JPH0442674Y2 - - Google Patents

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JPH0442674Y2
JPH0442674Y2 JP1987037790U JP3779087U JPH0442674Y2 JP H0442674 Y2 JPH0442674 Y2 JP H0442674Y2 JP 1987037790 U JP1987037790 U JP 1987037790U JP 3779087 U JP3779087 U JP 3779087U JP H0442674 Y2 JPH0442674 Y2 JP H0442674Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴槽水位設定装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、浴槽水位設定装置は、水位検出器を浴槽
自体に取り付けた構成のものが一般的であつた。
しかし、水位検出器を浴槽自体に取り付けると、
検出用コードの水漏れや断線に注意する必要があ
り、施工が煩わしい問題があつた。そこで本出願
人は先に、省施工を目的とした浴槽水位設定装置
を特願昭61−168936号(特開昭63−21438号公報)
で提案した。
本出願人が先に提案した発明は、浴槽外に設け
られた検出管に半導体圧力センサーを設け、試運
転時に設定された水位である基準水位(以下単に
基準水位)の時のセンサーの出力をボリユームの
抵抗値の形で記憶する。そして、給湯時にはこの
ボリユームから出力される電圧と、センサーの出
力を比較して所定の量だけ給湯するものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来技術に代表されるような浴室外水位検出シ
ステムを採用する浴槽水位設定装置は、圧力セン
サーを浴槽の外部に設けているから浴室外の配管
の経路によつて、検出部にかかる圧力が大きくか
わる。そこで浴槽の施工時に個々の配管に合わせ
て現場で水位を調整するためのボリユームが必要
である。しかし現実の浴槽外配管は、千差万別で
あり、そのため水位調整用のボリユームは、個々
の配管に合わせて現場で調整する事ができるよう
に、調整の自由度を大きく取らざるを得ない。こ
れに従つて、水位調整のボリユームによつて変化
しうる水位は、浴槽外水位検出システムの場合に
は非常に大きくなつてしまう。
しかしユーザーが好みに合わせて水位の調整を
したいとき、浴室外水位検出システムを採用する
場合はボリユームの可変域が大きすぎて、非常に
使い勝手が悪い。つまりボリユームの可変域が大
きいのでボリユームの設定を少しかえても浴槽の
水位は大きく変わつてしまい、甚だしい場合は水
が溢れたり空焚きをする可能性もある。そこで本
考案は従来技術のかかる欠点に着目し基準水位設
定用のボリユームの他に、主としてユーザーが操
作する為の設定水位の変更手段を設け、浴槽外水
位検出システムの利点を生かしつつ、使い勝手の
良い浴槽水位設定装置を提供する事を目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するための本考案の特徴は
浴槽と遠隔位置にある本体より往管と戻管とから
なる追焚循環路を介して浴槽に落し込み給湯する
と共に、追焚循環路に設けられた圧力センサーを
介して浴槽水位を検出し、設定水位で落し込み給
湯を停止させるものにおいて、試運転時に設定さ
れた水位である基準水位の時の圧力センサーの出
力に対応する値の基準電圧を出力するように設定
された基準水位設定ボリユームと、基準電圧をシ
フトさせる水位変更手段を設けた浴槽水位設定装
置にある。
本考案の浴槽水位設定装置では、基準水位設定
ボリユームは、予め試運転によつて基準水位時の
圧力センサーの出力に対応する値の基準電圧を出
力するように設定されている。浴槽の給湯は、先
行技術と同様に設定装置からの電圧と、センサー
が出力する電圧を比較し、弁を開閉して行われる
が、通常の状態では、基準水位設定ボリユームは
基準電圧を出力するように設定されているから、
給湯は、試運転時の浴槽水位で停止する。
次にユーザーの好みによつて、水位を変更した
いときは、基準電圧自体を何パーセントかシフト
させる水位変更手段を操作して好みの位置に水位
を設定する。何らかの事情で、基準電圧が変化し
てしまつた場合以外は、通常、基準水位設定ボリ
ユームは操作しない。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示し、1は自動風呂
装置本体である。2は給湯器、3は風呂過熱器で
あり本体1内に設けられる。4は本体1より遠隔
位置にある浴槽である。
5は給湯器2の出湯管7より分岐された風呂給
湯管であり、弁6が設けられている。8,9は追
焚循環路であり、ポンプ10から風呂過熱器3を
経て浴槽4に接続される往管8と、浴槽4からポ
ンプ10に帰る戻管9とからなる。12はポンプ
10の吸込側に接続される三方弁であり、一方は
戻管9に接続され他方はホツパ13に接続されて
いる。ホツパ13は大気に開放して前記風呂給湯
管5からの湯を縁切りするものである。16はポ
ンプ10の吐出側に設けた三方弁であり、該三方
弁16を介して往管8と戻管9とを接続する短絡
路14が設けられている。該短絡路14には電磁
