JP2002082528A - 電子写真画像形成方法 - Google Patents
電子写真画像形成方法Info
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/083—Magnetic toner particles
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- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/06—Developing
- G03G13/08—Developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G13/09—Developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子写真装置を小型化、軽量化するとともに
電子写真プロセスを高速化した場合であっても、文字の
飛び散りを生じることなく良好な画像品質を得ることを
可能とする電子写真画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 静電潜像担持体1の回転過程において帯
電工程、露光工程、現像工程および転写工程を含む電子
写真画像形成方法であって、静電潜像担持体1の周速度
が200〜500mm/secであり、静電潜像担持体
1の外径が15〜35mmであり、現像剤担持体の外径
が10〜25mmであり、且つ現像剤として測定磁場7
96kA/mにおける残留磁化が0.5〜5.0Am2
/kgである磁性一成分現像剤を用いることを特徴とす
る電子写真画像形成方法。
電子写真プロセスを高速化した場合であっても、文字の
飛び散りを生じることなく良好な画像品質を得ることを
可能とする電子写真画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 静電潜像担持体1の回転過程において帯
電工程、露光工程、現像工程および転写工程を含む電子
写真画像形成方法であって、静電潜像担持体1の周速度
が200〜500mm/secであり、静電潜像担持体
1の外径が15〜35mmであり、現像剤担持体の外径
が10〜25mmであり、且つ現像剤として測定磁場7
96kA/mにおける残留磁化が0.5〜5.0Am2
/kgである磁性一成分現像剤を用いることを特徴とす
る電子写真画像形成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
方法に関するものであり、詳しくは、磁性一成分現像剤
を用いる電子写真画像形成方法に関するものである。
方法に関するものであり、詳しくは、磁性一成分現像剤
を用いる電子写真画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、静電複写方式における乾式現像方
法はプリンター、ファクシミリなどのパーソナルユーザ
向けの電子写真装置の分野でも広く使用されるようにな
っているが、更なる装置の小型化、軽量化の要求が高ま
っている。加えて、これらの電子写真装置においては電
子写真プロセスの高速化が求められており、より厳しい
条件下でより高い画像品質を得るために画像形成方法の
種々の改善、あるいは新規開発の検討が行われている。
法はプリンター、ファクシミリなどのパーソナルユーザ
向けの電子写真装置の分野でも広く使用されるようにな
っているが、更なる装置の小型化、軽量化の要求が高ま
っている。加えて、これらの電子写真装置においては電
子写真プロセスの高速化が求められており、より厳しい
条件下でより高い画像品質を得るために画像形成方法の
種々の改善、あるいは新規開発の検討が行われている。
【0003】現在実用化されている種々の静電複写方式
における乾式現像方法としては、トナーおよび鉄粉など
のキャリアを用いる二成分現像方式と、キャリアを用い
ない一成分現像方式とが知られている。二成分現像方式
は最も広く用いられている現像方式であるが、現像剤が
キャリア表面へ付着することにより現像剤が劣化した
り、現像剤のみが消費される方式であるために現像剤中
の現像剤濃度割合が低下しないようにキャリアとの混合
割合を一定に保たなければならず、ぞのために現像装置
が大型化してしまうといった欠点がある。
における乾式現像方法としては、トナーおよび鉄粉など
のキャリアを用いる二成分現像方式と、キャリアを用い
ない一成分現像方式とが知られている。二成分現像方式
は最も広く用いられている現像方式であるが、現像剤が
キャリア表面へ付着することにより現像剤が劣化した
り、現像剤のみが消費される方式であるために現像剤中
の現像剤濃度割合が低下しないようにキャリアとの混合
割合を一定に保たなければならず、ぞのために現像装置
が大型化してしまうといった欠点がある。
【0004】一方、一成分現像方式は、キャリアを用い
ないので上記の欠点がなく、また、装置の小型化におい
て有利であることから、スモールオフィス環境やパーソ
ナルユーザ向けの電子写真装置における現像方式の主流
と成りつつある。一成分現像方式は、非磁性トナーを用
いる非磁性一成分現像方式と、磁性トナーを用いる磁性
一成分現像方式とに大別される。非磁性一成分現像方式
は、トナーに磁性体を用いないためカラー化には適して
いるが、現像剤の現像剤担持体への担持が主として現像
剤と現像剤担持体との相互摩擦帯電による静電気力のみ
によっているため、現像剤の帯電量が低い場合には、非
画像部のカブリ、機内汚れといった問題が生じやすく、
白黒静電複写方式において主流にはなっていない。一
方、磁性一成分現像方式は、内部にマグネットなどの磁
界発生手段を設けた現像剤担持体を用いて磁性トナーを
保持しつつ現像するものであるため、非磁性一成分現像
方式のような問題はないが、高速機に適用した場合に文
字の飛び散りが生じやすいといった問題がある。
ないので上記の欠点がなく、また、装置の小型化におい
て有利であることから、スモールオフィス環境やパーソ
ナルユーザ向けの電子写真装置における現像方式の主流
と成りつつある。一成分現像方式は、非磁性トナーを用
いる非磁性一成分現像方式と、磁性トナーを用いる磁性
一成分現像方式とに大別される。非磁性一成分現像方式
は、トナーに磁性体を用いないためカラー化には適して
いるが、現像剤の現像剤担持体への担持が主として現像
剤と現像剤担持体との相互摩擦帯電による静電気力のみ
によっているため、現像剤の帯電量が低い場合には、非
画像部のカブリ、機内汚れといった問題が生じやすく、
白黒静電複写方式において主流にはなっていない。一
方、磁性一成分現像方式は、内部にマグネットなどの磁
界発生手段を設けた現像剤担持体を用いて磁性トナーを
保持しつつ現像するものであるため、非磁性一成分現像
方式のような問題はないが、高速機に適用した場合に文
字の飛び散りが生じやすいといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の有する課題に鑑みてなされたものであり、電子写真装
置を小型化、軽量化するとともに電子写真プロセスを高
速化した場合であっても、文字の飛び散りを生じること
なく良好な画像品質を得ることを可能とする電子写真画
像形成方法を提供することを目的とする。
の有する課題に鑑みてなされたものであり、電子写真装
置を小型化、軽量化するとともに電子写真プロセスを高
速化した場合であっても、文字の飛び散りを生じること
なく良好な画像品質を得ることを可能とする電子写真画
像形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、静電潜像担持体の回
転過程において帯電、露光、現像、転写といった電子写
真プロセスを行う電子写真画像形成方法において、静電
潜像担持体の周速度を200〜500mm/sec、静
電潜像担持体の外径を10〜35mm、現像剤担持体の
外径を10〜25mmとするとともに、現像剤として測
定磁場796kA/mにおける残留磁化が0.5〜5.
