JPH0444310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444310Y2 JPH0444310Y2 JP12218587U JP12218587U JPH0444310Y2 JP H0444310 Y2 JPH0444310 Y2 JP H0444310Y2 JP 12218587 U JP12218587 U JP 12218587U JP 12218587 U JP12218587 U JP 12218587U JP H0444310 Y2 JPH0444310 Y2 JP H0444310Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- moving means
- pipe rail
- welding
- welding torch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 38
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、大型構造物一般の下向水平、垂直及
び上向水平等のすみ肉を溶接するのに適用される
可搬式溶接装置に関する。
び上向水平等のすみ肉を溶接するのに適用される
可搬式溶接装置に関する。
これまでの造船、鉄鋼等の大型構造物では、下
向水平すみ肉継手のみグラビテイー方式で溶接さ
れている程度で、垂直、上向水平すみ肉継手部は
依然として、作業者による手溶接が行われてお
り、能率が悪く品質の安定性に欠くことが多い。
向水平すみ肉継手のみグラビテイー方式で溶接さ
れている程度で、垂直、上向水平すみ肉継手部は
依然として、作業者による手溶接が行われてお
り、能率が悪く品質の安定性に欠くことが多い。
前述のようにグラビテイー溶接以外すべて手溶
接に依存されていた。このため多数の作業者と工
数を増し、また個々の作業者により品質面でのば
らつきがあるなどの問題を呈した。
接に依存されていた。このため多数の作業者と工
数を増し、また個々の作業者により品質面でのば
らつきがあるなどの問題を呈した。
本考案は上記問題点を解決するためにθ軸をベ
ースにＺ，Ｒ軸の２方向に動作する一方のＲ軸の
先端に溶接トーチを水平、垂直に旋回するα軸、
β軸を設けた溶接装置で箱型構造物の内面側すべ
てのすみ肉継手部を自動溶接するものである。す
なわち、本体ベース板上に旋回可能に配設したθ
軸と、該θ軸旋回中心上のパイプレールに嵌合し
て上下に移動するように配設したＺ軸移動手段
と、同部に結合して前後にパイプレールを移動す
るように配設したＲ軸移動手段と、Ｒ軸のパイプ
レール先端部からパイプアームで連結された水平
に旋回するように配設されたα軸移動手段と、α
軸旋回テーブル面に取付き垂直に旋回するように
配設されたβ軸移動手段と、これに取付けられた
溶接トーチをθ軸とα軸の中心を結んだ線上に配
設し、前記Ｒ軸パイプレールの両端に有した金具
で支持されて溶接トーチに接続するコンジツトケ
ーブルとを具備してなることを特徴とする可搬式
自動溶接装置を提供するものである。
ースにＺ，Ｒ軸の２方向に動作する一方のＲ軸の
先端に溶接トーチを水平、垂直に旋回するα軸、
β軸を設けた溶接装置で箱型構造物の内面側すべ
てのすみ肉継手部を自動溶接するものである。す
なわち、本体ベース板上に旋回可能に配設したθ
軸と、該θ軸旋回中心上のパイプレールに嵌合し
て上下に移動するように配設したＺ軸移動手段
と、同部に結合して前後にパイプレールを移動す
るように配設したＲ軸移動手段と、Ｒ軸のパイプ
レール先端部からパイプアームで連結された水平
に旋回するように配設されたα軸移動手段と、α
軸旋回テーブル面に取付き垂直に旋回するように
配設されたβ軸移動手段と、これに取付けられた
溶接トーチをθ軸とα軸の中心を結んだ線上に配
設し、前記Ｒ軸パイプレールの両端に有した金具
で支持されて溶接トーチに接続するコンジツトケ
ーブルとを具備してなることを特徴とする可搬式
自動溶接装置を提供するものである。
本考案の可搬式自動溶接装置は上記のような構
造となるので、Ｒ軸移動手段の先端に溶接トーチ
がα軸、β軸各々の旋回動作により、水平及び垂
直継手の溶接進行方向に対して直角にウイービイ
ングできることと併せて水平から垂直へ連続して
簡単な制御で溶接可能とした。また、溶接トーチ
のコンジツトケーブルはワイヤ送給装置との間で
Ｒ軸パイプレールの先端部でスプリングを介して
サポートすることにより溶接トーチの動作にスム
ーズに追従することや、小型、軽量で可搬式であ
