JPH0443142A - 袋織のエァーバッグ - Google Patents
袋織のエァーバッグInfo
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- JPH0443142A JPH0443142A JP14849790A JP14849790A JPH0443142A JP H0443142 A JPH0443142 A JP H0443142A JP 14849790 A JP14849790 A JP 14849790A JP 14849790 A JP14849790 A JP 14849790A JP H0443142 A JPH0443142 A JP H0443142A
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Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車の乗員保護用として用いられる衝撃吸収
用エアーバッグに関する。
用エアーバッグに関する。
自動車の衝突事故に伴う人身障害の防止のためのエアー
バッグ装置の使用が推奨されている。
バッグ装置の使用が推奨されている。
このエアーバッグにおいて、円形の二重袋織組織による
袋織地を用いるエアーバッグは、例えば特開平−1−2
5446号公報により知られている。
袋織地を用いるエアーバッグは、例えば特開平−1−2
5446号公報により知られている。
この袋織エアーバッグは第4図又は第5図に示す袋織地
から得ることができる。すなわち第4図に示すように表
側織地2と裏側織地3から成る二重袋織部の外側全域を
斜子織の接結一重組織8で織成し、得られた織地9を破
線10に沿って切断する。あるいは第5図に示すように
、二重袋織部2゜3の外周に一定幅の斜子織の接結一重
組織帯域11をリング状に設け、得られた織地12を帯
域11の外側に沿って切断する。このようにして得られ
た袋織エアーバッグは縫製工程を大幅に削減できると共
に一般的に信頼性の高いエアーバッグを得るのに役立つ
。
から得ることができる。すなわち第4図に示すように表
側織地2と裏側織地3から成る二重袋織部の外側全域を
斜子織の接結一重組織8で織成し、得られた織地9を破
線10に沿って切断する。あるいは第5図に示すように
、二重袋織部2゜3の外周に一定幅の斜子織の接結一重
組織帯域11をリング状に設け、得られた織地12を帯
域11の外側に沿って切断する。このようにして得られ
た袋織エアーバッグは縫製工程を大幅に削減できると共
に一般的に信頼性の高いエアーバッグを得るのに役立つ
。
しかしながら前述の袋織のエアーバッグでは接結一重組
織帯域の接結部強力が方向性を有するという問題がある
。すなわち第4図でtで示す経糸方向での接結部強力と
Wで示す緯糸方向での接結部強力がbで示すバイヤス方
向での接結部強力より低いということが見出され、した
がって第4図および第5図に示す構造の袋織エアーバッ
グではバースト強度試験では、低バースト強力でかつバ
−スト部位が糸軸方向に偏った。又、インフレーション
試験では糸軸方向の部位で袋が破損する場合があった。
織帯域の接結部強力が方向性を有するという問題がある
。すなわち第4図でtで示す経糸方向での接結部強力と
Wで示す緯糸方向での接結部強力がbで示すバイヤス方
向での接結部強力より低いということが見出され、した
がって第4図および第5図に示す構造の袋織エアーバッ
グではバースト強度試験では、低バースト強力でかつバ
−スト部位が糸軸方向に偏った。又、インフレーション
試験では糸軸方向の部位で袋が破損する場合があった。
本発明は現在迄に考えられている袋織エアーノ〈ラグの
有する方向性のある接結部強力についての問題点を解決
して、接結部強力の方向性を極力少くし、エアーバッグ
としてのバースト強度が高くインフレーション試験で袋
の破損のない高信頼性の袋織エアーバッグを提供するこ
とを目的とする。
有する方向性のある接結部強力についての問題点を解決
して、接結部強力の方向性を極力少くし、エアーバッグ
としてのバースト強度が高くインフレーション試験で袋
の破損のない高信頼性の袋織エアーバッグを提供するこ
とを目的とする。
本発明者等は、糸軸方向の接結部強力、バースト強力、
耐インフレーション性の向上を鋭意検討した。
耐インフレーション性の向上を鋭意検討した。
本発明の目的は、円形の流体導入部用二重袋織部の外周
に接結一重組織帯域を設け、前記帯域の経糸方向及び緯
糸方向の糸軸方向のカバーファクターが他の部分のカバ
