JPH0444043A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH0444043A
JPH0444043A JP2153641A JP15364190A JPH0444043A JP H0444043 A JPH0444043 A JP H0444043A JP 2153641 A JP2153641 A JP 2153641A JP 15364190 A JP15364190 A JP 15364190A JP H0444043 A JPH0444043 A JP H0444043A
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JP
Japan
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toner
photoreceptor
layer
image
development
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JP2153641A
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English (en)
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Satoshi Takahashi
智 高橋
Toshiki Yamazaki
山崎 敏規
Tatsuo Nakanishi
達雄 中西
Nobuaki Kobayashi
信昭 小林
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0444043A publication Critical patent/JPH0444043A/ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はアモルファスシリコン系感光体上に形成された
静電潜像を二成分系現像剤を用ε・て非接触現像方式に
より現像する工程を含む画像形成方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、複写機又はプリンタ等の画像形成装置において、
高画質の画像を安定確保するためには、品質上及び特性
上なお多くの問題点があり、その改善の努力が要請され
ている。例えば画像濃度、解像力、階調性、或は残留電
位(画像かぶり)、画像欠陥(筋目、はき目等)、世代
コピー等の画一 像特性の問題及び感光体の耐久性、現像時の]・す飛散
等の問題がある。そこで感光体及び現像剤等の選択、現
像条件の設定、改良等が必要不可欠な要件となる。 従来感光体としては酸化亜鉛、硫化カドミウム等の無機
光導電材料を用いた感光体、セレン系感光体、有機光導
電性材料を用いた感光体等が知られている。これらの感
光体は開発が進み、複写機やプリンタ等の画像形成装置
に組込まれて既に実用化されている。しかしながらこれ
らの感光体はいづれも感光層表面の化学的、機械的耐久
性が十分でなく、繰り返される像形成の過程で光、コロ
ナ放電、温湿度、クリーニング、現像操作等により分解
、摩耗、劣化し易く、感光体自体の耐久性が不足すると
云う問題かある。 他方現像剤については、現像剤の流動性、摩擦帯電性等
にすぐれた二成分現像剤とするのが望ましく、特に解像
力の点から微粒子トナーを含む現像剤とするのが望まし
い。 そこで、例えば特開昭63−13054号公報には、感
光層表面が緻密、強固で、無公害かつ耐光性、耐コロナ
放電性、耐湿性等にすぐれていると共に耐クリーニング
性にもすぐれたアモルファスシリコン系感光体を用い、
該感光体上に形成された静電潜像を重量平均粒径6Iz
m以下の微粒子トナーを含む二成分系現像剤を用い前記
感光体に現像剤層を接触させて現像する現像方法を用い
た画像形成方法が開示されている。前記画像形成方法に
よれば、繰返しての像形成に際して高解像力の画像形成
が期待されるが、二成分現像剤層を感光体表面に摺擦し
て現像する方式としているため、現像領域でゴミつまり
により画像ぬけを生したり、穂立の摺擦により筋目やは
き目等の画像欠陥を生ずる弊害がある。 そこで例えば特開昭5518656号公報には、現像剤
を搬送する現像剤搬送担体(以下単にスリーブと称する
)上の現像剤層と感光体との間に間隙を設け、該間隙に
低周波振動電界を付与して非接触かつ正規現像とし、ア
ナログ方式で画像形成を行う技術が開示されている。更
に又特開昭62−172374号公報には非接触反転現
像とし、デジタル方式で画像形成を行う技術が開示され
ている。 以上のように感光体としてアモルファスシリコン系感光
体を用い、現像剤として微粒子1−ナーを含む二成分系
現像剤を用いて振動電界下に非接触で現像することによ
り、繰返し像形成の過程で画像欠陥がなく高解像力の画
像形成が期待される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、現像領域にトナーを飛翔させて現像する
場合、現像剤層を感光体面に接触させて現像する所謂接
触現像に比してトナーが飛散し易く、特に微粒子トナー
の場合トナー飛散が生し易い。 更に接触現像に比して非接触現像では現像条件が複雑と
なり、肌理細かな現像条件の設定が必要不可欠とされる
。 本発明者等の検討によれば、画像濃度、解像力、階調性
、残留電位特性、耐久性等にすぐれていると共にトナー
飛散を生ぜず、かつ高画質の複数世代に亘る画像形成を
可能とするためには感光体の表面電荷密度、現像剤中の
トナーの粒径及び表面電荷密度、現像領域における現像
時の直流現像電界強度、振動電界を形成するだめの交流
バイアス電圧(p−p)及びその周波数等の条件設定か
必要不可欠であることを突止め本発明を完成したのであ
る。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、階調性にすぐれていて、高濃度、高解
像力、鮮明な画像を長期に亘り安定して供給することが
でき、かつトナー飛散がなく複数世代に亘る像形成に際
して解像力の低下を伴うことなく高画質の像形成を可能
とした画像形成方法を提供することにある。 〔発明の構成及び作用〕 前記の目的は、アモルファスシリコン系感光体(以下単
にa−3i悪感光と称する)上に形成された静電潜像を
、微粒子トナーを含む二成分系現像剤を用い、前記感光
体とスリーブとの間の現像領域に形成された直流現像電
界と、該直流現像電界に重畳して印加された交流バイア
スに存在下に現像する工程を有する画像形成方法におい
て、前記微粒子トナーの表面積平均粒子径を2〜8μm
、平均表面電荷密度の絶対値を13=61ncとし、前
記感光体の現像領域における非露光部の平均表面電荷密
度の絶対値をl 100−400 l nC/cm2と
し、かつ前記直流現像電界を絶対値でllXl0’〜l
X10’ l V/cm、交流バイアスの振幅を絶対値
でI O,5x 4 l gV(p−p)、その周波数
を0.1〜] OK Hzとした画像形成方法により達
成される。 尚、直流現像電界の向きは、スリーブ上の負のトナーが
前記電界の作用で感光体上に付着する場合を正とし、ス
リーブ上の正のI・ナーが前記電界の作用で感光体上に
(=J着する場合を負とする。 即ち本発明の画像形成方法では、例えばドラム状又はベ
ルト状のa−5i感光体上に−様な帯電を付与した後、
アナログ方式又はデジタル方式による像露光を施して静
電潜像を形成し、これを表面積平均粒径が2〜8μmと
いう非磁性の微粒子1・すを含有する二成分現像剤を用
い所定の直流現像電界及び振動電界下に非接触で正規現
像又は反転現像を行う工程を含むもので、前記非接触現
像方式の採用及び微粒子トナーの使用によりトナー飛散
がなく、筋目、はき目及びかぶりなとの画像欠陥をなく
し、かつ高解像力の画像形成を可能としている。 前記のように微粒子トナーを用い、かつ非接触現像とす
る場合多くの利点を生ずる反面、現像条件の設定及びそ
の制御か重要な課題となる。 従来非接触現像方法を用いる画像形成方法においては、
例えは感光体の表面電位(V)、現像剤中のトナー キ
