JPH0442850Y2 - - Google Patents

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JPH0442850Y2
JPH0442850Y2 JP1980001375U JP137580U JPH0442850Y2 JP H0442850 Y2 JPH0442850 Y2 JP H0442850Y2 JP 1980001375 U JP1980001375 U JP 1980001375U JP 137580 U JP137580 U JP 137580U JP H0442850 Y2 JPH0442850 Y2 JP H0442850Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は原稿移動式複写機等に於いて、原稿の
先端がその搬送路中の所定の位置を通過したこと
を検出する原稿検知装置に係る。
原稿移動式複写機に於いては、原稿が先端がそ
の搬送路中の所定位置を通過したことを原稿検知
装置によつて検出し、これに基づいて転写紙の給
紙タイミングを制御するようになつており、この
ためその原稿の検出精度は転写紙上に於ける複写
画像の位置精度に直接的に影響を及ぼす。従つ
て、この原稿の検出は必要な複写画像の位置精度
を得るために比較的高精度に行われる必要があ
る。
上述の如き原稿検知装置としては、マイクロス
イツチのアクチユエータ等によつて接触式に原稿
を検出するものと、光学式に無接触式に原稿を検
出するものとが知られている。接触式の原稿検知
装置にあつては、透明原稿、不透明原稿など、原
稿の種類を問わず原稿の検出を行うが、アクチユ
エータの如き接触子が原稿の検出の際に原稿を破
損するおそれがあり、また原稿の先端のカール状
態等により検出タイミングのばらつきが比較的大
きいという欠点を有している。
光学式原稿検知装置には、発光素子と受光素子
とを含み前記両者間の光路を原稿によつて遮断さ
れることにより原稿の通過を検出する透過式のも
のと、発光素子と受光素子とを含み前記発光素子
の光が原稿にて反射し前記受光素子に到達するこ
とにより原稿の通過を検出する反射式のものとが
知られている。
透過式原稿検知装置にあつては、発光素子と受
光素子との間の光束幅が数ミリミートルと狭くて
も検知に必要な光量が得られるので原稿の検出を
確実に行うことができる。しかし、この透過式原
稿検知装置にあつては、その原稿検出原理上、透
明フイルムの如き透明な原稿の検出を行えないと
いう重大な欠点を有している。
反射式原稿検知装置にあつては、透明原稿、不
透明原稿を問わず原稿の検出を行うことができる
が、しかし原稿の表面に於ける光反射能によつて
検出位置がばらつき、あまり高精度の原稿検知を
行えないという欠点がある。特にトレーシングペ
ーパの如く、光が拡散透過する原稿や、黒色原稿
にあつては、検出位置が他の種類の原稿に比して
比較的大きく変化し、時として実用上有効な原稿
検出を行えないことがある。
本考案は透過式原稿検知装置と反射式原稿検知
装置とを併用し、その上で高精度の原稿検知を行
う透過式原稿検知装置で原稿の検出を可及的に行
い、透過式原稿検知装置にて検出されない原稿の
みを反射式原稿検知装置にて検出し、可及的に高
精度の原稿検出を行いつつ全ての種類の原稿の先
端検出を確実に行うことができる原稿検知装置を
提供することを目的としている。
発光素子と受光素子とを含み前記両者間の光路
を原稿によつて遮断することにより原稿の通過を
検出し、信号を出力する透過式原稿検知器と、該
透過式原稿検知器の原稿移動方向下流側に設けら
れ、発光素子と受光素子とを含み前記発光素子の
光が原稿にて反射し前記受光素子に到達すること
により原稿の通過を検出する反射式原稿検知器
と、前記透過式原稿検知器からの信号を遅延させ
る遅延手段と、該遅延手段により遅延させた前記
透過式原稿検知器からの信号と反射式原稿検知器
からの信号との何れかが入力されることにより原
稿先端検知信号を出力する原稿先端検知信号出力
手段とを有することを特徴とする原稿検知装置に
よつて達成される。
若し、透過式原稿検知器と反射式原稿検知器と
が原稿の移動方向に直交する一つの直線上に整列
して設けられていると、透過式原稿検知器にて検
知される不透明な原稿(特に、反射率が高い原
稿)が透過式原稿検知器による検出に先立つて反
射式原稿検知器で不規則に検出されることがある
ため、透過式原稿検知器にて比較的高精度に検出
できる不透明原稿の検出精度が透過式原稿検知器
のみによる場合に比して低下するようになる。
しかし、本考案による原稿検知装置にあつて
は、反射式原稿検知器が透過式原稿検知器に比し
て原稿の移動流れで見て下流側に設けられている
ことにより、原稿はまず透過式原稿検知器の配設
位置を通過し、この透過式原稿検知器にて検出さ
れ得る原稿は該検知器にてその通過を検出され、
透過式原稿検知器にて検出され得ない原稿のみが
その後に於いて反射式原稿検知器にて検知される
ので、透過式原稿検知器にて検出され得る原稿の
検知精度が透過式原稿検知器と反射式原稿検知器
との併用によつて低下することがない。
透明原稿の如く反射式原稿検知器によつてのみ
検知される原稿の位置精度は従来と同様に透過式
