JPH0442267Y2 - - Google Patents
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- JPH0442267Y2 JPH0442267Y2 JP7387186U JP7387186U JPH0442267Y2 JP H0442267 Y2 JPH0442267 Y2 JP H0442267Y2 JP 7387186 U JP7387186 U JP 7387186U JP 7387186 U JP7387186 U JP 7387186U JP H0442267 Y2 JPH0442267 Y2 JP H0442267Y2
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 5
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はたとえばIC、コンデンサ、デイスク
リートデバイス等のモールド型電子部品のマーキ
ングマシン、テーピングマシン、ハンドリングマ
シン、半導体製造装置、検査・選別装置等に採用
して好適な電子部品の搬送装置の改良に関する。
リートデバイス等のモールド型電子部品のマーキ
ングマシン、テーピングマシン、ハンドリングマ
シン、半導体製造装置、検査・選別装置等に採用
して好適な電子部品の搬送装置の改良に関する。
たとえば電子部品の検査・選別装置などにおい
て電子部品(以下、デバイスという)を搬送、供
給する搬送装置の一部に、多数個のデバイスを充
填したマガジンやステイツク等の棒状容器を多数
本一列に積層整列させた状態で収納しかつこれら
を順に下方に移動させることにより、その最下段
側の棒状容器から一本づつ水平方向に移送しさら
にこれを傾斜させることでその内部に充填されて
いるデバイスを斜め下方に送り出すといつた構成
を有するストツカが用いられている。なお、この
ようなストツカにおいて、上述したデバイスの供
給を行なつた空の棒状容器は、別の位置に設けら
れた収納部内に対しその最下段位置で導入され、
かつこの収納部内で順次上方に上昇され、その上
部開口から順次取出されて再度使用されるような
構成となつている。また、上述したストツカで
は、空の棒状容器を前記収納部に装填するととも
に、これにデバイスを導入して充填するといつた
場所に使用されるものもある。
て電子部品(以下、デバイスという)を搬送、供
給する搬送装置の一部に、多数個のデバイスを充
填したマガジンやステイツク等の棒状容器を多数
本一列に積層整列させた状態で収納しかつこれら
を順に下方に移動させることにより、その最下段
側の棒状容器から一本づつ水平方向に移送しさら
にこれを傾斜させることでその内部に充填されて
いるデバイスを斜め下方に送り出すといつた構成
を有するストツカが用いられている。なお、この
ようなストツカにおいて、上述したデバイスの供
給を行なつた空の棒状容器は、別の位置に設けら
れた収納部内に対しその最下段位置で導入され、
かつこの収納部内で順次上方に上昇され、その上
部開口から順次取出されて再度使用されるような
構成となつている。また、上述したストツカで
は、空の棒状容器を前記収納部に装填するととも
に、これにデバイスを導入して充填するといつた
場所に使用されるものもある。
ところで、この種従来のストツカにおいては、
上述したようなデバイス充填用の棒状容器を装置
内の収納部に装填するために、複数本の棒状容器
を一列に積層した配列状態でまとめてストツカの
真上まで持ち上げ、これらをストツカ上部に開口
された容器装填部から上下方向に形成されている
ガイドに沿つて順次落下させて収容するような構
成が一般に採用されていた。
上述したようなデバイス充填用の棒状容器を装置
内の収納部に装填するために、複数本の棒状容器
を一列に積層した配列状態でまとめてストツカの
真上まで持ち上げ、これらをストツカ上部に開口
された容器装填部から上下方向に形成されている
ガイドに沿つて順次落下させて収容するような構
成が一般に採用されていた。
しかしながら、上述した構成による従来のスト
ツカによれば、その内部に複数本の棒状容器を積
み重ねて収納するにあたつて、これらをストツカ
の真上まで持上げることが必要で、その作業が面
倒であるばかりでなく、その労力も多大なもの
で、作業性の面で大きな問題となつている。特
に、上述したストツカにおいて、たとえば30〜50
