JPH0441759Y2 - - Google Patents

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JPH0441759Y2
JPH0441759Y2 JP1985027714U JP2771485U JPH0441759Y2 JP H0441759 Y2 JPH0441759 Y2 JP H0441759Y2 JP 1985027714 U JP1985027714 U JP 1985027714U JP 2771485 U JP2771485 U JP 2771485U JP H0441759 Y2 JPH0441759 Y2 JP H0441759Y2
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inverter
stall
motor
acceleration
frequency
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JP1985027714U
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JPS61144799U (ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 この考案はモータを駆動するインバータ制御装
置に関し、特にモータの加速または減速時におけ
るインバータの制御装置に関する。 従来技術 インバータでモータを駆動する場合にモータの
トルクむらを制御するいわゆるストール制御方式
として、従来は、モータの過電流検出器やインバ
ータの中間電圧部の過電圧検出器等のストール検
出器からの検出信号に基ずいて、インバータの
出力電圧を下げて、モータ電流を抑制する;イ
ンバータの出力周波数を一定にするという二者の
組み合せによるストール制御方式が採用されてい
る。これはモータのストール時に発生する過電流
および過電圧により、インバータ装置が破壊され
ないようにし、また同時にモータがストールしな
いように制御するものである。 この、について、モータの加速時と減速時
に分けて考えて見ると、の出力周波数を一定に
するという方式は加速時、減速時共に良好であ
る。これは加減速時のΔf/Δtを停止することに
より、過電流、過電圧を抑制できるためである。
の電圧を下げて電流を抑制する方式は、加速時
においてモータの加速トルクを抑制する結果とな
り、負荷反抗トルクが大きい場合、モータは失速
し場合によつてはモータはロツク状態となつてし
まう。また、大きなGD2負荷の場合、加速時間が
著しく長くなつてしまう一方、減速時においては
モータ減速時に発生する回生エネルギーを出力電
圧を下げることにより抑制し、モータ励磁電流を
一定にするという効果によりいかなる負荷状態に
対しても最適な減速時間を得ることができる。逆
にの方式を行なわないと加速時は大きな加速ト
ルクが得られ、上記欠点はなくすことができる。
しかし、減速時は回生エネルギーがV/Fパター
ンに重ねられ、モータ励磁電流増加による過励磁
となり、インバータ停止レベルに達することにな
り、インバータ機能を停止しなくてはならない状
態になつてしまう。 考案の目的 この考案は上述の欠点を除くためになされたも
のであつて、モータの加速時も減速時も円滑に、
トルク不足や過電流を生じることなくストール制
御を行なうことができる制御装置を提供すること
を目的とする。 考案の構成 この考案はモータに給電するインバータの出力
周波数を設定する周波数設定手段8,10と、こ
の周波数設定手段からの周波数設定信号に応じた
基本波周波数と、該周波数に対して予め定められ
た関数関係にある電圧値とを持つたパルス幅変調
波形の出力電圧をインバータに発生させるべくパ
ルス幅変調信号を発生するPWM発生手段9,1
と、このPWM発生手段からのパルス幅変調信号
に応じてインバータ内の半導体スイツチ素子をオ
ンオフ制御するスイツチ素子駆動手段6と、イン
バータの電圧および電流を監視することにより、
モータのストールを検出するストール検出手段4
と、モータが加速状態にあるか減速状態にあるか
を判定する加減速判定手段2と、この加減速判定
手段が減速状態であることを判定した際にこれに
応答して、前記PWM発生手段から前記スイツチ
素子駆動手段に入力されるパルス幅変調信号に対
して、インバータの出力電圧を下げるよう作用す
るストール防止手段3,5とを備えている。 実施例 第1図においては1はインバータの出力トラン
ジスタ(図示せず)を駆動する、パルス幅変調さ
れたパルスを発生するためのPWM発生器であ
り、第2図のイで示す三角波とロで示す正弦波と
からハに示す矩形波であるPWM波を周波数設定
及びV/Fパターン、加減速時間に従つて出力す
る。なおインバータが3相交流用であれば実際に
は第2図の矩形波から120°ずつずれた波形も出力
される。そして加速、または減速時に、第3図に
示すように正弦波の周波数が変更されると、この
変化にしたがつて矩形波ハの周波数も変更され
る。2はモータの加減速を検出する加減速判別器
であり、周波数設定器8の設定値に対応して得ら
れる加減速調節器9の出力を検出して、周波数が
増加していれば、加速中であることを表わすH
(ハイ)信号、周波数が減少していれば減速中で
あることを表わすL(ロー)信号を出力する。加
減速検出器2の出力はNANDゲート3の一方の
入力に印加され、このNANDゲート3の他方の
入力端子にはストール検出器4からの信号が印加
される。 ストール検出器4はモータの過電流と過電圧を
検出して、過電圧、過電流のときはH、そうでな
いときはLを出力する。NANDゲート3の出力
はANDゲート5に印加され、ANDゲート5の出
力はインバータ7のトランジスタ駆動用のベース
駆動回路6に供給される。 なお周波数設定器8は操作者により設定され、
その設定周波数に対応したアナログ信号を出力
し、このアナログ信号はA/D変換器10でデイ
ジタル信号に変換される。加減速調節器9はモー
タのスタート時にオンとなるスイツチ11の信号
によつて、PWM発生器1の出力周波数を漸増さ
せ、かつ所定時間後に周波数設定器8で設定され
た周波数に設定する信号を出力し、またモータ停
止させるために上記スイツチ11がオフとなると
周波数を漸減させる信号を出力する。 第1図の回路の動作を要約して表1に示す。
【表】 このような構成においてモータの加速中にスト
ール検出器4からストール検出信号が入力される
