JPH044218Y2 - - Google Patents

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JPH044218Y2
JPH044218Y2 JP8380086U JP8380086U JPH044218Y2 JP H044218 Y2 JPH044218 Y2 JP H044218Y2 JP 8380086 U JP8380086 U JP 8380086U JP 8380086 U JP8380086 U JP 8380086U JP H044218 Y2 JPH044218 Y2 JP H044218Y2
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JP8380086U
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、鋼材等の表面傷を磁気的に探傷する
のに使用するような走行用非接触センサ機構に関
するものである。
従来の技術 従来のこの種の機構としては、タツチローラに
よりセンサと被検出表面との間の距離を一定に保
つようにした方式やセンサのまわりに配置した細
管から圧縮空気を吹き出してその反発力により被
検出表面とセンサとの距離を保つようにした方式
があつた。
考案が解決しようとする問題点 前述した従来の方式のうちタツチローラ式は、
センサそのものに付加した場合、接触による振動
を受けるばかりでなく、摩耗に対する問題が生ず
る。また、圧縮空気を使用する方式では、タツチ
ロール式より問題は少ないが、センサと被検出表
面との相対速度が、ある一定以上になると、圧縮
空気層がセンサを押し上げる力が無くなつてしま
う。このため、ある一定以上の相対速度又は周速
では、センサを被検出表面に倣わせることができ
なくなつてしまう。また、前述の従来の二つの方
式では、共に、センサが被検出表面の端部を外れ
た場合には、追従は不可能であり、センサを破壊
してしまう恐れもある。
本考案の目的は、前述したような従来技術の問
題点を解消しうる走行用非接触センサ機構を提供
することである。
問題点を解決するための手段 本考案の走行用非接触センサ機構は、被検出表
面上に沿つて走行するように支持されたセンサホ
ルダと、該センサホルダに可動的の保持されたセ
ンサと、該センサを前記センサホルダに対して偏
倚させるための偏倚手段と、前記センサに取り付
けられた可変翼とを備えており、前記被検出面上
に沿つて走行させられるとき、前記可変翼の作用
と前記偏倚手段の前記偏倚力とによつて、前記セ
ンサの前記被検出面との間の距離が自動的に設定
されるようにしたことを特徴とする。
実施例 次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例としての走行用非
接触センサ機構を概略的に示している。この実施
例の走行用非接触センサ機構においては、鋼材等
の被検出表面1の上に配置されてその表面に沿つ
て走行させられるように支持されたセンサホルダ
2が設けられている。このセンサホルダ2内に
は、適当なセンサ4が偏倚手段としてのバネ手段
3を介して上下方向にスライド移動しうるように
保持されている。本考案によつて、センサ4に
は、枢軸5Aを介して可変翼支持腕5が取り付け
られ、さらに、その可変翼支持腕5の両端に可変
翼6が取り付けられている。また、可変翼支持腕
5には、リンク7を介して可変翼制御手段8が関
連付けられている。
可変翼制御手段8は、可変翼6の揚角を調整す
るためのものであり、この可変翼制御手段8は、
外部から手動的に操作して可変翼6の揚角を調整
できるようにするものであつてもよく、また、セ
ンサ4内に配置した距離測定装置によつて測定さ
れるセンサ4の被検出面1との間の距離に応じて
自動的に可変翼6の揚角を制御できるようにした
ものであつてもよい。
次に、このような走行用非接触センサ機構の動
作について説明する。
第2図に示すように、可変翼制御手段8を用い
て可変翼6の揚角を所望角に設定し、被検出表面
1に沿つて矢印P1の方向に所定の速度にてセン
サホルダ2を走行させる。すると、可変翼6の揚
角と走行速度に応じた下向きの力P2がセンサ4
に作用することになり、センサ4は、バネ偏倚手
段3の偏倚力に抗して下降して、被検出表面1と
センサ4との間の所定の検出測定距離をとること
になる。この図は、分かり易くするために、その
検出測定距離をかなり誇張して大きく表してい
る。
第3図は、本考案の別の実施例を示す概略図で
ある。この実施例は、センサ4の下端の周囲に配
置した細管(図示していない)から被検出表面1
に対して矢印Aの如く圧縮空気を噴出させてセン
サ4を浮き上がらせるようにしたものに本考案を
適用したものである。この場合には、可変翼制御
手段8を操作して、可変翼6の揚角を第2図とは
反対向きの角度とし、矢印P1の方向にセンサホ
ルダ2を走行させる。すると、可変翼6の揚角と
走行速度に応じた上向きの力P3がセンサ4に作
用することになり、センサ4は、バネ偏倚手段3
の偏倚力および圧縮空気の噴出力並びに前述の上
向きの力P3の平衡点まで上昇して、被検出表面
1とセンサ4との間の所定の検出測定距離をとる
ことになる。
考案の効果 本考案の走行用非接触センサ機構によれば、可
変翼の作用により走行速度に応じた検出測定距離
をセンサにとらせることができるので、非接触に
て高速にても常に安定に非検出表面に沿つてセン
サを走行させることができる。
また、本考案の走行用非接触センサ機構では、
センサが一定速度にて走行する場合でも、可変翼
の揚角を変えることにより、被検出表面とセンサ
との検出測定距離を変えることができる。従つ