ーファクターよりも高い織物帯域を形成した袋織エアー
バッグによって達成される。
に接結一重組織帯域を設け、前記帯域の経糸方向及び緯
糸方向の糸軸方向のカバーファクターが他の部分のカバ
ーファクターよりも高い織物帯域を形成した袋織エアー
バッグによって達成される。
ここにいう実質的に円形とは、円形、円形に近い楕円形
、および膨張した時に円形に近い形状になり得る多角形
を含むものを意味する。
、および膨張した時に円形に近い形状になり得る多角形
を含むものを意味する。
前記、経糸方向及び緯糸方向の糸軸方向の帯域の幅は、
円の中心を含みその全幅は、円の直径の15〜30%と
し、この帯域のカバーファクターを、他の帯域のカバー
ファクターよりも経糸方向は5〜15%、緯糸方向は2
.5〜7.2%高い織物設計で製織する。経糸方向のカ
バーファクターアップ策としては、この帯域に該当する
部分の筬密度を、他の部分の筬密度よりも5〜15%ア
ップの高密度筬を使用して製織する事によって、高カバ
ーファクターが得られる。
円の中心を含みその全幅は、円の直径の15〜30%と
し、この帯域のカバーファクターを、他の帯域のカバー
ファクターよりも経糸方向は5〜15%、緯糸方向は2
.5〜7.2%高い織物設計で製織する。経糸方向のカ
バーファクターアップ策としては、この帯域に該当する
部分の筬密度を、他の部分の筬密度よりも5〜15%ア
ップの高密度筬を使用して製織する事によって、高カバ
ーファクターが得られる。
一方、緯糸方向のカバーファクターアップ策としては、
この帯域に該当する緯糸のデニールを他の部分の緯糸デ
ニールよりも5〜15%アップの高デニール糸を使用し
て製織する事によって、高カバーファクターが得られ、
これ等の製織法により糸軸方向の接結部強力、バースト
強力、耐インフレーション性の向上が得られた。
この帯域に該当する緯糸のデニールを他の部分の緯糸デ
ニールよりも5〜15%アップの高デニール糸を使用し
て製織する事によって、高カバーファクターが得られ、
これ等の製織法により糸軸方向の接結部強力、バースト
強力、耐インフレーション性の向上が得られた。
なお、この帯域を左右対称幅にすると、糸軸方向の接結
部強力が高く、バースト強力も高く信頼性の高い袋織エ
アーバッグが得られた。
部強力が高く、バースト強力も高く信頼性の高い袋織エ
アーバッグが得られた。
以下本発明の袋織のエアーバッグの好ましい一例を示す
添付図面を参照して本発明を詳述する。
添付図面を参照して本発明を詳述する。
第1図に本発明の袋織のエアーバッグの好ましい一例の
平面図を示し、第2図は第1図に示した袋織のエアーバ
ッグを得るための袋織地を示す。
平面図を示し、第2図は第1図に示した袋織のエアーバ
ッグを得るための袋織地を示す。
第り図に示すように、本発明の袋織のエアーバッグlで
は、表側織地2と裏側織地3から成る二重袋織部の外周
に接結一重組織帯域が設けられている。この袋織エアー
バッグの経糸方向に関しては、第2図に示す通り円の中
心から左右対称幅で、その全幅は円の直径の15〜30
%の帯域(b)のカバーファクターを、他の帯域(a、
C)のカバーファクターよりも5〜15%高い織物
設計で袋織エアーバッグを製織する。更に詳しく述べる
と、高カバーファクターを得る帯域(b)に該当する部
分の筬密度は、他の部分の筬密度よりも5〜15%アッ
プの高密度筬部を有する筬(第3図(A)で製織する事
によって、高カバーファクターが得られる。
は、表側織地2と裏側織地3から成る二重袋織部の外周
に接結一重組織帯域が設けられている。この袋織エアー
バッグの経糸方向に関しては、第2図に示す通り円の中
心から左右対称幅で、その全幅は円の直径の15〜30
%の帯域(b)のカバーファクターを、他の帯域(a、
C)のカバーファクターよりも5〜15%高い織物
設計で袋織エアーバッグを製織する。更に詳しく述べる
と、高カバーファクターを得る帯域(b)に該当する部
分の筬密度は、他の部分の筬密度よりも5〜15%アッ
プの高密度筬部を有する筬(第3図(A)で製織する事
によって、高カバーファクターが得られる。
つまり、経糸ビーム捲巾は、筬通し巾に合致させ、通し
巾全幅に同一デニールの経糸を捲付け、筬差し入れ本数
は全筬羽同−本数とし、筬密度の変化によって部分的に
高カバーファクタ一部を製織して、経糸軸方向の接結部
強力の向上を達成した。
巾全幅に同一デニールの経糸を捲付け、筬差し入れ本数
は全筬羽同−本数とし、筬密度の変化によって部分的に
高カバーファクタ一部を製織して、経糸軸方向の接結部
