JPS6395857A - インバ−タのスト−ル保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は交流電力を直流電力に変換するインバータのス
トール保護装置に関する。

（従来の技術） 従来の汎用インバータは交流電源の交流電力を順変換器
を介して直流電力に変換し、平滑コンデンサを経て平滑
された直流電力をトランジスタ等の自己消己形素子を使
用した逆変換器により所望の電圧・周波数に逆変換して
誘導電動機に供給し。

この誘導電動機を可変速運転している。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のような過電流保護方式では、ｆｆｉ動機が負荷に
よって拘束された場合には周波数基準を下げて電流を下
げる方向に制御が働くが９人為的にインバータを停止さ
せるか素子過熱でインバータ停止となるまでは運転を継
続することになり負荷に不要な機械的繰り返しストレス
を加える等の不都合がある。よって本発明の目的は、拘
束を検出して速かにインバータを停止させるストレート
保護装置を実現することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するための手段としてインバ
ータの電流検出器と９周波数設定器号と実際の運転周波
数信号とを比較する比較器と、比較器よりの偏差が予め
定められた値を超えた場合に一定の時限をもってインバ
ータを停止させる指令回路とで構成されるインバータの
ストール保護装置を提供する。

（作　　用） 本発明の汎用インバータのストール保護装置は。

周波数設定器より与えられた周波数基準信号と加減速制
限回路の出力信号即ち実際の運転周波数に相当する信号
とを比較してその偏差が予め定められた値を一定の時間
以上超過した場合に拘束と判断しインバータの停止信号
を発生させるように作用する。

（実　施　例） 図面は本発明のインバータの回路構成を示す。

交流電源１の交流電力を順変換器２を介して直流電力に
変換し、平滑コンデンサ１５を経て平滑された直流電力
をトランジスタ等の自己消己形素子を使用した逆変換器
３により所望の電圧・周波数に逆変換して誘導電動機４
に供給しこの誘導電動機を可変速運転する。

制御は以下のように行なわれる０周波数設定器５からの
周波数基準信号は時間遅れ要素をもった加減速制限回路
６を介して電圧周波数変換器７に与えられる。電圧周波
数変換器６からは周波数基準に比例したパルス信号を発
生し主演算部８に与えられこの主演算部により周波数基
準に従った電圧・周波数を得るべくＰＷＭパルス幅変調
の信号を算出しこの信号に従いベースドライブ回路１６
を介して逆変換器３の点弧を制御する。もし、拘束等に
よりインバータが過負荷になった場合には変流器９によ
り直流リンクの電流を検出してその電流値が規定値を超
えた場合に加減速制限回路６において強制的に周波数基
準を下げてインバータの出力電流を低下させる動作をお
こなう、そして。

周波数基準信号および実際の運転周波数信号はそれぞれ
演算増幅器１０．１１を介して比較器１２に導かれる。

過電流が検出されると加減速制限回路６において運転周
波数の基準が強制的に下げられる。

即ち前記比較器１２の出力に偏差があられれる。運転指
令が出ているときに一定の時間以上前記偏差が予め定め
られた値を超えた場合に拘束と判断する。但し、始動時
電動機の加速中の偏差については直ちに拘束とは判断せ
ず正規の加速時間の間は余裕をみる。即ち、始動時の運
転指令が与えられた後正規の加速時間経過後に閉じる運
転信号の接点１３により鎖錠をとる。始動指令後正規の
加速時間が経過した後予め定められた値以上の偏差が限
時要素１４で規定された時間以上の間継続したとき拘束
と判断し主演算部８にインバータの停止指令を与えイン
バータを停止させる。

〔発明の効果〕

以上説明のように２本発明によれば汎用インバータにお
いて拘束が発生した時にその状態が拘束であることを知
り速かにインバータを停止させることにより負荷機械に
不要の機械的ストレスを与えることを防ぐ等の不都合を
防止することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すストール保護装置の構成
図である。 １・・・交流電源　　　　　２・・・順変換器３・・・
通液流器　　　　　４・・・誘導電動機５・・・周波数
設定器　　　６・・・加減速制限回路７・・・電圧周波
数変換器　８・・・主演算部９・・・電流検出器　　　
　１０・・・演算増巾器１１・・・演算増巾器　　　　
１２・・・比較器１３・・・運転信号　　　　　１４川
限時要素１５・・・平滑コンデンサ １６・・・ベースドライブ回路 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　三俣仏文

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流電力を直流電力に変換する整流器、この整流器によ
   って変換された直流電力を自己消弧形素子を使用して所
   望の電圧・周波数に変換する逆変換器と、直流リンク又
   は出力電流を監視して拘束等による過電流発生時強制的
   に電圧・周波数基準を下げる機能とからなるインバータ
   のストール保護装置において、設定周波数信号及び実際
   の運転周波数信号をとり出す演算増巾器と、周波数信号
   を比較する比較器と、運転信号の限時接点と直列に接続
   された限時要素と、前記設定周波数信号及び実際の運転
   周波数信号との間に予め定められた値以上の偏差が生じ
   た場合拘束と判断してインバータを停止させる主演算部
   とを具備したインバータのストール保護装置。