本程度といつた多量の棒状容器をその内部に積み
重ねて収納する場合には、そのストツカの側壁部
の高さが高くなり、このようなストツカに対しか
なりの重量を有するデバイス充填による棒状容器
(マガジンでは空状態でもかなりの重さをもつ)
を複数本まとめて装填するには、たとえば台上に
乗つてストツカ上部まで持上げてストツカの真上
から内部に装填するといつた面倒な作業が必要と
されるものであつた。さらに、このような作業
は、特に女子従業員などにとつては重労働で、そ
の疲労が増大するばかりでなく、安全性の観点か
らも問題である等といつた欠点があつた。
ツカによれば、その内部に複数本の棒状容器を積
み重ねて収納するにあたつて、これらをストツカ
の真上まで持上げることが必要で、その作業が面
倒であるばかりでなく、その労力も多大なもの
で、作業性の面で大きな問題となつている。特
に、上述したストツカにおいて、たとえば30〜50
本程度といつた多量の棒状容器をその内部に積み
重ねて収納する場合には、そのストツカの側壁部
の高さが高くなり、このようなストツカに対しか
なりの重量を有するデバイス充填による棒状容器
(マガジンでは空状態でもかなりの重さをもつ)
を複数本まとめて装填するには、たとえば台上に
乗つてストツカ上部まで持上げてストツカの真上
から内部に装填するといつた面倒な作業が必要と
されるものであつた。さらに、このような作業
は、特に女子従業員などにとつては重労働で、そ
の疲労が増大するばかりでなく、安全性の観点か
らも問題である等といつた欠点があつた。
このような問題を避けるためには、ストツカを
低位置に設置することが考えられるが、このよう
にすると、たとえばストツカからデバイスを送り
出すにあたつて、これを上方の所定位置まで持上
げ搬送し得るような搬送機構が特別に必要とされ
るもので、無駄が多く、しかも他の機構部との配
設状態が乱され、効率のよい配設状態が得られな
くなる等といつた問題があり、これらの点を考慮
して何らかの対策を講じることが望まれている。
低位置に設置することが考えられるが、このよう
にすると、たとえばストツカからデバイスを送り
出すにあたつて、これを上方の所定位置まで持上
げ搬送し得るような搬送機構が特別に必要とされ
るもので、無駄が多く、しかも他の機構部との配
設状態が乱され、効率のよい配設状態が得られな
くなる等といつた問題があり、これらの点を考慮
して何らかの対策を講じることが望まれている。
このような要請に応えるために、本考案に係る
電子部品の搬送装置は、複数本のデバイス充填用
棒状容器を整列して積重ねた状態で収納部内に収
納しかつその最下段側から棒状容器を一本づつ別
の位置に移送することでその内部に電子部品を導
入、出するストツカにおける棒状容器収納部を、
その長手方向に沿う側面部側で少なくとも上側部
分を水平方向に開口させて形成し、かつこの開口
部両側に、棒状容器両端部を係止することでこれ
を収納部下方に案内する一対の可動式ガイドを、
棒状容器の装填時において前記開口部から退出す
るようにして可動可能に設けられるとともに、こ
れら各ガイドを、常時は開口部内に臨むように付
勢するようにしたものである。
電子部品の搬送装置は、複数本のデバイス充填用
棒状容器を整列して積重ねた状態で収納部内に収
納しかつその最下段側から棒状容器を一本づつ別
の位置に移送することでその内部に電子部品を導
入、出するストツカにおける棒状容器収納部を、
その長手方向に沿う側面部側で少なくとも上側部
分を水平方向に開口させて形成し、かつこの開口
部両側に、棒状容器両端部を係止することでこれ
を収納部下方に案内する一対の可動式ガイドを、
棒状容器の装填時において前記開口部から退出す
るようにして可動可能に設けられるとともに、こ
れら各ガイドを、常時は開口部内に臨むように付
勢するようにしたものである。
本考案によれば、ストツカの低位置である側面
部側に設けた開口部から、可動式ガイドを開放さ
せながらあるいは開放させた状態で、マガジンや
ステイツク等の棒状容器を、複数本まとめて簡単
かつ適切に装填し得るとともに、その装填後にお
いて各ガイドはその復帰習性により開口部を閉じ
るように元の状態に復帰し、棒状容器のガイドと
して機能するもので、従来のような高所への重量
物の持ち上げによる重労働等といつた問題が一掃
され、またストツカの配設位置等の変更やこれに
よるデバイスの持上げ機構等といつた配慮も不要
