JPH0444875Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444875Y2 JPH0444875Y2 JP1986177104U JP17710486U JPH0444875Y2 JP H0444875 Y2 JPH0444875 Y2 JP H0444875Y2 JP 1986177104 U JP1986177104 U JP 1986177104U JP 17710486 U JP17710486 U JP 17710486U JP H0444875 Y2 JPH0444875 Y2 JP H0444875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- air conditioner
- drain
- water
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011045 prefiltration Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、空気調和機のドレン排水ポンプに
関するものである。
関するものである。
[従来の技術]
第7図は特開昭60−179000号公報による従来の
水ポンプの平面図、第8図は第7図のX−X断面
図である。1はモーターで、モーター固定用ネジ
6でウケ4に固定されている。モーター軸5は、
ウケ4の空気穴10を貫通しており、その貫通し
た部分に逆三角形の羽根2が取付けられている。
3はケーシングで、下側に水吸込口8を一側に吐
出口9を設け、かつ格子状に構成した仕切板15
とストレーナ部17、さらにはストレーナ部17
の外周に該当する固定足部16を一体に形成し、
ケーシング取付ネジ7によりウケ4に取付けられ
ている。11は水ポンプ組込時における、空調機
のポンプ収納部である。
水ポンプの平面図、第8図は第7図のX−X断面
図である。1はモーターで、モーター固定用ネジ
6でウケ4に固定されている。モーター軸5は、
ウケ4の空気穴10を貫通しており、その貫通し
た部分に逆三角形の羽根2が取付けられている。
3はケーシングで、下側に水吸込口8を一側に吐
出口9を設け、かつ格子状に構成した仕切板15
とストレーナ部17、さらにはストレーナ部17
の外周に該当する固定足部16を一体に形成し、
ケーシング取付ネジ7によりウケ4に取付けられ
ている。11は水ポンプ組込時における、空調機
のポンプ収納部である。
従来の空調機のドレン排水ポンプは上記のよう
に構成され、モーター1が回転を開始するとモー
ター1の軸5に直結している羽根2が回転を開始
し、これにより水に遠心力が加えられる。この結
果、水はケーシング3の吸込口8より吸込まれ、
吐出口9より吐出されるのである。また、ポンプ
つまりの防止のため仕切板15により構成される
ストレーナ部17が設けられている。
に構成され、モーター1が回転を開始するとモー
ター1の軸5に直結している羽根2が回転を開始
し、これにより水に遠心力が加えられる。この結
果、水はケーシング3の吸込口8より吸込まれ、
吐出口9より吐出されるのである。また、ポンプ
つまりの防止のため仕切板15により構成される
ストレーナ部17が設けられている。
かかるポンプを、空調機に組込んだ場合の実動
作について説明すると、上記ポンプが作動する時
は、冷房運転において熱交換器より発生するドレ
ン水が、ポンプ収納部11に集められた場合であ
り、暖房運転時においては、ポンプは作動しない
よう電気回路で構成されている。
作について説明すると、上記ポンプが作動する時
は、冷房運転において熱交換器より発生するドレ
ン水が、ポンプ収納部11に集められた場合であ
り、暖房運転時においては、ポンプは作動しない
よう電気回路で構成されている。
[考案が解決しようとする問題点]
従来のポンプは以上のように構成されており、
空調機に組込んでの実動作上冷房時発生するドレ
ン水の中には、空調機のプレフイルター(図示な
し)で除去できない微少ゴミや、ホコリ、あるい
はタバコのヤニ、あるいは油脂分等が含まれてお
り中間期や暖房時には、上記残りのドレンが蒸発
凝固し、その繰り返えしにより徐々に堆積する。
また、水アカや上記のドレン水内含有物により、
ストレーナ部の目詰まり(膜張り)現象が発生
し、その除去の為のサービス回数が増大する等の
問題点があつた。
空調機に組込んでの実動作上冷房時発生するドレ
ン水の中には、空調機のプレフイルター(図示な
し)で除去できない微少ゴミや、ホコリ、あるい
はタバコのヤニ、あるいは油脂分等が含まれてお
り中間期や暖房時には、上記残りのドレンが蒸発
凝固し、その繰り返えしにより徐々に堆積する。
また、水アカや上記のドレン水内含有物により、
ストレーナ部の目詰まり(膜張り)現象が発生
し、その除去の為のサービス回数が増大する等の
