JPH0444845B2 - - Google Patents
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- JPH0444845B2 JPH0444845B2 JP60040476A JP4047685A JPH0444845B2 JP H0444845 B2 JPH0444845 B2 JP H0444845B2 JP 60040476 A JP60040476 A JP 60040476A JP 4047685 A JP4047685 A JP 4047685A JP H0444845 B2 JPH0444845 B2 JP H0444845B2
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- JP
- Japan
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- switching
- signal
- circuit
- output
- current mirror
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- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は信号切換回路に関し、特に音声多重放
送受信機において、ステレオ受信モードとSAP
(Second Audio Program)受信モードの切換回
路に関するものである。
送受信機において、ステレオ受信モードとSAP
(Second Audio Program)受信モードの切換回
路に関するものである。
例えば、米国におけるテレビジヨン音声多重放
送方式は、従来のモノラル音声部分に相当する主
信号(L+R信号)と、2H(Hは水平同期周波
数)を中心周波数とし抑圧搬送波振幅変調された
副信号(L−R信号)と、副信号の存在を知らせ
副信号の復調の基準位相となる周波数Hのパイロ
ツト信号と、5Hを中心周波数とし±10kHzの周波
数偏移で周波数変調されたSAP信号(Second
Audio Program信号…第2音声信号)とが合成
されて音声出力として送信されるようになつてい
る。
送方式は、従来のモノラル音声部分に相当する主
信号(L+R信号)と、2H(Hは水平同期周波
数)を中心周波数とし抑圧搬送波振幅変調された
副信号(L−R信号)と、副信号の存在を知らせ
副信号の復調の基準位相となる周波数Hのパイロ
ツト信号と、5Hを中心周波数とし±10kHzの周波
数偏移で周波数変調されたSAP信号(Second
Audio Program信号…第2音声信号)とが合成
されて音声出力として送信されるようになつてい
る。
受信機(又は受像機)においては、主信号と副
信号及びパイロツト信号から右信号(R信号)と
左信号(L信号)を再生し、それぞれ右,左のス
ピーカから音声出力してステレオ再生を楽しむこ
とができる。また、SAP信号はFM検波されて前
記ステレオ受信とは独立してスピーカから音声出
力して聞くことができる。通常SAP信号は、英
語以外の外国語により音声放送される場合が多
い。ここで、受信機は一般的用途を考え、右と左
のスピーカをそれぞれ1個ずつ用意して、スイツ
チ切換によりステレオ受信又はSAP受信を切換
えるようになつている。また、ステレオ放送や
SAP放送は常時行なわれているわけではないの
で、従来のモノラル受信も行なえるようになつて
いるのはもちろんである。ステレオ受信時には、
右と左のスピーカからそれぞれR信号とL信号が
出力され、モノラル受信時には右と左のスピーカ
からモノラル信号(L+R信号)が出力される。
信号及びパイロツト信号から右信号(R信号)と
左信号(L信号)を再生し、それぞれ右,左のス
ピーカから音声出力してステレオ再生を楽しむこ
とができる。また、SAP信号はFM検波されて前
記ステレオ受信とは独立してスピーカから音声出
力して聞くことができる。通常SAP信号は、英
語以外の外国語により音声放送される場合が多
い。ここで、受信機は一般的用途を考え、右と左
のスピーカをそれぞれ1個ずつ用意して、スイツ
チ切換によりステレオ受信又はSAP受信を切換
えるようになつている。また、ステレオ放送や
SAP放送は常時行なわれているわけではないの
で、従来のモノラル受信も行なえるようになつて
いるのはもちろんである。ステレオ受信時には、
右と左のスピーカからそれぞれR信号とL信号が
