JPH0442144A - 複写機及びそのためのフィルタ装置 - Google Patents

複写機及びそのためのフィルタ装置

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JPH0442144A
JPH0442144A JP2149329A JP14932990A JPH0442144A JP H0442144 A JPH0442144 A JP H0442144A JP 2149329 A JP2149329 A JP 2149329A JP 14932990 A JP14932990 A JP 14932990A JP H0442144 A JPH0442144 A JP H0442144A
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JP
Japan
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filter
mirror
copying machine
holder
scanning light
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JP2149329A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Takeda
勝彦 武田
Hiroyuki Deyama
弘幸 出山
Shizuo Yuge
弓削 静雄
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機及び複写機のためのフィルタ装置とそ
の制御方式に関する。
〔従来の技術〕
従来より、アナログ式のフルカラー複写機において、原
稿によって反射された露光源からの光を3原色に色分解
するために、光学的なフィルタ装置が用いられている。
従来のフィルタ装置は、フレームに対して回転可能に設
けられたフィルタホルダー、フィルタホルダーに対して
その回転軸心と平行に取り付けられた色の異なる複数の
フィルタ、及び、フィルタホルダーを回転駆動するパル
スモータや伝達機構からなる回転駆動手段から構成され
ており、フィルタホルダーを回転させることにより、所
定の色(波長)のフィルタを選択するようになっている
(特開昭50−93436号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述した従来のフィルタ装置では、フィルタ
によって特定の色の走査光を透過させる透過型であるた
め、入射する走査光に対してフィルタの面が直角になる
よう位置決めする必要があり、そのため、原稿の幅方向
位置に応した画角の相違による分光特性のムラが生し易
く、複写されたカラー画像に色ズレが生し易かった。
また、上述した透過型のフィルタでは、光を反射するミ
ラーとは違って走査光の経路を変えることができないた
め、フィルタ装置を用いることによってはカラー複写機
に必要なミラーの個数を低減させることができず、フィ
ルタ装置の分だけのスペースヲ余分に必要とし、スペー
ス的及びコスト的に不利であった。
また、透過率の高いフィルタを製造することが困難であ
り、透過型のフィルタは一般に光量的に不利であるため
、カラー複写機の光源の光度を大きくしたり感光体の感
度を高くするなど、フィルタにより減衰する光量を補う
ための方策をとる必要があった。
また、上述した従来のフィルタ装置では、フィルタがフ
ィルタホルダーに固定されているため、フィルタの停止
位置はフィルタホルダーの回転角度位置の精度によって
決定的な影響を受ける。
したがって、フィルタホルダーを回転駆動するパルスモ
ータの停止位置誤差や伝達機構のガタッキなどが、その
ままフィルタの位置決め誤差として現れてしまうため、
フィルタの位置決め精度を向上させることは極めて困難
であった。
また、フィルタホルダーへの取り付は位置精度が、複数
のフィルタによってそれぞれ異なるので、パルスモータ
などの位置決め精度を向上させた場合であっても各フィ
ルタ毎にバラツキが生し、そのため3原色のそれぞれの
色によって感光体上への露光ポイントに誤差が生じ、合
成されたカラー画像に色ずれが発生し易かった。
したがって、このような色ずれを無(するためには、フ
ィルタ毎の位置決め誤差が補正されるよう、例えばスキ
ャナのスキャン開始タイミングを極めて高精度に補正制
御しなければならず、複写機の制御回路が複雑なものと
なっていた。
本発明は、上述の問題に鑑み、分光特性のムラが生じ難
く、スペース及び光量の面で有利な複写機及びそのため
のフィルタ装置を提供することを目的としている。
さらに請求項3及び4の発明は、フィルタの位置決めが
高精度に行われ、スキャナのタイミング制御などによっ
て補正を行わなくても色ずれが発生しないフィルタ装置
、及びその制御方式を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段〕
請求項1の発明に係る複写機は、上述の課題を解決する
ため、原稿画像の走査光を色分解するフィルタ装置を有
し、電子写真プロセスによって前記原稿画像を複写する
複写機において、前記フィルタ装置は、ホルダーによっ
て円周上の各位置において支持された複数個のフィルタ
ミラーからなり、前記走査光を前記フィルタミラーによ
って反射させて色分解を行うように構成されてなる。
請求項2の発明に係る複写機は、前記走査光を読み取る
ためのイメージセンサ−が、当該走査光の前記フィルタ
ミラーへの入射側と反対側において当該走査光の光軸上
に設けられており、前記フィルタミラーの内の少なくと
も1個は、入射する前記走査光を透過可能に構成されて
なる。
