JPH0441640B2 - - Google Patents

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JPH0441640B2
JPH0441640B2 JP17313887A JP17313887A JPH0441640B2 JP H0441640 B2 JPH0441640 B2 JP H0441640B2 JP 17313887 A JP17313887 A JP 17313887A JP 17313887 A JP17313887 A JP 17313887A JP H0441640 B2 JPH0441640 B2 JP H0441640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation knob
motor
power
switch
hair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17313887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6323690A (ja
Inventor
Kazunori Ninomya
Masayasu Irisa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP17313887A priority Critical patent/JPS6323690A/ja
Publication of JPS6323690A publication Critical patent/JPS6323690A/ja
Publication of JPH0441640B2 publication Critical patent/JPH0441640B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気バリカンに係り、消費電力の節
減を図ることを主眼とする。
〔実施例〕
従来、電気バリカンにおいては丸刈りのほか、
すき刈りや際刈りが行われるようになつている。
しかし、すき刈りや際刈りの場合は丸刈りに比
較し、毛をカツトする本数が極めて少ないにも拘
わらず、丸刈りの場合と同じパワーでモータを回
転駆動しており、それだけ電力消費の無駄があつ
た。また、際刈りやすき刈りのような仕上げ刈り
の際は、その仕上げ精度を上げるうえで本体の振
動を低減し、手に伝わる振動による手振れを極力
少なくして作業を行い得るようにすることが好ま
しい。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる事実に着目して、丸刈り以
外のすき刈り等の時にはモータのパパワーを落と
して消費電力の削減および振動の低減を図り、ま
たモータのパワーの切換えの誤操作を防止できる
電気バリカンを提供しようとするものである。
〔実施例〕
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図ないし第5図にこの発明に係る電気バリ
カンを例示しており、これの本体ケース1内に前
から順にバリカン型刈取装置2、これを駆動する
振動子3、モータ4および電池5が収容され、ま
た同ケース1にすき刈り用の毛導入量調整具6が
一体に常備される。
刈取装置2は、本体ケース1の内部前端に固着
した固定刃7と、固定刃7の上面に対し摺動接触
自在な可動刃8とからなり、可動刃8の上面に突
設した突起9に振動子3の先端のアーム10を係
合させて可動刃8がモータ4の回転を振動子3を
介して左右方向に振動するようにしてある。
本体ケース1の上壁にはスイツチ操作ノブ11
を前後方向にスライド自在に装着し、該ノブ11
のスライド操作と連繋して、モータ4の通電回路
に介装されたパワーセーブスイツチ12を切換え
る。
パワーセーブスイツチ12はその可動電極13
を電池5のプラス極に接続するとともに、パワー
セーブスイツチ12の第1接点14をモータ4に
直結し、第2接点15を開放し、第3接点16を
ダイオード17を介してモータ4に繋いでいる。
従つて、パワーセーブスイツチ12の操作ノブ1
1は、前後方向の後端のオフ位置Aより前方のオ
ン位置Bに移動すると、パワーセーブスイツチ1
2は第1接点14側に入るのでモータ4は電池5
に直接繋がれ、通常の回転数のハイパワーで回転
する。オン位置Bより更に前方のオン位置Cに移
動すると、パワーセーブスイツチ12は第3接点
16側に入り、電池5はダイオード17を介して
モータ4の両端に接続される。この時モータ4に
はダイオード17による電圧降下分だけ電池5の
出力電圧より低い電圧が印加され、モータ4は通
常より遅い回転速度で回転する。従つて前記操作
ノブ11のオン位置Cはローパワーのオン位置と
なる。
すき刈り用の毛導入量調整具6は、本体ケース
1の上壁前端部に前後方向に出退自在に装着した
すき刈り櫛基板18と、該櫛基板18の前端に溝
19を列設した櫛歯20とからなり、櫛基板18
の後端には操作ノブ移動規制部21を前記スイツ
チ12の操作ノブ11と対応すべく凹欠形成して
なる。そしてこの毛導入量調整具6が後方に退入
移動したその不使用状態では、櫛歯20が可動歯
8の刃先の後方に退避しているため、固定刃7と
可動刃8で丸刈り可能とするとともに、操作ノブ
移動規制部21がスイツチ操作ノブ11のローパ
ワー位置Cへの移動を隠蔽規制するため、操作ノ
ブ11はハイパワーのオン位置Bにのみ切換え移
動可能にする。毛導入量調整具6を前方に突出移
動させた使用状態では、櫛歯20の溝19が可動
刃8の刃先とラツプして該溝19に導入する毛の
みがすき刈り可能となるとともに、操作ノブ移動
規制部21の前方移動によりスイツチ操作ノブ1
1をローパワーのオン位置Cにまで切換え移動可
能とする。なお毛導入量調整具6は、その櫛基板
18の内側面に設けた突起23を、本体ケース1
側に設けた前後の凹部24,25に選択的に嵌合
するとこにより、その使用位置または不使用位置
の状態が保持される。
しかるときは、第3図に示す如く毛導入量調整
具6が後方に退入移動した不使用状態にあるとき
操作ノブ11をハイパワーのオン位置Bに切換え
移動させると、丸刈りの負荷に合うハイパワーで
モータ4は通常の回転数で回転して可動刃8を駆
動することになる。このとき、毛導入量調整具6
は操作ノブ移動規制部21でローパワーのオン位
置Cを隠蔽規制しているので、操作ノブ11を誤
つてローパワーのオン位置Cにまで切換え移動さ
せる危惧はない。
すき刈りに際しては、第1図および第3図に示