と、加減速判別器2の出力は『L』(インターロ
ツク)となり、ストール検出信号を受け付けない
でPWM発生器1の出力によつてインバータが制
御される。減速中にストール検出信号が入力され
ると加減速判別器2の出力は『H』(活性)とな
りストール検出信号の受け付け状態となる。即ち
第4図に示すように減速時にストール検出信号が
入力されると、PWM発生器1出力はこのハイレ
ベルのストール検出信号によりNANDゲート3、
アンドゲート5の出力が『L』となつて、第5図
の点線で示すようにPWM発生器3の出力の一
部、したがつてベース駆動回路に供給される
PWM波の一部がカツトされ、この間はモータに
電圧が印加されない。上記の動作から判るよう
に、この考案によればモータの加速中にストール
検出信号が入力されてもインバータ7の出力電圧
を下げずに運転する。一方減速中にストール検出
信号が入力された場合はインバータ7の出力電圧
を下げることができる。 第6図と第7図にインバータの周波数制御方法
の一例のフローチヤートを示す。ステツプ#1で
は使用者が所望のインバータ出力周波数として
XH2を設定する。ステツプ#2,#2′で加減速判
別器2をリセツト(加速時)またはセツト(減速
時)し、ステツプ#3または#3′でインバータの
出力周波数を1PU即ちインバータの単位時間当り
の最小周波数可変量いいかえると最小分解能だけ
加算(加速時)または減算(減速時)する。そし
てステツプ#5に進みインバータの出力電圧、周
波数を制御する。 第7図のタイマ割込はあらかじめ設定した時間
になると、メインルーチンの処理を一時中断して
タイマ割込ルーチンの処理を行なう。リターン命
令にてもとのルーチンの一時中断場所から、それ
以後の処理を行なう。タイマ割込の時間設定はス
テツプ#10で行なう。ステツプ#11では出力され
るパルスは1パルスのみであるためPWM波形と
するには数パルス〜数百パルス(数回〜数百回)
出力しなければならない。即ち、このルーチンを
実行しなければならないメインルーチンにて計算
された現在の出力周波数、出力電圧、変調周期等
より次回のPWM波形データを計算する。 考案の効果 以上詳述したように、この考案は、モータの減
速時にはストール信号が検出されるとインバータ
の出力電圧を下げるので、ストール制御を円滑に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図、第3図、第4図、第5図は第1図の実施例
の要部の動作を示す波形図、第6図と第7図はイ
ンバータの動作を示すフローチヤートである。 1……PWM発生器、2……加減速判別器、4
……ストール検出器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータに給電するインバータの出力周波数を設
    定する周波数設定手段8,10と、 この周波数設定手段からの周波数設定信号に応
    じた基本波周波数と、該周波数に対して予め定め
    られた関数関係にある電圧値とを持つたパルス幅
    変調波形の出力電圧をインバータに発生させるべ
    くパルス幅変調信号を発生するPWM発生手段
    9,1と、 このPWM発生手段からのパルス幅変調信号に
    応じてインバータ内の半導体スイツチ素子をオン
    オフ制御するスイツチ素子駆動手段6と、 インバータの電圧および電流を監視することに
    より、モータのストールを検出するストール検出
    手段4と、 モータが加速状態にあるか減速状態にあるかを
    判定する加減速判定手段2と、 この加減速判定手段が減速状態であることを判
    定した際に前記ストール検出手段からストール発
    生状態である旨のストール検出信号が送出された
    とき、これに応答して、前記PWM発生手段から
    前記スイツチ素子駆動手段に入力されるパルス幅
    変調信号に対して、インバータの出力電圧を下げ
    るよう作用するストール防止手段3,5とを備え
    たことを特徴とするインバータの制御装置。
JP1985027714U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0441759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985027714U JPH0441759Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP1985027714U JPH0441759Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS61144799U JPS61144799U (ja) 1986-09-06
JPH0441759Y2 true JPH0441759Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=30524921

Family Applications (1)

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JP1985027714U Expired JPH0441759Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP (1) JPH0441759Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954816A (ja) * 1972-09-27 1974-05-28
JPS5463218A (en) * 1977-10-27 1979-05-22 Mitsubishi Electric Corp Controller of dc ac converting circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954816A (ja) * 1972-09-27 1974-05-28
JPS5463218A (en) * 1977-10-27 1979-05-22 Mitsubishi Electric Corp Controller of dc ac converting circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61144799U (ja) 1986-09-06

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