JPH0528398Y2 - - Google Patents

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JPH0528398Y2
JPH0528398Y2 JP13844287U JP13844287U JPH0528398Y2 JP H0528398 Y2 JPH0528398 Y2 JP H0528398Y2 JP 13844287 U JP13844287 U JP 13844287U JP 13844287 U JP13844287 U JP 13844287U JP H0528398 Y2 JPH0528398 Y2 JP H0528398Y2
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JP
Japan
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drain
casing
wall
drain pump
water
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JP13844287U
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JPS6444397U (ja
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Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は空気調和機等のドレンパンに溜つたド
レン水を吸い上げるドレンポンプに関するもので
ある。
(ロ) 従来の技術 従来、ドレンポンプを備えた空気調和機の構造
例としては、実公昭57−17229号公報に示された
ようなものが開示されている。
この公報で提示された空気調和機においては、
ドレンパンの上にドレンポンプを配置して、ドレ
ンパンに溜つたドレン水をドレンポンプで吸い上
げるようにしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような空気調和機に収納されるドレンポン
プにおいて、このポンプのケーシングとこのケー
シング内に配置される揚水用の羽根との〓間が比
較的大きかつたために、ドレンポンプの吸込口よ
り吸い上げられたドレン水の一部はケーシングの
内壁に付着して吸込口から滴下するおそれがあつ
た。このようにしてドレン水の一部が吸込口から
滴下すると、ドレンパンに溜つたドレン水を完全
に吸い上げることができない。又、このドレン水
は冷やされているために、ドレンパンの外壁に露
が付着する欠点があつた。又、この露付きを防止
するために、ドレンパンの厚さを大きくすること
も考えられるが、この結果空気調和機が大型化す
る欠点もあつた。
本考案は、ドレンパンに残されるドレン水の量
を少なくして、ドレンパンの厚さを小さく抑える
と共に、このドレンパンの外壁の露付きを防止す
ることを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案のドレンポ
ンプは下端に吸込口を有し内径を下方へ行くに従
つて小さくしたケーシング内に、回転軸が略垂直
方向へ走る揚水用の回転羽根を収納すると共に、
この回転羽根とケーシングの内壁との〓間を下方
へ行くに従つて小さくするようにしたものであ
る。
(ホ) 作用 ドレンポンプの回転羽根とケーシングの内壁と
の〓間を下方へ行くに従つて小さくしてケーシン
グの内部と外部との圧力差を高く保つようにした
ので、回転羽根でかき上げられたドレン水の一部
がケーシングの吸込口から滴下するおそれを少な
くしたものである。
(ヘ) 実施例 第1図において、1はドレンパンで、蒸発器
(図示せず)に付着して滴下したドレン水2が溜
められる。3はドレンポンプで、モーター4と、
このモータの下部に取り付けられた上蓋5と、こ
の上蓋の下部に螺子6止めされるケーシング7
と、このケーシング内に収納された揚水用の回転
羽根8とから構成されている。9はこのモーター
の下方で略垂直方向に走る回転軸で、この回転軸
には回転羽根8が装着されている。10はこのケ
ーシング7の下端に設けた吸込口で、この吸込口
10の開口端に回転羽根8の下端11が一致して
いる。12はこのケーシング7の右側で横方向に
延びた排水口、13はこの排水口につながれた排
水ホースである。
第2図はケーシング7と回転羽根8との関係を
示す要部拡大断面図で、ケーシング7の吸込口1
0の内径寸法aは8.5mm、回転羽根8の下端11
の外径寸法bは3.5mmである。一方、回転羽根8
の外縁14と鉛直線15とのなす角度cは18°、
ケーシング7の内壁16と鉛直線15とのなす角
度dは25°である。従つて、回転羽根8とケーシ
ング7の内壁16とで形成される〓間17は上方
から下方へ行くに従つて狭くなり、具体的に上部
の〓間寸法18は2mm、下部19の〓間寸法は1
mmとなつている。
このような構成を有するドレンポンプ3の回転
羽根8を回転させると、この回転羽根8の回転に
よつて生ずる遠心力で、回転羽根8に付着したド
レン水は鉛直線15に対して斜め上方へ飛散され
る。そして排水口12へ導びかれる。
ここで、ケーシング7の内壁16と回転羽根8
との〓間17を下方へ行くに従つて狭くして、回
転羽根8の回転によつてケーシング7の内壁16
に吹き当てられる風圧を、この内壁16の下方ほ
ど強くして又、このケーシング7の内部20と外
部21との圧力差を保つようにしている。このた
め、鉛直線15に対して斜め上方へ飛散されたド
レン水の一部はケーシング7の内壁16に付着す
るものの、このケーシング7に沿つて流下しにく
くしている。実験によれば、このような構造のド
レンポンプ3を用いて回転羽根8を2400回転/
γpmで運転しドレン水を排出させた結果、ドレン
パン1に残つたドレン水の水位eは約4.1mmであ
つた。これに対し、ケーシング7の内壁16と回
転羽根8との〓間17を3mmで均一にした場合の
ドレン水の残水量を示す水位は約8mmであつた。
(ト) 考案の効果 以上述べたように本考案はドレンポンプの回転
羽根とケーシングの内壁との〓間を下方へ行くに
従つて小さくしたので、ケーシングの内壁に付着
したドレン水を流下しにくくしている。このよう
にして、ドレン水をドレンポンプでできるだけ吸
い上げるようにしたので、ドレンパンに残される
ドレン水の量を少なくしてドレンパンの外壁に露
を付きにくくすることができる。又ドレンパンの
厚さを薄くすることもでき、このドレンパンが収
納された空気調和機等の小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はドレンポンプの断面図、第2図は第1図の要部
拡大断面図である。 3……ドレンポンプ、7……ケーシング、8…
…回転羽根、9……回転軸、10……吸込口、1
7……〓間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に吸込口を有し内径を下方へ行くに従つて
    小さくしたケーシング内に、回転軸が略垂直方向
    へ走る揚水用の回転羽根を収納したドレンポンプ
    において、前記回転羽根と前記ケーシングの内壁
    との〓間を下方へ行くに従つて小さくしたことを
    特徴とするドレンポンプ。
JP13844287U 1987-09-10 1987-09-10 Expired - Lifetime JPH0528398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13844287U JPH0528398Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13844287U JPH0528398Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6444397U JPS6444397U (ja) 1989-03-16
JPH0528398Y2 true JPH0528398Y2 (ja) 1993-07-21

Family

ID=31400783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13844287U Expired - Lifetime JPH0528398Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JPS6444397U (ja) 1989-03-16

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