0Am2/kgである磁性一成分現像剤を用いることに
よって上記課題が解決されることを見出し、本発明を完
成するに至った。
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、静電潜像担持体の回
転過程において帯電、露光、現像、転写といった電子写
真プロセスを行う電子写真画像形成方法において、静電
潜像担持体の周速度を200〜500mm/sec、静
電潜像担持体の外径を10〜35mm、現像剤担持体の
外径を10〜25mmとするとともに、現像剤として測
定磁場796kA/mにおける残留磁化が0.5〜5.
0Am2/kgである磁性一成分現像剤を用いることに
よって上記課題が解決されることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の電子写真画像形成方法
は、静電潜像担持体の回転過程において、前記静電潜像
担持体を帯電させる帯電工程と、前記静電潜像担持体を
露光して静電潜像を形成させる露光工程と、現像剤担持
体から前記静電潜像担持体へ現像剤を供給し、前記静電
潜像を現像してトナー像を形成させる現像工程と、前記
トナー像を転写材に転写する転写工程と、を含む電子写
真画像形成方法であって、前記静電潜像担持体の周速度
が200〜500mm/secであり、前記静電潜像担
持体の外径が15〜35mmであり、前記現像剤担持体
の外径が10〜25mmであり、且つ前記現像剤として
測定磁場796kA/mにおける残留磁化が0.5〜
5.0Am2/kgである磁性一成分現像剤を用いるこ
とを特徴とするものである。
は、静電潜像担持体の回転過程において、前記静電潜像
担持体を帯電させる帯電工程と、前記静電潜像担持体を
露光して静電潜像を形成させる露光工程と、現像剤担持
体から前記静電潜像担持体へ現像剤を供給し、前記静電
潜像を現像してトナー像を形成させる現像工程と、前記
トナー像を転写材に転写する転写工程と、を含む電子写
真画像形成方法であって、前記静電潜像担持体の周速度
が200〜500mm/secであり、前記静電潜像担
持体の外径が15〜35mmであり、前記現像剤担持体
の外径が10〜25mmであり、且つ前記現像剤として
測定磁場796kA/mにおける残留磁化が0.5〜
5.0Am2/kgである磁性一成分現像剤を用いるこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明の電子写真画像形成方法によれば、
静電潜像担持体の周速度および外径、並びに現像剤担持
体の外径がそれぞれ上記の特定の範囲となるように制御
することによって、潜像担持体上のトナーに作用する遠
心力を過剰に増加させることなく静電潜像担持体および
現像剤担持体が小型化されるとともに電子写真プロセス
が高速化される。また、現像剤として残留磁化が上記の
特定の条件を満たす磁性一成分現像剤を用いることによ
って、静電潜像担持体上のトナーの磁気的凝集力が適度
に低下するので、静電潜像担持体上に過剰量のトナーが
付着する現象が十分に防止される。したがって、電子写
真装置の小型化、軽量化と電子写真プロセスの高速化と
を同時に達成するとともに、文字の飛び散りを生じるこ
となく良好な画像品質を得ることが可能となる。
静電潜像担持体の周速度および外径、並びに現像剤担持
体の外径がそれぞれ上記の特定の範囲となるように制御
することによって、潜像担持体上のトナーに作用する遠
心力を過剰に増加させることなく静電潜像担持体および
現像剤担持体が小型化されるとともに電子写真プロセス
が高速化される。また、現像剤として残留磁化が上記の
特定の条件を満たす磁性一成分現像剤を用いることによ
って、静電潜像担持体上のトナーの磁気的凝集力が適度
に低下するので、静電潜像担持体上に過剰量のトナーが
付着する現象が十分に防止される。したがって、電子写
真装置の小型化、軽量化と電子写真プロセスの高速化と
を同時に達成するとともに、文字の飛び散りを生じるこ
となく良好な画像品質を得ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、場合により図面を参照しつ
つ本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
つ本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0010】本発明の電子写真画像形成方法は、静電潜
像担持体の回転過程において、前記静電潜像担持体を帯
電させる帯電工程と、前記静電潜像担持体を露光して静
電潜像を形成させる露光工程と、現像剤担持体から前記
静電潜像へ現像剤を供給し、前記静電潜像を現像してト
ナー像を形成させる現像工程と、前記トナー像を転写材
に転写する転写工程と、を含む電子写真画像形成方法で
あって、前記静電潜像担持体の周速度が200〜500
mm/secであり、前記静電潜像担持体の外径が15
〜35mmであり、前記現像剤担持体の外径が10〜2
5mmであり、且つ前記現像剤として測定磁場796k
A/mにおける残留磁化が0.5〜5.0Am2/kg
である磁性一成分現像剤を用いることを特徴とするもの
である。
像担持体の回転過程において、前記静電潜像担持体を帯
電させる帯電工程と、前記静電潜像担持体を露光して静
電潜像を形成させる露光工程と、現像剤担持体から前記
静電潜像へ現像剤を供給し、前記静電潜像を現像してト
ナー像を形成させる現像工程と、前記トナー像を転写材
に転写する転写工程と、を含む電子写真画像形成方法で
あって、前記静電潜像担持体の周速度が200〜500
mm/secであり、前記静電潜像担持体の外径が15
〜35mmであり、前記現像剤担持体の外径が10〜2
5mmであり、且つ前記現像剤として測定磁場796k
A/mにおける残留磁化が0.5〜5.0Am2/kg
である磁性一成分現像剤を用いることを特徴とするもの
である。
【0011】図1は本発明の電子写真画像形成方法にお
いて好適に使用される電子写真装置の一例を示す概略構
成図である。図1に示す装置は、静電潜像担持体として
の電子写真感光体1、帯電部材2、画像入力手段(露光
手段)3、現像手段4、転写手段5、像定着手段6およ
びクリーニング手段7を備えている。現像手段4には上
記の本発明にかかる磁性一成分現像剤が収容されてお
り、該磁性一成分現像剤を現像手段4の現像剤担持体か
ら感光体1に向けて供給することが可能となっている。
また、感光体1は支持体9によって保持されており、支
持体9を中心として矢印の方向に所定の周速度で回転駆
動される。そして、感光体1の回転過程において、後述
する電子写真画像形成工程が行われる。
いて好適に使用される電子写真装置の一例を示す概略構
成図である。図1に示す装置は、静電潜像担持体として
の電子写真感光体1、帯電部材2、画像入力手段(露光
手段)3、現像手段4、転写手段5、像定着手段6およ
びクリーニング手段7を備えている。現像手段4には上
記の本発明にかかる磁性一成分現像剤が収容されてお
り、該磁性一成分現像剤を現像手段4の現像剤担持体か
ら感光体1に向けて供給することが可能となっている。
また、感光体1は支持体9によって保持されており、支
持体9を中心として矢印の方向に所定の周速度で回転駆
動される。そして、感光体1の回転過程において、後述
する電子写真画像形成工程が行われる。
【0012】すなわち、支持体9を中心として矢印の方
向に回転する感光体1は、帯電部材2によりその周面に
正又は負の所定電位の均一帯電を受ける。次に、感光体
1が画像入力手段(露光手段)3によって光像露光を受
けることにより、その周面に露光像に対応した静電潜像
が形成される。その後、現像手段4の現像剤担持体から
感光体1に向けて本発明にかかる磁性一成分現像剤が供
給されて、前記静電潜像に現像剤(トナー)を担持させ
てトナー像が形成され、転写手段5にて前記トナー像が
転写材Pに転写される。トナー像が転写された後の転写
材Pは像定着手段6にて像定着を受けて複写物としてプ
リントアウトされる。転写工程後の感光体1はクリーニ
ング手段7によってその周面に残存したトナーの除去を
