JPH0736301Y2 - 信号測定装置 - Google Patents
信号測定装置Info
- Publication number
- JPH0736301Y2 JPH0736301Y2 JP3924790U JP3924790U JPH0736301Y2 JP H0736301 Y2 JPH0736301 Y2 JP H0736301Y2 JP 3924790 U JP3924790 U JP 3924790U JP 3924790 U JP3924790 U JP 3924790U JP H0736301 Y2 JPH0736301 Y2 JP H0736301Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- bridge circuit
- diode bridge
- measuring device
- diode
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、被試験ICから出力される被測定信号を測定す
るICテスタの信号測定装置に関し、更に詳しくは、被測
定信号が出力されてから、測定開始までの測定開始待ち
時間を短縮した信号測定装置に関する。
るICテスタの信号測定装置に関し、更に詳しくは、被測
定信号が出力されてから、測定開始までの測定開始待ち
時間を短縮した信号測定装置に関する。
〈従来の技術〉 第3図は、従来のICテスタの信号測定装置である。図
中、1は被検査IC、3は被検査IC1から出力される被測
定信号Eiを測定する信号測定装置、Inは被測定信号Eiが
信号測定装置2に入力される入力端子、Cは検査回路21
に接続されたACカップルコンデンサである。
中、1は被検査IC、3は被検査IC1から出力される被測
定信号Eiを測定する信号測定装置、Inは被測定信号Eiが
信号測定装置2に入力される入力端子、Cは検査回路21
に接続されたACカップルコンデンサである。
この信号測定装置3は、被測定信号Eiの直流成分がACカ
ップルコンデンサCを充電した後に、交流成分の信号だ
けを取り出して測定するようになっている。
ップルコンデンサCを充電した後に、交流成分の信号だ
けを取り出して測定するようになっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の信号測定装置は、ACカ
ップルコンデンサCが充電されるのに一定時間を要する
ので、被測定信号Eiが入力されてから測定を開始するま
での間に測定開始待ち時間を考慮する必要があった。
ップルコンデンサCが充電されるのに一定時間を要する
ので、被測定信号Eiが入力されてから測定を開始するま
での間に測定開始待ち時間を考慮する必要があった。
第4図は、従来装置が、測定開始するまでに必要な待ち
時間を説明するためのタイムチャートである。(A)は
入力端子Inに入力される被測定信号Ei(B)は検査回路
21に入力される被測定信号Ei-である。この測定開始待
ちに要する時間T1は、ACカップルコンデンサCの容量c
と検査回路21の入力インピーダンスRiの積である時定数
(T1=c×Ri)によって決まり、信号測定は、被測定信
号Eiが入力されてからT1時間後でなければ開始できな
い。
時間を説明するためのタイムチャートである。(A)は
入力端子Inに入力される被測定信号Ei(B)は検査回路
21に入力される被測定信号Ei-である。この測定開始待
ちに要する時間T1は、ACカップルコンデンサCの容量c
と検査回路21の入力インピーダンスRiの積である時定数
(T1=c×Ri)によって決まり、信号測定は、被測定信
号Eiが入力されてからT1時間後でなければ開始できな
い。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、ACカ
ップルコンデンサCと検査回路21の間に、ACカップルコ
ンデンサCを急速に充電するダイオード・ブリッジ回路
を設け、入力される被測定信号Eiの測定開始待ちに要す
る時間を短縮した信号測定装置を提供することにある。
ップルコンデンサCと検査回路21の間に、ACカップルコ
ンデンサCを急速に充電するダイオード・ブリッジ回路
を設け、入力される被測定信号Eiの測定開始待ちに要す
る時間を短縮した信号測定装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、本考案は、 被検査素子と検査回路の間に交流結合用のコンデンサを
有する信号測定装置において、 互いに順方向になるように直列に接続された第1、第2
のダイオードの直列回路に対して並列に接続されかつ互
いに順方向になるように直列に接続された第3、第4の
ダイオードからなるダイオード・ブリッジ回路と、 前記ダイオード・ブリッジ回路のアノード側の共通接続
点に接続され、一定電流を前記ダイオード・ブリッジ回
路に供給する第1の電流源と、 前記ダイオード・ブリッジ回路のカソード側の共通接続
点に接続され、一定電流を前記ダイオード・ブリッジ回
路から流出する第2の電流源と、 前記第1、第2の電流源をオン/オフ制御する制御手段
と、 を有し、前記第1、第2のダイオードの共通接続点を前
記検査回路の入力端に接続するとともに、前記第3、第
4のダイオードの共通接続点を共通電位点に接続するこ
とを特徴としている。
有する信号測定装置において、 互いに順方向になるように直列に接続された第1、第2
のダイオードの直列回路に対して並列に接続されかつ互
いに順方向になるように直列に接続された第3、第4の
ダイオードからなるダイオード・ブリッジ回路と、 前記ダイオード・ブリッジ回路のアノード側の共通接続
