JPH0444222B2 - - Google Patents

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JPH0444222B2
JPH0444222B2 JP22487987A JP22487987A JPH0444222B2 JP H0444222 B2 JPH0444222 B2 JP H0444222B2 JP 22487987 A JP22487987 A JP 22487987A JP 22487987 A JP22487987 A JP 22487987A JP H0444222 B2 JPH0444222 B2 JP H0444222B2
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JP
Japan
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chamber
center
diaphragm
seal
measurement
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JP22487987A
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Kenichi Yoshioka
Kyoto Yoda
Ryuzo Asada
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は静電容量形差圧測定装置に関するもの
である。
更に詳述すれば、静圧による測定圧力のスパン
の変化が生じないような静電容量形差圧測定装置
に関するものである。
<従来の技術> 第9図は従来より一般に使用されている従来例
の構成説明図である。
図において、この装置は、主として差圧感知部
10a、第一カバーフランジ11a及び第二カバ
ーフランジ12aから構成されている。第一カバ
ーフランジ11a及び第二カバーフランジ12a
はそれぞれ第一圧力室15a及び第二圧力室16
aを有し、第一圧力室15aには第一圧力導入孔
13aを介して圧力P1を持つ第一の測定流体が
導かれ、また第二圧力室16aには第二圧力導入
孔14aを介して圧力P2を持つ第二の測定流体
が導かれている。第一カバーフランジ11a及び
第二カバーフランジ12aは差圧感知部10aに
Oリングを介して取付けられている。
差圧感知部10aは、主として、第一ケーシン
グ19a、第二ケーシング20a及び差圧発振部
26aから構成される。第一ケーシング19aに
は空所21aが形成され、この空所21aと反対
側には第一シールダイアフラム22aが設けられ
ている。第一シールダイアフラム22aは第一ケ
ーシング19aと共に第一シール室24aを形成
し、第一圧力室15aに導かれる圧力P1の作用
を受ける。更に、第一ケーシング19aには空所
21aと第一シール室24aとを連通する連通路
30aが形成されている。また、第二ケーシング
20aには差圧発振部26aが溶着され、この差
圧発振部26aと反対側に第二シールダイアフラ
ム23aが設けられている。第二シールダイアフ
ラム23aは第二ケーシング20aと共に第二シ
ール室25aを形成し、第二圧力室16aに導か
れる圧力P2の作用を受ける。この第二ケーシン
グ20aには、後述する差圧発振部26aの第二
測定室と第二シール室25aとを連通する連通路
33aが形成されている。第一ケーシング19a
と第二ケーシング20aとは、第二ケーシング2
0aに溶着された差圧発振部26aが第一ケーシ
ング19aの空所21a内に配置され、その際
に、差圧発振部26aと第一ケーシング19aと
の間に空間29aが形成される様に溶着される。
このようにして、差圧発振部26aは第一ケーシ
ング19aと第二ケーシング20aとによつて形
成される空間内に固定的に配置される。
差圧発振部26aは、第10にその拡大断面図
を示すごとく、第一ハウジング27a及び第二ハ
ウジング28aを有し、ハウジング27a,28
aにはそれぞれ空所が形成され、この空所には絶
縁体35a,36aが充填されている。絶縁体3
5a,36aの互いに対向する面には固定電極3
7a,38aが設けられている。第一ハウジング
27aと第二ケーシング28aとの間には測定ダ
イアフラム34aが配置され、測定ダイアフラム
の周面は、第一ハウジング27a及び第二ハウジ
ング28aに溶着されている。而して絶縁体35
aと測定ダイアフラム34aとによつて第一測定
室42aが構成され、また絶縁体36aと測定ダ
イアフラム34aとによつて第二測定室43aが
構成される。更に、第一ハウジング27aには、
第一測定室42aと第一シール室24aとを連通
路30aを介して連通するための連通路31aが
形成され、連通路31aと空間29aとを連通す
る溝41aが設けられている。また、第二ハウジ
ング28aには第二測定室43aと第二シール室
25aとを連通路33aを介して連通する連通路
32aが形成されている。而して、差圧発振部の
第二ハウジング28aが第二ケーシング20aに