強力の向上を達成した。
この製織方法は、−巾取りは勿論の事、二巾取りにおい
ても可能であり、第3図(B)に示す通り2力所高密度
筬部を設ければ、容易に2巾取りで本発明の袋織エアー
バッグが製織出来る。
ても可能であり、第3図(B)に示す通り2力所高密度
筬部を設ければ、容易に2巾取りで本発明の袋織エアー
バッグが製織出来る。
この場合、高カバーファクターを得る帯域に該当する部
分の経糸デニールを、他の部分よりも太デニール化する
方法も考えられるが、この方法はビーミング時に、全中
間−捲経に調整するのが困難である為、好ましくない。
分の経糸デニールを、他の部分よりも太デニール化する
方法も考えられるが、この方法はビーミング時に、全中
間−捲経に調整するのが困難である為、好ましくない。
高カバーファクターで製織する帯域が15%以下では、
糸軸方向の接結部強力の向上は低い。
糸軸方向の接結部強力の向上は低い。
方この帯域が30%以上を占めると高密度帯域が増加す
るため、製織性が困難となり、経糸張力アップ・経毛羽
発生の問題が生ずる。
るため、製織性が困難となり、経糸張力アップ・経毛羽
発生の問題が生ずる。
又、カバーファクターアップ率についても、5%以下で
は、糸軸方向の接結部強力の向上は低く、15%以上で
は製織性が困難である。
は、糸軸方向の接結部強力の向上は低く、15%以上で
は製織性が困難である。
緯糸方向に関しても、第2図に示す通り、円の中心から
左右対称幅で、その全幅は円の直径の15〜30%の帯
域(e)のカバーファクターを、他の帯域(d)のカバ
ーファクターよりも2.5〜7.2%高い織物設計で袋
織エアーバッグを製織する。更に詳しく述べると、高カ
バーファクターを得る帯域(e)に該当する部分の緯糸
のデニールを他の部分の緯糸デニールよりも5〜15%
アップの高デニール糸を使用し、他の帯域(cl)と同
一密度で製織する事によって、高カバーファクターが得
られる。
左右対称幅で、その全幅は円の直径の15〜30%の帯
域(e)のカバーファクターを、他の帯域(d)のカバ
ーファクターよりも2.5〜7.2%高い織物設計で袋
織エアーバッグを製織する。更に詳しく述べると、高カ
バーファクターを得る帯域(e)に該当する部分の緯糸
のデニールを他の部分の緯糸デニールよりも5〜15%
アップの高デニール糸を使用し、他の帯域(cl)と同
一密度で製織する事によって、高カバーファクターが得
られる。
第2図における製織方法において、矢印の方向へ織り進
む場合、d帯域は基準デニールの緯糸種で製織し、e帯
域は高デニールの緯糸種に変更して製織する。この製織
方法は、織機の緯糸給糸装置を2色以上設置し、かつ袋
織エアーバッグを製織する織機はジャカード織機であり
、緯糸交換は自由交換である為、緯糸種の変更は容易に
可能である。
む場合、d帯域は基準デニールの緯糸種で製織し、e帯
域は高デニールの緯糸種に変更して製織する。この製織
方法は、織機の緯糸給糸装置を2色以上設置し、かつ袋
織エアーバッグを製織する織機はジャカード織機であり
、緯糸交換は自由交換である為、緯糸種の変更は容易に
可能である。
この場合、高カバーファクターを得る帯域に該当する部
分の緯糸密度をアップする方法を考えられる。つまり前
述の経糸方向のカバーファクタアップ策と同一の考え方
で、緯糸打込み密度をアップする方法であるが、織機を
停止せず連続運転状態で第2図e帯域の緯糸密度を一気
に5〜15%アップする必要があり、これが可能な織機
は特別仕様のシアカード織機に限定される。
分の緯糸密度をアップする方法を考えられる。つまり前
述の経糸方向のカバーファクタアップ策と同一の考え方
で、緯糸打込み密度をアップする方法であるが、織機を
停止せず連続運転状態で第2図e帯域の緯糸密度を一気
に5〜15%アップする必要があり、これが可能な織機
は特別仕様のシアカード織機に限定される。
緯糸方向においても、高カバーファクターで製織する帯
域が15%以下では、糸軸方向の接結部強力の向上は低
い。一方、この帯域が30%以上を占めると高密度帯域
が増加する為、製織性が困難となり、経糸強力アップ・
経毛羽発生の問題が生じる。
域が15%以下では、糸軸方向の接結部強力の向上は低
い。一方、この帯域が30%以上を占めると高密度帯域
が増加する為、製織性が困難となり、経糸強力アップ・
経毛羽発生の問題が生じる。
又、カバーファクターアップ率についても、2.5%以
下では、糸軸方向の接結部強力の向上は低く、7.2%
以上では製織が困難である。
下では、糸軸方向の接結部強力の向上は低く、7.2%