請求項3の発明に係るフィルタ装置は、複写機のフレー
ムに対して回転可能に設けられたフィルタホルダーと、
前記フィルタホルダーに対してその回転軸心と平行に取
り付けられたフィルタミラーと、前記フィルタホルダー
を回転駆動する回転駆動手段とを有し、原稿画像の走査
光を前記フィルタミラーにより反射させて露光位置へ導
くためのフィルタ装置であって、前記フィルタミラーを
前記フィルタホルダーに対してその回転軸心を中心とす
る周方向に移動可能に保持する保持手段と、前記フィル
タミラーを前記フィルタホルダーに対して前記周方向の
少なくとも一方向へ付勢する付勢手段と、前記フレーム
に取り付けられ、前記フィルタミラーの位置決めのため
に当該フィルタミラーの一面が前記付勢手段によって付
勢されて当接するストッパ手段とを有してなる。
請求項4の発明に係るフィルタ装置の制御方式は、複写
機のフレームに対して回転可能に設けられたフィルタホ
ルダーと、前記フィルタホルダーに対してその回転軸心
と平行に取り付けられた複数のフィルタミラーと、前記
フィルタホルダーを回転駆動する回転駆動手段と前記フ
レームに取り付けられ、前記フィルタミラーの一面が当
接するためのストッパ手段とを有し、原稿画像の走査光
を前記フィルタミラーにより反射させて露光位置へ導く
ためのフィルタ装置の制御方式であって、前記フィルタ
ホルダーを一方向へ回転させ、位置決めを行おうとする
フィルタミラーが前記ストッパ手段の設けられた位置を
通過した後に、前記フィルタホルダーを逆方向へ回転さ
せ、位置決めを行おうとするフィルタミラーの一面を前
記ストッパ手段に当接させて位置決めを行う。
〔作 用〕
フィルタホルダーに取り付けられたフィルタミラーは、
保持手段によって、回転軸心を中心とする周方向に移動
可能に保持される。
付勢手段は、フィルタミラーを、フィルタホルダーに対
して周方向の少な(とも一方向へ付勢する。
回転駆動手段によってフィルタホルダーが正転又は逆転
され、これによってフィルタミラーの一面がストッパ手
段に当接し、このときc付勢手段がフィルタミラーをス
トッパ手段に押しつけるように付勢し、これによってフ
ィルタミラーの位置決めが行われる。
フィルタミラーによって、走査光が反射され、色分解が
行オ〕れる。
走査光を透過可能なフィルタミラーが位置決めされたと
きにおいて、イメージセンサ−に走査光が投影される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第9図は本発明に係る複写機1の概略の構成を示す断面
正面図である。
複写Itの中央のやや左上方に感光体ドラム3が時計回
り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光体
ドラム3の周囲には、帯電チャージャ4、編集イレーザ
5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルトL
Lクリーニング装置22、メインイレーザ23が配設さ
れている。
感光体ドラム3は、その表面に感光体層を設けたもので
、メインイレーザ23及び帯電チャージャ4を通過する
ことにより表面が一様に帯電され、後述する光学系27
から潜像形成のための露光を受ける。
編集イレーザ5は、感光体ドラム3の軸方向に沿って配
置されたホルダ内に多数のLEDを1列に並べたLED
アレイからなり、感光体ドラム3上の潜像を部分的に消
去可能に構成されている。
各現像器6,7,8.9には、それぞれイエロー (Y
) 、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK
)の各色のトナーが収納され、これら各色のトナーの濃
度を制御するためのトナー濃度センサー(ATDCセン
サー)71y、71m71c、71kが設けられている
。また、現像器6の上方には、複写機1の内部の湿度を
検知するための湿度センサー70が設けられている。
転写ベルト11は、現像器6〜9によって感光体ドラム
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転写
)するために−旦保持するものであり、複数のローラ1
2〜16に掛は渡され、感光体ドラム3と常に当接しつ
つ反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されて
いる。
転写ベルト11の内側には、感光体ドラム3からトナー
像を転写ベルト11上に1次転写するための転写チャー
ジ中17が配置され、転写ベルト11の外側には、2次
転写のための転写チャージ中20、用紙Pを転写ベルト
11から分離する分離チャージャ21、及び転写ベルト
11の外側表面を清掃するためのファーブラシ19aを
有したベルトクリーナ19が配設されている。ファーブ
ラシ19aは、転写ベルト11との圧接(清掃時)又は
離間が選択可能とされている。
また、ローラ15とローラ16の間、及びローラ12と
ローラ13の間には、それぞれ転写へルト11の回転角
度位置を検知するためのへルトマークセンサー72.7
2sが固定配置されている。
複写Illの上面には原稿台ガラス28が配置されてお
り、原稿台ガラス28の直下の奥側には、走査に支障の
ないように移動して原稿りの大きさを検知する原稿サイ
ズ検知装置101が組み込まれている。
また、複写Illの上部には、光学系27が配置されて
いる。光学系27は、原稿台ガラス28の下方で矢印M
5方向(往動方向)及び矢印M6方向(復動方向)に往
復移動可能とされたスキャナ30、複写倍率に応じて位
置調整が行われる主レンズ35、色分解露光を行うフィ
ルタ装置36、フィルタ装置36に取り付けられたミラ
ーで反射された走査光りを感光体ドラム3上の露光ポイ
