JPH0588653A - 画面合成表示領域決定装置 - Google Patents

画面合成表示領域決定装置

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JPH0588653A
JPH0588653A JP3247657A JP24765791A JPH0588653A JP H0588653 A JPH0588653 A JP H0588653A JP 3247657 A JP3247657 A JP 3247657A JP 24765791 A JP24765791 A JP 24765791A JP H0588653 A JPH0588653 A JP H0588653A
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sub
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JP3247657A
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Soichiro Okumura
総一郎 奥村
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NEC Software Hokuriku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面合成表示領域決定装置を、カラーグラフ
ィック画面中に副画面またはテキスト画面を合成表示す
るときの最適な合成表示領域を自動的に決定することが
できるようにする。 【構成】 画面合成表示領域決定装置2は、赤色コント
ラスト計算手段11R ,緑色コントラスト計算手段11
G ,青色コントラスト計算手段11B およびコントラス
ト計算手段12からなる、カラーグラフィック画面の各
ドットごとのコントラストを求めるコントラスト計算ブ
ロック10と、副画面表示可能範囲計算手段21および
コントラスト最小位置検索手段22からなる、副画面を
合成表示したときのカラーグラフィック画面の領域の各
ドットのコントラストの合計が最小となる位置を検索す
る副画面表示領域検索ブロック20とで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面合成表示領域決定
装置に関し、特に、カラーグラフィック画面中に副画面
またはテキスト画面を合成表示するときの合成表示領域
を決定する画面合成表示領域決定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーグラフィック画面中に副画
面を合成表示するときの合成表示領域を決定する画面合
成表示領域決定方法としては、以下に示すものがある。
【0003】(1)カラーグラフィック画面中の予め決
めておいた位置に、副画面を固定的に表示する方法。
【0004】(2)カラーグラフィック画面中のコント
ラストが低い領域を人間が目視で選択する方法。
【0005】上記(2)に示した画面合成表示領域決定
方法の具体例としては、たとえば、カラーグラフィック
画面がカメラなどで撮影したカラー映像のときには、ピ
ントの合っている被写体以外のピントのぼけている背景
部分,色変化の少ない空または単色の壁などの空き領域
を人間が目視で選択するものが挙げられる。
【0006】また、カラーグラフィック画面中にテキス
ト画面を合成表示するときの合成表示領域を決定する画
面合成表示領域決定方法としては、上述したような空き
領域を人間が目視で選択し、空き領域の形状に合わせて
一行あたりの文字数を人間が目視で変更する方法があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画面合成表示領域決定方法は、以下に示すよう
な問題がある。
【0008】(1)副画面の合成表示領域を予め固定し
て決めておく画面合成表示領域決定方法は、カラーグラ
フィック画面の内容(デザイン)によっては、必要な部
分が副画面と重なって隠れてしまう。
【0009】(2)カラーグラフィック画面の空き領域
を人間が目視で選択する画面合成表示領域決定方法は、
カラーグラフィック画面の内容が変わるたびに空き領域
を人間が目視で選択しなければならない。
【0010】(3)カラーグラフィック画面の空き領域
を人間が目視で選択し、空き領域の形状に合わせて一行
あたりの文字数を人間が目視で変更する画面合成表示領
域決定方法は、カラーグラフィック画面の内容を変更
(たとえば、画面の選択または画面の加工)を行う際
