JPH0443563B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443563B2 JPH0443563B2 JP60154543A JP15454385A JPH0443563B2 JP H0443563 B2 JPH0443563 B2 JP H0443563B2 JP 60154543 A JP60154543 A JP 60154543A JP 15454385 A JP15454385 A JP 15454385A JP H0443563 B2 JPH0443563 B2 JP H0443563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- dyeing
- temperature
- chromosome
- color filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Optical Filters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は、カラーテレビ用撮像管等に使用する
カラーフイルタの製造方法に関し、具体的には染
色された被染色体の耐染色性の向上に関する。
カラーフイルタの製造方法に関し、具体的には染
色された被染色体の耐染色性の向上に関する。
(発明の背景)
カラーフイルタ製造方法に、特開昭55−25067
号に開示されているように、基板に被染色体用感
光性樹脂膜を形成し、この樹脂膜を所定のパター
ンで選択的に露光、現像し、未露光部分を溶解除
去し、露光部分の被染色体のみを残し、この部分
を染色した後耐染色性に表面改質してから、再び
感光性樹脂膜を形成し、所定のパターンに露光、
現像を行つて、未露光部分を溶解除去し、この新
たなパターンの被染色体を染色し、そしてこの工
程を繰り返して、多色カラーフイルタを製造する
方法がある。
号に開示されているように、基板に被染色体用感
光性樹脂膜を形成し、この樹脂膜を所定のパター
ンで選択的に露光、現像し、未露光部分を溶解除
去し、露光部分の被染色体のみを残し、この部分
を染色した後耐染色性に表面改質してから、再び
感光性樹脂膜を形成し、所定のパターンに露光、
現像を行つて、未露光部分を溶解除去し、この新
たなパターンの被染色体を染色し、そしてこの工
程を繰り返して、多色カラーフイルタを製造する
方法がある。
この製造方法では、染色温度より高い温度で表
面改質すると、表面改質した被染色体から染料が
溶け出してしまい、このため一旦染色された表面
改質済みの被染色体の色が薄くなることがわかつ
た。又、染色された被染色体を耐染色性のために
表面改質しても、表面改質の温度より高い温度で
次の染料浴に浸漬したりすると、耐染色性が弱ま
り、表面改質した被染色体の中に染料浴中の染料
が入り込み、被染色体の色がくすむ恐れがあるこ
とがわかつた。
面改質すると、表面改質した被染色体から染料が
溶け出してしまい、このため一旦染色された表面
改質済みの被染色体の色が薄くなることがわかつ
た。又、染色された被染色体を耐染色性のために
表面改質しても、表面改質の温度より高い温度で
次の染料浴に浸漬したりすると、耐染色性が弱ま
り、表面改質した被染色体の中に染料浴中の染料
が入り込み、被染色体の色がくすむ恐れがあるこ
とがわかつた。
(発明の目的)
本発明は、鮮明な多色カラーフイルタを製造す
る方法を提供することである。さらに、本発明
は、染色された被染色体を表面改質することによ
り、該染色された被染色体が次工程の染料浴の影
響を受けない耐染色性を有するようにしたカラー
フイルタの製造方法を提供することである。
る方法を提供することである。さらに、本発明
は、染色された被染色体を表面改質することによ
り、該染色された被染色体が次工程の染料浴の影
響を受けない耐染色性を有するようにしたカラー
フイルタの製造方法を提供することである。
(発明の構成)
本発明のカラーフイルタ製造方法では、被染色
体の樹脂膜を選択的に露光現像して所定のパター
ンを形成し、当該パターンの感光被染色体を染色
してからタンニン酸とさく酸の水溶液で処理した
後、酒石酸アンチモニルカリウムの水溶液で処理
することにより表面改質して耐染色性にする際、
染色の温度よりも表面改質の温度を低くする。こ
れにより、表面改質の際に被染色体から染色が溶
け出るのを防止する。
体の樹脂膜を選択的に露光現像して所定のパター
ンを形成し、当該パターンの感光被染色体を染色
してからタンニン酸とさく酸の水溶液で処理した
後、酒石酸アンチモニルカリウムの水溶液で処理
することにより表面改質して耐染色性にする際、
染色の温度よりも表面改質の温度を低くする。こ
れにより、表面改質の際に被染色体から染色が溶
け出るのを防止する。
言い変えると、本発明のカラーフイルタ製造方
法では、第1色目を染色した後、第2色目を染色
するに際し、第2色目の温度を第1色目表面改質
の温度より低くし、こうして複数の色目を染色す
る際には、最適染色温度の高いものから順に染色
し、先に染色した色目の表面改質温度より低い温
度で次の染色を行う。こうして表面改質の際に被
染色体から染料が溶け出たり、染色された被染色
体に他の色が入り込むのを防止する。
法では、第1色目を染色した後、第2色目を染色
するに際し、第2色目の温度を第1色目表面改質
の温度より低くし、こうして複数の色目を染色す
る際には、最適染色温度の高いものから順に染色
し、先に染色した色目の表面改質温度より低い温
度で次の染色を行う。こうして表面改質の際に被