ントに導く固定ミラー37、及びフィルタ装置36のミ
ラーを透過した走査光りを受光するカラーイメージセン
サ−38などから構成され、スキャナ30の往動時に原
稿りを走査して感光体ドラム3の露光を行う。
スキャナ30は、露光ランプ33及びミラー34を有す
る第1スライダ3I、ミラー35a、35bを有する第
2スライダ32がらなり、原稿りの走査時において、第
1スライダ31は、感光体ドラム3の周速度Vに対して
、v/n(nは複写倍率)の速度で往動し、第2スライ
ダー32は、v / 2 nの速度で往動するように図
外のスキャンモータによって駆動される。スキャナ30
の復動の終了、つまりスキャナ300基準位置(ホーム
ポジション)への復帰は、フォトセンサーからなるスキ
ャナホームスイッチ74によって検知される。
フィルタ装置36は、軸36aを中心にして、ハーフミ
ラ−36ND(透過と反射の割合は6対2)、及び3個
のフィルタミラー36YB、36M(、,36CRが互
いに90度の角度をなして軸36aと平行に放射状に設
けられ、回転することによってこれらのミラーのいずれ
かが選択的に切り替えて位置決めされる。フィルタミラ
ー36YB、36MG、36CRは、それぞれブルー(
B)、グリーン(G)、レッド(R)の色分解フィルタ
をミラー面に蒸着することによってミラーとフィルタと
を一体化したものであり、それぞれY、M、Cの各色の
トナーに対応して用いられる。
作像のための露光走査においては、選択されたミラーの
反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによって走査光りは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。
また、露光走査に先立って行われる原稿りの画像を読み
取るための予備走査においては、ハーフミラ−36ND
が選択され、カラーイメージセンサ−38のMTF (
結像力)を向上させるため、走査光りの入射方向に直交
するよう鉛直に位置決めされる。77はフィルタ装置3
6のホームポジションを決めるための回転位置検知セン
サーである。
なお、第9図ではフィルタミラー36CRが選択されて
位置決めされた状態が示されている。
なお、以下の説明では、ハーフミラ−36ND、フィル
タミラー36YB、36MG、36CRを色分解特性に
基づき、それぞれNDフィルタ、Bフィルタ、Gフィル
タ、Rフィルタということがある。また、これらの全体
をフィルタミラー36bということがある。
一方、複写機lの下部には、用紙Pを収納した上側の用
紙カセット42及び下側の用紙カセット43が装着され
、複写機1の左側面部には、用紙Pを手動で給紙するた
めに扉41aを開くことによって開口する手差し給紙口
41が設けられており、これら用紙カセット42,43
、手差し給紙口41は給紙に際して択一的に用いられる
用紙カセッ)42.43には、それぞれ用紙Pを1枚ず
つ繰り出すピンクアップローラ44.45、用紙Pのサ
イズを検知するためのペーパーサイズセンサー81,8
2、用紙Pの欠乏を検知するためのペーパーエンプティ
センサー83.84が配設されており、手差し給紙口4
1には、用紙Pの挿入を検知するための手差しセンサー
87が−・設けられている。
用紙カセット42から繰り出された用紙Pは、給紙ロー
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用
紙カセット43から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ
4B、47によってタイミングローラ46まで搬送され
、そこで待機する。
また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手差し
給紙ローラ49によってタイミングローラ46まで搬送
される。
給紙ローラ47の近傍には、給紙ローラ47とタイミン
グローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を
検知するペーパー検知センサー85が設けられ、タイミ
ングローラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置
を検知するタイミングセンサー86が設けられている。
待機中の用紙Pは、タイミングローラ46の回転によっ
て転写ベルト11とタイミングを合わせて搬送され、転
写位置において転写ベル)11がら用紙Pにトナー像が
2次転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に
対応した直線距離をモツ搬送ヘルド50によって定着ユ
ニット51へ送られる。
定着ユニット51は、ヒーターランプ54.55を有し
た上側ローラー52及びヒーターランプ56を有した下
側ローラ53がら構成されており、トナー像を熔融さセ
て用紙Pに定着させる。各ローラ52,53の近傍には
、サーミスタからなる温度センサー91.92がそれぞ
れ設けられている。
トナー像の定着によって所望の複写画像が形成された用
紙Pは、排出センサー88を近傍に配した排出ローラ5
7によってソーター2へ送り出され、ソーター2の収容
トレイ61又はソート用のペン(柵)62に排出される
また、本実施例の複写機1では、OHPモードの複写時
に用いられる再定着用の返送装置60が装着されている
。返送装置60は、定着ユニット51を通過した用紙P
を再び定着ユニット51の入口(搬送ベルト50側)に
返すように搬送するためのものであり、定着ユニット5
1の排出側(出口)から上述のタイミングローラ46に
通じる返送路R2を有した搬送機構58と、定着ユニッ