出力され、モノラル受信時には右と左のスピーカ
からモノラル信号(L+R信号)が出力される。
以上述べてきたようなそれぞれの受信モードを
切換るための信号切換回路としては、従来第3図
に示す回路が用いられている。第3図において、
PNPトランジスタ5、PNPトランジスタ6のエ
ミツタは共通にして定電流源23に接続し、
PNPトランジスタ5のベースは抵抗11を通し
て定電圧源17に接続し、かつ抵抗12とスイツ
チ21の直列回路を通して基準電位に接続し、
PNPトランジスタ5のコレクタは抵抗22を通
して基準電位に接続し、かつSAPモード切換電
圧出力端子19とし、PNPトランジスタ6のベ
ースは定電圧源18に接続し、コレクタは抵抗1
3を通して基準電位に接続し、かつステレオモー
ド切換電圧出力端子24としている。
切換るための信号切換回路としては、従来第3図
に示す回路が用いられている。第3図において、
PNPトランジスタ5、PNPトランジスタ6のエ
ミツタは共通にして定電流源23に接続し、
PNPトランジスタ5のベースは抵抗11を通し
て定電圧源17に接続し、かつ抵抗12とスイツ
チ21の直列回路を通して基準電位に接続し、
PNPトランジスタ5のコレクタは抵抗22を通
して基準電位に接続し、かつSAPモード切換電
圧出力端子19とし、PNPトランジスタ6のベ
ースは定電圧源18に接続し、コレクタは抵抗1
3を通して基準電位に接続し、かつステレオモー
ド切換電圧出力端子24としている。
第3図の回路では、トランジスタ6のベース電
位を定電圧源18で固定し、トランジスタ5のベ
ース電位をスイツチ21のオン、オフで変化させ
て、それぞれのモード切換電圧出力端子19,2
4の電位を決定し、ステレオ受信モードとSAP
受信モードの切換を行つている。
位を定電圧源18で固定し、トランジスタ5のベ
ース電位をスイツチ21のオン、オフで変化させ
て、それぞれのモード切換電圧出力端子19,2
4の電位を決定し、ステレオ受信モードとSAP
受信モードの切換を行つている。
前述したような従来の信号切換回路を用いた受
信機では、SAP受信モードにスイツチが設定さ
れていると、受信機はSAP信号をFM検波して増
幅し、スピーカから出力するので、SAP信号の
無いステレオ放送もしくはモノラル放送を受信し
た場合には、スピーカからは、SAP信号検波回
路の残留ノイズしか出力されない。
信機では、SAP受信モードにスイツチが設定さ
れていると、受信機はSAP信号をFM検波して増
幅し、スピーカから出力するので、SAP信号の
無いステレオ放送もしくはモノラル放送を受信し
た場合には、スピーカからは、SAP信号検波回
路の残留ノイズしか出力されない。
すなわち、SAP放送をSAP受信モードで受信
している状態から、放送がステレオもしくはモノ
ラル放送に変つた場合、受信モードの切換スイツ
チを設定し直さなくてはならないという欠点があ
る。
している状態から、放送がステレオもしくはモノ
ラル放送に変つた場合、受信モードの切換スイツ
チを設定し直さなくてはならないという欠点があ
る。
本発明の信号切換回路は、各々相補の電流出力
を持つた第1の切換回路及び第2の切換回路と、
第1、第2及び第3のカレントミラー回路を有
し、第1の切換回路は入力を第1の切換信号入力
端子とし、相補電流出力の一方を前記第1のカレ
ントミラー回路の入力に接続し、他方を前記第2
のカレントミラー回路の出力と共に第3のカレン
トミラー回路の入力に接続し、一方第2の切換回
路は入力を第2の切換信号入力端子とし、相補電
流出力の一方を第1の制御信号出力とし、他方を
第2のカレントミラー回路の入力に接続し、ま
た、第2の切換回路の電流供給端に第1のカレン
トミラー回路の出力を接続し、前記第3のカレン
トミラー回路の出力を第2の制御信号出力として
いる。
を持つた第1の切換回路及び第2の切換回路と、
第1、第2及び第3のカレントミラー回路を有
し、第1の切換回路は入力を第1の切換信号入力
端子とし、相補電流出力の一方を前記第1のカレ
ントミラー回路の入力に接続し、他方を前記第2
のカレントミラー回路の出力と共に第3のカレン
トミラー回路の入力に接続し、一方第2の切換回
路は入力を第2の切換信号入力端子とし、相補電
流出力の一方を第1の制御信号出力とし、他方を
第2のカレントミラー回路の入力に接続し、ま
た、第2の切換回路の電流供給端に第1のカレン
トミラー回路の出力を接続し、前記第3のカレン
トミラー回路の出力を第2の制御信号出力として