ャリアの粒径(μm)、トナーとキャリアの混合比、ト
ナーの単位重量当りの電荷iq/ M (nC/g)、
感光体とスリーブとの間隙即ち現像間隙(Dsd)、該
スリーブ」二に搬送された現像剤量(g/cm2)、直
流バイアス電位(V D)、交流バイアスの振幅(VA
I)−I))及びその周波数(KHz)等を規定して画
質の制御を行うようにしている。 しかしながら本発明者等の多年に亘る研究によれば、前
記従来の現像条件の設定には多くの欠点を有することが
わかってきた。例えばトナーを感光体上の静電潜像に付
着して現像する場合、基本的には現像領域における感光
体の表面とスリーブとの間に形成された直流現像電界に
基づき、感光体表面の単位面積当りの電荷量(平均表面
電荷密度σ)とトナー表面の単位面積当りの電荷量(平
均表面電荷密度q/S)に応じてトナーが感光体面に付
着して現像が進行するものであり、特にトナーの電荷量
として従来の如くトナーの単位重量当りの電荷量q/M
を用いた場合トナーの粒径に応じて現像性や解像性等の
画質か変化するため、画像管理が複雑となり、事実上肌
理細かい画質の管理が不可能となることがわかった。 従来、前記のような基本的な現像のメカニズムに適応し
た現像条件の設定がなされていないため、画像管理が複
雑となり、多数回像形成の繰返し変動が大きく、トナー
飛散の制御管理が難しく、特に原稿からの複数世代の画
像の劣化が大きかった。 そこで本発明では所望の画像を得るための現像工程にお
ける基本的条件として、まずトナーの表面積平均粒子径
を2〜8μm1好ましくは3〜7μmとすると共に現像
領域で測定された感光体の非露光部の平均表面電荷密度
σを絶対値で1100〜400nC/am2、好ましく
はl 150−300 l nC/cm2とし、かつト
ナーの平均表面電荷密度を絶対値で13〜61 nC/
cm”、好ましくはl 3.5−5.51 nC/cm
2とし、現像領域における直流現像電界を絶対値でll
X103− I X 1051 V/cm、好ましくは
l 5 X 103−1.OX 10’ l V/cm
の範囲となるよう規定している。 尚、現像領域にあるスリーブ上の現像剤層において該層
中のトナーをキャリアの拘束から離脱せしめて飛翔可能
とするため、スリーブと感光体間に交流バイアスが印加
される。本発明では交流バイアスの振幅として絶対値で
I O,5x 4 l KV(p−p)、好ましくは1
1〜31 KV(p−p)、周波数fON〜10K H
z 、好ましくは2〜8 KHzと規定している。 尚原稿からの複数世代コピーの画質を保証するため一定
レベルの画像濃度の確保が重要であり、そのため現像領
域に所望の量のトナーを供給する必要がある。本発明で
は現像領域に搬送される好ましいトナー搬送量Zとして
は、例えは下記の範囲とされる。 (l Vs12/Vdl →K)≦6 ■0.0≧(24K ・mt)≦0.4(mg/cm”
)但し、VsQはスリーブ周面の線速度(cm/5ec
)、Vdは感光体周面の現像領域でのスリーブと同方向
を[+jとした線速度(am/5ec)でl Vsf)
/Vd lをKとしている。mtはに=1のときのhナ
ー搬送量を表す。トナー搬送量Zを上記範囲とすること
により、非接触現像に適した現像剤層が得られ、高濃度
、高解像力の像形成が可能とされる。 尚トナー搬送量Zの値が0.4 (mg/c屈2)を下
端ると画像濃度が不足し、世代コピーの画質が劣化し、
10.0 (mg/cm2)を越えると、かぶり増大及
び解像力の低下を招き、トナー飛散を生じ易くなり、か
つ世代コピーの画質が低下する。更にトナー搬送量が多
ずぎて現像剤層の穂立の先端が感光体面に接触する場合
があり、この場合は本来の非接触現像を阻害してしまい
、好ましくない。 以下本発明の画像形成方法を例えば第1図のアナログ方
式の画像形成装置及び第2図のデジタル方式の画像形成
装置により具体的に説明する。 第1図において、原稿台1上の原稿2は光源3(3a、
3b)により矢印方向に走査され、その走査光はミラー
群4a、 4b、  4c、 4d及びレンズ5等を介
して、予め帯電器6によりその表面平均電荷密度σがl
 100−4001 nC/0m2、好ましくは115
0〜300 l nC/0m2となるよう例えは−様な
正帯電がイτ]与されたa−5i悪感光ドラム10」二
に照射されて像露光され、静電潜像が形成される。尚前
記平均表面電荷密度σは現像位置で測定される。 前記静電潜像は、現像器7内に収容された二成分系現像
剤、即ち好ましくは表面積平均粒径40〜120μmの
磁性キャリアと表面積平均粒径2〜8μm、好ましくは
3〜7μnの例えば負極性の非磁性微粒子トナーから成
る二成分系現像剤を用いて振動電界下に非接触で正規現
像され、感光体ドラム10上にトナー像か形成される。 ここで7aは磁石体を内蔵するスリーブであり、該スリ
ーブはその表面粗さがキャリア粒径より小となるよう鏡
面加工か施されている。又スリーブ上の現像剤層を制御
するため現像器内に現像剤層厚規制部材が設けられてい
る。 前記スリーブ7aは現像領域において感光体面と0.旧
〜0.20cmの現像間隙Dsdを介して対峙され、0
.005−0.10cm厚(S)の現像剤層をトナー搬
送量Zが0.4〜lo、Omg/Cm”となるよう現像
領域に搬送される。尚非接触現像とするため、現像間隙
Dsd:)現像剤層厚Sか必須の要件とされる。 前記感光体表面の黒紙電位VH(但し■、は白紙電位)
と、バイアス電源12bから印加される直流バイアス電
位Vnと、現像間隙Dsdとから得られる直流現像電界
E N= (V u  V n)/ Dsdが形成され
、この直流電界の強さに応して現像が進行される。 尚前記現像領域では、トナーをキャリアの静電的拘束か
ら離脱させるだめの交流バイアスVA(1)p)が交流
バイアス電源12aからスリーブへ印加される。 尚現像剤層中のトナーは、その電荷密度が前記特定範囲
の値となるように現像剤の組成、粒径及び現像器7内で
の摩擦帯電条件等が選択される。 かくして感光体ドラムIO上には高濃度、高解像力のト
ナー像が形成され、このトナー像はこのとき迄に給紙カ
セット13から給紙ロール14、レジストロール15を
介して搬送された転写紙上に転写極8の作用で転写され
る。転写トナーを担持した転写紙は分離極9の作用で分
離され搬送ベルト16により定着器17へ搬送・定着さ
れ排紙ロール18により排紙皿19へとυト出される。 転写後の感光体ドラム10の表面はクリーニング装置1
1のクリーニングブレードllaにより清掃され次の像
形成に備えられる。 次に第2図はデジタル方式の画像形成装置であるが第1
図と共通の部品には同一の符号が付される。第2図の画
像形成装置は原稿読取部Aと書込み部Bと像形成部Cと
に大別され、前記読取り部Aにおいては、原稿台l上の
原稿2が光源3、反射ミラー4a、4b及び4Cにより
光学走査され、得られた光学情報は、レンズ5を介して
光電変換素子20上に結像され電気信号に変換される。 この電気(li号は信号処理装置21においてA/D変
換等の画像処理及び多値化されて、画像信号が得られ、
LED又はレーザ装置等を用いた書込み部Bの書込装置
22に出力される。前記画像信号により通常は半導体レ
ーザを画像変調し、得られた変調レーザ光をポリゴンミ
ラーにより線状に走査して感光体ドラム上に像露光する
。前記感光体ドラム」二には予め帯電器6により第1図
の場合と同様現像位置での平均表面電荷密度が1100
〜4001、好ましくは150〜300 l nC/c
m2となるよう、この場合は例えは負帯電が付与されて
いて、前記像露光により静電潜像が形成される。この静
電潜像は前記第1図の場合と同様の二成分現像剤を含む
現像器7により非接触反転現像される。即ち第2図及び
第4図に示されるように電源12bにより感光体の黒紙
電位■。に近い直流バイアス電位V。が付与され、該直
流バイアス電位V。と白紙電位VLと現像間隙Ds+J
とから得られる直流現像電界ER→(VI−VI))/
 Dsd (V/cm)に基づいて現像が進行される。 尚本発明の画像形成方法においては前記第1図のアナロ
グ正規現像方式でも第2図のデジタル反転現像方式のい
