JPH0445337A - 自然蒸発式加湿器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、天井埋込形空調機にダクト接続され空調機よ
り調和空気を取り出して加湿した後、再び、空調機に返
す、或いは、空調機と独立し天井内に据付けたダクトに
より天井面より吸込み加湿板吹出す自然蒸発式加湿器に
関する。

〔従来の技術〕

自然蒸発式加湿器はぬれ表面に通風し、空気に湿り気を
もたせる形で加湿を行なう。この方式自体は従来より使
用されており、空調衛生便覧７．２．４気化式加湿器（
添付）の図７．１５　に回転円盤式加湿器として示され
ている。

近年、個別分散型空調システムの発展に伴い安全性、操
作性、省エネルギ性が良く自然蒸発式加湿器に用いられ
るようになってきた。

冷凍第６４巻第７３５号（平成元年１月号）に「インテ
リジェントビル用マルチ空調シテシｉＢシリーズ」と題
し、３．４　自然蒸発式加湿器（流下式）の項目があり
図１２に概略構造が示されている。

この加湿器はユニット内組込みを目的としており本発明
にもつとも近い公知例としては、三菱電機サイレトカセ
ット用加湿器（カタログ添付）があげられる。

この加湿器は一つの箱体の内に送風機、給水槽。

ドレンパン、給水弁（電磁弁）、給水制御用フロートス
イッチをもち、箱体の一面には空気取入れ口、対面側に
空気気吹出口があり、空調機とダクトが接続されている
。

〔発明が解決しようとする課題〕

自然蒸発式加湿器は、接続する天井埋込型空調機の吹出
し空気の一部をバイパスさせ、吸込みダクトにより、加
湿器本体に導く構造としているが、加湿を必要とする時
期は、湿度の下がる暖房時期のみであり、このため、冷
房運転時には、加湿器内になるべく、冷風を流入させた
くない。

従来技術は、この点が考慮されたものがなく、本発明は
吸込みダクト及び、吹出しダクトの一部に動圧防止板を
設けることにより解決できる。さらに、空調機本体から
の吹出し空気の動圧による影響も同時に防ぐことができ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明は天井埋込型空調機の
吹出し空気流入口に接続する吸込みダクト、及び、加湿
器より加湿空気を天井埋込型空調機↓二押し出す吹出ダ
クト内に動圧防止板を設ける。

〔作用〕

天井埋込型空調材よりバイパスさせ、自然蒸発式加湿器
に流入させる吹出し空気は、暖房運転時ま、暖気となり
、加湿器内の送風機の運転により加湿器内に吸込まれる
。冷房運転時には、加湿器の送風機は停止しており、冷
風は吸込みにくくなるが、本発明のダクト内に設置した
動圧防止板により流入空気を防ぐことができ、冷風によ
る加湿器内に結露等の問題を防ぐことができる。また、
この動圧防止板は、空調機本体より吹出しする空気の動
圧も防ぐことができる。

〔実施例〕

本発明の自然蒸発式加湿器の実施例を第１図。

第２図により以下説明する。

自然蒸発式加湿器の構成は、空調機本体１５の熱交換器
１６を経て、吸込みされる吸込み空気１７を送風機電動
機５に直結した送風機６の回転により吸引し吸水性多孔
質の加湿エレメント３まで導く。このエレメント下部に
は給水口より水を水槽４にためて−おく、この水を毛管
現象により加湿エレメント３に導き出しておく、そこに
、吸込み空気を流すことにより、気化薄気を作り、加湿
吹出し空気１８として、加湿を必要とする空調機本体１
５にもどす。この作用により加湿器の役目をはだす自然
蒸発式加湿器としている。

本発明は、この加湿器と空調機本体１５とを連結する吸
込みダクト１０と吹出しダクト８の空調機本体１５の出
入口に吸込側動圧防止板１４Ａ吹出側動圧防止板１４Ｂ
を設けたものである。動圧防止板１４Ａ、１４Ｂの詳細
の一例を第３図に示す。

この動圧防止板の取付により、空調機本体より加湿器内
に流入する。空気の動圧を防止すると同時に、加湿が不
用となる冷房運転時には、この動圧防止板により、冷風
が加湿器内へ流れて結露するのを、防止する役目も兼ね
ることができるようにした。

〔発明の効果〕

本発明によれば、天井埋込型空調機により下記の二点が
、効果として期待できる。

１）空調機本体より吹出しされる空気の動圧を防止でき
る。

２）加湿器が不用な時すなわち、冷房運転時に、加湿器
へ流れ込む冷風を防止するとともに、加湿器内の結露を
防止する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の自然蒸発式加湿器の横断面
図、第２図は第１図の縦断面図、第３図は本発明の詳細
の斜視図である。 １・・・箱体、２・・・水受皿、３・・・加湿エレメン
ト、４・・水槽、５・・・送風機用電動機、６・・・送
風機、７゜９．１２．１３・・フランジ、８・・・吹出
ダクト、１０・・・吸込ダクト、１１・・・バンド、１
４−Ａ・・・吸第 図 第２図 茶

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、毛管現象により水を吸い上げ、自然蒸発させる紙質
   濾材と、空気の出入を制御する、送風機用電動機を内蔵
   した送風機と、水を給水し溜める水槽、及び滴下ドレー
   ン水を受ける水皿からなる加湿装置において、 前記空気を取入れる吸込みダクト部と、加湿空気を吹出
   す吹出しダクト部に空調機本体より受ける風の動圧を防
   止する動圧防止板を設け、前記動作防止板が、加湿の不
   用な冷房運転時には、冷風の流れ込みも防止できる構造
   をもつことを特徴とする自然蒸発式加湿器。