いる。
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図において第3図と同等部分は同一記号を付
してある。
る。第1図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図において第3図と同等部分は同一記号を付
してある。
第1図において、SAP検出回路36は、SAP
信号を検出した場合は低レベルを出力し、SAP
信号を検出しない場合は高レベルを出力する回路
である。NPNトランジスタ1,2は第1の切換
回路を構成しており、各々のトランジスタのエミ
ツタは共通にして、定電流源15に接続され、ト
ランジスタ1のベースは第1の切換信号入力端子
として、SAP検出回路36の出力に接続され、
トランジスタ2のコレクタは、PNPトランジス
タ3,4で構成された第1のカレントミラー回路
の入力に接続されており、トランジスタ1のコレ
クタは、PNPトランジスタ7,8で構成された
第2のカレントミラー回路の出力と共通接続され
PNPトランジスタ9,10で構成された第3の
カレントミラー回路の入力に接続されている。一
方PNPトランジスタ5,6は第2の切換回路を
構成しており、各々のトランジスタのエミツタは
共通接続されて電流供給端をなし、第1のカレン
トミラー回路の出力に接続されている、トランジ
スタ5のコレクタは負荷抵抗13を介して基準電
位に接続されると共に第1の制御信号出力である
ところのSAPモード切換電圧出力端子19をな
し、トランジスタ6のコレクタは前記第2のカレ
ントミラー回路の入力に接続されている。前記第
3のカレントミラー回路の出力は負荷抵抗14を
介して基準電位に接続されると共に、第2の制御
信号出力であるところのステレオモード切換電圧
出力端子20をなしている。
信号を検出した場合は低レベルを出力し、SAP
信号を検出しない場合は高レベルを出力する回路
である。NPNトランジスタ1,2は第1の切換
回路を構成しており、各々のトランジスタのエミ
ツタは共通にして、定電流源15に接続され、ト
ランジスタ1のベースは第1の切換信号入力端子
として、SAP検出回路36の出力に接続され、
トランジスタ2のコレクタは、PNPトランジス
タ3,4で構成された第1のカレントミラー回路
の入力に接続されており、トランジスタ1のコレ
クタは、PNPトランジスタ7,8で構成された
第2のカレントミラー回路の出力と共通接続され
PNPトランジスタ9,10で構成された第3の
カレントミラー回路の入力に接続されている。一
方PNPトランジスタ5,6は第2の切換回路を
構成しており、各々のトランジスタのエミツタは
共通接続されて電流供給端をなし、第1のカレン
トミラー回路の出力に接続されている、トランジ
スタ5のコレクタは負荷抵抗13を介して基準電
位に接続されると共に第1の制御信号出力である
ところのSAPモード切換電圧出力端子19をな
し、トランジスタ6のコレクタは前記第2のカレ
ントミラー回路の入力に接続されている。前記第
3のカレントミラー回路の出力は負荷抵抗14を
介して基準電位に接続されると共に、第2の制御
信号出力であるところのステレオモード切換電圧
出力端子20をなしている。
今、SAP検出回路36がSAP信号を検出した
場合、第1の切換回路は、トランジスタ2がオン
し、第1のカレントミラー回路が動作し、第2の
切換回路は、前述した第3図の回路と同じ動作を
行う。すなわち、スイツチ21のオン、オフによ
つてそれぞれのモード切換電圧出力端子19及び
20の相補の電位を決定し、ステレオ受信モード
とSAP受信モードの切換を行う。なお、ステレ
オモード切換電圧出力端子20の位相は、第2の
切換回路のトランジスタ6のコレクタ出力を、第
2及び第3のカレントミラー回路を介しているだ
けであり、第3図におけるステレオモード切換電
圧出力端子24の位相と同じであることは云うま
でもない。
場合、第1の切換回路は、トランジスタ2がオン
し、第1のカレントミラー回路が動作し、第2の
切換回路は、前述した第3図の回路と同じ動作を
行う。すなわち、スイツチ21のオン、オフによ
つてそれぞれのモード切換電圧出力端子19及び
20の相補の電位を決定し、ステレオ受信モード
とSAP受信モードの切換を行う。なお、ステレ
オモード切換電圧出力端子20の位相は、第2の
切換回路のトランジスタ6のコレクタ出力を、第
2及び第3のカレントミラー回路を介しているだ