づれの場合でも直流現像電界の範囲は共通とされる。 前記第2図のデジタル装置では第4図に示すように反転
現像方式であって、露光部にトナーか付着してドツト状
のトナー像か形成される。このトナー像はタイミングを
合せて給送された転写紙旧に転写・定着されて像形成が
行われる。又第1図の場合と同様転写後の感光体表面は
クリーニング装置11により清掃され、次の像形成に備
えられる。 本発明の画像形成方法に用いられる感光体を構成するa
−3i感光層は、元来核層中にタングリングボンドを有
していて多くの局在準位を有し、光導電性に乏しいもの
であるから、a−5i層中に水素原子(H)、又はハロ
ゲン原子(X)等を導入して前記ダングリングボンドを
封鎖することにより、所望の光導電性が付与される。更
には、感光体の暗抵抗を高め、帯電特性を改善するため
、炭素原子(C)、酸素原子(○)、窒素原子(N)等
の改質原子(Y)をa−5i層中に導入するのか望まし
い。 本発明に係る前記a−5i感光体としては、基体上に単
層構成の感光層を設けた感光体であってもよく、又機能
分離型の感光体であってキャリア発生層とキャリア輸送
層とを基体上に積層して設けた積層構成の感光層を有す
る感光体であってもよい。 又、前記単層構成又は積層構成の感光体において、基体
と感光層どの間に、基板からのキャリアの注入を防ぎ、
感度、帯電能の向上を計るためにブロッキング層を設け
てもよく、又感光層表面を保護する目的で表面改質層を
設けてもよい。更に又、前記積層構成の感光体のキャリ
ア発生層とギヤリア輸送層との間に、キャリアの注入効
率を高めるための中間層を設けることができる。 次に、本発明に適するa−5i悪感光の層構成の例を第
5図に示す。以下にその内部構成を更に詳細に説明する
。尚、第5図の層構成では帯電極性が正の場合の例が示
され、例えばへQ等よりなるドラム状基体31上に、P
”Wのキャリアブロッキング層32、キャリア輸送層3
3、中間層34、キャリア発生層35、表面改質層36
を順次積層して、a−5i感光体10が構成されている
。 P1型のギヤリアブロッキング層32は、周期律表第1
IIA族元素(硼素、アルミニウム、ガリウム等)がヘ
ビードープされ、かつ炭素原子、酸素原子、窒素原子等
の改質原子(Y)の少なくとも1種を含有するa−Si
 : C: H(X)層、a−5i : C:0:H(
X)層、a−3i : N : II (X)層、a−
3i :N:O:H(X)層、a−3i : O: H
(X)層、aSi:C:N:H(X)層、a−5i :
 C: O: N : H(X)層等により構成するこ
とか好ましい。改質原子(Y)の含有割合は、0.5〜
40atrh1%が好ましい。又、キャリアブロッキン
グ層32の厚さは、0.01〜5μmか好ましい。 キャリア輸送層33は、周期律表第1IIA族元素がラ
イトドープされ、しかもキャリアプロンキング層32と
同様に、炭素原子、酸素原子、窒素原子等の改質原子(
Y)の少なくとも1種を含有するaSi: Y : H
(X)層により構成することか好ましい。改質原子(Y
)の含有割合は0.5〜40atm%か好ましい。又、
帯電能、感度を向上させるために、硼素原子を導入して
もよい。キャリア輸送層33の厚さは、5〜50μmが
好ましい。 中間層34は、キャリアの注入効率を高めるために必要
に応じて設けられるものであり、例えば炭素原子、酸素
原子、窒素原子等の改質原子(Y)の少なくとも1種を
含有するa−3i・Yl((X)層により構成すること
が好ましい。又、改質原子(Y)の含有割合はキャリア
輸送層33より小さいことが好ましい。具体的には、0
.O1〜2Qatm%か好ましい。又中間層34には、
周期律表第mA族元素をライトドープするのが好ましい
。中間層34の厚さは0.01〜5μmが好ましい。中
間@34は、2層以上の積層体であってもよい。 キャリア発生層35は、必要に応じて周期律表第111
A族元素がライトドープされたa−3i・l−1(X)
層にJ:り構成することが好ましい。又、帯電能を向上
させるために、硼素原子を導入して真性化して、高抵抗
化とキャリアの移動度の向」二を図ってもよい。このキ
ャリア発生層35の厚さは、5〜50μmが好ましい。 表面改質層36は、a−5i層に、水素原子及び/又は
弗素原子等のハロゲン原子(X)を導入してタンクリン
グボンドを封鎖してなるa−3i: H(X)層に、更
に、炭素原子、酸素原子、窒素原子等の改質原子(Y)
を導入してなるa−5i : Y : H(X)層によ
り構成することか好ましい。具体的には、a−5i: 
C: H(X)層、a−5i: C: O: H(X)
層、a−3i : N : H(X)層、a−5i :
 O: H(X)層、a−5i: N : O: H(
X)層、a−5i: C: N :H(X)層、a−5
i: C: N : O: T−1(X)層等の種々の
構成を採用することができる。表面改質層36において
、炭素原子、酸素原子、窒素原子等の改質原子(Y)含
有割合は、ンリコン原子と改質原子(Y)との合計をl
ooaLm%とじた時、改質原子(Y)が40〜90a
tm%となる割合が好ましい。 表面改質層36の厚さは、400人〜lltmが好まし
い。 又、必要に応じてキャリア発生層35と表面改質層36
との間に第2の中間層を設けてもよい。第2の中間層は
改質原子(Y)の含有割合が表面改質層36より小さい
方かよい。 感光層全体の層厚は通常、製造コストの面から20〜5
0μmとするのがよい。 a−5i悪感光■0を構成する上記各層には、水素原子
及び/又は弗素原子等のハロゲン原子(X)が導入され
ていることが好ましい。特にキャリア発生層35に水素
原子を含有させることは、ダングリングボンドを封鎖し
て光導電性及び電荷保持性を高める上で重要である。具
体的には、水素原子の含有割合はlO〜30atm%か
好ましい。この水素原子の含有割合は、表面改質層36
、中間層34、キャリアブロッキング層32、キャリア
輸送層33に対しても同様である。又、導電型を制御す
るだめの不純物として、P型化のために硼素以外にもア
ルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム等の周期
律表第mA族元素を用いることができる。 a−5i悪感光IOを構成する各層の形成時においてダ
ングリングボンドを封鎖するために、水素原子の代りに
或は水素原子と共に、ハロゲン原子例えば弗素原子をS
iF、等の形で導入し、a−3i:F、aSi:T(:
F、 a−3i:C:F、 a−3i:C:1(:F。 a−3i : C: 0 : F 、 a−5i : 
C: 0 : H: F等の層構成としてもよい。この
場合、弗素原子の含有割合は0.5〜loatm%が好
ましい。 a−5i感光体IOを構成する各層は、例えばグロ放電
分解法、スパンタリング法、イオンブレーティング法、
水素放電管で活性化もしくはイオン化された水素を導入
した状態でンリコンを蒸発させる方法(特開昭56−7
8413号公報)等によって形成することかできる。 以上は、a−5i悪感光IOの帯電極性を正とする場合
の説明であるが、a−5i悪感光10の帯電極性を負と
する場合には、ギヤリアブロンキング層32、キャリア
輸送層33、中間層34、キャリア発生層35、表面改
質層36の各層に導入するドープ剤を、周期律表第VA
族元素(燐、砒素、アンチモン、ビスマス等)に変更す
ればよい。尚、キャリアブロッキング層32及び中間層
34は、必要に応して設けられたものであり、省略して
もよい。 又、キャリア輸送層33及びキャリア発生層35は別個
の層構成とせずに単一の層構成としてもよい。 基体3Iは、導電性及び絶縁性のいずれの材料によって
形成してもよい。導電性の材料としては、例えばステン
レス、アルミニウム、クロム、モリブデン、イリジウム
、テルル、チタン、白金、パラジウム等の金属又はこれ
らの合金等を挙げることができる。絶縁性の材料として
は、ポリエステル、ボレエチレン、ポリカーボネート、
セルロースアセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ボリスヂレン、ポリアミド等