ト51から送り出された用紙Pの搬送方向を排出ローラ
57信又は返送路R2側に切り替えるための切替え爪5
9とから構成されている。切替え爪59は図外のソレノ
イドによって駆動される。
また、搬送機構58はガイド板と適所に設けたベルト又
はローラなどの搬送手段からなり、搬送機構58には切
替え爪59の近くに返送路R2内における用紙Pの有無
を検知するための返送ペーパー検知センサー89が配置
されている。
この返送装置60により、手動による再給紙を行うこと
なく、用紙Pに対して複数回の定着処理を施すことが可
能となる。
なお、第9図において、24は主に用紙Pの給紙及び搬
送に関係する各部の駆動を受は持つメインモータ、25
は感光体ドラム3及び転写ベルト11などの駆動を受は
持つPCモータ、26は冷却ファンである。
以上のように構成された複写機1では、上述のY、 M
、  C及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画
像、Y、 M、 Cの3原色の内の2色のトナー像を重
ね合わせることによって得られるR(YとM)、G (
YとC)、B(MとC)の合成モノカラー複写画像、及
び3原色のトナー像を重ね合わせることによって得られ
るカラー(フルカラー)複写画像の形成が可能とされて
いる。このようなコピーモードの切り換えは、図示しな
い操作パネルに配置された種々のスイッチによって行わ
れる。
単一トナー色及び合成モノカラー複写画像の形成におい
ては、ハーフミラ−36NDを用いて原稿りの露光走査
を行い、感光体ドラム3上に形成された潜像を指定され
た色に応して各現像器6〜9のいずれか1個を用いて現
像し、トナー像を転写ベルト11上に転写する。さらに
合成モノカラー複写画像の場合には、再度、同一の原稿
りに対してハーフミラ−36NDによる露光走査を行い
、前とは別の現像器6〜9を用いて現像したトナー像を
転写ベルト11に転写し、転写ベルト11上にて2色の
トナー像を重ね合わせる。
また、カラー複写画像の形成においては、複写機1は、
黒色部分の再現性を高めるためにY、M。
CにBKを加えた4色のトナーを順に用いる。すなわち
、同一の原稿りに対して合計4回の露光走査を行い、各
走査毎にB、G、R,NDの各フィルタ及び現像装置6
〜9を選択的に切り替え、原稿りを色分解した潜像の形
成と現像とを行い、トナー像を転写ベルト11に順次転
写し、転写ベルト11上にて各色のトナー像を重ね合わ
せる。
トナー像の重ね合わせ(以下「多重転写」という)に際
しては、転写ベルト11上の同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機1では、上
述のベルトマークセンサー72又は72sからのベルト
マーク信号S10の発生タイミングを基準としてスキャ
ナ3oの移動の開始タイミング、つまり、感光体ドラム
3での潜像の形成の開始タイミングが制御される。
なお、カラー複写画像の形成に際しては、予備走査を行
い、原稿りの画像を彩色を含むカラー画像部と無彩色の
みからなるモノクロ画像部とに判別しておき、Y、M、
Cの各トナーによる作像時には現像に先立ってモノクロ
画像部に対応した潜像を編集イレーザ5によって消去し
、逆にBKトナーによる作像時には現像に先立ってカラ
ー画像部に対応した潜像を消去する。つまり、カラー画
像部については、Y、M、Cの各トナーの多重転写によ
って再現し、モノクロ画像部については、BK)ナーの
みによって再現する。これにより、一般に黒色で表され
る文字や線画などの線幅の小さい画像に対して微妙な色
ずれのない鮮明な複写画像を得ることができるとともに
、カラー写真などの多色画像に対して色の再現性の良好
な自然な複写画像を得ることができる。
第1図及び第2図は本発明に係るフィルタ装置36の正
面図、第3図はフィルタ装236の左側面図、第4図は
フィルタ装置36のスト7ノ<装置213の第3図にお
ける■矢視図、第5図はストッパ装置213の斜視図、
第6図はフィルり装置36のバネ部材225の第1図に
おける■矢視図、第7図はフィルタ装置36の斜視図で
ある。
但し、第1図はハーフミラ−36NDが選択されて位置
決めされた状態を、第2図はフィルタ装置36がホーム
ポジションにある状態、すなわちハーフミラ−36ND
を鉛直に位置決めした状態を、それぞれ示している。ま
た、第7図は第1図のフィルタ装置36を左上方の奥側
から見た図である。なお、第1図においてはストッパ装
置213を鎖線で示し、第2図及び第7図においてはス
トッパ装置213を省略し、第1図〜第3図においては
回転駆動部212を省略しである。
フィルタ装置36は、複写機lのフレーム201に取り
付けられた軸36a、軸36aによって回転可能に支持
されたフィルタホルダー211、フィルタホルダー21
1に対して軸36aと平行に取り付けられたフィルタミ
ラー36b(ハーフミラ−36ND及びフィルタミラー
36VB、36MG、36CR)、フィルタホルダー2
11を回転駆動する回転駆動部212(第7図参照)、
フレーム201に取り付けられたフィルタミラー36b
の位置決めのためのストッパ装置213(213a−c
)などから構成されている。
フィルタホルダー211は、外周面にギヤ222が設け
られた円盤状の2個の倒板221,221、これら両側
板221を連結するように周方向の等分位置の4箇所に
おいて螺子で取り付けられた軸方向に延びるステ一部材
223.223・・・などからなる。
各側板221には、各ステ一部材223の内側に、軸3
6aを中心として半径方向に放射状に延びる長方形の保
持穴224.224・・・が設けられている。
保持穴224には、上述のフィルタミラー36bが挿入
されており、保持穴224の幅寸法がフィルタミラー3