受けて清浄面化された後、繰り返して像形成に使用され
る。
向に回転する感光体1は、帯電部材2によりその周面に
正又は負の所定電位の均一帯電を受ける。次に、感光体
1が画像入力手段(露光手段)3によって光像露光を受
けることにより、その周面に露光像に対応した静電潜像
が形成される。その後、現像手段4の現像剤担持体から
感光体1に向けて本発明にかかる磁性一成分現像剤が供
給されて、前記静電潜像に現像剤(トナー)を担持させ
てトナー像が形成され、転写手段5にて前記トナー像が
転写材Pに転写される。トナー像が転写された後の転写
材Pは像定着手段6にて像定着を受けて複写物としてプ
リントアウトされる。転写工程後の感光体1はクリーニ
ング手段7によってその周面に残存したトナーの除去を
受けて清浄面化された後、繰り返して像形成に使用され
る。
【0013】ここで、本発明にかかる静電潜像担持体
(感光体1)の周速度は、前述の通り200〜500m
m/secであり、好ましくは200〜300mm/s
ecである。静電潜像担持体の周速度が前記下限値未満
の場合、静電潜像担持体上のトナーに作用する遠心力が
増加して文字の飛び散りが生じるなど画像品質が不十分
となる。他方、静電潜像担持体の周速度が前記上限値を
超えると、電子写真プロセスの高速化が達成されにくく
なる。
(感光体1)の周速度は、前述の通り200〜500m
m/secであり、好ましくは200〜300mm/s
ecである。静電潜像担持体の周速度が前記下限値未満
の場合、静電潜像担持体上のトナーに作用する遠心力が
増加して文字の飛び散りが生じるなど画像品質が不十分
となる。他方、静電潜像担持体の周速度が前記上限値を
超えると、電子写真プロセスの高速化が達成されにくく
なる。
【0014】また、本発明にかかる静電潜像担持体の外
径は、前述の通り15〜35mmであり、好ましくは2
0〜35mmである。静電潜像担持体の外径が前記下限
値未満の場合、外周面の曲率が増加して静電潜像担持体
上のトナーに作用する遠心力が大きくなり、その結果文
字の飛び散りが生じるなど画像品質が不十分となる。他
方、静電潜像担持体の外径が前記上限値を超えると、電
子写真装置の小型化、軽量化が達成されにくくなる。
径は、前述の通り15〜35mmであり、好ましくは2
0〜35mmである。静電潜像担持体の外径が前記下限
値未満の場合、外周面の曲率が増加して静電潜像担持体
上のトナーに作用する遠心力が大きくなり、その結果文
字の飛び散りが生じるなど画像品質が不十分となる。他
方、静電潜像担持体の外径が前記上限値を超えると、電
子写真装置の小型化、軽量化が達成されにくくなる。
【0015】本発明に用いられる静電潜像担持体として
は、その外径が上記の範囲内であり且つ上記の周速度で
回転可能なものである限りにおいて特に制限されず、従
来より公知の有機感光体や無機感光体を用いることがで
きるが、生産性、材料設計の容易さ、安全性などの点か
ら有機感光体が好ましい。また、本発明に用いられる静
電潜像担持体が有機感光体である場合には、電荷発生材
料と電荷輸送材料とを同一の層に含有する単層型感光体
であってもよく、また、電荷発生材料を含有する電荷発
生層と電荷輸送材料を含有する電荷輸送層とに感光層の
機能を分離した積層型感光体であってもよいが、積層型
感光体を用いることはより高い感光特性が得られる点で
好ましい。さらに、これらの静電潜像担持体において
は、感光層の他に、必要に応じて下引き層や表面保護層
を設けてもよい。
は、その外径が上記の範囲内であり且つ上記の周速度で
回転可能なものである限りにおいて特に制限されず、従
来より公知の有機感光体や無機感光体を用いることがで
きるが、生産性、材料設計の容易さ、安全性などの点か
ら有機感光体が好ましい。また、本発明に用いられる静
電潜像担持体が有機感光体である場合には、電荷発生材
料と電荷輸送材料とを同一の層に含有する単層型感光体
であってもよく、また、電荷発生材料を含有する電荷発
生層と電荷輸送材料を含有する電荷輸送層とに感光層の
機能を分離した積層型感光体であってもよいが、積層型
感光体を用いることはより高い感光特性が得られる点で
好ましい。さらに、これらの静電潜像担持体において
は、感光層の他に、必要に応じて下引き層や表面保護層
を設けてもよい。
【0016】本発明にかかる現像剤は磁性一成分現像剤
であり、その測定磁場796kA/mにおける残留磁化
は、前述の通り0.5〜5.0Am2/kgであり、好
ましくは0.5〜3.5Am2/kgである。磁性一成
分現像剤の残留磁化が前記下限値未満の場合、現像剤の
搬送性が低下して画像品質が不十分となる。他方、磁性
一成分現像剤の残留磁化が前記上限値を超えると、トナ
ーの磁気的凝集力が過剰に大きくなり、その結果、静電
潜像担持体上に過剰量のトナーが付着して飛び散りが生
じやすくなる。
であり、その測定磁場796kA/mにおける残留磁化
は、前述の通り0.5〜5.0Am2/kgであり、好
ましくは0.5〜3.5Am2/kgである。磁性一成
分現像剤の残留磁化が前記下限値未満の場合、現像剤の
搬送性が低下して画像品質が不十分となる。他方、磁性
一成分現像剤の残留磁化が前記上限値を超えると、トナ
ーの磁気的凝集力が過剰に大きくなり、その結果、静電
潜像担持体上に過剰量のトナーが付着して飛び散りが生
じやすくなる。
【0017】本発明において用いられる磁性一成分現像
剤としては、その測定磁場796kA/mにおける残留
磁化が上記の条件を満たす限りにおいて特に制限はな
く、磁性体および結着樹脂を含有する従来より公知の磁
性一成分現像剤を用いることができる。
剤としては、その測定磁場796kA/mにおける残留
磁化が上記の条件を満たす限りにおいて特に制限はな
く、磁性体および結着樹脂を含有する従来より公知の磁
性一成分現像剤を用いることができる。
【0018】ここで、本発明にかかる磁性一成分現像剤
に用いられる磁性体としては、具体的には、鉄、コバル
ト、ニッケルなどの金属およびこれらの合金;Fe
3O4、γ−Fe2O3、コバルト添加酸化鉄等の金属酸化
物;MnZnフェライト、NiZnフェライト等の各種
フェライト;マグネタイト、ヘマタイトなど、さらには
それらの表面をシランカップリング剤、チタネートカッ
プリング剤などの表面処理剤で処理したもの、あるいは
ポリマーコーテイングしたものなどが挙げられる。この
ような磁性体を含有する磁性一成分現像剤における残留
磁化は、磁性体の種類および配合量を適宜選択すること
によって容易に調節することができるが、上記の磁性体
の中でも、球状もしくは多面体型のマグネタイトを用い
ることは、磁性一成分現像剤の残留磁化が上記の範囲内
となるように容易且つ確実に制御することができる点で
好ましい。
に用いられる磁性体としては、具体的には、鉄、コバル
ト、ニッケルなどの金属およびこれらの合金;Fe
3O4、γ−Fe2O3、コバルト添加酸化鉄等の金属酸化
物;MnZnフェライト、NiZnフェライト等の各種
フェライト;マグネタイト、ヘマタイトなど、さらには
それらの表面をシランカップリング剤、チタネートカッ
プリング剤などの表面処理剤で処理したもの、あるいは
ポリマーコーテイングしたものなどが挙げられる。この
ような磁性体を含有する磁性一成分現像剤における残留
磁化は、磁性体の種類および配合量を適宜選択すること
によって容易に調節することができるが、上記の磁性体
の中でも、球状もしくは多面体型のマグネタイトを用い
ることは、磁性一成分現像剤の残留磁化が上記の範囲内
となるように容易且つ確実に制御することができる点で
好ましい。
【0019】本発明にかかる磁性一成分現像剤における
上記の磁性体の配合量は、トナー粒子全量を基準として
好ましくは30〜70重量%であり、より好ましくは3
5〜55重量%である。磁性体の配合量が前記下限値未
満の場合、現像剤担持体のマグネットによるトナーの拘
束力が低下して文字の飛び散りやカブリなどの現象が起
こりやすくなる傾向にある。他方、磁性体の配合量が前
記上限値を超えると、画像濃度が低下する傾向にある。
上記の磁性体の配合量は、トナー粒子全量を基準として
好ましくは30〜70重量%であり、より好ましくは3