染色体から染料が溶け出たり、染色された被染色
体に他の色が入り込むのを防止する。
(実施例の説明)
添付の図面について説明すると、工程Aで、ガ
ラス基板1の上にゼラチン等の感光性被染色体
(樹脂膜)2を塗布してカラーフイルタ構造体を
形成する。当該カラーフイルタ構造体の被染色体
2のうち、露光マスクを介して必要な部分のみを
露光し、現像する。工程Bで、未露光の部分を溶
解除去して、所定パターンの被染色体を形成す
る。工程Cで、当該カラーフイルタ構造体を、染
色処理温度80℃の青系染料水溶液により染色処理
を行ない、被染色体2を染色した後、水洗、乾燥
する。工程Dで、このカラーフイルタ構造体を防
染処理温度70℃の酢酸酸性タンニン酸水溶液(タ
ンニン酸0.1wt%、酢酸0.5wt%)に1分間浸漬し
た後、水洗する。次に、70℃の酒石酸アンチモニ
ルカリウム0.1wt%水溶液に当該カラーフイルタ
構造体を1分間浸漬した後、水洗、乾燥する。乾
燥は150℃の温度で、30分行なう。こうして、第
1色目に染色された被染色体は表面改質され、染
料の溶け出しは見られず、次の染色に対し耐染色
性を有する。工程Eで、再び感光性被染色体(樹
脂膜)6を設け、所定のパターンにより必要部分
のみを露光し、現像した後、工程Fで、未露光部
分を溶解除去して所定パターンの被染色体7を残
す。工程Gで、染色処理温度60℃の赤系染料水溶
液により第2色目の染色処理を行ない、第2色目
の赤色カラーフイルタ部8を得る。ついで、工程
Hで、工程Dと同様に、防染処理温度50℃の酢酸
酸性タンニン酸水溶液で1分間処理し、水洗後50
℃の酒石酸アンチモニルカリウム水溶液で同じく
1分間処理し、水洗、乾燥による、表面改質処理
を行つて、表面改質された第2色目カラーフイル
タ部9を得、工程で、第3色目のための感光性
被染色体(樹脂膜)10を形成する。このとき、
第1色目の青色カラーフイルタ部の色のくすみは
なく、また、第2色目の赤色カラーフイルタ部か
らの染料の溶け出しもみられなかつた。工程J、
Kで、前述のようにして第3色目の染色を染色処
理温度40℃の緑色染料水溶液により完了するが、
第3色目の染色の温度(40℃)は第2色目の表面
改質の温度より低い。図において、11はパター
ニングされた被染色体、12は第3色目カラーフ
イルタ部を示す。このようにして、鮮明な3色の
カラーフイルタが形成された。
ラス基板1の上にゼラチン等の感光性被染色体
(樹脂膜)2を塗布してカラーフイルタ構造体を
形成する。当該カラーフイルタ構造体の被染色体
2のうち、露光マスクを介して必要な部分のみを
露光し、現像する。工程Bで、未露光の部分を溶
解除去して、所定パターンの被染色体を形成す
る。工程Cで、当該カラーフイルタ構造体を、染
色処理温度80℃の青系染料水溶液により染色処理
を行ない、被染色体2を染色した後、水洗、乾燥
する。工程Dで、このカラーフイルタ構造体を防
染処理温度70℃の酢酸酸性タンニン酸水溶液(タ
ンニン酸0.1wt%、酢酸0.5wt%)に1分間浸漬し
た後、水洗する。次に、70℃の酒石酸アンチモニ
ルカリウム0.1wt%水溶液に当該カラーフイルタ
構造体を1分間浸漬した後、水洗、乾燥する。乾
燥は150℃の温度で、30分行なう。こうして、第
1色目に染色された被染色体は表面改質され、染
料の溶け出しは見られず、次の染色に対し耐染色
性を有する。工程Eで、再び感光性被染色体(樹
脂膜)6を設け、所定のパターンにより必要部分
のみを露光し、現像した後、工程Fで、未露光部
分を溶解除去して所定パターンの被染色体7を残
す。工程Gで、染色処理温度60℃の赤系染料水溶
液により第2色目の染色処理を行ない、第2色目
の赤色カラーフイルタ部8を得る。ついで、工程
Hで、工程Dと同様に、防染処理温度50℃の酢酸
酸性タンニン酸水溶液で1分間処理し、水洗後50
℃の酒石酸アンチモニルカリウム水溶液で同じく
1分間処理し、水洗、乾燥による、表面改質処理
を行つて、表面改質された第2色目カラーフイル
タ部9を得、工程で、第3色目のための感光性
被染色体(樹脂膜)10を形成する。このとき、
第1色目の青色カラーフイルタ部の色のくすみは
なく、また、第2色目の赤色カラーフイルタ部か
らの染料の溶け出しもみられなかつた。工程J、
Kで、前述のようにして第3色目の染色を染色処
理温度40℃の緑色染料水溶液により完了するが、
第3色目の染色の温度(40℃)は第2色目の表面
改質の温度より低い。図において、11はパター
ニングされた被染色体、12は第3色目カラーフ
イルタ部を示す。このようにして、鮮明な3色の
カラーフイルタが形成された。
(比較例)
前記の工程CとGとを入れかえて行なつた結
果、工程Dの防染処理後第1色目の赤色カラーフ
イルタ部の色が若干薄くなり、また第2色目の被
染色体を染色(青色染色)したところ、第2色目
の青色カラーフイルタ部は適正の色が得られたも
のの、第1色目の赤色カラーフイルタ部は色がく
すんでしまつた。
果、工程Dの防染処理後第1色目の赤色カラーフ
イルタ部の色が若干薄くなり、また第2色目の被
染色体を染色(青色染色)したところ、第2色目
の青色カラーフイルタ部は適正の色が得られたも
のの、第1色目の赤色カラーフイルタ部は色がく
すんでしまつた。
前述のように、本発明では、複数の色目を有す
るカラーフイルタの製造方法において、染色温度
および染色後の表面改質温度を制御して、カラー
フイルタの鮮明さを改善した。これらの温度関係
を式で示すと次のようになる。
るカラーフイルタの製造方法において、染色温度
および染色後の表面改質温度を制御して、カラー