に、テキスト画面の形状を常に意識する必要がある。ま
た、種々のカラーグラフィック画面とテキスト画面との
合成表示を行う場合には、テキスト画面の一行あたりの
文字数を手作業で変更する必要がある。さらに、グラフ
ィックデータとテキストデータとを別々にデータ集とし
て集める場合には、テキストデータの一行あたりの文字
数はグラフィックデータの空き領域の形状に依存するの
で、グラフィックデータとテキストデータとを独立に管
理するのが難しい。
【0011】本発明の目的は、カラーグラフィック画面
中に副画面またはテキスト画面を合成表示するときの最
適な合成表示領域を自動的に決定することができる画面
合成表示領域決定装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画面合成表示領
域決定装置は、カラーグラフィック端末に表示されたカ
ラーグラフィック画面中に副画面を合成表示するときの
合成表示領域を決定する画面合成表示領域決定装置であ
って、カラーグラフィック画面の各ドットごとのコント
ラストを求めるコントラスト計算ブロックと、該コント
ラスト計算ブロックから入力される前記コントラストを
示す信号および外部から入力される前記副画面のサイズ
を示す信号より、前記カラーグラフィック画面中に前記
副画面を合成表示する位置を求める副画面表示領域検索
ブロックとを含む。
【0013】または、カラーグラフィック端末に表示さ
れたカラーグラフィック画面中にテキスト画面を合成表
示するときの合成表示領域を決定する画面合成表示領域
決定装置であって、カラーグラフィック画面の各ドット
ごとのコントラストを求めるコントラスト計算ブロック
と、一行あたりの文字数を変えたときの前記テキスト画
面のサイズを計算するテキスト画面サイズ計算ブロック
と、前記コントラスト計算ブロックから入力される前記
コントラストを示す信号および前記テキスト画面サイズ
計算ブロックから入力される前記テキスト画面のサイズ
を示す信号より、前記カラーグラフィック画面中に前記
テキスト画面を合成表示する位置を求めるテキスト画面
表示領域検索ブロックとを含む。
【0014】ここで、前記テキスト画面サイズ計算ブロ
ックが、予め定められた一行あたりの文字数の変更範囲
内で文字数を変えてもよい。
【0015】
【作用】本発明の画面合成表示領域決定装置の前者は、
コントラスト計算ブロックから入力されるコントラスト
を示す信号および外部から入力される副画面のサイズを
示す信号より、カラーグラフィック画面中に副画面を合
成表示する位置を求める副画面表示領域検索ブロックを
有することより、副画面を合成表示するカラーグラフィ
ック画面の領域の各ドットのコントラストの総和を求め
ることができるため、コントラストの総和の小さい範囲
に副画面を合成表示することができる。
【0016】本発明の画面合成表示領域決定装置の後者
は、コントラスト計算ブロックから入力されるコントラ
ストを示す信号およびテキスト画面サイズ計算ブロック
から入力される前記テキスト画面のサイズを示す信号よ
り、カラーグラフィック画面中にテキスト画面を合成表
示する位置を求めるテキスト画面表示領域検索ブロック
を有することより、テキスト画面を合成表示するカラー
グラフィック画面の領域の各ドットのコントラストの総
和を求めることができるため、コントラストの総和の小
さい範囲にテキスト画面を合成表示することができ、ま
た、一行あたりの文字数を変えたときのテキスト画面の
サイズを計算するテキスト画面サイズ計算ブロックを有
することにより、テキスト画面を合成表示する際の一行
あたりの文字数の最適値を求めることもできる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は本実施例の画面合成表示領域決定装
置の第1の実施例を示すブロック図である。
【0019】画面合成表示領域決定装置2は、カラーグ
ラフィック端末1に表示されたカラーグラフィック画面
中に副画面を合成表示するときの合成表示領域を決定す
るものであり、コントラスト計算ブロック10と副画面
表示領域検索ブロック20とからなる。
【0020】ここで、コントラスト計算ブロック10
は、カラーグラフィック端末1から入力される三原色信
号(赤色信号R,緑色信号G,青色信号B)より、カラ
ーグラフィック画面の各ドットごとに赤色コントラス
ト,緑色コントラストおよび青色コントラストをそれぞ
れ計算し、各コントラストを示す信号(以下、「赤色コ
ントラスト信号YR 」,「緑色コントラスト信号YG
および「青色コントラスト信号YB 」と称する。)を出
力する赤色コントラスト計算手段11R ,緑色コントラ