問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を改善する目
的でなされたもので、サービス回数を激減させ、
空調機としての長寿命化を図ることを目的とす
る。
的でなされたもので、サービス回数を激減させ、
空調機としての長寿命化を図ることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段]
この考案に係る空調機のドレン排水ポンプは、
ストレーナを廃止して逆三角形状の羽根の最下部
にさらに下方のポンプ収納部に向かつてアームを
突出させアーム先端に刃を設けたものである。
ストレーナを廃止して逆三角形状の羽根の最下部
にさらに下方のポンプ収納部に向かつてアームを
突出させアーム先端に刃を設けたものである。
[作用]
この考案における空調機のドレン排水ポンプ
は、羽根に下方へ突出させたアーム先端刃により
ストレーナを廃止して発生する吸込口における膜
張りをなくし、かつドレン排水の凝固堆積物を粉
砕して排出する。
は、羽根に下方へ突出させたアーム先端刃により
ストレーナを廃止して発生する吸込口における膜
張りをなくし、かつドレン排水の凝固堆積物を粉
砕して排出する。
[考案の実施例]
以下、この考案の一実施例を図によつて説明す
る。
る。
第1図は水ポンプの平面図、第2図は第1図の
−断面図であり、なおポンプ収納部及び固定
足部の構造はストレーナがないこと以外は従来例
と同一である。又第3図〜第6図は他の例を示
す。図において、1〜10は従来のポンプと同一
のものである。20はアームで、逆三角形の羽根
2の最下端よりさらに下方へ延出させるよう一体
形成されると共に、ケーシング3の吸込口8の下
端よりも“A”寸法だけ突出するように形成して
いる。
−断面図であり、なおポンプ収納部及び固定
足部の構造はストレーナがないこと以外は従来例
と同一である。又第3図〜第6図は他の例を示
す。図において、1〜10は従来のポンプと同一
のものである。20はアームで、逆三角形の羽根
2の最下端よりさらに下方へ延出させるよう一体
形成されると共に、ケーシング3の吸込口8の下
端よりも“A”寸法だけ突出するように形成して
いる。
上記のように構成されたポンプは、吸込口8よ
り水を吸込み、吐出口9より吐出される。
り水を吸込み、吐出口9より吐出される。
この時、従来のストレーナを廃止したので、従
来ストレーナ部に発生した詰り、例えば膜張りは
吸込口8部分に発生すると考えられるが、モータ
ー1の回転により羽根2およびアーム20も同時
に回転することにより膜張り等を解除し、また凝
固堆積物もアーム20の先端部の刃21にて粉砕
しながら新ドレン水と同時に吸込口8より吸込ま
れ、吐出口9より排出されるものである。
来ストレーナ部に発生した詰り、例えば膜張りは
吸込口8部分に発生すると考えられるが、モータ
ー1の回転により羽根2およびアーム20も同時
に回転することにより膜張り等を解除し、また凝
固堆積物もアーム20の先端部の刃21にて粉砕
しながら新ドレン水と同時に吸込口8より吸込ま
れ、吐出口9より排出されるものである。
第2図におけるアーム20は、突出した先端部
の先端形状を略カサ歯車21にしたものである。
また、第3図及び第4図におけるアームの先端部
21は、略S字状にて形成したものである。
の先端形状を略カサ歯車21にしたものである。
また、第3図及び第4図におけるアームの先端部
21は、略S字状にて形成したものである。
さらに第5図及び第6図におけるアームの先端
部21はポンプの回転方向へ向かつた刃21を複
数個形成したものであるので、上記と同様効果を
得ることはもちろんである。
部21はポンプの回転方向へ向かつた刃21を複
数個形成したものであるので、上記と同様効果を
得ることはもちろんである。
[考案の効果]
以上のようにこの考案によれば、ストレーナを
廃止して羽根よりアームを一体成形で延出させこ
のアーム先端刃部をポンプ収納部へ突出させる簡
単な構成において、ドレン排水が貯留および蒸発
凝固を繰返して凝固したドレン排水の凝固堆積物
の粉砕除去を容易に実行できるので空気調和機の
サービス回数を激減させることが出来、空気調和
機としての長寿命化を計り、ポンプの信頼性を向
上させ、さらには、大幅な価格低下を計ることが
できる等実用的効果大なるものがある。
廃止して羽根よりアームを一体成形で延出させこ
のアーム先端刃部をポンプ収納部へ突出させる簡
単な構成において、ドレン排水が貯留および蒸発
凝固を繰返して凝固したドレン排水の凝固堆積物
の粉砕除去を容易に実行できるので空気調和機の
サービス回数を激減させることが出来、空気調和
機としての長寿命化を計り、ポンプの信頼性を向
上させ、さらには、大幅な価格低下を計ることが
できる等実用的効果大なるものがある。
第1図はこの考案によるポンプの一実施例を示
す上平面図、第2図は第1図の−線の断面
図、第3図ないし第6図は本考案の他の実施例を