原稿検知器のそれに比して低く、また原稿検知タ
イミングは透過式原稿検知器のそれに比して遅れ
るようになるが、透過式原稿検知器が発生する信
号の伝達路中に遅延手段を設けたことにより前記
両検知器の検知タイミングの相異を実用上問題に
ならない程度に小さくすることが可能である。
以下に添付の図を用いて本考案を実施例につい
て詳細に説明する。
本考案装置の説明に先立ち、まず第1図を用い
て本考案装置を適用して好適な原稿移動式複写機
について概略説明する。原稿移動式複写機は、原
稿投入口1より投入され原稿搬送路2に沿つて移
動している原稿に走査式に光照射を行う原稿照明
装置3を有している。原稿照明装置3の照明光源
用蛍光ランプ3a,3aにて原稿に照射された光
の反射光は反射鏡4〜6やレンズ7等を含む光伝
達装置を経て感光体ドラム8へ伝達され、これの
露光を行うようになつている。感光体ドラム8の
周りには帯電器9、現像装置10、転写器11、
クリーニング装置12、除電器13などが設けら
れており、これらによつて周知の電子写真式複写
が行われるようになつている。転写紙はロール式
転写紙供給装置14より給送され、前記転写器1
1にてトナー像を転写されたのち、定着装置15
へ送られ、その後、転写紙搬送装置16によつて
転写紙トレイ17上に排紙されるようになつてい
る。
本考案による原稿検知装置は符号20で示され
ている如く、前記原稿照明装置3より原稿の移動
流れで見て上流側の原稿搬送路2の途中に設けら
れている。
第2図及び第3図は本考案による原稿検知装置
の要部を拡大して示している。本考案による原稿
検知装置は透過式原稿検知器21と反射式原稿検
知器22とを含んでいる。透過式原稿検知器21
は発光素子23と受光素子24とを含んでおり、
発光素子23の光は、これと受光素子24との間
の光路を横切る部位に於ける原稿搬送路2に原稿
がないときには該搬送路を横切り、該搬送路を郭
定している原稿案内板25に形成されているスリ
ツト26を経て反射鏡27へ到達し、この後、再
びスリツト26を経て前記原稿搬送路2を横切
り、受光素子24へ到達するようになつている。
これに対し前記光路を横切る部位に於ける原稿
搬送路2に原稿Oがあるときには、前記光路がそ
の原稿Oによつて遮断され、発光素子23の光は
受光素子24へ到達する光量が著しく減る。スリ
ツト26は、第3図に良く示されている如く、比
較的小さいスリツト幅を有しており、これにより
発光素子23と受光素子24との間の光路の実効
光路幅はそのスリツト幅に応じて小さくされるこ
とになる。
反射式原稿検知器22は発光素子28と受光素
子29とを有しており、発光素子28は原稿搬送
路2を横切るように光を放つようになつており、
この光路を横切る位置に原稿Oがある場合には前
記光はその原稿Oの表面にて反射し、受光素子2
9へ到達するようになつている。これに対し前記
光路を横切る位置に原稿Oがないときには、前記
光は原稿案内板25に設けられた光逃し孔30を
経て放出され、受光素子29へは到達しないよう
になつている。反射式原稿検知器22は、第3図
に良く示されている如く、透過式原稿検知器21
に比して、矢印aで示す原稿の移動流れで見て下
流側に設けられている。透過式原稿検知器21と
反射式原稿検知器22とのずらし量dは反射率の
良い原稿が来ても透過式原稿検知器21よりも先
にそれが反射式原稿検知器22にて検出されず、
また透過式原稿検知器21にて検出されない原稿
の検知位置、即ち反射式原稿検出器22による原
稿の検出位置が透過式原稿検知器21による原稿
の検出位置と可及的にずれないように実験値によ
り定められる。
上述の如く構成されていることにより、透過式
原稿検知器21によつて検出され得る原稿は反射
式原稿検知器22による検出に先立つて透過式原
稿検知器21にて比較的高精度に検出される。透
明原稿の如く、透過式原稿検知器21によつては
検出されない原稿は反射式原稿検知器22によつ
て検出される。
第4図は原稿検知装置の信号回路を示すブロツ
ク線図である。例えば、透過式原稿検知器21の
出力信号は原稿検出時にローレベルよりハイレベ
ルになり、これに対し反射式原稿検知器22の出
力信号は原稿検出時にハイレベルよりローレベル
になる。このため、反射式原稿検知器22の出力
信号はNOTゲート31を経てORゲート32へ入
力され、透過式原稿検知器21の出力信号は直接
にORゲート32へ出力される。出力手段として
のORゲート32の出力信号すなわち原稿検知信
号は原稿先端検知信号出力手段としてのレジスト
制御回路33へ入力され、この制御回路33の出
力信号は原稿先端検知信号として転写紙供給装置
14に入力される。
従つて、転写紙供給装置14は透過式原稿検知
器21、若しくは反射式原稿検知器22の少なく
ともいずれか一方が原稿の通過を検出したとき所
定のタイミングにて作動する。これでは、両原稿
検知器21,22によつて検知された原稿に応じ
て、転写紙に対する画像の位置がずれてしまうの
で、以下に説明するような遅延手段を設けること
により、両検知器による実質的な原稿先端の検知
タイミングを合わせている。
透過式原稿検知器21と反射式原稿検知器22
とが原稿の移動方向に互いにずらして設けられて
いるため、そのずらし量に相当して反射式原稿検