の合成樹脂のフィルムもしくはシート、ガラス、セラミ
ック、紙等を挙げることができる。絶縁性の材料を用い
る場合はその表面が導電処理されていることが好ましい
。具体的には、例えはガラスの場合は、酸化インジウム
、酸化錫等により導電処理し、ポリエステルフィルム等
の合成樹脂フィルムの場合は、アルミニウム、銀、鉛、
ニッケル、金、クロム、モリブデン、イリジウム、ニオ
ブ、タンタル、バナジウム、チタン、白金等の金属を真
空蒸着、電子ヒーム蒸着、スパンタリング等の方法にに
り導電処理し、或は上記金属でラミ不一1・することに
より導電処理することができる。 前記導電性基体31の形状111円筒状、ベルト状、板
状等種々の形態を選択することかできる。連続して高速
で画像を形成する場合は無端ベルト状或は円筒状が好ま
しい。基体31の厚さは特に限定されず、製造上、取扱
い上、機械的強度等の観点から適宜選定される。 本発明に用いられる好ましいa−5i感光体の層構成は
以上の通りであり、かかる層構成とした場合、感光層の
暗抵抗か高く、50μm以下の通常の層厚で高い帯電能
を有し、本発明の特徴とされる帯電時の平均表面電荷密
度がI 100−400 l n07cm2(好ましく
は1150〜300 l nC/c川2)用条件を十分
満足できる感光体が得られる。 ここで、平均表面電荷密度がl 100 l nC/c
m2未満の場合、現像性が悪く、現像時に所望の1・す
量が付着せず、画像の濃度が不足し、かつトナー飛散も
生じ易くなる。又、平均表面電荷密度が400 l n
07cm2を越える場合、平均表面電荷密度か高すぎて
、像形成時に解像力が低下する。特に前記構成の表面改
質層を設けた場合、感光層の暗抵抗が1012−101
3Ω−cm(通常のa−Si : H層では108−1
0’Ω−cm)と高(、a−3i悪感光の帯電能か格段
に増大し、l 100−400 l n07cm2の平
均表面電荷密度が十分に確保される。 尚、前記a−Si感光体の平均表面電荷密度σ(n07
cm2)は、感光層の比誘電率ε、真空誘電率ε。 (8,85X lo−”c / V ・cm)、層厚L
(μm)表面電位V S (ポルI・)を夫々測定し、
式:σ=(εε。/ L )v s により計算して得られる。 前記a−3i感光体の表面電荷密度σ(n07cm2)
と、前記感光体の帯電時の表面電位v1((ボルト)と
の関係は、感光層の膜厚しくμm)及び誘電率εεo(
a−3i悪感光ではεは通常12〜13)を係数として
ほぼ比例関係にあり、通常、感光体上に付与される表面
電位は300〜800V、好ましくは400〜600■
とされる。 次に、本発明に用いられる現像剤としては、現像剤の流
動性及び摩擦帯電性に優れ、従ってまた現像性に優れた
二成分現像剤が用いられる。こうした二成分現像剤とし
ては、非磁性微粒子トナと磁性キャリア粒子とから成る
ものが好ましく用いられる。 前記非磁性微粒子トナーを得るには、後記する熱可塑性
又は熱硬化性樹脂中にカーボンブラック等の着色剤を2
QvrL%以下、必要により電荷制御剤を5wt%以下
混合し、熔融、練肉、冷却、粉砕、分級し、更に必要に
より熱処理して、体積抵抗101″Ω−0m以上の絶縁
性粒子で、かつ表面積平均粒子径が2〜8μmの粒子と
される。又、前記着色剤その他の添加剤をバインダ樹脂
のモノマー中に含有せしめたものを撹拌下に重合して、
球形]・すを得るようにしてもよい。 前記トナーに用いられるバインダ樹脂としては、例えは
スチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−ブ
チジエン樹脂、アクリル樹脂等の付加重合型樹脂、ボリ
ュステル樹脂、ポリカーポイ、−ト樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリスルホZ・−1・樹脂、ポリウレタン樹脂等の
縮合重合型樹脂、更にこれら樹脂のうち付加重合型樹脂
を形成するだめの単量体としては、スチレン、0−メチ
ルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン
、314ジクロルスチレン等のスチレン類:エチレン、
プロピレン、ブチレン、インブチレン等のエチレン系不
飽和モノオレフィン類、塩化ビニル、塩化ヒリデン、臭
化ビニル、弗化ビニル等のハロゲン化ビニル類:酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ヒニル、酢酸ビ
ニル等のビニルエステル類ニアクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル
、アクリル酸プロピル、アクリル酸オクチル、アクリル
酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸−2エヂ
ルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ドデ
ンル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸−2−エヂ
ルヘキノル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フ
ェニル、メタクリル酸ジメチルアミンエチル、メタクリ
ル酸ジエチルアミンエチル等のび一メチレン脂肪族モノ
カルボン酸エステル;アクリロニトリル、ノタクリロニ
トリル、アクリルアミド等のアクリル酸若しくはメタク
リル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエ
ーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル
類、ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケトン、メチ
ルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類−N−ビニ
ルビロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイン
ドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物類
:ビニルナフタリン類等のモノオレフィン系単量体;プ
ロパジエン、ブタジェン、イソプレン、クロロプレン、
ペンタジェン、ヘキサジエン等のジオレフィン系単量体
を例示することができる。これらの単量体は、単独で或
は2種以上のものを組合せて用いることかできる。又、
縮合型樹脂を形成するだめの単量体としでは、エチレン
グリコール、i・リエチレングリコール、1.3−プロ
ピレングリコール等を例示することができる。 又、荷電制御剤としては、特開昭59−88743号、
同59−88745号、同59−79256号、同59
−78362号、同59−228259号、同59−1
24344号の各公報に負の荷電制御剤が、又、特開昭
51−9456号、同59−204851号、同59−
204850号、同59−177571号の各公報には
正荷電制御剤が記載されているが、これらのいずれも使
用可能である。 又、)・ナーの定着ローラへのイ:1着によるオフセッ
ト現象を防止する目的で、低分子量ポリオレフィン(ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ワックス等)をバインダ
樹脂に対して0〜5wt%含有ぜしめることができる。 又、現像剤の流動性その他の電荷制御性(負)を付与す
る目的で疎水性ンリカをトナーに対して0〜3wt%外
添することができる。 ところで、本発明のトナーは、高解像力の画像形成を達
成するため、前記の如く製造時に表面積平均粒子径が2
〜8μm(好ましくは3〜7/Zl11)とされると共
に、i・ナー粒子表面には、感光体表面の特定の平均表
面電荷密度l 100−400 l nC/0m2、好
ましくは 150〜3001 nC/0m2との組合せ
で特に優れた現像性が発揮される平均表面電荷密度13
−6 l nC/0m2(好ましくはl 3.5 5.
