JPS585439Y2 - インバ−タによるカゴ形モ−タの加減速補償回路 - Google Patents

インバ−タによるカゴ形モ−タの加減速補償回路

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JPS585439Y2
JPS585439Y2 JP4436978U JP4436978U JPS585439Y2 JP S585439 Y2 JPS585439 Y2 JP S585439Y2 JP 4436978 U JP4436978 U JP 4436978U JP 4436978 U JP4436978 U JP 4436978U JP S585439 Y2 JPS585439 Y2 JP S585439Y2
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JP
Japan
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inverter
motor
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JP4436978U
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JPS54146306U (ja
Inventor
敏雄 松本
嘉則 神谷
誠 有吉
Original Assignee
株式会社安川電機
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カゴ形モータ(誘導電動機)をインバータに
よりV/f一定になるように制御するものにおいて、脱
調を防止するようにした加減速補償回路に関するもので
ある。
従来のV/f一定制御ではモータに過負荷がかかり、電
流制御:値に達すると、その後はモータ磁束が急激に減
少し4.その結果モータ発生トルクが減少するいわゆる
脱調を生じ、一度トルクダウンすると再加速が不可能で
あった。
本考案は、以上の点にかんがみてなされたもので、過大
負荷がかかり、モータ電圧が低下し、モータ磁束が減少
しても、インバータへの指令周波数f8を減少すること
により、V/fを一定に保ち、脱調を防止する新規な補
償回路を提供するものである。
以下これを図に示す実施例について説明する。
第1図は、本考案の第1の実施例のブロックダイアグラ
ムで、1は電源、2は変流器、3はサイリスタからなる
コンバータ、4は直流リアクトル、5はサイリスタで構
成されたインバータ、6はカゴ形モータ(誘導電動機)
、7は速度指令N5設定部、8゜14.20.23はダ
イオード、9,11.15.18は混合器、10は電圧
アンプ、12は電流アンプ、13は移相器、16は周波
数指令器で、入力値から直線的に漸増・漸減した出力を
うる直線加減速器で構成している。
17は入力に対して一定比率二二で90%で出力させる
関数発生器、19はマイナス出力をカットしたアンプ、
21は発振器、22はリングカウンタ、24は電圧変成
器、f5は指令周波数、■やは検出電流値である。
第1図において、加速時や定格回転時に過負荷が加わっ
てモータ電圧EMが低下し、モータ磁束φMに比例する
V/fの値が定格値の90%未満に達すると、この電圧
EMの値より関数発生器17の出力が大きくなるため混
合器18の出力は正となる。
したがってアンプ19の出力が送出され、このアンプ1
9の出力は、速度指令N5設定部7からの周波数設定値
から、混合器15で減算され、混合器15の出力は直線
加減速器16に入力する。
したがって、指令周波数f8が低下するからV/fつま
りモータ磁束φMは増大し、モータ発生トルクは過負荷
でも最大トルクに保たれることになる。
指令周波数fsの低下により、関数発生器17の出力が
EM以下になればアンプ19の出力は送出されなくなる
ここで、混合器15→周波数指令器16→関数発生器1
7→混合器18→アンプ19→混合器15からなる補償
制御マイナーループの伝達関数を求めると、 となる。
ここで、Tは直線加減速器16の積分時間(たとえば1
秒)Aはアンプ19の増幅率(たとえば10倍)F、は
定格周波数(たとえば60 Hz)EMは検出電圧値(
たとえば6 V/200 V)f8はインバータ指令周
波数 Sはラプラス変換の演算子 をあられす。
すなわち、補償制御ループが働いているあいだは、f5
はF5に対し1次おくれの形で与えられることになるか
ら、過負荷状態となりモータ速度が低下しても再度加速
することが容易となる。
φMが90%以上であれば、周波数指令器16のみによ
ってモータ周波数fが加減される。
なお、本実施例においては関数発生器17の入出力比を
0.9とじているが、これを、たとえば1にすると、E
Mが0.99に低下したような場合、ただちに電圧Vが
上昇し、fsが小さくなろうとするので、EMとfsが
いわば相互干渉を生じやすくなる。
したがって、このような相互干渉を生じない程度に入出
力比を設定すればよいが、あまり小さくすると再加速困
難となる。
実験によると、0.85〜0.95が適当である。
なお、ダイオード20は、減速時に速度指令N5設定部
7からの指令が急に零におちてもE5指令が急に零にな
らないようにするために設けられており、モータを停止
させようとする電流を流しておくためのものである。
第2図の実施例は、指令が零になってもモータが回転し
ていわゆる減速失敗を生じないようにしたもので、第1
図の回路に比較器25、掛算器26を追加して、比較器
25により直流リアクトル4の出力側電圧EDCの極性
を判定し、掛算器26の出力を電動時はプラス、制動時
はマイナスとし、混合器15で電動時には周波数を減じ
、制動時には周波数を増すように作用させる。
なお、モータが電動時であるか制動時であるかの判定は
、電流形インバータでは電圧EDCにより、電圧計イン
バータでは、インバータ入力段に設けたコンデンサのイ
ンバータ側電流■Dcの極性により判定してもよく、ま
た負荷モータの力率ベクトルにより検出することもでき
る。
上述のように、本考案は、モータの検出電圧が周波数指
令の85〜95%に相当する電圧より小さくなると、そ
の差に応じて前記周波数を減少させるように補償マイナ
ーループを設けであるから、過負荷などによるトルク低
下をなくシ、加減速を良好に行なわせることができ、イ
ンバータ性能を向上させ、直流レオナードと同様の効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロックダイアダラム、
第2図は他の実施例を示すブロックダイアダラムである
。 1は電源、3はコンバータ、4は直流リアクトル、5は
インバータ、6はカゴ形モータ、7は速度指令N5設定
部、8.14,20.23はダイオード、9,11,1
5.18は混合器、10.19は電圧アンプ、12は電
流アンプ、13は移相器、16は周波数指令器、17は
関数発生器、21は発振器、22はリングカウンタ、2
4は電圧変成器、25は比較器、26は掛算器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インバータによってV/f一定制御を行なうようにした
    カゴ形モータの制御装置において、速度指令N8設定部
    からの速度指令を入力とし周波数指令を出力する周波数
    指令器と並列に、前記周波数指令器の出力周波数の0.
    85〜0.95%に相当する電圧を発生させる関数発生
    器と、この関数発生器の出力とモータの検出電圧とを比
    較して関数発生器出力が大きいときにその差に応じた出
    力を前記周波数指令器の入力側に負帰還させるアンプと
    をそなえた補償マイナーループを設けたことを特徴とす
    るインバータによるカゴ形モータの加減速補償回路。
JP4436978U 1978-04-03 1978-04-03 インバ−タによるカゴ形モ−タの加減速補償回路 Expired JPS585439Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54146306U JPS54146306U (ja) 1979-10-11
JPS585439Y2 true JPS585439Y2 (ja) 1983-01-29

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