JP3006219B2 - 測定用電圧印加回路 - Google Patents
測定用電圧印加回路Info
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- JP3006219B2 JP3006219B2 JP3259825A JP25982591A JP3006219B2 JP 3006219 B2 JP3006219 B2 JP 3006219B2 JP 3259825 A JP3259825 A JP 3259825A JP 25982591 A JP25982591 A JP 25982591A JP 3006219 B2 JP3006219 B2 JP 3006219B2
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- Japan
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- output
- voltage
- relay
- dut
- control unit
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICテストシステム
のDCパラメータ測定回路に使用される測定用電圧印加
回路についてのものである。
のDCパラメータ測定回路に使用される測定用電圧印加
回路についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるDCパラメータ測
定回路の構成を図4により説明する。図4の1は制御
部、2はD/A変換器、3はスイッチ、4は主増幅器、
6A〜6Cはリレー、8はセンス増幅器、10は被測定
デバイス(以下、DUTという。)である。制御部1は
スイッチ3とリレー6A〜6Cを制御する。
定回路の構成を図4により説明する。図4の1は制御
部、2はD/A変換器、3はスイッチ、4は主増幅器、
6A〜6Cはリレー、8はセンス増幅器、10は被測定
デバイス(以下、DUTという。)である。制御部1は
スイッチ3とリレー6A〜6Cを制御する。
【0003】次に、図4の各部の動作を図5のタイムチ
ャートにより説明する。測定開始前は、リレー6A・6
Bをオフにし、リレー6Cをオンにする。D/A変換器
2の出力電圧は0V、DUT10の端子は電圧V1を発
生する。電圧V1は、測定開始前なので、DUT10の
内部電圧がそのまま端子に現れる。
ャートにより説明する。測定開始前は、リレー6A・6
Bをオフにし、リレー6Cをオンにする。D/A変換器
2の出力電圧は0V、DUT10の端子は電圧V1を発
生する。電圧V1は、測定開始前なので、DUT10の
内部電圧がそのまま端子に現れる。
【0004】リレー6A・6Bをオンにし、リレー6C
をオフにして測定を開始する。DUT10の端子には、
D/A変換器2の出力電圧0Vが加えられる。この状態
が図5のaである。次に、D/A変換器2から測定用電
圧V2が出力され、DUT10に加えられる。この状態
が図5のbである。DUT10の出力波形は、電圧V1
から一時的に0Vになり、電圧V2になる。このよう
に、DUT10の端子を電圧V1から電圧V2に円滑に
変化させることができない。
をオフにして測定を開始する。DUT10の端子には、
D/A変換器2の出力電圧0Vが加えられる。この状態
が図5のaである。次に、D/A変換器2から測定用電
圧V2が出力され、DUT10に加えられる。この状態
が図5のbである。DUT10の出力波形は、電圧V1
から一時的に0Vになり、電圧V2になる。このよう
に、DUT10の端子を電圧V1から電圧V2に円滑に
変化させることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4では、電圧を切り
換える際に、リレー6A〜6Cの動作時間と、D/A変
換器2の出力に電圧が発生するまでの時間により一時的
にDUT10に対して0Vが加えられる。このため、内
部にフリップフロップ回路や、メモリ回路をもつDUT
10を測定する場合、フリップフロップ回路の誤動作
や、メモリ内部の変化を起こし、正しい測定結果が得ら
れないことがある。
換える際に、リレー6A〜6Cの動作時間と、D/A変
換器2の出力に電圧が発生するまでの時間により一時的
にDUT10に対して0Vが加えられる。このため、内
部にフリップフロップ回路や、メモリ回路をもつDUT
10を測定する場合、フリップフロップ回路の誤動作
や、メモリ内部の変化を起こし、正しい測定結果が得ら
れないことがある。
【0006】この発明は、DUT10を測定する場合、
電圧印加状態でDUT10に急激な電流変化を与えるこ
となく、電圧V1から電圧V2に連続的に変えることが
できる測定用電圧印加回路の提供を目的とする。
電圧印加状態でDUT10に急激な電流変化を与えるこ
となく、電圧V1から電圧V2に連続的に変えることが
できる測定用電圧印加回路の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、センス増幅器8の出力にサンプルホ