5〜55重量%である。磁性体の配合量が前記下限値未
満の場合、現像剤担持体のマグネットによるトナーの拘
束力が低下して文字の飛び散りやカブリなどの現象が起
こりやすくなる傾向にある。他方、磁性体の配合量が前
記上限値を超えると、画像濃度が低下する傾向にある。
【0020】また、本発明にかかる磁性一成分現像剤に
おける上記の磁性体の平均粒径は0.05〜0.35μ
mであることが好ましい。磁性体の平均粒径が前記の範
囲内であると、後述する結着樹脂中への磁性体の分散性
が向上する傾向にある。
おける上記の磁性体の平均粒径は0.05〜0.35μ
mであることが好ましい。磁性体の平均粒径が前記の範
囲内であると、後述する結着樹脂中への磁性体の分散性
が向上する傾向にある。
【0021】さらに、本発明にかかる磁性一成分現像剤
における上記の磁性体のBET比表面積は7〜10m2
/gであることが好ましい。磁性体のBET比表面積が
前記上限値を超えると磁性体の水分吸着面積が過剰に増
大するので、特に高温高湿環境で使用される場合に現像
剤の高い吸湿性によって帯電性が低下し、その結果、画
像濃度の低下や濃度ムラなどの現象が発現する傾向にあ
る。他方、磁性体のBET比表面積が前記下限値未満で
ある場合、磁性体が六面体あるいは八面体といった形状
をとりやすく、結着樹脂中への分散性が低下して現像剤
の帯電性が不均一となり、濃度むらや現像ゴーストなど
の現象が発現しやすくなる。加えて、磁性体のBET比
表面積が前記下限値未満である場合には、乾式現像法に
より静電複写を行う際に潜像担持体の表面が損傷しやす
く、長期にわたって高水準の画像品質を維持することが
困難である。
における上記の磁性体のBET比表面積は7〜10m2
/gであることが好ましい。磁性体のBET比表面積が
前記上限値を超えると磁性体の水分吸着面積が過剰に増
大するので、特に高温高湿環境で使用される場合に現像
剤の高い吸湿性によって帯電性が低下し、その結果、画
像濃度の低下や濃度ムラなどの現象が発現する傾向にあ
る。他方、磁性体のBET比表面積が前記下限値未満で
ある場合、磁性体が六面体あるいは八面体といった形状
をとりやすく、結着樹脂中への分散性が低下して現像剤
の帯電性が不均一となり、濃度むらや現像ゴーストなど
の現象が発現しやすくなる。加えて、磁性体のBET比
表面積が前記下限値未満である場合には、乾式現像法に
より静電複写を行う際に潜像担持体の表面が損傷しやす
く、長期にわたって高水準の画像品質を維持することが
困難である。
【0022】本発明にかかる磁性一成分現像剤に用いら
れる結着樹脂としては、具体的には、スチレン、クロロ
スチレンなどのスチレン類;エチレン、プロピレン、ブ
チレン、イソブチレンなどのモノオレフィン類;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニ
ルなどのビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸フェニル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、
メタクリル酸ドデシルなどのα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸のエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニル
エチルエーテル、ビニルブチルエーテルなどのビニルエ
ーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケト
ン、ビニルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン
類、などの重合性単量体の1種を用いて得られる単独重
合体、並びに上記重合性単量体のうちの2種以上を組み
合わせて得られる共重合体を例示することができ、特に
代表的な結着樹脂としてはポリスチレン、スチレン−ア
クリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸ア
ルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
が挙げられる。さらに、ポリエステル、ポリウレタン、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジ
ンなどを用いることもできる。
れる結着樹脂としては、具体的には、スチレン、クロロ
スチレンなどのスチレン類;エチレン、プロピレン、ブ
チレン、イソブチレンなどのモノオレフィン類;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニ
ルなどのビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸フェニル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、
メタクリル酸ドデシルなどのα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸のエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニル
エチルエーテル、ビニルブチルエーテルなどのビニルエ
ーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケト
ン、ビニルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン
類、などの重合性単量体の1種を用いて得られる単独重
合体、並びに上記重合性単量体のうちの2種以上を組み
合わせて得られる共重合体を例示することができ、特に
代表的な結着樹脂としてはポリスチレン、スチレン−ア
クリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸ア
ルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
が挙げられる。さらに、ポリエステル、ポリウレタン、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジ
ンなどを用いることもできる。
【0023】また、本発明にかかる磁性一成分現像剤に
おいては、耐オフセット性をより向上させるために離型
剤を添加してもよい。本発明において用いられる離型剤
としては、炭素数8以上のパラフィン、ポリオレフィン
などが好ましく、より具体的には、パラフィンワック
ス、パラフィンラテックス、マイクロクリスタリンワッ
クス等、またはポリプロピレンなどが好適に使用され
る。
おいては、耐オフセット性をより向上させるために離型
剤を添加してもよい。本発明において用いられる離型剤
としては、炭素数8以上のパラフィン、ポリオレフィン
などが好ましく、より具体的には、パラフィンワック
ス、パラフィンラテックス、マイクロクリスタリンワッ
クス等、またはポリプロピレンなどが好適に使用され
る。
【0024】さらに、本発明にかかる磁性一成分現像剤
においては、帯電制御などを目的として、種々の物質を
添加することが出来る。具体的には、フッ素系界面活性
剤、サリチル酸、鉄錯体などの鉄系染料、クロム錯体な
どのクロム系染料、マレイン酸を単量体成分として含む
共重合体などの高分子酸、4級アンモニウム塩、ニグロ
シンなどのアジン系染料、などを0.1〜10重量%の
範囲で添加することができる。なお、結着樹脂として帯
電制御機能を付与させた材料を用いる場合は、上記の物
質を添加しなくとも十分な帯電制御性を得ることができ
る。
においては、帯電制御などを目的として、種々の物質を
添加することが出来る。具体的には、フッ素系界面活性
剤、サリチル酸、鉄錯体などの鉄系染料、クロム錯体な
どのクロム系染料、マレイン酸を単量体成分として含む
共重合体などの高分子酸、4級アンモニウム塩、ニグロ
シンなどのアジン系染料、などを0.1〜10重量%の
範囲で添加することができる。なお、結着樹脂として帯