6bの厚さよりも大きいため、フィルタミラー36bは
保持穴224の中で周方向に移動可能である。そして、
フィルタミラー36bは、保持穴224内に装着された
バネ部材225によって、第1図における左回転方向に
向かう接線方向(矢印M7方向と逆の方向)に付勢され
ている。
バネ部材225は、弾性を有する薄い鋼板を略山型に折
り曲げ、その頂部に嵌入穴225aを設けたものであり
、その両端部が各フィルタミラー36bを常時付勢した
状態で、嵌入穴225aが側板221における保持穴2
24の周囲の部分に嵌まり込み、これによってバネ部材
225の脱落を防止している。
特に第7図を参照して、回転駆動部212は、側板22
1の外周面のギヤ222と噛み合うギヤ231.231
、ギヤ231を回転駆動する軸232、軸232の端部
に取り付けられたギヤ233、ギヤ233を回転駆動す
るギヤ234、ギヤ234を回転駆動するパルスモータ
235からなる。
したがって、パルスモータ235が正方向又は逆方向に
回転すると、その回転駆動力は軸232を介してギヤ2
31,231に伝達され、両方の側板221を同時に回
転駆動し、フィルタホルダー211を正方向又は逆方向
に回転駆動することとなる。
特に第4図及び第5図を参照して、各ストッパ装置21
3は、鋼板などを断面時コ字形に折り曲げて形成したホ
ルダー241、ホルダー241の両側板部241a、b
間に渡って取り付けられた軸ビン243を中心にして回
転可能に取り付けられたストッパ爪242、ホルダー2
41の両側板部241a、bの間隔を調整するための螺
子ピン244、螺子ピン244に取り付けられてストッ
パ爪242をホルダー241の背板部241cに向かっ
て回転するように付勢する巻きバネ245、ストッパ爪
242の回転角度位置を規制するための調整ネジ246
からなる。
2個のストッパ装f213a、bは、第9図に示す複写
機1の手前側に、1個のスト7パ装置213cは奥側に
、それぞれホルダー241と一体に形成された取付は脚
部241dを利用し、螺子によってフレーム201に対
して固定的に取り付けられている。
また、フィルタミラー36CRの位置のステー部材22
3には、上述した回転位置検知センサー77を作動させ
るための検出ドグ214が取り付けられている。なお、
回転位置検知センサー77は、フレーム201に設けら
れた長大にネジ251によって取り付けられており、ネ
ジ251を暖めることによって回転位置検知センサー7
7をフレーム201に対して第1図の矢印MIO方向に
位置調整可能となっている。これによって、回転位置検
知センサー77の作動位置、つまりホームポジションの
位置を調整することができるようになっている。
次に、各フィルタミラー36bの位置決め動作について
説明する。
まず、ハーフミラ−36NDを鉛直姿勢にする位置決め
、すなわちフィルタ装置36のホームポジションの位置
決めについて説明する。
ハーフミラ−36NDを鉛直に位置決めするには、パル
スモータ235の回転によってフィルタホルダー211
を正方向へ回転させ、回転位置検知センサー77が検出
ドグ214を検出したときにパルスモータ235を停止
させることによって行われる。
つまり、回転位置検知センサー77の作動位置がハーフ
ミラ−36NDのホームポジションである。ホームポジ
ションの位置を調整するには、上述したように、ネジ2
51を緩めて回転位置検知センサー77の位置を調整す
ることによって行う。
次に、各フィルタミラー36YB、36M(、。
36CR及びハーフミラ−36NDの位置決めについて
説明する。
第8図(a) 〜(c)はフィルタミラー36VBの位
置決め動作の過程を示す第1図における■矢視図である
第8図においては、フィルタミラー36YBが選択され
て位置決めされる過程が示されている。
つまり、例えば第1図に示すようにハーフミラ−=36
NDが選択されて位置決めされている状態から、パルス
モータ235の回転によってフィルタホルダー211が
正方向(矢印M7方向)に回転し、第8図(a)に示す
ようにフィルタミラー36YBが同図の矢印M8方向に
移動してくると、フィルタミラー36YBの端部によっ
てストッパ爪242の当接部242aが巻きバネ245
の付勢力とは逆方向に押される。
これによって、ストッパ爪242は巻きバネ245の付
勢力に抗して同図の左方向に回転するとともに、フィル
タミラー36YBはストッパ爪242の当接部242a
を乗り越え、第8図(b)に示す状態となる。
フィルタホルダー211は、フィルタミラー36YBが
当接部242aを完全に乗り越えた時点で停止する。そ
して次に、パルスモータ235の逆転によってフィルタ
ホルダー211が逆方向(矢印M7方向と逆方向)へ一
定の角度だけ回転して停止する。
これによって、フィルタミラー36YBは同図の矢印M
9方向へ一定の°距離だけ移動して停止し、第8図(c
)に示す状態となる。
第8図(C)に示す状態では、フィルタミラー36YB
の反射面が各ストッパ装置213の当接部242aに当
接し、且つ各バネ部材225によって当接部242aに
弾性的に押しつけられている。つまり、フィルタミラー
36YBの反射面と背面の両面は、側板221の保持穴
224の周囲から離れた状態である。
ツマリ、この状態では、フィルタミラー36YBは、フ
ィルタホルダー211の側板221がらは自由であり、
その反射面が3個のストッパ装置213の当接部242
aによって3点支持されている。
したがって、フィルタミラ−36YBO位買は、3個の
ストッパ装置213の当接部242aの位置によっての
み決定されることとなり、パルスモータ235又はフィ
ルタホルダー211の回転角度、側板221又は保持穴
224の加工精度などには影響されないので、フィルタ