示すもので、第3図は下側の吸込側からみた他の
実施例の下平面図、第4図は第3図の要部拡大平
面図、第5図は第3図に相当する他の実施例の下
平面図、第6図は第5図の要部拡大平面図、第7
図は従来のポンプを示す上平面図、第8図は第7
図の−断面図である。 図において、1はモーター、2は羽根、3はケ
ーシング、8は吸込口、9は吐出口、20はアー
ム、21はアーム先端刃部である。なお、図中同
一符号は、同一又は相当部分を示す。
す上平面図、第2図は第1図の−線の断面
図、第3図ないし第6図は本考案の他の実施例を
示すもので、第3図は下側の吸込側からみた他の
実施例の下平面図、第4図は第3図の要部拡大平
面図、第5図は第3図に相当する他の実施例の下
平面図、第6図は第5図の要部拡大平面図、第7
図は従来のポンプを示す上平面図、第8図は第7
図の−断面図である。 図において、1はモーター、2は羽根、3はケ
ーシング、8は吸込口、9は吐出口、20はアー
ム、21はアーム先端刃部である。なお、図中同
一符号は、同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 空気調和機に組込まれ、下端に水吸込口を有す
るとともに、上端の一部に吐出口を設けた中空逆
円錐形状のケーシング、このケーシング上部にモ
ータを設け、このモータ軸に軸支され、かつ上記
ケーシング内に配設した逆三角形状の羽根、この
羽根を回転させることにより水を汲み上げる空気
調和機のドレン排水ポンプにおいて、上記空気調
和機のポンプを収納するとともに、前記空気調和
機のドレン排水が貯留および蒸発凝固を繰返すポ
ンプ収納部と、上記ケーシングの下端の水吸込口
より上記ポンプ収納部へ突出させた、上記逆三角
形状の羽根先端より延出させて一体形成したアー
ムと、上記アームの先端に設けられ上記凝固した
ドレン排水の凝固堆積物を粉砕するアーム先端刃
部と、を備えた空気調和機のドレン排水ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986177104U JPH0444875Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986177104U JPH0444875Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174592U JPS63174592U (ja) | 1988-11-11 |
JPH0444875Y2 true JPH0444875Y2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=31117993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986177104U Expired JPH0444875Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0444875Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6590725B2 (ja) * | 2016-02-17 | 2019-10-16 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | ドレンパン汚れ検出装置及び空調機器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952199B2 (ja) * | 1982-04-21 | 1984-12-18 | 基「あ」 上原 | 染色装置に付着した染料の洗浄剤 |
JPS60179000A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104502U (ja) * | 1978-01-07 | 1979-07-23 | ||
JPS5952199U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | 株式会社荏原製作所 | 水中ポンプ |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP1986177104U patent/JPH0444875Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952199B2 (ja) * | 1982-04-21 | 1984-12-18 | 基「あ」 上原 | 染色装置に付着した染料の洗浄剤 |
JPS60179000A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63174592U (ja) | 1988-11-11 |
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