以上では製織が困難である。
前記第1図に示した袋織のエアーバッグは例えば第2図
に示すように二重織地7の中に接結一重組織帯域が配置
されるように製織し、得られた袋織地を接結一重組織帯
の外周で切断すればよい。
に示すように二重織地7の中に接結一重組織帯域が配置
されるように製織し、得られた袋織地を接結一重組織帯
の外周で切断すればよい。
以下実施例により本発明を説明し、併せて比較例との物
性比較を行う。
性比較を行う。
なおエアーバッグの接結部強力は第7図に示すグラブ法
で行った。すなわち試料としては第6図にCtで示す経
方向のサンプル、Cwで示す緯方向のサンプルおよびc
bで示すバイヤス方向のサンプルをそれぞれ対応する袋
織のエアーバッグから採取し、それら試験サンプルを第
7図に示すように、織物試験機につかみ間隔を7.6の
で取付ける。その際表側のつかみ13a 、13bの大
きさを2.5X2.5cmとし、裏側のっかみ14a
、 14bの大きさを5.IX2.5cm以上とし、接
結部15がつかみ間の中心に位置するように初荷重を加
えてっかみ引張速度は30±2mmの条件で試験を行う
。接結部が破壊した時の強さ眩を測定し、つかみの付近
で切断したものを除き、3回の測定値の平均値で表す。
で行った。すなわち試料としては第6図にCtで示す経
方向のサンプル、Cwで示す緯方向のサンプルおよびc
bで示すバイヤス方向のサンプルをそれぞれ対応する袋
織のエアーバッグから採取し、それら試験サンプルを第
7図に示すように、織物試験機につかみ間隔を7.6の
で取付ける。その際表側のつかみ13a 、13bの大
きさを2.5X2.5cmとし、裏側のっかみ14a
、 14bの大きさを5.IX2.5cm以上とし、接
結部15がつかみ間の中心に位置するように初荷重を加
えてっかみ引張速度は30±2mmの条件で試験を行う
。接結部が破壊した時の強さ眩を測定し、つかみの付近
で切断したものを除き、3回の測定値の平均値で表す。
次にバースト試験は、第8図に示すバースト試験装置で
エアーバッグ(17)の中へエアーバッグ(17)より
膨張時の容量の大きな風船(18)を入れた上で、エア
ーバッグ取付板(19)に取付具(20)を用いて固定
する。
エアーバッグ(17)の中へエアーバッグ(17)より
膨張時の容量の大きな風船(18)を入れた上で、エア
ーバッグ取付板(19)に取付具(20)を用いて固定
する。
圧力調整弁(23)により高圧空気(16)の供給量を
調整しながら、エアーバッグ(17)をゴム風船と共に
膨らませ、エアーバック(17)が破裂した時の圧力を
圧力計(22)により求める。
調整しながら、エアーバッグ(17)をゴム風船と共に
膨らませ、エアーバック(17)が破裂した時の圧力を
圧力計(22)により求める。
実施例1
第2図に示す本発明の袋織のエアーバッグ用袋織地を下
記に示す仕様で製織した。
記に示す仕様で製織した。
糸使い
経糸 ナイロン66840’/140’緯糸 第2
図d帯域 ナイロン66840’/140’第2図e帯
域 ナイD ン66930’/155’第2図e帯域の
幅 仕上品で15cm幅筬羽数 第2図a、C帯域 3
8.0羽/に寸第2図す帯域 41.8羽/に寸 第2図す帯域の幅 仕上品で15an幅2本/羽 入れ 27本/吋 引込本数 打込み密度 設計密度(本/吋) 経糸密度はa、 c帯域の密度
測定 通し巾 185 cm 仕上中 175 cm 織 機 ソメットSM・93型−230ジヤ
カード 打出MO−7 二重袋織部 直径70cmの円形接結一重組織帯
域の幅 25mm 寒血皿1 第1表に示す通り、第2図す帯域及びe帯域の幅及び経
糸密度・緯糸デニールを変更する以外は実施例1と同一
条件で袋織地を製織した。
図d帯域 ナイロン66840’/140’第2図e帯
域 ナイD ン66930’/155’第2図e帯域の
幅 仕上品で15cm幅筬羽数 第2図a、C帯域 3
8.0羽/に寸第2図す帯域 41.8羽/に寸 第2図す帯域の幅 仕上品で15an幅2本/羽 入れ 27本/吋 引込本数 打込み密度 設計密度(本/吋) 経糸密度はa、 c帯域の密度
測定 通し巾 185 cm 仕上中 175 cm 織 機 ソメットSM・93型−230ジヤ
カード 打出MO−7 二重袋織部 直径70cmの円形接結一重組織帯
域の幅 25mm 寒血皿1 第1表に示す通り、第2図す帯域及びe帯域の幅及び経
糸密度・緯糸デニールを変更する以外は実施例1と同一
条件で袋織地を製織した。
比較皿上ユ又
第1表に示す通り、第2図す帯域及びe帯域の幅及び経
糸密度・緯糸デニールを変更する以外は、実施例1と同