けであり、第3図におけるステレオモード切換電
圧出力端子24の位相と同じであることは云うま
でもない。
次に、SAP検出回路がSAP信号を検出しない
場合、第一の切換回路は、トランジスタ1がオン
し、トランジスタ2はオフとなる。このため第1
のカレントミラー回路は動作せず、従つて第2の
切換回路には電流が供給されず、SAPモード切
換電圧出力端子19の電位は低レベルに固定さ
れ、スイツチ21のオン、オフに無関係となる。
一方第3のカレントミラー回路は入力がトランジ
スタ1のコレクタに接続されているため、トラン
ジスタ9がオンして動作し、ステレオモード切換
電圧出端子20の電位を高レベルとする。
場合、第一の切換回路は、トランジスタ1がオン
し、トランジスタ2はオフとなる。このため第1
のカレントミラー回路は動作せず、従つて第2の
切換回路には電流が供給されず、SAPモード切
換電圧出力端子19の電位は低レベルに固定さ
れ、スイツチ21のオン、オフに無関係となる。
一方第3のカレントミラー回路は入力がトランジ
スタ1のコレクタに接続されているため、トラン
ジスタ9がオンして動作し、ステレオモード切換
電圧出端子20の電位を高レベルとする。
すなわち、本発明の信号切換回路は、SAP放
送が行なわれている場合は、SAP検出回路から
の出力により第2の切換回路が動作可能となり、
スイツチ21のオン、オフにより、ステレオ受信
モードとSAP受信モードの切換を行うことが出
来、SAP放送が行なわれていない場合は、SAP
検出回路からの出力により、第2の切換回路が動
作を行なわない様にし、スイツチ21のオン、オ
フに関係なく、ステレオ放送の受信モードに切換
えるものである。
送が行なわれている場合は、SAP検出回路から
の出力により第2の切換回路が動作可能となり、
スイツチ21のオン、オフにより、ステレオ受信
モードとSAP受信モードの切換を行うことが出
来、SAP放送が行なわれていない場合は、SAP
検出回路からの出力により、第2の切換回路が動
作を行なわない様にし、スイツチ21のオン、オ
フに関係なく、ステレオ放送の受信モードに切換
えるものである。
第2図は本発明の他の実施例を示す回路図であ
り、第1図の回路にステレオとモノラルのモード
切換回路を付加したものである。図において第1
図と同等部分は同一記号を付してある。
り、第1図の回路にステレオとモノラルのモード
切換回路を付加したものである。図において第1
図と同等部分は同一記号を付してある。
第2図において、パイロツト信号検出回路37
は、パイロツト信号を検出した場合は高レベルを
出力し、パイロツト信号を検出しない場合は低レ
ベルを出力する回路である。PNPトランジスタ
32,33及び34は第3の切換回路を構成して
おり、各々のトランジスタのエミツタは共通接続
されて第3のカレントミラー回路の出力に接続さ
れており、トランジスタ32のコレクタは負荷抵
抗14を介して基準電位に接続されると共に、第
2の制御信号出力であるところのステレオモード
切換電圧出力端子20をなし、トランジスタ33
のベースはパイロツト信号検出回路に接続され、
一方、トランジスタ34のベースは、抵抗27を
介してバイアス電源29に接続されると共に抵抗
26及びスイツチ30の直列回路を介して基準電
位に接続されている。トランジスタ33及び34
のコレクタは共通接続され、負荷抵抗25を介し
て基準電位に接続されると共に、第3の制御信号
出力であるところのモノラルモード切換電圧出力
端子31をなしている。
は、パイロツト信号を検出した場合は高レベルを
出力し、パイロツト信号を検出しない場合は低レ
ベルを出力する回路である。PNPトランジスタ
32,33及び34は第3の切換回路を構成して
おり、各々のトランジスタのエミツタは共通接続
されて第3のカレントミラー回路の出力に接続さ
れており、トランジスタ32のコレクタは負荷抵
抗14を介して基準電位に接続されると共に、第
2の制御信号出力であるところのステレオモード
切換電圧出力端子20をなし、トランジスタ33
のベースはパイロツト信号検出回路に接続され、
一方、トランジスタ34のベースは、抵抗27を
介してバイアス電源29に接続されると共に抵抗
26及びスイツチ30の直列回路を介して基準電
位に接続されている。トランジスタ33及び34
のコレクタは共通接続され、負荷抵抗25を介し
て基準電位に接続されると共に、第3の制御信号
出力であるところのモノラルモード切換電圧出力
端子31をなしている。