スト計算手段11G および青色コントラスト計算手段1
B と、赤色コントラスト計算手段11R ,緑色コント
ラスト計算手段11G および青色コントラスト計算手段
11B からそれぞれ入力される赤色コントラスト信号Y
R と緑色コントラスト信号YG と青色コントラスト信号
B とを合計し、カラーグラフィック画面の各ドットご
とのコントラストを求め、そのコントラストを示す信号
(以下、「コントラスト信号Y」と称する。)を出力す
るコントラスト計算手段12とからなる。
【0021】なお、赤色コントラスト計算手段11R
は、隣接する周囲の各ドットとの赤色信号Rの明度の差
分の絶対値をそれぞれ求め、求めた絶対値を合計するも
のである。また、緑色コントラスト計算手段11G は、
隣接する周囲の各ドットとの緑色信号Gの明度の差分の
絶対値をそれぞれ求め、求めた絶対値を合計するもので
ある。さらに、青色コントラスト計算手段11B は、隣
接する周囲の各ドットとの青色信号Bの明度の差分の絶
対値をそれぞれ求め、求めた絶対値を合計するものであ
る。
【0022】副画面表示領域検索ブロック20は、外部
から入力される副画面サイズ信号Sより、カラーグラフ
ィック端末1に表示されるカラーグラフィック画面から
はみ出さないで副画面を合成表示することが可能な範囲
(以下、「副画面表示可能範囲」と称する。)を計算
し、それらの範囲を示す信号(以下、「副画面表示可能
範囲信号」と称する。)Tを出力する副画面表示可能範
囲計算手段21と、副画面表示可能範囲計算手段21か
ら入力される副画面表示可能範囲信号Tおよびコントラ
スト計算手段12から入力されるコントラスト信号Yよ
り、副画面表示可能範囲について、副画面を合成表示し
たときのカラーグラフィック画面の領域の各ドットのコ
ントラストの合計を副画面を合成表示する位置を変えて
計算したのち、そのコントラストの合計が最小となる位
置を検索し、その位置を示す信号(以下、「コントラス
ト最小位置信号」と称する。)Pを出力するコントラス
ト最小位置検索手段22とからなる。
【0023】次に、画面合成表示領域決定装置2の動作
について、図2(A),(B)を参照して説明する。
【0024】コントラスト計算ブロック10の赤色コン
トラスト計算手段11R ,緑色コントラスト計算手段1
G および青色コントラスト計算手段11B により、カ
ラーグラフィック端末1に表示されているカラーグラフ
ィック画面の各ドットごとの赤色コントラスト,緑色コ
ントラストおよび青色コントラストが求められる。続い
て、コントラスト計算手段12により、カラーグラフィ
ック画面の各ドットごとのコントラストが求められる。
【0025】続いて、副画面表示可能範囲計算手段21
は、外部から入力される副画面サイズ信号Sより副画面
表示可能範囲を計算する。すなわち、図2(A)に示す
ような横方向の長さGx,縦方向の長さGyのカラーグラ
フィック画面30に、同図(B)に示すような横方向の
長さSx,縦方向の長さSyの副画面31を表示する場
合、副画面31がカラーグラフィック画面30からはみ
出さないようにするためには、副画面31の左上隅の点
は、同図(A)に斜線で示す範囲に入っていなければな
らない。そこで、副画面表示可能範囲計算手段21は、
外部から入力される副画面サイズ信号SよりGx−Sx
よびGy−Syを計算して、副画面表示可能範囲信号Tと
して出力する。
【0026】コントラスト最小位置検索手段22は、副
画面表示可能範囲計算手段21から入力される副画面表
示可能範囲信号Tより副画面表示可能範囲32を認識
し、コントラスト計算手段12から入力されるコントラ
スト信号Yより、副画面31の左上隅の点を副画面表示
可能範囲32の左上隅の点と重ねて副画面31を合成表
示したときのカラーグラフィック画面30の領域の各ド
ットのコントラストの合計を計算する。次に、副画面3
1の左上隅の点を1ドット分右にずらして副画面31を
合成表示したときのカラーグラフィック画面30の領域
の各ドットのコントラストの合計を計算する。以下、同
様にして、副画面31の左上隅の点を副画面表示可能範
囲32のすべてのドットと重ねて副画面31を合成表示
したときのカラーグラフィック画面30の領域の各ドッ
トのコントラストの合計をそれぞれ計算したのち、求め
た各コントラストの合計が最小となる位置を検索し、コ
ントラスト最小位置信号Pを出力する。その結果、たと
えば、副画面31の左上隅の点をコントラスト最小位置
信号Pが示す位置に重ねて副画面31を合成表示するこ
とにより、副画面31を最適な位置に合成表示すること
ができる。
【0027】したがって、画面合成表示領域決定装置2
