JPH0444988Y2 - - Google Patents

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JPH0444988Y2
JPH0444988Y2 JP8874987U JP8874987U JPH0444988Y2 JP H0444988 Y2 JPH0444988 Y2 JP H0444988Y2 JP 8874987 U JP8874987 U JP 8874987U JP 8874987 U JP8874987 U JP 8874987U JP H0444988 Y2 JPH0444988 Y2 JP H0444988Y2
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JP
Japan
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duct
inspection port
lid
side wall
mounting flange
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JP8874987U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は冷暖房や送風等の空調用ダクトの任意
の個所に取付けて、人が入れない挾いところでも
保守・点検が容易になし得るように使用される点
検口に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の空調用ダクトで保守・点検のた
めに、透明なガラスを嵌め込んで外から内部が透
視できるように構成した点検窓は知られている。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来の点検窓では、外からガラスを
透してダクトの内部を窺がうのみであるから、例
えばダクト内壁が腐蝕していたり、内張りした保
温材が剥がれていたり、或いは内壁に結露等の異
状があつてもわかりにくいといつた問題点があつ
た。
それ故に、本考案の目的は、蓋を開けることで
内部の状況を直接目で確かめることができるのは
勿論のこと、必要に応じてダクト内へ腕を差し入
れ、直接手指で触れて確かめることができる。開
閉蓋付きの点検口を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の点検口は、短筒状の側壁の下端外側に
取付鍔部を周設した点検口本体と、円盤状をなす
天板の側縁に前記側壁に摺合わせ状に嵌着させる
筒部を周設すると共に、該筒部の開放端に補強リ
ブを形成した蓋体とからなり、点検口本体の取付
鍔部の下面と蓋体の天板下面に夫々パツキンを取
着して構成される。
[作用] ダクトの壁面の任意個所に開設された開口に合
わせて点検口本体を当てがい、パツキンを介して
取付鍔部をダクトの外壁面にビス止めすること
で、点検口本体を簡単に取付けでき、しかも極く
薄く形成できるからダクト外壁面から突出する高
さが低くて邪魔になることはない。点検口本体に
嵌着した蓋体は、補強リブと取付鍔部との間の隙
間にドライバー等を差し込んでこじあけることで
開放できて、ダクト内部を直接目視して正確な点
検が行なえる。また、点検口本体からダクト内部
へ腕を差し入れせ、手指の触覚によりダクト内の
状況を知り得て、異状の発見は勿論のこと、故障
や損傷の修復を行なえる。
[実施例] 図において1は短筒状の側壁2の下端外側に取
付鍔部3を周設して形成された点検口本体であ
り、側壁2の直径が125m/mまたは150m/mの
ものを標準サイズとし、取付鍔部3には複数の透
孔4を等間隔に開設し、さらに取付鍔部3の下面
に難燃性のネオプレン製のパツキン5を取着させ
る。
6は前記側壁2に摺合わせ状に嵌着して被せ蓋
式に点検口を開閉させる蓋体であり、円盤状をな
す天板7の側縁に筒部8を周設し、さらに該筒部
8の開口端を外向きに折曲げ巻付けることにより
補強リブ9を形成している。前記天板7の下面に
前記パツキン5と同じ材料よりなる円盤状パツキ
ン10を取着している。なお、蓋体6の筒部8に
は摺合わせ状に嵌合させた側壁2からこじあけて
開放するに際して開け易くするための空気抜き孔
11を開設している。
次に、このように構成した本考案の点検口の使
用について説明する。第5図において12はダク
トの壁面であり、所望の個所に点検口本体1の口
径と同径の開口13を開設している。この開口1
3に合致させて壁面12外側に取付鍔部3を当て
がい、取付鍔部3に設けた各透孔4にビス14を
挿通し、パツキン5を介して壁面12の螺締し、
取付け固定する。そして、常には側壁2に蓋体6
を摺合わせ状に嵌着させて冷暖房或いは送風の漏
洩を起こさせることはない。
そして、ダクト内の保守点検に際しては、点検
口本体1の取付鍔部3上面と蓋体6の補強リブ9
との間にドライバー等を差し込んでこじることで
蓋体6を簡単に開放できて、ダクト内部を直接目
で見て確認することができる。さらに腕を差し入
れてダクト内部を手指で直接触れて触覚により点
検できる。このため、ダクト内壁の腐蝕の有無
や、内張りしてある保温材の剥がれ等の異状の発
見、或い結露といつた現象を適確に知り得る。さ
らに、ダクト内にセンサーその他の器具等が設置
されている場合には、それらの性能の確認点検
や、故障していれば修理したり交換も容易になし
得る。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の開閉蓋付き空調ダ
クト点検口は、構造簡単で、低コストに提供する
ことができ、しかも極く薄く形成できて、冷暖房
や送風等のダクトの任意の個所に簡単に取付け
て、送気を妨げることなく使用できる。
そして、蓋体をこじあけて開放すればダクト内
を直接に目で見て正確に点検することができ、さ
らに、ダクト内に腕を差し入れて手指の触覚によ
りダクト内の確認や、さらには保守・点検を十分
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので第1図は
斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は点検口本
体に蓋体を嵌着させた状態の断面図、第4図は使
用状態の正面図、第5図は同上断面図である。 1……点検口本体、2……側壁、3……取付鍔
部、5……パツキン、6……蓋体、7……天板、
8……筒部、9……補強リブ、10……円盤状パ
ツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 短筒状の側壁の下端外側に取付鍔部を周設した
    点検口本体と、円盤状をなす天板の側縁に前記側
    壁に摺合わせ状に嵌着させる筒部を周設すると共
    に、該筒部の開放端に補強リブを形成した蓋体と
    からなり、点検口本体の取付鍔部の下面と蓋体の
    天板下面に夫々パツキンを取着して構成したこと
    を特徴とする開閉蓋付き空調ダクト用点検口。
JP8874987U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0444988Y2 (ja)

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JP8874987U JPH0444988Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JP8874987U JPH0444988Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JPS63198949U JPS63198949U (ja) 1988-12-21
JPH0444988Y2 true JPH0444988Y2 (ja) 1992-10-22

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ID=30947123

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JP8874987U Expired JPH0444988Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03122441A (ja) * 1989-10-03 1991-05-24 Zexel Corp 空気調和装置
JP2017095935A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社ベルテック 設置物固定具及び設置物固定構造

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JPS63198949U (ja) 1988-12-21

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