ミラー36YBの位置決めを高精度で行うことができる
。しかも、ハーフミラ−36ND及びフィルタミラー3
6VB、36MG、36CRの全部について同様の位置
決めが行われるから、これらの間で位置決めの誤差が生
じることがない。
また、パルスモータ235の回転力を2個のギヤ231
に伝達し、これら2個のギヤ231によって両側板22
1を同時に回転駆動しているから、フィルタホルダー2
11が捩じれることがな(、フィルタミラー36bの位
置決めが高精度に行われるとともに、フィルタホルダー
211の剛性が小さくて済むためフィルタホルダー21
1を軽量化することができ、パルスモータ235の駆動
力も小さいもので充分なため、軽量小型化が図れる。
なお、各フィルタミラー36bの位置決めに際して、位
置決めの実際の順番は次のとおりである。
すなわち、モノカラー(合成モノカラーを含む)の場合
には、ハーフミラ−36NDが選択されて位置決めされ
る。
フルカラーの場合には、まずホームポジシ可ンに位置決
めされ、その後、フィルタミラー36VB、36MG、
36CR、ハーフミラ−36NDの順に選択されて位置
決めされる。
第10図は複写機lの制御回路400のブロック図であ
る。
制御回路400は、複写IIの全体の動作を制御するC
PU (中央処理装置)401を中心として、スキャナ
30、露光ランプ33、主レンズ35、帯電チャージャ
4、及びパルスモータ235など、各部の駆動制御を行
うためのコントローラ402、後述するフィルタ装置3
6の位置決め調整のための補正用デイツプスイッチを始
めとして、図示しない操作パネルなどに配置された各種
スイッチ403及び表示部404、編集イレーザ5やカ
ラーイメージセンサ−38を用いて画像処理を行うため
の画像処理部10.0などが設けられている。
なお、CPU401には、プログラムやデータなどを格
納するメモリが内蔵されている。
次に、フローチャートを参照して、フィルタ装置36の
位置決め動作を中心に複写機lの動作を説明する。
第11図はCPU401の動作を概略的に示すメインフ
ローチャートである。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、まず、
レジスタや周辺インタフェースの初期設定を行い(ステ
ップ#1)、CPU401の1ルーチンの長さを規定す
るための内部タイマーのセットを行う(ステップ#2)
ステップ#3では、電子写真プロセスに関係する作像処
理を行い、ステップ#4では、原稿りの走査のためのス
キャン処理を実行する。
ステップ#5では、フィルタ装置j36の制御のための
フィルタミラー処理を寞効する。
ステップ#6では、多重転写のタイミングを定めるため
のベルトマーク検知処理、用紙Pの給紙及び搬送を制御
する給紙処理、手差し給紙口41による手動の給紙のタ
イミングを定める手差し受付処理、定着ユニット51の
温度を調整する温調処理、転写ベルト11を清掃するた
めのベルトクリーニング処理、複写倍率に応して主レン
ズ35の移動を制御するレンズ処理、操作パネルOPの
操作キーからの信号を受は付ける入力処理など、その他
の種々の処理からなる一連の複写シーケンス処理を実行
する。
これらの処理を実行した後、ステップ#7で内部タイマ
ーの待ち合わせを行い、ステップ#2へ戻る。これによ
り、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入され
ている間は、ステップ#2〜ステップ#7の各処理が繰
り返される。
ステップ#3の作像処理においては、図示しないプリン
トキーが押されることによって作像のための処理を開始
し、コピーモードに応じて、所定のフィルタミラー36
bを選択するためのフィルタミラー回転要求フラグが立
てられる。
つまり、コピーモードがモノカラーモード(合成モノカ
ラーモードを含む)である場合には、ハーフミラ−36
NDの選択を指示するフィルタミラー回転要求フラグが
立てられ、その後、所定の電子写真プロセスが実行され
る。
コピーモードがフルカラーモードである場合には、まず
、フィルタ装W136をホームポジションに位置決めす
るよう指示するためのフィルタミラー回転要求フラグが
立てられ、その後の所定のタイミングでスキャナ30に
よる予備走査が行われる。以降において、ホームポジシ
ョンのことをrHOMEjということがある。
そして、フィルタミラー36YB、36MG36CR,
及びハーフミラ−36NDを順次選択して位置決めする
よう指示するために、それぞれフィルタミラー回転要求
フラグが立てられるとともに、それぞれのフラグを立て
る間に、スキャナ30による原稿りの走査、該当するト
ナー色による現像処理などが実行される。
なお、フルカラーモードでのマルチコピー時には、上述
の予備走査より以降の処理が繰り返される。
第12図はフィルタミラー処理のフローチャートである
このルーチンでは、最初にステートカウンタのカウント
値により示されるフィルタステートのチエツクを行い(
ステップ#11)、各フィルタステートにおいて以下の
ような処理を実行する。
フィルタステート(以下単にステートという)「0」に
おいては、複写機1のメインスイッチが投入されたか否
かのチエツクを行う(ステップ#12)。
メインスイッチが投入されると、フィルタ装置36の回
転角度位置がどの位置にあるのかを把握するために、パ
ルスモータ235にパルスを出力してフィルタミラー3
6b(すなわちフィルタホルダー211)の正方向回転
を開始させ(ステップ#13)、ステートを[IJに更
新する(ステップ#12)。
ステート「1」においては、回転位置検知センサー77
がオンになるまで(作動するまで)、フィルタミラー3