ールド回路9を接続し、サンプルホールド回路9の出力
にスイッチ3Bを接続し、DUT10に対して急激な電
流変化を与えることなく、電圧を連続的に加えることが
できるようにする。
め、この発明では、センス増幅器8の出力にサンプルホ
ールド回路9を接続し、サンプルホールド回路9の出力
にスイッチ3Bを接続し、DUT10に対して急激な電
流変化を与えることなく、電圧を連続的に加えることが
できるようにする。
【0008】
【作用】次に、この発明による測定用電圧印加回路の構
成を図1により説明する。図1の1は制御部、3Aと3
Bはスイッチ、5は電流印加ライン、7は電圧検出ライ
ン、9はサンプルホールド回路であり、その他は図4と
同じものである。
成を図1により説明する。図1の1は制御部、3Aと3
Bはスイッチ、5は電流印加ライン、7は電圧検出ライ
ン、9はサンプルホールド回路であり、その他は図4と
同じものである。
【0009】制御部1は、スイッチ3A・3B、リレー
6A〜6C、D/A変換器2、サンプルホールド回路9
を制御する。リレー6Aは電流印加ライン5をオン・オ
フし、リレー6Bは電圧検出ライン7をオン・オフす
る。リレー6Cは電流印加ライン5と電圧検出ライン7
の電圧値を同電位にするためのリレーである。
6A〜6C、D/A変換器2、サンプルホールド回路9
を制御する。リレー6Aは電流印加ライン5をオン・オ
フし、リレー6Bは電圧検出ライン7をオン・オフす
る。リレー6Cは電流印加ライン5と電圧検出ライン7
の電圧値を同電位にするためのリレーである。
【0010】サンプルホールド回路9は、DUT10の
電圧値を取り込み、ホールドする回路である。サンプル
ホールド回路9により、DUT10に加えられた電圧を
取り込んでおけば、次の測定でDUT10に電圧を加え
るときに、急激な電流変化を与えることなく、電圧を連
続的に加えることができる。
電圧値を取り込み、ホールドする回路である。サンプル
ホールド回路9により、DUT10に加えられた電圧を
取り込んでおけば、次の測定でDUT10に電圧を加え
るときに、急激な電流変化を与えることなく、電圧を連
続的に加えることができる。
【0011】
【実施例】次に、図1の測定用電圧印加回路の実施例回
路を図2により説明する。図2のサンプルホールド回路
9は、オペアンプ9A・9E、コンデンサ9B、抵抗9
C及びスイッチ9Dで構成される。
路を図2により説明する。図2のサンプルホールド回路
9は、オペアンプ9A・9E、コンデンサ9B、抵抗9
C及びスイッチ9Dで構成される。
【0012】次に、制御部1の制御状況を図3により説
明する。図3はリレー6A〜6C、スイッチ3A・3
B、スイッチ9Dのオンオフ状態と、主増幅器4、D/
A変換器2、DUT10の出力波形図を示す。
明する。図3はリレー6A〜6C、スイッチ3A・3
B、スイッチ9Dのオンオフ状態と、主増幅器4、D/
A変換器2、DUT10の出力波形図を示す。
【0013】測定開始前は、リレー6A・6Bはオフ、
リレー6Cはオンにする。これにより、D/A変換器2
の出力電圧は0V、DUT10の端子には電圧V1が発
生する。電圧V1は測定が始まっていないので、DUT
10の内部電圧V1がそのまま端子に現れる。
リレー6Cはオンにする。これにより、D/A変換器2
の出力電圧は0V、DUT10の端子には電圧V1が発
生する。電圧V1は測定が始まっていないので、DUT
10の内部電圧V1がそのまま端子に現れる。
【0014】測定を開始するには、a点でリレー6Cを
オフにし、b点でリレー6Bをオンにし、c点でDUT
10の電圧V1をサンプルホールド回路9でサンプル後
に、スイッチ9Dをオンからオフにすることにより、電
圧V1をホールドする。
オフにし、b点でリレー6Bをオンにし、c点でDUT
10の電圧V1をサンプルホールド回路9でサンプル後
に、スイッチ9Dをオンからオフにすることにより、電
圧V1をホールドする。
【0015】次に、d点でリレー6Bをオフにし、e点
でリレー6Cをオンにし、f点でスイッチ3Bをオンに
すると、g点で主増幅器4の出力、すなわち電流印加ラ
イン5に電圧V1が現れる。
でリレー6Cをオンにし、f点でスイッチ3Bをオンに
すると、g点で主増幅器4の出力、すなわち電流印加ラ
イン5に電圧V1が現れる。
【0016】この状態からh点でリレー6A・6Bをオ
ンにし、i点でリレー6Cをオフする。これにより、j
点でD/A変換器2から電圧V2が出力され、k点でス
イッチ3Bをオフすると同時にスイッチ3Aをオンする
ことにより、m点でDUT10の出力に加えられる電圧
が電圧V1から電圧V2に変化する。
ンにし、i点でリレー6Cをオフする。これにより、j
点でD/A変換器2から電圧V2が出力され、k点でス
イッチ3Bをオフすると同時にスイッチ3Aをオンする
ことにより、m点でDUT10の出力に加えられる電圧
が電圧V1から電圧V2に変化する。
【0017】この動作により、DUT10に加えられる
電圧波形は、図3のように変化し、図5で示したように
一時的に0Vとなることなく、電圧を連続的に加えるこ
とができる。