ここで、ステレオ放送受信モード、すなわち、
SAP信号がないか、またはSAP信号があつても、
スイツチ21がオフで、SAPモード切換電圧出
力端子の電位が低レベルのとき、パイロツト信号
があると、パイロツト信号検出回路の出力は高レ
ベルであるので、第3の切換回路のトランジスタ
33はオフし、スイツチ30のオン、オフにより
ステレオとモノラルのモード切換が行なわれる。
すなわち、スイツチ30がオンのときはトランジ
スタ34がオンし、モノラルモード切換電圧出力
端子31の電位が高レベル、ステレオモード切換
電圧出力端子20の電位が低レベルとなり、モノ
ラルモードとなる。また、スイツチ30がオフの
ときはトランジスタ32がオンし、モノラルモー
ド切換電圧出力端子31の電位が低レベル、ステ
レオモード切換電圧出力端子20の電位が高レベ
ルとなり、ステレオモードとなる。
SAP信号がないか、またはSAP信号があつても、
スイツチ21がオフで、SAPモード切換電圧出
力端子の電位が低レベルのとき、パイロツト信号
があると、パイロツト信号検出回路の出力は高レ
ベルであるので、第3の切換回路のトランジスタ
33はオフし、スイツチ30のオン、オフにより
ステレオとモノラルのモード切換が行なわれる。
すなわち、スイツチ30がオンのときはトランジ
スタ34がオンし、モノラルモード切換電圧出力
端子31の電位が高レベル、ステレオモード切換
電圧出力端子20の電位が低レベルとなり、モノ
ラルモードとなる。また、スイツチ30がオフの
ときはトランジスタ32がオンし、モノラルモー
ド切換電圧出力端子31の電位が低レベル、ステ
レオモード切換電圧出力端子20の電位が高レベ
ルとなり、ステレオモードとなる。
また、パイロツト信号がないと、パイロツト信
号検出回路の出力は低レベルであり、この低レベ
ルは、第3の切換回路を構成しているうちの2つ
のトランジスタ32,34のベースに印加される
電位より低く設定してあるので、トランジスタ3
3がオンし、スイツチ30のオン、オフに関係な
く、モノラルモード切換電圧出力端子31の電位
を高レベル、ステレオモード切換電圧出力端子2
0の電位を低レベルにし、モノラルモードとな
る。
号検出回路の出力は低レベルであり、この低レベ
ルは、第3の切換回路を構成しているうちの2つ
のトランジスタ32,34のベースに印加される
電位より低く設定してあるので、トランジスタ3
3がオンし、スイツチ30のオン、オフに関係な
く、モノラルモード切換電圧出力端子31の電位
を高レベル、ステレオモード切換電圧出力端子2
0の電位を低レベルにし、モノラルモードとな
る。
すなわち、ステレオ放送受信モードになつてい
ても、放送がモノラル放送となり、パイロツト信
号がなくなると、ステレオモードからモノラルモ
ードへの切換を自動的に行うようにしたものであ
る。
ても、放送がモノラル放送となり、パイロツト信
号がなくなると、ステレオモードからモノラルモ
ードへの切換を自動的に行うようにしたものであ
る。
以上説明したように本発明は、従来の信号切換
回路にトランジスタ2個で構成される第1の切換
回路を加えることにより、SAP信号がない時に
SAP受信モードを選択した場合に生じる、スピ
ーカーからはSAP信号検波回路の残留ノイズし
か出力されないという不快な状態を無くし、自動
的にステレオ受信モードに切換えることが出来る
という効果がある。
回路にトランジスタ2個で構成される第1の切換
回路を加えることにより、SAP信号がない時に
SAP受信モードを選択した場合に生じる、スピ
ーカーからはSAP信号検波回路の残留ノイズし
か出力されないという不快な状態を無くし、自動
的にステレオ受信モードに切換えることが出来る
という効果がある。
第1図及び第2図は夫々本発明の信号切換回路
の実施例を示す回路図、第3図は従来の信号切換
回路の一例を示す回路図である。 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
32,33,34……トランジスタ、11,1
2,13,14,22,25,26,27……抵
抗、15,23……定電流源、16,17,1
8,28,35……定電圧源、19,20,2
4,31……制御電圧出力端子、36……SAP
検出回路、37……パイロツト信号検出回路。
の実施例を示す回路図、第3図は従来の信号切換
回路の一例を示す回路図である。 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