る構造及び機能を有したことにより安定した溶接
を可能としたものである。
造となるので、Ｒ軸移動手段の先端に溶接トーチ
がα軸、β軸各々の旋回動作により、水平及び垂
直継手の溶接進行方向に対して直角にウイービイ
ングできることと併せて水平から垂直へ連続して
簡単な制御で溶接可能とした。また、溶接トーチ
のコンジツトケーブルはワイヤ送給装置との間で
Ｒ軸パイプレールの先端部でスプリングを介して
サポートすることにより溶接トーチの動作にスム
ーズに追従することや、小型、軽量で可搬式であ
る構造及び機能を有したことにより安定した溶接
を可能としたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。第１図は本考案の一実施例に係
る可搬式自動溶接装置の構成を示す正面図。第２
図は本実施例に係る第１図の側面図。第３図は本
実施例に係る第１図の平面図。第４図は本実施例
に係る本装置を適用した大型構造物の溶接可能部
を示す斜視図である。以下に詳細に説明する。
体的に説明する。第１図は本考案の一実施例に係
る可搬式自動溶接装置の構成を示す正面図。第２
図は本実施例に係る第１図の側面図。第３図は本
実施例に係る第１図の平面図。第４図は本実施例
に係る本装置を適用した大型構造物の溶接可能部
を示す斜視図である。以下に詳細に説明する。
１は本体ベース板で２のマグネツトブロツクを
４個設けており装置本体を固定する。３は水平旋
回のθ軸ブロツクで、内蔵された回転テーブルを
モータで駆動している。軸３の上にジヤバラ４で
保護されたＺ軸パイプレール５が立つており、そ
のパイプレール５にＺ軸摺動ブロツク６が嵌め込
であり、モータ７により、内蔵されたピニオンギ
ヤとラツクで駆動する。又、Ｚ軸摺動ブロツク６
と結合された前後方向用のＲ軸摺動ブロツク８が
あり、その中をジヤバラ４で保護されたＲ軸パイ
プレール９が通つており、モータ１０により内蔵
されたピニオンギヤとラツクで駆動する。
４個設けており装置本体を固定する。３は水平旋
回のθ軸ブロツクで、内蔵された回転テーブルを
モータで駆動している。軸３の上にジヤバラ４で
保護されたＺ軸パイプレール５が立つており、そ
のパイプレール５にＺ軸摺動ブロツク６が嵌め込
であり、モータ７により、内蔵されたピニオンギ
ヤとラツクで駆動する。又、Ｚ軸摺動ブロツク６
と結合された前後方向用のＲ軸摺動ブロツク８が
あり、その中をジヤバラ４で保護されたＲ軸パイ
プレール９が通つており、モータ１０により内蔵
されたピニオンギヤとラツクで駆動する。
Ｒ軸パイプレール９の先端にパイプアーム１１
によつて、１２の溶接トーチを水平旋回するα軸
ブロツク１３が取付き、内蔵されている回転軸を
モータ１４で駆動する。又、回転軸には、溶接ト
ーチ１２を垂直に旋回させるβ軸ブロツク１５が
搭載してあり、その回転軸に溶接トーチ１２を、
トーチホルダー１６を介して取付けられ、β軸ブ
ロツク１５に内蔵しているモータで駆動する。
によつて、１２の溶接トーチを水平旋回するα軸
ブロツク１３が取付き、内蔵されている回転軸を
モータ１４で駆動する。又、回転軸には、溶接ト
ーチ１２を垂直に旋回させるβ軸ブロツク１５が
搭載してあり、その回転軸に溶接トーチ１２を、
トーチホルダー１６を介して取付けられ、β軸ブ
ロツク１５に内蔵しているモータで駆動する。
溶接トーチ１２のコンジツトケーブル１７は、
Ｒ軸パイプレール９の後端に固定アーム１８にい
つたん固定され、Ｒ軸パイプレール９の先端のア
ーム１９とスプリング２０により保持されており
溶接トーチ１２の動きに追従する。また、溶接ト
ーチ１２をβ軸ブロツク１５を介してα軸ブロツ
ク１３の回転中心とθ軸ブロツク３の回転中心を
結ぶ線上に配設することにより、第４図に示す被
溶接面の直線部及びコーナ部の溶接線２１におい
て溶接トーチ１２の進行方向に対する溶接トーチ
姿勢を簡単なシーケンスで制御することが可能と
なる。なお、本装置のシーケンスは本発明者らの
先出願である特願昭61−239918号（特開昭63−
93477号公報）に準じて駆動されるものであり、
ここでの説明を省略する。
Ｒ軸パイプレール９の後端に固定アーム１８にい
つたん固定され、Ｒ軸パイプレール９の先端のア
ーム１９とスプリング２０により保持されており
溶接トーチ１２の動きに追従する。また、溶接ト
ーチ１２をβ軸ブロツク１５を介してα軸ブロツ
ク１３の回転中心とθ軸ブロツク３の回転中心を
結ぶ線上に配設することにより、第４図に示す被
溶接面の直線部及びコーナ部の溶接線２１におい
て溶接トーチ１２の進行方向に対する溶接トーチ
姿勢を簡単なシーケンスで制御することが可能と
