JPH0444372B2 - - Google Patents

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JPH0444372B2
JPH0444372B2 JP56042853A JP4285381A JPH0444372B2 JP H0444372 B2 JPH0444372 B2 JP H0444372B2 JP 56042853 A JP56042853 A JP 56042853A JP 4285381 A JP4285381 A JP 4285381A JP H0444372 B2 JPH0444372 B2 JP H0444372B2
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JP
Japan
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terminals
movable plate
piece
terminal
electrical insulator
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56042853A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57157423A (en
Inventor
Tomoyoshi Ucha
Nobuyoshi Kanazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchiya Thermostat Co Ltd
Original Assignee
Uchiya Thermostat Co Ltd
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Publication date
Application filed by Uchiya Thermostat Co Ltd filed Critical Uchiya Thermostat Co Ltd
Priority to JP4285381A priority Critical patent/JPS57157423A/ja
Publication of JPS57157423A publication Critical patent/JPS57157423A/ja
Publication of JPH0444372B2 publication Critical patent/JPH0444372B2/ja
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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本発明は、サーモスタツトの製造方法に関する
ものである。
b 従来の技術 サーモスタツトの製造方法として、外部機に接
続する一対の端子を予め一体成型しておき、この
端子の中間部に電気絶縁体を成型固着したのち、
上記端子の中間部を切断してボテイブロツクを製
造する方法が、知られている。第1図は、このよ
うにして製造したサーモスタツトの一例を示して
いる(特開昭50−133474号参照)。同図において、
aは固定接点側端子、bは可動接点側端子で、こ
れらの端子a,bは図中矢印xで示した個所を切
断して分離独立させてある。可動接点端子bは、
切起しによつて形成した支持片cを備えており、
該支持片cの下面に外部機器接続用端子dを溶接
接合してある。さらに、可動接点側端子bの端部
には可動板eを溶接接合してある。このように外
部機器接続用端子dを可動接点側端子bの支持片
cに取付けた理由は、この端子dが外力を受けて
変形しても、可動接点端子bには変形が及ばない
ようにし、それによつて開閉特性を一定に保つこ
とにある。また固定接点iも、同様の理由により
固定接点側端子aの端部でボデイブロツクfに埋
設された部分の近傍に設置してある。
c 発明が解決しようとする課題 しかし、このサーモスタツトは次のような欠点
がある。
() サーモスタツトの組立てにあたつては、ま
ず可動側端子bの支持片cに外部機器接続用端
子dを溶接接合し、ついでボデイブロツクfに
バイメタルgを組付けてから、可動側端子bに
可動板eを溶接接合している。このため、外部
機器接続用端子dが邪魔になり、可動板eをス
ポツト溶接によつて可動接点側端子bに接合す
ることができず、特殊な溶接方法を採用しなけ
ればならない。
() 固定接点iはボデイブロツクfの付近に設
置してあるので、この接点iが開閉する際に発
生するアークの影響を受けて、ボデイブロツク
fが劣化していく。