5 l nC/0m2)が付与されるが、前記トナーの
表面積平均粒子径が21tmを下端ると画像がかぶり易
く、かつ、I・す飛散を生ずるようになり、8μmを越
えると画像の解像力が低下する。又、トナーの平均表面
電荷密度がl 3 l nC/0m2未満になると、ト
ナー飛敗か多くなり、l 6 l nC/0m2を越え
るど、画像濃度か低下するようになるので、本発明にお
ける]・すは前記粒子径及び平均表面電荷密度の範囲に
あることが必須の要件とされる。 次に本発明の非接触での正規現像又はJト接触での反転
現像を行ったときの直流現像電界は既述のように絶対値
でllXIO3〜] X 1051 V/cm、好まし
くは 5 X 10”〜5 X 10.’  V/cm
とされるか、I X 1031 V/cm未満だと現像
が不足し、十分な画像濃度が得られず、l ] X 1
0’ l V/cmを越えると画質が荒れ、かぶりが発
生ずる。 次に既述のように交流バイアスは10.5〜4KV(p
−p)、好ましくは+1−31KVとされ、又周波数は
O,1,−10KIlz、好ましくは2−8 KHzと
されるが、前記交流バイアスか0 、5 K V (p
 −p )未満の場合ギヤリアに付着したトナーが脱離
せず、非接触現像が不十分となり、画像濃度が不足する
。又交流バイアスが4 KV(p−p)を越えると現像
剤中のギヤリアが飛翔して感光体上にキャリア付着を生
ずる。 更に交流バイアスの周波数がQ、1KHz未満では矢張
りキャリアからのトナーの離脱が不十分となり、現像不
足、画像濃度低下を招く。又交流バイアスの周波数がl
 OK Hzを越えるとトナーが電界の変動に追随でき
ず、矢張り現像不良となり、画像濃度か低下する。 次に前記した現像剤の各物性及び現像条件の測定法を説
明する。 (1)前記トナーの表面積平均粒子径(d)を得るには
、まずコールタエレクトロニクス社製「コルターカウン
タTA11型」で体積ベースの粒径分布を測定する。次
に、球形を仮定して前記体積ベスの粒径分布を表面積ベ
ースの粒径分布に換算する。この表面積ベースの粒径分
布からトナーのトータル表面積(積分値)の50%を与
える(中央値)粒径を得、これをトナーの表面積平均粒
子径(d)とする。ここで、前記表面積ベースの粒度分
布を換算してトナーの平均表面積S (cm2)が得ら
れる。 尚、参考のため、前記コールタ−カウンタTA■型の測
定法を第6図に基づき以下に説明する。この測定法は、
小孔通過法、エレクトロゾーン法又は発明者の名前から
コールタ−法とも呼はれていて、トナー粒子の測定では
、従来から最も多用されている。この方法で測定するに
は、まず電解質溶液中にトナーを分散懸濁させ、図のよ
うに細孔のある隔壁を作り、その両側に電圧を印加しな
から細孔に懸濁液を通過させると、液中のトナーも共に
通過し、粒子の大小に応じて細孔の電気抵抗が変化して
パルスとして観測される。このパルスを計測することに
より、体積基準の分布が得られる。 (2)前記トナーの平均表面電荷密度(q/S)を測定
するには、まずトナーの平均電荷量qを第7図の装置を
用いて下記現像プロセスでnC(ナノクーロン)の単位
で測定する。即ち、採取した試料現像剤を第7図の装置
のマグネスリーブロールに磁気的に吸着せしめておく。 前記マグネスリブロールに近接して銅板が配置され、該
銅板とマグネスリーブロール間にはAC,DCバイアス
か印加されていて、前記現像剤中のトナーをスリーブ面
から銅板面へと飛翔、被着させる。ここで、前記マグネ
スリーブロールを1回転することによりその外周の現像
剤中のトナーは全て銅板へ移行される。銅板表面には帯
電トナーが存在するため、これと同量異符号の鏡像電荷
か発生しているので、該銅板上の帯電トナーをN2ガス
噴射器でブローフした場合、鏡像電荷がクーロンメータ
に流れ、その電荷量q(nC)が測定される。尚、ブロ
ーオフ前に銅板単独と、トナーを担持した銅板の重量の
差を計り、トナーの重量M (g)を測定しておく。又
、比電荷量q/Mは通常、ブローオフ法と呼ばれる方法
によって測定しても同等な値が得られる。 かくして、前記]・ナーの平均比電荷量q/M(nc/
g)−Pが測定される。この値からトナーの平均表面電
荷密度q/ S (nC/cm2)を求めるには、先に
(1)の測定法で得られたトナーの平均表面積S (c
m2)を用い、PXM/Sから求められる。 本発明に用いられる二成分現像剤のキャリアとしては、
トナーに前記特定の表面電荷密度を安定して付与するこ
とができるものが選択され、磁性材料をそのまま用いる
場合、樹脂等を表面にコティングして用いる場合、微粉
末として樹脂と混合する場合等があるが、好ましくは磁
性微粒子表面に樹脂をコーティングしたコーテッドキャ
リアとされる。前記磁性材料としては、磁場によってそ
の方向に極めて強く磁化する物質、例えば、鉄、コバル
ト、ニッケル等の、金属、フェライト、マグネタイト、
ヘマタイト等を初めとする鉄、コバルト、ニッケル等の
強磁性を示す元素を含む合金或は化合物、又は強磁性体
を含まないが適当に熱処理することによって強磁性を示
すようになる合金、例えばマンガン−銅−アルミニウム
或はマンガン−銅−錫等のマンガンと銅とを含むホイス
ラー合金又は二酸化クロム等が用いられる。 前記キャリアの表面積平均粒子径(d)は40〜120
μmとされ、バイアス電圧によって電荷がキャリアに注
入されて像形成面にキャリアが41着したり、バイアス
電圧が漏れて潜像電荷を消失させたりすることを防止す
るために、キャリアの抵抗率はlO8Ω−cm以上、好
ましくけ10日Ω−am以上の絶縁性のもの、更に好ま
しくは10目Ω−am以上のものがよい。 尚、キャリア(又はトナー)の固有抵抗は、粒子を0.
5cm2の断面積を有する容器に入れてタッピングした
後、詰められた粒子上にl kg/cm3の荷重をかけ
、荷重と底面電極との間に102〜IO’V/cmの電
解が生しる電圧を印加し、その時流れる電流値を読取り
、所定の計算を行うことによって求められる。この時ギ
ヤリア(又はトナー)粒子層の厚さは1mm程度とされ
る。 又、本発明に用いられるキャリアにおいては、現像剤の
流動性を向上させると共にキャリアとトナー間の摩擦帯
電性を向上させ、かつキャリア粒子同士又はキャリアと
トナー間のブロッキングを;36 起り難くするため、球形化されるのが好ましい。 かかる球形化キャリアを得るためには、例えば樹脂被覆
キャリアの場合、予め球形に成形された磁性体粒子に例
えば熱可塑性又は熱硬化性樹脂を0.1〜2μ川厚(キ
ャリア重量に対して0.5〜5wt%)の薄層に被覆加
工すればよく、又、樹脂分散キャリアの場合は、磁性体
微粉末を30〜70wt%樹脂に分散して成る分散粒子
を熱処理して球形化するが、もしくはスプレードライ法
により直接球形粒子を製造すればよい。 前記二成分現像剤は、前記キャリアとトナーどを重量比
で(98〜85) : (2〜15)で混合し、かつ必
要によりトナーに対して0.1〜3WL%の疎水性シリ
カ、コロイダルシリカ、シリコーンフェス等の流動化剤
及び脂肪酸金属塩、弗素系界面活性剤等のクリーニング
助剤等を添加することができる。 (3)ここで、前記キャリアの表面積平均粒子径(D)
は、マイクロトラック・パーティクルサイズモニタ79
81X 3型(リーズ・アンド・ノースランプ社製)を
用いて光散乱法により測定される。この光散乱法におい