溶着される。第一シール室24a、第二シール室
25a、連通路30a,31a,32a,33
a、第一測定室42a、第二測定室43aと空間
29aとで構成される二個の室には封入液101
a,102aが満たされている。
以上の構成において、測定圧力P1,P2の差圧
が、所定の測定範囲内にあるときは、シールダイ
アフラム22a,23aが測定圧力P1,P2を受
圧すると、封入液101a,102aを介して測
定ダイアフラム34aは差圧に対応して変位し、
測定ダイアフラム34aと固定電極37a,38
a間の静電容量が変化する。
この結果、測定圧P1,P2の差圧に対応した電
気信号が得られる。
次に、第一圧力室15a(または第二圧力室1
6a)に過大圧が加わつた場合には、測定ダイア
フラム34aが第二ハウジング28a(または第
一ハウジング27a)に密着する事により、過大
圧に対する保護が行なわれる。
差圧発振部26aは、第一ケーシング19aと
第二ケーシング20aとによつて、第一ケーシン
グ19aの空所21aに形成された空間29aに
配置されている。
従つて、差圧発振部26aの外側と内側、即
ち、空間29aと第一測定室42a及び第二測定
室43aとは、溝41aを介して、ほぼ同圧にな
る。それ故、測定圧力P1,P2が高静圧であつて
も、第一ハウジング27aや第二ハウジング28
aがその内側から外側に脹らもうとすることはな
い。
よつて、測定ダイアフラム34aが、静圧の為
にその半径方向に引張り力を受けることもなく、
静圧により測定差圧のスパンが変化することもな
い。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、このようなものにおいては、封
入液101aは空間29aにも封入されているの
で、封入液がアンバランスとなり、これを補正す
るためには、封入液102aの量を増しバランス
をとる必要がある。この結果、全体として封入液
が増加する事になり、封入液増の結果、温度変化
時の封入室内圧の変化が大きくなり、両側のシー
ルダイアフラムの容積変化量の差から、温度ゼロ
変化を大きくする結果となり、温度特性を低下さ
せることになる。
また、第二圧力室側に過大圧が加わつた場合に
は、過大圧を有効に防止できない。
本発明は、この問題点を、解決するものであ
る。
本発明の目的は、全体構成を対称構造とし、温
度誤差等の誤差要因を除去して良好な特性を得る
とともに、センタダイアフラム室の体績を小さく
し、封入液を少なくして封入液の膨脹収縮の影響
を少なくした静電容量形差圧測定装置を提供する
にある。
<問題を解決するための手段> この目的を達成するために、本発明は、ブロツ
ク状のボデイと、該ボデイ内部に設けられた内部
室と、該内部室を2個のセンタ室に分け2個のセ
ンタダイアフラムと板状のセンタスプリングと該
センタスプリングと前記センタダイアフラムとに
より形成されるセンタ室とよりなるセンタスプリ
ングユニツトと、前記ボデイの外側面に設けられ
該ボデイとシール室を構成するシールダイアフラ
ムと、該シールダイアフラムに対向して前記ボデ
イに設けられたバツクアツプネストと、前記シー
ル室と前記センタ室を連通する連通路と、前記ボ
デイの外側面を覆うカバーフランジと、内部空所
を有するハウジングと、該内部空所に設けられ絶
縁材よりなるデイスクと該デイスクの周面に取付
けられた金属材よりなるリングとよりなる本体
と、前記デイスク内に設けられた室と、該室を2
個の測定室に分け移動電極として機能する測定ダ
イアフラムと、該測定ダイアフラムに対向して前
記測定室壁に設けられた固定電極と、前記本体を
前記内部空所に隙間を保つて支持するように該本
体に一端が接続され途中が前記ハウジングに固定
され他端が前記ボデイに接続され前記測定室と前
記センタ室とを連通するチユーブと、前記内部空
所と前記センタダイアフラム室とを連通する接続
管と、前記シール室、連通路、センタ室、センタ
ダイアフラム室、接続管、チユーブ、内部空所と
測定室とで構成される3個の室にそれぞれ封入さ
れる封入液とを具備したことを特徴とする静電容
量形差圧測定装置を構成したものである。
<作 用> 以上の構成において、測定圧力の差圧が、所定
の測定範囲内にあるときは、シールダイアフラム
が測定圧力を受圧すると、封入液を介して測定ダ
イアフラムは差圧に対応して変位し、測定ダイア
フラムと固定電極間の静電容量が変化する。
この結果、測定圧の差圧に対応した電気信号が
得られる。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
<実施例> 第1図は本発明の一実施例の構成説明図であ
る。
図において、1はブロツク状のボデイである。
11はボデイ1内部に設けられた内部室である。
2は内部室11を2個のセンタ室12,13に分
けるセンタダイアフラムユニツトである。センタ
ダイアフラムユニツト2は、第2図に示すごと
く、2個のセンタダイアフラム21,22と、板
状のセンタスプリング23と、センタダイアフラ
ム21,22とセンタスプリング23とにより形
成されるセンタダイアフラム室24とよりなるセ