弁15が設けられ、更に該電磁弁15を迂回する
迂回路17が設けられている。18は迂回路17
に設けた圧力センサーであり、浴槽4の水位に基
づく圧力を検出するものである。該圧力センサー
18は、水圧をダイアフラムで隔離したシリコン
オイルを介して半導体に伝える半導体圧力センサ
ーである。
上記の構成からなる本実施例の作用を説明す
る。自動給湯が指令されるとまず弁6を開きホツ
パ13に給湯するとともに三方弁12をホツパ1
3側に切換える。そして電磁弁15を開成し、三
方弁16を短絡路14側に切換え、ポンプ10を
運転して戻管9に湯を流して管内をエアパージす
る。所定時間エアパージした後電磁弁15を閉じ
三方弁16を往管8側に切換えて往管8側から浴
槽4に湯を搬送し、その間、戻管9を介して圧力
センサー8に加わる水圧を検出するのである。
尚、本体1から浴槽4までの配管条件や本体1
と浴槽4との位置関係によつては、浴槽4の水位
がバスアダプタ19に達するまでに戻管9内に空
気が侵入する場合があるが、適当な時間間隔で流
路を切換えて戻管9内をエアパージすればよいの
である。そして圧力センサー18が設定水位Lに
対応する水圧を検出すれば弁6を閉じ浴槽4への
自動給湯終了する。
水位の設定と変更について第2〜3図に従つて
説明する。試運転時に、まず希望する水位まで浴
槽に水を張る。この時の圧力センサーの出力を
Vsとする。そして、次に水位設定操作部30の
基準水位設定ボリユーム20を操作し、Vsと同
一の電圧の基準電圧をを緩衝増幅器21に入力し
てVsと等しい出力VREFを得る。
本実施例では、更に前記した基準水位設定ボリ
ユームの出力と圧力センサーの出力をVsを簡単
に一致させる為の好ましい回路が付加されてい
る。すなわち本実施例では緩衝増幅器21の出力
は比較器22,23にそれぞれ逆の入力端子に接
続され、一方出力Vsはそれぞれ他の入力端子に
接続されている。又、両比較器22,23はその
出力がトランジスタを介してLED24,25を
駆動するようになつている。つまり、圧力センサ
ー18の出力VsよりVREFが小さいときはLED2
4のみが点灯し、また逆の場合はLED25のみ
が点灯する。ここでその点灯域がラツプするよう
に抵抗R1,R2を設定して比較器22,23の
入力側に設けておくと、両方のLED24,25
が点灯したときにVs=VREFと判別することがで
き、試運転時に設定操作をやりやすくすることが
できる。
26,27は本実施例において特に特徴的な部
材のロータリースイツチである。そしてこのロー
タリースイツチは、連動する5接点を有し、各接
点間には抵抗R3〜R7及びR8〜R12が直列
に接続され、この抵抗群に前記ボリユームが直列
接続されている。つまり変更つまみ28とロータ
リースイツチ26,27が連動することによつて
ボリユーム20から出力される基準電圧がシフト
する。したがつてこの変更つまみ28のみを操作
することにより、ボリユーム20で設定のやり直
しをする事無く水位設定の変更ができる。
ここで各抵抗R3〜R12を1接点間5cm相当
分の水位に対応する抵抗値としておく、ユーザー
が水位の設定をするときの目安となり便利であ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案は、施工時に基準水位を設
定をする事を容易にするための基準水位設定ボリ
ユームと、このボリユームとは別個に、ボリユー
ムから出力される電圧を段階的にシフトする抵抗
を有する。そのためユーザーは可変域の大きなボ
リユームを慎重に操作するという煩わしさから開
放され、単に抵抗を切り換えると言う単純な操作
によつて水位を好みの量に変更することができ
る。従つて、本考案の水位設定装置は、浴槽外水
位検出システムの利点を有しつつ、使い勝手がす
こぶる良好である効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体概略図、第2
図は要部の電気回路図、第3図は水位設定操作部
の正面図である。 1……本体、4……浴槽、8……往管(追焚循
環路)、9……戻管(追焚循環路)、20……ボリ
ユーム、26,27……ロータリースイツチ(水
位変更手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽と遠隔位置にある本体より往管と戻管とか
    らなる追焚循環路を介して浴槽に落し込み給湯す
    ると共に、追焚循環路に設けられた圧力センサー
    を介して浴槽水位を検出し、設定水位で落し込み
    給湯を停止させるものにおいて、試運転時に設定
    された水位である基準水位の時の圧力センサーの
    出力に対応する値の基準電圧を出力するように設
    定された基準水位設定ボリユームと、基準電圧を
    シフトさせる水位変更手段を設けたことを特徴と
    する浴槽水位設定装置。
JP1987037790U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH0442674Y2 (ja)

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JPS63144545U JPS63144545U (ja) 1988-09-22
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