点に接続され、一定電流を前記ダイオード・ブリッジ回
路に供給する第1の電流源と、 前記ダイオード・ブリッジ回路のカソード側の共通接続
点に接続され、一定電流を前記ダイオード・ブリッジ回
路から流出する第2の電流源と、 前記第1、第2の電流源をオン/オフ制御する制御手段
と、 を有し、前記第1、第2のダイオードの共通接続点を前
記検査回路の入力端に接続するとともに、前記第3、第
4のダイオードの共通接続点を共通電位点に接続するこ
とを特徴としている。
〈作用〉 本考案の各構成要素は次のような作用をする。
ACカップルコンデンサは、直流成分を除去し、交流成分
のみを検査回路に伝達する。
のみを検査回路に伝達する。
ダイオード・ブリッジ回路と第1、第2の電流源は、AC
カップルコンデンサを急速に充電して、ACカップルコン
デンサの端子電圧を共通電位点に等しくする。
カップルコンデンサを急速に充電して、ACカップルコン
デンサの端子電圧を共通電位点に等しくする。
制御回路は、第1、第2の電流源のオン/オフを制御す
る。
る。
〈実施例〉 以下図面を用いて、本考案の一実施例を詳細に説明す
る。第1図は、本考案の信号測定装置の構成ブロック図
である。図中、第3図と同一作用をするものは同一符号
を付けて説明する。Dはダイオード・ブリッジ回路で、
同じ特性を持つダイオードD1〜D4から構成されている。
互いに順方向に直列に接続されたダイオードD1とダイオ
ードD2の中点aは検査回路21の入力端に接続され、互い
に順方向に直列に接続されたダイオードD3とダイオード
D4の中点bは共通電位点に接続されている。
る。第1図は、本考案の信号測定装置の構成ブロック図
である。図中、第3図と同一作用をするものは同一符号
を付けて説明する。Dはダイオード・ブリッジ回路で、
同じ特性を持つダイオードD1〜D4から構成されている。
互いに順方向に直列に接続されたダイオードD1とダイオ
ードD2の中点aは検査回路21の入力端に接続され、互い
に順方向に直列に接続されたダイオードD3とダイオード
D4の中点bは共通電位点に接続されている。
CC1はダイオードD1とダイオードD3のアノード側に接続
された第1の電流源、CC2はダイオードD2とダイオードD
4のカソード側に接続された第2の電流源である。第1
の電流源CC1と第2の電流源CC2は、制御回路22によって
オン/オフ制御され、第1の電流源CC1は、電流I1をダ
イオード・ブリッジ回路Dに供給し、第2の電流源CC2
は、電流I2をダイオード・ブリッジ回路Dから流出す
る。
された第1の電流源、CC2はダイオードD2とダイオードD
4のカソード側に接続された第2の電流源である。第1
の電流源CC1と第2の電流源CC2は、制御回路22によって
オン/オフ制御され、第1の電流源CC1は、電流I1をダ
イオード・ブリッジ回路Dに供給し、第2の電流源CC2
は、電流I2をダイオード・ブリッジ回路Dから流出す
る。
第2図は、本考案の信号測定装置2の動作を説明するた
めのタイムチャートである。(A)は入力端子Inに入力
される被測定信号Ei、(B)は検査回路21に入力される
被測定信号Ei-、(C)はACカップルコンデンサCから
ダイオードD2を介して電流源CC2に流れる電流I3、
(D)は制御回路22から出力される制御信号である。
めのタイムチャートである。(A)は入力端子Inに入力
される被測定信号Ei、(B)は検査回路21に入力される
被測定信号Ei-、(C)はACカップルコンデンサCから
ダイオードD2を介して電流源CC2に流れる電流I3、
(D)は制御回路22から出力される制御信号である。
制御回路22が、時刻t0で、第1の電流源CC1及び第
2の電流源CC2をオンし、I1=I2の電流がダイオード・
ブリッジ回路Dに供給され、各ダイオードにI1/2の電流
が流れる。
2の電流源CC2をオンし、I1=I2の電流がダイオード・
ブリッジ回路Dに供給され、各ダイオードにI1/2の電流
が流れる。
時刻t1で、被測定信号Eiが入力端子Inに入力される
と、ダイオードD1及びダイオードD4は、逆バイアスの電
圧がかかってオフになる。このため、第1の電流源から
供給される電流はダイオードD3を介し共通電位点に流
れ、第2の電流源には電流I3=I2がダイオードD2を介し
て流れることになる。
と、ダイオードD1及びダイオードD4は、逆バイアスの電
圧がかかってオフになる。このため、第1の電流源から
供給される電流はダイオードD3を介し共通電位点に流
れ、第2の電流源には電流I3=I2がダイオードD2を介し
て流れることになる。
時刻t2で、ACカップルコンデンサCの端子電位Vcは
共通電位点V0に等しくなり、ACカップルコンデンサCの
充電が終了する。この充電に要した時間T2は、t1〜t2に
至る電圧降下の傾きdV/dT=I2/cによって決まる。
共通電位点V0に等しくなり、ACカップルコンデンサCの
充電が終了する。この充電に要した時間T2は、t1〜t2に
至る電圧降下の傾きdV/dT=I2/cによって決まる。
続いて、制御回路22が第1の電流源CC1と第2の電
流源CC2をオフする。
流源CC2をオフする。
第1,第2の電流源CC1、CC2がオフされた後、時刻t3
で、被測定信号Ei-が、検査回路21に入力されて測定が
開始される。測定は時間T3の間おこなわれ、時刻t4で測
定が終了する。
で、被測定信号Ei-が、検査回路21に入力されて測定が
開始される。測定は時間T3の間おこなわれ、時刻t4で測
定が終了する。
次に、このように構成され信号測定装置が従来の装置に
比べ、測定開始待ちに要する時間がどの程度少なくなる
かを、各電子部品に実際の数値を当てはめて計算した結
果を示す。