電圧波形は、図3のように変化し、図5で示したように
一時的に0Vとなることなく、電圧を連続的に加えるこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、ICデバイス測定時
において、動作状態のDUTに対して、異なる電圧を加
えて測定しようとした場合に、DUTの状態を変えるこ
となく、連続的に電圧を変えることができる。
において、動作状態のDUTに対して、異なる電圧を加
えて測定しようとした場合に、DUTの状態を変えるこ
となく、連続的に電圧を変えることができる。
【図1】この発明による測定用電圧印加回路の構成図で
ある。
ある。
【図2】図1の測定用電圧印加回路の実施例回路図であ
る。
る。
【図3】図2の各部の信号波形図である。
【図4】従来技術による測定用電圧印加回路の構成図で
ある。
ある。
【図5】図4の各部の信号波形図である。 1 制御部 2 D/A変換器 3A スイッチ 3B スイッチ 4 主増幅器 5 電流印加ライン 6A リレー 6B リレー 6C リレー 7 電圧検出ライン 8 センス増幅器 9 サンプルホールド回路 10 DUT(被測定デバイス)
Claims (1)
- 【請求項1】 制御部(1) により制御されるD/A変換
器(2) と、 制御部(1) により制御され、D/A変換器(2) の出力を
入力とする第1のスイッチ(3A)と、 第1のスイッチ(3A)の出力を入力とする主増幅器(4)
と、 主増幅器(4) の出力に接続される電流印加ライン(5)
と、 制御部(1) により制御され、電流印加ライン(5) の出力
を入力とし、出力を被測定デバイス(10)の測定ピンと接
続する第1のリレー(6A)と、 制御部(1) により制御され、被測定デバイス(10)の測定
ピンに接続される第2のリレー(6B)と、 制御部(1) により制御され、電流印加ライン(5) の出力
と第2のリレー(6B)の出力間を接続する第3のリレー(6
C)と、 第2のリレー(6B)の出力に接続される電圧検出ライン
(7) と、 電圧検出ライン(7) の出力を入力とし、出力を主増幅器
(4) の入力に接続するセンス増幅器(8) と、 制御部(1) により制御され、センス増幅器(8) の出力を
入力とするサンプルホールド回路(9) と、 制御部(1) により制御され、サンプルホールド回路(9)
の出力を入力とし、出力を主増幅器(4) の入力に接続す
る第2のスイッチ(3B)とを備えることを特徴とする測定
用電圧印加回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259825A JP3006219B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 測定用電圧印加回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259825A JP3006219B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 測定用電圧印加回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572266A JPH0572266A (ja) | 1993-03-23 |
JP3006219B2 true JP3006219B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=17339520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3259825A Expired - Lifetime JP3006219B2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 測定用電圧印加回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006219B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5290617B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2013-09-18 | 日置電機株式会社 | インピーダンス測定装置およびインピーダンス測定方法 |
JP5500333B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2014-05-21 | ワイアイケー株式会社 | 直流試験装置及び半導体試験装置 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3259825A patent/JP3006219B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572266A (ja) | 1993-03-23 |
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