッテリを充電するための方法および装置
CN111452634A (zh) * 2019-01-22 2020-07-28 本田技研工业株式会社 蓄电池装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10243567A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Fuji Photo Film Co Ltd 二次電池の充電装置および充電方法
JP2014110668A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Canon Inc 電子機器、充電制御方法及びプログラム
JP2017209003A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 車両バッテリを充電するための方法および装置
CN107404134A (zh) * 2016-05-18 2017-11-28 保时捷股份公司 用于给车辆电池充电的方法和安排
US10239410B2 (en) 2016-05-18 2019-03-26 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Method and arrangement for charging a vehicle battery
CN107404134B (zh) * 2016-05-18 2020-05-12 保时捷股份公司 用于给车辆电池充电的方法和设备
CN111452634A (zh) * 2019-01-22 2020-07-28 本田技研工业株式会社 蓄电池装置
JP2020120460A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 本田技研工業株式会社 バッテリ装置
CN111452634B (zh) * 2019-01-22 2023-09-19 本田技研工业株式会社 蓄电池管理系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3726339B2 (ja) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6362597B2 (en) Power distribution in a portable device
KR100193736B1 (ko) 배터리 보호 기능을 갖는 배터리 팩
US7659692B2 (en) Rechargeable battery pack for a power tool having an interruptor for prevention of overcharging
US8436583B2 (en) Multiple cell battery charger configured with a parallel topology
KR101030885B1 (ko) 이차전지
US20070108941A1 (en) Rechargeable battery pack for a power tool
US7652450B2 (en) Secondary battery charging device
JP2003259560A (ja) 充電回路
CN103457314B (zh) 一种开关型单节锂电池充电和升压放电控制芯片
JP2007082379A (ja) 充電装置
JP3726339B2 (ja) 二次電池の充電装置およびその制御回路ならびに充電処理方法
JP2002345156A (ja) 充電電池あるいは充電電池パック
KR20030072027A (ko) 충전 및 방전 기능을 구비한 휴대용 전자 장치
CN211180588U (zh) 应用于洁面工具的控制电路
KR950009337B1 (ko) 배터리 충전회로
JPH07194027A (ja) 無停電電源装置
JP2002315225A (ja) 電池パック及び該電池パックを電源とする外部ホスト機器システム
JPH05316664A (ja) バッテリーチャージャー内蔵acアダプタ
JP3219498B2 (ja) 2次電池の充電回路
JP2004064975A (ja) 無停電電源装置
JPH0678467A (ja) 充電電圧切替機能付充電器
JPH06165401A (ja) 充電装置
JPH09130983A (ja) 電池充電制御装置
JP3633353B2 (ja) 充電器
JPH0717237Y2 (ja) 電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees