JPH0442784Y2 - - Google Patents
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- JPH0442784Y2 JPH0442784Y2 JP19581784U JP19581784U JPH0442784Y2 JP H0442784 Y2 JPH0442784 Y2 JP H0442784Y2 JP 19581784 U JP19581784 U JP 19581784U JP 19581784 U JP19581784 U JP 19581784U JP H0442784 Y2 JPH0442784 Y2 JP H0442784Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- coupling capacitor
- under test
- analog circuit
- input terminal
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 57
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 57
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 57
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は入力端子又は出力端子に比較的大き
い容量の結合コンデンサを直列に接続して動作す
るアナログ回路の試験装置にし、特に被試験アナ
ログ回路の入力端子又は出力端子に直流電圧を持
つ場合において、試験開始時にその直流電圧を駆
動増幅器によつて急速充電し試験開始までの時間
を短縮できるようにしたアナログ回路試験装置を
提供しようとするものである。
い容量の結合コンデンサを直列に接続して動作す
るアナログ回路の試験装置にし、特に被試験アナ
ログ回路の入力端子又は出力端子に直流電圧を持
つ場合において、試験開始時にその直流電圧を駆
動増幅器によつて急速充電し試験開始までの時間
を短縮できるようにしたアナログ回路試験装置を
提供しようとするものである。
「従来技術」
例えばIC化された低周波増幅器を実動させる
場合、一般に第5図に示すようにIC1の入力端子
2と出力端子3にそれぞれ結合コンデンサ4と5
を接続し、結合コンデンサ4及び5を介して入力
端子2に信号源6を接続すると共に出力端子3に
負荷7を接続して実動状態とされる。
場合、一般に第5図に示すようにIC1の入力端子
2と出力端子3にそれぞれ結合コンデンサ4と5
を接続し、結合コンデンサ4及び5を介して入力
端子2に信号源6を接続すると共に出力端子3に
負荷7を接続して実動状態とされる。
このようなIC1の例えば周波数特性或はダイナ
ミツクレンジを測定するには第6図に示すように
入力側に信号源6の代りに周波数を変化させるこ
とができる周波数発振器8を接続し、出力側に交
流電圧測定器のような試験器9を接続して測定を
行う。
ミツクレンジを測定するには第6図に示すように
入力側に信号源6の代りに周波数を変化させるこ
とができる周波数発振器8を接続し、出力側に交
流電圧測定器のような試験器9を接続して測定を
行う。
又IC1が発振器の場合には第7図に示すように
IC1の出力端子3に結合コンデンサ5を介して例
えば周波数測定器のような試験器9を接続し、発
振周波数が規定の周波数範囲に入つているか否か
を試験するようにしている。
IC1の出力端子3に結合コンデンサ5を介して例
えば周波数測定器のような試験器9を接続し、発
振周波数が規定の周波数範囲に入つているか否か
を試験するようにしている。
「考案が解決しようとする問題点」
IC1が実動している状態では増幅器の回路構造
上入力端子2及び出力端子3に直流バイアス電圧
が発生する。このためIC1に周波数発振器8に試
験器9を接続し、IC1に電源電圧を印加しIC1を実
動させた場合、結合コンデンサ4と5に入力端子
2と出力端子3に発生する直流電圧が充電されて
定常状態となる。
上入力端子2及び出力端子3に直流バイアス電圧
が発生する。このためIC1に周波数発振器8に試
験器9を接続し、IC1に電源電圧を印加しIC1を実
動させた場合、結合コンデンサ4と5に入力端子
2と出力端子3に発生する直流電圧が充電されて
定常状態となる。
この定常状態に達するまでの時間は結合コンデ
ンサ4と5の容量値と周波数発振器8の出力抵抗
及び交流電圧測定器7の入力抵抗等の時定数で決
まる。結合コンデンサの容量値は低周波信号を伝
達する都合上比較的大きい容量値に選定されるた
め定常状態に達するまでの時間が比較的長くな
る。例えば結合コンデンサ4及び5の容量値が1
マイクロフアラド、試験器9の入力抵抗値が1メ
グオームであつたとすると時定数は1秒となる。
このような場合測定開始は安全を見込んで時定数
の約4倍程度に選定し4秒後に測定を開始するよ
うにしている。
ンサ4と5の容量値と周波数発振器8の出力抵抗
及び交流電圧測定器7の入力抵抗等の時定数で決
まる。結合コンデンサの容量値は低周波信号を伝
達する都合上比較的大きい容量値に選定されるた
め定常状態に達するまでの時間が比較的長くな
る。例えば結合コンデンサ4及び5の容量値が1
マイクロフアラド、試験器9の入力抵抗値が1メ
グオームであつたとすると時定数は1秒となる。
このような場合測定開始は安全を見込んで時定数
の約4倍程度に選定し4秒後に測定を開始するよ
うにしている。
このように結合コンデンサ4と5への充電に時
間が掛るためIC1を自動試験装置によつて多量に
試験しようとすると1個のICを試験するのに時
間が掛り効率よく試験を行うことができない不都
合が生じる。
間が掛るためIC1を自動試験装置によつて多量に
試験しようとすると1個のICを試験するのに時
間が掛り効率よく試験を行うことができない不都
合が生じる。
又IC化されたアナログ回路に限らずプリント
基板に実装されたアナログ回路をプリント基板毎
に試験する場合にも上記した不都合が生じる。
基板に実装されたアナログ回路をプリント基板毎
に試験する場合にも上記した不都合が生じる。
「問題点を解決するための手段」
この考案では被試験アナログ回路と結合コンデ
ンサの間に駆動増幅器を設け、この駆動増幅器に
よつて結合コンデンサを急速充電し、急速充電し
た後に試験状態に切替るように構成したものであ
る。
ンサの間に駆動増幅器を設け、この駆動増幅器に
よつて結合コンデンサを急速充電し、急速充電し
た後に試験状態に切替るように構成したものであ
る。
その構成としては、
A 入力端子又は出力端子に直流電圧を有しこの
入力端子又は出力端子に結合コンデンサを直列
接続して動作する被試験アナログ回路と、 B この被試験アナログ回路に結合コンデンサを
介して信号を授受し被試験アナログ回路を試験
する試験器と、 C 被試験アナログ回路と結合コンデンサとの間
に設けられ入力インピーダンスが高く出力イン
ピーダンスが低い利得が1の駆動増幅器と、 D 被試験アナログ回路の入力端子又は出力端子
を駆動増幅器の入力端子と結合コンデンサの一
端に切替接続する第1スイツチと、 E 第1スイツチが駆動増幅器の入力端子に接触
している状態で駆動増幅器の出力端子を結合コ
ンデンサの一端に接続する第2スイツチと、 F 第1スイツチが駆動増幅器の入力端子に接触
している状態で結合コンデンサの他端を共通電
位点に接続し、第1スイツチが結合コンデンサ
の一端に接続している状態で結合コンデンサの
他端を被試験アナログ回路の入力端子又は出力
端子に接続する第3スイツチと、 G 試験開始時に第1スイツチ、第2スイツチ、
第3スイツチを切替制御し、被試験アナログ回
路の直流電圧を駆動増幅器を通じて結合コンデ
ンサに急速充電し、結合コンデンサへの充電が
完了した時点で被試験アナログ回路の入力端子
又は出力端子と試験器の相互間を結合コンデン
サによつて接続した状態に第1スイツチ、第2
スイツチ、第3スイツチを制御するスイツチ制
御器と、 によつて構成したものである。
入力端子又は出力端子に結合コンデンサを直列
接続して動作する被試験アナログ回路と、 B この被試験アナログ回路に結合コンデンサを
介して信号を授受し被試験アナログ回路を試験
する試験器と、 C 被試験アナログ回路と結合コンデンサとの間
に設けられ入力インピーダンスが高く出力イン
ピーダンスが低い利得が1の駆動増幅器と、 D 被試験アナログ回路の入力端子又は出力端子
を駆動増幅器の入力端子と結合コンデンサの一
端に切替接続する第1スイツチと、 E 第1スイツチが駆動増幅器の入力端子に接触
している状態で駆動増幅器の出力端子を結合コ
ンデンサの一端に接続する第2スイツチと、 F 第1スイツチが駆動増幅器の入力端子に接触
している状態で結合コンデンサの他端を共通電