知器22の検知タイミングは透過式原稿検知器2
1のそれに比して遅れるようになるが、第4図に
て仮想線で示されている如く、透過式原稿検知器
21とORゲート32との間に遅延手段としての
遅延回路34が設けられ、その遅れ量に応じて透
過式原稿検知器21の出力信号がORゲート32
に到達する時間を遅らせることにより前記両検知
器の検知タイミングのずれ量を減少、若しくはな
くすことができる。
すなわち、遅延回路34を設けることによつ
て、透過式原稿検知器21の出力信号は、反射式
原稿検知器22による原稿先端検知信号と同じタ
イミングとなつてレジスト制御回路33から原稿
先端検知信号として出力される。換言すると、転
写紙に形成される画像の位置は、透過率や反射率
が大きく異なる原稿であつて、透過式原稿検知器
21で検知されるか或いは反射式原稿検知器22
で検知されるかに拘らず、その先端検出信号の出
力されるタイミングが同じであるから、原稿の種
類に拘らず略一定となる。
以上に於いては本考案を特定の実施例について
詳細に説明したが、本考案はこれに限定されるも
のではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が
可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による原稿検知装置を適用して
好適な原稿移動式複写機の一つの実施例を示す概
略構成図、第2図は本考案による原稿検知装置の
要部を示す拡大縦断面図、第3図は第2図のA矢
視図、第4図は原稿検知装置の信号回路の一例を
示すブロツク線図である。 1……原稿投入口、2……原稿搬送路、3……
原稿照明部、4〜6……反射鏡、7……レンズ、
8……感光体ドラム、9……帯電器、10……現
像装置、11……転写器、12……クリーニング
装置、13……除電器、14……ロール式転写紙
供給装置、15……定着装置、16……転写紙搬
送装置、17……転写紙トレイ、20……原稿検
知装置、21……透過式原稿検知器、22……反
射式原稿検知器、23……発光素子、24……受
光素子、25……原稿案内板、26……スリツ
ト、27……反射鏡、28……発光素子、29…
…受光素子、30……光逃し孔、31……NOT
ゲート、32……ORゲート、33……レジスト
制御回路、34……遅延回路、O……原稿。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光素子と受光素子とを含み前記両者間の光路
    を原稿によつて遮断することにより原稿の通過を
    検出し、信号を出力する透過式原稿検知器と、 該透過式原稿検知器の原稿移動方向下流側に設
    けられ、発光素子と受光素子とを含み前記発光素
    子の光が原稿にて反射し前記受光素子に到達する
    ことにより原稿の通過を検出する反射式原稿検知
    器と、 前記透過式原稿検知器からの信号を遅延させる
    遅延手段と、 該遅延手段により遅延させた前記透過式原稿検
    知器からの信号と反射式原稿検知器からの信号と
    の何れかが入力されることにより原稿先端検知信
    号を出力する原稿先端検知信号出力手段とを有す
    ることを特徴とする原稿検知装置。
JP1980001375U 1980-01-10 1980-01-10 Expired JPH0442850Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980001375U JPH0442850Y2 (ja) 1980-01-10 1980-01-10

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JP1980001375U JPH0442850Y2 (ja) 1980-01-10 1980-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS56104737U JPS56104737U (ja) 1981-08-15
JPH0442850Y2 true JPH0442850Y2 (ja) 1992-10-09

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ID=29598260

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JP1980001375U Expired JPH0442850Y2 (ja) 1980-01-10 1980-01-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836807A (ja) * 1971-09-14 1973-05-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836807A (ja) * 1971-09-14 1973-05-31

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JPS56104737U (ja) 1981-08-15

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