JPH0442579B2 - - Google Patents

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JPH0442579B2
JPH0442579B2 JP58125019A JP12501983A JPH0442579B2 JP H0442579 B2 JPH0442579 B2 JP H0442579B2 JP 58125019 A JP58125019 A JP 58125019A JP 12501983 A JP12501983 A JP 12501983A JP H0442579 B2 JPH0442579 B2 JP H0442579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
cleaning
removal section
oil
pump
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58125019A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6017647A (ja
Inventor
Yukio Hayashida
Takeo Nishida
Motomichi Mishima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58125019A priority Critical patent/JPS6017647A/ja
Publication of JPS6017647A publication Critical patent/JPS6017647A/ja
Publication of JPH0442579B2 publication Critical patent/JPH0442579B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衝突式の油煙除去機能を有する油煙除
去部と油煙除去部の洗浄機能を有する排煙装置に
関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の衝突式の排煙装置は吸い込んだ
空気をバツフル板で方向を曲げ、空気中の油脂分
を慣性力によつて排煙装置本体の内壁面に衝突、
付着させて取り除き、本体内に残つた油脂分の除
去は内部に設置されたスプレーノズルから洗剤の
入つた湯を吹き付けて洗浄するものであつた。こ
れは主として業務用の厨房装置として用いられ、
一般家庭へ導入するにはいたつていない。
その理由を以下に述べる。第1図はこの種の排
煙装置のシステムであるが、給湯設備2の湯をポ
ンプ1で加圧して油煙除去部を洗浄し、それを排
水するため大量の湯と洗剤が必要であること、湯
を加圧するためのポンプ1、大量の湯を供給する
ための給湯設備2等の装置が大きくなること等が
あげられる。また、業務用の場合はさして問題で
はないが、家庭用となると問題となると思われる
ものに洗浄中の蒸気の問題がある。つまり油煙除
去部の洗浄に湯を使うため吸気口3から蒸気が逆
流しその周辺部に露結することがある。したがつ
て従来の排煙装置をそのまま家庭用として用いる
ことはできないものであつた。また洗剤と湯
(水)を排煙装置本体内に溜めて循環使用する装
置も考えられるが洗剤で洗い落された油脂分が排
煙装置本体内に溜められるため、ファンを停止し
た時、洗浄水中に含まれる油脂分から発生する臭
いが室内側に逆流するといつた問題もあつた。
発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、排煙
装置洗浄中の蒸気や循環使用された洗浄水中に含
まれる油脂分から発生する臭が室内に逆流するの
を防ぐことにより快適なる台所を実現する排煙装
置を提供するものである。
発明の構成 本発明の排煙装置は、レンジ上方に一定の距離
を隔てて設けられた排煙装置本体に、フアンとバ
ツフル板を有する油煙除去部と、ポンプと洗浄ノ
ズルを有する洗浄部とを形成し、油煙除去部吸気
口に油煙除去部のフアンと連動して開閉するバツ
フル板兼用の蓋を設けたものであり、この構成に
より、油煙除去部の洗浄時に洗剤及び水の消費量
を少なくし、蒸気や水滴及び腐敗した樹脂の臭が
室内に逆流することなく、かつ排煙装置がコンパ
クトになるようにするものである。
実施例の説明 以下添付図面に基づいて本発明の一実施例につ
いて説明する。第2図〜第4図において4はレン
ジ5と一定の距離隔てて設けられた排煙装置本体
であり、油煙除去部6とその洗浄部7とよりなつ
ている。レンジ5には3口のコンロ等よりなる加
熱部8とその操作部9があり、レンジ5の下には
オーブン10が設置されている。一方レンジ5の
上方の排煙装置本体4の油煙除去部6の前面は棚
兼用の煙誘導板11になつており、その上にたと
えば電子レンジ12等が置かれている。洗浄部7
の内部には洗浄水を循環させるポンプ13が設け
られ、その吸込管14は油煙除去部6の吸気口1
5下方に設けられた貯水槽16と連結されてい
る。ポンプ13の吐出管17は油煙除去部6内の
ノズル18,19,20にパイプ21により配管
されている。油煙除去部6の通路6aには複数枚
のバツフル板22,23,24を有し、上端には
フアン25が設けられバツフル板22〜24を通
過した空気を排出するようになつている。そして
吸気口15に設けられたバツフル板22は回動可
能に取り付けられており、フアン25と並列に接
続されたソレノイド26と、バネ27により吸気
口15を開閉するように形成されている。28は
ポンプ13の並列に接続され、貯水槽16内に設
けられたヒータ、29はポンプ13、ヒータ28
と直列接続され通電されてから一定時間後断電す
るタイマ、30はフアン25の回路とポンプ13
の回路を切り換えるスイツチで排煙装置本体の適
宜な箇所に設けられている。31はスイツチ30