位点に接続し、第1スイツチが結合コンデンサ
の一端に接続している状態で結合コンデンサの
他端を被試験アナログ回路の入力端子又は出力
端子に接続する第3スイツチと、 G 試験開始時に第1スイツチ、第2スイツチ、
第3スイツチを切替制御し、被試験アナログ回
路の直流電圧を駆動増幅器を通じて結合コンデ
ンサに急速充電し、結合コンデンサへの充電が
完了した時点で被試験アナログ回路の入力端子
又は出力端子と試験器の相互間を結合コンデン
サによつて接続した状態に第1スイツチ、第2
スイツチ、第3スイツチを制御するスイツチ制
御器と、 によつて構成したものである。
「作用効果」
このような構成とすることにより試験開始に先
立つて被試験アナログ回路の入力端子又は出力端
子に発生する直流バイアス電圧を第1スイツチを
通じて利得が1の駆動増幅器の入力端子に与え、
駆動増幅器を介して被試験アナログ回路の入力端
子又は出力端子に発生する直流バイアス電圧を低
インピーダンスで結合コンデンサに与える。この
結果結合コンデンサに直流バイアス電圧と同じ電
圧を急速充電することができる。
立つて被試験アナログ回路の入力端子又は出力端
子に発生する直流バイアス電圧を第1スイツチを
通じて利得が1の駆動増幅器の入力端子に与え、
駆動増幅器を介して被試験アナログ回路の入力端
子又は出力端子に発生する直流バイアス電圧を低
インピーダンスで結合コンデンサに与える。この
結果結合コンデンサに直流バイアス電圧と同じ電
圧を急速充電することができる。
結合コンデンサに直流バイアス電圧と同じ電圧
を充電すると第1、第2、第3スイツチが切替わ
つて試験状態に入る。
を充電すると第1、第2、第3スイツチが切替わ
つて試験状態に入る。
このようにこの考案によれば被試験アナログ回
路の入力端子又は出力端子に発生する直流バイア
ス電圧に等しい電圧を出力インピーダンスが低い
駆動増幅器を通じて結合コンデンサに与えるから
結合コンデンサには直流バイアス電圧に等しい電
圧も急速充電することができる。よつて試験開始
までの時間を短縮することができ、短時間に大量
の被試験アナログ回路を試験することができる。
路の入力端子又は出力端子に発生する直流バイア
ス電圧に等しい電圧を出力インピーダンスが低い
駆動増幅器を通じて結合コンデンサに与えるから
結合コンデンサには直流バイアス電圧に等しい電
圧も急速充電することができる。よつて試験開始
までの時間を短縮することができ、短時間に大量
の被試験アナログ回路を試験することができる。
「実施例」
第1図にこの考案の一実施例を示す。この例で
は被試験アナログ回路1が発振器の場合を示す。
従つて試験器9は周波数測定器であつて発振器の
発振周波数が予定の周波数範囲に入つているか否
かを試験する状態を示す。
は被試験アナログ回路1が発振器の場合を示す。
従つて試験器9は周波数測定器であつて発振器の
発振周波数が予定の周波数範囲に入つているか否
かを試験する状態を示す。
被試験アナログ回路1の出力端子3には第1ス
イツチ12の可動接点cを接続する。第1スイツ
チ12の固定接点aには被試験アナログ回路1で
発振する交流信号を除去するための低域通過フイ
ルタ10を通じて駆動増幅器11の入力端子11
Aを接続する。駆動増幅器11の出力端子11B
は第2スイツチ13の固定接点aに接続する。第
1スイツチ12の固定接点bと第2スイツチ13
の固定接点bを共通接続する。第2スイツチ13
の可動接点cに結合コンデンサ5の一端を接続
し、結合コンデンサ5の他端を第3スイツチ14
の可動接点aに接続する。第3スイツチ14の固
定接点aは共通電位点15に接続し、他方の固定
接点bは試験器9の入力端子9Aに接続する。
イツチ12の可動接点cを接続する。第1スイツ
チ12の固定接点aには被試験アナログ回路1で
発振する交流信号を除去するための低域通過フイ
ルタ10を通じて駆動増幅器11の入力端子11
Aを接続する。駆動増幅器11の出力端子11B
は第2スイツチ13の固定接点aに接続する。第
1スイツチ12の固定接点bと第2スイツチ13
の固定接点bを共通接続する。第2スイツチ13
の可動接点cに結合コンデンサ5の一端を接続
し、結合コンデンサ5の他端を第3スイツチ14
の可動接点aに接続する。第3スイツチ14の固
定接点aは共通電位点15に接続し、他方の固定
接点bは試験器9の入力端子9Aに接続する。
16は第1、第2、第3スイツチ12,13,
14を切替制御するコントローラを示す。このコ