なる。なお、本装置のシーケンスは本発明者らの
先出願である特願昭61−239918号（特開昭63−
93477号公報）に準じて駆動されるものであり、
ここでの説明を省略する。
以上、具体的に説明したように、本考案におい
ては小型軽量で可搬性を有しており、大型構造物
の溶接部に容易に接近でき、自動溶接が可能とな
りθ軸、Ｚ軸、Ｒ軸、α軸、β軸の５軸で複雑な
溶接継手部にも溶接トーチを案内することが可能
となるため溶接能率及び溶接品質の向上が図れ
る。
ては小型軽量で可搬性を有しており、大型構造物
の溶接部に容易に接近でき、自動溶接が可能とな
りθ軸、Ｚ軸、Ｒ軸、α軸、β軸の５軸で複雑な
溶接継手部にも溶接トーチを案内することが可能
となるため溶接能率及び溶接品質の向上が図れ
る。
第１図は本考案の一実施例に係る可搬式自動溶
接装置の構成を示す正面図、第２図は本実施例に
係る第１図の側面図、第３図は本実施例に係る第
１図の平面図、第４図は本実施例に係る本装置を
適用した大型構造物の溶接可能部を示す斜視図で
ある。 １……ベース板、２……マグネツトブロツク、
３……θ軸ブロツク、４……蛇腹、５……Ｚ軸パ
イプレール、６……Ｚ軸摺動ブロツク、７……モ
ータ、８……Ｒ軸摺動ブロツク、９……Ｒ軸パイ
プレール、１０……モータ、１１……パイプアー
ム、１２……溶接トーチ、１３……α軸ブロツ
ク、１４……モータ、１５……β軸ブロツク、１
６……トーチホルダ、１７……コンジツトケーブ
ル、１８……固定アーム、１９……アーム、２０
……スプリング、２１……溶接線。
接装置の構成を示す正面図、第２図は本実施例に
係る第１図の側面図、第３図は本実施例に係る第
１図の平面図、第４図は本実施例に係る本装置を
適用した大型構造物の溶接可能部を示す斜視図で
ある。 １……ベース板、２……マグネツトブロツク、
３……θ軸ブロツク、４……蛇腹、５……Ｚ軸パ
イプレール、６……Ｚ軸摺動ブロツク、７……モ
ータ、８……Ｒ軸摺動ブロツク、９……Ｒ軸パイ
プレール、１０……モータ、１１……パイプアー
ム、１２……溶接トーチ、１３……α軸ブロツ
ク、１４……モータ、１５……β軸ブロツク、１
６……トーチホルダ、１７……コンジツトケーブ
ル、１８……固定アーム、１９……アーム、２０
……スプリング、２１……溶接線。
Claims (1)
- 本体ベース板上に旋回可能に配設したθ軸と、
該θ軸旋回中心上のパイプレールに嵌合して上下
に移動するように配設したＺ軸移動手段と、同部
に結合して前後にパイプレールを移動するよう配
設したＲ軸移動手段と、Ｒ軸のパイプレール先端
部からパイプアームで連結された水平に旋回する
ように配設されたα軸移動手段と、α軸旋回テー
ブル面に取付き垂直に旋回するように配設された
β軸移動手段と、これに取付けられた溶接トーチ
をθ軸と、α軸の中心を結んだ線上に配設し、前
記Ｒ軸パイプレールの両端に有した金具で支持さ
れて溶接トーチに接続するコンジツトケーブルと
を具備してなることを特徴とする自動溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12218587U JPH0444310Y2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12218587U JPH0444310Y2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6427167U JPS6427167U (ja) | 1989-02-16 |
| JPH0444310Y2 true JPH0444310Y2 (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=31369875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12218587U Expired JPH0444310Y2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0444310Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-10 JP JP12218587U patent/JPH0444310Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6427167U (ja) | 1989-02-16 |
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