JPH0642797B2 - インバ−タ制御回路 - Google Patents
インバ−タ制御回路Info
- Publication number
- JPH0642797B2 JPH0642797B2 JP59216337A JP21633784A JPH0642797B2 JP H0642797 B2 JPH0642797 B2 JP H0642797B2 JP 59216337 A JP59216337 A JP 59216337A JP 21633784 A JP21633784 A JP 21633784A JP H0642797 B2 JPH0642797 B2 JP H0642797B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- output
- frequency
- level
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P27/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
- H02P27/04—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
- H02P27/06—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電動機を負荷としたインバータの制御回路
に関する。
に関する。
従来、加速運転時、あるいは定常運転時、電動機の電流
が過電流として遮断されるべき遮断レベルより低く設定
されたレベル（以下失速防止レベルという）を越える
と、電動機は失速防止レベル以下となるまで加速が停止
されるか、又は所定の減速時間で減速するように制御さ
れていた。
が過電流として遮断されるべき遮断レベルより低く設定
されたレベル（以下失速防止レベルという）を越える
と、電動機は失速防止レベル以下となるまで加速が停止
されるか、又は所定の減速時間で減速するように制御さ
れていた。
従来のインバータ制御回路は、以上のように構成されて
いたので、電動機の加速を停止してもスベリが増大すれ
ばインバータから供給する電流が増大し続け、遮断レベ
ルに至ることがあり、また電動機を所定の減速時間で減
速させても減速時間と電流時定数とが整合していなけれ
ばインバータの電流が遮断レベルに至るか、過度の減速
となって回生状態となるという問題点があった。
いたので、電動機の加速を停止してもスベリが増大すれ
ばインバータから供給する電流が増大し続け、遮断レベ
ルに至ることがあり、また電動機を所定の減速時間で減
速させても減速時間と電流時定数とが整合していなけれ
ばインバータの電流が遮断レベルに至るか、過度の減速
となって回生状態となるという問題点があった。
この発明は、上記のような従来のものの問題点を解決す
るためになされたもので、電動機の加速又は定常運転時
にインバータが過電流状態となること及び電動機が停動
トルク点を越えて失速状態となるのを防止することがで
きるインバータ制御回路を提供することを目的とする。
るためになされたもので、電動機の加速又は定常運転時
にインバータが過電流状態となること及び電動機が停動
トルク点を越えて失速状態となるのを防止することがで
きるインバータ制御回路を提供することを目的とする。
この発明に係るインバータ制御回路は、電動機の電流が
予め設定した失速防止レベルを越えたときは、この電流
レベルに対応するスベリ周波数分だけインバータの出力
周波数を一気に減少させ、かつ、この減少状態を予め設
定した期間だけ保持するように制御するものである。
予め設定した失速防止レベルを越えたときは、この電流
レベルに対応するスベリ周波数分だけインバータの出力
周波数を一気に減少させ、かつ、この減少状態を予め設
定した期間だけ保持するように制御するものである。
電動機の加速又は定常運転時にインバータの電流が失速
防止レベルを越えたときは、此の電流レベルに対応する
スベリ周波数分だけインバータの出力周波数を一気に減
少させることにより、前記目的をよく達成することがで
きる効果がある。
防止レベルを越えたときは、此の電流レベルに対応する
スベリ周波数分だけインバータの出力周波数を一気に減
少させることにより、前記目的をよく達成することがで
きる効果がある。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例によるインバータ制御回路のブ
ロック図である。第１図において、１は直流電源、２は
直流電源１の電圧を平滑化するコンデンサ、３は直流電
源１の電圧を可変周波数かつパルス幅変調された交流電
圧に変換するインバータ、４はインバータ３から変換さ
れた交流電力により駆動される誘導電動機、５は直流電
源１とインバータ３との間の接続線に流れる電流Ｉdcを
変流する変流器、（但し、本実施例では変流器５は用い
ず、次に述べる変流器６を用いた例で示す）、６はイン
バータ３と電動機４との間の接続線を流れる電流Ｉｏを
変流する変流器、７は変流器６の変流出力によりそれら
の一次側を流れる電流Ｉｏを検出する電流検出器、８は
電流検出器７を介して検出される電流Ｉｏが遮断レベル
ＬＢＲ、失速防止レベルＬＯＣを超えたときに信号８ａ
を出力するレベル判別器、９はレベル判別器８の信号８
ａを入力したインバータ制御部であり、第２図にその詳
細なブロック図を示す。１０はインバータ制御部９の信
