JPH0442087A - 気象画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、気象衛星から送信されるＷＥＦＡＸの気象画
像の処理表示装置に関する。

〔概要〕

本発明は、気象画像にアメダスデータ画像を重ねて表示
する手段において、 気象画像を変化させ、または、画像ごとに異なる色相を
用いることにより、 この２種類の画像の重なり部分を鮮明にすることができ
るようにしたこものである。

〔従来の技術〕

従来、ＷＥＦＡＸによる気象画像とアメダスによるデー
タとは別々に表示または印刷して気象解析などに使用さ
れていた。また、従来例（特開昭６ｌ−１３７０９１）
では、アメダスデータを得る方法としては通信回線のみ
であり、アメダスデータも降水量のみの利用であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように、従来例ではＷＥＦＡＸによる気象画像と通
信回線からのアメダスデータとは別々に表示または印刷
されていたので、気象画像とアメダスデータを同時に観
測することができず、気象解析業務に時間を要する欠点
があった。

本発明は、このような欠点を解決するもので、気象画像
上アメダスデータとが同時に観測できる気象画像表示装
置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、気象衛星が送信する気象画像データの示す地
図に示す位置にその位置のアメダスデータを重畳して合
成画像データを生成する処理手段を備えた気象画像受信
装置において、上記処理手段は、上記アメダスデータに
重なる上記気象画像データの内容を変化させる構成であ
ることを特徴とする。また、上記処理手段は、上記アメ
ダスデータと上記気象画像データとを異なる色相に対応
させる構成であっても良い。

〔作用〕

気象衛星からの気象画像データの示す地図にアメダスデ
ータを重畳するときの重なり部分に対して、気象画像デ
ータをアメダスデータに置き換えたり、また、気象画像
データのビット値を変化させたりする。また、気象画像
データの用いる原色の種類とことなる種類の原色を用い
たり、１ピクセルあたりのデータ配置を変えて格納する
。これにより、見やすく、したがって解析の容易な画面
を実現する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図はこの実施例の構成を示すブロック構成図で
ある。

この実施例は、気象衛星が送信する気象画像データの示
す地図に示す位置にその位置のアメダスデータを重畳し
て合成画像データを生成する処理手段であるデータ処理
部８および合成部１０を備え、この処理手段は、上記ア
メダスデータに重なる上記気象画像データの内容を変化
させる構成、または上記アメダスデータと上記気象画像
データとを異なる色相に対応させる構成である。

次に、この実施例の動作を説明する。

ＷＥＦＡＸ信号は気象衛星受信用アンテナ１で捕捉され
、受信部２で受信、復調された後に画像処理Ｂ４の画像
メモリ５に格納される。アメダスデータは通信回線３ま
たは磁気テープ、フロッピーディスクから取得し、画像
処理部４のデータメモリ７に格納される。データ処理部
８で、データメモリ７に格納されたアメダスデータを気
象画像の地図上のその都市の場所に当たる位置にデータ
が表示される画像に変換する。第２図にアメダスデータ
の交換手法を示す。アメダスデータの第１交換手法とし
てはアメダスデータの気温数値１４を表示する。第２の
交換手法としてはアメダスデータの風向記号および風速
値１６を表示する。第３の交換手法としてはアメダスデ
ータの降水量、積雪量に応じた濃淡１８を表示する。そ
れぞれを変換した画像を気象画像１３と重ねて合成画像
１５ないし１９を得る。画像メモリ５に格納された気象
画像データとデータ処理部８で変換されたアメダスデー
タ画像データは合成部１０で画像合成される。

画像合成の手段として以下の４つの手法を用いることが
できる。

第１の画像合成手段は、第３図に示すように、気象画像
データ２０にアメダス画像データ２１を埋め込む手法で
あり、気象画像とアメダスデータ画像とが同じ位置にあ
る場合に、合成の段階で気象画像データ２０をアメダス
画像データ２１に置き換え、合成画像２２を得る。

第２の画像合成手段は、第４図に示すように、気象画像
データ２０とアメダス画像データ２３の画像情報が重な
る場合に、その気象画像データ２０を変化させて合成画
像データ２４を得る。気象画像データ２０と同じ位置に
同じデータ情報のアメダス画像データ２３が存在する場
合には気象画像データ２０を反転することによりアメダ
スデータ画像を気象画像上に表現して合成画像データ２
４を得る。この画像合成手段としてはデータ反転の他に
定量値の加減乗除算により画像データを変化させて画像
合成を行うこともできる。

第３の画像゛合成手段は、第５図に示すように、気象画
像データ２５とアメダス画像データ２６とを画像表示の
段階で画像合成する手法であり、通常の画像表示の手段
として、画像データを赤、緑、青から構成される三原色
の合成として表示している。

この場合は気象画像データ２５とアメダス画像データ２
６を赤、緑、青の三色中、異なった三原色用データとし
て画像表示部１１へ人力する。気象画像データ２５とア
メダス画像データ２６とは合成部１０て合成され、各々
異なった色相で表示され、これら各色を組合わせた合成
画像２７が得られる。

第４の画像合成手段は、第６図に示すように、気象画像
データ２８とアメダス画像データ２９との両方の情報を
有するデータを作り出す手法である。

すなわち、気象画像データの１ピクセル当りのデータが
ｍビット、アメダス画像データの１ピクセル当りのデー
タがｎビットの情報量をもつものとすると、これらの画
像合成後のデータ領域は１ピクセル当り（ｍ＋ｎ）ビッ
トの情報データを格納できる。この場合に画像合成後の
データ領域としては（ｍ＋ｎ）ビットの配置または（ｎ
十ｍ）ビットの配置があり、これらを格納して合成画像
データ３０が得られる。

このように合成部１０で合成された画像表示データは画
像表示部１１に表示され、また画像印刷部１２で印刷が
行われる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、気象画像とアメダスデ
ータによる画像とを合成し画面を得ることにより、同一
画面上で両データを同時に観測することが可能になる。

同一画面上で異なった画像を合成することにより、新し
い情報が瞬時に得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は、データ処理部で行われる変換動作の説明図。 第３図は、合成部で行われる動作の説明図。 第４図は、合成部で行われる動作の説明図。 第５図は、合成部で行われる動作の説明図。 第６図は、合成部で行われる動作の説明図。 １・・・気象衛星受信用アンテナ、２・・・受信部、３
・・・通信回線、４・・・画像処理部、５・・・画像メ
モリ、６・・・気象画像用表示メモリ、７・・・データ
メモリ、８・・・データ処理部、９・・・データ画像用
表示メモリ、１０・・合成部、１１・・・画像表示部、
１２・・・画像印刷部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、気象衛星が送信する気象画像データに含まれる地図
   に示される位置にその位置のアメダスデータを重畳して
   合成画像データを生成する処理手段を備えた気象画像表
   示装置において、 上記処理手段は、上記アメダスデータに重なる上記気象
   画像データの内容を変化させる構成である ことを特徴とする気象画像表示装置。 ２、上記処理手段は、上記アメダスデータと上記気象画
   像データとを異なる色相に対応させる構成である請求項
   １記載の気象画像表示装置。