6bの回転を継続する(ステップ#15,19)。
回転位置検知センサー77がオンしたときには、フィル
タミラー36bの回転を停止しくステップ#16)、そ
のときのフィルタホルダー211の回転角度位置(フィ
ルタボジシラン)をホームポジションとしくステップ#
17)、ステートを「2」にする(ステップ#18)。
この後、スキャナ30による予備走査が行われ、カラー
イメージセンサ−38によって原稿りの画像が読み取ら
れる。
ステート「2」においては、上述した作像処理において
フィルタミラー回転要求フラグが立てられる(セットさ
れる)のを待つ(ステップ#21)。
フィルタミラー回転要求フラグがセントされると、まず
そのフラグをリセットしくステップ#22)、要求され
たポジションと現在のボジシッンとが一致しているか否
かのチエツクを行う(ステップ#23)。
ステップ#23でイエスの場合、すなわちポジションが
一致している場合には、フィルタミラー36bを回転さ
せる必要がないのでリターンする。
ステップ#23でノーの場合には、パルスカウンタを「
0」にクリアする(ステップ#22)。
パルスカウンタは、パルスモータ235に出力すれるパ
ルス数をカウントし、このカウント値が後述するストッ
プカウンタの設定値と等しくなったときに、フィルタミ
ラー36bが予定された位置に達したことが確認される
ようになっている。
次に、要求されたポジションがホームポジションである
か否かのチエツクが行われる(ステップ#25)。
イエスの場合には、フィルタミラー36bの回転を開始
しくステップ#27)、ステートを11」に戻す(ステ
ップ#28)。
ノーの場合には、現在のポジションに応して処理を分岐
しくステップ#26)、それぞれの現在ポジシランから
要求ポジションまでの回転角度に応して、必要なパルス
数をストップカウンタに設定する(ステップ#29〜3
3)。
ストップカウンタへ設定する設定値は、位置決めに係る
フィルタミラー36bがストッパ装宜213の当接部2
42aを完全に乗り越えて所定量行き過ぎた位置までの
値であり、この値は、現在ポジション及び要求ポジショ
ンに対する必要パルス数を格納したデータテーブルから
読み出される。
この設定値は、例えばフルカラーモードにおける通常の
動作では、110度の回転角度となるように設定される
。そして、後述する逆転のための設定値として20度の
回転角度に相当する一定値が設定される。これによって
、フィルタミラー36YB、36MC;、36CR,ハ
ーフミラ−36NDが、この順に順次90度づつ回転し
て位置決めされる。
そして、上述のステップ#29〜33のいずれかで設定
されたストップカウンタのパルス数に対して、補正用デ
イツプスイッチによって設定された補正値を加減するこ
とによって、ストップカウンタの設定値の補正を行う(
ステップ#32)。
これによって、後でパルスモータ235の逆転によって
フィルタミラー36bの位置決めを行ったときに、位置
決めされるフィルタミラー36bが保持穴224内で側
板221から自由な状態となることが確保されるよう、
フィルタ装置36の機械的な寸法誤差などによるバラツ
キを吸収するようになっている。
つまり、本実施例の複写機1においては、フィルタミラ
ー36bの位置決めに関して、補正用デイツプスイッチ
による回転角度の調整と、上述した回転位置検知センサ
ー77の位置調整によるホームポジションの調整との2
種類の調整手段を備えている。
次に、要求ポジションを現在ポジションとして再設定し
くステップ#35)、パルスモータ235にパルスを出
力してフィルタミラー36bの回転を開始しくステップ
#36)、ステートを「3」とする(ステップ#37)
ステート「3」においては、パルスカウンタのカウント
値を1つ加電し・・で更新しくステップ#41)、次に
パルスカウンタのカウント値がストップカウンタの設定
値に等しいか否かのチエツクを行い(ステップ#42)
、これらが等しくなるまでフィルタミラー36bの回転
が継続される(ステップ#47)。
ステップ#42でイエスとなった場合には、フィルタミ
ラー36bが当接部242aを乗り越えた所定の位置に
達したのであるから、次に逆方向への回転を開始する。
すなわち、パルスカウンタをクリアしくステップ#43
)、逆転させる回転角度に応したパルス数をストップカ
ウンタに設定しくステップ#42)、パルスモータ23
5に逆転のためのパルスを出力してフィルタミラー36
bの逆転を開始しくステップ#45)、ステートを「4
」とする(ステップ#46)。
ステート「4」においては、フィルタミラー36bの逆
転動作のための処理を行う。
まず、パルスカウンタを更新しくステ、ブ#51)、次
にパルスカウンタのカウント値がストップカウンタの設
定値に等しいか否かのチエツクを行い(ステップ#52
)、これらが等しくなるまでフィルタミラー36bの回
転が継続される(ステップ#55)。
ステップ#52でイエスとなった場合には、フィルタミ
ラー36bが当接部242aに当接して位置決めされた
のであるから、パルスモータ235を停止してフィルタ
ミラー36bの回転を停止する(ステップ#53)。
そして、ステートを「2」に戻しくステップ#52)、
次のフィルタミラー回転要求フラグがセットされるまで
待機状態となる。
上述の実施例においては、フィルタミラー36bが4個
の場合について説明したが、3個以下又は5個以上であ
ってもよい、各フィルタミラー36bが軸36aを中心
とする半径線上に設けられた場合について説明したが、
半径線上ではなくてもよい、フィルタミラー36bの位
置決めに当たっては、各フィルタミラー36bの反射面
を当接部242aに当接させたが、これとは逆に、各フ
ィルタミラー36bの背面を当接させてもよい。