() 外部機器接続用端子dが必要となるため、
部品点数と溶接工数が増え、コストアツプを招
く。
() 可動接点端子bと外部機器接続端子dを上
下二段に配置した構造になつているので、外部
機器接続用端子dが外力を受けて上方に折れ曲
がつた場合、この端子dが可動接点側端子bに
当つて可動板eを変形させ、開閉特性が変化し
てしまう虞れがある。
() 可動接点側端子bは支持片cの打抜き孔h
を設けてあるので、強度上問題がある。このた
め、可動板eを溶接する際、この端子bに変形
が生じ易く、開閉特性を一定に保ちにくい。
d 課題は解決するための手段 本発明はこのような課題を解決しようとするも
ので、その要旨とするところは、外部機器に接続
される一対の端子と、これら端子を連結する結合
片とを一体成型してから、該端子に電気絶縁体を
成型固着し、しかるのち上記結合片を切断するこ
とによつて上記各端子を互いに分離独立させるサ
ーモスタツトの製造方法において、上記端子の結
合片に隣接する個所を切起してL字型の支持片を
それぞれ形成し、かつ該支持片の先端を相離反す
る方向へ向けて形成し、ついで上記両支持片の先
端部を除いた部分と、上記結合片を挟む端子の端
部とが電気絶縁体の内部に埋設され、かつ上記結
合片3をほぼ垂直に貫く貫通孔41が電気絶縁体
4に形成されるようにして電気絶縁体を成型固着
し、その後上記結合片の切断を行なつてから、上
記電気絶縁体から露出した一方の支持片の先端部
に可動板の基部を溶接接合するとともに、該可動
板の上面にバイメタルを組付け、上記可動板の先
端部を他方の支持片の先端部に当接させて開閉機
構を構成することにある。
e 実施例 以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明
を詳細の説明する。
本発明に係るサーモスタツトの製造方法は、第
2図に示すように金属板をプレス加工によつて端
子1,2を一体成型し、その後これらの端子1,
2を後記する態様で分離独立させる点を特徴とし
ている。
同図に示すように上記端子1,2は、それら横
幅l1よりも小さな横幅l2を有する片3で相互に結
合されるように、かつ該結合片3に隣接する各端
子1,2の端部に支持片11,21が突設されるよ
うに成型されている。そして、これら支持片11
1は、上記各端子1,2の面を打抜いて立上が
らせ、それらの先端を同図()に示すように左
右に折曲げてL字型に形成したものであり、一方
の片21の先端部には固定接点22を設けてある。
本発明の方法は、このようにして一体成型され
た端子1,2の結合部周辺に金型(図示せず)を
位置させ、この金型に電気絶縁性の樹脂、たとえ
ばフエノール樹脂を注入して、第3図に示すよう
な電気絶縁体4を成型固着させ、しかるのち上記
両端子1,2を切断分離させている。この成型さ
れた電気絶縁体4は、上記結合片3の上方に該片
の面積と同等あるいは若干大きめの開口面積を有
する垂直方向の貫通孔41を備え、該孔41の下端
は結合片3で閉塞されている。そして該絶縁体4
は、上記端子1,2の上面と保持片11,12との
間を埋める態様で、詳しくは支持片11,12の先
端部を除いた部分と、結合片3を挟む端子11
2の先端とを埋める態様でモールドされている。
上記絶縁体4の成型後、上記両端子1,2を互
いに独立分離させるが、かかる操作は次のように
して行なわれる。すなわち第4図に示す如く、上
記絶縁体4に設けられている孔41の上方よりカ
ツター5を挿入して、このカツターによつて上記
結合片3を切断する。かくすれば、上記各端子
1,2の電気的な接続状態は断たれるが、両者の
機械的な連結状態は上記絶縁体4を介して継続さ
れている。
つぎに第5図に示す如く、可動板6の基部を上
記支持片11の水平部にスポツト溶接で接合し、
該可動板6の先端に設けた接点61を前記支持片
1に設けた接点22に当接させれば、同図に示す
ようなサーモスタツトが完成する。
なお、可動板6は、その両端部を打抜いて形成
した保持片62,62にバイメタル7を係止させて
ある。また、該バイメタル7の脱落はそれ自身の
両側に突設した片63,63によつて防止するよう
に構成してある。
なお、上記バイメタル7に外圧が作用すると、
それ自身の反転特性が変化するので、上記実施例
においては上記バイメタル7を上記保持片62
2に遊嵌させて所定の温度下で該バイメタル7
が正確に反転作動するようにしてある。
また、上記実施例においては、上記絶縁体4を
上記支持片11,22の水平部の先端下方まで延在
させていないが、これは次の理由による。すなわ
ち、上記可動板6をスポツト溶接し固定させる場
合、スポツト溶接機の一方の電極は上記支持片1
の打抜き孔12を通して該片11の下面に当接で