電制御機能を付与させた材料を用いる場合は、上記の物
質を添加しなくとも十分な帯電制御性を得ることができ
る。
【0025】さらにまた、本発明にかかる磁性一成分現
像剤においては、必要に応じてトナー粒子の耐久性、流
動性またはクリーニング性の向上を目的として、シリ
カ、チタニアなどの無機微粉末;脂肪酸またはその誘導
体もしくは金属塩などの有機微粉末;フッ素系樹脂、ア
クリル系樹脂又はスチレン系樹脂などの樹脂微粉末、な
どを添加することもできる。なお、無機微粉末を用いる
場合は粒子表面に疎水化処理を施したものでもよい。こ
れらの微粒子の平均一次粒子径は5〜100nmである
ことが好ましい。また、これらの微粒子の添加量(外添
量)は、現像剤100重量%に対して0.5〜3重量%
であることが好ましい。上記の微粒子の外添量が0.5
重量%未満の場合、現像剤の迅速かつ均一な帯電が困難
となる傾向にある。他方、上記の微粒子の外添量が3重
量%を超えると、外添剤としての上記の微粒子が静電潜
像担持体に付着してコメットやフィルミングといった現
象が生じやすくなる傾向にある。
像剤においては、必要に応じてトナー粒子の耐久性、流
動性またはクリーニング性の向上を目的として、シリ
カ、チタニアなどの無機微粉末;脂肪酸またはその誘導
体もしくは金属塩などの有機微粉末;フッ素系樹脂、ア
クリル系樹脂又はスチレン系樹脂などの樹脂微粉末、な
どを添加することもできる。なお、無機微粉末を用いる
場合は粒子表面に疎水化処理を施したものでもよい。こ
れらの微粒子の平均一次粒子径は5〜100nmである
ことが好ましい。また、これらの微粒子の添加量(外添
量)は、現像剤100重量%に対して0.5〜3重量%
であることが好ましい。上記の微粒子の外添量が0.5
重量%未満の場合、現像剤の迅速かつ均一な帯電が困難
となる傾向にある。他方、上記の微粒子の外添量が3重
量%を超えると、外添剤としての上記の微粒子が静電潜
像担持体に付着してコメットやフィルミングといった現
象が生じやすくなる傾向にある。
【0026】本発明にかかる磁性一成分現像剤は、公知
の如何なる方法によっても製造できるが、粉砕方式によ
り製造することが特に好ましい。粉砕方式による製造方
法においては、結着樹脂、磁性体などを熱混練機を用い
て溶融混練し、冷却後、粉砕、分級を行うことによって
目的の磁性一成分現像剤が得られる。
の如何なる方法によっても製造できるが、粉砕方式によ
り製造することが特に好ましい。粉砕方式による製造方
法においては、結着樹脂、磁性体などを熱混練機を用い
て溶融混練し、冷却後、粉砕、分級を行うことによって
目的の磁性一成分現像剤が得られる。
【0027】このようにして得られる本発明にかかる磁
性一成分現像剤において、体積平均粒径が5〜10μm
であると画像品質の向上と枚当たり現像剤消費量の増加
の抑制とがバランスよく達成されるので好ましい。磁性
一成分現像剤の体積平均粒径が前記下限値未満の場合、
画像濃度が低下したりカブリが生じやすくなる傾向にあ
り、他方、前記上限値を超えると現像剤の粒状性が悪化
したり枚当たり現像剤消費量が増加する傾向にある。
性一成分現像剤において、体積平均粒径が5〜10μm
であると画像品質の向上と枚当たり現像剤消費量の増加
の抑制とがバランスよく達成されるので好ましい。磁性
一成分現像剤の体積平均粒径が前記下限値未満の場合、
画像濃度が低下したりカブリが生じやすくなる傾向にあ
り、他方、前記上限値を超えると現像剤の粒状性が悪化
したり枚当たり現像剤消費量が増加する傾向にある。
【0028】上記の構成を有する本発明にかかる磁性一
成分現像剤は、本発明の電子写真画像形成方法におい
て、現像手段の現像剤担持体から静電潜像担持体に向け
て供給される。ここで、本発明にかかる現像手段におい
て、現像剤担持体の外径は、前述の通り10〜25mm
であり、好ましくは15〜25mmである。現像剤担持
体の外径が前記下限値未満の場合、現像手段が備える帯
電部材と現像剤との接触面積が不十分となってトナーの
帯電量が低下し、マイナス極性を有するトナーとプラス
極性を有するトナーとが混在して静電的凝集が起こりや
すくなり、その結果、文字の飛び散りが生じるなど画像
品質が低下する傾向にある。
成分現像剤は、本発明の電子写真画像形成方法におい
て、現像手段の現像剤担持体から静電潜像担持体に向け
て供給される。ここで、本発明にかかる現像手段におい
て、現像剤担持体の外径は、前述の通り10〜25mm
であり、好ましくは15〜25mmである。現像剤担持
体の外径が前記下限値未満の場合、現像手段が備える帯
電部材と現像剤との接触面積が不十分となってトナーの
帯電量が低下し、マイナス極性を有するトナーとプラス
極性を有するトナーとが混在して静電的凝集が起こりや
すくなり、その結果、文字の飛び散りが生じるなど画像
品質が低下する傾向にある。
【0029】本発明の電子写真画像形成方法において
は、静電潜像担持体の周速度および外径、現像剤担持体
の外径、並びに磁性一成分現像剤の残留磁化が上記の条
件を満たす限りにおいて、帯電、露光、転写などの各工
程における方法に特に制限はなく、従来より公知の方法
を用いることができる。
は、静電潜像担持体の周速度および外径、現像剤担持体
の外径、並びに磁性一成分現像剤の残留磁化が上記の条
件を満たす限りにおいて、帯電、露光、転写などの各工
程における方法に特に制限はなく、従来より公知の方法
を用いることができる。
【0030】本発明にかかる帯電手段としては、接触帯
電部材として導電性又は半導電性のローラー、ブラシ、
フィルム、ゴムブレードなどの帯電部材を備える接触型
帯電器などが挙げられる。ここで、前記帯電部材に印加
される電圧は直流電圧であることが好ましい。接触帯電
方式が直流電圧方式であると、感光体と帯電部材との間
での放電が十分に防止されて、感光体の寿命が長くなる
傾向にある。
電部材として導電性又は半導電性のローラー、ブラシ、
フィルム、ゴムブレードなどの帯電部材を備える接触型
帯電器などが挙げられる。ここで、前記帯電部材に印加
される電圧は直流電圧であることが好ましい。接触帯電
方式が直流電圧方式であると、感光体と帯電部材との間
での放電が十分に防止されて、感光体の寿命が長くなる
傾向にある。
【0031】また、本発明にかかる露光手段としては、
静電潜像担持体表面に、半導体レーザー、LED(li
ght emitting diode)、液晶シャッ
ターなどの光源を所望の像様に露光できる光学系装置な
どが挙げられる。
静電潜像担持体表面に、半導体レーザー、LED(li
ght emitting diode)、液晶シャッ
ターなどの光源を所望の像様に露光できる光学系装置な
どが挙げられる。
【0032】さらに、本発明にかかる転写手段において
は、転写部材として導電性支持体上にゴム、エラストマ
ー、樹脂などを含む弾性層と少なくとも1層の被服層と
が積層された構造を有するものを使用することができ、
その材料としては使用される材料は、ポリウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、フ
ッ素樹脂等の樹脂に対して、導電性のカーボン粒子や金
属粉等を分散混合させたもの等が挙げられる。
は、転写部材として導電性支持体上にゴム、エラストマ
ー、樹脂などを含む弾性層と少なくとも1層の被服層と
が積層された構造を有するものを使用することができ、
その材料としては使用される材料は、ポリウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、フ
ッ素樹脂等の樹脂に対して、導電性のカーボン粒子や金
属粉等を分散混合させたもの等が挙げられる。
【0033】さらにまた、本発明においては、転写工程
後に静電潜像担持体表面に残存するトナーを除去するた
めに、図1に示すようにクリーニング工程を行うことも
できる。本発明において用いられるクリーニング手段と
しては、ブラシクリーナー、磁気ブラシクリーナー、静
電ブラシクリーナー、磁気ローラークリーナー、ブレー
ドクリーナーなど、が挙げられる。
後に静電潜像担持体表面に残存するトナーを除去するた