ントローラ16によつて第1、第2、第3スイツ
チ12,13,14をそれぞれ接点aとbに切替
る制御を行う。
14を切替制御するコントローラを示す。このコ
ントローラ16によつて第1、第2、第3スイツ
チ12,13,14をそれぞれ接点aとbに切替
る制御を行う。
駆動増幅器11の具体例としては例えば第2図
に示すように演算増幅器17に全負帰還を掛けて
利得が1となるようにしたボルテージフオロワ構
造。或は第3図に示すようにボルテージフオロワ
の出力側にダイオードブリツジによつて構成した
電流スイツチ回路18を設け、ボルテージフオロ
ワの出力によつて電流スイツチ18を切替制御す
る構造のものを用いることができる。第3図の構
造において結合コンデンサ5の充電電圧がボルテ
ージフオロワの出力電圧より低い場合はダイオー
ドD2とD3がオンとなり、結合コンデンサ5に定
電流源19Aから充電電流を供給し、又ボルテー
ジフオロワの出力電流は定電流源19Bに吸引さ
れる。ボルテージフオロワの出力電圧と結合コン
デンサ5の電圧が一致するとダイオードブリツジ
が平衡しダイオードD2とD3はオフとなる。又結
合コンデンサ5の電圧がボルテージフオロワの出
力電圧より高い場合はダイオードD1とD4がオン
となり、結合ダイオード5の電荷はダイオード
D4を通じて放電される。ボルテージフオロワの
出力電圧と結合コンデンサ5の電圧が一致すると
ダイオードブリツジは平衡しダイオードD1とD4
はオフとなる。
に示すように演算増幅器17に全負帰還を掛けて
利得が1となるようにしたボルテージフオロワ構
造。或は第3図に示すようにボルテージフオロワ
の出力側にダイオードブリツジによつて構成した
電流スイツチ回路18を設け、ボルテージフオロ
ワの出力によつて電流スイツチ18を切替制御す
る構造のものを用いることができる。第3図の構
造において結合コンデンサ5の充電電圧がボルテ
ージフオロワの出力電圧より低い場合はダイオー
ドD2とD3がオンとなり、結合コンデンサ5に定
電流源19Aから充電電流を供給し、又ボルテー
ジフオロワの出力電流は定電流源19Bに吸引さ
れる。ボルテージフオロワの出力電圧と結合コン
デンサ5の電圧が一致するとダイオードブリツジ
が平衡しダイオードD2とD3はオフとなる。又結
合コンデンサ5の電圧がボルテージフオロワの出
力電圧より高い場合はダイオードD1とD4がオン
となり、結合ダイオード5の電荷はダイオード
D4を通じて放電される。ボルテージフオロワの
出力電圧と結合コンデンサ5の電圧が一致すると
ダイオードブリツジは平衡しダイオードD1とD4
はオフとなる。
「実施例の動作」
上述した実施構造によれば被試験アナログ回路
1を例えば自動機械によつて所定位置に装着し電
源電圧を与える。このときコントローラ16は第
1、第2、第3スイツチ12,13,14を接点
aに転換する。この状態で結合コンデンサ5の一
端は第3スイツチ14を通じて共通電位点15に
接続され、又他端は第2スイツチ13を通じて駆
動増幅器11の出力端子11Bに接続される。駆
動増幅器11の入力端子11Aは低域通過フイル
タ10と第1スイツチ12を通じて被試験アナロ
グ回路1の出力端子3に接続される。
1を例えば自動機械によつて所定位置に装着し電
源電圧を与える。このときコントローラ16は第
1、第2、第3スイツチ12,13,14を接点
aに転換する。この状態で結合コンデンサ5の一
端は第3スイツチ14を通じて共通電位点15に
接続され、又他端は第2スイツチ13を通じて駆
動増幅器11の出力端子11Bに接続される。駆
動増幅器11の入力端子11Aは低域通過フイル
タ10と第1スイツチ12を通じて被試験アナロ
グ回路1の出力端子3に接続される。
よつて結合コンデンサ5には駆動増幅器11を
通じて被試験アナログ回路1の出力端子3に発生
する直流バイアス電圧が与えられ、結合コンデン
サ5にその直流バイアス電圧に等しい電圧を充電
する。このとき駆動増幅器11は第2図又は第3
図に示した構造とすることにより出力インピーダ
ンスを充分低い値にするとができるから結合コン
デンサ5に対する充電時定数は極く小さい値とな
る。よつて結合コンデンサ5には被試験アナログ
回路1の出力端子3に発生する直流バイアス電圧
が急速充電される。
通じて被試験アナログ回路1の出力端子3に発生
する直流バイアス電圧が与えられ、結合コンデン
サ5にその直流バイアス電圧に等しい電圧を充電
する。このとき駆動増幅器11は第2図又は第3