きるようにしてある。また、他方の支持片21
下面全域の絶縁体4を延在させると、上記接点6
,62の開閉に伴う火花などによつて、上記絶縁
体4が損傷するおそれがある。
本発明の方法は、上記するように端子1,2を
一体成型するので、とくに大量生産を行なう場合
に好適である。すなわち、第6図に示す如く、一
度のプレス操作によつて上記端子1,2の結合体
を多数列状に連ねて形成し、ついで適当な手段を
用いて個々の結合体に対して同時に絶縁体4(第
7図参照)および可動板6(図示せず)を取付
け、最後に各端子1,2の端部をリブから切離す
という工程を実施することにより、一度に多量の
サーモスタツトを容易に製造しうる。
なお本発明の方法は、一体成型した端子1,2
に絶縁体4を接合固定し、しかるのち両端子1,
2を切断分離させることを要旨としているので、
かかる要旨の範囲内で種々の実施の態様がある。
f 発明の効果 本発明によれば、次のような効果が得られる。
() 支持片11の水平部の下方に打抜き孔12
形成されるようになるので、この孔12を利用
して、可動板6をスポツト溶接によつて支持片
1に接合することができる。
() 固定接点22は電気絶縁体4から露出した
支持片21の先端部に配置してあるので、この
接点aの開閉時に発生するアークの影響が、電
気絶縁体4に及ばなくなり、耐久性の高いサー
モスタツトを提供することができる。
() 従来、可動接点側端子に取付けていた外部
機構接続用端子が不要になるので、部品点数と
溶接工数が減少し、コスト的に有利になる。
() 可動接点側端子1が外力を受けて上方へ折
れ曲がつても、支持片11の水平部が端子1の
打抜き孔12のなかに入り、端子1が支持片11
に当ることはないので、可動板6の変形によつ
て、開閉特性が変化する虞れは全くない。
() 可動板6は電気絶縁体4から露出した支持
片11の先端部に溶接接合してあるので、この
可動板6を溶接する際、支持片11の先端部が
変形して、開閉特性が変化する虞れも全くな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図()および()は従来のサーモスタ
ツトの一構成例を示した斜視図および断面図、第
2図ないし第5図は本発明に係るサーモスタツト
の製造方法の一実施例を示し、第2図()およ
び()は一体成型した端子の平面図および断面
図、第3図()、()および()は絶縁体の
成型態様を示した平面図、断面図および斜視図、
第4図は各端子を分離させる態様を示した断面
図、第5図()および()は完成されたサー
モスタツトの平面図および断面図、第6図は多列
状に連接する態様で一体的にプレス成型された端
子の平面図、第7図は、第6図に示す各端子に絶
縁体をモールド成型した状態を示す平面図であ
る。 1,2……端子、11,21……支持片、12
…打抜き孔、3……結合片、4……電気絶縁体、
1……貫通孔、5……カツター、6……可動板、
1……接点、62……保持片、63……脱落防止
片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外部機器に接続される一対の端子1,2と、
    これら端子1,2を連結する結合片3とを一体成
    型してから、該端子1,2に電気絶縁体4を成型
    固着し、しかるのち上記結合片3を切断すること
    によつて上記各端子1,2を互いに分離独立させ
    るサーモスタツトの製造方法において、上記端子
    1,2の結合片3に隣接する個所を切起してL字
    型の支持片11,21をそれぞれ形成し、かつ該支
    持片11,21の先端を相離反する方向へ向けて形
    成し、ついで上記両支持片11,21の先端部を除
    いた部分と、上記結合片3を挟む端子1,2の端
    部とが電気絶縁体4の内部に埋設され、かつ上記
    結合片3をほぼ垂直に貫く貫通孔41が電気絶縁
    体に形成されるようにして電気絶縁体4を成型固
    着し、その後上記結合片3の切断を行なつてか
    ら、上記電気絶縁体4から露出した一方の支持片
    1の先端部に可動板6の基部を溶接接合すると
    ともに、該可動板6の上面にバイメタル7を組付
    け、上記可動板6の先端部を他方の支持片21
    先端部に当接させて開閉機構を構成することを特
    徴とするサーモスタツトの製造方法。
JP4285381A 1981-03-24 1981-03-24 Method of producing thermostat Granted JPS57157423A (en)

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