めに、図1に示すようにクリーニング工程を行うことも
できる。本発明において用いられるクリーニング手段と
しては、ブラシクリーナー、磁気ブラシクリーナー、静
電ブラシクリーナー、磁気ローラークリーナー、ブレー
ドクリーナーなど、が挙げられる。
【0034】このように、本発明の電子写真画像形成方
法は電子写真装置を小型化、軽量化するとともに電子写
真プロセスを高速化した場合であっても、文字の飛び散
りを生じることなく良好な画像品質を得ることを可能と
するものであり、複写機、プリンター、ファクシミリな
どの電子写真装置、中でも、小型化、軽量化、高速化が
要求されるパーソナルユーザ向けの電子写真装置の分野
において好適に使用される。
法は電子写真装置を小型化、軽量化するとともに電子写
真プロセスを高速化した場合であっても、文字の飛び散
りを生じることなく良好な画像品質を得ることを可能と
するものであり、複写機、プリンター、ファクシミリな
どの電子写真装置、中でも、小型化、軽量化、高速化が
要求されるパーソナルユーザ向けの電子写真装置の分野
において好適に使用される。
【0035】
【実施例】以下、実施例および比較例に基づいて本発明
をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何
ら限定されるものではない。
をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何
ら限定されるものではない。
【0036】(粒度、平均一次粒子径、残留磁化および
BET比表面積の測定)以下の実施例において、粒度は
粒度測定機(TA−II、コールカウンター社製)を用
いてアパーチャー径100μmで測定した。
BET比表面積の測定)以下の実施例において、粒度は
粒度測定機(TA−II、コールカウンター社製)を用
いてアパーチャー径100μmで測定した。
【0037】また、平均一次粒子径は、走査型電子顕微
鏡を用いて得られた30000倍の拡大写真について、
画像処理装置(Image Analyzer LUZ
EXIII、NIRECO社製)を用いて投影径中のMa
rtin径より算出した面積平均径を用いた。
鏡を用いて得られた30000倍の拡大写真について、
画像処理装置(Image Analyzer LUZ
EXIII、NIRECO社製)を用いて投影径中のMa
rtin径より算出した面積平均径を用いた。
【0038】さらに、残留磁化は、振動試料型磁力計
(VSM−P10、東英工業株式会社製)を用いて測定
した。
(VSM−P10、東英工業株式会社製)を用いて測定
した。
【0039】さらにまた、BET比表面積は、ベータソ
ーブ自動表面積計(MODEL4200、日機装株式会
社製)を用いて測定した。
ーブ自動表面積計(MODEL4200、日機装株式会
社製)を用いて測定した。
【0040】実施例1 (磁性一成分現像剤の作製)結着樹脂としてのポリエス
テル樹脂(アルコール成分:ビスフェノールAのプロピ
レンオキサイド付加物、酸成分:テレフタル酸、ガラス
転移温度(Tg):57℃、ピーク分子量:5600)
45.0重量部、磁性体としてのマグネタイト(25面
体、平均一次粒子径:0.21μm、BET比表面積:
7.6m2/g、測定磁場796kA/mにおける残留
磁化:4.8Am2/kg)50.0重量部、負帯電性帯
電制御剤としてのFe含有アゾ系染料(商品名:T7
7、保土谷化学工業社製)1.0重量部、ポリプロピレ
ンワックス(商品名:660P、三洋化成社製)3.0
重量部およびポリエチレンワックス(商品名:PE13
0、ヘキスト社製)1.0重量部をヘンシェルミキサー
を用いて乾式攪拌混合した後、エクストルーダー(設定
温度:150℃)を用いて熱混練した。得られた混練物
を冷却した後、粗粉砕、微粉砕を行い粉砕物(体積平均
粒径:5.7μm)を得、さらにこの粉砕物を分級して
分級品(体積平均粒径:6.6μm、粒度:粒径4μm
以下の粒子の割合が20個数%)を得た。
テル樹脂(アルコール成分:ビスフェノールAのプロピ
レンオキサイド付加物、酸成分:テレフタル酸、ガラス
転移温度(Tg):57℃、ピーク分子量:5600)
45.0重量部、磁性体としてのマグネタイト(25面
体、平均一次粒子径:0.21μm、BET比表面積:
7.6m2/g、測定磁場796kA/mにおける残留
磁化:4.8Am2/kg)50.0重量部、負帯電性帯
電制御剤としてのFe含有アゾ系染料(商品名:T7
7、保土谷化学工業社製)1.0重量部、ポリプロピレ
ンワックス(商品名:660P、三洋化成社製)3.0
重量部およびポリエチレンワックス(商品名:PE13
0、ヘキスト社製)1.0重量部をヘンシェルミキサー
を用いて乾式攪拌混合した後、エクストルーダー(設定
温度:150℃)を用いて熱混練した。得られた混練物
を冷却した後、粗粉砕、微粉砕を行い粉砕物(体積平均
粒径:5.7μm)を得、さらにこの粉砕物を分級して
分級品(体積平均粒径:6.6μm、粒度:粒径4μm
以下の粒子の割合が20個数%)を得た。
【0041】このようにして得られた分級品100重量
部に対して、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ(平
均一次粒子径:12nm)1.0重量部および酸化チタ
ン(平均一次粒子径:50nm)1.0重量部をヘンシ
ェルミキサーを用いて外添し、目的の磁性一成分現像剤
を得た。得られた磁性一成分現像剤の即低磁場796k
A/mにおける残留磁化は2.0Am2/kgであった。
部に対して、ジメチルシリコーンオイル処理シリカ(平
均一次粒子径:12nm)1.0重量部および酸化チタ
ン(平均一次粒子径:50nm)1.0重量部をヘンシ
ェルミキサーを用いて外添し、目的の磁性一成分現像剤
を得た。得られた磁性一成分現像剤の即低磁場796k
A/mにおける残留磁化は2.0Am2/kgであった。
【0042】(プリント試験)上記の磁性一成分現像剤
を、図1に示す構成を有する電子写真装置(Laser
Press4300(増速可能に改造した改造機)、
富士ゼロックス社製)に用い、以下に示す条件: 静電潜像担持体:表面層バインダーにポリカーボネート
を用いた円筒状有機感光体 静電潜像担持体の周速度:205mm/sec 静電潜像担持体の外径:30mm 現像剤担持体の外径:18mm 現像バイアス(AC):1.8kVp−p(周波数:
3.2kHz) 現像バイアス(DC):−350V 暗電位(Vhigh):−470V 明電位(Vlow):−100V 静電潜像担持体と現像剤担持体との間隔:240μm 試験環境:高温高湿環境(28℃、85%RH)および
低温低湿環境(10℃、15%RH) で、画質評価用の文字画像のプリント試験を行った。得
られた文字画像サンプルをルーペを用いて観察し、文字
周辺部の飛び散りの程度を評価したところ、高温高湿環
境、低温低湿環境のいずれの試験環境下においても文字
周辺部にトナーの飛び散りのない良好な画像が得られ
た。
を、図1に示す構成を有する電子写真装置(Laser
Press4300(増速可能に改造した改造機)、
富士ゼロックス社製)に用い、以下に示す条件: 静電潜像担持体:表面層バインダーにポリカーボネート
を用いた円筒状有機感光体 静電潜像担持体の周速度:205mm/sec 静電潜像担持体の外径:30mm 現像剤担持体の外径:18mm 現像バイアス(AC):1.8kVp−p(周波数:
3.2kHz) 現像バイアス(DC):−350V 暗電位(Vhigh):−470V 明電位(Vlow):−100V 静電潜像担持体と現像剤担持体との間隔:240μm 試験環境:高温高湿環境(28℃、85%RH)および
低温低湿環境(10℃、15%RH) で、画質評価用の文字画像のプリント試験を行った。得
られた文字画像サンプルをルーペを用いて観察し、文字
周辺部の飛び散りの程度を評価したところ、高温高湿環
境、低温低湿環境のいずれの試験環境下においても文字
周辺部にトナーの飛び散りのない良好な画像が得られ
た。
【0043】実施例2 磁性一成分現像剤の結着樹脂としてスチレン−ブチルア
クリレート共重合体(重量平均分子量:約14000