図に示した構造とすることにより出力インピーダ
ンスを充分低い値にするとができるから結合コン
デンサ5に対する充電時定数は極く小さい値とな
る。よつて結合コンデンサ5には被試験アナログ
回路1の出力端子3に発生する直流バイアス電圧
が急速充電される。
第3図に示した定電流法によつて結合コンデン
サ5を充電する場合、結合コンデンサの最終充電
電圧をec定電流回路19a.19Bの電流値を
10mAとすると、ec=i/ctよりt=c/iecとなる。
サ5を充電する場合、結合コンデンサの最終充電
電圧をec定電流回路19a.19Bの電流値を
10mAとすると、ec=i/ctよりt=c/iecとなる。
ec=1vとすれば充電時間tはt=0.1msとなる。
これに第1スイツチ、第2スイツチ。第3スイツ
チ12,13,14の切換時間、約2msを加える
とt=2.1msとなる。余裕を見込んでこの時間の
4倍としてもt=8.4ms程度となる。
これに第1スイツチ、第2スイツチ。第3スイツ
チ12,13,14の切換時間、約2msを加える
とt=2.1msとなる。余裕を見込んでこの時間の
4倍としてもt=8.4ms程度となる。
「効果」
このように極く短時間に結合コンデンサ5への
充電が完了するから被試験アナログ回路1の出力
端子3を結合コンデンサ5を通じて試験器9に接
続するまでの時間を従来と比較して大幅に短縮す
ることができる。よつて1個当たりの被試験アナ
ログ回路1の試験時間を短かくでき大量に試験す
る場合に最適である。
充電が完了するから被試験アナログ回路1の出力
端子3を結合コンデンサ5を通じて試験器9に接
続するまでの時間を従来と比較して大幅に短縮す
ることができる。よつて1個当たりの被試験アナ
ログ回路1の試験時間を短かくでき大量に試験す
る場合に最適である。
「考案の他の実施例」
第4図はこの考案の他の実施例を示す。第4図
において第6図と対応する部分に同一符号を付し
て示す。この例では被試験アナログ回路1が増幅
器の場合を示す。つまり増幅器のダイナミツクレ
ンジ及び周波数特性を試験するよに構成した場合
を示す。尚コントローラ16は省略している。
において第6図と対応する部分に同一符号を付し
て示す。この例では被試験アナログ回路1が増幅
器の場合を示す。つまり増幅器のダイナミツクレ
ンジ及び周波数特性を試験するよに構成した場合
を示す。尚コントローラ16は省略している。
つまり被試験アナログ回路1の入力端子2と出
力端子3の双方に第1、第2、第3切替スイツチ
12,13,14を設け、これら第1、第2、第
3スイツチをそれぞれ同期して切替制御すること
により入力側の結合コンデンサ4と出力側の結合
コンデンサ5のそれぞれに被試験アナログ回路1
の入力端子2と出力端子3に発生する直流バイア
ス電圧をそれぞれ急速充電し、試験開始までの時
間を大幅に短縮するように構成した場合を示す。
力端子3の双方に第1、第2、第3切替スイツチ
12,13,14を設け、これら第1、第2、第
3スイツチをそれぞれ同期して切替制御すること
により入力側の結合コンデンサ4と出力側の結合
コンデンサ5のそれぞれに被試験アナログ回路1
の入力端子2と出力端子3に発生する直流バイア
ス電圧をそれぞれ急速充電し、試験開始までの時
間を大幅に短縮するように構成した場合を示す。
「考案の効果」
上述したようにこの考案におよれば入力端子と
出力端子又は出力端子だけを持つアナログ回路の
試験を行う場合、入力端子と出力端子の双方又は
出力端子に直流バイアス電圧が発生するアナログ
回路を試験する場合において、結合コンデンサに
その直流バイアス電圧を短時間に充電するように
構成したから試験時間を短縮でき大量のアナログ
回路を効率よく試験することができる。
出力端子又は出力端子だけを持つアナログ回路の
試験を行う場合、入力端子と出力端子の双方又は
出力端子に直流バイアス電圧が発生するアナログ
回路を試験する場合において、結合コンデンサに
その直流バイアス電圧を短時間に充電するように
構成したから試験時間を短縮でき大量のアナログ
回路を効率よく試験することができる。
第1図はこの考案の一実施例を説明するための
接続図、第2図及び第3図は第1図の実施例に使
用した駆動増幅器の内部構造を説明するための接
続図、第4図はこの考案の他の実施例を説明する
ための接続図、第5図はIC化された増幅器の実
用状態を説明するための接続図、第6図はIC化
された増幅器を試験する場合の接続を説明するた