となるものである。
部側に設けた開口部から、可動式ガイドを開放さ
せながらあるいは開放させた状態で、マガジンや
ステイツク等の棒状容器を、複数本まとめて簡単
かつ適切に装填し得るとともに、その装填後にお
いて各ガイドはその復帰習性により開口部を閉じ
るように元の状態に復帰し、棒状容器のガイドと
して機能するもので、従来のような高所への重量
物の持ち上げによる重労働等といつた問題が一掃
され、またストツカの配設位置等の変更やこれに
よるデバイスの持上げ機構等といつた配慮も不要
となるものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図ないし第3図は本考案に係る電子部品の
搬送装置の一実施例を示すものであり、これらの
図において全体を符号1で示すものは、マガジ
ン、ステイツク等の棒状容器2内にデバイス(図
示せず)の供給(または受取り)を行なうために
用いられる電子部品の搬送装置の一部を構成する
ストツカで、このストツカ1は、装置駆動部等を
配設してなる装置基台部1a上で棒状容器2の長
手方向長さをおいて対向配置された一対の側壁部
3,3等を備え、これら側壁部3,3間には、相
互に平行する棒状容器収納部4、デバイス送出部
5、棒状容器保管部6が設けられている。ここ
で、前記収納部4および保管部6は、側壁部3,
3の上下方向に配設されたガイド部材7,8等に
より棒状容器2の両端部を案内係止することで多
数本の棒状容器2を一列に積み重ねた配列状態で
収納し得るような構成とされている。また、前記
デバイス送出部5には、一方(右側)の側壁部3
側に、この部分に移送されてきた棒状容器2の一
端を保持した状態で回動することで他端側を上方
に持ち上げた斜め傾斜状態とし、図中8aで示す
送出口からデバイスを落下させて送り出す保持機
構部8が設けられている。なお、図中9は前記収
納部4、送出部5、保管部6間で棒状容器2を適
宜移送するキヤリア、9aはこれを適宜往復駆動
するためのエアシリンダである。さらに、図中4
a,4b,6aは収納部4および保管部6の下側
に配設され、適宜上下動されることで棒状容器2
を昇降動作させ、前記キヤリア9等と協動してそ
の最下段側の棒状容器2を一本づつ引出したり、
送り込んだりするためのリフトシリンダで、その
動作等は容易に理解されよう。
搬送装置の一実施例を示すものであり、これらの
図において全体を符号1で示すものは、マガジ
ン、ステイツク等の棒状容器2内にデバイス(図
示せず)の供給(または受取り)を行なうために
用いられる電子部品の搬送装置の一部を構成する
ストツカで、このストツカ1は、装置駆動部等を
配設してなる装置基台部1a上で棒状容器2の長
手方向長さをおいて対向配置された一対の側壁部
3,3等を備え、これら側壁部3,3間には、相
互に平行する棒状容器収納部4、デバイス送出部
5、棒状容器保管部6が設けられている。ここ
で、前記収納部4および保管部6は、側壁部3,
3の上下方向に配設されたガイド部材7,8等に
より棒状容器2の両端部を案内係止することで多
数本の棒状容器2を一列に積み重ねた配列状態で
収納し得るような構成とされている。また、前記
デバイス送出部5には、一方(右側)の側壁部3
側に、この部分に移送されてきた棒状容器2の一
端を保持した状態で回動することで他端側を上方
に持ち上げた斜め傾斜状態とし、図中8aで示す
送出口からデバイスを落下させて送り出す保持機
構部8が設けられている。なお、図中9は前記収
納部4、送出部5、保管部6間で棒状容器2を適
宜移送するキヤリア、9aはこれを適宜往復駆動
するためのエアシリンダである。さらに、図中4
a,4b,6aは収納部4および保管部6の下側
に配設され、適宜上下動されることで棒状容器2
を昇降動作させ、前記キヤリア9等と協動してそ
の最下段側の棒状容器2を一本づつ引出したり、
送り込んだりするためのリフトシリンダで、その
動作等は容易に理解されよう。
そして、このような構成によるストツカ1によ
れば、多数個のデバイスが充填されている棒状容
器2を、ストツカ1内で前記供給側の収納部4内
に積み重ね整列状態で収納することで、順次デバ
イスの送り出しを自動的に行なえるものである。
すなわち、多数個のデバイスが装填されて収納部
4内に収納されている棒状容器2は、その最下段
のものから、一本づつ個別分離されて順次キヤリ
ア9により送出部5のデバイス落下位置まで平行