0、ガラス転移温度:57℃)を用いたこと以外は実施
例1と同様にして、磁性一成分現像剤を作製した。得ら
れた磁性一成分現像剤の測定磁場796kA/mにおけ
る残留磁化は2.1Am2/kgであった。
クリレート共重合体(重量平均分子量:約14000
0、ガラス転移温度:57℃)を用いたこと以外は実施
例1と同様にして、磁性一成分現像剤を作製した。得ら
れた磁性一成分現像剤の測定磁場796kA/mにおけ
る残留磁化は2.1Am2/kgであった。
【0044】上記の磁性一成分現像剤を用いたこと以外
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下にお
いても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な画像
が得られた。
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下にお
いても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な画像
が得られた。
【0045】実施例3 磁性一成分現像剤の磁性体として、測定磁場796kA
/mにおける残留磁化が2.1Am2/kgのマグネタイ
ト(球状、平均一次粒子径:0.20μm、BET比表
面積:7.7m2/g)を用いたこと以外は実施例1と
同様にして、磁性一成分現像剤を作製した。得られた磁
性一成分現像剤の測定磁場796kA/mにおける残留
磁化は1.0Am2/kgであった。
/mにおける残留磁化が2.1Am2/kgのマグネタイ
ト(球状、平均一次粒子径:0.20μm、BET比表
面積:7.7m2/g)を用いたこと以外は実施例1と
同様にして、磁性一成分現像剤を作製した。得られた磁
性一成分現像剤の測定磁場796kA/mにおける残留
磁化は1.0Am2/kgであった。
【0046】上記の磁性一成分現像剤を用いたこと以外
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下にお
いても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な画像
が得られた。
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下にお
いても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な画像
が得られた。
【0047】実施例4 現像剤担持体として外径12mmのものを用いたこと以
外は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったとこ
ろ、高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下
においても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な
画像が得られた。
外は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったとこ
ろ、高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下
においても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な
画像が得られた。
【0048】実施例5 静電潜像担持体として外径16mmのものを用いたこと
以外は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったとこ
ろ、高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下
においても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な
画像が得られた。
以外は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったとこ
ろ、高温高湿環境、低温低湿環境のいずれの試験環境下
においても文字周辺部にトナーの飛び散りのない良好な
画像が得られた。
【0049】比較例1 磁性一成分現像剤の磁性体として、測定磁場796kA
/mにおける残留磁化が12.5Am2/kgのマグネタ
イト(8面体、平均一次粒子径:0.22μm、BET
比表面積:6.8m2/g)を用いたこと以外は実施例
1と同様にして、磁性一成分現像剤を作製した。得られ
た磁性一成分現像剤の測定磁場796kA/mにおける
残留磁化は5.9Am2/kgであった。
/mにおける残留磁化が12.5Am2/kgのマグネタ
イト(8面体、平均一次粒子径:0.22μm、BET
比表面積:6.8m2/g)を用いたこと以外は実施例
1と同様にして、磁性一成分現像剤を作製した。得られ
た磁性一成分現像剤の測定磁場796kA/mにおける
残留磁化は5.9Am2/kgであった。
【0050】上記の磁性一成分現像剤を用いたこと以外
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
高温高湿環境において若干のトナーの飛び散りが認めら
れ、低温低湿環境においてはトナーの飛び散りが顕著で
あった。
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
高温高湿環境において若干のトナーの飛び散りが認めら
れ、低温低湿環境においてはトナーの飛び散りが顕著で
あった。
【0051】比較例2 現像剤担持体として外径8mmのものを用いたこと以外
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
低温低湿環境において若干のトナーの飛び散りが認めら
れ、高温高湿環境においてはトナーの飛び散りが顕著で
あった。また、プリント枚数の増加に伴い、現像剤担持
体の回転により画像濃度の濃淡(画像濃度むら)が定期
的に顕著に発生した。
は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったところ、
低温低湿環境において若干のトナーの飛び散りが認めら
れ、高温高湿環境においてはトナーの飛び散りが顕著で
あった。また、プリント枚数の増加に伴い、現像剤担持
体の回転により画像濃度の濃淡(画像濃度むら)が定期
的に顕著に発生した。
【0052】比較例3 静電潜像担持体として外径12mmのものを用いたこと
以外は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったとこ
ろ、高温高湿環境において若干のトナーの飛び散りが認
められ、低温低湿環境においてはトナーの飛び散りが顕
著であった。また。また、プリント枚数の増加に伴い、
担持体の回転により画像濃度の濃淡(画像濃度むら)が
定期的に顕著に発生した。
以外は実施例1と同様にしてプリント試験を行ったとこ
ろ、高温高湿環境において若干のトナーの飛び散りが認
められ、低温低湿環境においてはトナーの飛び散りが顕
著であった。また。また、プリント枚数の増加に伴い、
担持体の回転により画像濃度の濃淡(画像濃度むら)が
定期的に顕著に発生した。
【0053】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の電子写真
画像形成方法によれば、電子写真装置を小型化、軽量化
するとともに電子写真プロセスを高速化した場合であっ
ても、文字の飛び散りを生じることなく良好な画像品質
を得ることが可能となる。
画像形成方法によれば、電子写真装置を小型化、軽量化
するとともに電子写真プロセスを高速化した場合であっ
ても、文字の飛び散りを生じることなく良好な画像品質
を得ることが可能となる。
【図1】本発明の電子写真画像形成方法において使用さ
れる電子写真装置の一例を示す概略構成図である。
れる電子写真装置の一例を示す概略構成図である。
1…電子写真感光体、2…帯電部材、3…画像入力手
段、4…現像手段、5…転写手段、6…像定着手段、7