ンダイアフラムユニツトである。センタダイアフ
ラム21,22は後述するシールダイアフラム3
1,32や測定ダイアフラム63に比べて、その
剛性は十分に小さく設計されている。センタダイ
アフラム21,22の中央部分は、後述する封入
液103を加圧して封入することにより、センタ
スプリング23から離すように構成してある。3
1,32はボデイ1の外側面に設けられボデイ1
とシール室311,321を構成するシールダイ
アフラムである。312,322はシールダイア
フラム311,321に対向してボデイ1に設け
られたバツクアツプネストである。33,34は
シール室311,321とセンタ室12,13を
連通する連通路である。4はボデイ1の外側面を
覆うカバーフランジである。5は内部空所51を
有するハウジングである。6は内部空所51に設
けられ絶縁材よりなるデイスク61とデイスク6
1の周面に取付けられた金属材よりなるリング6
2とよりなる本体である。第3図に示す如く、6
11はデイスク61内に設けられた室である。6
3は室611を2個の測定室631,632に分
け移動電極として機能する測定ダイアフラムであ
る。64は測定ダイアフラム63に対向して測定
室631,632の壁に設けられた固定電極であ
る。65は本体6を内部空所51に隙間を保つて
支持するように本体6に一端が接続され途中がハ
ウジング5に固定され他端がボデイ1に接続され
測定室631,632とセンタ室12,13とを
連通するチユーブである。66は内部空所51と
センタダイアフラム室24とを連通する接続管で
ある。101,102,103はシール室31
1,321、連通路33,34、センタ室12,
13、センタダイアフラム室24、接続管66、
チユーブ65、内部空所51と測定室631,6
32とで構成される3個の室にそれぞれ封入され
る封入液である。
以上の構成において、測定圧力P1,P2の差圧
が、所定の測定範囲内にあるときは、シールダイ
アフラム31,32が測定圧力を受圧すると、封
入液101,102,103を介して測定ダイア
フラム63は差圧に対応して変位し、測定ダイア
フラム63と固定電極64間の静電容量が変化す
る。
この結果、測定圧の差圧に対応した電気信号が
得られる。
この場合、シールダイアフラム31,32は、
十分に柔かいので、シールダイアフラム32,3
2での圧力損失は無視することができる。センタ
ダイアフラム21,22はシールダイアフラム3
1,32よりも更に柔かく構成されているので、
高圧側をP1とすれば、圧力P1により、センタダ
イアフラム21は容易に変位し、センタダイアフ
ラム21はセンタスプリング23に着座し、セン
タダイアフラム22は脹らむ、着座後はセンタス
プリング23も変位し、測定圧力P1は測定ダイ
アフラム63に正確に伝わり、差圧が測定され
る。着座するまでは差圧は伝わらないが、着座に
要する圧力が十分に小さくなるようにダイアフラ
ムは設計、非直線誤差は無視できる。
測定スパン以上の差圧が加わると、センタダイ
アフラム21あるいは、22がシールダイアフラ
ム31あるいは32の裏側を全て吸収して変位
し、シールダイアフラム31,32がボデイ1に
あたつて、それ以上の圧力が測定室631,63
2に加わらない。
一方、静圧が加わると、センタダイアフラム室
24、内部空所51も、ほぼ同一の静圧となり、
静圧によるスパン変化が殆んど生じない。。
また、センタダイアフラム室24の圧力は、ほ
ぼ(P1+P2)/2に等しい圧力となる。従つて、
センタダイアフラム21,22には、それぞれ
(P1−P2)/2の差圧が加わる。
また、測定室631に、測定圧力P1、測定室
632に、測定圧P2が加わり、内部空所51に
(P1+P2)/2の圧力が加わるので、デイスク6
1、リング62には静圧は加わらず、測定圧力
P1,P2のの差圧の1/2しか加わらず、変形による
静圧スパンシフトがない。
この結果、 (1) 全体構成を対称構造としたので封入液10
1,102の量がバランスし温度特性等の良好
なものが得られる。
(2) センタダイアフラム21,22に加わる差圧
が、センタダイアフラム一枚の場合に比べて1/
2となり応力的に有利となる。
(3) センタダイアフラム21,22を密接して二
枚配置するようにしたので、第4図に示す如
く、離して配置した場合いに比して封入液10
3の量を減らす事ができ、センタダイアフラム
の応力減が図れるとともに、小形化ができる。
(4) リング62には、測定圧の差圧の1/2しか加
わらず、内部空所51に片側の封入液101あ
るいは102を導入するばあいに比べて有利で
ある。
(5) センタダイアフラム21,22が十分に柔か
いので、低温時のセンタダイアフラム室24の
圧力降下が少なく、真空下での差圧測定に適し
ている。
(6) センタスプリング23は、ダイアフラムでは
ないので、形状を工夫すれば、変位に対する応
力を小さくすることが出来る。また、外周部分
のボデイ1との溶接による特性の変化があまり
生じない設計が可能である。また、センタダイ
アフラム21,22も十分に柔かいので、外周
部分がボデイ1に溶接されても装置の特性に悪