のOFF位置で、排煙、洗浄を行なわないときの
スイツチ30の位置である。
上記構成において動作を説明する。まず排煙す
る場合を説明すると、加熱部で8で調理を始める
時、スイツチ30を排煙側にすると、フアン25
が回転すると同時にソレノイド26が励磁され吸
気口15に設けられたバツフル板22が回動し吸
気口15が開かれ、油煙を含んだ空気が煙誘導板
1に沿つて排煙装置本体4の油煙除去部6へ入
る。油煙除去部6内に入つた空気はバツフル板2
2〜24で方向が曲げられながら上昇するが、油
煙粒子の中で概ね10μ以上の粒子は方向が曲げら
れる際の慣性力で油煙除去部6の通路6aの内壁
面に衝突・付着する。油脂分のほとんどが除かれ
た空気はフアン25から外部へと排出される。
次に油煙除去部を洗浄する場合を説明する。
スイツチ30を洗浄側にすると、フアン25が
停止するとともにソレノイド26が消磁されバネ
27のバネ力により吸気口15に設けられたバツ
フル板22が回動し、吸気口15が閉じられると
同時にポンプ13が回転し、ヒータ28に通電さ
れる。そしてポンプ13で加圧された水は、ポン
プ13の吐出管17からパイプ21を通つてノズ
ル18〜20から噴射されて油煙除去部6内の内
壁やバツフル板22〜24に付着した油脂分の洗
浄を行う。そして洗浄水は油煙除去部6の内壁に
沿つて洗れ再び貯水槽16へと戻つてくる。その
間には水はヒータ28により加熱され湯となり強
力に油脂分の洗浄を行う。そして一定時間洗浄を
行なつた後は、タイマ29によりポンプ13とヒ
ータ28の通電が停止され油煙除去部の洗浄が終
る。
又、排煙も油煙除去部洗浄も行なわないとき
は、スイツチ30はOFF位置31にあり、フア
ン25、ソレノイド26にもポンプ13、ヒータ
28にも通電されないので吸気口15に設けられ
たバツフル板22はバネ27のバネ力により吸気
口15を閉じている。
発明の効果 上記実施例で示したように本発明の排煙装置は
次のような効果がある。
(1) 洗剤を含む水(湯)を循環させ繰り返し使用
するため、洗剤、水の無駄が少なく、また大き
な給湯設備が不要で排煙装置がコンパクトにな
る。
(2) 排煙中以外は吸気口が閉じられるため、洗浄
中蒸気や水滴が室内側に逆流し露結することが
ない、また排煙も洗浄も行なつていない時、排
煙装置本体内に溜められた洗浄水中に含まれる
油脂分から発生する臭が室内に逆流することが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排煙装置のシステムを示す斜視
図、第2図は本発明の排煙装置の一実施例を示す
斜視図、第3図は同排煙装置の断面図、第4図は
同排煙装置の回路図である。 4……排煙装置本体、5……レンジ、6……油
煙除去部、7……洗浄部、13……ポンプ、15
……吸気口、18,19,20……ノズル、2
2,23,24……バツフル板、25……フア
ン、26……ソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱部を有するレンジ上方に一定の距離を隔
    てて設けられた排煙装置本体にフアンと複数のバ
    ツフル板を有する油煙除去部と、ポンプと洗浄ノ
    ズルを有する洗浄部とを形成し、油煙除去部の吸
    気口に油煙除去部のフアンと連動して開閉するバ
    ツフル板兼用の蓋を設けた排煙装置。
JP58125019A 1983-07-08 1983-07-08 排煙装置 Granted JPS6017647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58125019A JPS6017647A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 排煙装置

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JP58125019A JPS6017647A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 排煙装置

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Publication Number Publication Date
JPS6017647A JPS6017647A (ja) 1985-01-29
JPH0442579B2 true JPH0442579B2 (ja) 1992-07-13

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JP58125019A Granted JPS6017647A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 排煙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60147044A (ja) * 1984-01-12 1985-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排煙装置
JP6802851B2 (ja) * 2016-03-02 2020-12-23 エンジェイ エービー 換気のためのシステム、方法およびフィルタ
JP2019128139A (ja) 2018-01-26 2019-08-01 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 蒸発器及び冷凍機

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JPS6017647A (ja) 1985-01-29

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