ては、「ミー」又は「マンクスウェルゴの電磁方程式を
球形粒子の光散乱現象に適用したもので、その測定原理
により第8図の装置を用いて測定される。 測定原理の概略を第8図に示す。He−Ne:ガスレー
ザから出た光線をザンプルセルに当てると、サンプルセ
ル中の粒子によって光は散乱される。 この散乱光をレンズlで集光させると、レンズの焦点面
上にフラウンホーファの回折像が現れる。 実際にはレーザ光中に多数の粒子が存在するので、個々
の粒子による回折像の重合せが現れることになる。回折
像の光の強度分布は粒子に当たる光の波長が一定であれ
ば、粒子径に依存する。従って、この光の強度分布を何
らかの方法で測定すれば、それをサンプルの粒度分布に
交換することは容易に行える。尚前記のようにa−3i
悪感光の平均表面電荷密度σ(nC/cm2)及びトナ
ーの平均表面電荷密度Q /’ S (nC/cm2)
が絶対値で示されているが、もし正帯電感光体が用いら
れた場合は、感光体の平均表面電荷密度σの符号は正で
あり、トナーの符号は第1図のアナログ方式の画像形成
装置を用いて正規現像する場合は負で、第2図のデジタ
ル方式の画像形成装置を用いて反転現像する場合は正と
される。又、もし負帯電感光体とされた場合は、前記と
反対の符号が付与される。 (4)次に非接触で正規又は反転現像を行う際の直流現
像電界強度E、l又はElは既述したように絶対値でl
 I X 10”−]、 X 10’ l V/cmの
範囲とされるが、その測定法としては先に第3図及び第
4図で説明した通り正規現像の場合は感光体の黒紙電位
V□と直流バイアス電位■。と現像領域の現像間隙Ds
dとを測定し、下記式により求められる。 又反転現像の場合は、感光体の白紙電位VLと直流バイ
アス電位V。と現像領域の現像間隙Dsdとを測定し、
下記式により求められる。 mtXmg/am2)の測定について説明する。ここで
に≦6、好ましくは5≧に≧2とされる。感光体周速V
、に対するスリーブ周速Vs(lの比I(を前記の条件
として現像剤を搬送して像形成を行う過程で装置を1時
停止し、スリーブ上の現像剤を粘着テブに付着させて採
取する。該粘着テープに付着した現像剤i(mg)と別
に測定された現像剤中のトナー濃度とから粘着テープ上
のトナー重量(mg)を算出し、その値を粘着テープの
面積で除して、求めるトナー搬送量Zをうる。尚)・ナ
ー搬送量ZをVsQ/ V a→にで除ずことによりK
 = lの場合のトナー搬送量mLか得られる。 〔実施例〕 以下本発明を本発明テスト及び比較テストを含む実施例
により具体的に説明するが、本発明の実施の態様はこれ
により限定されるものではない。 実施例1 本実施例のa−3i悪感光は、公知のグロー放電法によ
り製造された正帯電用感光体で、第5図の層構成とされ
、各層の具体的構成は以下のようである。 (1)  基体31 径108mm lノドラム状のアルミニウム製基体(2
) ブロッキング層32 (P ”型)厚さが1μmの
P+型のa−3i : (: 0層であり、炭素原子濃
度(C) −10atm%(但し、珪素原子濃度(Si
)→−炭素原子濃度(C) = 1100at%とする
)とされる。 (3) キャリア輸送層33 厚さが15μmのボロンドープドa−3i : C: 
)1層であり、炭素原子濃度(C) −lQatm%と
される。 (4)中間層34 厚さが0.5μmのボロンドープa−5i : C: 
0層であり、炭素原子濃度(C)−5atm%とされる
。 (5)キャリア発生層35 厚さが15μmのボロンドープa−3i : 0層とさ
れる。 (6)表面改質層36 厚さが0.3μmのa−Si: C: 0 : 0層で
あり、炭素原子濃度(C) −55atm%、酸素原子
濃度
〔0〕−1atm%(但し、珪素原子濃度〔S1〕
十炭素原子濃度(C1十酸素原子濃度(0:] = 1
100at%とする)とされる。 次に、本実施例に用いられる現像剤は以下の通りである
。 (I) トナーの調製 上記材料をボールミルで5時間に亘り十分混合した後、
170°Cの2本ロールで混練した。次いで、自然放冷
後、カッターミルで粗粉砕し、更にジェット気流を用い
た微粉砕機で粉砕した後、分級条件に変えながら風力分
級器で分級して、表面積平均粒径を19〜8.5μmの
範囲で粒径の異なる6種類のトナーを得、これらのトナ
ーをテストNo、l−N。 6(第1表参照)用とした。 次に表面積平均粒径50μmのトナーを前記方法で多量
に作成し、これをテストNo、7〜40用として34部
分のトナーに分別した。 (2)キャリアの作成 スチレン−メチルメタクリレ−1−(4:6)共重合体
樹脂5重量部をトルエン100m(2に溶解し、これに
表面積平均粒径73μmのフェライト粒子100gを混
合したものをスプレードライ法で噴霧乾燥して、乾燥後
の膜厚か1μm厚となるよう樹脂コーI・されたコーテ
ッドキャリアを作成し、これを以後の現像剤の調製のた
め40分割した。 (3)現像剤の調製 (1−1)  テスt−No、 I −No、 6用現
像剤の調製粒径の異なる前記テストNo、 l −No
、 6用のトナーに、BET法により求めたI・ナー比
表面積に応じてシリカ量と比表面積の比が一定となるよ
うに疎水性シリカアエロジルR−805を添加(第9図
参照)した。次いで前記疎水性シリカを含有した6種類
のトナーを該トナーの平均表面電荷密度がいづれも−4
,5nC/cm2の一定の値となるよう現像剤中のトナ
ー濃度を1.0〜4.1wt%の範囲で変化して(第1
O図参照)分割キャリアの一定量と混合し、テストNo
、l〜No、6の6種類の現像剤を調製した。 (3−2)  テストNo、7〜12用現像剤の調整法
に粒径がいづれも5.0μmとされた先の34部分の分
別)・ナーから6部分のトナーをとり、現像に供したと
き、第1表の6段階のI・ナー平均表面電荷密度となる
よう現像剤中のトナー濃度を1.5〜7゜8vt%の範
囲で変化して(第11図参照)分割キャリアの一定量と
混合してテスlNo、7〜No、12の6種類の現像剤
を調整した。尚、これらの現像剤中にはそれぞれ12w
t%のシリカが添加された。 (3−3)  テストN o、 13− No、40用
現像剤の調製法に前記分別トナーの残りの28部分のト
ナーについては、均等に1.2wt%のンリ力が添加さ
れ、前記分割キャリアの一定量に対してトナーの平均表
面電荷密度が−4,5nC/cm2となるよう3.3v
t%のトナーが添加(第11図参照)混合され、テスt
−N。 13〜No、40用としての同一組成の28種類の現像
剤が調製された。 (4)画像形成 以上のようにして用意された40種類の現像剤を用いて
第1表に示す条件で比較用(テス) No、 l 。 2 、 7 、 8 、13.14.19.20.25
.26.31及び32の12種類)及び本発明用(テス
1−No、3〜6.9〜12.15〜18.21〜24
.27〜30.33〜40の28種類について)計40
種類の実写テストが以下のようにして行われた。コニカ
社製Unix−5070複写機(アナログで接触現像方
式)に前記正帯電用a−3i感光体ドラムを装着し、か
つ帯電器を正帯電用に、薄層現像剤層で非接触現像とす
るためのスリーブ面の平滑化、振動電界を付与するため
スリーブに交流電源を結合する等の改造を施して成る改
造機を用いて第1表の実写テスト(比較テストも含む)