一条件で袋織地を製織した。
糸密度・緯糸デニールを変更する以外は、実施例1と同
一条件で袋織地を製織した。
比較例3
第5図に示すように、袋織地の全帯域のカバーファクタ
ーが同一になる仕様で製織した。
ーが同一になる仕様で製織した。
つまり、経糸種・緯糸種は全帯域同一デニール糸、経糸
密度・緯糸密度は全帯域同一密度である。
密度・緯糸密度は全帯域同一密度である。
実施例1,2及び比較例1〜3の5種類の袋織地の製織
性及び接結部強力・バースト強力の比較結果を第1表に
示す。
性及び接結部強力・バースト強力の比較結果を第1表に
示す。
第1表に示すように、本発明の実施例の袋織地の経方向
および緯方向の接結部強力(したがって袋織のエアーバ
ッグの接結部強力)は比較例の場合と比べてバイヤス方
向との差が大幅に縮少されており、その結果エアーバッ
グの接結部強力のアップ及ぶバースト強力のアップに寄
与し、バーストの部位が、糸軸方向に偏らず、インフレ
ータ−取付日周辺部になった。
および緯方向の接結部強力(したがって袋織のエアーバ
ッグの接結部強力)は比較例の場合と比べてバイヤス方
向との差が大幅に縮少されており、その結果エアーバッ
グの接結部強力のアップ及ぶバースト強力のアップに寄
与し、バーストの部位が、糸軸方向に偏らず、インフレ
ータ−取付日周辺部になった。
一方比較例1の接結部強力については、経糸方向および
緯糸方向の強力がバイヤス方向の強力の78〜80%し
かなく、さらに袋織部の周囲の方向によってバラツキが
極めて大きいという結果を示した。
緯糸方向の強力がバイヤス方向の強力の78〜80%し
かなく、さらに袋織部の周囲の方向によってバラツキが
極めて大きいという結果を示した。
その結果、バースト試験においては、低バースト強力で
、かつバースト部位は、糸軸方向に偏った結果になった
。
、かつバースト部位は、糸軸方向に偏った結果になった
。
比較例2の接結部強力については、経糸方向及び緯糸方
向の強力がバイアス方向の強力の105〜110%とな
ったが、糸軸方向が超高密度帯域になった為、経糸強力
がアップし、経毛羽・経糸切れが発生し連続運転による
製織が困難であった。
向の強力がバイアス方向の強力の105〜110%とな
ったが、糸軸方向が超高密度帯域になった為、経糸強力
がアップし、経毛羽・経糸切れが発生し連続運転による
製織が困難であった。
比較例3の接結部強力については、比較例1と同様に経
糸方向および緯糸方向の強力がバイヤス方向の強力の約
56%と極めて低く、さらに袋織部の周囲の方向によっ
てバラツキが極めて大きい。
糸方向および緯糸方向の強力がバイヤス方向の強力の約
56%と極めて低く、さらに袋織部の周囲の方向によっ
てバラツキが極めて大きい。
その結果、バースト試験においては、比較例1と同様、
低バースト強力で、かつバースト部位は、糸軸方向に偏
った結果となった。
低バースト強力で、かつバースト部位は、糸軸方向に偏
った結果となった。
本発明の袋織のエアーバッグは前述のように構成されて
いるので、接結部強力の方向差を少(することかでき、
その結果接結部強力及びバースト強力が高く、かつバー
スト部位に偏りがない袋織エアーバッグを提供すること
ができる。
いるので、接結部強力の方向差を少(することかでき、
その結果接結部強力及びバースト強力が高く、かつバー
スト部位に偏りがない袋織エアーバッグを提供すること
ができる。
(以下余白)
第3図
第1図は本発明による袋織のエアーバッグの一例を示す
平面図であり、第2図は第1図に示した袋織のエアーバ
ッグを得るための袋織地の平面図であり、第3図(A)
(B)は本発明の袋織のエアーバッグを製織する筬密
度を変化させた筬の例をそれぞれ示す筬設計図である。 第5図は、袋織地の全帯域のカバーファクターが同一、
つま−リ、経糸・緯糸種が総べて同一、経糸密度・緯糸
密度が全帯域同一密度である従来例の袋織地を示す平面
図であり、第6図は接結部強力測定用試料の採取位置を
示す図であり、第7図は接結部強力測定方法を説明する
図である。第8図は、バースト試験測定装置を説明する
図である。 1−本発明の袋織のエアーバッグ 2.3−・・・二重袋織部のそれぞれの織地4・−接結
一重組織帯域 6・−本発明の袋織のエアーバッグを得るための袋織地 9、12.−−・・従来例の袋織地 第6図 第7図 第8図 手続補正書 平成
平面図であり、第2図は第1図に示した袋織のエアーバ
ッグを得るための袋織地の平面図であり、第3図(A)
(B)は本発明の袋織のエアーバッグを製織する筬密