号９ａによりレベル判別器８の失速防止レベルＬＯＣが
設定されるレベル設定器である。
図はこの発明の一実施例によるインバータ制御回路のブ
ロック図である。第１図において、１は直流電源、２は
直流電源１の電圧を平滑化するコンデンサ、３は直流電
源１の電圧を可変周波数かつパルス幅変調された交流電
圧に変換するインバータ、４はインバータ３から変換さ
れた交流電力により駆動される誘導電動機、５は直流電
源１とインバータ３との間の接続線に流れる電流Ｉdcを
変流する変流器、（但し、本実施例では変流器５は用い
ず、次に述べる変流器６を用いた例で示す）、６はイン
バータ３と電動機４との間の接続線を流れる電流Ｉｏを
変流する変流器、７は変流器６の変流出力によりそれら
の一次側を流れる電流Ｉｏを検出する電流検出器、８は
電流検出器７を介して検出される電流Ｉｏが遮断レベル
ＬＢＲ、失速防止レベルＬＯＣを超えたときに信号８ａ
を出力するレベル判別器、９はレベル判別器８の信号８
ａを入力したインバータ制御部であり、第２図にその詳
細なブロック図を示す。１０はインバータ制御部９の信
号９ａによりレベル判別器８の失速防止レベルＬＯＣが
設定されるレベル設定器である。
第２図において、１１は周波数指令ｆｉを発生する周波
数設定回路、１２は周波数指令ｆｉ、レベル判別器８の
信号８ａ及び信号９ａを入力し、ある時間遅れで周波数
指令ｆｉに追従した出力周波数指令ｆｏを信号８ａが付
勢されていないときに出力し、信号８ａが付勢されてい
るときは信号９ａに応じた周波数分だけ出力周波数指令
ｆｏを減少させ、ある時間Ｔだけこの状態を維持した後
復帰させる周波数処理回路、１３は例えば出力周波数指
令ｆｏ及び電圧対周波数パターンを選別する信号ＳＥＬ
を入力し、信号ＳＥＬにより設定された電圧対周波数パ
ターンに応じて決定されるレベルの信号９ａを出力する
と共に、インバータ３の出力電圧を指令する信号Ｖｏを
出力する電圧処理回路、１４は出力周波数指令ｆｏ及び
出力電圧指令Ｖｏにより制御され、インバータ３の出力
電圧、出力周波数をパルス幅変調により制御する制御信
号９ｂを出力する信号発生器である。
数設定回路、１２は周波数指令ｆｉ、レベル判別器８の
信号８ａ及び信号９ａを入力し、ある時間遅れで周波数
指令ｆｉに追従した出力周波数指令ｆｏを信号８ａが付
勢されていないときに出力し、信号８ａが付勢されてい
るときは信号９ａに応じた周波数分だけ出力周波数指令
ｆｏを減少させ、ある時間Ｔだけこの状態を維持した後
復帰させる周波数処理回路、１３は例えば出力周波数指
令ｆｏ及び電圧対周波数パターンを選別する信号ＳＥＬ
を入力し、信号ＳＥＬにより設定された電圧対周波数パ
ターンに応じて決定されるレベルの信号９ａを出力する
と共に、インバータ３の出力電圧を指令する信号Ｖｏを
出力する電圧処理回路、１４は出力周波数指令ｆｏ及び
出力電圧指令Ｖｏにより制御され、インバータ３の出力
電圧、出力周波数をパルス幅変調により制御する制御信
号９ｂを出力する信号発生器である。
次に動作について説明する。電動機４の回転周波数Ｍ
対電流及びトルクは第３図ａに示すような特性を有す
る。通常の動作状態において、電流検出器７及び変流器
６を介して検出する電動機４の電流Ｉｏは失速防止レベ
ルＬｏｃより小さいので、レベル判別器８は信号８ａを
付勢することはない。このため、周波数処理回路１２は
周波数指令ｉに従って出力周波数指令ｏを出力し、
信号発生器１４は出力周波数指令ｏ及び電圧処理回路
１３の出力電圧指令Ｖｏに従った制御信号９ｂをインバ
ータ３に入力し、インバータ３は電流Ｉｏを電動機４に
供給する。
対電流及びトルクは第３図ａに示すような特性を有す
る。通常の動作状態において、電流検出器７及び変流器
６を介して検出する電動機４の電流Ｉｏは失速防止レベ
ルＬｏｃより小さいので、レベル判別器８は信号８ａを
付勢することはない。このため、周波数処理回路１２は
周波数指令ｉに従って出力周波数指令ｏを出力し、
信号発生器１４は出力周波数指令ｏ及び電圧処理回路
１３の出力電圧指令Ｖｏに従った制御信号９ｂをインバ
ータ３に入力し、インバータ３は電流Ｉｏを電動機４に
供給する。
ここで、電動機４のスベリ周波数ｓが何らかの原因で
増大し、電流Ｉｏが失速防止レベルＬｏｃを超えると、
レベル判別器８は信号８ａを付勢するので、周波数処理
回路１２は電圧処理回路１３の信号９ａに応じて出力周
波数指令ｆｏの値を一気に減少させる。減少させる量
は、Ｌｏｃレベルの電流が流れるスベリ周波数ｓに対
応させる。従って第３図ｂに示すような特性にし、この
状態をある時間Ｔ維持させると電流Ｉｏは減衰を始め
る。これにより電動機４のスベリが増大して失速するの
が防止され、時間Ｔの経過後には再び前述の動作状態と
なる。時間Ｔだけ待ってもＬｏｃレベル以下にならない
場合は、再び所定量だけ周波数を減じ、同様の処理をす
ればよい。
増大し、電流Ｉｏが失速防止レベルＬｏｃを超えると、
レベル判別器８は信号８ａを付勢するので、周波数処理
回路１２は電圧処理回路１３の信号９ａに応じて出力周
波数指令ｆｏの値を一気に減少させる。減少させる量
は、Ｌｏｃレベルの電流が流れるスベリ周波数ｓに対
応させる。従って第３図ｂに示すような特性にし、この
状態をある時間Ｔ維持させると電流Ｉｏは減衰を始め
る。これにより電動機４のスベリが増大して失速するの
が防止され、時間Ｔの経過後には再び前述の動作状態と
なる。時間Ｔだけ待ってもＬｏｃレベル以下にならない