影響を与える恐れはない。
(7) 高温時に過大圧が加わると、センタダイアフ
ラムの応力が非常に大きくなり、これが過大圧
ヒステリシスの原因となる。これは、センタダ
イアフラム室24の温度膨脹によつて、センタ
ダイアフラムが変位し、過大圧によつて、更に
変位するためである。
しかしながら、本発明では、センタダイアフラ
ム21,22の板厚を薄くできるので、応力はそ
れほど大きくはならない。
第5図は本発明の他の実施例の構成説明図であ
る。
本実施例では、ダイアフラムユニツト2をボデ
イ7内に配置し、ボデイ7を、ボデイ1内に隙間
71を保つて配置するようにしたものである。
このようにすれば、カバーフランジ4等でボデ
イ1が締付けられた時の悪影響が、ダイアフラム
ユニツト2に加わるのを防げ、ゼロ点やスパン変
動の少ないものが得られる。
第6図は本発明の別の実施例の要部構成説明図
である。
本実施例では、センタスプリング23の両外表
面を凹状231にして、センタダイアフラム室2
4を構成する隙間を形成するようにしたものであ
る。この隙間は封入液103の低温収縮、高温縮
の為に必要である。
第7図は本発明の他の実施例の要部構成説明図
である。
本実施例においては、センタダイアフラム2
1,22をボデイ1に直接溶接するようにしたも
のである。
第8図は本発明の別の実施例の要部構成説明図
である。
本実施例では、センタスプリング23に、同心
状の溝232を設けたものである。センタスプリ
ング23はダイアフラムでないので、このような
自由度を有する。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明は、ブロツク状の
ボデイと、該ボデイ内部に設けられた内部室と、
該内部室を2個のセンタ室に分け2個のセンタダ
イアフラムと板状のセンタスプリングと該センタ
スプリングと前記センタダイアフラムとにより形
成されるセンタ室とよりなるセンタスプリングユ
ニツトと、前記ボデイの外側面に設けられ該ボデ
イとシール室を構成するシールダイアフラムと、
該シールダイアフラムに対向して前記ボデイに設
けられたバツクアツプネストと、前記シール室と
前記センタ室を連通する連通路と、前記ボデイの
外側面を覆うカバーフランジと、内部空所を有す
るハウジングと、該内部空所に設けられ絶縁材よ
りなるデイスクと該デイスクの周面に取付けられ
た金属材よりなるリングとよりなる本体と、前記
デイスク内に設けられた室と、該室を2個の測定
室に分け移動電極として機能する測定ダイアフラ
ムと、該測定ダイアフラムに対向して前記測定室
壁に設けられた固定電極と、前記本体を前記内部
空所に隙間を保つて支持するように該本体に一端
が接続され途中が前記ハウジングに固定され他端
が前記ボデイに接続され前記測定室と前記センタ
室とを連通するチユーブと、前記内部空所と前記
センタダイアフラム室とを連通する接続管と、前
記シール室、連通路、センタ室、センタダイアフ
ラム室、接続管、チユーブ、内部空所と測定室と
で構成される3個の室にそれぞれ封入される封入
液とを具備したことを特徴とする静電容量形差圧
測定装置を構成したので、(1)全体構成を対称構造
としたので、封入液の量がバランスし温度特性等
の良好なものが得られる。(2)センタダイアフラム
に加わる差圧が、センタダイアフラム一枚の場合
に比べて1/2となり応力的に有利となる。(3)セン
タダイアフラムを密接して二枚配置するようにし
たので、離して配置した場合いに比して、封入液
の量を減らす事ができ、センタダイアフラムの応
力減が図れるとともに、小形化ができる。(4)リン
グには、測定圧の差圧の1/2しか加わらず、内部
空所に片側の封入液を導入するばあいに比べて有
利である。(5)センタダイアフラムが十分に柔かい
ので、低温時のセンタダイアフラム室の圧力降下
が少なく、真空下での差圧測定に適している。(6)
センタスプリングは、ダイアフラムではないの
で、形状を工夫すれば、変位に対する応力を小さ
くすることが出来る。また、外周部分のボデイと
の溶接による特性の変化があまり生じない設計が
可能である。また、センタダイアフラムも十分に
柔かいので、外周部分がボデイに溶接されても装
置の特性に悪影響を与える恐れはない。(7)高温時
に過大圧が加わると、センタダイアフラムの応力
が非常に大きくなり、これが過大圧ヒステリシス
の原因となる。これは、センタダイアフラム室の
温度膨脹によつて、センタダイアフラムが変位
し、過大圧によつて、更に変位するためである。
しかしながら、本発明では、センタダイアフラム
の板厚を薄くできるので、応力はそれほど大きく
はならない。従つて、本発明によれば、全体構成
を対称構造とし、温度誤差等の誤差要因を除去し
て良好な特性を得るとともに、センタダイアフラ
ム室の体積を小さくし、封入液を少なくして封入
液の膨脹収縮の影響を少なくした静電容量形差圧
測定装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2
図、第3図は第1図の要部構成説明図、第4図は
第1図の効果説明図、第5図は本発明の他の実施