めのブロツク図、第7図はIC化された低周波発
振器の試験状態を説明するためのブロツク図であ
る。 1……被試験アナログ回路、2……入力端子、
3……出力端子、4,5……結合コンデンサ、8
……周波数発振器、9……試験器、10……低域
通過フイルタ、11……駆動増幅器、12……第
1スイツチ、13……第2スイツチ、14……第
3スイツチ、15……共通電位点、16……コン
トローラ。
接続図、第2図及び第3図は第1図の実施例に使
用した駆動増幅器の内部構造を説明するための接
続図、第4図はこの考案の他の実施例を説明する
ための接続図、第5図はIC化された増幅器の実
用状態を説明するための接続図、第6図はIC化
された増幅器を試験する場合の接続を説明するた
めのブロツク図、第7図はIC化された低周波発
振器の試験状態を説明するためのブロツク図であ
る。 1……被試験アナログ回路、2……入力端子、
3……出力端子、4,5……結合コンデンサ、8
……周波数発振器、9……試験器、10……低域
通過フイルタ、11……駆動増幅器、12……第
1スイツチ、13……第2スイツチ、14……第
3スイツチ、15……共通電位点、16……コン
トローラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 A 入力端子又は出力端子に直流電圧を有しこの
入力端子または出力端子に結合コンデンサを直
列接続して動作させる被試験アナログ回路と、 B この被試験アナログ回路に上記結合コンデン
サを介して信号を授受し被試験アナログ回路を
試験する試験器と、 C 上記被試験アナログ回路と結合コンデンサと
の間に設けられ入力インピーダンスが高く出力
インピーダンスが低い利得が1の駆動増幅器
と、 D 上記被試験アナログ回路の入力端子又は出
力端子を上記駆動増幅器の入力端子と上記結合
コンデンサの一端に切替接続する第1スイツチ
と、 E 上記第1スイツチが上記駆動増幅器の入力端
子に接触している状態で上記駆動増幅器の出力
端子を上記結合コンデンサの一端に接続する第
2スイツチと、 F 上記第1スイツチが上記駆動増幅器の入力端
子に接触している状態で上記結合コンデンサの
他端を共通電位点に接続し、上記第1スイツチ
が上記結合コンデンサの一端に接続している状
態で上記結合コンデンサの他端を上記被試験ア
ナログ回路の入力端子又は出力端子に接続する
第3スイツチと、 G 試験開始時に上記第1スイツチ、第2スイツ
チ、第3スイツチを切替制御し、被試験アナロ
グ回路の直流電圧を上記駆動増幅器を通じて上
記結合コンデンサに急速充電し、結合コンデン
サへの充電が完了した時点で被試験アナログ回
路の入力端子又は出力端子と上記試験装置の相
互間を上記結合コンデンサによつて接続した状
態に上記第1スイツチ、第2スイツチ、第3ス
イツチを制御するコントローラと、 から成るアナログ回路試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19581784U JPH0442784Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19581784U JPH0442784Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61110184U JPS61110184U (ja) | 1986-07-12 |
JPH0442784Y2 true JPH0442784Y2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=30753432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19581784U Expired JPH0442784Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0442784Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP19581784U patent/JPH0442784Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61110184U (ja) | 1986-07-12 |
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