状態で移送され、この移送個所で一端部が保持さ
れて全体が傾斜状態とされることにより、その内
部のデバイスが順次落下して送り出されるもので
ある。また、この送出部5で空となつた棒状容器
2は、キヤリア9により前記保管部6の下側に搬
送され、順次上方に持ち上げられて保管収納され
る。
れば、多数個のデバイスが充填されている棒状容
器2を、ストツカ1内で前記供給側の収納部4内
に積み重ね整列状態で収納することで、順次デバ
イスの送り出しを自動的に行なえるものである。
すなわち、多数個のデバイスが装填されて収納部
4内に収納されている棒状容器2は、その最下段
のものから、一本づつ個別分離されて順次キヤリ
ア9により送出部5のデバイス落下位置まで平行
状態で移送され、この移送個所で一端部が保持さ
れて全体が傾斜状態とされることにより、その内
部のデバイスが順次落下して送り出されるもので
ある。また、この送出部5で空となつた棒状容器
2は、キヤリア9により前記保管部6の下側に搬
送され、順次上方に持ち上げられて保管収納され
る。
さて、本考案によれば、上述した構成を有する
ストツカ1における棒状容器収納部4においてそ
の長手方向に沿う側面部側(第1図中下側)で少
なくとも上側部分を、第2図等に示すように、水
平方向に開口させて形成するとともに、この開口
部10の両側に、棒状容器2両端部を係止するこ
とでこれを収納部4下方に案内する一対の可動式
ガイド11,11を設け、かつこれら一対のガイ
ド11,11を棒状容器2の装填時において開口
部10から退出するように可動可能に設け、さら
にこれら各ガイド11,11を、常時は開口部1
0内に臨むように付勢する付勢手段を付設するよ
うにしたところに特徴を有している。なお、図中
12は側壁部3,3の外側で上、下方向に配設さ
れて両端部が回動可能に支持された支軸13上に
設けられたアームで、その先端部に前記ガイド1
1が固設して設けられて、側壁部3に穿設されて
いる長溝3aを介して前記開口部10内に進退自
在に設けられている。また、14は前記支軸13
に巻回されることで、ガイド11に対し開口部1
0内方向への回動習性を与えるコイルばねで、そ
の一端が支軸13側に他端が側壁部3側に固定さ
れている。
ストツカ1における棒状容器収納部4においてそ
の長手方向に沿う側面部側(第1図中下側)で少
なくとも上側部分を、第2図等に示すように、水
平方向に開口させて形成するとともに、この開口
部10の両側に、棒状容器2両端部を係止するこ
とでこれを収納部4下方に案内する一対の可動式
ガイド11,11を設け、かつこれら一対のガイ
ド11,11を棒状容器2の装填時において開口
部10から退出するように可動可能に設け、さら
にこれら各ガイド11,11を、常時は開口部1
0内に臨むように付勢する付勢手段を付設するよ
うにしたところに特徴を有している。なお、図中
12は側壁部3,3の外側で上、下方向に配設さ
れて両端部が回動可能に支持された支軸13上に
設けられたアームで、その先端部に前記ガイド1
1が固設して設けられて、側壁部3に穿設されて
いる長溝3aを介して前記開口部10内に進退自
在に設けられている。また、14は前記支軸13
に巻回されることで、ガイド11に対し開口部1
0内方向への回動習性を与えるコイルばねで、そ
の一端が支軸13側に他端が側壁部3側に固定さ
れている。
そして、このような構成において、前記開口部
10両側のガイド11,11は、常時は開口部1
0内に臨む定位値にあり、棒状容器2のガイドと
しての機能ほ果たすとともに、この棒状容器2を
収納部4内に装填するときには、左、右外側方向
に開いて棒状容器2を簡単かつ適切に装填して収
納させ得るものである。すなわち、複数本の棒状
容器2を積み重ね状態で開口部10に対向させ、
その両端部を前記ガイド11,11に接触させて
押込むと、これら各ガイド11,11は、その前
面側のテーパ面による案内機能により、コイルば
ね14の付勢力に抗して外側に押出され、開口部
10を開放するもので、これにより棒状容器2の
収納部4内への収納が可能となるものである。ま
た、棒状容器2の装填が終了すると、その時点で
コイルばね14の付勢力により各ガイド11,1
1は開口部10内に突出し、これを閉じて再びガ
イドとしての機能を果たすこととなる。
10両側のガイド11,11は、常時は開口部1
0内に臨む定位値にあり、棒状容器2のガイドと
しての機能ほ果たすとともに、この棒状容器2を