32,33,34……トランジスタ、11,1
2,13,14,22,25,26,27……抵
抗、15,23……定電流源、16,17,1
8,28,35……定電圧源、19,20,2
4,31……制御電圧出力端子、36……SAP
検出回路、37……パイロツト信号検出回路。
Claims (1)
- 1 各々相補の電流出力を持つ差動増幅回路で構
成される第1の切換回路及び第2の切換回路と、
第1、第2及び第3のカレントミラー回路から成
り、前記第1の切換回路は入力を第1の切換信号
入力端子とし、相補電流出力の一方を前記第1の
カレントミラー回路の入力に接続し、他方を前記
第2のカレントミラー回路の出力と共に前記第3
のカレントミラー回路の入力に接続し、一方前記
第2の切換回路は入力を前記第2の切換信号入力
端子とし、相補電流出力の一方から第1の制御信
号出力を導出し、他方を前記第2のカレントミラ
ー回路の入力に接続し、また、前記第2の切換回
路の電流供給端に前記第1のカレントミラー回路
の出力を接続し、前記第3のカレントミラー回路
の出力から第2の制御信号出力を導出して、前記
第1の切換信号入力端子に第1の論理信号を入力
したときは切換を可能とする前記第1の制御信号
出力は出力されずさらに前記第2の切換信号入力
端子へ入力される信号の状態にかかわらず切換を
可能とする前記第2の制御信号出力を出力し、前
記第1の切換信号入力端子へ前記第1の論理信号
と相補な第2の論理信号を入力したときは前記第
1の制御信号及び第2の制御信号は前記第2の切
換信号入力端子へ入力される論理信号の状態によ
つて各々が相補的に定まり切換を可能とする前記
第1の制御信号出力が出力するときは切換を可能
とする前記第2の制御信号出力は出力しないで切
換を可能とする前記第1の制御信号出力が出力し
ないときは切換を可能とする前記第2の制御信号
出力が出力するように制御できることを特徴とす
る信号切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60040476A JPS61200716A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 信号切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60040476A JPS61200716A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 信号切換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200716A JPS61200716A (ja) | 1986-09-05 |
JPH0444845B2 true JPH0444845B2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=12581671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60040476A Granted JPS61200716A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 信号切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61200716A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010047229A1 (ja) | 2008-10-21 | 2010-04-29 | 三菱電機株式会社 | 通信システムおよび通信装置 |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP60040476A patent/JPS61200716A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010047229A1 (ja) | 2008-10-21 | 2010-04-29 | 三菱電機株式会社 | 通信システムおよび通信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61200716A (ja) | 1986-09-05 |
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