は、カラーグラフィック画面30のコントラストの小さ
い範囲、たとえばカラーグラフィック画面30がカメラ
などで撮影したカラー映像の場合には、ピントのぼけて
いる背景部分,色変化の少ない空または単色の壁などの
空き領域を自動的に選んで、副画面31を合成表示する
ことができる。
【0028】図3は、本発明の画面合成表示領域決定装
置の第2の実施例を示すブロック図である。
【0029】画面合成表示領域決定装置3は、カラーグ
ラフィック端末1に表示されたカラーグラフィック画面
中に、テキスト画面を合成表示するときの合成表示領域
を決定するものであり、図1に示したコントラスト計算
ブロック10と、テキスト画面サイズ計算ブロック40
と、テキスト画面表示領域検索ブロック50とからな
る。
【0030】ここで、テキスト画面サイズ計算ブロック
40は、カラーグラフィック端末1に合成表示されるテ
キスト画面の一行あたりの文字数の変更を行い、その文
字数を示す信号(以下、「一行文字数信号」と称す
る。)Cを出力する文字数変更手段41と、文字数変更
手段41から入力される一行文字数信号Cよりテキスト
データを表示するために必要な行数を計算し、その行数
を示す信号(以下、「必要行数信号」と称する。)Lを
出力する必要行数計算手段42と、文字数変更手段41
から入力される一行文字数信号C,必要行数計算手段4
2から入力される必要行数信号Lおよび予め設定された
一文字の縦横ドットサイズよりグラフィック座標サイズ
を計算し、そのサイズを示す信号(以下、「テキスト画
面サイズ信号」と称する。)S1 を出力するテキスト画
面サイズ計算手段43とからなる。
【0031】テキスト画面表示領域検索ブロック50
は、テキスト画面サイズ計算手段43から入力されるテ
キスト画面サイズ信号S1 より、カラーグラフィック端
末1に表示されるカラーグラフィック画面からはみ出さ
ないでテキスト画面を合成表示することが可能な範囲
(以下、「テキスト画面表示可能範囲」と称する。)を
計算し、それらの範囲を示す信号(以下、「テキスト画
面表示可能範囲信号」と称する。)T1 を出力するテキ
スト画面表示可能範囲計算手段51と、テキスト画面表
示可能範囲計算手段51から入力されるテキスト画面表
示可能範囲信号T1およびコントラスト計算手段12か
ら入力されるコントラスト信号Yより、テキスト画面表
示可能範囲について、テキスト画面を合成表示したとき
のカラーグラフィック画面の領域の各ドットのコントラ
ストの合計をテキスト画面を合成表示する位置を変えて
計算したのち、そのコントラストの合計が最小となる位
置を検索し、その位置を示す信号(以下、「コントラス
ト最小位置信号」と称する。)P1 を出力するコントラ
スト最小位置検索手段52とからなる。
【0032】次に、画面合成表示領域決定装置3のテキ
スト画面サイズ計算ブロック40およびテキスト画面表
示領域検索ブロック50の動作について説明する。
【0033】図1に示した画面合成表示領域決定装置2
は、予めサイズが決められた副画面31を合成表示する
ため、コントラスト計算ブロック10と副画面表示領域
検索ブロック20とで構成されているが、テキスト画面
を合成表示する場合には、一行あたりの文字数を変更す
ることによりテキスト画面のサイズを自由に変えること
ができる。しかし、一行あたりの文字数の無制限な変更
を許すと、たとえば横書きのテキスト画面に対して一行
あたりの文字数を2文字にした場合のように、テキスト
画面が読みにくくなる。そこで、図4(A)に示すよう
に、一行あたりの文字数の最大値を最大一行文字数N
max として、また、一行あたりの文字数の最小値を最小
一行文字数Nmin としてそれぞれ予め定めておき、一行
あたりの文字数の変更範囲を制限しておく。
【0034】文字数変更手段41は、一行あたりの文字
数を最大一行文字数Nmax とする一行文字数信号Cを出
力する。必要行数計算手段42は、テキストデータを表
示するために必要な行数を一行文字数信号Cより計算
し、必要行数信号Lを出力する。テキスト画面サイズ計
算手段43は、テキスト画面を表示するのに必要なテキ
スト画面サイズを一行文字数信号Cおよび必要行数信号
Lより計算する。すなわち、一行あたりの文字数NがN
=Nmax で、全文字数Ntotal がNtotal <3Nの場合
には、図4(B)に示すようなテキスト画面61が求め
られる。このとき、テキスト画面サイズ計算手段43か
ら出力されるテキスト画面サイズ信号S1は、テキスト
画面61の横方向の長さSx と縦方向の長さSy (図4
(B)参照)とを示す信号である。