3個のストッパ装置213を用いて3点支持を行ったが
、1個のストッパ装置213に2個の当接部242aを
設けておいてもよい。また、4点支持、線接触による支
持、面接触による支持でもよい。
上述の実施例においては、フィルタミラー365の位置
決め調整のために、フローチャートのステップ#34に
おいてストップカウンタの設定値を補正したが、これに
代えて、ステップ#44で設定する逆転のための設定パ
ルス数を補正してもよい。
上述の実施例において、フィルタ装置36の軸36aを
スキャンワイヤ駆動軸として用いることにより、機構を
簡略化して小型化とコストダウンを図ることができる。
その他、フィルタホルダー211、回転駆動部212、
ストッパ装置213、フィルタ装置36、及び複写機1
の各部の構造、形状、寸法、材質などは、上述した以外
に種々変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明によると、分光特性のムラが生し難く、スペース
及び光量の面で有利な複写機及びそのためのフィルタ装
置を提供することができる。
さらに請求項3及び4の発明によると、フィルタの位置
決めが高精度に行われ、スキャナのタイミング制御など
によって補正を行わなくても色ずれが発生しないフィル
タ装置及びその制御方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係るフィルタ装置の正面図
、 第3図は第1図のフィルタ装置の左側面図、第4図はフ
ィルタ装置のストッパ装置の第3図における■矢視図、 第5図はストッパ装置の斜視図、 第6図はフィルタ装置のバネ部材の第1図における■矢
視図、 第7図はフィルタ装置の斜視図、 第8図はフィルタミラーの位置決め動作の過程を示す第
1図における■矢視図、 第9図は本発明に係るフィルタ装置を使用した複写機の
概略の構成を示す断面正面図、第1O図は複写機の制御
回路のブロック図、第11図はCP[Jの動作を概略的
に示すメインフローチャート、 第12図はフィルタミラー処理のフローチャートである
。 1・・・複写機、36・・・フィルタ装置、36a・・
・軸(回転軸心)、36b、36YB、36MG  3
6CR・・・フィルタミラー、36ND・・・ハーフミ
ラ−(フィルタミラー)、3日・・・イメージセンサ−
20+・・・フレーム、211・・・フィルタホルタ−
(ホルダー)、212・・・回転駆動部(回転駆動手段
)、213・・・ストッパ装5F(ストッパ手段)、2
21・・・側板(保持手段)、224・・・保持穴(保
持手段)、225・・・バネ部材(付勢手段)。 第2図 出願人  ミノルタカメラ株式会社 代理人  弁理士  久 保 幸 雄 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)原稿画像の走査光を色分解するフィルタ装置を有
    し、電子写真プロセスによって前記原稿画像を複写する
    複写機において、 前記フィルタ装置は、ホルダーによって円周上の各位置
    において支持された複数個のフィルタミラーからなり、 前記走査光を前記フィルタミラーによって反射させて色
    分解を行うように構成されてなることを特徴とする複写
    機。 (2)前記走査光を読み取るためのイメージセンサーが
    、当該走査光の前記フィルタミラーへの入射側と反対側
    において当該走査光の光軸上に設けられており、 前記フィルタミラーの内の少なくとも1個は、入射する
    前記走査光を透過可能に構成されてなる ことを特徴とする請求項1記載の複写機。 (3)複写機のフレームに対して回転可能に設けられた
    フィルタホルダーと、 前記フィルタホルダーに対してその回転軸心と平行に取
    り付けられたフィルタミラーと、前記フィルタホルダー
    を回転駆動する回転駆動手段と を有し、 原稿画像の走査光を前記フィルタミラーにより反射させ
    て露光位置へ導くためのフィルタ装置であって、 前記フィルタミラーを前記フィルタホルダーに対してそ
    の回転軸心を中心とする周方向に移動可能に保持する保
    持手段と、 前記フィルタミラーを前記フィルタホルダーに対して前
    記周方向の少なくとも一方向へ付勢する付勢手段と、 前記フレームに取り付けられ、前記フィルタミラーの位
    置決めのために当該フィルタミラーの一面が前記付勢手
    段によって付勢されて当接するストッパ手段と を有してなることを特徴とする複写機のためのフィルタ
    装置。 (2)複写機のフレームに対して回転可能に設けられた
    フィルタホルダーと、 前記フィルタホルダーに対してその回転軸心と平行に取
    り付けられた複数のフィルタミラーと、 前記フィルタホルダーを回転駆動する回転駆動手段と 前記フレームに取り付けられ、前記フィルタミラーの一
    面が当接するためのストッパ手段とを有し、 原稿画像の走査光を前記フィルタミラーにより反射させ
    て露光位置へ導くためのフィルタ装置の制御方式であっ
    て、 前記フィルタホルダーを一方向へ回転させ、位置決めを
    行おうとするフィルタミラーが 前記ストッパ手段の設けられた位置を通過した後に、 前記フィルタホルダーを逆方向へ回転させ、位置決めを
    行おうとするフィルタミラーの 一面を前記ストッパ手段に当接させて位置決めを行う ことを特徴とする複写機のためのフィルタ装置の制御方
    式。
JP2149329A 1990-05-31 1990-06-07 複写機及びそのためのフィルタ装置 Pending JPH0442144A (ja)

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