収納部4内に装填するときには、左、右外側方向
に開いて棒状容器2を簡単かつ適切に装填して収
納させ得るものである。すなわち、複数本の棒状
容器2を積み重ね状態で開口部10に対向させ、
その両端部を前記ガイド11,11に接触させて
押込むと、これら各ガイド11,11は、その前
面側のテーパ面による案内機能により、コイルば
ね14の付勢力に抗して外側に押出され、開口部
10を開放するもので、これにより棒状容器2の
収納部4内への収納が可能となるものである。ま
た、棒状容器2の装填が終了すると、その時点で
コイルばね14の付勢力により各ガイド11,1
1は開口部10内に突出し、これを閉じて再びガ
イドとしての機能を果たすこととなる。
したがつて、上述した構成による本考案によれ
ば、ストツカ1の比較的低位置に該当する側面部
側に設けた開口部10から、可動式ガイド11,
11を開放させた状態で、棒状容器2を複数本ま
とめて簡単かつ適切に装填し得るとともに、その
装填後において各ガイド11,11で開口部10
を閉じ、棒状容器2のガイドとして機能させ得る
もので、従来のような高所への重量物の持ち上げ
による重労働等といつた問題が一掃され、またス
トツカ1の配設位置等の変更やこれによるデバイ
スの持上げ機構等といつた配慮も不要で、その実
用上での効果は大きい。
ば、ストツカ1の比較的低位置に該当する側面部
側に設けた開口部10から、可動式ガイド11,
11を開放させた状態で、棒状容器2を複数本ま
とめて簡単かつ適切に装填し得るとともに、その
装填後において各ガイド11,11で開口部10
を閉じ、棒状容器2のガイドとして機能させ得る
もので、従来のような高所への重量物の持ち上げ
による重労働等といつた問題が一掃され、またス
トツカ1の配設位置等の変更やこれによるデバイ
スの持上げ機構等といつた配慮も不要で、その実
用上での効果は大きい。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由である。たとえば上述した実施例で
は、装填する棒状容器2で可動ガイド11,11
をコイルばね14等に抗して強制的に開動作させ
る構成とした場合を説明したが、本考案はこれに
限定されず、エアシリンダ等の駆動源を用いてガ
イドを開放し、この状態で棒状容器をストツカ内
に装填するような構成としてもよいものである。
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由である。たとえば上述した実施例で
は、装填する棒状容器2で可動ガイド11,11
をコイルばね14等に抗して強制的に開動作させ
る構成とした場合を説明したが、本考案はこれに
限定されず、エアシリンダ等の駆動源を用いてガ
イドを開放し、この状態で棒状容器をストツカ内
に装填するような構成としてもよいものである。
また、上述した実施例では、本考案を特徴づけ
る可動式ガイド11,11を、収納部4の側面部
でその上側半分に設けた場合を示したが、これに
限定されず、収納部4の高さ方向全体に渡つて設
けるようにしてもよいことは勿論である。
る可動式ガイド11,11を、収納部4の側面部
でその上側半分に設けた場合を示したが、これに
限定されず、収納部4の高さ方向全体に渡つて設
けるようにしてもよいことは勿論である。
さらに、上述した実施例では、可動式ガイド1
1,11を付勢するために、コイルばね14を用
いた場合を説明したが、本考案はこれに限定され
ず、たとえば板ばね等を用い、その先端部にガイ
ド11,11を固定するようにしてもよいことも
容易に理解されよう。
1,11を付勢するために、コイルばね14を用
いた場合を説明したが、本考案はこれに限定され
ず、たとえば板ばね等を用い、その先端部にガイ
ド11,11を固定するようにしてもよいことも
容易に理解されよう。
また、上述した実施例では、ストツカ1として
デバイスを充填してなる棒状容器2を装填する場
合を説明したが、本考案はこれに限定されず、空
の棒状容器2を装填してこれにデバイスを充填す
る所に使用する場合にも適用してその効果を発揮
し得るものである。
デバイスを充填してなる棒状容器2を装填する場
合を説明したが、本考案はこれに限定されず、空
の棒状容器2を装填してこれにデバイスを充填す
る所に使用する場合にも適用してその効果を発揮
し得るものである。
以上説明したように、本考案に係る電子部品の