場合は、再び所定量だけ周波数を減じ、同様の処理をす
ればよい。
本実施例においては、パルス幅変調型インバータの例に
ついて示したが、他の方式のインバータでも同様であ
る。
ついて示したが、他の方式のインバータでも同様であ
る。
又、電流検出は出力電流検出例を示したが、インバータ
直流部電流Ｉｄｃを検出しても同様の効果を得る。
直流部電流Ｉｄｃを検出しても同様の効果を得る。
以上のように、この発明によれば、電動機の電流が予め
設定した失速防止レベルを越えたとき、上記電流レベル
に対応するスベリ周波数分だけインバータの出力周波数
を一気に減少させ、この減少状態を予め設定した期間だ
け保持するようにしたので、インバータを過電流状態に
することなく、また電動機を失速させることなく、安定
に運転することができる効果がある。
設定した失速防止レベルを越えたとき、上記電流レベル
に対応するスベリ周波数分だけインバータの出力周波数
を一気に減少させ、この減少状態を予め設定した期間だ
け保持するようにしたので、インバータを過電流状態に
することなく、また電動機を失速させることなく、安定
に運転することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例によるインバータ制御回路
の回路図、第２図は第１図に示すインバータ制御部のブ
ロック図、第３図は電動機の特性図である。 ３…インバータ、４…電動機、８…レベル判別器、１２
…周波数処理回路、１３…電圧処理回路、１４…信号発
生器である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
の回路図、第２図は第１図に示すインバータ制御部のブ
ロック図、第３図は電動機の特性図である。 ３…インバータ、４…電動機、８…レベル判別器、１２
…周波数処理回路、１３…電圧処理回路、１４…信号発
生器である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】可変周波数可変電圧出力により電動機を駆
動するインバータの出力電流が予め設定した電流レベル
を越える値となったときに出力信号を付勢するレベル判
別器と、このレベル判別器の出力信号を入力して前記イ
ンバータを制御するインバータ制御部とを備え、このイ
ンバータ制御部を、前記レベル判別器からの出力信号が
付勢されているときに前記電動機の電流が予め設定され
た失速防止レベルを越えたときは、この電流レベルに対
応するスベリ周波数分だけ前記インバータの出力周波数
を一気に減少させ、かつ、この減少状態を予め設定した
期間だけ保持するように制御する出力周波数指令を出力
する周波数処理回路と、前記出力周波数指令を入力とし
予め設定された周波数対電圧パターンに応じて決定され
るレベル信号及び前記インバータの出力電圧を指令する
指令信号を出力する電圧処理回路と、前記出力周波数指
令及び前記指令信号にもとずいて前記インバータの制御
信号を発生する信号発生器とで構成したことを特徴とす
るインバータ制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59216337A JPH0642797B2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | インバ−タ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59216337A JPH0642797B2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | インバ−タ制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61116995A JPS61116995A (ja) | 1986-06-04 |
| JPH0642797B2 true JPH0642797B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16686960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59216337A Expired - Lifetime JPH0642797B2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | インバ−タ制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642797B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734799A (en) * | 1980-08-09 | 1982-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | Controlling device for motor |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP59216337A patent/JPH0642797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61116995A (ja) | 1986-06-04 |
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