【0035】テキスト画面表示可能範囲計算手段51
は、テキスト画面サイズ計算手段43から入力されるテ
キスト画面サイズ信号S1 よりテキスト画面表示可能範
囲を計算して、テキスト画面表示可能範囲信号T1 を出
力する。このときのテキスト画面表示可能範囲計算手段
51の詳細な動作は、図1に示した副画面表示可能範囲
計算手段21と同様であるので、説明は省略する。
【0036】コントラスト最小位置検索手段52は、テ
キスト画面表示可能範囲計算手段51から入力されるテ
キスト画面表示可能範囲信号T1 およびコントラスト計
算手段12から入力されるコントラスト信号Yより、図
1に示したコントラスト最小位置検索手段22と同様に
動作して、テキスト画面61を合成表示する最適な位置
を求める。
【0037】次に、文字数変更手段41は、一行あたり
の文字数をNmax−1とする一行文字数信号Cを出力す
る。必要行数計算手段42は、テキストデータを表示す
るために必要な行数を一行文字数信号Cより計算する。
このとき、求めた行数が、一行あたりの文字数が最大一
行文字数Nmax のときの行数と同じときには、文字数変
更手段41は一行あたりの文字数をNmax−2とする一
行文字数信号Cを出力する。以下、同様の動作が行わ
れ、テキストデータを表示するために必要な行数が図4
(B)に示すように4行になったとき、必要行数計算手
段42は必要行数信号Lを出力する。以下、テキスト画
面サイズ計算手段43,テキスト画面表示可能範囲計算
手段51およびコントラスト最小位置検索手段52が前
述した動作を繰り返すことにより、図4(B)に示すテ
キスト画面62を合成表示する最適な位置が求まる。
【0038】以降、文字数変更手段41により、一行あ
たりの文字数が最小一行文字数Nmi n となるまで、同様
の動作が繰り返される。その後、コントラスト最小位置
検索手段52は、最初に求めたテキスト画面61を合成
表示する最適な位置と2回目に求めたテキスト画面62
を合成表示する最適な位置とそれ以降に求めた各テキス
ト画面を合成表示する最適な位置とを比較して、テキス
ト画面を合成表示する最終的な位置を求め、コントラス
ト最小位置信号P1 を出力する。その結果、たとえば、
テキスト画面の左上隅の点をコントラスト最小位置信号
1 が示す位置に重ねてテキスト画面を合成表示するこ
とにより、テキスト画面を最適な位置に合成表示するこ
とができる。
【0039】したがって、画面合成表示領域決定装置3
は、カラーグラフィック画面のコントラストの小さい範
囲、たとえばカラーグラフィック画面がカメラなどで撮
影したカラー映像の場合には、ピントのぼけている背景
部分,色変化の少ない空または単色の壁などの空き領域
を自動的に選んで、テキスト画面を合成表示することが
できるとともに、このときの一行あたりの文字数を意識
することなく自動的に決定することができる。
【0040】以上の説明において、赤色コントラスト計
算手段11R は、隣接する周囲の各ドットとの赤色信号
Rの明度の差分の絶対値をそれぞれ求め、求めた絶対値
を合計したが、たとえば、隣接するドット間の赤色信号
Rの明度の差分の絶対値を求めるようにしてもよい。緑
色コントラスト計算手段11G および青色コントラスト
計算手段11B についても同様である。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0042】請求項1記載の発明は、コントラスト計算
ブロックから入力されるコントラストを示す信号および
外部から入力される副画面のサイズを示す信号より、カ
ラーグラフィック画面中に副画面を合成表示する位置を
求める副画面表示領域検索ブロックを有することより、
副画面を合成表示するカラーグラフィック画面の領域の
各ドットのコントラストの総和を求めて、コントラスト
の総和の小さい範囲に副画面を合成表示することができ
るため、カラーグラフィック画面中に副画面を合成表示
するときの最適な合成表示領域を自動的に決定すること
ができる。
【0043】請求項2または請求項3記載の発明は、コ
ントラスト計算ブロックから入力されるコントラストを
示す信号およびテキスト画面サイズ計算ブロックから入
力される前記テキスト画面のサイズを示す信号より、カ
ラーグラフィック画面中にテキスト画面を合成表示する
位置を求めるテキスト画面表示領域検索ブロックを有す
ることより、テキスト画面を合成表示するカラーグラフ
ィック画面の領域の各ドットのコントラストの総和を求
めて、コントラストの総和の小さい範囲にテキスト画面
を合成表示することができ、また、一行あたりの文字数
を変えたときのテキスト画面のサイズを計算するテキス