て、被検出材料の種類に応じて種々な検出測定距
離をセンサにとらせる点で便利である。
その上、可変翼を固定しておけば、センサホル
ダを一定速度まで上げることにより、常に再現性
よくセンサに所定の検出測定距離をとらせること
ができる。
また、第3図に示した実施例の如くする場合に
は、圧縮空気の噴出との併用により、検出測定距
離を微細に決定することができるので、低速走行
から高速走行まで広い範囲にわたつて対応するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例としての走行用非
接触センサ機構の概略図、第2図は、第1図の走
行用非接触センサ機構の動作を説明するための概
略図、第3図は、本考案の別の実施例を示す概略
図である。 1……被検出表面、2……センサホルダ、3…
…バネ手段、4……センサ、5……可変翼支持
腕、5A……枢軸、6……可変翼、7……リン
ク、8……可変翼制御手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被検出面上に沿つて走行するように支持され
    たセンサホルダと、該センサホルダに可動的に
    保持されたセンサと、該センサを前記センサホ
    ルダに対して偏倚させるための偏倚手段と、前
    記センサに取り付けられた可変翼とを備えてお
    り、前記被検出面上に沿つて走行させられると
    き、前記可変翼の作用と前記偏倚手段の前記偏
    倚力とによつて、前記センサの前記被検出面と
    の間の距離が自動的に設定されるようにしたこ
    とを特徴とする走行用非接触センサ機構。 (2) 前記可変翼には、その可変翼の揚角を調整す
    るための可変翼制御手段が関連付けられている
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の走行用非
    接触センサ機構。 (3) 前記可変翼制御手段は、外部から手動的に操
    作して前記可変翼の揚角を調整できるものであ
    る実用新案登録請求の範囲第(2)項記載の走行用
    非接触センサ機構。 (4) 前記可変翼制御手段は、前記センサ内に配置
    した距離測定装置によつて測定される前記セン
    サの前記被検出面との間の距離に応じて自動的
    に前記可変翼の揚角を制御できるものである実
    用新案登録請求の範囲第(2)項記載の走行用非接
    触センサ機構。 (5) 前記偏倚手段は、前記センサホルダ内に設け
    られたバネ手段であり、前記センサホルダは、
    前記センサの前記バネ手段の偏倚力に抗したス
    ライド移動を案内する実用新案登録請求の範囲
    第(1)項から第(4)項のうちのいずれかに記載の走
    行用非接触センサ機構。 (6) 前記偏倚手段は、前記センサホルダ内に設け
    られたバネ手段および前記センサの下端周囲か
    ら噴出する噴出流体にて構成されており、前記
    センサホルダは、前記センサの前記バネ手段お
    よび噴出流体の偏倚力に抗したスライド移動を
    案内する実用新案登録請求の範囲第(1)項から第
    (4)項のうちのいずれかに記載の走行用非接触セ
    ンサ機構。 (7) 前記被検出面は、円周面であり、前記センサ
    は、その円周面に沿つて移動する回転センサで
    ある実用新案登録請求の範囲第(1)項から第(6)項
    のうちのいずれかに記載の走行用非接触センサ
    機構。
JP8380086U 1986-06-02 1986-06-02 Expired JPH044218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8380086U JPH044218Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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JP8380086U JPH044218Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62195758U JPS62195758U (ja) 1987-12-12
JPH044218Y2 true JPH044218Y2 (ja) 1992-02-07

Family

ID=30937718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8380086U Expired JPH044218Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH044218Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132826A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Marktec Corp 渦電流探傷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007132826A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Marktec Corp 渦電流探傷装置

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JPS62195758U (ja) 1987-12-12

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