搬送装置によれば、ストツカ内に形成されている
棒状容器収納部の側面部で少なくとも上側部分を
水平方向に開口させて形成するとともに、この開
口部両側に開閉可能な一対の可動式ガイドを設け
るようにしたので、簡単かつ安価な構成にもかか
わらず、マガジンやステイツク等の棒状容器を、
ストツカに対し低位置から簡単かつ確実に装填し
て収納させることが可能で、従来のようにストツ
カの真上に複数本の棒状容器を積重ねた状態で持
上げるといつた作業上問題の大きい方法に比べ、
その労力を大幅に軽減し得るもので、作業性の面
で優れている等といつた実用上種々優れた効果が
ある。
搬送装置によれば、ストツカ内に形成されている
棒状容器収納部の側面部で少なくとも上側部分を
水平方向に開口させて形成するとともに、この開
口部両側に開閉可能な一対の可動式ガイドを設け
るようにしたので、簡単かつ安価な構成にもかか
わらず、マガジンやステイツク等の棒状容器を、
ストツカに対し低位置から簡単かつ確実に装填し
て収納させることが可能で、従来のようにストツ
カの真上に複数本の棒状容器を積重ねた状態で持
上げるといつた作業上問題の大きい方法に比べ、
その労力を大幅に軽減し得るもので、作業性の面
で優れている等といつた実用上種々優れた効果が
ある。
第1図は本考案に係る電子部品の搬送装置の一
実施例を示す概略平面図、第2図および第3図は
その概略正面図および側面図である。 1……ストツカ、2……棒状容器(マガジン、
ステイツク)、4……棒状容器収納部、5……電
子部品(デバイス)送出部、6……棒状容器保管
部、7……ガイド、10……開口部、11……可
動式ガイド、12……アーム、13……支軸、1
4……コイルばね(付勢手段)。
実施例を示す概略平面図、第2図および第3図は
その概略正面図および側面図である。 1……ストツカ、2……棒状容器(マガジン、
ステイツク)、4……棒状容器収納部、5……電
子部品(デバイス)送出部、6……棒状容器保管
部、7……ガイド、10……開口部、11……可
動式ガイド、12……アーム、13……支軸、1
4……コイルばね(付勢手段)。
Claims (1)
- 複数本の電子部品充填用棒状容器を整列して積
重ねた状態で収納部内に収納しかつその最下段側
の棒状容器から一本づつ別の位置に移送すること
でその内部に電子部品を導入、出するストツカを
備え、このストツカにおける前記棒状容器収納部
は、その長手方向に沿う側面部側で少なくとも上
側部分が水平方向に開口して形成され、かつこの
開口部両側には、前記棒状容器の両端部を係止す
ることでこの収納部下方に案内する一対の可動式
ガイドが設けられており、これら一対のガイド
は、棒状容器の装填時において前記開口部から退
出するように可動可能に設けられるとともに、常
時は前記開口部内に臨むように付勢されているこ
とを特徴とする電子部品の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7387186U JPH0442267Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7387186U JPH0442267Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186822U JPS62186822U (ja) | 1987-11-27 |
JPH0442267Y2 true JPH0442267Y2 (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=30918583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7387186U Expired JPH0442267Y2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0442267Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP7387186U patent/JPH0442267Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62186822U (ja) | 1987-11-27 |
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