ト画面サイズ計算ブロックを有することにより、テキス
ト画面を合成表示する際の一行あたりの文字数の最適値
も求めることができるため、カラーグラフィック画面中
に副画面を合成表示するときの最適な合成表示領域を自
動的に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画面合成表示領域決定装置の第1の実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した副画面表示可能範囲計算手段の動
作を説明するための図であり、(A)は副画面表示可能
範囲を示す図、(B)は副画面を示す図である。
【図3】本発明の画面合成表示領域決定装置の第2の実
施例を示すブロック図である。
【図4】図3に示した副画面サイズ計算手段の動作を説
明するための図であり、(A)は最大一行文字数Nmax
と最小一行文字数Nminとを説明するための図、(B)
は一行あたりの文字数N=Nmaxで全文字数Ntotal<3
Nの場合のテキスト画面を示す図、(C)は一行あたり
の文字数Nを変えて、行数を4行にしたときのテキスト
画面を示す図である。
【符号の説明】
1 カラーグラフィック端末 2,3 画面合成表示領域決定装置 10 コントラスト計算ブロック 11R 赤色コントラスト計算手段 11G 緑色コントラスト計算手段 11B 青色コントラスト計算手段 12 コントラスト計算手段 20 副画面表示領域検索ブロック 21 副画面表示可能範囲計算手段 22,52 コントラスト最小位置検索手段 30 カラーグラフィック画面 31 副画面 32 副画面表示可能範囲 40 テキスト画面サイズ計算ブロック 41 文字数変更手段 42 必要行数計算手段 43 テキスト画面サイズ計算手段 50 テキスト画面表示領域検索ブロック 51 テキスト画面表示可能範囲計算手段 61,62 テキスト画面 R 赤色信号 G 緑色信号 B 青色信号 YR 赤色コントラスト信号 YG 緑色コントラスト信号 YB 青色コントラスト信号 Y コントラスト信号 S 副画面サイズ信号 T 副画面表示可能範囲信号 P,P1 コントラスト最小位置信号 Gx グラフィック画面の横方向の長さ Gy グラフィック画面の縦方向の長さ Sx 副画面の横方向の長さ Sy 副画面の縦方向の長さ C 一行文字数信号 L 必要行数信号 S1 テキスト画面サイズ信号 T1 テキスト画面表示可能範囲信号 Nmax 最大一行文字数 Nmin 最小一行文字数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーグラフィック端末に表示されたカ
    ラーグラフィック画面中に副画面を合成表示するときの
    合成表示領域を決定する画面合成表示領域決定装置であ
    って、 カラーグラフィック画面の各ドットごとのコントラスト
    を求めるコントラスト計算ブロックと、 該コントラスト計算ブロックから入力される前記コント
    ラストを示す信号および外部から入力される前記副画面
    のサイズを示す信号より、前記カラーグラフィック画面
    中に前記副画面を合成表示する位置を求める副画面表示
    領域検索ブロックとを含む画面合成表示領域決定装置。
  2. 【請求項2】 カラーグラフィック端末に表示されたカ
    ラーグラフィック画面中にテキスト画面を合成表示する
    ときの合成表示領域を決定する画面合成表示領域決定装
    置であって、 カラーグラフィック画面の各ドットごとのコントラスト
    を求めるコントラスト計算ブロックと、 一行あたりの文字数を変えたときの前記テキスト画面の
    サイズを計算するテキスト画面サイズ計算ブロックと、 前記コントラスト計算ブロックから入力される前記コン
    トラストを示す信号および前記テキスト画面サイズ計算
    ブロックから入力される前記テキスト画面のサイズを示
    す信号より、前記カラーグラフィック画面中に前記テキ
    スト画面を合成表示する位置を求めるテキスト画面表示
    領域検索ブロックとを含む画面合成表示領域決定装置。
  3. 【請求項3】 前記テキスト画面サイズ計算ブロック
    が、予め定められた一行あたりの文字数の変更範囲内で
    文字数を変えることを特徴とする請求項2記載の画面合
    成表示領域決定装置。
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Cited By (3)

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