す如く毛導入量調整具6を前方に突出移動させ、
操作ノブ11をローパワーのオン位置Cに切換え
移動させると、電池5はダイオード17を介して
モータ4に接続されてローパワー回路を形成す
る。従つてモータ4にはダイオード17による電
圧降下分だけ電池5の出力電圧より低い電圧が印
加され、モータ4は通常の回転速度より遅い、例
えば定常時の1/2回転速度で回転して可動刃8を
駆動することになる。
このようなパワーセーブ手段は、モータの極数
を2種から4種へ切換えるような手段やスイツチ
ングレギユレータのパルス数の変更による印加電
圧制御によることもでき、ここで言うパワーセー
ブ手段は、周知の回転数制御手段を用いるもので
ある。
また、パワーセーブスイツチ12の操作ノブ1
1は、オフ位置Aよりハイパワーのオン位置Bに
移動させたうえでローパワーのオン位置Cに切換
わる様にしてあるので、毛導入量調整具6の使用
時に、ハイパワー側に切換えて定常回転速度に達
してから後ローパワー側に切換わるので、ローパ
ワー側へ切換えた際のモータ4への入力パワーが
小さい場合でも、駆動トルクが不足して起動ミス
を起こす虞れはない。
なお、パワーセーブスイツチ12の操作ノブ1
1の操作形態はスライド式のほかに、例えば、回
転式であつてもよい。また、すき刈り用の毛導入
量調整具6は上記した外装式に代え、第6図に示
す如く本体ケース1の内部に組み込む内装式にお
いても同様に適用できる。なお、第6図中、22
は毛導入量調整具6に設けたこの出退操作用のノ
ブを示す。
毛導入量調整具6としては上記すき刈り櫛以外
に、例えば第8図に示す如く際刈り具等の場合も
ある。
上記実施例ではモータ4の回転速度を丸刈り時
とすき刈り時の2段階に切換え可能としたが、丸
刈り時、すき刈り多い目時、すき刈り少な目時の
3段階、あるいはこれ以上に切換え可能にしても
よい。この場合、第7図の如く、低下させるべき
電圧に対応して、通電回路中に直列に介装するダ
イオード22,23の数を順次増加させることに
なる。
更にパワーセーブスイツチ12は、パワー切換
え専用と電源オンオフ用とに分けて配設するよう
にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の電気バリカン
によれば、モータ4のパワーを高低数段階に切換
えられるパワーセーブスイツチ12を備えて毛導
入量調整具6の使用時にモータ4のパワーを落と
すようにしたものであるから、とくに電池式おい
ては電池の可使時間を延長できる。しかも、毛導
入量調整具6に操作ノブ移動規制部21を設けて
この不使用時には該操作ノブ移動規制部21で操
作ノブ11がローパワーのオン位置Cに移動する
ことのない様にし、その使用時にはじめてローパ
ワーのオン位置Cに切換え可能としてあるので、
丸刈り時にローパワーに切換えるという操作ミス
を防止できて取扱至便である。加えて、すき刈り
や際刈り時においてモータ4の回転数を落とすこ
とにより、本体に伝わる振動を低減させて、手振
れを防ぎ、カツトミスを防止するとともに、刈り
過ぎる恐怖感を和らげ、また回転数変化の音の変
化で毛を刈る量が感覚的に把握でき、更に耳周り
を刈る時音量が低下することにより、耳障り少な
く快適な使用状態が得られる。また毛導入量調整
具6は本体ケース1に一体的に常備してあるの
で、実際の使用に際して、着脱式の毛導入量調整
具の如きその所在を見失うことがない等の利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電気バリカンの一実施
例を示す外観斜視図、第2図は内部を示す平面
図、第3図は毛導入量調整具の不使用状態の平面
図、第4図は毛導入量調整具の使用状態の平面
図、第5図は電気回路図である。第6図はこの発
明の他の実施例を示す電気バリカンの斜視図であ
る。第7図は電気回路の他の実施例である。 第8図はこの発明の更に他の実施例を示す電気
バリカンの斜視図である。 1…本体ケース、4…モータ、6…毛導入量調
整具、7…固定刃、8…可動刃、11…操作ノ
ブ、12…パワーセーブスイツチ、21…操作ノ
ブ移動規制部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定刃7と、固定刃7に摺動接触する可動刃
    8と、可動刃8を駆動するモータ4と、使用位置
    と不便用位置とに切替え操作可能に常備されて使
    用位置において固定刃7に対する毛導入量を制御
    する毛導入量調整具6と、モータ4のパワーを数
    段階に切換え可能なパワーセーブスイツチ12
    と、該スイツチ12の操作ノブ11とを備え、前
    記毛導入量調整具6に、これが不使用位置にある
    とき前記操作ノブ11のローパワー位置への移動
    を阻止し、使用位置に切換えたときにはじめて操
    作ノブ11のローパワー位置への移動を可能とす
    る操作ノブ移動規制部21が設けられていること
    を特徴とする電気バリカン。
JP17313887A 1987-07-10 1987-07-10 電気バリカン Granted JPS6323690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17313887A JPS6323690A (ja) 1987-07-10 1987-07-10 電気バリカン

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JP17313887A JPS6323690A (ja) 1987-07-10 1987-07-10 電気バリカン

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Publication Number Publication Date
JPS6323690A JPS6323690A (ja) 1988-01-30
JPH0441640B2 true JPH0441640B2 (ja) 1992-07-08

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JP17313887A Granted JPS6323690A (ja) 1987-07-10 1987-07-10 電気バリカン

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JPS6323690A (ja) 1988-01-30

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