を行った。 尚テスト時の環境条件は常温、常湿(温度20°0、相
対湿度60%)で行われた。まずベタ黒原稿を用いて連
続コピーを行い、初期及び1000回目のコピ画像濃度
を測定した。又解像カテストチャートを用いて4世代迄
のコピーテストを行い、後記解像力評価方法により解像
力を評価し、その結果を前記コピー画像濃度のデータと
共に第1表に示しlこ。 前記テストNo、13〜18のテストを行う場合は、前
記残りの28種類の現像剤の内の6種類の現像剤を用い
、感光体の表面電荷密度が第1表のテストNo、 13
〜No、 18の6段階(9g−405nC/cm2)
となるよう感光体の表面電位を250V −1015V
に変化(第12図参照)して像形成を行うようにした。 前記感光体の平均表面電荷密度の測定を、第1図を参照
して説明すると、各テスト毎に像形成に先立って現像器
7を引出し、代りにプローブ40をセッとし、帯電後に
現像位置にきた時の非露光部の電位を前記プローブでピ
ンクアップし、表面電位計41で読取り、これをレコー
ダ42で記録することにより、感光体表面電位V 11
が測定された。テスト終了後、感光体ドラムを引出し、
その小片を切取り、感光層の膜厚L(μm)を測定し、
かつクロンメータにより感光層の静電容量Cを測定して
CL/ε。から比誘電率εを求めた。ここで真空誘電率
ε。は既知である。以上のデータを前記計算式e−(ε
ε。/L) Vllに導入してテスト毎の感光体の表面
電荷密度σを求めた。 又、前記トナー及びキャリアの表面積平均粒子径につい
ては、現像剤調製時、夫々の粒子径が既述した方法に基
づいて測定され、又トナーの平均電荷密度は各テスI・
毎に像形成後の現像剤を採取して既述した測定法に基づ
いて測定された。 尚現像電界強度ENは前記の如く式 (黒紙電位v、1−直流バイアス電位V。)/現像間隙
Dsdから得られるため感光体の平均表面電荷密度dと
は密接な関係がある。そこで感光体の平均表面電荷密度
σを変化するテス1−No、13〜No、18の場合は
現像間隙Dsdを0.05cm (500μm)に固定
し、かつ直流電界強度ENが一定となるよう直流バイア
ス電位V。を変化させてテストを行うようにした。 次に前記テストNo、19〜No、24のテストを行う
場合は、前記残りの22種類の現像剤の内の6種類の現
像剤を用い、直流現像電界を8 X 102V/cm−
1,5X ]O’V/cmの範囲で6段階に変化して像
形成を行った。このとき前記6段階の直流現像電界をう
るため、感光体の黒紙電位V1.を一定とし、かつ現像
間隙Dsdを0.05cmと一定とし、現像バイアス電
位voを変化させるようにした。 次に前記残りの16種類の現像剤のうちfull類をと
り、交流バイアスの振幅V A(p−p)を第1表の如
く変化してテスhNo、25〜No 、 30の6種類
のテストを行った。次に残りの10種類の現像剤を用い
、第1表の如く、交流バイアスの周波数、周速比K及び
トナー搬送量Z等を変化して10種類のテストを行った
。 なお前記テストの結果得られる、(1)ベタ黒原稿から
の初期及び1000回コピー時の画像濃度、(2)解像
度テストチャートを初期及び4世代コピーしたときの解
像度及び(3)トナー飛散等の画像特性の評価方法は以
下のようである。 (1)  画像濃度 反射濃度1.3の原稿をコピーして、「サクラデンシト
メータ」(コニカ(株)製)により、コピー画像の反射
濃度を測定した。評価は、反射濃度が1.0以上の場合
を「○」、0.8〜1.0の場合を「△」、0.8未満
の場合を「×」 とした。 (2)解像度 JIS Z4916に準拠して、ブレイドとして1mm
当たり等間隔のラインを40本、5.0本、6.3本、
8.0本、10.0本、12.5本、16.0本設けた
チャー1・を使用し、コピー画像を目視により判定して
、ラインの判別ができるブレイドを解像度として表示し
た。 (3) トナー飛散 複写機内及び複写画像を目視により観察し、トナー飛散
がほとんど認められず良好である場合を「O」、トナー
飛散が若干認められるが実用レベルにある場合を「△」
、トナー飛散が多く認めら第1表より本発明に係るテス
トでは、多数回コピー画像濃度、解像度、複数世代コピ
ー画像の画質、トナー飛散等の特性がいづれもすぐれて
いるが、比較テストは前記各特性のうち少なくとも1つ
の特性が悪く、実用上問題があることが理解される。特
に上記において、次のことが明らかである。 I・ナーの表面積粒子径d 2〜8μmが実用化レベルで3〜7μmが良好。 :トナーの平均表面平均電荷密度q/S :3−−6 
nC/cm2が実用化レベルで、−3,5〜5.5nC
/cm2が良好。 。感光体の平均表面平均電荷密度σ: +100− + 400nC/Cm2が実用化レベルで
、+150〜+300nC/cm2が良好。 :直流現像電界強度E、(但し電界の向きは正)=I 
X 10”−1ox lO’V/cmが実用化レベルで
50×10’−]、f)X 10’V/cmが良好。 :交流バイアス振幅V a(p−p) :05〜41K
Vか実用化レベルで、11〜3KVが良好。 :周波数量 0、1−10KHzか実用化レベルで、2−8 KHz
が良好。 実施例2 本実施例のa−5i悪感光は、公知のグロー放電法によ
り製造された負帯電用感光体で実施例1の場合とほぼ同
様の層構成(第5図参照)とされ、各層の具体的構成は
以下のようである。 (1)基体31 径150mm lドラム状のアルミニウム製基体(2)
 ブロッキング層32(N+型)厚さが] μmのN+
型のa−3i : C: H層であり、炭素原子濃度C
C) =10atm%(但し、珪素原子濃度〔S1〕十
炭素原子濃度(C) = 1100at%とする)とさ
れる。 (3) キャリア輸送N33 厚さが15μmの燐ドープドa−5i: C: H層で
あり、炭素原子濃度〔C:) −1QaLm%とされる
。 (4)中間層34 厚さが0.5μmの燐ドープa−3i : C: H層
であり、炭素原子濃度(C)−5atm%とされる。 (5) キャリア発生層35 厚さが15μmの燐ドープa−5i : H層とされる
。 (6)表面改質層36 厚さが0.3μmのa−Si: C: O: H層であ
り、炭素原子濃度(C) = 55atm%、酸素原子
濃度〔O〕= 1 arm%(但し、珪素原子濃度(S
i)十炭素原子濃度(C)土酸素原子濃度(0) = 
1100at%とする)とされる。 本実施例では、前記負帯電用感光体ドラムを青、赤、黒
の3色読取装置、半導体レーザによる書込装置、帯電器
、前記3色の非接触型反転現像用磁気ブラシ現像器及び
ブレードクリーニング装置を備えたデジタル方式(第2
図参照)の複写機:DC8010(コニカ(株))に装
着して成る改造機を用いた他は実施例1とほぼ同様のテ
ストプログラムに基づいて下記40種類の現像剤を用い
て第2表に示す40種類のテストを行った。尚、前記4
0種類のテスト用の現像剤は実施例1と同一処方のI・
ナーとキャリアが用いられており、そのためトナーは負
帯電性とされた。 又本実施例では読取りは黒画像のみとし、感光体ドラム
の1回転毎に黒画像信号を書込装置に出力し、黒現像器
のみを動作させて像形成を行った。 尚、前記40種類のテストのうちテストNo、l、2゜
7 、 8 、13.14.19.20.25.26.
31及び32の12種類は比較テス1へとされ、テスト
No、3〜6.9〜12. 15〜18.21〜24.