…クリーニング手段、9…支持体。
段、4…現像手段、5…転写手段、6…像定着手段、7
…クリーニング手段、9…支持体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富永 悦夫 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 武 道男 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 武田 智裕 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高木 慎平 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 吉田 聡 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 藤井 隆寿 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA02 CB03 EA02 FA06 2H027 DA17 ED02 EE03 EF09 ZA07 2H031 AC07 AC38 AD03 BA02 BA03 CA11 2H035 CA07 CB01 CB02 CG01 2H077 AD02 AD06 CA15 EA12 EA13 EA16
Claims (1)
- 【請求項1】 静電潜像担持体の回転過程において、 前記静電潜像担持体を帯電させる帯電工程と、 前記静電潜像担持体を露光して静電潜像を形成させる露
光工程と、 現像剤担持体から前記静電潜像担持体へ現像剤を供給
し、前記静電潜像を現像してトナー像を形成させる現像
工程と、 前記トナー像を転写材に転写する転写工程と、を含む電
子写真画像形成方法であって、 前記静電潜像担持体の周速度が200〜500mm/s
ecであり、前記静電潜像担持体の外径が15〜35m
mであり、前記現像剤担持体の外径が10〜25mmで
あり、且つ前記現像剤として測定磁場796kA/mに
おける残留磁化が0.5〜5.0Am2/kgである磁
性一成分現像剤を用いることを特徴とする電子写真画像
形成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270507A JP2002082528A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 電子写真画像形成方法 |
US09/941,787 US6453138B1 (en) | 2000-09-06 | 2001-08-30 | Electrophotographic image forming method, electrophotographic image forming apparatus and electrophotographic image forming process unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270507A JP2002082528A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 電子写真画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002082528A true JP2002082528A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18756936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000270507A Pending JP2002082528A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 電子写真画像形成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6453138B1 (ja) |
JP (1) | JP2002082528A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008044322A1 (fr) * | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Dispositif de développement et cartouche de traitement |
US7623812B2 (en) | 2006-04-28 | 2009-11-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, charging roller, production method of charging roller, production apparatus of charging roller |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301358A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Kyocera Mita Corp | 磁性一成分現像剤及び画像形成方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10198244A (ja) | 1996-12-27 | 1998-07-31 | Canon Inc | 画像形成方法 |
US6366751B1 (en) * | 1999-09-17 | 2002-04-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus including preselected range between charge injection layer and voltage potential |
-
2000
- 2000-09-06 JP JP2000270507A patent/JP2002082528A/ja active Pending
-
2001
- 2001-08-30 US US09/941,787 patent/US6453138B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7623812B2 (en) | 2006-04-28 | 2009-11-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, charging roller, production method of charging roller, production apparatus of charging roller |
WO2008044322A1 (fr) * | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Dispositif de développement et cartouche de traitement |
US7454160B2 (en) | 2006-10-13 | 2008-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus including a cylindrical developer carrying member conveying a magnetic mono-component developer |
KR101016520B1 (ko) | 2006-10-13 | 2011-02-24 | 캐논 가부시끼가이샤 | 현상 장치 및 프로세스 카트리지 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020031377A1 (en) | 2002-03-14 |
US6453138B1 (en) | 2002-09-17 |
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