フイルタの鮮明さを改善した。これらの温度関係
を式で示すと次のようになる。
T1,T2,T3……を第1,2,3……色目の染
色温度とし t1,t2,t3……を第1,2,3……色目の表面
改質温度とすると、 T1>t1>T2>t2>T3>t3……染料の最適染色
温度が染料によつて異なるの
で、前記のような温度関係を
維持しつつ多数の色目のカラ
ーフイルタを製造できるが、
最適染色温度の高いものから
順次染色することは言うまで
もない。
色温度とし t1,t2,t3……を第1,2,3……色目の表面
改質温度とすると、 T1>t1>T2>t2>T3>t3……染料の最適染色
温度が染料によつて異なるの
で、前記のような温度関係を
維持しつつ多数の色目のカラ
ーフイルタを製造できるが、
最適染色温度の高いものから
順次染色することは言うまで
もない。
(発明の効果)
本発明の製造方法によれば、染色された被染色
体が次の染色処理の影響を受けない、言い変える
と、第1色目に染色した被染色体部分が、第2、
第3色目……の染色に際し、薄くなつたり、くす
んだりしないから、鮮明なカラーフイルタが得ら
れる。
体が次の染色処理の影響を受けない、言い変える
と、第1色目に染色した被染色体部分が、第2、
第3色目……の染色に際し、薄くなつたり、くす
んだりしないから、鮮明なカラーフイルタが得ら
れる。
第1図は、本発明の製造方法の1実施例におけ
る各工程A−Kにあるカラーフイルタ構造体を示
す概略図である。 1……基板、2,6,10……感光性被染色
体、3,7,11……所定パターンに形成された
被染色体、4,8,12……染色後被染色体、
5,9……表面改質された被染色体。
る各工程A−Kにあるカラーフイルタ構造体を示
す概略図である。 1……基板、2,6,10……感光性被染色
体、3,7,11……所定パターンに形成された
被染色体、4,8,12……染色後被染色体、
5,9……表面改質された被染色体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被染色体の樹脂膜を選択的に露光現像して所
定のパターンを形成し、当該パターンの感光被染
色体を染色してからタンニン酸とさく酸の水溶液
で処理した後、酒石酸アンチモニルカリウムの水
溶液で処理して、表面改質して耐染色性の被染色
体にする工程を含むカラーフイルタの製造方法に
おいて、 染色の温度よりも低い温度で表面改質し、かつ
第1色目を染色した後、第2色目を染色すると
き、第2色目の染色の温度を第1色目の表面改質
の温度より低くすることを特徴とするカラーフイ
ルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60154543A JPS6214602A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | カラ−フィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60154543A JPS6214602A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | カラ−フィルタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6214602A JPS6214602A (ja) | 1987-01-23 |
| JPH0443563B2 true JPH0443563B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=15586555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60154543A Granted JPS6214602A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | カラ−フィルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214602A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62138239A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-22 | 三島製紙株式会社 | 耐熱性,導電性積層板状体 |
| US6892012B2 (en) | 2001-05-18 | 2005-05-10 | Fujikura, Ltd. | Optical fiber bundle unit for transmitting ultraviolet light |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5525068A (en) * | 1978-08-12 | 1980-02-22 | Dainippon Printing Co Ltd | Surface modifying method of organic color filter |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP60154543A patent/JPS6214602A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6214602A (ja) | 1987-01-23 |
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