 27〜30.33〜40の28種類は本発明のテスト
とされた。 (1)iナーの作成 第2表のテストNo、1〜6に用いられる]・すとして
は、実施例1のトナーと同様であるか、風力分級器で分
級して表面積平均粒径を1.8〜8.1/Zmの範囲と
され、その範囲で第2表の如く粒径の異なる6種類のト
ナーが用意された。又同様にして表面積平均粒径5.2
umのトナーを多量に作成し、後続の34種類のテスト
用として用意された。 (2)キャリアの作成 実施例1の場合と同一処方でコーテンドキャリアを多量
に作成し、これを40分割して前記40種類のテスト用
現像剤に供するようにした。 (3)現像剤の調製 (1−1)  テストNo、 1− No、 6の現像
剤の調製ここで、粒径の異なる前記テス1−No、l〜
No6のトナーに、粒径に応じて疎水1/l:ンリカ(
アエロジルR,−805)を添加(第9図のトナー粒径
とンリツ1添加量との関係を示すグラフ参照)し、かつ
前記分割キャリアの一定量に対して1〜ナーの平均表面
電荷密度がいづれも−4,7nC/cm2となるよう粒
径に応して]・ナーをlO〜3.9wL%の範囲で添加
(第10図のトナー粒径ど現像剤中のトナー含有率との
関係を示すグラフ参照)し、テストNo、l〜No、[
3の6種類の現像剤を調製した。 (3”2)  テスt−No、 7− No、]2の現
像剤の調製次に粒径がいづれも5.2μmとされた先の
34部分の分別トナーから6部分のトナーをとり、現像
に供したとき、第2表の6段階のトナー平均表面電荷密
度きなるようトナー濃度を1.4〜7.3rt%に変化
(第11図のトナーの表面電荷密度と現像剤中のトナー
含有率の関係を示すグラフ参照)し、前記分割キャリア
と混合してNo、7〜No、12の6種類の現像剤を調
製した。尚これらの現像剤中には、いづれも 1、]vL%のンリカが添加された。 (3−3)  テスI−No、1.3− No、40の
現像剤の調製次に前記分別トナーの残りの28部分のト
ナーについては、均等に1.1w【%のンリカが添加さ
れ、前記分割キャリアの一定量に対してトナーの表面電
荷密度が−4,7nC/cm2となるよう3.0wt%
のトナーが添加(第11図参照)混合され、テストNo
、13〜N040用としての同一組成の28種類の現像
剤が調製された。 (4)画像形成 以上のようにして用意された40種類の現像剤を用いて
前記DC8010改造機により常温、常湿(温度20°
C1相対湿度60%)下で各テストが行われ、まずベタ
黒原稿を用いて1000回の連続コピーテストが行われ
、初期及び1000回目のベタ黒コピーの濃度を測定し
、その結果を第2表に示した。又解像カテストチヤート
を用いて4世代迄のコピーテストを行い実施例1の評価
方法によりその解像度を測定し、その結果を第2表に示
した。 尚前記テストNo、13〜18のテストを行う場合は、
前記残りの28種類の現像剤の内の6種類の現像剤を用
い、感光体の平均表面電荷密度が第2表に示すように−
99〜−40211C/CIl+2の範囲であって、か
つ6段階となるよう感光体の表面電位を一250v〜−
1010Vに変化(第12図参照)して像形成を行うよ
うにした。 尚感光体の平均表面電荷密度、トナー及びキャリアの表
面積平均粒子径、トナーの平均表面電荷密度等は実施例
■の測定法と同様にして測定された。尚現像電界強度E
Rは前記したJ−うに式(白紙電位Vt、)  (直流
バイアス電位V。)/現像間隙Dsdから得られるため
の感光体の平均表面電荷密度σを変化するテストNo、
13〜No、I8の場合は、現像間隙1)sdを0.0
5cm (500μm)に固定し、直流バイアス電位V
。を直流現像電界ERが一定となるよう変化させること
によりテストを行うようにした。 次に前記テストNo、19〜No、24のテス]・を行
う場合は、前記残りの22種類の現像剤の内の6種類の
現像剤を用い、直流現像電界を9XIO2〜1.3×1
05V/cmの範囲で6段階に変化して像形成を行った
。このとき前記6段階の直流現像電界E、をうるため白
紙電位v5.は変化させず、かつ現像間隙Dsdを一定
(0,05cm)としたまま、現像バイアス電位VDを
変化させるようにした。 次に前記残りの16種類の現像剤のうち6種類をとり、
交流バイアスの振幅VA(p−p)を第2表の如く変化
してテストNo、25〜No、30の6種類のテストを
行った。次に前記残りの10種類の現像剤を用い、第2
表の如く、交流バイアスの周波数f、Vsρ/Vd→K
及び[・ナー搬送量Z等を変化して10種類のテストを
行った。 以下、前記テストの結果得られる(1)ベタ黒原稿から
の初期及び1000回コピー時の画像濃度、(2)解像
度テストチャートを初期及び4世代コピーしたときの解
像度及び(3)l−ナー飛散等の画像特性の評価は実施
例1の場合の方法に準じて行われ、 その結果が次の第2表に示された。 第2表より本発明に係るテストでは、実施例Iの場合と
同様に多数回コピー画像濃度、解像度、複数世代コピー
画像の画質、トナー飛散等の特性がいづれもすぐれてい
るか、比較テストは前記各特性のうち少なくとも1つの
特性か悪く、実用上問題があることが理解される。 特に上記において、次のことが明らかである。 :トナーの表面積粒子径d: 2〜8μmか実用化レベルで、3〜7μmが良好。 :トナーの表面平均電荷密度q/S :3−−6 nC
/cm2が実用化レベルで、−3,5−5,5nC/c
m2が良好。 :感光体の表面平均電荷密度σ: 100−−400nC/cm2が実用化レベルで、−1
50−300nC/cm2が良好。 直流現像電界強度ER(但し電界の向きは正)。 l X 103− I X IO’V/cmが実用化レ
ヘルテ、5.0×103〜]、ox ]O’V/cmが
良好。 :交流バイアス。 振幅10.5〜41KVが実用レベル。 1〜31KVが良好。 二側波数・ 0.1−1.0Kl(zが実用化レベル、2−8KHz
が良好。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明の画像形成方法
によれは、微粒子トナーを含む現像剤の使用、高耐久性
のa−3i悪感光の使用及び像形成に際し相互に密接な
係りをもつトナーと感光体との平均表面電荷密度、直流
現像電界強度等の最適の範囲を選択しているため高濃度
、高解像力の像形成が達成され、かつ高耐久性で疲労劣
化が少なく、トナー飛散が極めて少ない。又複数世代に
亘る像形成に際しても高解像力の像形成が確保される等
の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る画像形成装置の概略図
、第3図及び第4図は非接触正規又は反転現像機構に関
する説明図、第5図は本発明に適するa−5i悪感光の
層構成を示す断面図、第6図はトナーの粒子径を測定す
る装置の説明図、第7図はトナーの平均表面電荷密度を
測定する方法(ブローオフ法)を説明する図、第8図は
キャリアの粒子径を測定する装置の説明図、第9図はト
ナの粒径とシリカ添加量の関係を示す図、第10図はト
ナー粒径と現像剤中のトナー含有率の関係を示す図、第
11図は現像剤中のトナー含有率とトナー平均表面電荷
密度との関係を示す図、第12図は感光体の表面電位と
感光体の平均表面電荷密度との関係を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アモルファスシリコン系感光体上に形成された静
    電潜像を、微粒子トナーを含む二成分系現像剤を用い、
    前記感光体と現像剤搬送担体との間の現像領域に形成さ
    れた直流現像電界と、該直流現像電界に重畳して印加さ
    れた交流バイアスの存在下に現像する工程を有する画像
    形成方法において、前記微粒子トナーの表面積平均粒子
    径を2〜8μm、平均表面電荷密度の絶対値を|3〜6
    |nC(但し、nCはナノクローンである:以下同様)
    とし、前記感光体の現像領域における非露光部の平均表
    面電荷密度の絶対値を|100〜400|nC/cm^
    2とし、かつ前記直流現像電界を絶対値で|1×10^
    3〜1×10^5|V/cm、交流バイアスの振幅を絶
    対値で|0.5×4|KV(p−p)、その周波数を0
    .1〜10KHzとしたことを特徴とする画像形成方法
  2. (2)前記微粒子トナーの表面積平均粒子径を3〜7μ
    m、平均表面積電荷密度の絶対値を|3.5〜5.5|
    nC/cm^2とし、前記感光体の表面平均電荷密度を
    絶対値で|150〜300|nC/cm^2とし、前記
    直流現像電界を絶対値で|5×10^3〜1×10^4
    |V/cmとし、前記交流バイアスの振幅を絶対値で|
    1〜3|KV(p−p)、その周波数を2〜8KHzと
    した請求項1記載の画像形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8685603B2 (en) 2007-10-30 2014-04-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrostatic charge image developer, process cartridge and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8685603B2 (en) 2007-10-30 2014-04-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrostatic charge image developer, process cartridge and image forming apparatus

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