度を変化させた筬の例をそれぞれ示す筬設計図である。 第5図は、袋織地の全帯域のカバーファクターが同一、
つま−リ、経糸・緯糸種が総べて同一、経糸密度・緯糸
密度が全帯域同一密度である従来例の袋織地を示す平面
図であり、第6図は接結部強力測定用試料の採取位置を
示す図であり、第7図は接結部強力測定方法を説明する
図である。第8図は、バースト試験測定装置を説明する
図である。 1−本発明の袋織のエアーバッグ 2.3−・・・二重袋織部のそれぞれの織地4・−接結
一重組織帯域 6・−本発明の袋織のエアーバッグを得るための袋織地 9、12.−−・・従来例の袋織地 第6図 第7図 第8図 手続補正書 平成
Claims (1)
- 1、円形の流体導入部用二重袋織部の外周に接結一重組
織帯域を設け、前記帯域の経糸方向及び緯糸方向の糸軸
方向のカバーファクターが他の部分のカバーファクター
よりも高い織物帯域を形成した袋織エアーバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14849790A JPH0443142A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 袋織のエァーバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14849790A JPH0443142A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 袋織のエァーバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443142A true JPH0443142A (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=15454078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14849790A Pending JPH0443142A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 袋織のエァーバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510469A (ja) * | 1999-09-24 | 2003-03-18 | ミリケン・アンド・カンパニー | 膨張可能な織物 |
JP2006219091A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Asahi Kasei Fibers Corp | 袋織エアバッグ用基布の製織方法 |
JP2006241634A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Asahi Kasei Fibers Corp | 袋織エアバッグ用基布のエアージェットルーム製織方法 |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP14849790A patent/JPH0443142A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510469A (ja) * | 1999-09-24 | 2003-03-18 | ミリケン・アンド・カンパニー | 膨張可能な織物 |
JP2006219091A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Asahi Kasei Fibers Corp | 袋織エアバッグ用基布の製織方法 |
JP4593307B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2010-12-08 | 旭化成せんい株式会社 | 袋織エアバッグ用基布の製織方法 |
JP2006241634A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Asahi Kasei Fibers Corp | 袋織エアバッグ用基布のエアージェットルーム製織方法 |
JP4603390B2 (ja) * | 2005-03-03 | 2010-12-22 | 旭化成せんい株式会社 | 袋織エアバッグ用基布のエアージェットルーム製織方法 |
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