例の構成説明図、第6図は本発明の別の実施例の
要部構成説明図、第7図は本発明の他の実施例の
要部構成説明図、第8図は本発明の別の実施例の
要部構成説明図、第9図は従来より一般に使用さ
れている従来例の構成説明図、第10図は第9図
の要部構成説明図である。 1…ボデイ、101,102,103…封入
液、11…内部室、12,13…センタ室、2…
ダイアフラムユニツト、21,22…センタダイ
アフラム、23…センタスプリング、231…凹
状、232…溝、24…センタダイアフラム室、
31,32…シールダイアフラム、311,32
1…シール室、312,322…バツクアツプネ
スト、33,34…連通路、4…カバーフラン
ジ、5…ハウジング、511…内部空所、6…本
体、61…デイスク、611…室、62…リン
グ、63…測定ダイアフラム、631,632…
測定室、64…固定電極、65…チユーブ、66
…接続管、7…ボデイ、71…隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブロツク状のボデイと、該ボデイ内部に設け
    られた内部室と、該内部室を2個のセンタ室に分
    け2個のセンタダイアフラムと板状のセンタスプ
    リングと該センタスプリングと前記センタダイア
    フラムとにより形成されるセンタ室とよりなるセ
    ンタスプリングユニツトと、前記ボデイの外側面
    に設けられ該ボデイとシール室を構成するシール
    ダイアフラムと、該シールダイアフラムに対向し
    て前記ボデイに設けられたバツクアツプネスト
    と、前記シール室と前記センタ室を連通する連通
    路と、前記ボデイの外側面を覆うカバーフランジ
    と、内部空所を有するハウジングと、該内部空所
    に設けられ絶縁材よりなるデイスクと該デイスク
    の周面に取付けられた金属材よりなるリングとよ
    りなる本体と、前記デイスク内に設けられた室
    と、該室を2個の測定室に分け移動電極として機
    能する測定ダイアフラムと、該測定ダイアフラム
    に対向して前記測定室壁に設けられた固定電極
    と、前記本体を前記内部空所に隙間を保つて支持
    するように該本体に一端が接続され途中が前記ハ
    ウジングに固定され他端が前記ボデイに接続され
    前記測定室と前記センタ室とを連通するチユーブ
    と、前記内部空所と前記センタダイアフラム室と
    を連通する接続管と、前記シール室、連通路、セ
    ンタ室、センタダイアフラム室、接続管、チユー
    ブ、内部空所と測定室とで構成される3個の室に
    それぞれ封入される封入液とを具備したことを特
    徴とする静電容量形差圧測定装置。
JP22487987A 1987-09-08 1987-09-08 Electrostatic capacity type differential pressure measuring apparatus Granted JPS6466533A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22487987A JPS6466533A (en) 1987-09-08 1987-09-08 Electrostatic capacity type differential pressure measuring apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22487987A JPS6466533A (en) 1987-09-08 1987-09-08 Electrostatic capacity type differential pressure measuring apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6466533A JPS6466533A (en) 1989-03-13
JPH0444222B2 true JPH0444222B2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=16820597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22487987A Granted JPS6466533A (en) 1987-09-08 1987-09-08 Electrostatic capacity type differential pressure measuring apparatus

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JP (1) JPS6466533A (ja)

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JPS6466533A (en) 1989-03-13

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