比べ、測定開始待ちに要する時間がどの程度少なくなる
かを、各電子部品に実際の数値を当てはめて計算した結
果を示す。
入力インピーダンスRi=1MΩ、コンデンサCの容量c=
0.1μF、被測定信号Eiの直流成分の電圧V=5V、第1
及び第2の電流源CC1、CC2の電流I1=5mA。
0.1μF、被測定信号Eiの直流成分の電圧V=5V、第1
及び第2の電流源CC1、CC2の電流I1=5mA。
従来装置の場合 開始待ち時間T1すなわち時定数は、次式により次のよう
な値が導かれる。
な値が導かれる。
T1=2.3×Ri×c =230ms 尚、係数2.3は電圧Vが1/10Vの電圧になつた時に測定が
開始される場合の定数である。
開始される場合の定数である。
本考案の信号測定装置の場合 開始待ち時間T2は、次式により次のような値が導かれ
る。
る。
T2=c×(V/I1) 100μs このように、本考案の信号測定装置は、測定開始までの
待ち時間を従来装置の約2300分の1に短縮したことにな
る。
待ち時間を従来装置の約2300分の1に短縮したことにな
る。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案の信号測定装置は、
ACカップルコンデンサと検査回路の間に設けたダイオー
ド・ブリッジ回路によって、ACカップルコンデンサを急
速に充電することができる。このため、ACカップルコン
デンサの端子電位を、短時間で測定可能な電圧値にで
き、測定開始待ちに必要な時間を大巾に短縮することが
できる。
ACカップルコンデンサと検査回路の間に設けたダイオー
ド・ブリッジ回路によって、ACカップルコンデンサを急
速に充電することができる。このため、ACカップルコン
デンサの端子電位を、短時間で測定可能な電圧値にで
き、測定開始待ちに必要な時間を大巾に短縮することが
できる。
第1図は本考案の信号測定装置の構成ブロック図、第2
図は本考案の信号測定装置の動作を説明するタイムチャ
ート、第3図は従来の信号測定装置、第4図は従来装置
が測定開始待ちに必要な時間を説明するためのタイムチ
ャートである。 2……信号測定装置、21……検査回路、22……制御回
路、In……入力端子、C……ACカップルコンデンサ、D
……ダイオード・ブリッジ回路、CC1……第1の電流
源、CC2……第2の電流源。
図は本考案の信号測定装置の動作を説明するタイムチャ
ート、第3図は従来の信号測定装置、第4図は従来装置
が測定開始待ちに必要な時間を説明するためのタイムチ
ャートである。 2……信号測定装置、21……検査回路、22……制御回
路、In……入力端子、C……ACカップルコンデンサ、D
……ダイオード・ブリッジ回路、CC1……第1の電流
源、CC2……第2の電流源。
Claims (1)
- 【請求項1】被検査素子と検査回路の間に交流結合用の
コンデンサを有する信号測定装置において、 互いに順方向になるように直列に接続された第1、第2
のダイオードの直列回路に対して並列に接続されかつ互
いに順方向になるように直列に接続された第3、第4の
ダイオードからなるダイオード・ブリッジ回路と、 前記ダイオード・ブリッジ回路のアノード側の共通接続
点に接続され、一定電流を前記ダイオード・ブリッジ回
路に供給する第1の電流源と、 前記ダイオード・ブリッジ回路のカソード側の共通接続
点に接続され、一定電流を前記ダイオード・ブリッジ回
路から流出する第2の電流源と、 前記第1、第2の電流源をオン/オフ制御する制御手段
と、 を有し、前記第1、第2のダイオードの共通接続点を前
記検査回路の入力端に接続するとともに、前記第3、第
4のダイオードの共通接続点を共通電位点に接続したこ
とを特徴とした信号測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3924790U JPH0736301Y2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 信号測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3924790U JPH0736301Y2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 信号測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130572U JPH03130572U (ja) | 1991-12-27 |
JPH0736301Y2 true JPH0736301Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31547989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3924790U Expired - Fee Related JPH0736301Y2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 信号測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736301Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP3924790U patent/JPH0736301Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130572U (ja) | 1991-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |